JP2012064545A - チューナーボックスおよび電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】作業性を向上させる。
【解決手段】電子機器は、開口部が設けられた筐体と、前記筐体の前記開口部に光を出力する光源部と、前記開口部近傍に設けられた複数の突起部と、前記複数の突起部に対応した位置にされて前記突起部が通された複数の第1スリット部と、この第1スリット部の両端から前記突起部から其々離れるように延びた第2スリット部とが設けられ、前記開口部を覆って前記光源部からの光を拡散させる拡散部材と、を具備した。
【選択図】 図25
【解決手段】電子機器は、開口部が設けられた筐体と、前記筐体の前記開口部に光を出力する光源部と、前記開口部近傍に設けられた複数の突起部と、前記複数の突起部に対応した位置にされて前記突起部が通された複数の第1スリット部と、この第1スリット部の両端から前記突起部から其々離れるように延びた第2スリット部とが設けられ、前記開口部を覆って前記光源部からの光を拡散させる拡散部材と、を具備した。
【選択図】 図25
Description
本発明は、チューナーボックスおよび電子機器に関する。
低消費電力化のためにバックライトの出射光のうち、ある偏光成分のみを透過させ、それ以外の偏光成分は反射させる偏光シートを用いた液晶表示装置が開示されている(特許文献1)。
近年、シート状の部材を取り付ける際には、例えば接着材や両面テープなどが用いられたが、これらのより簡易な実装が求められている。
本実施例の一つの形態は、
開口部が設けられ、チューナーが内蔵された筐体と、前記筐体の前記開口部を覆うとともに、前記筐体内に向かって短手方向に屈曲された屈曲を有した長方形状の透明部材と、
開口部が設けられ、チューナーが内蔵された筐体と、前記筐体の前記開口部を覆うとともに、前記筐体内に向かって短手方向に屈曲された屈曲を有した長方形状の透明部材と、
前記筐体内から前記透明部材に向かって光を照射する光源部と、前記透明部材両端の周縁部に沿って起立さられた複数の突起部と、前記複数の突起部に対応した位置にされて突起部が貫通された複数の第1スリット部と、この第1スリット部の両端から其々延びた第2スリット部とが設けられ、前記透明部材を覆って前記光源部からの光を拡散させる拡散シートと、前記第1スリット部と、この第1スリット部の両端から其々延びた第2スリット部とに囲まれた部分に位置する前記拡散シートの一部が前記突起部の挿入方向に切り起こされた切り起こし部と、を具備した。
本実施例の一つの形態は、
開口部が設けられた筐体と、前記筐体の前記開口部に光を出力する光源部と、
前記開口部近傍に設けられた複数の突起部と、前記複数の突起部に対応した位置にされて前記突起部が通された複数の第1スリット部と、この第1スリット部の両端から前記突起部から其々離れるように延びた第2スリット部とが設けられ、前記開口部を覆って前記光源部からの光を拡散させる拡散部材と、を具備した。
開口部が設けられた筐体と、前記筐体の前記開口部に光を出力する光源部と、
前記開口部近傍に設けられた複数の突起部と、前記複数の突起部に対応した位置にされて前記突起部が通された複数の第1スリット部と、この第1スリット部の両端から前記突起部から其々離れるように延びた第2スリット部とが設けられ、前記開口部を覆って前記光源部からの光を拡散させる拡散部材と、を具備した。
以下、本発明の実施の形態を図1ないし図12に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る電子機器の一例であるテレビ接続機器1を示す。テレビ接続機器1は、例えば液晶テレビに接続して使用するものであり、各種テレビ番組を受信する機能や複数のテレビ番組を同時に録画する機能、長時間番組を録画する機能などを有するチューナーが内蔵されたチューナーボックスである。
図1は、本発明に係る電子機器の一例であるテレビ接続機器1を示す。テレビ接続機器1は、例えば液晶テレビに接続して使用するものであり、各種テレビ番組を受信する機能や複数のテレビ番組を同時に録画する機能、長時間番組を録画する機能などを有するチューナーが内蔵されたチューナーボックスである。
テレビ接続機器1は、例えば扁平な箱形の筐体2を備えている。筐体2は、本体ケース3と、化粧カバー4とを有している。本体ケース3は、例えば金属製であり、上方が開放された箱形をしている。化粧カバー4は、本体ケース3を覆うように本体ケース3よりも一回り大きく形成され、下方が開放された箱形をしている。これにより、本体ケース3に対して化粧カバー4が組み合わされることで、筐体2が形成される。化粧カバー4の前面は、開閉可能なフロント扉5a,5b、およびフロント扉5a,5bの中間に位置されるLED表示部5cを有する。
図1に示すように、筐体2は、上壁6、周壁7、および底壁8を有する。上壁6および底壁8は、それぞれ水平に広がっている。周壁7は、底壁8に対して起立し、底壁8の周縁部と上壁6の周縁部とを繋いでいる。図2に示すように、周壁7は、前壁11、後壁12、左側壁13、および右側壁14を有する。
前壁11は、第1の壁(第1の面)である。前壁11は、いわゆるユーザー面であり、テレビを観るユーザーに向かい合う。前壁11は、左右方向(以下、第1の方向X)に延びている。図1に示すように、前壁11は、各種端子が差し込まれるコネクタ16や、B−CAS(BS-Condition Access System)カードが差し込まれる挿入口17が設けられている。図2に示すように、前壁11は、左端部である第1の端部11bと、右端部である第2の端部11bとを有する。第1の端部11aは、左側壁13に繋がっている。第2の端部11bは、右側壁14に繋がっている。
フロント扉5a,5bは、一部材で構成されている。筐体2の前壁11には、図示しない操作入力ボタンが配置され、ボタンフロント扉5a,5bが開き位置にある状態で外部に露出され、ボタンフロント扉5a,5bが閉じ位置にある状態では、該ボタンフロント扉5a,5bに覆われて隠れている。このような構成により、本電子機器は意匠性を向上させることできる。
LED表示部5cは、筐体2の開口部(開口部)5dから筐体2の外側に向かって照射されるLEDからの光を表示し、例えばテレビ接続機器1の電源がオンとなり、動作している状態であることを示すことができる部位である。これらのLED表示部5周辺の構成については、図13乃至図27を用いて後述する。
図2に示すように、後壁12は、第2の壁(第2の面)である。後壁12は、筐体2のなかで前壁11とは反対側に位置している。後壁12は、前壁11と略平行に(つまり第1の方向Xに)延びている。後壁12は、左端部である第1の端部12aと、右端部である第2の端部12bとを有する。第1の端部12aは、左側壁13に繋がっている。第2の端部12bは、右側壁14に繋がっている。
後壁12は、第1および第2の排気孔21,22を有する。図2に示すように、第2の排気孔22は、後壁12のなかで第2の端部12bに設けられている。第1の排気孔21は、後壁12のなかで第2の端部12bに隣接する領域、例えば後壁12の中央よりも右側に偏った位置に設けられている。第1の排気孔21は、例えば第2の排気孔22よりも大きい。
図2に示すように、左側壁13は、第3の壁(第3の面)であるとともに、第1の側壁の一例である。左側壁13は、筐体2の前後方向(以下、第2の方向Y)に延びており、前壁11の左縁部と後壁12の左縁部の間に亘る。なお第1および第2の方向X,Yは、互いに直交する。左側壁13は、前端部である第1の端部13aと、後端部である第2の端部13bとを有する。第1の端部13aは、前壁11に繋がっている。第2の端部13bは、後壁12に繋がっている。
左側壁13は、第1および第2の吸気孔23,24を有する。第2の吸気孔24は、左側壁13の第1の端部13aに設けられている。第1の吸気孔23は、第2の吸気孔24よりも後壁12側に設けられている。第1の吸気孔23は、例えば第2の吸気孔24よりも大きい。
図2に示すように、右側壁14は、第4の壁(第4の面)であるとともに、第2の側壁である。右側壁14は、筐体2のなかで左側壁13とは反対側に位置している。右側壁14は、筐体2の前後方向に延びており、前壁11の右縁部と後壁12の右縁部との間に亘る。右側壁14は、前端部である第1の端部14aと、後端部である第2の端部14bとを有する。第1の端部14aは、前壁11に繋がっている。第2の端部14bは、後壁12に繋がっている。
前壁11および右側壁14には、吸気孔や排気孔は設けられていない。つまり本実施形態に係るテレビ接続機器1では、周壁7に開口する全ての吸気孔が左側壁13に集められている。また、全ての排気孔が後壁12に集められている。
図5および図7に示すように、底壁8は、第3の吸気孔25を有する。第3の吸気孔25は、後述する第1の冷却ファン27の下方に設けられている。なお底壁8には、排気孔は設けられていない。また、上壁6には、吸気孔および排気孔は設けられていない。
図2および図6に示すように、筐体2は、第1のHDDユニット28を備える。図8に示すように、第1のHDDユニット28は、第1および第2のHDD31,32と、第1および第2のホルダ33,34とを有する。第1のホルダ33は、第1のHDD31を保持する。第2のホルダ34は、第2のHDD32を保持するとともに、第1のホルダ33の上に積み上げられている。これにより、第1および第2のHDD31,32は、互いに上下に重ねて保持されている。
第1および第2のHDD31,32は、それぞれ「記憶媒体」の一例である。第1および第2のHDD31,32は、筐体2の前壁11に沿って配置されている。第1および第2のHDD31,32は、筐体2の前壁11に沿う直方体状をしている。
図8に示すように、第1のホルダ33は、第1のHDD31の下方に広がるベース部33aと、このベース部33aの両端部から起立した第1および第2の起立部33b,33cとを有している。第1の起立部33bは、例えば筐体2の前壁11に対向する。第2の起立部33cは、第1の起立部33bとは反対側の端部に位置している。第1および第2の起立部33b,33cは、第1の方向Xに延びており、前壁11と平行になっている。
図8に示すように、第1および第2の起立部33b,33cと第1のHDD31との間には、防振体33dが設けられている。防振体33dは、例えばゴムダンパである。これにより、第1のHDD31に伝わる振動が抑制されている。図8に示すように、第1のHDD31は、第1のホルダ33のなかで浮いた状態で保持されている。第1のHDD31と第1のホルダ33との間には、冷却風が流れる隙間S1が形成されている。
同様に、図8に示すように、第2のホルダ34は、第2のHDD32の下方に広がるベース部34aと、このベース部34aの両端部から起立した第1および第2の起立部34b,34cとを有している。第1の起立部34bは、例えば筐体2の前壁11に対向する。第2の起立部34cは、第1の起立部34bとは反対側の端部に位置している。図2および図6に示すように、第1および第2の起立部34b,34cは、第1の方向Xに延びており、前壁11と平行になっている。
第1および第2の起立部34b,34cと第2のHDD32との間には、防振体34dが設けられている。第2のHDD32は、第2のホルダ34のなかで浮いた状態で保持されている。第2のHDD32と第2のホルダ34との間には、冷却風が流れる隙間S2が形成されている。
図2および図4に示すように、筐体2は、電源回路基板36を収容している。電源回路基板36は、筐体2の中で右側壁14寄りに配置されている。電源回路基板36は、第1ないし第4電子部品37,38,39,40を実装している。第1ないし第4の電子部品37,38,39,40は、例えばトランジスタであり、発熱体である。
図2に示すように、第1の電子部品37は、例えば複数個設けられ、互いに第2の方向Yに並んでいる。図2および図10に示すように、第1の電子部品37には、金属製の第1の放熱板42が取り付けられている。第1の放熱板42は、電源回路基板36に例えばねじ止め固定されている。第1の放熱板42は、電源回路基板36に対して起立した起立部42aと、この起立部42aの先端から右側壁14に向いて水平方向に折れ曲った折曲部42bとを有する。
図2および図5に示すように、第1の放熱板42は、第2の方向Yに延びており、右側壁14と平行になっている。第1の電子部品37は、例えば第1の放熱板42との間にグリースなどを介在させるとともに、第1の放熱板42にねじで固定され、第1の放熱板42に熱接続されている。
図2に示すように、第2の電子部品38には、金属製の第2の放熱板43が取り付けられている。第2の放熱板43は、電源回路基板36に例えばねじ止め固定されている。第2の放熱板43は、第2の方向Yに延びており、右側壁14と平行になっている。第2の電子部品38は、第1の電子部品37と同様に、第2の放熱板43にねじで固定され、第2の放熱板43に熱接続されている。
図4に示すように、第3の電子部品39は、第1および第2の電子部品37,38に比べて、前壁11の近くで、且つ、左側壁13の近くに配置されている。第3の電子部品39は、例えば複数個設けられ、互いに第1の方向Xに並んでいる。図4および図11に示すように、第3の電子部品39には、金属製の放熱部材44が取り付けられている。放熱部材44は、電源回路基板36に例えばねじ止め固定されている。
放熱部材44は、第1の方向Xに延びており、前壁11と平行になっている。放熱部材44は、第1の方向Xに沿って延びた複数の凸部44aを有し、放熱面積が大きく確保されている。第3の電子部品39は、第1の電子部品37と同様に、放熱部材44にねじで固定され、放熱部材44に熱接続されている。
図4に示すように、第4の電子部品40は、第3の電子部品39と同様に、第1および第2の電子部品38に比べて、前壁11の近くで、且つ、左側壁13の近くに配置されている。第4の電子部品40は、例えば複数個設けられ、互いに第1の方向Xに並んでいる。図4および図11に示すように、第4の電子部品40には、金属製の第3の放熱板45が取り付けられている。第3の放熱板45は、電源回路基板36に例えばねじ止め固定されている。
第3の放熱板45は、電源回路基板36に対して起立した起立部45aと、この起立部45aの先端から前壁11に向いて水平方向に折れ曲り、放熱部材44に接続された折曲部45bとを有する。第3の放熱板45は、放熱部材44に熱接続されている。
図4および図11に示すように、第3の放熱板45は、第1の方向Xに延びており、前壁11と平行になっている。第4の電子部品40は、例えば第1の電子部品37と同様に、第3の放熱板45にねじで固定され、第3の放熱板45に熱接続されている。
以上のように、筐体2の内部には、第1の方向Xに沿って、第1および第2のホルダ33,34の起立部33c,34cおよび放熱部材44が延びている。また、第2の方向Yに沿って、第1および第2の放熱板42,43が延びている。これらの部材33c,34c,42,43,44により隔壁48が形成され、筐体2の中は、図12に模式的に示すように、実質的に2つの部屋51,52に仕切られている。
第1の部屋51は、左側壁13の一部、後壁12の一部、第1および第2のホルダ33,34の起立部33c,34c、第1および第2の放熱板42,43、および放熱部材44によって規定され、略長方形状をしている。第2の部屋52は、前壁11、右側壁14、第1および第2のホルダ33,34の起立部33c,34c、第1および第2の放熱板43、および放熱部材44によって規定され、前壁11および右側壁14に沿った略L字形状をしている。
以下、図13乃至図27を参照しながら、本実施例の前壁11に設けられたLED表示部5cの構成及びこれを構成するための各部材の構成をについて説明する。
先ず、図13及び図14を参照しながらLED表示部5cの構成を説明する。図13は、LED表示部を構成する各部品の重ね順を示す斜視図である。図14は、LED表示部の断面図である。
先ず、図13及び図14を参照しながらLED表示部5cの構成を説明する。図13は、LED表示部を構成する各部品の重ね順を示す斜視図である。図14は、LED表示部の断面図である。
図13及び図14に示すように、LED表示部5cは、LEDが実装された光源部(第1乃至第3光源部、発光部)201a,201b,201cを有する回路基板(基板、プリント配線板)201と、回路基板201を支持する支持部材(支持部、支持台、保持部)202と、光源部(第1乃至第3光源部)201a,201b,201cから出力された光を拡散させる第1拡散シート(拡散部、拡散部材、透過部、透過シート、シート、覆い部)203と、第2拡散シート(拡散部、拡散部材、透過部、透過シート、シート、覆い部)204と、前壁11に設けられた開口部5dを覆った透明部材(透明部、シート)205と、を有する。
図14に示すように、支持部202は、第1光源部201aと、第2光源部201bと、第3光源部201cからの光が開口部5d及び透明部材204に向かって放たれる方向で回路基板201を支持する。第1拡散シート203と第2拡散シート204とは、其々断面が円弧状となるように曲げられ手実装されている。
図14に示すように、回路基板201は、支持部202に支持されることで透明部材205と及び開口部5dから一定距離で離間されている。この構成により、回路基板201に設けられた光源部201a,201b,201cは、回路基板201が実装された位置から光を照射すると、自身の指向性から一定の広がりを有して透明部材205と及び開口部5dから筐体2外へ透過する。第1拡散シート203は、各光源部201a,201b,201cを仕切るようにウェービングしている。即ち、各光源部201a,201b,201cの一つずつを包むように波打って曲げられて支持部202内に収容されている。
このような構成により、光源部201a,201b,201cから発せられた其々の光は、互いに交錯する位置で、一度、第1拡散シート203を通過して交わるため、各光源からの光が其々広がり、各方向へ散らばる光の光量が均一化される。また、光源部201a,201b,201cから発せられた其々の光は、第1拡散シート203を通過した後で、第2拡散シート204を通過して透明部材205に達する。即ち、光源部201a,201b,201cからの光は、2つの拡散部材に拡散される。このような構成により、筐体2に出て行く際には、LED表示部5c全体にほぼ満遍なく広がる構成となる。
図13及び図14に示すように、第1拡散シート203と第2拡散シート204とは、互いに曲げられる方向が異なる。例えば、本実施例の構成では、第1拡散シート203が筐体2の厚み方向に屈曲されており、第2拡散シート204は、筐体2の幅方向に屈曲されている。このような構成により、光源部201a,201b,201cから発せられた其々の光は、少なくとも上下左右の各方向に拡散され、光量が均等化する。これらにより、開口部5dからのLEDの光を均等にぼやけさせることが可能となり、デザインのバリエーションを増やし、意匠の幅を広げることができる。例えば、LEDの光に強弱を付けて、加飾を施したい場合、拡散部材を単純に重ねて光の光量を調整する方法が考えられるが、これでは、拡散部材の部品点数が多くなり費用も増す。しかしながら、本実施の形態では、2枚の拡散部材の配置形態を工夫して効率よく光を散らすため、比較的少ない拡散部材の枚数であっても十分な効果を得ることができる。
次に、図15及び図16を参照しながら本実施例の回路基板201の構成を説明する。図15は、本実施例の回路基板を第1の面から見た図である。図16は、本実施例の回路基板を第2の面(第1の面の裏側)から見た図である。
図15及び図16に示すように、回路基板201は、前壁11に面した第1面201Aと、この第1面201Aとは反対側に位置された第2面201Bとを有し、筐体2の厚み方向が長手方向となる長方形状を有する。回路基板201の両端部には、支持部202の位置決め突起2021,2022が其々嵌め込まれる切欠き部2011,2012が設けられている。
図16に示すように、回路基板201には、第1光源部201aと、第2光源部201bと、第3光源部201cとが長手方向に略等間隔に並べて実装されている。第1光源部201aと、第2光源部201bと、第3光源部201cとは、回路基板201の短手方向の中央部分に設けられる。第1光源部201aと第2光源部201bとの間に位置する中間部201ab、および第2光源部201bと第3光源部201cとの間に位置する中間部201bcには、基板の製品番号や製造メーカ名がシルク印刷され、電子部品が実装されていない。
次に、図17及び図18を参照しながら本実施例の支持部202の構成を説明する。図17は、本実施例の支持部を第1の面から見た図である。図18は、本実施例の支持部の第2の面(第1の面の裏側)から見た図である。
図17及び図18に示すように、支持部202は、第1光源部201aと、第2光源部201bと、第3光源部201cからの光を開口部5d及び透明部材204に導く導光部材として、空洞の筒形状を有する。支持部202は、上壁202A、下壁202B、左右両面から上壁202A,下壁202Bに其々亘る側壁202C,202D、前壁11と当接される前壁202E、および回路基板201が載置・支持される支持壁202Fを有する。側壁202C,202Dは、それぞれ、筐体2の内側から外側に向かって拡開するように互いに距離を置いて延びている。このような構成により、左右の方向へ光を広げることが可能となる。
図17に示すように、支持壁202Fには、回路基板201の切欠き部2011,2012に嵌め込まれる突起2011,2012と、回路基板201と係合するフック2023と、前壁11の開口部5bと対向した導光開口部202F1とが設けられる。導光開口部202F1の周縁には、第1拡散シート203を支持する複数の支持部202F2が設けられる。支持部202F2は、回路基板201の中間部201ab及び中間部201bcに対応する位置に設けられる。
このような構成により、第1の拡散シート203を回路基板201の中間部201ab及び中間部201bcに対応する位置で曲げた状態に保持することが可能となる。回路基板201の中間部201ab及び中間部201bcは、基板表面から突出するような実装高が大きい電子部品は実装されておらず、上述したシルク印刷などが施された領域である。このため、第1の拡散シート203が変形して屈曲部の曲率が変化することをさけることができる。
図17に示すように、支持部202F2は、導光開口部202F1の内壁から突出した突出部(突起)として設けられ、回路基板201上に実装された電子部品と干渉されない。また、導光開口部202F1内に第1の拡散シート203を畳んで設ける際に作業者の指を長手方向に通すことが可能となり作業性が良い。
図18に示すように、前壁202Eには前壁11に溶着接合されるための溶着孔202E1が設けられる。前壁202Eは、側壁202C,202Dの前壁11に対向する部位に連続されており、開口部5dの両端の領域と長手方向に沿って其々対向している。図13に示すように2つの前壁202Eの間には透明部材205の筐体2内側に向かって凹んだ部分(屈曲部、曲げ部、凹部)が位置される。
次に、図19乃至図21を参照しながら本実施例の第1の拡散シートの構成を説明する。図19は、本実施例の第1拡散シートを第1の面から見た図である。図20は、本実施例の第1拡散シートの第2の面(第1の面の裏側)から見た図である。図21は、本実施例の第1拡散シートの実装される工程を示した図である。
図19乃至図21に示すように、第1拡散シート203は、長方形状を有し、回路基板201に対向した第1面203a、第1面203aとは反対側に位置されて透明部材205と対向する第2面203bと、導光開口部202F1近傍で支持部202に取り付けられるための取付部(引っかけ部、係合部、延出部)203cと、ミシン目が施され、第1拡散シート203を鋭角状に形成するように折り曲げるための屈曲部(鋭角部、角部、折部)203dとを有している。
図21に示すように、屈曲部203dは、第1拡散シート203が支持部202に取り付けられた状態で筐体2内に向かって飛び出した状態となっている。ここで、支持部202に回路基板201を取り付けた場合、この突出した屈折部203dが押圧され、屈折部203dの長手方向の前後が押し広げられる。
このような構成により、可撓性を有しながらもある程度の剛性を有した拡散シート203が、波打って曲げられた姿勢を維持して支持部202内に収まることができる。本来、第1拡散シート203には、光を拡散させるための厚みを有し、弾性によって元の状態に戻ろうとする復元力が働く。例えば、ミシン目を有して他の領域よりも柔軟性を持たせた部分を持たせない場合、拡散シート203の復元力のため、該シートを支持部202内に複数回折り曲げて納めるのは困難となる。
本実施例では、第1拡散シート203にミシン目を設けることで一部の復元力を弱め、その変形を容易にさせる。また、回路基板201の実装を利用し、第1拡散シート203の鋭角部分を押さえつけることで、第1拡散シートは自身の弾性(復元力)で断面が均等な曲線を描くような正位置に保持される。
また、図20に示す通り、本実施例では、第1拡散シート203の回路基板201と向かい合う側に複数の折り目を有している。このような構成により、ある程度の剛性を保持し、復元力の強いシートであっても加工がしやすくなり、正位置に保持する際の作業性が向上される。
上述した通り本実施例では、第1拡散シート203を長手方向に蛇行させるように曲げている。図21に示すように回路基板201から離れた位置で断面がドーム状になるように各光源を覆っている。このような構成により、各光源からの光を均等に拡散させることができ、筐体2の外部から開口部5dを見たときに各光源の輪郭が明確に表示されることがない。また、取付部203cは、短冊状に延びた形状を有するとともに、その根元には支持部203の突起部202F2に係合される孔部203c1が設けられる。このような構成にすることで、突起部202F2に係合されるとともに、例えば短冊状に延びた取付部203cを作業者が引っ張ることで第1拡散シートの姿勢を正位置に定めたり、視認したりすることが可能となる。
次に、図22乃至図25を参照しながら本実施例の第2の拡散シートの構成を説明し、図26乃至図27を参照しながら本実施例の透明部材の構成を説明する。図22は、本実施例の第2拡散シートを第1の面から見た図である。図23は、本実施例の第2拡散シートの第2の面(第1の面の裏側)から見た図である。図24は、本実施例の第2拡散シートのスリット部を示した図である。図25は、本実施例の第2拡散シートを透明部材に仮止めした状態を示した図である。図26は、本実施例の透明部材を第1の面から見た図である。図27は、本実施例の透明部材の第2の面(第1の面の裏側)から見た図である。
図22及び図23に示すように、第2拡散シート204は、長方形状を有し、回路基板201に対向した第1面204a、第1面204aとは反対側に位置され透明部材205と対向する第2面204bと、長手方向の一端部(周縁部、縁部、端面)204cと、この一端部とは反対側に位置される長手方向の他端部(周縁部、縁部、端面)204dと、を有する。これらの端部には、透明部205に設けられた複数の突起部205eと対応した切れ目(スリット部、切部、割れ目部)204eが設けられる。
図24に示すように、切れ目部204eには、第1のスリット部204e1と、この第1のスリット部204e1の両端から外側に向かって拡開するように其々切り開かれた第2スリット部204e2と、第1のスリット部204e1の中央部にもうけられて突起部205eの断面の径よりも小さな径を有した円形状の切り抜き部(切欠き部、開口部、孔部)204e3とが設けられる。
図26及び図27に示すように、透明部材205は、長方形状を有し、回路基板201に対向した第1面205a、第1面205aとは反対側に位置される第2面205bと、筐体2の内部に向かって突出した部分(屈曲部、屈折部、突出部)205cと、前壁11と当接する面を有するとともに開口部5dの両端に沿って延びた縁部205dと、縁部205dの筐体2の内側を向いた面から突出した部分(突起、突出部、止め部、係合部、支持部)205eを有する。
図25に示すように、第2拡散シート204が透明部205に実装された状態、即ち、透明部205に設けられた複数の突起部205eが、第1のスリット部204e1の切り抜き部204e3に通された状態では、第1のスリット部204e1と、この第1のスリット部204e1の両端に設けられた第2スリット部204e2とに囲まれた領域が切り起こされた形態で維持される。
図26及び図27に示すように透明部205は、筐体2の内部に向かって突出した屈曲部205cを有する。第2拡散シート204は、透明部205に沿って重ねられた際に、屈曲部205cに押圧されて変形し、筐体2の内部に向かって突出した形状となる。上述した通り、第1拡散シート203と同様、第2拡散シート204には、光を拡散させるための厚みを有し、元の状態に戻ろうとする復元力(弾性力)が働く。第2拡散シート204が透明部205に沿って重ねられた際、第2拡散シート204は、元の状態(平坦なシートの状態)に戻ろうとして、切れ目部204eから透明部材205の突起部205cが抜けられる方向に復元力が働く。しかしながら、本実施例の構成では、第1のスリット部204e1と、この第1のスリット部204e1の両端に設けられた第2スリット部204e2とに囲まれた領域Sが切り起こされた形態での突起部205cに当接されているため、復元力によって該突起部205cから引き抜かれる方向に抵抗(摩擦)が大きくなる構成となる。これにより、たとえば、両面テープや接着材を用いなくても第2拡散シート204を透明部205に止めることができ、リペア性及び組み立て・解体作業効率が向上される。
図13及び図14に示すように、第2拡散シート204が、透明部205に仮止めされた後には、その上から支持部202が重ねられ、該支持部202が筐体2の開口部5d近傍の内面に溶着される。本実施例では、支持部202は、第2拡散シート204を間に挟みこんで透明部205に重畳されるため、両面テープや接着材を用いなくても第2拡散シート204を透明部205に強固に止めることが出来る。
尚、ここではシートの仮止めの構成を、第2拡散シートを用いて説明したが、これに限らず可撓性を有するシート(例えば、インシュレータ、フレキシブルプリント配線板、シート状の部位を有するアンテナ等)の仮実装作業に応用可能である。
また、ここでは第1及び第2拡散シートは、少しでも光を拡散させることが出来ればよく、本来「拡散シート」として扱われる部材でなくても、本実施例のシートのように可撓性を有し、光源と筐体2の開口部との間に位置し、光の光量を下げる働きを有するものであれば代用可能である。例えば、回路基板に用いられるインシュレータなどであっても良い。
次に、筐体2の内部構造に戻り、第1の部屋51の実装構造について説明する。
図2、図4および図12に示すように、第1の部屋51は、第1の吸気孔23、第3の吸気孔25、および第1の排気孔21に連通している。第1の部屋51には、ヒートシンク54、第1の冷却ファン27、セル基板55(メイン基板)、チューナー基板56、および画像処理基板57が配置されている。図7に示すように、セル基板55(メイン基板)、チューナー基板56、および画像処理基板57は、互いに重ねて配置されている。
図2、図4および図12に示すように、第1の部屋51は、第1の吸気孔23、第3の吸気孔25、および第1の排気孔21に連通している。第1の部屋51には、ヒートシンク54、第1の冷却ファン27、セル基板55(メイン基板)、チューナー基板56、および画像処理基板57が配置されている。図7に示すように、セル基板55(メイン基板)、チューナー基板56、および画像処理基板57は、互いに重ねて配置されている。
図2は、セル基板55が搭載された状態の筐体2の内部を示す。図4は、セル基板55を取り外した状態の筐体2の内部を示す。図5は、第1の冷却ファン27を取り外すとともに、説明の便宜上、隔壁48を形成する部材を断面にしたものである。
図4に示すように、ヒートシンク54および第1の冷却ファン27は、第1の部屋51の最も右側に配置され、第3の吸気孔25の上方に位置している。ヒートシンク54は、第1の冷却ファン27と第1の排気孔21との間に位置し、第1の排気孔21に対向している。ヒートシンク54は、複数のフィンを有したフィンユニットである。
第1の冷却ファン27は、両面吸気タイプの遠心ファンである。第1の冷却ファン27は、後述する第2および第3の冷却ファン58,59よりも大型であり、高い冷却機能を有する。図7に示すように、第1の冷却ファン27は、ファンケース61と、羽根車62とを有する。羽根車62は、ファンケース61に収容され、回転駆動される。ファンケース61は、インナーケース63と、アウターケース64とを含む。
インナーケース63は、上面65、下面66、および側面67を有する。上面65は、第1の吸込口68を有している。下面66は、第2の吸込口69を有している。図4に示すように、側面67は、吐出口70を有している。吐出口70は、ヒートシンク54に対向する。第1の冷却ファン27は、第1および第2の吸込口68,69から空気を吸い込むとともに、その吸い込んだ空気を吐出口70から吐出する。
アウターケース64は、保持部71と、ダクト部72とを有する。保持部71は、インナーケース63よりも一回り大きく形成され、上方および後方が開放された箱形をしている。インナーケース63は、保持部71の内側に収められている。これにより、第1の吸込口68および吐出口70が筐体2内に(第1の部屋51内に)開口している。第1の冷却ファン27は、第1の吸込口68を通じて第1の部屋51の空気を吸い込む。
ダクト部72は、保持部71と筐体2の底壁8との間に設けられている。ダクト部72は、筒状をしており、第3の吸気孔25を取り囲んでいる。第1の冷却ファン27の第2の吸込口69は、ダクト部72を通じて、筐体2の底壁8の第3の吸気孔25に通じている。換言すれば、第2の吸込口69は、アウターケース64によって筐体2の内部から遮断され、筐体2内の空気(第1の部屋51の空気)を吸えないようになっている。第1の冷却ファン27の第2の吸込口69は、筐体2の底壁8の第3の吸気孔25を通じて筐体2の外部の空気を吸い込む。
つまり第1の冷却ファン27は、第1の部屋51の空気を吸い込むとともに、第3の吸気孔25を通じて筐体2の外部の空気を吸い込み、それら空気をヒートシンク54に向けて吐出する。
図2および図5に示すように、ヒートシンク54の右端面54a、および第1の冷却ファン27のファンケース61の右端面61aは、第2の方向Yに延びており、右側壁14と平行になっている。このヒートシンク54の右端面54a、および第1の冷却ファン27のファンケース61の右端面61aは、隔壁48の一部を形成している。
図3は、セル基板55を示す。セル基板55は、第1の回路基板の一例である。セル基板55には、セルプロセッサ74と、I/Oコントローラ75とが実装されている。セルプロセッサ74は、第1の発熱体の一例である。セルプロセッサ74は、例えば約50Wの消費電力を有し、テレビ接続機器1の中で最も発熱する。I/Oコントローラ75は、約15Wの消費電力を有する。セル基板55は、全体で約100Wの消費電力を有し、テレビ接続機器1の中で最も発熱する回路基板である。セルプロセッサ74およびI/Oコントローラ75は、それぞれヒートパイプ76a,76b,76cによりヒートシンク54に熱接続されている。
図7に示すように、セル基板55は、3つの基板55,56,57のなかで最も上方に配置されている。セル基板55は、第1の冷却ファン27よりも上方に位置している。セル基板55は、第1の冷却ファン27の第1の吸込口68の少なくとも一部に対向している。セル基板55は、第1の排気孔21と第1の冷却ファン27の第1の吸込口68との間に亘って広がり、第1の部屋51の天井を形成している。
図7に示すように、セル基板55は、第1の冷却ファン27に対向した第1の基板面55aと、この第1の基板面55aの裏側に形成され、筐体2の上壁6に対向した第2の基板面55bとを有する。第1の基板面55aは、第1の吸気孔23から前記第1の冷却ファン27に向けて空気を導く第1の導風路D1(主導風路)の一面を規定する。つまり、第1の冷却ファン27が駆動されることで、この第1の基板面55aに沿って冷却風が流れる。セルプロセッサ74およびI/Oコントローラ75は、第1の基板面55aに実装され、上記冷却風に晒されるようになっている。
一方で、第2の基板面55bには、セルプロセッサ74およびI/Oコントローラ75を越えるような大きな発熱体は実装されていない。つまりセル基板55は、積極的な冷却が必要な発熱量の大きな部品を第1の基板面55aに集中して実装している。
図2および図7に示すように、セル基板55の端部を支持するブラケット77が設けられている。ブラケット77は、筐体2に固定されるとともに、第1の冷却ファン27の上方に延びており、第1の冷却ファン27の第1の吸込口68に対向している。ブラケット77は、セル基板55の端部よりも第1の吸気孔23とは反対側に張り出している。これにより、上記第1の導風路D1が延長されている。
チューナー基板56は、第2の回路基板の一例である。チューナー基板56には、チューナー81が実装されている。チューナー81は、第2の発熱体の一例である。チューナー81は、セルプロセッサ74(第1の発熱体)に比べて発熱量が小さい。チューナー基板56は、3つの回路基板55,56,57のなかで真ん中の高さに位置している。チューナー基板56は、水平方向において第1の冷却ファン27と並んでいる。
チューナー基板56は、セル基板55に対向した第1の基板面56aと、この第1の基板面56aの裏側に形成され、画像処理基板57に対向した第2の基板面56bとを有する。第1の基板面56aは、セル基板55とは反対側から第1の導風路D1に向かい合い、第1の導風路D1の他の一面を規定している。換言すればセル基板55とチューナー基板56との間の隙間が、第1の導風路D1となる。第1の冷却ファン27が駆動されることで、この第1の基板面56aに沿って冷却風が流れる。チューナー81は、第1の基板面56aに実装され、上記冷却風に晒されるようになっている。
第2の基板面56bには、チューナー81を越えるような大きな発熱体は実装されていない。つまりチューナー基板56は、積極的な冷却が必要な発熱量の大きな部品を第1の基板面56aに集中して実装している。
画像処理基板57は、第3の回路基板の一例である。画像処理基板57には、画像処理チップ82が実装されている。画像処理チップ82は、第3の発熱体の一例である。画像処理チップ82は、セルプロセッサ74(第1の発熱体)やチューナー(第2の発熱体)に比べて発熱量が小さい。画像処理基板57は、3つの回路基板55,56,57のなかで最も下方に位置している。つまり、画像処理基板57は、チューナー基板56に対してセル基板55とは反対側に位置している。
画像処理基板57は、チューナー基板56に対向した第1の基板面57aと、この第1の基板面57aの裏側に形成され、筐体2の底壁8に対向した第2の基板面57bとを有する。この画像処理基板57の第1の基板面57aと、チューナー基板56の第2の基板面56bとの間の隙間が、第1の吸気孔23から第1の冷却ファン27へ向けて空気を導く第2の導風路D2(副導風路)となる。画像処理チップ82は、第1の基板面57aに実装され、第2の導風路D2を通過する冷却風に晒されるようになっている。
なお、第1および第2の導風路D1,D2を比較すると、第1の導風路D1の方が第1の冷却ファン27の第1の吸込口68に近いため、より多くの空気が流れる。つまり、本実施形態では、3つの回路基板55,56,57を、高温になりやすい順に上から並べ、より高温になりやすい2つの回路基板55,56が第1の導風路D1に臨む。
次に、第2の部屋52の実装構造について説明する。
図5および図12に示すように、第2の部屋52は、第2の吸気孔24および第2の排気孔22に連通している。第2の部屋52には、第2および第3の冷却ファン58,59、前述の第1のHDDユニット28、第2のHDDユニット91、B−CASユニット92、および電源回路部品93が配置されている。
図5および図12に示すように、第2の部屋52は、第2の吸気孔24および第2の排気孔22に連通している。第2の部屋52には、第2および第3の冷却ファン58,59、前述の第1のHDDユニット28、第2のHDDユニット91、B−CASユニット92、および電源回路部品93が配置されている。
第1のHDDユニット28、第2のHDDユニット91、B−CASユニット92、および電源回路部品93は、セルプロセッサ74やチューナー81に比べて発熱量が小さく、耐熱性が弱い部品である。第2および第3の冷却ファン58,59は、軸流ファンである。第2および第3の冷却ファン58,59は、第1の冷却ファン27に比べて小型で、冷却機能が低い。
図5および図12に示すように、第2の冷却ファン58は、第2の排気孔22に対向している。第2の冷却ファン58は、第2の部屋52に開口した吸込口95と、第2の排気孔22に対向した吐出口96とを有する。第2の冷却ファン58は、第2の部屋52の空気を吸い込み、その吸い込んだ空気を第2の排気孔22に向けて吐出し、筐体2の外部に排気する。
一方、第3の冷却ファン59は、第2の吸気孔24に対向している。第3の冷却ファン59は、第2の吸気孔24に対向した吸込口97と、第2の部屋52に開口した吐出口98とを有する。
第3の冷却ファン59は、第2の吸気孔24を通じて筐体2の外部の空気を吸い込み、その吸い込んだ空気を第2の部屋52に吐出する。これにより、第2の部屋52は、前壁11および右側壁14に沿って冷却風がL字状に流れる。
図8および図9に示すように、第1のHDDユニット28の第1のホルダ33は、脚部33eを有し、ベース部33aを筐体2の底壁8から浮かした位置で保持する。これにより、第1のHDD31と筐体2の底壁8との間に冷却風が通る隙間S3が形成されている。
図6および図9に示すように、第2のHDDユニット91は、支持台101、第3および第4のHDD102,103、および第3および第4のホルダ104,105を備える。支持台101は、水平に広がる天板101aと、この天板101aを支える脚部101bを有する。これにおり、支持台101の天板101aと筐体2の底壁8との間に冷却風が通る隙間S4が形成されている。
第3のホルダ104は、第3のHDD102を保持する。第4のホルダ105は、第4のHDD103を保持するとともに、第3のホルダ104の上に積み上げられている。これにより、第3および第4のHDD102,103は、互いに上下に重ねて保持される。
第3および第4のHDD102,103は、それぞれ「記憶媒体」の一例であり、筐体2の前壁11に沿って配置されている。第3および第4のHDD102,103は、筐体2の前壁11に沿う直方体状をしている。
B−CASユニット92は、例えば地上波デジタル放送、BSデジタル放送、CSデジタル放送などをテレビ等で受信する際に必要なB−CASカードを差し込んで保持する。本実施形態に係るB−CASユニット92は、互いに積み上げられた複数の回路基板107を有する。この複数の回路基板107は、それぞれB−CASカードが差し込まれるコネクタ108を有する。これら複数の回路基板107は、冷却風が流れる隙間S5を互いの間に空けている。
図5に示すように、電源回路部品93は、電源回路基板36に実装されている。電源回路部品93は、例えば第1の放熱板42と右側壁14との間に配置されている。
図6に示すように、放熱部材44の上方には、フィルム状のインシュレータ109が設けられている。インシュレータ109は、起立するとともに、第1の方向Xに延びている。インシュレータ109は、隔壁48の一部を形成している。また図5に示すように、第3の放熱板45は、隔壁48の一部を形成し、第1の部屋51から第2の部屋52へ向かおうとする空気の流れの一部を遮る。
次に、テレビ接続機器1の作用について説明する。
上記構成を有したテレビ接続機器1では、発熱量が大きなセルプロセッサ74やチューナー81が第1の部屋51に収容されている。一方で、HDD31,32,102,103など耐熱性が弱い他の電子部品が第2の部屋52に収容されている。そして、第1および第2の部屋51,52の間が隔壁48で隔てられており、第1の部屋51で暖められた空気が第2の部屋52になるべく流入しないようになっている。
上記構成を有したテレビ接続機器1では、発熱量が大きなセルプロセッサ74やチューナー81が第1の部屋51に収容されている。一方で、HDD31,32,102,103など耐熱性が弱い他の電子部品が第2の部屋52に収容されている。そして、第1および第2の部屋51,52の間が隔壁48で隔てられており、第1の部屋51で暖められた空気が第2の部屋52になるべく流入しないようになっている。
これにより、発熱体からの熱が耐熱性の弱い電子部品に伝達しにくくなっている。つまり、耐熱性の弱い電子部品と、発熱量の高い発熱体とが熱的に接続されることを回避し、耐熱性の弱い電子部品の機能低下を抑制する。
そして、大きな冷却機能を有する第1の冷却ファン27が第1の部屋51に配置されている。第1の冷却ファン27は、第1の吸込口68を通じて第1の部屋51の空気を吸うことで、第1の吸気孔23を通じて筐体2の外部の空気を第1の部屋51に流入させる。この流入した空気は、第1および第2の導風路D1,D2を流れる過程で各種発熱体74,75,81,82の熱を奪う。
さらに第1の冷却ファン27は、第2の吸込口69を通じて筐体2の外部の冷たい空気(暖められていない外気)を吸い込む。そしてこれらの空気をヒートシンク54に向けて吐出し、ヒートシンク54を冷却する。これにより発熱体74,75の冷却が促進される。
一方で、第2の部屋52では、第2および第3の冷却ファン58,59により、前壁11および右側壁14に沿って冷却風がL字状に流れる。この冷却風が第1および第2のHDDユニット28,91、B−CASユニット92、および電源回路部品93の周囲を通過することで、これら部品28,91,92,93が冷却される。
ここで、第1および第2のHDDユニット28,91の下方に隙間S3,S4が形成されていると、冷却風がこの隙間S3,S4を通ってB−CASユニット92が収容された筐体2の比較的奥まで容易に流れる。またB−CASユニット92の複数の回路基板107の間に隙間S5が形成されていると、冷却風がより下流へ向けて容易に流れる。
このような構成のテレビ接続機器1によれば、冷却効率を向上させることができる。すなわち、筐体2の中を、発熱量が大きなセルプロセッサ74を収容した第1の部屋51と、耐熱性が弱いHDD31,32,102,103を収容した第2の部屋52とに仕切る隔壁48を備えることで、第1および第2の部屋51,52の間の熱の移動を抑制することができる。そして、第1および第2の部屋51,52に、各部屋の冷却基準を満たす冷却ファン27,58,59を配置することで、機器全体として過不足が少ない効率的な冷却を実現することができる。
発熱量が大きなセルプロセッサ74に熱接続されたヒートシンク54を第1の部屋51に配置し、第1の冷却ファン27が筐体2の外部から冷たい空気(筐体2内で暖められていない空気)を吸い込んで、その冷たい空気でヒートシンク54を冷却することで、ヒートシンク54を効率的に冷却することができる。
ここで、第1の冷却ファン27は、第2の吸込口69が筐体2の外部から空気を吸い込むため、例えば上下の両方の吸込口が筐体2内に開口した冷却ファンに比べて、筐体2内の空気の吸込量は落ちる。そのため、例えば上下の両方の吸込口が筐体2内に開口した同じ大きさの冷却ファンを備える場合に比べて、筐体2内で空気が滞留することも考えられる。
しかしながら、本実施形態では、耐熱性の弱い部品が収められた第2の部屋52が隔壁48により第1の部屋51から仕切られている。そして、第2の部屋52は冷却ファン58,59により空気が滞留しないようになっている。このため、仮に第1の部屋51で暖かい空気が滞留することがあっても、耐熱性の弱い部品が影響を受けにくい。このため、本実施形態では、第2の吸込口69が筐体2の外部から空気を吸い込む冷却ファン27を採用でき、発熱量が大きな部品に熱接続されたヒートシンク54を冷たい空気で集中的に冷却することができる。
本実施形態に係るテレビ接続機器1では、筐体2に開口する全ての排気孔(第1および第2の排気孔21,22)が筐体2の後壁12に集中している。つまり、第1および第2の冷却ファン27,58による騒音は、ユーザーとは反対側となる後壁12から放出されるため、ユーザーに届きにくい。これにより、テレビ接続機器1の静音性を向上させることができる。
また、高温になりやすいセルプロセッサ74などを含む第1の部屋51が後壁12側に設けられ、高温になりにくいHDD31,32などを含む第2の部屋52がユーザー側に設けられている。これにより、ユーザーアクセスが多い前壁11の温度上昇を抑えることができる。
第2の部屋52が前壁11と右側壁14に沿って冷却風が流れるL字状に形成されていると、第2の部屋52を比較的大きく確保でき、多くの部品を収容できるとともに、空気の流れが乱れにくいので高い冷却効率が期待できる。
隔壁48の一部が放熱板42,43で形成されていると、例えば筐体2に内壁やリブなどを形成することで専用の隔壁48を設ける場合に比べて筐体2内のスペースを有効に利用することができる。隔壁48一部がファンケース61の端面61aおよびヒートシンク54の端面54aで形成されていると、同様に、筐体2内に専用の隔壁48を設ける場合に比べて筐体2内のスペースを有効に利用することができる。
隔壁48の一部がHDD31,32を保持するホルダ33,34で形成されていると、同様に、筐体2内に専用の隔壁48を設ける場合に比べて筐体2内のスペースを有効に利用することができる。
第2の吸気孔24を通じて筐体2の外部の空気を吸い込むとともに、その空気を第2の部屋52に吐出する第3の冷却ファン59を備えると、第2および第3の冷却ファン58,59によりプッシュプルの送風構造を実現するので、第2の部屋52の空気の流れがよりスムーズになるので冷却効率が向上する。
セル基板55が、筐体2の第1の吸気孔23と第1の冷却ファン27の吸込口68との間に亘って広がり、第1の部屋51の天井を形成すると、筐体2の上壁6により第1の部屋51の天井が形成される場合に比べて第1の部屋51が小さくなる。そのため、第1の部屋51の送風効率が高まり、冷却効率が向上する。
セル基板55が第1の吸気孔23から第1の冷却ファン27に向かう導風路D1の一面を規定する基板面55aを有し、この基板面55aに前記セルプロセッサ74が実装されると、導風路D1を流れる冷却風によりセルプロセッサ74が直接に冷却されるので、冷却効率が高まる。
セル基板55の端部を支持するブラケット77を備え、このブラケット77がセル基板55の端部よりも第1の吸気孔23とは反対側に張り出し、導風路D1を延長すると、第1の部屋51から冷却風が漏れることが少なくなり、冷却効率が向上する。
チューナー基板56がセル基板55とは反対側から導風路D1を規定する基板面56aを有し、この基板面56aにチューナー81が実装されると、導風路D1を流れる冷却風によりチューナー81が直接に冷却されるので、冷却効率が高まる。
本実施形態に係るテレビ接続機器1では、セルプロセッサ74およびチューナー81よりも発熱量が小さい画像処理チップ82を有した画像処理基板57を備え、この画像処理基板57がチューナー基板56に対してセル基板55とは反対側に位置する。つまり、高温になりやすいセル基板55およびチューナー基板56を隣り合わせに配置することで、その間にメインの導風路D1を形成する。これにより、高温になりやすいセル基板55およびチューナー基板56を効率的に冷却することができる。
HDD31を筐体2の底壁8から浮かした位置で保持するホルダ33を備え、HDD31と筐体2の底壁8との間に冷却風が通る隙間S3が形成されていると、第2の部屋52の空気の流れがスムーズになり、冷却効率が向上する。
なお、本発明の一つの形態に係る電子機器は、第1の排気孔および第2の排気孔を有した第1の壁と、第1の吸気孔および第2の吸気孔を有した第2の壁とを備えた筐体と、前記筐体に収容された第1の発熱体と、前記筐体に収容された第2の発熱体と、前記筐体の中を、前記第1の吸気孔および前記第1の排気孔に通じるとともに前記第1の発熱体を収容した第1の部屋と、前記第2の吸気孔および前記第2の排気孔に通じるとともに前記第2の発熱体を収容した第2の部屋とに仕切る隔壁と、前記第1の部屋の空気を吸気し、前記第1の排気孔から外部に排気する第1の冷却ファンと、前記第2の吸気孔から外部の空気を吸気し、前記第2の部屋内に排気する第2の冷却ファンと、前記第2の部屋の空気を吸気し、前記第2の排気孔に排気する第3の冷却ファンとを具備する。
ここで、「第1の壁」の一例は、後壁12である。「第2の壁」の一例は、左側壁13である。「第1の発熱体」の一例は、セルプロセッサ74である。「第2の発熱体」の入一例は、第1のHDD31である。「第1の冷却ファン」の一例は、第1の冷却ファン27である。「第2の冷却ファン」の一例は、説明の便宜上、名称が入れ替わっているが、第3の冷却ファン59である。そして「第3の冷却ファン」の一例は、第2の冷却ファン58である。
以上、本発明の一つの実施形態に係るテレビ接続機器1について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、光源を用いて加飾される技術、及び可撓性を有するシートを仮止めして実装する技術を用いる装置・電子機器全般に適用できる。この発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
例えば、隔壁48は、放熱板42,43や第1および第2のホルダ33,34などで形成されている必要はなく、筐体2に設けられた内壁やリブなどで形成してもよい。隔壁48は、第1および第2の部屋51,52の境界の全部に設けられ、第1および第2の部屋51,52を完全に遮断してもよいが、上記実施形態のように必要な箇所に部分的に設けるだけでもよい。また、隔壁48の全部が放熱板で形成されていてもよい。第2の部屋52は、L字状に限定されるものではなく、長方形状をしていてもよい。
上記実施形態では、左側壁13が本発明でいう第1の側壁(第3の壁)に該当したが、左右の構成を入れ替え、右側壁14が本発明でいう第1の側壁(第3の壁)に該当し、右側壁14に第1および第2の吸気孔23,24を設けてもよい。
D1…導風路、1…テレビ接続機器、2…筐体、5c…LED表示部、5d…開口部、8…底壁、11…前壁、12…後壁、13…左側壁(第1の側壁)、14…右側壁(第2の側壁)、21…第1の排気孔、22…第2の排気孔、23…第1の吸気孔、24…第2の吸気孔、25…第3の吸気孔、27…第1の冷却ファン、31,32,102,103…HDD(記憶媒体)、33,34…ホルダ、37,38…電子部品、42,43…放熱板、48…隔壁、51…第1の部屋、52…第2の部屋、54…ヒートシンク、55…セル基板(第1の回路基板)、56…チューナー基板(第2の回路基板)、57…画像処理基板(第3の回路基板)、58…第2の冷却ファン、59…第3の冷却ファン、74…セルプロセッサ、77…ブラケット、81…チューナー、82…画像処理チップ、201…回路基板、201a〜201c…光源(LED)、202…支持部、203…第1拡散シート、204…第2拡散シート、205…透明部材。
Claims (10)
- 開口部が設けられ、チューナーが内蔵された筐体と、
前記筐体の前記開口部を覆うとともに、前記筐体内に向かって短手方向に屈曲された屈曲を有した長方形状の透明部材と、
前記筐体内から前記透明部材に向かって光を照射する光源部と、
前記透明部材両端の周縁部に沿って起立さられた複数の突起部と、
前記複数の突起部に対応した位置にされて突起部が貫通された複数の第1スリット部と、この第1スリット部の両端から其々延びた第2スリット部とが設けられ、前記透明部材を覆って前記光源部からの光を拡散させる拡散シートと、
前記第1スリット部と、この第1スリット部の両端から其々延びた第2スリット部とに囲まれた部分に位置する前記拡散シートの一部が前記突起部の挿入方向に切り起こされた切り起こし部と、
を具備したことを特徴とするチューナーボックス。 - 前記第1スリット部には、前記突起部の断面の径より小さな径を有する円形状の開口部が設けられたことを特徴とする請求項1に記載のチューナーボックス。
- 前記光源部が設けられた回路基板と、
前記回路基板が支持された支持部と、を更に有し、
前記支持部は、前記拡散シートを挟んで前記透明部材の周縁部を支持したことを特徴とする請求項2に記載のチューナーボックス。 - 前記回路基板と前記拡散シートとの間に他の拡散シートが設けられたことを特徴とする請求項3に記載のチューナーボックス。
- 開口部が設けられ、チューナーが内蔵された筐体と、
前記筐体の前記開口部を覆うとともに、前記筐体内に向かって突出された部分を有した透明部材と、
前記筐体内から前記透明部材に向かって光を照射する光源部と、
前記透明部材の周縁部に設けられた複数の突起部と、
前記複数の突起部に対応した位置にされて突起部が貫通された複数の第1スリット部と、この第1スリット部の両端から其々拡開する方向に延びた第2スリット部とが設けられ、前記透明部材を覆って前記光源部からの光を拡散させる拡散シートと、
を具備したことを特徴とするチューナーボックス。 - 開口部が設けられた筐体と、
前記筐体の前記開口部に光を出力する光源部と、
前記開口部近傍に設けられた複数の突起部と、
前記複数の突起部に対応した位置にされて前記突起部が通された複数の第1スリット部と、この第1スリット部の両端から前記突起部から其々離れるように延びた第2スリット部とが設けられ、前記開口部を覆って前記光源部からの光を拡散させる拡散部材と、
を具備した電子機器。 - 前記拡散部材は、前記筐体の内側に向かって曲げこまれた請求項5に記載の電子機器。
- 前記第1スリット部には、前記突起部の断面の径より小さな径を有する円形状の開口部が設けられた請求項6に記載の電子機器。
- 前記拡散部材は、シート状の部材であり、
前記拡散部材端部の側であって、前記第1スリット部と前記第1スリット部の両端から其々延びた第2スリット部とに囲まれた部分が前記突起部が通されことにより、該突起部の通される方向に切り起こされた状態となる請求項7に記載の電子機器。 - 前記光源と前記拡散部材との間に他の拡散部材が設けられた請求項7に記載の電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010210082A JP2012064545A (ja) | 2010-09-17 | 2010-09-17 | チューナーボックスおよび電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2010210082A JP2012064545A (ja) | 2010-09-17 | 2010-09-17 | チューナーボックスおよび電子機器 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2012064545A true JP2012064545A (ja) | 2012-03-29 |
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ID=46060026
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2010210082A Pending JP2012064545A (ja) | 2010-09-17 | 2010-09-17 | チューナーボックスおよび電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2012064545A (ja) |
-
2010
- 2010-09-17 JP JP2010210082A patent/JP2012064545A/ja active Pending
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