JP2012070582A - 電動モータ - Google Patents

電動モータ Download PDF

Info

Publication number
JP2012070582A
JP2012070582A JP2010214900A JP2010214900A JP2012070582A JP 2012070582 A JP2012070582 A JP 2012070582A JP 2010214900 A JP2010214900 A JP 2010214900A JP 2010214900 A JP2010214900 A JP 2010214900A JP 2012070582 A JP2012070582 A JP 2012070582A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
portions
motor
mounting surface
electric motor
motor shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010214900A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinya Ito
慎也 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Keihin Corp
Original Assignee
Keihin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Keihin Corp filed Critical Keihin Corp
Priority to JP2010214900A priority Critical patent/JP2012070582A/ja
Publication of JP2012070582A publication Critical patent/JP2012070582A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】モータ軸の軸線を中心とする環状または円弧状のベース部ならびにステータのコイルから延出されるコイル端末を電気的に接続するようにしてベース部から外側方に延出される端子部をそれぞれ有する複数の導電部材を備え、支持体に取付けられるモータハウジングにモータ軸の回転軸線と平行に延びる平面状の側面が形成され、その側面が支持体の取付け面に近接、対向するようにした電動モータにおいて、モータ軸の軸線を支持体の取付け面により近接させることができるようにする。
【解決手段】複数の端子部30b,31b,32b,33bのうち取付け面14側に位置するコイル28のコイル端末28a,28bが接続される端子部30b,33bが、ベース部30a〜33aの取付け面14に対応する部分から周方向にずれた位置に配置される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、モータハウジングと、該モータハウジングに回転自在に支承されるモータ軸を有するロータと、前記モータ軸の軸線まわりに周方向に等間隔をあけて複数のコイルが配置されるようにして前記モータハウジングに固定されるステータと、前記モータ軸の軸線を中心とする環状または円弧状のベース部ならびに前記ステータのコイルから延出されるコイル端末を電気的に接続するようにして前記ベース部から外側方に延出される端子部をそれぞれ有する複数の導電部材とを備え、前記モータ軸の回転軸線と平行に延びる平面状の側面を有する前記モータハウジングが、支持体に設けられる取付け面に前記側面を近接、対向させて前記支持体に取付けられる電動モータに関する。
エンジンの可変動弁装置を作動せしめる動力を発揮する電動モータを含むアクチュエータが、エンジンにおけるシリンダヘッドの側面に取付けられるようにした構造が、特許文献1で知られている。
特開2008−228385号公報
上記特許文献1で開示されるように、シリンダヘッド等の支持体に電動モータを含むアクチュエータが取付けられる場合、アクチュエータのシリンダヘッドからの突出量が増加すると、アクチュエータのレイアウト性が悪化するだけでなく、シリンダヘッドからアクチュエータ側に伝達される振動によってアクチュエータの振動が増大する。このためアクチュエータのシリンダヘッドからの突出量を低下させることが望まれる。
ところで電動モータのモータハウジングが、電動モータの回転軸線と平行に延びる平坦な側面を有しており、その側面がシリンダヘッド側の取付け面に対向するようにアクチュエータがシリンダヘッドに取付けられる構造の場合、電動モータの軸線を前記取付け面に近接させることができれば、シリンダヘッドからの前記突出量を抑えることができるであろう。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、モータ軸の回転軸線と平行に延びる平面状の側面を有するモータハウジングが、支持体に設けられる取付け面に前記側面を近接、対向させて支持体に取付けられる際に、モータ軸の軸線を支持体の取付け面により近接させ得るようにした電動モータを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、モータハウジングと、該モータハウジングに回転自在に支承されるモータ軸を有するロータと、前記モータ軸の軸線まわりに周方向に等間隔をあけて複数のコイルが配置されるようにして前記モータハウジングに固定されるステータと、前記モータ軸の軸線を中心とする環状または円弧状のベース部ならびに前記ステータのコイルから延出されるコイル端末を電気的に接続するようにして前記ベース部から外側方に延出される端子部をそれぞれ有する複数の導電部材とを備え、前記モータ軸の回転軸線と平行に延びる平面状の側面を有する前記モータハウジングが、支持体に設けられる取付け面に前記側面を近接、対向させて前記支持体に取付けられる電動モータにおいて、複数の前記端子部のうち前記取付け面側に位置するコイルのコイル端末が接続される端子部が、前記ベース部の前記取付け面に対応する部分から周方向にずれた位置に配置されることを第1の特徴とする。
また本発明は、第1の特徴の構成に加えて、複数の前記導電部材のベース部が、その周方向で少なくとも前記取付け面に対応する部分では前記取付け面と平行に直線状に延びるように形成されることを第2の特徴とする。
本発明は、モータハウジングと、該モータハウジングに回転自在に支承されるモータ軸を有するロータと、前記モータ軸の軸線まわりに周方向に等間隔をあけて複数のコイルが配置されるようにして前記モータハウジングに固定されるステータと、前記モータ軸の軸線を中心とする環状または円弧状のベース部ならびに前記ステータのコイルから延出されるコイル端末を電気的に接続するようにして前記ベース部から外側方に延出される端子部をそれぞれ有する複数の導電部材とを備え、前記モータ軸の回転軸線と平行に延びる平面状の側面を有する前記モータハウジングが、支持体に設けられる取付け面に前記側面を近接、対向させて前記支持体に取付けられる電動モータにおいて、複数の前記導電部材のベース部が、その周方向で少なくとも前記取付け面に対応する部分は前記取付け面と平行に直線状に延びるように形成されることを第3の特徴とする。
本発明は、第2または第3の特徴の構成に加えて、前記ベース部が、直線状に延びる複数の直線部分を有して多角形状に形成され、それらの直線部分のうち少なくとも前記取付け面に対応する直線部分を除く他の直線部分から前記端子部が外側方に延出されることを第4の特徴とする。
本発明は、第1〜第4の特徴の構成のいずれかに加えて、複数の前記ベース部が、前記ステータが備える複数のコイルよりも前記モータ軸の半径方向に沿う外側かつ前記ステータが備えるステータコアの外周よりも内側に配置されることを第5の特徴とする。
本発明は、第5の特徴の構成に加えて、前記ステータコアおよび前記コイル間に介装される合成樹脂製のインシュレータと一体の被覆部に、複数の前記ベース部が埋設されることを第6の特徴とする。
さらに本発明は、第1〜第6の特徴の構成のいずれかに加えて、前記支持体が、エンジンのシリンダヘッドであり、エンジンの可変動弁機構を作動せしめる動力を発揮するようにして前記シリンダヘッドに取付けられることを第7の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば、支持体の取付け面側に位置するコイルのコイル端末が接続される端子部が、ベース部の取付け面に対応する部分から周方向にずれて配置されることによって、モータ軸の軸線を支持体の取付け面に近接させるのに端子部が障害となることはなく、モータ軸の軸線を支持体の取付け面に近接させることができる。
また本発明の第2の特徴によれば、複数のベース部が、少なくとも支持体の取付け面に対応する部分では取付け面と平行にして直線状に延びるので、ベース部の取付け面側への張出しを抑え、モータ軸の軸線を取付け面側により近接させることができる。
本発明の第3の特徴によれば、ベース部の取付け面側への張出しを抑え、モータ軸の軸線を取付け面側により近接させることができる。
本発明の第4の特徴によれば、ベース部が複数の直線部分を有して多角形状に形成され、少なくとも取付け面に対応する直線部分を除く他の直線部分から端子部が外側方に延出されるので、モータ軸の半径方向に沿う端子部の外方側への張出しを抑え、モータ軸の半径方向に沿う方向での導電部材の小型化が可能となる。
本発明の第5の特徴によれば、導電部材のベース部が、複数のコイルよりもモータ軸の半径方向に沿う外側であってステータコアの外周よりも内側に配置されるので、ステータコアと軸方向に並ぶ位置に複数の導電部材をコンパクトに配置して電動モータの小型化に寄与することができる。
本発明の第6の特徴によれば、複数のベース部を埋設せしめた被覆部が、ステータコアおよびコイル間に介装される合成樹脂製のインシュレータと一体に形成されるので、導電部材および被覆部から成る給電ユニットを小型化することが可能であり、電動モータの小型化に寄与することができる。
さらに本発明の第7の特徴によれば、電動モータが、エンジンの可変動弁機構を作動せしめる動力を発揮するようにしてシリンダヘッドに取付けられるので、可変動弁機構用として電動モータを好適に用いることができる。
アクチュエータの斜視図である。 アクチュエータの部分切欠き横断平面図である。 ステータおよび給電ユニットを下方から見た斜視図である。 導電部材の配置状態を下方から見て示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、添付の図1〜図4を参照しながら説明すると、先ず図1および図2において、このアクチュエータ5は、電動モータであるブラシレスモータ6と、該ブラシレスモータ6に連結される伝動機構(図示せず)とで構成されるものであり、前記伝動機構からの回転動力が出力軸7から出力される。
前記アクチュエータ5のケーシング8は、前記出力軸7の軸線方向に重なる複数個たとえば3個のケース部材9,10,11と、それらのケース部材9〜11の1つであるケース部材10に結合されるカバー部材12とを備えており、このケーシング8は、支持体としてのエンジンにおけるシリンダヘッド13の側面に設けられる取付け面14に、複数のボルト15…によって取付けられる。
このアクチュエータ5の前記ブラシレスモータ6は、前記シリンダヘッド13内に収容される可変動弁機構(図示せず)を作動せしめる動力を発揮するものであり、ブラシレスモータ6を含む前記アクチュエータ5のケーシング8が前記取付け面14に取付けられた状態で、前記出力軸7は前記取付け面14に直交する軸線をしており、前記シリンダヘッド13内に突入される。
前記ブラシレスモータ6は、モータハウジング16と、該モータハウジング16に回転自在に支承されるモータ軸17を有するロータ18と、該ロータ18を囲繞して前記モータハウジング16に固定されるステータ19とを備え、前記モータ軸17の軸線は、前記ケーシング8の前記シリンダヘッド13への取付け状態では上下に延びるように配置される。
前記モータハウジング16は、前記ケース部材10の上部に一体に設けられるハウジング部10aと、該ハウジング部10aに複数のボルト20…で締結される前記カバー部材12とで構成されるものであり、このモータハウジング16は、前記モータ軸17の回転軸線と平行に延びる平面状の側面16aを有し、ケーシング8すなわちモータハウジング16は、シリンダヘッド13に設けられる前記取付け面14に前記側面16aを近接、対向させるようにして、前記取付け面14に取付けられる。
前記モータ軸17は前記モータハウジング16で回転自在に支承されており、前記ロータ18は、前記モータ軸17と、該モータ軸17に固定されるロータコア21と、該ロータコア21の外周に固定される複数の磁石22…とを備える。
図3を併せて参照して、前記ステータ19は、複数の鋼板が積層されて成るとともに前記モータハウジング16に複数のボルト23…で締結されるとともに内周には複数の突極24a…が周方向に等間隔をあけて突設されるステータコア24と、合成樹脂によって形成されて前記ステータコア24に軸方向両側から装着されるとともに前記突極24a…の外周を覆うボビン27…を協働して形成する上下一対のインシュレータ25,26と、前記ボビン27…に巻き掛けられるU相、V相およびW相のコイル28…とで構成される。
前記突極24a…は、この実施の形態では前記ステータコア24の内周の周方向に等間隔をあけた9箇所に突設されるものであり、したがってU相、V相およびW相のコイル28…も前記ステータコア24の内周の周方向に等間隔をあけた9箇所で、前記ボビン27…に順次巻装されており、それらの各相のコイル28…に電力を供給するための給電ユニット29が、前記両インシュレータ25,26のうち下方のインシュレータ26に一体に設けられる。
図4を併せて参照して、前記給電ユニット29は、U相、V相およびW相のコイル28…の一端側のコイル端末28a…がそれぞれ個別的に接続されるU相用の導電部材30、V相用の導電部材31およびW相用の導電部材32と、U相、V相およびW相のコイル28…の他端側のコイル端末28b…が共通に接続される中性点用の導電部材33と、それらの導電部材30〜33の一部を埋封せしめる被覆部34とで構成されるものであり、前記被覆部34が前記両インシュレータ25,26のうち下方のインシュレータ26に一体に形成される。
U相用の導電部材30は、環状のベース部30aと、U相のコイル28…の一端側のコイル端末28a…を電気的に接続するようにして前記ベース部30aから外側方に延出される複数個たとえば3個の端子部30b…とを一体に有する。またV相用の導電部材31およびW相用の導電部材32は、環状のベース部31a,32aと、V相およびW相のコイル28…の一端側のコイル端末28a…を電気的に接続するようにして前記ベース部31a,32aから外側方に延出される複数個たとえば3個の端子部31b…,32b…とを一体に有しており、中性点用の導電部材33は、環状のベース部33aと、U相、V相およびW相のコイル28…の他端側のコイル端末28b…を電気的に接続するようにして前記ベース部33aから外側方に延出される複数個たとえば9個の端子部33b…とを一体に有する。
前記U相用の導電部材30、前記V相用の導電部材31、前記W相用の導電部材32および前記中性点用の導電部材33のベース部30a,31a,32a,33aは同一形状に形成されており、各ベース部30a〜33aは、最下方のベース部33aの上にベース部30a,31a,32aが順次層をなすように同心状に配置されつつ前記被覆部34に埋設され、各端子部30b〜33bは前記被覆部34から外側方に突出される。しかも前記ベース部30a〜33aは、ステータ19が備える複数のコイル28…よりもモータ軸17の半径方向に沿う外側かつステータコア24の外周よりも内側に配置される。
前記U相用の導電部材30、前記V相用の導電部材31および前記W相用の導電部材32の端子部30b…,31b…,32b…は、前記ステータ19の周方向に間隔をあけて配置されており、前記中性点用の導電部材33の端子部33b…は、前記U相用の導電部材30、前記V相用の導電部材31および前記W相用の導電部材32の端子部30b…,31b…,32b…間にそれぞれ配置されるようにして前記ステータ19の周方向に間隔をあけて配置される。
また前記被覆部34およびインシュレータ26の周方向1箇所には外側方に突出する突部35が突設されており、前記U相用の導電部材30、前記V相用の導電部材31および前記W相用の導電部材32のベース部30a,31a,32aから延出される給電用端子30c,31c,32cが並列して前記突部35から突出される。
ところで前記U相用の導電部材30、前記V相用の導電部材31、前記W相用の導電部材32および前記中性点用の導電部材33のベース部30a,31a,32a,33aは、その周方向で少なくとも前記取付け面14に対応する部分では前記取付け面14と平行に直線状に延びるように形成されるものであり、この実施の形態では、前記ベース部30a〜33aが、直線状に延びる第1〜第9の直線部分L1〜L9を有して九角形状に形成され、第1の直線部分L1が前記取付け面14に対応する部分に配置され、第7の直線部分L7が、前記被覆部34およびインシュレータ26に突設された突部35に対応する位置に配置される。
また少なくとも前記取付け面14に対応する第1の直線部分L1を除く他の直線部分、この実施の形態では第1および第7の直線部分L1,L7を除く第2、第3、第4、第5、第6、第8および第9の直線部分L2,L3,L4,L5,L6,L8,L9から前記端子部30b…,31b…,32b…,33b…が外側方に延出される。
而して前記U相用の導電部材30、前記V相用の導電部材31、前記W相用の導電部材32および前記中性点用の導電部材33が備える複数の前記端子部30b…,31b…,32b…,33b…のうち前記取付け面14側に位置するコイル28のコイル端末28a,28bが接続される端子部30b,33bが、前記ベース部30a,33aの前記取付け面14に対応する部分から周方向にずれた位置に配置される。すなわち九角形状である前記ベース部30a〜33aが有する第1〜第9の直線部分L1〜L9のうち前記取付け面14に対応するのは第1の直線部分L1であり、ベース部30a〜33aの周方向に均等に各端子部30b…,31b…,32b…,33b…を配置するようにしたときには第1の直線部分L1に配置されるべき端子部30b,33bが、第1の直線部分L1から周方向にずれた第2および第9の直線部分L2,L9側に配置されている。
また第1〜第9の直線部分L1〜L9のうち第7の直線部分L7は前記突部35に対応した位置に配置されるものであり、このこ第7の直線部分L7で前記U相用の導電部材30、前記V相用の導電部材31および前記W相用の導電部材32のベース部30a,31a,32aからは給電用端子30c,31c,32cが延出されており、ベース部30a〜33aの周方向に均等に各端子部30b…,31b…,32b…,33b…を配置するようにしたときには第7の直線部分L7に配置されるべき端子部33b,30bが、前記給電用端子30c〜32cの配設部分を避けるべく第7の直線部分L1から周方向にずれた第6および第8の直線部分L6,L8側に配置されている。
次にこの実施の形態の作用について説明すると、前記U相用の導電部材30、前記V相用の導電部材31、前記W相用の導電部材32および前記中性点用の導電部材33が備える複数の前記端子部30b…,31b…,32b…,33b…のうちシリンダヘッド13の取付け面14側に位置するコイル28のコイル端末28a,28bが接続される端子部30b,33bが、前記ベース部30a,33aの前記取付け面14に対応する部分から周方向にずれた位置に配置されるので、モータ軸17の軸線をシリンダヘッド13の取付け面14に近接させるのに端子部30b,33bが障害となることはなく、モータ軸17の軸線を前記取付け面14に近接させることができ、シリンダヘッド13からアクチュエータ5側に伝達される振動によって、ブラシレスモータ6を含むアクチュエータ5の振動が増大することを抑制することができる。
また前記U相用の導電部材30、前記V相用の導電部材31、前記W相用の導電部材32および前記中性点用の導電部材33のベース部30a,31a,32a,33aはその周方向で少なくとも前記取付け面14に対応する部分では前記取付け面14と平行に直線状に延びるように形成されるので、ベース部30a〜33aの取付け面14側への張出しを抑え、モータ軸17の軸線を取付け面14側により近接させることができる。
しかも前記ベース部30a〜33aが、直線状に延びる第1〜第9の直線部分L1〜L9を有して九角形状に形成され、第1の直線部分L1が前記取付け面14に対応する部分に配置されており、また少なくとも前記取付け面14に対応する第1の直線部分L1を除く他の直線部分、この実施の形態では第1および第7の直線部分L1,L7を除く第2、第3、第4、第5、第6、第8および第9の直線部分L2,L3,L4,L5,L6,L8,L9から前記端子部30b…,31b…,32b…,33b…が外側方に延出されるので、モータ軸17の半径方向に沿う端子部30b…,31b…,32b…,33b…の外方側への張出しを抑え、モータ軸17の半径方向に沿う方向での前記U相用の導電部材30、前記V相用の導電部材31、前記W相用の導電部材32および前記中性点用の導電部材33の小型化が可能となる。
また複数の前記ベース部30a〜33aが、前記ステータ19が備える複数のコイル28…よりも前記モータ軸17の半径方向に沿う外側かつ前記ステータコア24の外周よりも内側に配置されるので、ステータコア24と軸方向に並ぶ位置に前記U相用の導電部材30、前記V相用の導電部材31、前記W相用の導電部材32および前記中性点用の導電部材33をコンパクトに配置して、ブラシレスモータ6の小型化に寄与することができる。
またステータコア24およびコイル28…間に介装される合成樹脂製のインシュレータ26と一体の被覆部34に、複数の前記ベース部30a〜33aが埋設されるので、前記U相用の導電部材30、前記V相用の導電部材31、前記W相用の導電部材32および前記中性点用の導電部材33および被覆部34から成る給電ユニット29を小型化することが可能であり、ブラシレスモータ6の小型化に寄与することができる。
さらにシリンダヘッド13に収容される可変動弁機構を作動せしめる動力を発揮するようにしてブラシレスモータ6を含むアクチュエータ5がシリンダヘッド13の取付け面14に取付けられるので、可変動弁機構用としてブラシレスモータ6を好適に用いることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
たとえば上記実施の形態では電動モータとしてブラシレスモータ6を取り上げて説明したが、本発明はブラシレスモータ6以外の電動モータにも適用することができる。また上記実施の形態ではブラシレスモータ6を構成要素の1つとしたアクチュエータ5をシリンダヘッド13の取付け面14に取り付けるようにした場合について説明したが、電動モータをシリンダヘッド13以外の支持体に取り付けるようにした構造についても本発明を適用することができ、さらにベース部30a〜33aは円弧状であってもよい。
13・・・支持体であるシリンダヘッド
14・・・取付け面
16・・・モータハウジング
16a・・・側面
17・・・モータ軸
18・・・ロータ
19・・・ステータ
24・・・ステータコア
26・・・インシュレータ
28・・・コイル
28a,28b・・・コイル端末
30,31,32,33・・・導電部材
30a,31a,32a,33a・・・ベース部
30b,31b,32b,33b・・・端子部
34・・・被覆部
L1〜L9・・・直線部分

Claims (7)

  1. モータハウジング(16)と、該モータハウジング(16)に回転自在に支承されるモータ軸(17)を有するロータ(18)と、前記モータ軸(17)の軸線まわりに周方向に等間隔をあけて複数のコイル(28)が配置されるようにして前記モータハウジング(16)に固定されるステータ(19)と、前記モータ軸(17)の軸線を中心とする環状または円弧状のベース部(30a,31a,32a,33a)ならびに前記ステータ(19)のコイル(28)から延出されるコイル端末(28a,28b)を電気的に接続するようにして前記ベース部(30a〜33a)から外側方に延出される端子部(30b,31b,32b,33b)をそれぞれ有する複数の導電部材(30,31,32,33)とを備え、前記モータ軸(17)の回転軸線と平行に延びる平面状の側面(16a)を有する前記モータハウジング(16)が、支持体(13)に設けられる取付け面(14)に前記側面(16a)を近接、対向させて前記支持体(13)に取付けられる電動モータにおいて、複数の前記端子部(30b,31b,32b,33b)のうち前記取付け面(14)側に位置するコイル(28)のコイル端末(28a,28b)が接続される端子部(30b,33b)が、前記ベース部(30a〜33a)の前記取付け面(14)に対応する部分から周方向にずれた位置に配置されることを特徴とする電動モータ。
  2. 複数の前記導電部材(30〜33)のベース部(30a〜33a)が、その周方向で少なくとも前記取付け面(14)に対応する部分では前記取付け面(14)と平行に直線状に延びるように形成されることを特徴とする請求項1記載の電動モータ。
  3. モータハウジング(16)と、該モータハウジング(16)に回転自在に支承されるモータ軸(17)を有するロータ(18)と、前記モータ軸(17)の軸線まわりに周方向に等間隔をあけて複数のコイル(28)が配置されるようにして前記モータハウジング(16)に固定されるステータ(19)と、前記モータ軸(17)の軸線を中心とする環状または円弧状のベース部(30a,31a,32a,33a)ならびに前記ステータ(19)のコイル(28)から延出されるコイル端末(28a,28b)を電気的に接続するようにして前記ベース部(30a〜33a)から外側方に延出される端子部(30b,31b,32b,33b)をそれぞれ有する複数の導電部材(30,31,32,33)とを備え、前記モータ軸(17)の回転軸線と平行に延びる平面状の側面(16a)を有する前記モータハウジング(16)が、支持体(13)に設けられる取付け面(14)に前記側面(16a)を近接、対向させて前記支持体(13)に取付けられる電動モータにおいて、複数の前記導電部材(30〜33)のベース部(30a〜33a)が、その周方向で少なくとも前記取付け面(14)に対応する部分では前記取付け面(14)と平行に直線状に延びるように形成されることを特徴とする電動モータ。
  4. 前記ベース部(30a〜33a)が、直線状に延びる複数の直線部分(L1〜L9)を有して多角形状に形成され、それらの直線部分(L1〜L9)のうち少なくとも前記取付け面(14)に対応する直線部分(L1)を除く他の直線部分から前記端子部(30b,31b,32b,33b)が外側方に延出されることを特徴とする請求項2または3記載の電動モータ。
  5. 複数の前記ベース部(30a〜33a)が、前記ステータ(19)が備える複数のコイル(28)よりも前記モータ軸(17)の半径方向に沿う外側かつ前記ステータ(19)が備えるステータコア(24)の外周よりも内側に配置されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の電動モータ。
  6. 前記ステータコア(24)および前記コイル(28)間に介装される合成樹脂製のインシュレータ(26)と一体の被覆部(34)に、複数の前記ベース部(30a〜33a)が埋設されることを特徴とする請求項5記載の電動モータ。
  7. 前記支持体が、エンジンのシリンダヘッド(13)であり、エンジンの可変動弁機構を作動せしめる動力を発揮するようにして前記シリンダヘッド(13)に取付けられることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の電動モータ。
JP2010214900A 2010-09-27 2010-09-27 電動モータ Pending JP2012070582A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010214900A JP2012070582A (ja) 2010-09-27 2010-09-27 電動モータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010214900A JP2012070582A (ja) 2010-09-27 2010-09-27 電動モータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012070582A true JP2012070582A (ja) 2012-04-05

Family

ID=46167167

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010214900A Pending JP2012070582A (ja) 2010-09-27 2010-09-27 電動モータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012070582A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2015093182A1 (ja) * 2013-12-18 2017-03-16 日立オートモティブシステムズ株式会社 回転電機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2015093182A1 (ja) * 2013-12-18 2017-03-16 日立オートモティブシステムズ株式会社 回転電機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6058164B2 (ja) 回転電機
JPWO2017138534A1 (ja) ステータ、モータ、およびコンプレッサ
CN108206598B (zh) 电机装置及其定子
JP2007049844A (ja) アウターロータ型モータ
WO2017033917A1 (ja) モータ
JP2009038863A (ja) モータ
JP6706583B2 (ja) ブラシレスモータ
US9270146B2 (en) Brushless motor
JP5612405B2 (ja) ブラシレスモータ
JP5839627B2 (ja) ブラシレスモータ
JPWO2018092209A1 (ja) 回転電機
JP5554763B2 (ja) アウターロータ型モータ
WO2013154054A1 (ja) ブラシレスモータ
JP5525887B2 (ja) ブラシレスdcモータ
JP4847727B2 (ja) 回転電機
JP2007068314A (ja) 回転電機
JP4875857B2 (ja) 回転電機
WO2016059944A1 (ja) ステータ
JP2014036506A (ja) 電機子、および、これを用いた回転電機
JP2012070582A (ja) 電動モータ
KR102485024B1 (ko) 스테이터 및 이를 포함하는 모터
WO2015019507A1 (ja) 電動機
JP5487733B2 (ja) スイッチング素子一体型回転電機
JP2013005563A (ja) ブラシレスモータ
JP2015220866A (ja) 減速装置付き電動モータ