JP2012068992A - 触感呈示装置及び触感呈示装置の制御方法 - Google Patents

触感呈示装置及び触感呈示装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザは、タスクの進捗を確認するために画面を視認する必要がある。
【解決手段】本発明に係る触感呈示装置10は、タッチセンサ103と、前記タッチセンサ103のタッチ面を振動させる触感呈示部106と、前記タッチセンサ103のタッチ面に対する押圧荷重を検出する荷重検出部105と、第1のタスクの実行中に前記荷重検出部105が第1の荷重基準を満たす押圧荷重を検出した場合、押圧対象に対して前記第1のタスクの進捗状況に応じた触感を呈示するように前記触感呈示部106を制御する制御部104と、を備えることを特徴とする
【選択図】図1

Description

本発明は、タッチセンサを備える触感呈示装置及び当該触感呈示装置の制御方法に関するものである。
近年、携帯電話やゲーム機等の携帯端末には、ユーザによる入力操作を受け付ける操作部やスイッチ等の入力部として、タッチパネルやタッチスイッチ等のタッチセンサを備える携帯端末が広く使用されている。かかる携帯端末において、ファイルのダウンロードや動画像のエンコードなど、処理に時間のかかるタスクを実行する場合、ユーザは、タスクの進捗を確認するために、頻繁に画面を視認する必要がある。例えば、複数のアプリケーションを同時に実行することができるマルチタスク機能を備えた携帯端末では、ユーザは、ファイルのダウンロード中であっても、オーディオアプリケーションで音楽を聴くことができる。しかし、この場合、ファイルダウンロードの進捗を確認するためには、ユーザはオーディオアプリケーションから進捗確認画面に端末の画面表示を切り替える必要があり、ユーザにとって手間のかかる操作となっていた。また、例えば、スリープモード等の省電力機能を備えた携帯端末では、ファイルダウンロード中であっても、一定時間経過後に表示部の表示をOFFにするといった省電力制御が行われる(図12(a)、(b))。しかし、この場合でも、ファイルダウンロードの進捗を確認するためには、ユーザは携帯端末をスリープモードから復帰させ、画面表示をONにする必要があり、ユーザの操作負荷と端末の消費電力増大とが問題となっていた(図12(b)、(c))。
画面を視認せずにタスクの進捗状況を確認できる従来技術として、タスクの完了を音声でユーザに通知する技術がある。しかしながら、聴覚に働きかけるフィードバック方法の場合は、騒音環境下での確認が困難になるとともに、使用機器がマナーモード等の消音状態にあるときは対応できない。また、音声はタスクの完了時にしか通知されないため、ユーザが進捗を知る機会が少なく、ユーザが通知に気づかず即座に次の作業に入ることができない場合があった。
そこで、聴覚によらず、触覚によってユーザが行った操作などを識別する技術が提案されている。例えば、特許文献1には、液晶表示部を目で見なくとも、タッチパネルに触れている指先に伝わる振動によって、ユーザが触れているボタン等を判断する技術が開示されている。また、特許文献2には、同じインタフェース装置に対して複数の触感情報を設定し、単一のデバイスで複数の操作に対する触感を区別して呈示する技術が開示されている。
特開2004−309962号公報 特開2004−171157号公報
しかしながら、触覚によってユーザにフィードバックを行う技術では、ユーザが意図しないインタフェースに触れることによる誤操作が問題となる。このため、ユーザは、タスクの進捗を確認するためには、結局画面を視認する必要があった。
したがって、かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、ユーザが画面を視認することなくタスクの進捗を確認可能な触感呈示装置を提供することである。
上述した諸課題を解決すべく、第1の観点による触感呈示装置は、
タッチセンサと、
前記タッチセンサのタッチ面を振動させる触感呈示部と、
前記タッチセンサのタッチ面に対する押圧荷重を検出する荷重検出部と、
第1のタスクの実行中に前記荷重検出部が第1の荷重基準を満たす押圧荷重を検出した場合、押圧対象に対して前記第1のタスクの進捗状況に応じた触感を呈示するように前記触感呈示部を制御する制御部と、
を備えることを特徴とする。
また、第2の観点による触感呈示装置は、第1の観点による触感呈示装置であって、
表示部をさらに備え、
前記制御部は、前記第1のタスク及び前記第1のタスクと異なる第2のタスクの実行中であって、前記第2のタスクに関するユーザインタフェースが前記表示部に表示されている場合、前記荷重検出部が前記第1の荷重基準より高い第2の荷重基準を満たす押圧荷重を検出すると、前記第2のタスクに応じた処理を実行する、ことを特徴とする。
また、第3の観点による触感呈示装置は、第1又は第2の観点による触感呈示装置であって、
前記制御部は、スリープモード中に前記第1のタスクを実行している場合、前記荷重検出部が前記第1の荷重基準より高い第3の荷重基準を満たす押圧荷重を検出すると、前記スリープモードから復帰する、ことを特徴とする。
上述したように本発明の解決手段を装置として説明してきたが、本発明はこれらに実質的に相当する方法、プログラム、プログラムを記録した記憶媒体としても実現し得るものであり、本発明の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。
例えば、本発明を方法として実現させた第4の観点による触感呈示装置の制御方法は、
タッチセンサと、
前記タッチセンサのタッチ面を振動させる触感呈示部と、
前記タッチセンサのタッチ面に対する押圧荷重を検出する荷重検出部と、を備える触感呈示装置の制御方法であって、
第1のタスクの実行中に前記荷重検出部が第1の荷重基準を満たす押圧荷重を検出した場合、押圧対象に対して前記第1のタスクの進捗状況に応じた触感を呈示するように前記触感呈示部を制御する、ことを特徴とする。
また、第5の観点による触感呈示装置の制御方法は、第4の観点による触感呈示装置の制御方法であって、
前記触感呈示装置は表示部をさらに備え、
前記第1のタスク及び前記第1のタスクと異なる第2のタスクの実行中であって、前記第2のタスクに関するユーザインタフェースが前記表示部に表示されている場合、前記荷重検出部が前記第1の荷重基準より高い第2の荷重基準を満たす押圧荷重を検出すると、前記第2のタスクに応じた処理を実行する、ことを特徴とする。
また、第6の観点による触感呈示装置の制御方法は、第4又は第5の観点による触感呈示装置の制御方法であって、
スリープモード中に前記第1のタスクを実行している場合、前記荷重検出部が前記第1の荷重基準より高い第3の荷重基準を満たす押圧荷重を検出すると、前記スリープモードから復帰する、ことを特徴とする。
本発明によれば、ユーザは画面を視認することなくタスクの進捗を確認することができる。
図1は、本実施の形態に係る触感呈示装置の構成を概略的に示す機能ブロック図である。 図2は、ステータス触感の一例を示す図である。 図3は、ステータス触感呈示の一例を示す図である。 図4は、マルチタスク実行時のステータス触感呈示の一例を示す図である。 図5は、図1の触感呈示装置の動作を説明するフローチャートである。 図6は、通常フローのフローチャートである。 図7は、通常フローの動作例を示す図である。 図8は、通常フローにおける荷重基準の一例を示す図である。 図9は、スリープモードフローのフローチャートである。 図10は、スリープモードフローの動作例を示す図である。 図11は、スリープモードフローにおける荷重基準の一例を示す図である。 図12は、従来のタスク進捗確認の概略を示す図である。
以降、諸図面を参照しながら、本発明の実施態様を詳細に説明する。以下の各実施の形態においては、本発明の触感呈示装置の一例として、携帯電話やPDAなどのような携帯端末であってタッチパネルを備えているものを想定して説明する。しかしながら、本発明の触感呈示装置は、これらの携帯端末に限定されるものではなく、例えば、ゲーム機、デジタルカメラ、ポータブルオーディオプレーヤ、ノートPC、ミニノートPCなどの種々の端末とすることができる。
図1は、本実施の形態に係る触感呈示装置10の内部構成を概略的に示す機能ブロック図である。図1に示すように、触感呈示装置10は、タッチパネル101と、制御部104と、荷重検出部105と、触感呈示部106と、記憶部107とを備えている。本実施の形態では、タッチパネル101は、表示部102と、入力部103とを備えている。このタッチパネル101は、ユーザの入力を受け付ける入力部103を、表示部102の前面に重畳させて配設することにより構成する。
タッチパネル101の表示部102は、例えば液晶ディスプレイ(LCD)または有機ELディスプレイなどで構成する。表示部102は、各アプリケーションに対応するグラフィカルユーザインタフェース(GUI)を表示する。かかるGUIには、例えば、ボタンやアイコン等の操作用オブジェクトが含まれる。表示部102の前面には、ユーザの指などによる入力を検出する入力部103が配設される。この入力部103はタッチセンサを構成するものであり、タッチセンサは、ユーザの指などがタッチセンサのタッチ面に触れたことを検出するセンサである。このタッチセンサは、例えば抵抗膜方式、静電容量方式、光学式等の公知の方式のもので構成される。入力部103は、ユーザの指などの入力を検知すると、入力位置の情報を制御部104に供給する。
荷重検出部105は、タッチセンサである入力部103のタッチ面に対する押圧荷重を検出するもので、例えば圧電素子、歪みゲージセンサなどを用いて構成する。荷重検出部105は、検出した押圧荷重を制御部104に供給する。
触感呈示部106は、タッチセンサである入力部103のタッチ面に振動を伝えるもので、例えば、圧電素子または超音波振動子などを用いて構成する。この触感呈示部106が振動することにより、入力部103を押圧しているユーザの指などに対して触感を呈示することができる。
記憶部107は、各種アプリケーションの情報および閾値である各種荷重基準などを記憶するとともに、ワークメモリなどとしても機能する。特に、記憶部107は、アプリケーションのGUI生成情報を記憶するGUI生成情報記憶領域1071と、アプリケーションのGUIに対応した触感パターンを記憶した触感パターン記憶領域1072と、アプリケーションのタスクの進捗状況に応じた触感であるステータス触感の触感パターンを記憶するステータス触感パターン記憶領域1073とを有している。ここで、触感パターンとは、振動の仕方(周波数、位相、振動間隔、振動回数など)や振動の強さ(振幅など)等により規定されるものである。
制御部104は、触感呈示装置10の各機能部をはじめとして触感呈示装置10の全体を制御および管理する。また、制御部104は、アプリケーションのGUIや、アプリケーションの処理を制御するアプリ制御部1041を有している。制御部104は、タスクの進捗状況に応じたステータス触感をユーザに呈示するように、ステータス触感パターン記憶領域1073から取得した触感パターンに基づき、触感呈示部106を制御する。また、制御部104は、アプリケーションに応じた触感をユーザに呈示するように、触感パターン記憶領域1072から取得した触感パターンに基づき、触感呈示部106を制御する。アプリ制御部1041は、GUI生成情報記憶領域1071から取得した情報を基に、表示部102にアプリケーションに対応したGUIを表示する。
ここで、本実施の形態に係る触感呈示装置10は、マルチタスク機能を備えるものである。即ち、制御部104(アプリ制御部1041)は、同時に複数のタスク(アプリケーション)を実行することができる。例えば、制御部104は、ファイルのダウンロード(第1のタスク)を実行中に、テレビアプリケーション(第2のタスク)を実行することができる。なお、制御部104は、3つ以上のタスクを同時に実行することもできる。
また、本実施の形態に係る触感呈示装置10は、省電力機能であるスリープモードを有するものである。即ち、制御部104は、ユーザから明示的なスリープモードへの移行指示がある場合や、ユーザからの操作が一定時間継続して行われない場合などに、触感呈示装置10をスリープモードに移行させる。スリープモードでは、制御部104は、表示部102の表示をOFFにし、実行中のタスクについては、タスクが完了するまで処理を継続するものとする。なお、制御部104がスリープモードでOFFにする機能部は表示部102のみに限定されず、他の機能部をOFFにしてもよい。制御部104は、ユーザからの復帰操作があると、表示部102の表示をONにするなど、触感呈示装置10をスリープモードから復帰させる。
ここで、ステータス触感の概要を図2〜4を用いて説明する。図2はステータス触感の一例を示す図である。ステータス触感は、タスクの進捗状況に応じて振動パターンが変化するものである。例えば、図2の通り、タスクの開始直後では強い触感(強いざらざら感、強い振動など)が設定され、タスクの完了に近づくほど、弱い触感(弱いざらざら感、弱い振動など)が設定される。なお、図2の横軸となる「%」はタスクの進捗率を示すものである。
図3は、ステータス触感呈示の一例を示す図である。例えば、図3(a)のように、ダウンロードタスクの進捗が10%の時には、制御部104は、ステータス触感として、ユーザの指Fに対して強いざらざら感を呈示するように触感呈示部106を制御する。また、図3(b)のように、ダウンロードタスクの進捗が90%の時には、制御部104は、ステータス触感として、ユーザの指Fに対して弱いつるつる感を呈示するように触感呈示部106を制御する。
図4は、マルチタスク実行時のステータス触感呈示の一例を示す図である。図4では、ダウンロードタスク(第1のタスク)がバックグラウンドで実行されている間に、ユーザはテレビアプリケーション(第2のタスク)でテレビ番組を視聴しているものとする。この場合、表示部102には、テレビアプリケーションのGUIが表示されており、ダウンロードタスクのGUIは表示されていない。この場合でも、制御部104は、指Fの押圧荷重に関する荷重基準(詳細は後述)を用いることにより、ステータス触感の呈示とテレビアプリケーションの操作とを区別することができる。即ち、図4(a)のように、ダウンロードタスクの進捗が10%の時には、制御部104は、ステータス触感として、ユーザの指Fに対して強いざらざら感を呈示するように触感呈示部106を制御することができる。また、図4(b)のように、ダウンロードタスクの進捗が90%の時には、制御部104は、ステータス触感として、ユーザの指Fに対して弱いつるつる感を呈示するように触感呈示部106を制御することができる。
なお、ステータス触感の触感パターンは図2〜図4の例に限定されない。例えば、図2〜図4とは逆に、タスクの開始直後に弱い触感を設定し、タスクの完了に近づくほど強い触感を設定することもできる。また、振動間隔をタスクの進捗状況に応じて変化させることも可能であり、例えば、タスクの開始直後の振動間隔を長くし、タスクの完了に近づくほど短い振動間隔を設定することもできる。即ち、ステータス触感とは、ユーザがタスクの進捗を識別可能な触感パターンであれば、いかなる触感パターンを用いても良い。
図5は、本実施の形態に係る触感呈示装置10の動作を説明するフローチャートである。触感呈示装置10の処理は、ユーザがタッチセンサである入力部103のタッチ面に触れることにより開始される。ユーザからの入力があると、制御部104は、入力部103から入力の位置情報である入力座標Zを取得し、荷重検出部105から入力部103のタッチ面に対する押圧荷重Xを取得する(ステップS101)。次に、制御部104は、押圧荷重Xが0であるか判定する(ステップS102)。押圧荷重Xが0である場合(ステップS102のYES)、制御部104は、ユーザがタッチパネル101から指を離したと判断し、処理を終了する。押圧荷重Xが0ではない場合(ステップS102のNO)、制御部104は、自端末がスリープモードであるかどうか判定する(ステップS103)。自端末がスリープモードではない場合(ステップS103のNO)、処理は通常フローに移る(ステップS104)。端末がスリープモードである場合(ステップS103のYES)、処理はスリープモードフローに移る(ステップS105)。
ステップS104の通常フローについて、図6〜図8を用いて説明する。図6は、通常フローのフローチャートであり、図7は、通常フローの動作例を示す図であり、図8は、通常フローの荷重基準の一例を示す図である。
図6のフローチャートに関し、触感呈示装置10では、図7(a)のように、ユーザがサーカー動画のダウンロードタスク(第1のタスク)を実行している間に、図7(b)のように、音楽アプリケーション(第2のタスク)が実行されているものとする。また、図8のように、記憶部107には、ダウンロードタスクに対するステータス触感の呈示と、表示部102のGUIに対する操作とを区別するために、ステータス触感用の荷重基準Sと、GUI操作用の荷重基準B1、B2が設定されている。
通常フローにおいて、まず、制御部104は、押圧荷重Xがステータス触感用の荷重基準S未満であるか判定する(ステップS201)。押圧荷重Xがステータス触感用の荷重基準S未満である場合(ステップS201のYES)、制御部104は、通常フローの処理を終了する。押圧荷重Xがステータス触感用の荷重基準S以上である場合(ステップS201のNO)、制御部104は、押圧荷重Xがステータス触感用の荷重基準S以上かつGUI操作用の荷重基準B1未満であるか判定する(ステップS202)。押圧荷重Xがステータス触感用の荷重基準S以上かつGUI操作用の荷重基準B1未満である場合(ステップS202のYES)、制御部104は、第1のタスクの進捗に応じたステータス触感を呈示するように触感呈示部106を制御する(ステップS203)。例えば、図7の(a)から(d)の順番に、第1のタスクであるダウンロードタスクの進捗にあわせ、制御部104は、徐々に触感が弱まるように触感呈示部106を制御する。これにより、ユーザは表示部102を視認することなくタスクの進捗を確認することができる。
押圧荷重XがGUI操作用の荷重基準B1以上である場合(ステップS202のNO)、制御部104は、入力位置Zにボタン等の操作用オブジェクトが表示されているか判定する(ステップS204)。入力位置Zに操作用オブジェクトが表示されていない場合(ステップS204のNO)、制御部104は、通常フローの処理を終了する。入力位置Zに操作用オブジェクトが表示されている場合(ステップS204のYES)、制御部104は、押圧荷重Xが荷重基準B1以上かつ荷重基準B2未満であるか判定する(ステップS205)。ここで、荷重基準B1及び荷重基準B2は共にGUI操作用の閾値であり、同じ操作用オブジェクトに対して、荷重基準毎に異なる処理が設定できることを示すものである。押圧荷重Xが荷重基準B1以上かつ荷重基準B2未満である場合(ステップS205のYES)、制御部104(アプリ制御部1041)は、荷重基準B1に対応した音楽アプリケーションの処理(例えば図7(c)のAボタンに対応する位置の場合、再生の2倍速による早送り)を行うとともに、荷重基準B1に対応した触感(例えば1回の振動)を呈示するように触感呈示部106を制御する(ステップS206)。押圧荷重XがB2以上である場合(ステップS205のNO)、制御部104(アプリ制御部1041)は、荷重基準B2に対応した音楽アプリケーションの処理(例えば図7(c)のAボタンに対応する位置の場合、再生の4倍速による早送り)を行うとともに、荷重基準B2に対応した触感(例えば2回の振動)を呈示するように触感呈示部106を制御する(ステップS207)。これにより、ユーザは表示部102に表示されたGUIに対して操作を行うことができると共に、呈示される触感により所望の操作が確実に受け付けられたことを確認することができる。
なお、図6〜図8において、マルチタスク実行中における通常フローの説明を行ったが、ステータス触感の呈示は、マルチタスク実行中のみに限定されない。即ち、制御部104は、第1のタスクの実行中であって、荷重検出部105がステータス触感用の荷重基準Sを満たす押圧荷重を検出した場合であれば、第2のタスクの有無によらず、押圧対象に対して第1のタスクの進捗状況に応じた触感を呈示するように触感呈示部106を制御するものである。
次に、図5のステップS105のスリープモードフローについて、図9〜図11を用いて説明する。図9は、スリープモードフローのフローチャートであり、図10は、スリープモードフローの動作例を示す図であり、図11は、スリープモードフローの荷重基準の一例を示す図である。
図9のフローチャートに関し、触感呈示装置10は、図10(a)のように、制御部104がダウンロードタスク(第1のタスク)を実行している間に、図10(b)のように、表示部102の表示をOFFにするスリープモードに移行している。また、図11のように、記憶部107には、ダウンロードタスクに対するステータス触感の呈示と、スリープモードからの復帰処理と、表示部12のGUI操作とを区別するために、ステータス触感用の荷重基準Sと、スリープモードからの復帰処理用の荷重基準Aと、GUI操作用の荷重基準B1、B2とが設定されている。
スリープモードフローにおいて、まず、制御部104は、押圧荷重Xがステータス触感用の荷重基準S未満であるか判定する(ステップS301)。押圧荷重Xがステータス触感用の荷重基準S未満である場合(ステップS301のYES)、制御部104は、スリープモードフローの処理を終了する。押圧荷重Xがステータス触感用の荷重基準S以上である場合(ステップS301のNO)、制御部104は、押圧荷重Xがステータス触感用の荷重基準S以上かつスリープモードからの復帰処理用の荷重基準A未満であるか判定する(ステップS302)。押圧荷重Xがステータス触感用の荷重基準S以上かつスリープモードからの復帰処理用の荷重基準A未満である場合(ステップS302のYES)、制御部104は、スリープモードから復帰することなく、第1のタスクの進捗に応じたステータス触感を呈示するように触感呈示部106を制御する(ステップS303)。例えば、図10の(c)(d)のように、第1のタスクであるダウンロードタスクの進捗にあわせ、制御部104は、表示部102の表示をOFFにしたままで、徐々に触感が弱まるように触感呈示部106を制御する。
押圧荷重Xがスリープモードからの復帰処理用の荷重基準A以上である場合(ステップS302のNO)、制御部104は、スリープモードからの復帰処理を行う(ステップS304)。例えば、制御部104は、表示部102の表示をONに切り替える。次に制御部104は、押圧荷重Xがスリープモードからの復帰処理用の荷重基準A以上かつGUI操作用の荷重基準B1未満であるか判定する(ステップS305)。押圧荷重Xがスリープモードからの復帰処理用の荷重基準A以上かつGUI操作用の荷重基準B1未満である場合(ステップS305のYES)、制御部104は、スリープモードフローの処理を終了する。
押圧荷重XがGUI操作用の荷重基準B1以上である場合(ステップS305のNO)、制御部104は、入力位置Zにボタン等の操作用オブジェクトが表示されているか判定する(ステップS306)。入力位置Zに操作用オブジェクトが表示されていない場合(ステップS306のNO)、制御部104は、スリープモードフローの処理を終了する。入力位置Zに操作用オブジェクトが表示されている場合(ステップS306のYES)、制御部104は、押圧荷重Xが荷重基準B1以上かつ荷重基準B2未満であるか判定する(ステップS307)。ここで、荷重基準B1及び荷重基準B2は共にGUI操作用の閾値であり、同じ操作用オブジェクトに対して、荷重基準毎に異なる処理が設定されていることを示すものである。押圧荷重Xが荷重基準B1以上かつ荷重基準B2未満である場合(ステップS307のYES)、制御部104(アプリ制御部1041)は、荷重基準B1に対応した処理を行うとともに、荷重基準B1に対応した触感(例えば1回の振動)を呈示するように触感呈示部106を制御する(ステップS308)。押圧荷重XがB2以上である場合(ステップS307のNO)、制御部104(アプリ制御部1041)は、荷重基準B2に対応した処理を行うとともに、荷重基準B2に対応した触感(例えば2回の振動)を呈示するように触感呈示部106を制御する(ステップS309)。
このように、本実施の形態によれば、制御部104は、第1のタスクの実行中に荷重検出部105がステータス触感用の荷重閾値S(第1の荷重基準)を満たす押圧荷重を検出した場合、押圧対象に対して第1のタスクの進捗状況に応じた触感を呈示するように触感呈示部106を制御する。このため、ユーザは、タッチセンサである入力部103のタッチ面に触れることにより、画面を視認することなくタスクの進捗を確認することができる。
また、本実施の形態によれば、制御部104は、第1のタスク及び第1のタスクと異なる第2のタスクの実行中であって、第2のタスクに関するユーザインタフェースが表示部102に表示されている場合、荷重検出部105がステータス触感用の荷重閾値S(第1の荷重基準)より高いGUI操作用の荷重基準B1、B2(第2の荷重基準)を満たす押圧荷重を検出すると、第2のタスクに応じた処理を実行する。このため、ユーザは、第1の荷重基準を満たし、第2の荷重基準を満たさない押圧荷重でタッチセンサである入力部103のタッチ面に触れることにより、第1のタスクのGUIが表示部102に表示されていない場合であっても、ステータス触感により第1のタスクの進捗を確認することができる。また、ユーザは、第2の荷重基準を満たす押圧荷重でタッチセンサである入力部103のタッチ面に触れることにより、表示部102に表示された第2のタスクのGUI操作を行うことができる。
さらに、本実施の形態によれば、制御部104は、スリープモード中に第1のタスクを実行している場合、荷重検出部105がステータス触感用の荷重基準S(第1の荷重基準)より高いスリープモードからの復帰処理用の荷重基準A(第3の荷重基準)を満たす押圧荷重を検出すると、スリープモードから復帰する。このため、ユーザは、第1の荷重基準を満たし、第3の荷重基準を満たさない押圧荷重でタッチセンサである入力部103のタッチ面に触れることにより、スリープモードを維持したまま、ステータス触感によりタスクの進捗を確認することができる。また、ユーザは、第3の荷重基準を満たす押圧荷重でタッチセンサである入力部103のタッチ面に触れることにより、触感呈示装置10をスリープモードから復帰させることができる。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各機能部、各ステップなどに含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の機能部やステップなどを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。
10 触感呈示装置
101 タッチパネル
102 表示部
103 入力部
104 制御部
1041 アプリ制御部
105 荷重検出部
106 触感呈示部
107 記憶部
1071 GUI生成情報記憶領域
1072 触感パターン記憶領域
1073 ステータス触感パターン記憶領域

Claims (6)

  1. タッチセンサと、
    前記タッチセンサのタッチ面を振動させる触感呈示部と、
    前記タッチセンサのタッチ面に対する押圧荷重を検出する荷重検出部と、
    第1のタスクの実行中に前記荷重検出部が第1の荷重基準を満たす押圧荷重を検出した場合、押圧対象に対して前記第1のタスクの進捗状況に応じた触感を呈示するように前記触感呈示部を制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする触感呈示装置。
  2. 請求項1に記載の触感呈示装置であって、
    表示部をさらに備え、
    前記制御部は、前記第1のタスク及び前記第1のタスクと異なる第2のタスクの実行中であって、前記第2のタスクに関するユーザインタフェースが前記表示部に表示されている場合、前記荷重検出部が前記第1の荷重基準より高い第2の荷重基準を満たす押圧荷重を検出すると、前記第2のタスクに応じた処理を実行する、ことを特徴とする触感呈示装置。
  3. 請求項1又は2に記載の触感呈示装置であって、
    前記制御部は、スリープモード中に前記第1のタスクを実行している場合、前記荷重検出部が前記第1の荷重基準より高い第3の荷重基準を満たす押圧荷重を検出すると、前記スリープモードから復帰する、ことを特徴とする触感呈示装置。
  4. タッチセンサと、
    前記タッチセンサのタッチ面を振動させる触感呈示部と、
    前記タッチセンサのタッチ面に対する押圧荷重を検出する荷重検出部と、を備える触感呈示装置の制御方法であって、
    第1のタスクの実行中に前記荷重検出部が第1の荷重基準を満たす押圧荷重を検出した場合、押圧対象に対して前記第1のタスクの進捗状況に応じた触感を呈示するように前記触感呈示部を制御する、ことを特徴とする触感呈示装置の制御方法。
  5. 請求項4に記載の触感呈示装置の制御方法であって、
    前記触感呈示装置は表示部をさらに備え、
    前記第1のタスク及び前記第1のタスクと異なる第2のタスクの実行中であって、前記第2のタスクに関するユーザインタフェースが前記表示部に表示されている場合、前記荷重検出部が前記第1の荷重基準より高い第2の荷重基準を満たす押圧荷重を検出すると、前記第2のタスクに応じた処理を実行する、ことを特徴とする触感呈示装置の制御方法。
  6. 請求項4又は5に記載の触感呈示装置の制御方法であって、
    スリープモード中に前記第1のタスクを実行している場合、前記荷重検出部が前記第1の荷重基準より高い第3の荷重基準を満たす押圧荷重を検出すると、前記スリープモードから復帰する、ことを特徴とする触感呈示装置の制御方法。
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