JP2012068898A - 携帯端末装置、メール管理方法及びメール管理プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数同時に起動することができないメール編集プログラムによるメールの編集中に、そのメール編集プログラムによって他のメールの編集を一時的に優先して行う場合に、ユーザによる操作を簡易にすることができる携帯端末装置、メール管理方法及びメール管理プログラムを提供すること。
【解決手段】本発明にかかる携帯端末装置は、メールを格納する記憶部52と、メールを編集するメール編集プログラムを実行する実行部51と、を備える。実行部51は、メールを編集するためにメール編集プログラムを実行しているときに、他のメールを受信して、受信したメールに対する返信メールを編集する要求がユーザにより入力された場合には、当該メール編集プログラムによって編集中のメールを記憶部52に格納し、同じメール編集プログラムによる返信メールの編集処理に移行する。
【選択図】図1
【解決手段】本発明にかかる携帯端末装置は、メールを格納する記憶部52と、メールを編集するメール編集プログラムを実行する実行部51と、を備える。実行部51は、メールを編集するためにメール編集プログラムを実行しているときに、他のメールを受信して、受信したメールに対する返信メールを編集する要求がユーザにより入力された場合には、当該メール編集プログラムによって編集中のメールを記憶部52に格納し、同じメール編集プログラムによる返信メールの編集処理に移行する。
【選択図】図1
Description
本発明は、携帯端末装置、メール管理方法及びメール管理プログラムに関する。
現在、複数のアプリケーションプログラム(以下、「アプリケーション」とする)を同時に実行することができるマルチタスクの携帯端末装置が多数存在する。しかし、マルチタスクの携帯端末装置には、メモリやCPU(Central Processing Unit)等のハードウェアリソースの制約により、同一のアプリケーションを複数同時に起動することができないものが存在する。そのような携帯端末装置において、同一のアプリケーションを二重起動しようとした場合、先に起動しているアプリケーションを終了してから、後から起動しようとしたアプリケーションを起動する必要がある。
例えば、電子メール(以下、「メール」とする)を編集するメール編集アプリケーション(以下、「メール編集プログラム」とも言う)を複数同時に起動することができない携帯電話機がある。ユーザは、メールの編集中に、メールを受信して、受信したメールに対する返信メールを優先的に編集して送信したくなることがある。しかし、上述したような携帯電話機を使用している場合、ユーザは、編集中のメールを保存してアプリケーションを終了する操作をしてから、受信メール一覧から受信したメールを選択して、その選択した受信メールに対する返信メールを編集するためにメール編集アプリケーションを起動する操作をする必要があった。つまり、編集中のメールを保存しているので、後ほど編集中のメールを再編集することができるようにして、返信メールの編集をすることができるが、そのための操作が煩わしいものとなっていた。
このような操作を無くすために、メールの編集中に、メールを受信したときに、編集中のメールを破棄してメール編集アプリケーションを終了してから、返信メールを編集するメール編集アプリケーションを起動するようにすることも考えられる。しかし、破棄されてしまったメールの内容をユーザが再度編集し直す操作が必要となってしまうため、そのための操作が煩わしいものとなってしまう。
このように、複数同時に起動することができないメール編集アプリケーションによるメールの編集中に、そのメール編集アプリケーションによって他のメールの編集を一時的に優先して行う場合に、ユーザによる操作が煩雑となってしまっているという問題がある。特に、昨今、携帯端末装置におけるメールでのやり取りが増加してきている。また、メールの編集には、ある程度の時間を要するため、メールの編集中にメールを受信する状況も頻繁に発生するようになってきている。したがって、メール編集アプリケーションによるメールの編集中に、そのメール編集アプリケーションによって他のメールの編集を一時的に優先して行うケースも頻繁に発生するようになってきている。
また、このような問題は、同一のアプリケーションを複数同時に起動することができない携帯端末装置のみに限らず発生し得る。ハードウェアリソースの制約により、複数のアプリケーションを同時に起動することができない携帯端末装置でも同様の問題が発生し得る。例えば、ユーザは、画像/動画を編集する画像/動画編集アプリケーションによる画像/動画の編集中に、メールを受信して、ユーザが受信したメールに対する返信メールを優先的に編集して送信したくなることがある。上述したような携帯電話機を使用している場合、ユーザは、編集中の画像/動画を保存してアプリケーションを終了する操作をしてから、受信メール一覧から受信したメールを選択して、その選択した受信メールに対する返信メールを編集するためにメール編集アプリケーションを起動する操作をする必要があった。
このように、アプリケーションによるデータの編集中に、そのアプリケーションとの同時実行が制限されるアプリケーションによって他のデータの編集を一時的に優先して行う場合にも、ユーザによる操作が煩雑となってしまっているという問題がある。言い換えると、第1の処理によるデータの編集中に、その第1の処理との同時実行が制限される第2の処理によって他のデータの編集を行う場合に、ユーザによる操作が煩雑となってしまっているという問題がある。
特許文献1には、先のタスクでロードされたモジュールと同一モジュールが他のタスクでロードされた場合に発生する同一モジュールの衝突を防止する移動端末機が開示されている。しかし、特許文献1は、複数同時に起動することができないメール編集アプリケーションによるメールの編集中に、そのメール編集アプリケーションによって他のメールの編集を行う場合に、ユーザによる操作を簡易にすることができる技術を開示したものではない。
背景技術として説明したように、第1の課題として、複数同時に起動することができないメール編集プログラムによるメールの編集中に、そのメール編集プログラムによって他のメールの編集を一時的に優先して行う場合に、ユーザによる操作が煩雑となってしまっているという問題がある。
また、第2の課題として、第1の処理によるデータの編集中に、その第1の処理との同時実行が制限される第2の処理によって他のデータの編集を一時的に優先して行う場合に、ユーザによる操作が煩雑となってしまっているという問題がある。
本発明の目的は、上述したような課題を解決するために、複数同時に起動することができないメール編集プログラムによるメールの編集中に、そのメール編集プログラムによって他のメールの編集を一時的に優先して行う場合に、ユーザによる操作を簡易にすることができる携帯端末装置、メール管理方法及びメール管理プログラムを提供することにある。
本発明の第1の態様にかかる携帯端末装置は、メールを格納する記憶部と、メールを編集するメール編集プログラムを実行する実行部と、を備え、前記実行部は、メールを編集するためにメール編集プログラムを実行しているときに、他のメールを受信して、受信したメールに対する返信メールを編集する要求がユーザにより入力された場合には、当該メール編集プログラムによって編集中のメールを前記記憶部に格納し、同じメール編集プログラムによる返信メールの編集処理に移行するものである。
本発明の第2の態様にかかるデータを格納する携帯端末装置は、記憶部と、データを編集するための第1の処理と、当該第1の処理との同時実行が制限され、他のデータを編集するための第2の処理を実行する実行部と、を備え、前記実行部は、前記第1の処理の実行中に、前記第2の処理の実行を開始する場合に、当該第1の処理によって編集中のデータを前記記憶部に格納し、当該第1の処理の実行を終了するものである。
本発明の第3の態様にかかる携帯端末装置のメール管理方法は、メールを編集するメール編集プログラムの実行を開始するステップと、他のメールを受信するステップと、前記受信したメールに対する返信メールを編集する要求のユーザからの入力を検出するステップと、前記返信メールを編集する要求のユーザからの入力を検出した場合に、前記メール編集プログラムによって編集中のメールを記憶部に格納し、同じメール編集プログラムによる返信メールの編集処理に移行するステップと、を備えたものである。
本発明の第4の態様にかかるメールを編集するメール編集プログラムの実行を開始するステップと、他のメールを受信するステップと、前記受信したメールに対する返信メールを編集する要求のユーザからの入力を検出するステップと、前記返信メールを編集する要求のユーザからの入力を検出した場合に、前記メール編集プログラムによって編集中のメールを記憶部に格納し、同じメール編集プログラムによる返信メールの編集処理に移行するステップと、を携帯端末装置に実行させるものである。
上述した本発明の各態様によれば、複数同時に起動することができないメール編集プログラムによるメールの編集中に、そのメール編集プログラムによって他のメールの編集を一時的に優先して行う場合に、ユーザによる操作を簡易にすることができる携帯端末装置、メール管理方法及びメール管理プログラムを提供することができる。
本発明の実施の形態1.
まず、図1を参照して、本発明の実施の形態1にかかる携帯電話機の概要となる携帯端末装置50について説明する。図1は、本発明の実施の形態1にかかる携帯電話機の概要となる携帯端末装置50の構成図である。
まず、図1を参照して、本発明の実施の形態1にかかる携帯電話機の概要となる携帯端末装置50について説明する。図1は、本発明の実施の形態1にかかる携帯電話機の概要となる携帯端末装置50の構成図である。
携帯端末装置50は、実行部51及び記憶部52を有する。
実行部51は、メールを編集するメール編集プログラムを実行する。実行部51は、メールを編集するためにメール編集プログラムを実行しているときに、他のメールを受信して、受信したメールに対する返信メールを編集する要求がユーザにより入力された場合には、メール編集プログラムによって編集中のメールを記憶部51に格納する。そして、実行部51は、同じメール編集プログラムによる返信メールの編集処理に移行する。
記憶部52は、メールを格納する。
実行部51は、メールを編集するメール編集プログラムを実行する。実行部51は、メールを編集するためにメール編集プログラムを実行しているときに、他のメールを受信して、受信したメールに対する返信メールを編集する要求がユーザにより入力された場合には、メール編集プログラムによって編集中のメールを記憶部51に格納する。そして、実行部51は、同じメール編集プログラムによる返信メールの編集処理に移行する。
記憶部52は、メールを格納する。
続いて、本発明の実施の形態1にかかる携帯電話機の概要となる携帯端末装置50の処理について説明する。
実行部51は、メールを編集するメール編集プログラムの実行を開始する。
携帯端末装置50は、メールを送信されてきた場合、メールを受信する。
実行部51は、受信したメールに対する返信メールを編集する要求のユーザからの入力を検出する。
実行部51は、ユーザからの返信メールを編集する要求の入力を検出した場合に、メール編集プログラムによって編集中のメールを記憶部52に格納する。そして、実行部51は、同じメール編集プログラムによる返信メールの編集処理に移行する。
実行部51は、メールを編集するメール編集プログラムの実行を開始する。
携帯端末装置50は、メールを送信されてきた場合、メールを受信する。
実行部51は、受信したメールに対する返信メールを編集する要求のユーザからの入力を検出する。
実行部51は、ユーザからの返信メールを編集する要求の入力を検出した場合に、メール編集プログラムによって編集中のメールを記憶部52に格納する。そして、実行部51は、同じメール編集プログラムによる返信メールの編集処理に移行する。
続いて、図2を参照して、本発明の実施の形態1にかかる携帯電話機1の外観について説明する。図2は、本発明の実施の形態1にかかる携帯電話機1の外観図である。
携帯電話機1は、ディスプレイ2、十字キー及び数字キー(以下、「十字・数字キー」とする)3及びマルチタスクキー4を有する。携帯電話機1は、複数のアプリケーションを動作させることが可能である。
ディスプレイ2は、任意の表示内容を表示する。ディスプレイ2は、例えば、プラズマディスプレイ、液晶ディスプレイ及び有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の表示装置である。ディスプレイ2は、表示部に対応する。
十字・数字キー3は、ユーザからの入力を受ける。
マルチタスクキー4は、ユーザからの入力を受ける。ユーザからマルチタスクキー4に対する入力が行われた場合、携帯電話機1は、ユーザからの操作対象となるアプリケーションを切り替える。以下、十字・数字キー3及びマルチタスクキー4を「キー」と言う。
十字・数字キー3は、ユーザからの入力を受ける。
マルチタスクキー4は、ユーザからの入力を受ける。ユーザからマルチタスクキー4に対する入力が行われた場合、携帯電話機1は、ユーザからの操作対象となるアプリケーションを切り替える。以下、十字・数字キー3及びマルチタスクキー4を「キー」と言う。
続いて、図3を参照して、本発明の実施の形態1にかかる携帯電話機1の構成について説明する。図3は、本発明の実施の形態1にかかる携帯電話機1の構成図である。
携帯電話機1は、実行部11、入力部12、出力部13、通信部14及び記憶部15を有する。
実行部11は、メールを編集するメール編集アプリケーションを記憶部15からロードして実行する。以降、単に「アプリケーション」と言った場合は、メールを編集するメール編集アプリケーションを意味する。実行部11は、アプリケーションを実行している場合、入力部12から出力された情報が示す入力内容に応じて、メールを編集する処理を実行する。実行部11は、例えば、CPU及びメモリを有し、記憶部15からメモリにアプリケーションをロードして実行することによってメールを編集する処理を実行する。また、実行部11は、アプリケーションの実行結果に応じて、ディスプレイ2への表示内容を示す情報を出力部13に出力する。また、実行部11は、編集したメールの編集内容を示す情報を通信部14に出力する。実行部11は、実行部51に対応する。
入力部12は、ユーザからキーに対して入力された入力内容を示す情報を実行部11に出力する。つまり、実行部11は、ユーザからキーに対して入力された入力内容を、入力部12から出力された情報に基づいて認識する。
出力部13は、実行部11から出力された情報が示す表示内容をディスプレイ2に表示する。つまり、実行部11は、任意の表示内容を示す情報を出力部13に出力することによって、その表示内容をディスプレイ2に表示する。
出力部13は、実行部11から出力された情報が示す表示内容をディスプレイ2に表示する。つまり、実行部11は、任意の表示内容を示す情報を出力部13に出力することによって、その表示内容をディスプレイ2に表示する。
通信部14は、他の携帯端末装置やパーソナルコンピュータ等の情報処理装置との間でメールを送受信する。通信部14は、基地局を介して、無線通信によってメールを送受信する。通信部14は、メールを受信した場合に、受信したメールの内容を示す情報を実行部11に出力する。通信部14は、実行部11から出力された情報が示す編集内容のメールを他の情報処理装置に送信する。つまり、実行部11は、通信部14から情報が出力されたことによって、メールを受信したことを認識する。また、実行部11は、通信部14から出力された情報に基づいて、受信したメールの内容を認識する。また、実行部11は、通信部14にメールの編集内容を示す情報を出力することによって、そのメールを他の情報処理装置に送信する。
記憶部15は、アプリケーションが格納されている。また、記憶部15は、実行部11によって、ユーザが編集したメールが格納される。記憶部15は、例えば、メモリ及びハードディスクドライブ等の記憶装置である。記憶部15は、記憶部52に対応する。
続いて、図4及び図5を参照して、本発明の実施の形態1にかかる携帯電話機1の処理について説明する。図4は、本発明の実施の形態1にかかる携帯電話機1の処理を示すフローチャートである。図5は、本発明の実施の形態1にかかる携帯電話機1の表示内容の遷移図である。なお、携帯電話機1の表示内容は、図5に例示される表示内容に限られない。
実行部11は、ユーザからキーに対して、アプリケーションを起動する旨が入力された場合、アプリケーションを起動する。実行部11は、ユーザからキーに対して、入力された入力内容でメールの編集を行う(S11)。実行部11は、メールの編集内容を示す編集画面をディスプレイ2に表示する(S101)。ここで表示される編集画面は、メールの編集内容と、ユーザからキーに対する入力によって選択されたときに、メールの編集を終了して、そのメールの送信を開始する送信ボタンを含む。このとき、メールは保存されておらず、編集中の状態が保たれている。
実行部11は、通信部14がメールを受信した場合、メールを受信したことを通知する内容をディスプレイ2に表示する(S102)。ここで表示される内容は、メールを受信したことを通知するメッセージと、「受信メールを参照する」か、「編集中のメールの編集作業に戻る」か、を選択させるメッセージとを含む。
ユーザからキーに対して、「受信メールを参照する」ことを選択する入力がされた場合、実行部11は、受信メールの内容をディスプレイ2に表示する(S103)。ここで表示される内容は、受信メールの内容と、ユーザからキーに対する入力によって選択されたときに、受信メールに対する返信メールの編集が開始される返信ボタンを含む。なお、ユーザからキーに対して、「編集中のメールの編集作業に戻る」ことを選択する入力がされた場合、実行部11は、編集中のメールの内容をディスプレイ2に表示し(S101)、メールの編集を継続する。つまり、実行部11は、アプリケーションの実行を継続する。
ユーザからキーに対して、返信メールの編集を開始する返信ボタンを選択する入力がされた場合(S12)、実行部11は、現在実行中のアプリケーションによって編集中のメールを保存するか否かを確認するポップアップ表示をディスプレイ2に表示する(S13)(S104)。ここで表示されるポップアップ表示は、「1.編集中のメールを保存して返信メールを編集する」か、「2.編集中のメールを破棄して返信メールを編集する」か、「3.編集中のメールの編集作業に戻る」か、を選択させるメッセージを含む。ここで、実行部11がステップS13を実行する条件は、返信メールの編集を開始する要求が入力された場合であれば、上述した返信メールの編集を開始するボタンが選択された場合に限られない。例えば、ユーザからマルチタスクキー4に対して、返信メールを編集するアプリケーションを起動する入力がされた場合であってもよい。
ユーザからキーに対して、「1.編集中のメールを保存して返信メールを編集する」ことを選択する入力がされた場合(S13:Yes)、実行部11は、編集中のメールを記憶部15に保存する(S14)。そして、実行部11は、ステップS16の処理を開始する。なお、記憶部15には、編集中のメールの編集内容を示すデータが格納される。編集中のメールの編集内容を示すデータは、例えば、編集中のメールの編集内容を示すファイルである。
ユーザからキーに対して、「2.編集中のメールを破棄して返信メールを編集する」ことを選択する入力がされた場合(S13:No)、実行部11は、編集中のメールを削除する(S15)。そして、実行部11は、ステップS18の処理を開始する。実行部11は、例えば、自身が有するメモリに編集中のメールの編集内容を示すデータを格納している。そして、ステップS15で、メモリからそのデータを削除する。
ユーザからキーに対して、「3.編集中のメールの編集作業に戻る」ことを選択する入力がされた場合(図示せず)、実行部11は、編集中のメールを編集する処理を継続する。つまり、実行部11は、ステップS101における編集画面を再度ディスプレイ2に表示する。
ステップS16では、実行部11は、保存したメールに対するショートカットを作成するか否かを確認するポップアップ表示をディスプレイ2に表示する(S16)(S105)。ここで表示されるポップアップ表示は、編集中のメールを保存したことを通知するメッセージと、「1.保存したメールに対するショートカットを作成する」か、「2.保存したメールに対するショートカットを作成しない」か、を選択させるメッセージを含む。
ユーザからキーに対して、「1.保存したメールに対するショートカットを作成する」ことを選択する入力がされた場合(S16:Yes)、実行部11は、保存したメールに対するショートカットを作成する(S17)。そして、実行部11は、ステップS18の処理を開始する。ここで、保存したメールに対するショートカットを作成した場合、ショートカットを作成した旨を通知するメッセージを含むポップアップ表示をディスプレイ2に表示する(S106)。また、実行部11は、ユーザからキーに対する入力によって選択されたときに、記憶部15に格納されたメールの編集が開始されるショートカット表示を待受画面に表示する。つまり、ユーザからキーに対して、ショートカット表示を選択する入力がされた場合、実行部11は、記憶部15に格納されたメールを編集するアプリケーションの実行を開始する。なお、ショートカット表示は、文字列やアイコン等の任意の形状の表示としてよい。また、ショートカット表示を表示する場所は、待受画面に限られない。メール編集アプリケーション及びその他のアプリケーションを起動中の画面に表示するようにしてもよい。
ユーザからキーに対して、「2.保存したメールに対するショートカットを作成しない」ことを選択する入力がされた場合(S16:No)、実行部11は、保存したメールに対するショートカットを作成せずに、ステップS18の処理を開始する。
ステップS18では、実行部11は、ステップS11において起動したアプリケーションの実行を終了して、返信メールの編集をするアプリケーションを起動する(S18)。なお、実行部11は、ステップS11で起動されたアプケーションと同一のアプリケーションを記憶部15からロードして実行する。実行部11は、ユーザからキーに対して、入力された入力内容で返信メールの編集を行う。実行部11は、返信メールの編集内容を示す編集画面をディスプレイ2に表示する(S107)。実行部11は、ユーザからキーに対して、送信ボタンを選択する入力がされた場合、編集した返信メールを他の情報処理装置に送信する。実行部11は、返信メールを送信した場合に、メールを送信した旨を通知するメッセージを含むポップアップ表示をディスプレイ2に表示する(S108)。
以上に説明したように、本実施の形態1では、実行部11は、メールを編集するためにメール編集アプリケーションを実行しているときに、他のメールを受信して、受信したメールに対する返信メールを編集する要求がユーザによって入力された場合には、メール編集アプリケーションによって編集中のメールを記憶部15に格納するようにしている。そして、実行部11は、同じメール編集プログラムによる返信メールの編集処理に移行するようにしている。
これによれば、ユーザは、受信したメールに対する返信メールを編集する要求を入力するのみで、編集中のメールを保存しておくことができる。そのため、本実施の形態1によれば、複数同時に起動することができないメール編集アプリケーションによるメールの編集中に、そのメール編集アプリケーションによって他のメールの編集を一時的に優先して行う場合に、ユーザによる操作を簡易にすることができる。また、背景技術として説明したように、メール編集アプリケーションによるメールの編集中に、そのメール編集アプリケーションによって他のメールの編集を一時的に優先して行うケースが多数発生するようになってきていることに鑑みれば、携帯端末装置のメール操作における利便性を著しく向上することができる。
また、本実施の形態1では、受信したメールに対する返信メールを編集する要求がユーザによって入力された場合に、編集中のメールを記憶部15に格納して、返信メールの編集処理に移行するようにしている。これによれば、ユーザの意図しないところで、編集中のメールが格納されてしまうことがなくなる。そのため、記憶部15の記憶容量の消費を抑えることができる。
また、本実施の形態1では、実行部11は、データを編集するための第1の処理を実行中に、第1の処理との同時実行が制限され、他のデータを編集するための第2の処理を実行する場合に、第1の処理によって編集中のデータを前記記憶部に格納し、第1の処理の実行を終了するようにしている、とも言うことができる。これによれば、ユーザは、他のデータを編集する要求を入力するのみで、編集中のデータを保存しておくことができる。そのため、第1の処理によるデータの編集中に、その第1の処理との同時実行が制限される第2の処理によって他のデータの編集を一時的に優先して行う場合に、ユーザによる操作を簡易にすることができる。
つまり、携帯端末装置50は、データを格納する記憶部52と、データを編集するための第1の処理の実行中に、第1の処理との同時実行が制限され、他のデータを編集するための第2の処理の実行を開始する場合に、第1の処理によって編集中のデータを前記記憶部に格納し、第1の処理の実行を終了する実行部51と、を備えている、とも言うことができる。
また、本実施の形態1では、返信メールの編集処理に移行する場合に、編集中のメールを保存するか否かを確認するメッセージをディスプレイ2に表示するとともに、ユーザから編集中のデータを保存する旨が入力された場合に、編集中のデータを記憶部15に格納するようにしている。これによれば、ユーザは、編集中のデータを保存するか否かを簡易な操作で選択して決定することができる。
また、本実施の形態1では、ユーザからの入力によって選択されたときに、記憶部15に格納されたメールの編集処理に移行するショートカットを、返信メールの編集処理に移行する場合に、ディスプレイ2に表示するようにしている。これによれば、ユーザは、ショートカットを選択するという簡易な操作のみによって、メールの再編集をすることができる。
本発明の実施の形態2.
続いて、本発明の実施の形態2にかかる携帯電話機1について説明する。本発明の実施の形態2にかかる携帯電話機1の外観及び構成は、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
続いて、本発明の実施の形態2にかかる携帯電話機1について説明する。本発明の実施の形態2にかかる携帯電話機1の外観及び構成は、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
続いて、図6及び図7を参照して、本発明の実施の形態2にかかる携帯電話機1の処理について説明する。図6は、本発明の実施の形態2にかかる携帯電話機1の処理を示すフローチャートである。図7は、本発明の実施の形態2にかかる携帯電話機1の表示内容の遷移図である。なお、携帯電話機1の表示内容は、図7に例示される表示内容に限られない。
実行部11は、ユーザからキーに対して、アプリケーションを起動する旨が入力された場合、アプリケーションを起動する。実行部11は、ユーザからキーに対して、入力された入力内容でメールの編集を行う(S21)。実行部11は、メールの編集内容を示す編集画面をディスプレイ2に表示する(S201)。このとき、メールは保存されておらず、編集中の状態が保たれている。
実行部11は、通信部14がメールを受信した場合、メールを受信したことを通知する内容をディスプレイ2に表示する(S202)。ここで表示される内容は、メールを受信したことを通知するメッセージと、「受信メールを参照する」か、「編集中のメールの編集作業に戻る」か、を選択させるメッセージとを含む。
ユーザからキーに対して、「受信メールを参照する」ことを選択する入力がされた場合、実行部11は、受信メールの内容をディスプレイ2に表示する(S203)。ここで表示される内容は、受信メールの内容と、受信メールに対する返信メールの編集を開始する返信ボタンを含む。なお、ユーザからキーに対して、「編集中のメールの編集作業に戻る」ことを選択する入力がされた場合、実行部11は、編集中のメールの内容をディスプレイ2に表示し(S201)、メールの編集を継続する。つまり、実行部11は、アプリケーションの実行を継続する。
ユーザからキーに対して、返信メールの編集を開始する返信ボタンを選択する入力がされた場合(S22)、実行部11は、編集中のメールをテンポラリメモリに一時保存する(S23)。このときに、実行部11は、編集中のメールを一時保存した旨をユーザに通知するメッセージを含むポップアップ表示をディスプレイ2に表示するようにしてもよく(S24)(S204)、そのポップアップ表示をディスプレイ2に表示しないようにしてもよい。テンポラリメモリは、編集中のメールを一時的に格納するメモリである。テンポラリメモリとして、実行部11が有するメモリの一部を使用しても良く、記憶部15の一部を使用してもよい。そして、実行部11は、ステップS21において起動したアプリケーションの実行を終了して、返信メールの編集をするアプリケーションを起動する。なお、実行部11は、ステップS21で起動されたアプケーションと同一のアプリケーションを記憶部15からロードして実行する。
実行部11は、ユーザからキーに対して、入力された入力内容で返信メールの編集を行う。実行部11は、返信メールの編集内容を示す編集画面をディスプレイ2に表示する(S205)。実行部11は、ユーザからキーに対して、送信ボタンを選択する入力がされた場合、編集した返信メールを他の情報処理装置に送信する。実行部11は、返信メールを送信した場合に、メールを送信した旨を通知するメッセージを含むポップアップ表示をディスプレイ2に表示する(S206)。そして、実行部11は、返信メールの送信が完了すると、返信メールを編集するアプリケーションの実行を終了する(S25)。
返信メールを編集するアプリケーションの実行が終了した場合、実行部11は、テンポラリメモリに一時保存された編集中のメールを再編集するか否かを確認するポップアップ表示をディスプレイ2に表示する(S26)(S207)。ここで表示されるポップアップ表示は、「1.編集中のメールを再編集する」か、「2.編集中のメールを破棄して終了する」か、を選択させるメッセージを含む。
ユーザからキーに対して、「1.編集中のメールを再編集する」ことを選択する入力がされた場合(S26:Yes)、実行部11は、テンポラリメモリから編集中のメールを取得し、取得した編集中のメールの編集画面を表示する(S27)(S201)。実行部11は、ユーザからキーに対して、入力された入力内容でメールの編集を行う。実行部11は、ユーザからキーに対して、送信ボタンを選択する入力がされた場合、編集した返信メールを他の情報処理装置に送信する。そして、実行部11は、アプリケーションの実行を終了する(S28)。なお、実行部11は、返信メールを編集するアプリケーションの実行を終了したときに、ポップアップ表示(S26)を表示せずに、編集中のメールの再編集を行うようにしてもよい(S30)。
ユーザからキーに対して、「2.編集中のメールを破棄して終了する」ことを選択する入力がされた場合(S26:No)、実行部11は、テンポラリメモリに格納された編集中のメールを削除する(S29)。なお、この場合に、編集中のメールをテンポラリメモリに格納したままとして、後で再編集を行うことができるようにしてもよい。また、その時に、そのメールへのショートカットを作成するようにしてもよい。
以上に説明したように、本実施の形態2では、実行部11は、返信メールの編集処理を終了した後に、返信メールを編集したメール編集プログラムと同じメール編集プログラムによる記憶部15に格納されたメールの編集処理に移行するようにしている。これによれば、返信メールを編集し終わった後に、ユーザが保存された編集中のメールを編集するアプリケーションを起動する操作をすることなく、編集中だったメールの再編集を行うことができる。そのため、複数同時に起動することができないメール編集プログラムによるメールの編集中に、そのメール編集プログラムによって他のメールの編集を行う場合に、ユーザによる操作をより簡易にすることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
本実施の形態では、本発明を携帯電話機に適用した場合について例示したが、本発明の適用対象はこれに限られない。例えば、携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)及びPDA(Personal Digital Assistant)等の携帯端末装置のいずれに適用してもよい。
本実施の形態では、ユーザからの入力を受ける手段が、十字・数字キー及びマルチタスクキーである場合について例示したが、これに限られない。ユーザからの入力を受ける手段として、十字・数字キー、マルチタスクキー及びニューロポインター(登録商標)等の入力装置のいずれを適用してもよい。
本実施の形態では、複数同時に起動することができないメール編集アプリケーションによるメールの編集中に、そのメール編集アプリケーションによって他のメールの編集を行う場合について例示したが、これに限られない。本発明は、アプリケーションによるデータの編集中に、そのアプリケーションとの同時実行が制限されるアプリケーションによって他のデータの編集を行う場合にも適用することができる。つまり、同一のアプリケーションを複数同時に実行することができないマルチタスクの携帯端末装置に限られず、アプリケーションを複数同時に実行することができないシングルタスクの携帯端末装置にも適用することができる。ここでのアプリケーションは、データを編集するアプリケーションであれば、どのようなアプリケーションであってもよい。データを編集するアプリケーションには、例えば、メールを編集するメール編集アプリケーション、画像を編集する画像編集アプリケーション及び動画を編集する動画編集アプリケーション等が含まれる。
以上に説明した本発明にかかる携帯電話機は、上述の実施の形態の機能を実現するプログラムを、携帯端末装置又は携帯端末装置が有するCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)が実行することによって、構成することが可能である。
また、このプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、携帯端末装置に供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(Random Access Memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によって携帯端末装置に供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムを携帯端末装置に供給できる。
また、携帯端末装置が上述の実施の形態の機能を実現するプログラムを実行することにより、上述の実施の形態の機能が実現される場合のみに限定されない。このプログラムが、携帯端末装置上で稼動しているOS(Operating System)もしくはアプリケーションプログラムと共同して、上述の実施の形態の機能を実現する場合も、本発明の実施の形態に含まれる。さらに、このプログラムの処理の全てもしくは一部が携帯端末装置に挿入された機能拡張ボードや、携帯端末装置に接続された機能拡張ユニットによって行われて、上述の実施の形態の機能が実現される場合も、本発明の実施の形態に含まれる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)メールを格納する記憶部と、メールを編集するメール編集プログラムを実行する実行部と、を備え、前記実行部は、メールを編集するためにメール編集プログラムを実行しているときに、他のメールを受信して、受信したメールに対する返信メールを編集する要求がユーザにより入力された場合には、当該メール編集プログラムによって編集中のメールを前記記憶部に格納し、同じメール編集プログラムによる返信メールの編集処理に移行する携帯端末装置。
(付記2)前記実行部は、前記返信メールの編集処理を終了した後に、当該返信メールを編集したメール編集プログラムと同じメール編集プログラムによる前記記憶部に格納されたメールの編集処理に移行する付記1に記載の携帯端末装置。
(付記3)前記携帯端末装置は、前記実行部によって、任意の内容が表示される表示部をさらに備え、前記実行部は、前記返信メールの編集処理を終了した場合に、前記記憶部に格納されたメールの編集処理に移行するか否かを確認するメッセージを前記表示部に表示するとともに、前記ユーザから前記記憶部に格納されたメールの編集処理に移行する旨が入力された場合に、前記記憶部に格納されたメールの編集処理に移行する付記2に記載の携帯端末装置。
(付記4)前記実行部は、前記ユーザから前記記憶部に格納されたメールの編集処理に移行しない旨が入力された場合、前記記憶部に格納されたデータを削除するか、又は、前記ユーザからの入力によって選択されたときに、前記記憶部に格納されたメールの編集処理に移行するショートカット表示を前記表示部に表示する付記3に記載の携帯端末装置。
(付記5)前記携帯端末装置は、前記実行部によって、任意の内容が表示される表示部と、をさらに備え、前記実行部は、前記返信メールの編集処理に移行する場合に、前記編集中のメールを保存するか否かを確認するメッセージを前記表示部に表示するとともに、前記ユーザから前記編集中のデータを保存する旨が入力された場合に、前記編集中のデータを前記記憶部に格納する付記1に記載の携帯端末装置。
(付記6)前記携帯端末装置は、前記実行部によって、任意の内容が表示される表示部をさらに備え、前記実行部は、前記ユーザからの入力によって選択されたときに、前記記憶部に格納されたメールの編集処理に移行するショートカット表示を、前記返信メールの編集処理に移行する場合に、前記表示部に表示する付記1に記載の携帯端末装置。
(付記7)前記実行部は、前記ショートカット表示を表示するか否かを確認するメッセージを前記表示部に表示するとともに、前記ユーザから前記入力部に前記ショートカット表示を表示する旨が入力された場合に、前記ショートカット表示を前記表示部に表示する付記6に記載の携帯端末装置。
(付記8)データを格納する記憶部と、データを編集するための第1の処理と、当該第1の処理との同時実行が制限され、他のデータを編集するための第2の処理を実行する実行部と、を備え、前記実行部は、前記第1の処理の実行中に、前記第2の処理の実行を開始する場合に、当該第1の処理によって編集中のデータを前記記憶部に格納し、当該第1の処理の実行を終了する携帯端末装置。
(付記9)前記第1の処理及び前記第2の処理は、同一のプログラムおける処理である付記8に記載の携帯端末装置。
(付記10)前記第1の処理及び前記第2の処理は、異なるプログラムおける処理である付記8に記載の携帯端末装置。
1 携帯電話機
2 ディスプレイ
3 十字・数字キー
4 マルチタスクキー
11、51 実行部
12 入力部
13 出力部
14 通信部
15、52 記憶部
2 ディスプレイ
3 十字・数字キー
4 マルチタスクキー
11、51 実行部
12 入力部
13 出力部
14 通信部
15、52 記憶部
Claims (10)
- メールを格納する記憶部と、
メールを編集するメール編集プログラムを実行する実行部と、を備え、
前記実行部は、メールを編集するためにメール編集プログラムを実行しているときに、他のメールを受信して、受信したメールに対する返信メールを編集する要求がユーザにより入力された場合には、当該メール編集プログラムによって編集中のメールを前記記憶部に格納し、同じメール編集プログラムによる返信メールの編集処理に移行する
携帯端末装置。 - 前記実行部は、前記返信メールの編集処理を終了した後に、当該返信メールを編集したメール編集プログラムと同じメール編集プログラムによる前記記憶部に格納されたメールの編集処理に移行する請求項1に記載の携帯端末装置。
- 前記携帯端末装置は、
前記実行部によって、任意の内容が表示される表示部をさらに備え、
前記実行部は、前記返信メールの編集処理を終了した場合に、前記記憶部に格納されたメールの編集処理に移行するか否かを確認するメッセージを前記表示部に表示するとともに、前記ユーザから前記記憶部に格納されたメールの編集処理に移行する旨が入力された場合に、前記記憶部に格納されたメールの編集処理に移行する請求項2に記載の携帯端末装置。 - 前記実行部は、前記ユーザから前記記憶部に格納されたメールの編集処理に移行しない旨が入力された場合、前記記憶部に格納されたデータを削除するか、又は、前記ユーザからの入力によって選択されたときに、前記記憶部に格納されたメールの編集処理に移行するショートカット表示を前記表示部に表示する請求項3に記載の携帯端末装置。
- 前記携帯端末装置は、
前記実行部によって、任意の内容が表示される表示部と、をさらに備え、
前記実行部は、前記返信メールの編集処理に移行する場合に、前記編集中のメールを保存するか否かを確認するメッセージを前記表示部に表示するとともに、前記ユーザから前記編集中のデータを保存する旨が入力された場合に、前記編集中のデータを前記記憶部に格納する請求項1に記載の携帯端末装置。 - 前記携帯端末装置は、
前記実行部によって、任意の内容が表示される表示部をさらに備え、
前記実行部は、前記ユーザからの入力によって選択されたときに、前記記憶部に格納されたメールの編集処理に移行するショートカット表示を、前記返信メールの編集処理に移行する場合に、前記表示部に表示する請求項1に記載の携帯端末装置。 - 前記実行部は、前記ショートカット表示を表示するか否かを確認するメッセージを前記表示部に表示するとともに、前記ユーザから前記入力部に前記ショートカット表示を表示する旨が入力された場合に、前記ショートカット表示を前記表示部に表示する請求項6に記載の携帯端末装置。
- データを格納する記憶部と、
データを編集するための第1の処理と、当該第1の処理との同時実行が制限され、他のデータを編集するための第2の処理を実行する実行部と、を備え、
前記実行部は、前記第1の処理の実行中に、前記第2の処理の実行を開始する場合に、当該第1の処理によって編集中のデータを前記記憶部に格納し、当該第1の処理の実行を終了する
携帯端末装置。 - メールを編集するメール編集プログラムの実行を開始するステップと、
他のメールを受信するステップと、
前記受信したメールに対する返信メールを編集する要求のユーザからの入力を検出するステップと、
前記返信メールを編集する要求のユーザからの入力を検出した場合に、前記メール編集プログラムによって編集中のメールを記憶部に格納し、同じメール編集プログラムによる返信メールの編集処理に移行するステップと、
を備えた携帯端末装置のメール管理方法。 - メールを編集するメール編集プログラムの実行を開始するステップと、
他のメールを受信するステップと、
前記受信したメールに対する返信メールを編集する要求のユーザからの入力を検出するステップと、
前記返信メールを編集する要求のユーザからの入力を検出した場合に、前記メール編集プログラムによって編集中のメールを記憶部に格納し、同じメール編集プログラムによる返信メールの編集処理に移行するステップと、
を携帯端末装置に実行させるメール管理プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010213174A JP2012068898A (ja) | 2010-09-24 | 2010-09-24 | 携帯端末装置、メール管理方法及びメール管理プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010213174A JP2012068898A (ja) | 2010-09-24 | 2010-09-24 | 携帯端末装置、メール管理方法及びメール管理プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012068898A true JP2012068898A (ja) | 2012-04-05 |
Family
ID=46166103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010213174A Pending JP2012068898A (ja) | 2010-09-24 | 2010-09-24 | 携帯端末装置、メール管理方法及びメール管理プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012068898A (ja) |
-
2010
- 2010-09-24 JP JP2010213174A patent/JP2012068898A/ja active Pending
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