JP2012066121A - 他動運動機器 - Google Patents

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尚久 小澤
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Abstract

【課題】使用者の筋肉を効果的に鍛える。
【解決手段】他動運動機器は、使用者の筋活動を誘発する機器であり、使用者の左右の足をそれぞれ載せる左足用足置台及び右足用足置台と、使用者の各足から左足用足置台及び右足用足置台への荷重が変化するように使用者を動かすためのシート駆動部122とを備える。このような他動運動機器において、左足用足置台の前後に離れて設置された複数の左足用荷重センサ160,161、及び、右足用足置台の前後に離れて設置された複数の右足用荷重センサ170,171のそれぞれが設置位置の荷重を検出する。また、信号処理部18において、算出部181が、複数の左足用荷重センサ160,161の検出結果を用いて左足の中心点を算出し、複数の右足用荷重センサ170,171の検出結果を用いて右足の中心点を算出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、使用者が自発的に筋力を発揮することなく使用者の筋活動を誘発する他動運動機器に関するものである。
従来から、使用者が自発的に筋力を発揮することなく使用者の筋活動を誘発する他動運動機器として、使用者の左右の足をそれぞれ載せる左足用足置台及び右足用足置台を備え、左足用足置台及び右足用足置台へ各足を載せた使用者が座った状態で使用者の筋活動の誘発するもの(座位式の他動運動装置)あるいは上記使用者が立った状態で使用者の筋活動を誘発するもの(立位式の他動運動装置)が種々提案されている。
例えば、従来の座位式の他動運動装置として、特許文献1には、使用者の左右の足を載せる左足用足置台及び右足用足置台と、使用者の臀部を支持するシート部と、シート部を揺動させる駆動装置とを備える運動補助装置が開示されている。特許文献1の運動補助装置は、使用者が座っているシート部を駆動装置によって揺動することで、使用者の各足に加わる体重が変化し、使用者に運動を付与するようになっている。
シート部の動きは、左右方向の移動と前後方向の移動とを複合したものであり、初期位置からシート部が左方向に移動すると同時に前方にも移動する。このとき、シート部の前端部は後端部より下降する。つまり、シート部は、前端部が下降するように左前方向に移動する。その後、シート部は初期位置に戻り、続いて、右方向に移動するとともに前方に移動する。つまり、前端部が下降するように右前方向に移動する。その後、シート部は初期位置に戻る。これらの動きが繰り返されることによって、使用者の各足に加わる体重が変化し、使用者に運動を付与することができる。
特開2007−89650号公報(段落0038及び図1,2)
しかしながら、従来の他動運動機器には、使用者が正常に使用できているか否かを判断できないことから、正常ではない使用方法(誤った使用方法や効果的ではない使用方法など)で使用している場合であっても、それを認識することができず、その結果、使用者の筋肉を効果的に鍛えることができないという問題があった。
本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、その目的は、使用者の筋肉を効果的に鍛えることができる他動運動機器を提供することにある。
本発明の他動運動機器は、使用者の左右の足をそれぞれ載せる左足用足置台及び右足用足置台と、前記使用者の各足から前記左足用足置台及び前記右足用足置台への荷重が変化するように当該使用者を動かすための駆動手段とを備え、前記使用者の筋活動を誘発する他動運動機器であって、前記左足用足置台の前後に離れて設置されそれぞれが設置位置の荷重を検出する複数の左足用荷重センサと、前記右足用足置台の前後に離れて設置されそれぞれが設置位置の荷重を検出する複数の右足用荷重センサと、前記複数の左足用荷重センサの検出結果を用いて前記使用者の左足の中心点を算出するとともに、前記複数の右足用荷重センサの検出結果を用いて前記使用者の右足の中心点を算出する算出手段とを備えることを特徴とする。
この他動運動機器において、前記使用者が左右の足をそれぞれ前記左足用足置台及び前記右足用足置台に載せている状態で当該使用者の臀部を接触面で支持するシート部を備え、前記駆動手段は、前記使用者の各足の中心点が変化するように初期位置に対して前記シート部の位置を変位させることが好ましい。
この他動運動機器において、前記駆動手段は、前記左足用足置台を前方に移動させて当該左足用足置台の前端が後端よりも上昇し当該右足用足置台の前端が後端よりも下降する状態と、前記右足用足置台を前方に移動させて当該左足用足置台の前端が後端よりも下降し当該右足用足置台の前端が後端よりも上昇する状態とを交互に繰り返すように、前記左足用足置台及び前記右足用足置台を駆動することが好ましい。
本発明によれば、左足用足置台及び右足用足置台に載せられた使用者の各足が、前方に移動したときに中心点が前方向に移動し、後方に移動したときに中心点が後方向に移動するのを判断することによって、使用者の筋肉を効果的に鍛えることができる。
実施形態1の他動運動機器のブロック図である。 同上の他動運動機器の概略側面図である。 同上の他動運動機器の概略平面図である。 実施形態1,2の他動運動機器の各足の中心点特性を示す図である。 実施形態2の他動運動機器の概略平面図である。 同上の他動運動機器の側面図である。 同上の他動運動機器の要部の動作説明図である。 同上の他動運動機器の使用時における足位置を示す説明図である。 同上の他動運動機器のブロック図である。
(実施形態1)
まず、実施形態1の他動運動機器の構成について図1〜4を用いて説明する。この他動運動機器は、図2,3に示すように、使用者Mの筋活動を誘発する座位式のものであり、床(図示せず)などの定位置に置かれる基台11と、使用者Mの臀部を支持するシート部120を上端部に有して基台11の上に設けられたシート支持台12と、使用者Mが必要に応じて手で把持するハンドル130を上端部に有して基台1の上に設けられたハンドルポスト13と、基台11においてシート支持台12とハンドルポスト13の間の部位に設けられ上面を足置面140,150とする左足用足置台14及び右足用足置台15とを備えている。
左足用足置台14及び右足用足置台15は、使用者Mが左右の足裏をそれぞれ足置面140,150に載せることによって足位置を規制するものであり、それぞれが設置位置の荷重を検出する複数の左足用荷重センサ160,161及び複数の右足用荷重センサ170,171を備えている。複数の左足用荷重センサ160,161は、左足用足置台14の前後に離れて設置され、複数の右足用荷重センサ170,171は、右足用足置台15の前後に離れて設置されている。
シート支持台12には、使用者Mが左右の足をそれぞれ左足用足置台14及び右足用足置台15に載せている状態で上記使用者Mの臀部を接触面121で支持するシート部120の他にも、シート部120を揺動させるシート駆動部122と、シート部120及びシート駆動部122を基台11に対して昇降させる昇降機構部123と、シート駆動部122を制御する信号処理部18とが設けられている。
シート駆動部122は、シート部120の接触面121に臀部を載せるとともに左足用足置台14及び右足用足置台15の足置面140,150に足裏を載せた状態の使用者Mに対して、シート部120を揺動させて臀部の位置を変位させることにより、使用者Mの各足の中心点を変化させる。つまり、シート駆動部122は、使用者Mの体重を臀部と脚部とに分散して支持している状態において、シート部120の位置を変位させて臀部の位置を変化させることにより臀部で支持する自重を増減させ、結果的に各足に作用する自重を変化させ、左足用足置台14及び右足用足置台15への荷重に変化を与えるように使用者Mを動かすためのものである。
ここで、膝を所定角度だけ曲げていると、シート部120で体重を支持する割合が減少したときに、スクワット運動を行って膝を曲げているときと同様に、使用者Mの大腿部に作用する負荷が増加し、大腿部の筋群を筋収縮させることが可能になる。つまり、シート部120を揺動させると、使用者Mの自発的な運動ではない他動的な運動によって大腿部の筋群が緊張と弛緩とを繰り返すことになる。すなわち、シート駆動部122がシート部120を揺動させることにより、主として大腿部の筋群の運動が可能になる。
シート部120の揺動方向は、膝関節に剪断力が作用しないように設定しておくことが望ましい。使用者Mの臀部をシート部120の接触面121で支持している状態において、使用者Mの足は、図3のように、爪先側の距離が踵側の距離よりも大きくなるのが自然な姿勢であり、両足間の開き角度θは左足用足置台14及び右足用足置台15に足を載せる位置で決めることができる。そこで、左足用足置台14及び右足用足置台15に足を載せたときの各足の踵と爪先とを結ぶ中心線に沿う方向にシート部120を揺動させることによって、膝関節に剪断力を作用させずに運動させることが可能になる。つまり、シート部120が揺動範囲において後端位置から前方に移動する際に、斜め右前方に移動する期間と斜め左前方に移動する期間とを設けることにより、膝関節に剪断力を作用させることなく左右の脚の大腿部にそれぞれ自重を作用させることが可能になる。
また、図2では、シート部120の上面である接触面121は略水平面であるが、使用者Mの脚部に作用する自重を変化させることによって大腿部の筋群の筋収縮を誘発する運動を行うから、使用者Mの臀部に接触する接触面121はシート部120が揺動する方向での前方に向かって下り傾斜する。つまり、シート部120の前端部であって使用者Mの右臀部を支持する部位は斜め右前方に下り傾斜し、使用者Mの左臀部を支持する部位は斜め左前方に下り傾斜する。このような構造にすると、シート部120が揺動範囲の後端位置(初期位置)から前方に移動したときに、脚部に作用する自重を増加させやすくなり、運動効果を高めることができる。
ここで、シート部120が左斜め前方に下り傾斜した場合、使用者Mの左足から左足用足置台14への荷重は爪先側(前側)が大きくなり、その結果、中心点は爪先側に移動する。その後、シート部120が初期位置に戻った場合、使用者Mの左足から左足用足置台14への荷重は踵側(後ろ側)が大きくなり、その結果、中心点は踵側に移動する。一方、シート部120が右斜め前方に下り傾斜した場合、使用者Mの右足から右足用足置台15への荷重は爪先側が大きくなり、その結果、中心点は爪先側に移動する。その後、シート部120が初期位置に戻った場合、使用者Mの右足から右足用足置台15への荷重は踵側(後ろ側)が大きくなり、その結果、中心点は踵側に移動する。
ところで、本実施形態の他動運動機器では、膝痛を持つ使用者Mでも膝痛を生じることなく大腿部の筋群の筋収縮を促すためには、膝の曲げ角度を適正角度に保つことが必要である。つまり、スクワット運動において予め膝を所定の角度に曲げた状態で大腿部に作用する自重を変化させるかのような運動であって、使用時には左足用足置台14及び右足用足置台15に各足を載せることで各足の位置は固定になり、また大腿部に作用する負荷を高めるには膝関節と足関節とを鉛直方向に一致させることが望ましいから、これらの制約条件から、膝の曲げ角度は、シート部120の位置により決まることになる。ただし、脚部の寸法には個人差があり、とくに使用者Mの身長によって大きく異なる。
上述したようにシート部120の高さ位置は昇降機構部123により調節可能である。昇降機構部123は、シート部120を基台11に対して後傾する一直線上で移動させることによって、シート部120の接触面121が上方に移動するほど後方に位置するように位置調節を行っている。そして、昇降機構部123は、使用者Mが左右の足をそれぞれ左足用足置台14及び右足用足置台15に載せ、シート部120に臀部を載せている状態において、使用者Mの膝の曲げ角度が規定した角度になるようにシート部120の接触面121の上下方向及び前後方向の位置を調節する。
続いて、ハンドルポスト13について説明する。ハンドルポスト13の上端部には、ハンドル130の中央部に操作表示装置131が設けられている。この操作表示装置131では、シート駆動部122や昇降機構部123の動作に関する指示操作、又は運動量の目安に関する表示などが行われる。なお、使用者は、使用時にはハンドル130を把持しないで行い、使用開始前又は使用終了後にハンドル130を把持すれば、使用者Mの上体の位置を安定させることができる。
続いて、信号処理部18について図1を用いて説明する。信号処理部18は、シート駆動部122を制御する制御部180と、使用者M(図2参照)の各足の中心点を算出する算出部181と、中心点の理想的な時間変化を示す理想特性を記憶する記憶部182とを備えている。
算出部181は、複数の左足用荷重センサ160,161と複数の右足用荷重センサ170,171のそれぞれから検出信号を受信する。これらの検出信号を受信した算出部181は、複数の左足用荷重センサ160,161の検出結果を用いて使用者Mの左足の中心点を算出し、複数の右足用荷重センサ170,171の検出結果を用いて使用者Mの右足の中心点を算出する。
ここで、使用者Mの各足の中心点の算出について説明する。まず、使用者Mの左足の中心点について説明する。左足用荷重センサ160,161を結ぶ直線L1上において、左足用荷重センサ160の設置位置と左足用荷重センサ161の設置位置の中心位置を原点Oとし、原点Oから左足用荷重センサ160又は左足用荷重センサ161の設置位置までの距離をそれぞれaとすると、左足用荷重センサ160の設置位置をa、左足用荷重センサ161の設置位置を−aと表わすことができる。このように位置が設定された左足用荷重センサ160で検出された荷重をf11、左足用荷重センサ161で検出された荷重をf12とすると、中心点g1は、(g1−a)・f11+(g1−(−a))・f12=0を満たすものであるため、g1=(a・f11+(−a)・f12)/(f11+f12)と表わすことができる。したがって、算出部181は、左足用荷重センサ160,161から検出信号を受信し、受信した検出信号から荷重f11,f12を求めることによって、使用者Mの左足の中心点g1を算出することができる。
使用者Mの右足の中心点についても同様で、右足用荷重センサ170で検出された荷重をf21、右足用荷重センサ171で検出された荷重をf22とすると、右足の中心点g2は、(g2−a)・f21+(g2−(−a))・f22=0を満たすものであるため、g2=(a・f21+(−a)・f22)/(f21+f22)と表わすことができる。
上記のように求めた左足の中心点g1及び右足の中心点g2は、値が大きいほど足のつま先側(前側)に移動し、値が小さいほど足の踵側(後側)に移動していることになる。
記憶部182には、図4(a)の実線に示すような中心点g(g1及びg2)の理想特性が記憶されている。この中心点gの理想特性は、製造時などに予め設定されたものである。
図1に示す制御部180は、シート駆動部122を制御して、ある駆動速度でシート部120を揺動させる。上記駆動速度は、設定可能な複数の速度(例えば高速、中速、低速など)から、使用者に関する情報や使用者の目標値に応じて駆動前に適宜設定される。その後、制御部180は、図4(b)に示すように、各足ごとに、理想特性において中心点が最も前側(足のつま先側)になるとき及び最も後側(足の踵側)になるときに、理想特性の中心点(図4(a)の実線)に対する算出部181で算出された中心点(図4(b)の破線)の変位が予め設定された判断値(例えば、原点Oから理想特性の中心点までの距離の5%の値b)以上となるか否かを1往復の動作(シート部120を初期位置から左斜め前方又は右斜め前方に移動し、その後、初期位置に戻る動作)ごとに判定する。左足及び右足の両方において、上記変位が判断値未満のときは正常動作と判断し、そのままシート駆動部122を継続して制御する。一方、左足と右足の少なくとも何れか一方において、上記変位が判断値以上のときは異常動作と判断する。このとき、制御部180は、変位が判断値以上となる場合をカウントし、上記一定時間間隔より長い所定時間(例えば1分間)あたりの上記変位が判断値以上となる回数が予め設定された回数(例えば10回)以上となった場合にシート駆動部122を停止させる。この場合、制御部180は、シート駆動部122の駆動を直ちに停止させてもよいが、シート駆動部122に対して、シート部120の駆動を時間に伴って遅くさせていき停止させるように制御するほうが好ましい。
また、次のように制御を行ってもよい。まず、所定時間あたりの上記変位が判断値以上となる回数が上記設定回数以上となった場合に、制御部180は、シート部120の駆動速度をこれまでより遅くさせる。その後、制御部180は、これまでより速度が遅くなった状態において、所定時間あたりの上記変位が判断値以上となる回数をカウントし直し、設定回数以上となった場合、シート部120の駆動速度をさらに遅くする。一方、所定時間あたりの上記変位が判断値以上となる回数が設定回数未満の場合は、その速度を維持する。その後、速度を維持している時間がある一定期間継続すると、制御部180は、逆にシート部120の駆動速度を速くする。このとき、開始時の駆動速度までの範囲内で駆動速度を速くするのが好ましい。これにより、速度が速すぎて使用者が上手く使用することができない場合に、まず遅い速度で駆動し、使用者が慣れてくると速度を速くすることができる。
以上、本実施形態によれば、座位式のものにおいて、左足用足置台14及び右足用足置台15に載せられた使用者Mの各足が、前方に移動したときに中心点が前方向に移動し、後方に移動したときに中心点が後方向に移動するのを判断することによって、使用者Mの筋肉を効果的に鍛えることができる。
また、シート駆動部122によるシート部120の駆動を時間に伴って遅くしていくことによって、この機器に向いていない人に対して使用の停止を促すことができる。
(実施形態2)
実施形態2の他動運動機器は、図5に示すように、使用者の筋活動を誘発する立位式のものであり、床上に載置するための架台としてのベース板200及びベース板200の上方に配設される上板201(図6参照)が結合することにより形成されるハウジング20と、ベース板200の上に設けられ使用者の左右の足をそれぞれ載せる左足用足置台21及び右足用足置台22と、左足用足置台21及び右足用足置台22の位置をそれぞれ移動させる駆動装置3とを備えている。以下の説明では、図5において矢印Xの向きを前方とする。また、ベース板200を床上に載置した状態でベース板200の上面が床面と平行になるものとする。
図6に示す上板201には、左足用足置台21(図5参照)及び右足用足置台22をそれぞれ露出させる2個の開口窓202,203が厚み方向に貫設される。各開口窓202,203は、それぞれ矩形状に開口し、長手方向に沿った中心線L2が上板201(ハウジング20)の前後方向(短手方向)に対して傾斜し、両中心線L2間の距離がハウジング20の前端側で後端側よりも大きくなるように形成してある。各開口窓202,203の幅方向の両側部には、スライド溝204が開口窓202,203の内側に臨む形で開口する。スライド溝204には、足置カバー24に形成されたフランジ部241がスライド可能に挿入される。
左足用足置台21及び右足用足置台22のそれぞれは、足置板23と、足置カバー24とで構成されている。足置カバー24は、矩形筒状に形成された本体部240と、本体部240の一方の開口面(上面)に沿って本体部240の全周に亘って延設されたフランジ部241とを一体に備えている。また、本体部240の内側には下部において取付板242が一体に形成される。
本体部240は長手方向の寸法及び幅方向の寸法が開口窓202,203よりも小さく、フランジ部241は長手方向の寸法及び幅方向の寸法が開口窓202,203よりも大きく形成されている。さらに、スライド溝204の底間の距離はフランジ部241の先端縁間の距離よりも大きく形成される。したがって、足置カバー24は、幅方向においてはスライド溝204の範囲内において幅方向にも長手方向にも移動可能になる。
一方、足置板23は、足置カバー24における本体部240の内周縁よりもやや小さい矩形板状に形成されており、使用者の足全体を載せることができる寸法に形成される。つまり、足置板23は、使用者Mが左右の足裏をそれぞれ足置面233に載せることによって足位置を規制するものである。足置板23の下面周部には、それぞれコ字状に折曲されたカバー体230,231が設けられる。さらに、足置板23の下面であってカバー体230,231に囲まれる部位には、足置板23の幅方向に離間した一対の軸受232(図7参照)が足置板23と一体に設けられる。
また、左足用足置台21及び右足用足置台22のそれぞれの足置板23には、それぞれが前後に離れて設置され設置位置の荷重を検出する複数の荷重センサ60,61が設けられている。左足用足置部21の足置板23には、左足用の荷重センサ60,61が、足置板23の前後に離れて設置され、右足用足置部22の足置板23には、右足用の荷重センサ60,61が、足置板23の前後に離れて設置されている。
足置カバー24に設けられた取付板242の上面には上方に開放された断面コ字状の軸受板25が固定される。足置板23に設けられた軸受232(図7参照)は、軸受板25の各脚片250の外側面に当接する。さらに、軸受板25の両脚片250及び両軸受232を通る軸部26が設けられる。したがって、軸部26は足置板23の幅方向に沿って配置され、足置板23は、足置カバー24に対して長手方向の前後が上下するように軸部26の周りに回動可能になる。上述したカバー体230,231は、足置板23が足置カバー24に対して回動する際に、足置板23の下面と足置カバー24との間に隙間が生じるのを防止するために設けられている。
足置カバー24に設けられた取付板242の下面には、下面に開放された断面コ字状の台車41が取り付けられる。台車41の両脚片410の外側面には各2個ずつの車輪42が取り付けられる。ベース板200の上面には左足用足置台21と右足用足置台22とに対してそれぞれ2本ずつのレール43が固定されており、レール43の上面に形成されたレール溝430の中で車輪42が転動するように、レール43上に台車41が載置される。また、レール43の上面には、車輪42がレール溝430から脱落するのを防止するために、脱輪防止板44が固定される。
ところで、レール43の長手方向はハウジング20に設けた開口窓202,203の長手方向とは異なる方向としてある。上述したように開口窓202,203は長手方向の中心線L2がハウジング20の前端側で後端側よりも大きくなるように傾斜しており、レール43の長手方向もハウジング20の前後方向に対して同様に傾斜している。
ただし、レール43ではハウジング20の前後方向に対する角度が開口窓202,203よりもさらに大きくなっている。例えば、ハウジング20の前後方向に対する角度が、開口窓202,203の長手方向で30°とすれば、レール43の長手方向は45°などに設定される。すなわち、左足用足置台21及び右足用足置台22に足を載せ、開口窓202,203の長手方向に足の中心線を一致させた状態において、レール43に沿って左足用足置台21及び右足用足置台22を移動させることにより足の位置を変化させても膝に剪断力が作用しない方向に、レール43の長手方向が設定される。左足用足置台21及び右足用足置台22が前後方向と左右方向とを複合した移動経路で移動する際に、レール43を配置する方向により左足用足置台21及び右足用足置台22を前後方向や左右方向に移動させることが可能である。
上述の構成によって、左足用足置台21及び右足用足置台22はレール43の長手方向L3に沿って往復移動することが可能になり、レール43の長手方向L3は開口窓202,203の長手方向の中心線L2に対して傾斜しているから、足置板23及び足置カバー24は開口窓202,203の中で長手方向L3に対して交差した方向に移動することになる。すなわち、上述した台車41と車輪42とレール43と脱輪防止板44とは、左足用足置台21及び右足用足置台22の移動経路を拘束する案内部4として機能する。
左足用足置台21及び右足用足置台22を移動させる駆動装置3は、図5に示すように、駆動力を発生させる駆動源31と、駆動力を左足用足置台21及び右足用足置台22にそれぞれ伝達するように2系統に分離する系統分離部32と、駆動力を用いて台車41をレール43に沿って往復移動させる往復駆動部33とを備えている。
駆動源31には回転モータ(以下、単にモータと略称し、符号31を用いる。)を採用しており、モータ31の出力軸310には系統分離部32が連結される。
系統分離部32は、モータ31の出力軸310に連結されたウォーム(第1歯車)320と、ウォーム320に噛合する1対のウォームホイール(第2歯車)321,321とを備えている。ウォーム320及び2個のウォームホイール321,321は、ベース板200に固定されるギアボックス34(図6参照)に収納される。図6に示すギアボックス34は、上面に開口が形成されたギアケース340と、ギアケース340の開口面に覆着される蓋板341とにより形成される。ギアケース340と蓋板341との間には、ウォーム320の長手方向の両端部を支承する一対の軸受342が取り付けられている。
ウォームホイール321には、ギアケース340と蓋板341とに保持される回転軸35が挿通され、ウォームホイール321の回転に伴って回転軸35が回転するように、ウォームホイール321と回転軸35とが結合されている。回転軸35の上端部には断面が非円形状(図示例では矩形状)に形成された結合部350が形成されている。
モータ31は、ギアケース340に設けられた口受部342とベース板200に固定された口受板270とに載置され、ギアケース340に覆着される蓋板341と口受板270に結合される押さえ板271とによりベース板200に固定される。
往復駆動部33は、回転軸35の結合部350に一端部が結合されるクランク板36と、クランク板36にクランク軸37を介して結合されたクランクロッド38とを備えている。クランク軸37の一端部はクランク板36に固定され、他端部はクランクロッド38の一端部に保持された軸受380に保持される。つまり、クランクロッド38の一端部はクランク板36に対して回動自在に結合される。クランクロッド38の他端部は台車41に対して軸体381を用いて結合され、クランクロッド38の他端部は台車41に対して回動自在に結合される。
上述の構成から明らかなように、クランクロッド38は、図5に示すように、ウォームホイール321の回転力を台車41の往復移動に変換する変換機構として機能する。クランクロッド38はウォームホイール321ごとに設けられ、台車41は左足用足置台21と右足用足置台22とにおいて個別に設けられているから、クランクロッド38は、ウォームホイール321の回転力をそれぞれ左足用足置台21と右足用足置台22との往復移動に変換する変換機構として機能する。
台車41は上述したように車輪42とレール43とにより移動経路が拘束されているから、ウォームホイール321の回転に伴って台車41がレール43の長手方向L3に沿って往復移動する。つまり、モータ31の回転がウォーム320及びウォームホイール321を介してクランク板36に伝達され、さらに、クランク板36に結合されたクランクロッド38により台車41がレール43に沿った直線上で往復移動を行うのである。その結果、台車41に結合されている足置カバー24がレール43に沿って往復移動する。つまり、左足用足置台21と右足用足置台22とがレール43の長手方向において往復移動する。
本実施形態では、ウォーム320と2個のウォームホイール321とにより駆動力を2系統に分離し、各系統ごとに左足用足置台21と右足用足置台22との駆動力として用いるから、駆動装置3により左足用足置台21と右足用足置台22とが関連付けて駆動される。ここで、各ウォームホイール321がウォーム320に噛合する位置を180°異ならせてあり、したがって左足用足置台21が移動範囲の後端に位置するときには、右足用足置台22は移動範囲の前端に位置する。左足用足置台21の移動範囲における後端は左足用足置台21の移動範囲の右端であって、右足用足置台22の移動範囲における前端は右足用足置台22の移動範囲の右端であるから、左右方向においては、左足用足置台21及び右足用足置台22は同じ向きに移動することになる。
なお、上述の構成から明らかなように、ウォーム320とウォームホイール321とを噛み合わせる位置に応じて、左足用足置台21と右足用足置台22との移動における位相差を適宜に付与することが可能である。左足用足置台21と右足用足置台22との上に立って立位で使用する場合には、本実施形態のように180°の位相差を付与すれば、使用者の前後方向の重心移動が少なくなるから、バランス機能が低下している使用者でも使用することができる。あるいは、位相差を持たないようにすれば、使用者の前後方向の重心移動が生じるから、単に脚部の筋群の運動になるだけではなく、バランス機能を保つための腰背部などの筋群の運動にも役立つ。
ところで、左足用足置台21及び右足用足置台22に設けられた足置板23は足置カバー24に対して軸部26の周りで回動可能であるから、足置板23の前端部と後端部との高さ位置を変化させることが可能になっている。つまり、足置板23の上に置いた足の爪先と踵との高さ位置を変化させることにより、足関節の底屈と背屈とが可能になっている。
ここで、軸部26の周りでの足置板23の回動をレール43に沿った往復移動に連動させるために、ベース板200には、図7に示すように、足置板23の移動経路に沿って少なくとも一部に傾斜面280を有したガイド面28が形成され、足置板23の下面にはガイド面28に当接する倣い突部29が設けられている。倣い突部29の先端部は、ガイド面28に対する摩擦係数が小さくなるように材料及び形状を選択しておけばよいが、本実施形態では、ガイド面28の上で転動するローラ290が倣い突部29の先端部に設けられている。
上述のように、ガイド面28に当接する倣い突部29が設けられていることにより、モータ31の回転に伴って左足用足置台21及び右足用足置台22が往復移動を行う際に、倣い突部29がガイド面28に設けた傾斜面280に当接する際には、足置板23が軸部26の周りで回動することにより足置板23のベース板200に対する角度が変化し、結果的に足関節の底屈及び背屈が行われる。
ところで、使用を開始する際には、左足用足置台21及び右足用足置台22が停止している初期位置において、左右の足をそれぞれ左足用足置台21と右足用足置台22とに載せて左足用足置台21及び右足用足置台22の上に立ち、駆動装置3の運転を開始させる。図8に示すように、左足用足置台21及び右足用足置台22の長手方向Dxは前後方向(矢印Xの向き)に対して、例えば9°程度の角度をなすように配置され、左足用足置台21及び右足用足置台22の上に立ったときに、使用者の脚部にねじれを生じることがなく、自然な立ち位置になるようにしてある。
初期位置では、左足用足置台21及び右足用足置台22は前後方向において同位置に位置する。つまり、初期位置では左足用足置台21及び右足用足置台22が左右方向の一直線上に並ぶ。したがって、初期位置で使用者が左足用足置台21及び右足用足置台22の上に載ると、使用者の重心から鉛直方向に下ろした直線は左足用足置台21と右足用足置台22との間で略中央を通ることになる。
上述した構成から明らかなように、駆動装置3の運転を開始すると、図5に示すように、左足用足置台21及び右足用足置台22はそれぞれ前後方向に位置を変化させるとともに、前後方向の位置変化に伴って左右方向の位置も変化させる。ここで、左足用足置台21及び右足用足置台22はレール43に沿った一直線上を往復移動し、左足用足置台21及び右足用足置台22は足の前後方向と異なる方向に移動する。例えば、ハウジング20の前後方向に対して45°をなす方向に移動する。この移動距離は、例えば20mmなどに設定する。
また、上述したように、左足用足置台21及び右足用足置台22がレール43に沿って往復移動するのと同時に、足置板23が軸部26の周りに回動する。足置板23が前方に移動する際には倣い突起29がガイド面28の傾斜面280を昇るから、左足用足置台21及び右足用足置台22の前端位置において足関節が背屈し、左足用足置台21及び右足用足置台22の後端位置において足関節が底屈することになる。軸部26の位置は足裏において踵付近に設定し、底屈と背屈との角度はベース板200の上面を基準面として基準面に対してそれぞれ10°程度に設定する。
ここで、左足用足置台21が左斜め前方に移動した場合、使用者の左足から左足用足置台21への荷重は爪先側(前側)が大きくなり、その結果、中心点は爪先側に移動する。その後、左足用足置台21が初期位置に戻った場合、使用者の左足から左足用足置台21への荷重は踵側(後ろ側)が大きくなり、その結果、中心点は踵側に移動する。一方、右足用足置台22が右斜め前方に下り傾斜した場合、使用者の右足から右足用足置台22への荷重は爪先側が大きくなり、その結果、中心点は爪先側に移動する。その後、右足用足置台22が初期位置に戻った場合、使用者の右足から右足用足置台22への荷重は踵側(後ろ側)が大きくなり、その結果、中心点は踵側に移動する。
続いて、信号処理について図9を用いて説明する。信号処理部5は、駆動装置3を制御する制御部50と、使用者の各足の中心点を算出する算出部51と、中心点の理想的な時間変化を示す理想特性を記憶する記憶部52とを備えている。
算出部51は、左足用足置台21に設置された複数の荷重センサ60,61と右足用足置台22に設置された複数の右足用荷重センサ60,61のそれぞれから検出信号を受信する。これらの検出信号を受信した算出部51は、左足用足置台21に設置された複数の荷重センサ60,61の検出結果を用いて使用者の左足の中心点を算出し、右足用足置台22に設置された複数の荷重センサ60,61の検出結果を用いて使用者の右足の中心点を算出する。
ここで、使用者の各足の中心点の算出について説明する。まず、使用者の左足の中心点について説明する。左足用荷重センサ60,61を結ぶ直線上において、左足用足置台21に設置された荷重センサ60の設置位置と荷重センサ61の設置位置の中心位置を原点Oとし、原点Oから荷重センサ60又は荷重センサ61の設置位置までの距離をそれぞれaとすると、荷重センサ60の位置をa、荷重センサ61の位置を−aと表わすことができる。このように位置が設定された荷重センサ60で検出された荷重をf11、荷重センサ61で検出された荷重をf12とすると、中心点g1は、(g1−a)・f11+(g1−(−a))・f12=0を満たすものであるため、g1=(a・f11+(−a)・f12)/(f11+f12)と表わすことができる。したがって、算出部51は、荷重センサ60,61から検出信号を受信し、受信した検出信号から荷重f11,f12を求めることによって、使用者の左足の中心点g1を算出することができる。
使用者の右足の中心点についても同様で、右足用足置台22に設置された荷重センサ60で検出された荷重をf21、荷重センサ61で検出された荷重をf22とすると、右足の中心点g2は、(g2−a)・f21+(g2−(−a))・f22=0を満たすものであるため、g2=(a・f21+(−a)・f22)/(f21+f22)で表わすことができる。
上記のように求めた左足の中心点g1及び右足の中心点g2は、値が大きいほど足のつま先側(前側)に移動し、値が小さいほど足の踵側(後側)に位置していることになる。
記憶部52には、図4(a)の実線に示すような中心点g(g1及びg2)の理想特性が記憶されている。この中心点gの理想特性は、製造時などに予め設定されたものである。
図9に示す制御部50は、駆動装置3を制御して、ある駆動速度で左足用足置台21及び右足用足置台22を駆動させる。上記駆動速度は、設定可能な複数の速度(例えば高速、中速、低速など)から、使用者に関する情報や使用者の目標値に応じて駆動前に適宜設定される。その後、制御部50は、図4(b)に示すように、各足ごとに、理想特性において中心点が最も前側(足の爪先側)になるとき及び最も後側(足の踵側)になるときに、理想特性の中心点(図4(a)の実線)に対する算出部51で算出された中心点(図4(b)の破線)の変位が予め設定された判断値(例えば、原点Oから理想特性の中心点までの距離の5%の値b)以上となるか否かを1往復の動作(初期位置から左足用足置台21又は右足用足置台22が前方に移動し、その後、初期位置に戻る動作)ごとに判定する。左足及び右足の両方において、上記変位が判断値未満のときは正常動作と判断し、そのまま駆動装置3を継続して制御する。一方、左足と右足の少なくとも何れか一方において、上記変位が判断値以上のときは異常動作と判断する。このとき、制御部50は、変位が判断値以上となる場合をカウントし、上記一定時間間隔より長い所定時間(例えば1分間)あたりの上記変位が判断値以上となる回数が予め設定された回数(例えば10回)以上となった場合に駆動装置3を停止させる。この場合、制御部50は、駆動装置3の駆動を直ちに停止させてもよいが、駆動装置3に対して、左足用足置台21及び右足用足置台22の駆動を時間に伴って遅くさせていき停止させるように制御するほうが好ましい。
また、次のように制御を行ってもよい。まず、所定時間あたりの上記変位が判断値以上となる回数が上記設定回数以上となった場合に、制御部50は、左足用足置台21及び右足用足置台22の駆動速度をこれまでより遅くさせる。その後、制御部50は、これまでより速度が遅くなった状態において、所定時間あたりの上記変位が判断値以上となる回数をカウントし直し、設定回数以上となった場合、左足用足置台21及び右足用足置台22の駆動速度をさらに遅くする。一方、所定時間あたりの上記変位が判断値以上となる回数が設定回数未満の場合は、その速度を維持する。その後、速度を維持している時間がある一定期間継続すると、制御部50は、逆に左足用足置台21及び右足用足置台22の駆動速度を速くする。このとき、開始時の駆動速度までの範囲内で駆動速度を速くするのが好ましい。これにより、速度が速すぎて使用者が上手く使用することができない場合に、まず遅い速度で駆動し、使用者が慣れてくると速度を速くすることができる。
以上、本実施形態によれば、立位式のものであっても、左足用足置台21及び右足用足置台22に載せられた使用者の各足が、前方に移動したときに中心点が前方向に移動し、後方に移動したときに中心点が後方向に移動するのを判断することによって、使用者の筋肉を効果的に鍛えることができる。
また、駆動装置3による左足用足置台21及び右足用足置台22の駆動を時間に伴って遅くしていくことによって、この機器に向いていない人に対して使用の停止を促すことができる。
120 シート部
122 シート駆動部
160,161 左足用荷重センサ
170,171 右足用荷重センサ
18 信号処理部
181 算出部
182 記憶部
180 制御部
21 左足用足置台
22 右足用足置台
3 駆動装置
5 信号処理部
50 制御部
51 算出部
52 記憶部
60,61 荷重センサ

Claims (3)

  1. 使用者の左右の足をそれぞれ載せる左足用足置台及び右足用足置台と、前記使用者の各足から前記左足用足置台及び前記右足用足置台への荷重が変化するように当該使用者を動かすための駆動手段とを備え、前記使用者の筋活動を誘発する他動運動機器であって、
    前記左足用足置台の前後に離れて設置されそれぞれが設置位置の荷重を検出する複数の左足用荷重センサと、
    前記右足用足置台の前後に離れて設置されそれぞれが設置位置の荷重を検出する複数の右足用荷重センサと、
    前記複数の左足用荷重センサの検出結果を用いて前記使用者の左足の中心点を算出するとともに、前記複数の右足用荷重センサの検出結果を用いて前記使用者の右足の中心点を算出する算出手段と
    を備えることを特徴とする他動運動機器。
  2. 前記使用者が左右の足をそれぞれ前記左足用足置台及び前記右足用足置台に載せている状態で当該使用者の臀部を接触面で支持するシート部を備え、
    前記駆動手段は、前記使用者の各足の中心点が変化するように初期位置に対して前記シート部の位置を変位させる
    ことを特徴とする請求項1記載の他動運動機器。
  3. 前記駆動手段は、前記左足用足置台を前方に移動させて当該左足用足置台の前端が後端よりも上昇し当該右足用足置台の前端が後端よりも下降する状態と、前記右足用足置台を前方に移動させて当該左足用足置台の前端が後端よりも下降し当該右足用足置台の前端が後端よりも上昇する状態とを交互に繰り返すように、前記左足用足置台及び前記右足用足置台を駆動することを特徴とする請求項1記載の他動運動機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022513183A (ja) * 2018-12-06 2022-02-07 イ ジュン ウ 圧力測定足場、及びこれを含む身体不均衡矯正用運動機器

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