JP2012074796A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 3次元表示の方式や仕様、元の2次元画像を容易に認識できる印刷物が得られる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 外部装置26より画像データを受信するデータ受信部6と、画像データから3次元表示印刷データと該3次元表示印刷データの2次元表示印刷データを生成する印刷データ出力部7と、3次元表示印刷データと2次元表示印刷データを同一媒体に印刷する印刷部4とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、3次元画像データの印刷を行う画像形成装置に関するものである。
従来、紙などの印刷媒体に印刷した画像に3次元の視覚的効果(立体視)を与えるための各種方法が提案されている。
印刷画像に3次元の視覚効果を与える方法として、専用の眼鏡を使用する方法と、専用の眼鏡を使わずに裸眼で行う方法とが知られている。前者の方法には、アナグリフ方式、偏光フィルタ方式、液晶シャッタ方式等があり、後者の方法には、サイドバイサイド方式、パララックスバリア方式、レンチキュラレンズ方式等がある。以降、これらの方式を総称して、3次元表示方式と呼ぶ。
アナグリフ方式は、補色関係にある2色(通常は赤と青)を用い、左右異なる角度から撮影することにより両眼視差を付けた2枚の画像を上記赤と青のカラーフィルタの付いた眼鏡で観察することで立体視を可能とするものである。
偏光フィルタ方式は、左右の画像に直交する直線偏光をかけて重ねて投影し、これを偏光フィルタの付いた眼鏡で観察することで立体視を可能とするものである。
液晶シャッタ方式は、両眼視差の付いた2枚の画像を左右の視界が交互に遮蔽される液晶シャッタを備えた眼鏡で観察することで立体視を可能とするものである。
サイドバイサイド方式は、左目用の画像と右目用の画像の2フレームを並べることで裸眼にて立体視可能とするものである。
パララックスバリア方式は、スリット状の開口部の裏側に左目用の画像と右目用の画像をストライプ状に交互に配置し、上記開口部を通して観察することで裸眼にて立体視可能とするものである。
レンチキュラレンズ方式は、かまぼこ型のアクリルレンズを多数シート状に配置したレンチキュラレンズの焦点面に、多方向から撮影した両眼視差の付いた2枚以上の画像をストライプ状に配置し、上記レンズシートを通して観察することで裸眼にて立体視可能とするものである(例えば、特許文献1参照)。
このように、上述した複数の3次元表示方式は、何れも左右の目に視差を生じさせた別々の画像を見せることで、3次元の視覚的効果を得るものである。
特開平11−149126号公報
ところで、3次元の視覚的効果を得るための方式は、上記のように多数存在するため、印刷された3次元表示用の画像を見て対応する3次元表示方式やその仕様を判断することは極めて困難である。
例えば、レンチキュラレンズ方式の場合では、画像の種類や解像度、レンズの方向などが一意ではなく、画像の種類として3次元画像やチェンジングがあり、解像度として40LPI(Line Per Inch)や100LPIがあり、レンチキュラレンズの方向にも縦方向と横方向とがある。従って、所定の仕様に基づいて作成された3次元表示用の画像は、それに対応するレンチキュラレンズを使用しなければ、所望の視覚的効果を得ることはできない。このことは、他の3次元表示方式についても同様である。
尚、上述の「チェンジング」とは、例えば、絵柄の異なるA画像とB画像があり、右側から見るとA画像が見え、左側から見るとB画像が見えるという視覚的効果を指し、見る角度を換える度に絵柄が切り替わるというものである。
また、3次元表示方式によっては、3次元表示用の画像を見ても元の画像(2次元画像)がどのような画像であったのかを判断できない場合もある。このため、複数のユーザが共用プリンタ等から3次元表示用の画像を印刷した場合、複数の印刷物の中から自身の印刷物がどれであるか見分けることができない場合もある。
従って、ユーザが3次元表示用の印刷物を作成し、それを後日使用するために保存しておくような場合に、作成した3次元表示用の印刷画像を見て対応する3次元表示方式や仕様、或いは元の画像等を判断できないと、その印刷物を厳格に管理できなくなる。
本願発明は、係る問題に鑑みなされたもので、3次元表示の方式や仕様、元の2次元画像等を容易に認識できる印刷物が得られる画像形成装置を提供することを目的としている。
すなわち、本発明は、外部装置より画像データを受信するデータ受信部と、上記画像データから3次元表示印刷データと該3次元表示印刷データの2次元表示印刷データを生成する印刷データ出力部と、上記3次元表示印刷データと上記2次元表示印刷データを同一媒体に印刷する印刷部とを有することを特徴としている。
本発明によれば、3次元表示用画像データを媒体に印刷する際、該3次元表示用画像データとともに3次元画像属性情報と3次元表示用画像データより生成した2次元表示用画像データを同一媒体に印刷するようにしたので、該印刷物より3次元表示の方式や仕様、元の2次元画像を容易に認識することができる。従って、ユーザは、3次元画像を観察する際に、印刷画像にて認識した正規の3次元表示方式や仕様を用いることにより、所望の視覚的効果を得ることができる。
また、印刷物を保存しておく場合の管理も容易である。
実施例1によるプリンタの構成を示すブロック図である。 画像データの構成を示す図である。 実施例1による3次元表示用画像データを示す図である。 実施例1によるビットマップデータの構成を示す図である。 実施例2によるプリンタの構成を示すブロック図である。 レイアウト情報を示す図である。 実施例2による3次元表示用画像データを示す図である。 実施例2によるビットマップデータの構成を示す図である。
以下、図1〜図8に基づいて、本発明に係る画像形成装置の実施の形態を説明する。
本実施形態では、3次元表示方式としてレンチキュラレンズ方式を用いた場合を説明する。
先ず、図1を用いて、実施例1による画像形成装置としてのプリンタ20の構成を説明する。図1は、実施例1によるプリンタの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施例のプリンタ20は、主制御部1、ROM2、RAM3、印刷部4、インタフェース制御部5、画像データ受信部6、印刷データ出力部7を備え、これらが内部バス9を介して相互に接続されている。
また、本構成のプリンタ20には、ネットワーク25(有線LAN:Local Area Network)を介し、外部装置としてホストPC26が接続されている。
上記主制御部1は、装置全体の制御を行う部分であり、動作の制御は、搭載されたCPU(図示せず)が制御プログラムを実行することにより行われる。
制御プログラムは、ROM2(Read Only Memory)に格納されており、制御の際の各種データはRAM3(Random Access Memory)に一時格納される。
上記インタフェース制御部5は、ネットワーク25を介して接続されたホストPC26との間で通信制御を行う部分である。
上記画像データ受信部6は、インタフェース制御部5の通信制御により、ホストPC26から画像データを受信する部分である。受信した画像データは、RAM3に一時格納される。
上記印刷データ出力部7は、画像データ受信部6が受信した画像データを印刷部4にて印刷可能なように、ビットマップデータに展開する部分である。生成されたビットマップデータは、RAM3に一時格納される。
上記印刷部4は、印刷データ出力部7が生成したビットマップデータを紙などの媒体に印刷するため、印刷プロセス制御を実行する部分である。
ホストPC26は、3次元表示用の画像データを作成するためのアプリケーションを実行し、作成された画像データを印刷ジョブとしてネットワーク25を介してプリンタ20に送信する。
次に、図2〜図4を用い、図1を参照して実施例1の動作を説明する。
本実施例の動作は、プリンタ20が、ホストPC26から3次元表示用画像データを受信し、該3次元表示用画像データより2次元表示用画像データを作成すると共に、該3次元表示用画像データと、作成した2次元表示用画像データを同一の媒体に印刷する例である。ここでは、3次元表示方式としてレンチキュラレンズ方式を使用する。
先ず、ホストPC26側の動作を説明する。
ホストPC26にて、レンチキュラレンズ方式による3次元表示用画像データ作成のためのアプリケーションを実行する。
該アプリケーションでは、ユーザが用意した右目用の画像(A)と左目用の画像(B)の2枚の画像がホストPC26に取り込まれると共に、これらの2枚の画像(A)、(B)を元に、ユーザがホストPC26上で指定したレンチキュラレンズ方式の仕様に基づいて、後述するように、上記2枚の画像(A)、(B)が、1つの3次元表示用画像データに編集される。
本実施例のレンチキュラレンズ方式の仕様によれば、画像種類は3次元画像、解像度は100LPI、方向は縦が指定されている。尚、上記仕様において、方向の縦とは、かまぼこ型のアクリルレンズが多数個縦方向に配置された構造を示している。
次に、ユーザがホストPC26より印刷の指示をすると、ホストPC26上にてプリンタドライバが作動し、アプリケーションの実行により作成されたレンチキュラレンズ方式についての3次元画像属性情報と3次元表示用画像データより画像データ(印刷ジョブ)が作成され、該画像データがプリンタ20に送信される。
図2に、ホストPC26にて作成された画像データ100の構成を示す。
図2に示すように、画像データ100には、3次元画像属性情報101と、該3次元画像属性情報101に基づいて作成された3次元表示用画像データ200が含まれている。
上記3次元画像属性情報101は、ユーザがホストPC26にて設定した上記仕様に基づいて作成されるものである。
図3に、本実施例の3次元表示用画像データ200を示す。
図3に示すように、3次元表示用画像データ200は、レンチキュラレンズ方式による3次元画像を表しており、ユーザが用意した右目用画像(A)と左目用画像(B)がそれぞれ細長く短冊状に分割され、それらが、右目用画像データ列(A1,A2,A3,・・・An)と左目用画像データ列(B1,B2,B3,・・・Bn)として、図3の左側から右方向に交互に並ぶ(すなわち、A1,B1,A2,B2,A3,B3,・・・・An,Bn)ように編集されている。
図3中、A1は右目用画像データ列の最も左側(1番目)の画像データ列、Anは最も右側(n番目)の画像データ列である。B1は左目用画像データ列の最も左側(1番目)のデータ列、Bnは最も右側(n番目)の画像データ列である。
画像データ列(A1,B1,A2,B2,A3,B3,・・・・An,Bn)の各幅Wは、仕様上の解像度が100LPIであるから、0.254mmとなっている。すなわち、幅方向0.254mmおきに右目用画像データ列と左目用画像データ列とが交互に存在するデータ構成となっている。
次に、プリンタ20側の動作を説明する。
プリンタ20において、インタフェース制御部5は、ネットワーク25を介してホストPC26との間で所定の通信規格に準じた通信制御を行う。
画像データ受信部6は、ホストPC26から印刷ジョブとして画像データ100を受信すると、受信した画像データ100(図2)を印刷データ出力部7に送る。
印刷データ出力部7は、受け取った画像データ100の内容を解析して、該画像データ100中に3次元画像属性情報101が含まれているか否かを判断する。
3次元画像属性情報101が含まれている場合は、本印刷ジョブが3次元画像の印刷であると認識して、3次元画像属性情報101に続く3次元表示用画像データ200より、元の画像データである2次元表示用画像データを生成する。
2次元表示用画像データの生成手順は以下の通りである。
印刷データ出力部7は、先ず、取得した3次元画像属性情報101を解析し、印刷要求のあった画像は、レンチキュラレンズ方式の3次元画像で、解像度が100LPI、方向は縦であることを認識する。
次に、3次元画像属性情報101の解像度が100LPIであることから、画像データ列の幅Wが0.254mmであると判断し、3次元表示用画像データ200の左端から幅0.245mmの画像データ列(A1)を抜き出し、続いて、幅0.254mm空けた次の幅0.254mmの画像データ列(A2)を抜き出す。
同様の手順にて、画像データ列(A3)から画像データ列(An)までの画像データ列を順次抜き出し、各々画像データ列(A1,A2,A3,・・・An)を結合して1つの画像データ、すなわち、2次元表示用画像データ(A)を生成する。
係る画像データの編集処理は、RAM3上での各画像データ列の読み出しや書き込み制御により行なわれる。
尚、本例では、2次元表示用画像データの生成に際し、右目用画像データ列(A1,A2,A3,・・・An)を使用したが、これに限るものではなく、左目用画像データ列(B1,B2,B3,・・・Bn)を使用しても良い。
続いて、上記手順にて生成された2次元表示用画像データを含む印刷用のビットマップデータ300を作成する。
図4に、本実施例によるビットマップデータ300の構成を示す。
図4に示すように、ビットマップデータ300の上端には、3次元画像属性情報101のテキスト表示301が配置され、その下に3次元表示用画像データ200が配置される。また、上記2次元表示用画像データ302は、適切に縮小されて3次元表示用画像データ200の左下端に配置される。
他方、画像データ100を解析した結果、該画像データ100中に3次元画像属性情報101が含まれていない場合、印刷データ出力部7は、受信した印刷ジョブが3次元画像の印刷ではなく、通常の印刷、すなわち、2次元画像の印刷であると認識して、印刷ジョブに添付される画像データ200(この場合は、画像データ200として、ホストPC26より2次元表示用画像データが送られてくる)のみをビットマップデータに展開する。
このようにして生成されたビットマップデータ300は、印刷データ出力部7より印刷部4に送られ、該印刷部4において、該ビットマップデータ300に基づく所定の印刷プロセス制御が実行されることにより、紙などの媒体に印刷される。
以上、実施例1によれば、ホストPC26から受信した3次元表示用画像データを媒体に印刷する際、該3次元表示用画像データの他に、3次元画像属性情報と3次元表示用画像データより生成した2次元表示用画像データを同一媒体上に印刷するようにしたので、該印刷物より、3次元表示の方式や仕様、元の2次元画像等を容易に認識することができる。従って、ユーザは、印刷物を観察する際に上記印刷画像より判断した正規の3次元表示方式や仕様を使用することにより、所望の視覚的効果を得ることができる。
また、ユーザが印刷物より3次元表示の方式や仕様、元の2次元画像を容易に判断できれば、該印刷物を保存しておく場合の管理も容易である。
次に、図5を用いて、実施例2によるプリンタ30の構成を説明する。図5は、実施例2によるプリンタ30の構成を示すブロック図である。
図5に示すように、本実施例のプリンタ30は、実施例1(図1)と略同様であるが、実施例1の構成に加え、内部バス9に接続されたレイアウト記憶部8を備える点が実施例1と相異している。尚、実施例1と同様の部分については説明を省略する。
レイアウト記憶部8は、各々3次元表示方式、仕様に対応する2次元画像(ビットマップデータ)のレイアウト情報を保持しておく部分である。レイアウト情報は、プリンタ30の図示しない操作パネル(設定部)の操作により、ユーザが設定しておく情報である。
次に、図6〜図8を用い、図5を参照して実施例2の動作を説明する。
本実施例の動作は、印刷データ出力部7が、レイアウト記憶部8の保持情報に基づいてビットマップデータを生成し、印刷する例である。
図6に、レイアウト記憶部8が保持するレイアウト情報を示す。
本実施例では、アナグリフ方式、偏光フィルタ方式、液晶シャッタ方式、サイドバイサイド方式、パララックスバリア方式、レンチキュラレンズ方式の3次元画像、同じくレンチキュラレンズ方式のチェンジング、の各方式や仕様につき、これらに対応する2次元画像データのレイアウト情報(印刷範囲)が設定されている。
すなわち、上記3次元表示方式の内、アナグリフ方式、偏光フィルタ方式、液晶シャッタ方式、パララックスバリア方式、レンチキュラレンズ方式の3次元画像、については、「右目用の2次元画像のみを表示する」というレイアウト情報が設定されている。
サイドバイサイド方式については、右目用の画像と左目用の画像が独立しているため、「2次元画像は表示しない」というレイアウト情報が設定されている。
レンチキュラレンズ方式のチェンジングについては、全く関連のない複数の画像が含まれている可能性があるので、(画像データに添付される)「全ての画像を2次元表示する」というレイアウト情報が設定されている。
次に、ユーザがレンチキュラレンズ方式のチェンジング画像データを印刷する場合を説明する。
先ず、ホストPC26側の動作を説明する。
ホストPC26にて、レンチキュラレンズ方式による3次元表示用画像データ作成のためのアプリケーションを実行する。該アプリケーションでは、ユーザが用意した画像(本実施例では、4枚の画像(A)、(B)、(C)、(D))がホストPC26に取り込まれる共に、これらの画像(A)〜(D)を元に、ユーザが指定したレンチキュラレンズ方式の仕様に基づき、後述するように、上記4枚の画像(A)〜(D)が、1つの3次元表示用画像データに編集される。
本実施例のレンチキュラレンズ方式の仕様によれば、画像種類はチェンジング、解像度は100LPI、方向は縦が指定されている。
次に、ユーザがホストPC26より印刷の指示をすると、ホストPC26上においてプリンタドライバが作動し、アプリケーションの実行により作成されたレンチキュラレンズ方式についての3次元画像属性情報と3次元表示用画像データより画像データ(印刷ジョブ)が作成され、該画像データがプリンタ30に送信される。
図7に、ホストPC26にて作成された画像データに含まれる3次元表示用画像データ400を示す。
尚、図示しないが、上記画像データには、3次元表示用画像データの他、ユーザがホストPC26上で設定した仕様に基づいて生成された『方式がレンチキュラレンズ方式で、画像種類がチェンジング(4枚)で、解像度が100LPIで、方向が縦』の情報を有する3次元画像データ属性情報(101)が含まれている。
図7に示すように、3次元表示用画像データ400は、レンチキュラレンズ方式のチェンジング画像を表しており、ユーザが用意した4枚の画像(A)、(B)、(C)、(D)がそれぞれ細長く短冊状に分割され、それらが、画像(A)のデータ列(A1,A2,A3,・・・An)と画像(B)のデータ列(B1,B2,B3,・・・Bn)と画像(C)のデータ列(C1,C2,C3,・・・Cn)と画像(D)のデータ列(D1,D2,D3,・・・Dn)として、図7の左側から右方向に交互に並ぶ(すなわち、A1,B1,C1,D1,A2,B2,C2,D2・・・・An,Bn,Cn,Dn)ように編集されている。
ここで、図中のA1は、画像(A)のデータ列の最も左側(1番目)の画像データ列、Anは、最も右側(n番目)の画像データ列である。B1は、画像(B)のデータ列の最も左側(1番目)の画像データ列、Bnは、最も右側(n番目)の画像データ列である。C1は、画像(C)のデータ列の最も左側(1番目)の画像データ列、Cnは、最も右側(n番目)の画像データ列である。D1は、画像(D)のデータ列の最も左側(1番目)の画像データ列、Dnは、最も右側(n番目)の画像データ列である。
画像データ列(A1,B1,C1,D1,A2,B2,C2,D2・・・・An,Bn,Cn,Dn)の各幅Wは、仕様上の解像度が100LPIであるから、0.254mmとなっている。
すなわち、幅方向0.254mm×3(0.762mm)おきに画像(A)データ列と画像(B)データ列と画像(C)データ列と画像(D)データ列の4つの画像データ列が交互に存在するデータ構成となっている。
次に、プリンタ30側の動作を説明する。
プリンタ30において、インタフェース制御部5は、ネットワーク25を介してホストPC26との間で通信を行う。画像データ受信部6は、ホストPC26から印刷ジョブとして画像データを受信すると、受信した画像データを印刷データ出力部7に送る。
印刷データ出力部7は、受け取った画像データの内容を解析して、該画像データ中に3次元画像属性情報(101)が含まれているか否かを判断する。
3次元画像属性情報(101)が含まれている場合は、本印刷ジョブが3次元画像の印刷であると認識し、続いて、レイアウト記憶部8よりレイアウト情報(図6)を取得する。
3次元画像属性情報として、レンチキュラレンズ方式のチェンジング画像と設定されているため、これに対応するレイアウト情報「全画像を2次元表示」に基づいて、3次元表示用画像データ400より、元の画像となる4つの2次元表示用画像データを生成する。
2次元表示用画像データの生成手順は以下の通りである。
印刷データ出力部7は、先ず、取得した3次元画像属性情報を解析し、印刷要求のあった画像は、レンチキュラレンズ方式による4枚のチェンジング画像で、解像度は100LPI、方向は縦であることを認識する。
次に、画像属性情報の解像度が100LPIであることから、画像データ列の幅Wが0.254mmであると判断し、3次元表示用画像データ400の左端から幅0.254mmの画像データ列(A1)を抜き出し、続いて、幅0.762mm(0.254mm×3)空けた次の幅0.254mmの画像データ列(A2)を抜き出す。
同様の手順にて、画像データ列(A3)から画像データ列(An)までの画像データ列を順次抜き出し、各々画像データ列(A1,A2,A3,・・・An)を結合して1つの画像データ、すなわち、2次元表示用画像データ(A)を生成する。
以下、同様に、画像データ(B)については、抜き出した各々画像データ列(B1,B2,B3,・・・Bn)を結合して一つの画像データとし、2次元表示用画像データ(B)を生成する。画像データ(C)については、抜き出した各々画像データ列(C1,C2,C3,・・・Cn)を結合して一つの画像データとし、2次元表示用画像データ(C)を生成する。画像データ(D)については、抜き出した各々画像データ列(D1,D2,D3,・・・Dn)を結合して一つの画像データとし、2次元表示用画像データ(D)を生成する。
このようにして、4枚の2次元表示用画像データ(A)、(B)、(C)、(D)を順次生成する。
係る画像データの編集処理は、実施例1と同様、RAM3上での各画像データ列の読み出し、書き込み制御により行なわれる。
続いて、生成された4枚の2次元表示用画像データ(A)〜(D)を含むビットマップデータ500を作成する。
図8に、本実施例によるビットマップデータ500の構成を示す。
図8に示すように、ビットマップデータ500の上端には、3次元画像属性情報(101)のテキスト表示501が配置され、その下には、3次元表示用画像データ400が配置される。また、上記手順にて作成された4つの2次元表示用画像データ(A)502〜(D)505は、適切に縮小されて3次元表示用画像データ400の下に横一列に配置される。
他方、ホストPC26から受信した画像データを解析した結果、該画像データ中に3次元画像属性情報(101)が含まれていない場合、印刷データ出力部7は、受信した本印刷ジョブが通常の印刷、すなわち、2次元画像の印刷であると認識して、印刷ジョブに添付される画像データ400(この場合、ホストCP26より、画像データ400として2次元表示用画像データが送られてくる)のみをビットマップデータに展開する。
このようにして生成されたビットマップデータ500は、印刷データ出力部7より印刷部4に送られ、該印刷部4において、該ビットマップデータ500に基づく所定の印刷プロセス制御が行われることにより、紙などの媒体に印刷される。
以上、実施例2によれば、実施例1と同様の効果が得られることに加え、予め、各々3次元表示方式や仕様に対応するレイアウト情報を設定しておき、該レイアウト情報の指定に基づいて2次元表示用画像を生成するようにしたので、特に、レンチキュラレンズ方式のチェンジング画像のように、相互に関連性のない複数枚の画像データが含まれている場合でも、全ての画像をもれなく2次元表示させることが可能であり、印刷物を保存しておく場合の管理もより一層容易となる。
以上、本実施形態では、3次元表示用画像データと3次元画像属性情報と2次元表示用画像データをそれぞれ同一媒体の同一面に印刷するようにしたが、3次元画像属性情報と2次元表示用画像データは参考用であるから、3次元表示用画像データの印刷面とは異なる印刷面(例えば、裏面)に印刷するようにしても良い。
4 印刷部
6 画像データ受信部(データ受信部)
7 印刷データ出力部
8 レイアウト記憶部(記憶部)
20、30 プリンタ(画像形成装置)
26 ホストPC(外部装置)

Claims (5)

  1. 外部装置より画像データを受信するデータ受信部と、
    前記画像データから3次元表示印刷データと該3次元表示印刷データの2次元表示印刷データを生成する印刷データ出力部と、
    前記3次元表示印刷データと前記2次元表示印刷データを同一媒体に印刷する印刷部と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像データは、3次元表示印刷データの属性情報を含み、前記印刷データ出力部は、該属性情報に基づき、前記3次元表示印刷データより前記2次元表示印刷データを生成することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記2次元表示印刷データの印刷範囲を指定するレイアウト情報を格納しておく記憶部を備え、前記印刷データ出力部は、前記3次元表示印刷データの内、前記レイアウト情報が指定する印刷範囲の印刷データを使用して、前記2次元表示印刷データを生成することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記レイアウト情報を設定して前記記憶部に格納する設定部を備えることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記2次元表示用印刷データは、前記3次元表示印刷データに含まれる右目用または左目用の印刷データであることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の画像形成装置。
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