JP2012061551A - 裏面側旋回加工工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】表側からの作業により、裏面側の構造物等に穴等を旋回加工することを可能とする。
【解決手段】軸回転支持部13、チャック部15及び雄ねじ部17が形成されたボーリング・バー3と、刃部27側の重心により基部25側の支持ピン33を中心に回転動作するとボーリング・バー3に交差状態となり切り刃31がボーリング・バー3の軸芯に沿った方向へ指向するバイト5と、雄ねじ部17に螺合するナット7と、ボーリング・バー3に嵌合しナット7のねじ込みにより交差状態のバイト5に突き当て基部25側の中間部を中心にした回転動作をロックするボーリング・パイプ9と、ボーリング・パイプ9に嵌合しナット7に隣接配置された送りねじ10及びこの送りねじ10を螺合させバイト5を回転可能に突出させる固定ナット11とを備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、被加工壁等の裏面側を表面側から旋回加工する裏面側旋回加工工具に関する。
従来の工具としては、特許文献1に記載のものがある。この工具は、ドリルであり、被加工壁の表側から作業する場合に、この表側から裏側へ貫通穴を形成することができる。
しかし、場合よっては、被加工壁の表側からの作業により、壁面に形成されたガイド穴を利用して裏面側の構造物にガイド穴よりも大きな穴を加工することが望まれることがある。
しかし、従来のドリルでは、表側から裏側へ貫通穴を形成する作業に限られ、裏面側の構造物等にガイド穴よりも大きな穴等を旋回加工することはできなかった。
特開2009−202288号公報
解決しようとする問題点は、表側からの作業では、裏面側の構造物等に穴等を旋回加工することはできなかった点である。
本発明は、表側からの作業により、裏面側の構造物等に穴等を旋回加工することを可能とするため、一端側に軸回転支持部が形成され他端側にチャック部及び雄ねじ部が順次形成されたボーリング・バーと、基部及び切り刃を備えた刃部からなり前記軸回転支持部に基部側の中間部が回転自在に支持され刃部側の重心により基部側の中間部を中心に回転動作すると前記ボーリング・バーに交差状態となり切り刃がボーリング・バーの軸芯に沿った方向へ指向するバイトと、前記雄ねじ部に螺合するナットと、前記ボーリング・バーに嵌合し前記ナットのねじ込みにより前記交差状態のバイトに突き当て前記基部側の中間部を中心にした回転動作をロックするボーリング・パイプと、前記ボーリング・パイプに嵌合し前記ナットに隣接配置された送りねじ及びこの送りねじを螺合させ前記バイトを回転可能に突出させる固定ナットとを備えたことを特徴とする。
本発明は、一端側に軸回転支持部が形成され他端側にチャック部及び雄ねじ部が順次形成されたボーリング・バーと、基部及び切り刃を備えた刃部からなり前記軸回転支持部に基部側の中間部が回転自在に支持され刃部側の重心により基部側の中間部を中心に回転動作すると前記ボーリング・バーに交差状態となり前記切り刃がボーリング・バーの軸芯に沿った方向へ指向するバイトと、前記雄ねじ部に螺合するナットと、前記ボーリング・バーに嵌合し前記ナットのねじ込みにより前記交差状態のバイトに突き当て前記基部側の中間部を中心にした回転動作をロックするボーリング・パイプと、前記ボーリング・パイプに嵌合し前記ナットに隣接配置された送りねじ及びこの送りねじを螺合させ前記バイトを回転可能に突出させる固定ナットとを備えた。
このため、被加工壁等のガイド穴からバイト側を差し込み、このバイトを刃部側の重心により回転動作させるとボーリング・バーに交差状態となり切り刃をボーリング・バーの軸芯に沿った方向へ指向させることができる。
したがって、ボーリング・パイプによりバイトの交差状態を固定し、固定ナットに対して送りねじを回転駆動することでバイトがボーリング・バーと共に回転し、被加工壁等の裏側から旋回加工することができる。
裏面側旋回加工工具と被加工壁との関係を示す側面図である。(実施例1) 裏面側旋回加工工具の組立図である。(実施例1) ボーリング・バー及びバイトの分解平面図である。(実施例1) ボーリング・バー及びバイトに係り、(a)は、ボーリング・バー及びバイトの分解側面図、(b)は、バイトの正面図である。(実施例1) ナット及びボーリング・パイプに係り、(a)は、ナットの側面図、(b)は、ボーリング・パイプの平面図、(c)は、ボーリング・パイプの側面図である。(実施例1) 送りねじ及び固定ナットに係り、(a)は、送りねじの平面図、(b)は、固定ナットの平面図である。(実施例1)
表側からの作業により、裏面側から穴を形成することを可能にするという目的を、ボーリング・バーと、バイトと、ナットと、ボーリング・パイプと、固定ナットとにより実現した。
[裏面側旋回加工工具]
図1〜図6は、本発明の実施例1に係り、図1は、裏面側旋回加工工具と被加工壁との関係を示す側面図、図2は、裏面側旋回加工工具の組立図、図3は、ボーリング・バー及びバイトの分解平面図、図4は、ボーリング・バー及びバイトに係り、(a)は、ボーリング・バー及びバイトの分解側面図、(b)は、バイトの正面図、図5は、ナット及びボーリング・パイプに係り、(a)は、ナットの側面図、(b)は、ボーリング・パイプの平面図、(c)は、ボーリング・パイプの側面図、図6は、送りねじ及び固定ナットに係り、(a)は、送りねじの平面図、(b)は、固定ナットの平面図である。
図1,図2のように、裏面側旋回加工工具1は、ボーリング・バー3と、バイト5と、ナット7と、ボーリング・パイプ9と、送りねじ10、固定ナット11とを備えている。
図1〜図4のように、ボーリング・バー3は、一端側に軸回転支持部13が形成され他端側にチャック部15及び雄ねじ部17が順次形成され、断面円形に形成されている。
軸回転支持部13は、ボーリング・バー3のバー本体19の一端に形成され、支持溝21と支持溝21に直行するピン支持孔23とを備えている。チャック部15は、バー本体19の他端に形成され、バー本体19よりも小径に形成されている、雄ねじ部17は、チャック部15に隣接して形成され、バー本体19とほぼ同径に形成されている。
図1〜図4のように、バイト5は、基部25を備えた刃部27からなっている。基部25は、平板状に形成され、この基部25の中間部に、貫通孔29を備えている。刃部27は、断面半円形に形成されて基部25よりも重量を大きくし、全体の重心を刃部27寄りとしている。この刃部27の尖端に切り刃31を備えている。
このバイト5は、基部25がボーリング・バー3の軸回転支持部13の支持溝21に嵌め込まれ、ピン支持孔23に支持された支持ピン33が貫通孔29を貫通し、バイト5がボーリング・バー3に回転自在に支持されている。
したがって、バイト5は、軸回転支持部13に基部25の中間部が回転自在に支持され刃部27側の重心により基部25側の中間部の支持ピン33を中心に回転動作すると前記ボーリング・バー3に交差状態となり刃部27の切り刃31がボーリング・バー3の軸芯に沿った方向へ指向する状態となる。
図1、図2、図4のように、ナット7は、例えば六角ナットで構成され、ボーリング・バー3の雄ねじ部17に螺合する。
図2、図5のように、ボーリング・パイプ9は、中空円筒形状であり、一端にロック溝35が形成されている。ロック溝35の幅は、支持ピン33が嵌合できるものである。
このボーリング・パイプ9は、ボーリング・バー3に嵌合し前記ナット7の雄ねじ部17に対するねじ込みによりロック溝35に基部25を嵌合させ、基部25側の中間部を中心にした回転動作をロックする。
図2、図6のように、送りねじ10は、中空に形成され、外周に雄ねじ部37が形成され、一端にフランジ部39が形成されている。
この送りねじ10は、ボーリング・パイプ9に嵌合し、フランジ部39側が前記ナット7に隣接配置されている。
図2、図6のように、固定ナット11は、中空に形成され、内周に雌ねじ部41が形成されている。この固定ナット11は、ボーリング・パイプ9に外装されると共に、送りねじ10の他端部側を雄ねじ部37において雌ねじ部41に螺合させ前記バイト5を回転可能に突出させる。
[裏面側旋回加工動作]
裏面側旋回加工に際しては、図2を平面状態として支持ピン33を垂直方向に立てる。これによって、バイト5が支持ピン33を中心として回転するのを規制することができる。
この状態で、ボーリング・バー3尖端のバイト5を被加工壁43の表面側からガイド穴に差し込む。
この挿入により、バイト5が被加工壁43の裏面側に突出したとき、裏面側旋回加工工具1を軸回転させて支持ピン33を水平方向に向ける。
この動作で、刃部27側の重心によりバイト5が支持ピン33を中心に回転動作する。この回転動作でバイト5がボーリング・バー3に交差状態となり切り刃31をボーリング・バー3の軸芯に沿った方向へ指向させることができる。
ボーリング・バー3にボーリング・パイプ9を嵌合させ、尖端のロック溝35をバイト5の基部25に嵌合させる。
被加工壁43の表面側から相互に螺合した固定ナット11及び送りねじ10を嵌合させ、ナット11から突出するボーリング・バー3の雄ねじ部17にナット7をねじ込み、ボーリング・パイプ9のロック溝35でバイト5を固定する。
送りねじ10を固定ナット11に対して螺脱させる方向へ回転させると、バイト5の切り刃31が被加工壁43の裏面側に当接しながら回転し、被加工壁43の裏側から旋回加工することができる。
また、被加工壁43の裏側側に構造物がある場合でも、構造物を含めてガイド穴を形成し、同様に構造物に旋回加工することができる。
[実施例の効果]
本発明実施例では、一端側に軸回転支持部13が形成され他端側にチャック部15及び雄ねじ部17が順次形成されたボーリング・バー3と、基部25及び切り刃31を備えた刃部27からなり軸回転支持部13に基部25側の中間部が支持ピン33により回転自在に支持され刃部27側の重心により基部25側の中間部の支持ピン33を中心に回転動作するとボーリング・バー3に交差状態となり切り刃31がボーリング・バー3の軸芯に沿った方向へ指向するバイト5と、雄ねじ部17に螺合するナット7と、ボーリング・バー3に嵌合しナット7のねじ込みにより交差状態のバイト5に突き当て基部25側の中間部を中心にした回転動作をロックするボーリング・パイプ9と、ボーリング・パイプ9に嵌合しナット7に隣接配置された送りねじ10及びこの送りねじ10を螺合させバイト5を回転可能に突出させる固定ナット11とを備えた。
このため、被加工壁43等のガイド穴からバイト5側を差し込み、このバイト5を刃部27側の重心により回転動作させるとボーリング・バー3に交差状態となり切り刃31をボーリング・バー3の軸芯に沿った方向へ指向させることができる。
したがって、ボーリング・パイプ9によりバイト5の交差状態を固定し、固定ナット11に対して送りねじ10を回転駆動することでバイト5がボーリング・バー3と共に回転し、被加工壁43等の裏側から旋回加工することができる。
バイト5の基部25は平板状に形成され、同刃部27は、断面半円形に形成されて刃部27側に重心を形成した。
このため、ボーリング・バー3を軸回転させるだけでバイト5を刃部27側の重心により容易に回転させることができる。
1 裏面側旋回加工工具
3 ボーリング・バー
5 バイト
7 ナット
9 ボーリング・パイプ
10 送りねじ
11 固定ナット
25 基部
27 刃部
43 被加工壁

Claims (2)

  1. 一端側に軸回転支持部が形成され他端側にチャック部及び雄ねじ部が順次形成されたボーリング・バーと、
    基部及び切り刃を備えた刃部からなり前記軸回転支持部に基部側の中間部が回転自在に支持され刃部側の重心により基部側の中間部を中心に回転動作すると前記ボーリング・バーに交差状態となり前記切り刃がボーリング・バーの軸芯に沿った方向へ指向するバイトと、
    前記雄ねじ部に螺合するナットと、
    前記ボーリング・バーに嵌合し前記ナットのねじ込みにより前記交差状態のバイトに突き当て前記基部側の中間部を中心にした回転動作をロックするボーリング・パイプと、
    前記ボーリング・パイプに嵌合し前記ナットに隣接配置された送りねじ及びこの送りねじを螺合させ前記バイトを回転可能に突出させる固定ナットと、
    を備えたことを特徴とする裏面側旋回加工工具。
  2. 請求項1記載の裏面側旋回加工工具であって、
    前記バイトの基部は平板状に形成され、同刃部は、断面半円形に形成されて刃部側に重心を形成した、
    ことを特徴とする裏面側旋回加工工具。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108655432A (zh) * 2017-03-28 2018-10-16 上海大学 一种复合式镗刀

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