JP2012061368A - 衝撃粗面を用いた、微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液を製造する装置 - Google Patents

衝撃粗面を用いた、微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液を製造する装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012061368A
JP2012061368A JP2012000119A JP2012000119A JP2012061368A JP 2012061368 A JP2012061368 A JP 2012061368A JP 2012000119 A JP2012000119 A JP 2012000119A JP 2012000119 A JP2012000119 A JP 2012000119A JP 2012061368 A JP2012061368 A JP 2012061368A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coffee extract
jet
impact surface
receiving reservoir
liquid flow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012000119A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5450670B2 (ja
Inventor
Bruin Wilhelmus Johannes De
ブリュイン,ウイルヘルムス,ヨハネス デ
Gustaaf Frans Brouwer
ブロウワー,グスターフ,フランス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sara Lee DE NV
Original Assignee
Sara Lee DE NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sara Lee DE NV filed Critical Sara Lee DE NV
Publication of JP2012061368A publication Critical patent/JP2012061368A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5450670B2 publication Critical patent/JP5450670B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J31/00Apparatus for making beverages
    • A47J31/44Parts or details or accessories of beverage-making apparatus
    • A47J31/46Dispensing spouts, pumps, drain valves or like liquid transporting devices
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J31/00Apparatus for making beverages
    • A47J31/44Parts or details or accessories of beverage-making apparatus
    • A47J31/46Dispensing spouts, pumps, drain valves or like liquid transporting devices
    • A47J31/462Dispensing spouts, pumps, drain valves or like liquid transporting devices with an intermediate liquid storage tank
    • A47J31/467Dispensing spouts, pumps, drain valves or like liquid transporting devices with an intermediate liquid storage tank for the infusion
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J31/00Apparatus for making beverages
    • A47J31/44Parts or details or accessories of beverage-making apparatus
    • A47J31/4496Means to produce beverage with a layer on top, e.g. of cream, foam or froth
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J31/00Apparatus for making beverages
    • A47J31/24Coffee-making apparatus in which hot water is passed through the filter under pressure, i.e. in which the coffee grounds are extracted under pressure

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Apparatus For Making Beverages (AREA)
  • Tea And Coffee (AREA)

Abstract

【課題】入口に供給されるコーヒー抽出液の圧力にあまり依存することなく、均一な微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液を製造する装置を提供する。
【解決手段】コーヒー抽出液が供給される入口(2)と、微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液を排出する出口(4.1、4.2)と、入口から出口まで伸長し、使用時に入口から出口にコーヒー抽出液が流れる、少なくとも1つの液体流路とを備え、液体流路には、液体衝撃面(12)が含まれ、入口は、コーヒー抽出液の噴流を発生させる噴出開口を備え、コーヒー抽出液の噴流は、使用時に入口にコーヒー抽出液が供給されると、液体衝撃面へと噴出し、微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液が製造される。衝撃面は粗面構造を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液を製造する装置であって、コーヒー抽出液が供給(dispense)される少なくとも1つの入口と、微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液を供給する少なくとも1つの出口と、上記少なくとも1つの入口から上記少なくとも1つの出口まで伸長し、かつ、それに沿って使用時にコーヒー抽出液が上記少なくとも1つの入口から上記少なくとも1つの出口まで流れる少なくとも1つの液体流路とを備え、上記液体流路には、液体衝撃面が含まれ、上記少なくとも1つの入口は、少なくとも1つの(又は1回の)コーヒー抽出液の噴流を発生させるための少なくとも1つの噴出開口を備え、上記噴流は、使用時にコーヒー抽出液が上記少なくとも1つの入口に供給されると上記液体衝撃面に噴出する装置に関する。
かかる装置は、欧州特許出願第0878158号からそれ自体が既知である。この既知の装置では、液体流路に、垂直の側壁および底部を有する受入リザーバが含まれ、受入リザーバの底部は衝撃面を形成し、そのため、使用時に、コーヒー抽出液の噴流が受入リザーバへと噴出する。コーヒー抽出液の噴流が受入リザーバへと噴出する際に、衝撃面へのコーヒー抽出液の噴流の衝突の結果として、特に、受入リザーバ内にあり、受入リザーバにあらかじめ供給されているコーヒー抽出液の層の液面へのコーヒー抽出液の噴流の衝突によって、微細な気泡の泡層(カフェ・クレムとも呼ばれる)が形成される。カフェ・クレムは、ここでは微細な気泡の泡層と呼ぶ、コーヒーの表面上に浮かぶ空気に満ちたコーヒーの気泡からなる。受入リザーバ内の、このように形成された微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液は、その後、受入リザーバから少なくとも1つの出口まで流れるため、コーヒー用の容器、たとえばカップなどに供給されることができる。
この装置は非常に満足のいくものであるが、より一層予測可能な微細な気泡の泡層が形成されるように、装置をさらに改良することが望まれる。この改良によって、微細な気泡の泡層は均一な特徴を有し、泡層の気泡のうちの大きな気泡の変動が比較的小さくなる。これはさらに、当該の微細な気泡の泡層が一様に繰り返し供給されることを意味する。換言すると、微細な気泡の泡層を有する、或る量の新たなコーヒー抽出液を製造する場合、その量は、その装置によって前に製造された微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液の量と少なくとも実質的に同じものとなる。さらに、別の要望がある。それは、コーヒー抽出液の噴流が、微細な気泡の泡層の特性に悪影響を及ぼすことなく、既知の装置におけるコーヒー抽出液の噴流より少ない流量を有することができるような方法で、微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液を発生させることを可能にすることである。これは、入口の圧力が低圧で十分であるため漏出が起こりにくいという利点を有する。
流量の変化、特に流量の増加は、たとえば装置の老朽化の結果であり得る。装置は、圧力で入口にコーヒー抽出液を供給する、それ自体が既知の手段を備えていることが多い。これらそれ自体が既知の装置、たとえばナポリタン(Napolitane)装置、すなわち圧力を発生させるポンプを備える装置は、コーヒー抽出液の圧力が変化し得るという特性を有する。この変化は、装置の使用年数に関連し得る。しかしながら、この変化は、少なくとも1つの入口に供給されるコーヒー抽出液を得るために加圧されねばならない湯が通るコーヒー層(coffeebed)の厚さにより一層関連する。厚さが増加すると、コーヒー層に加わる圧力低下は増大し、その結果、入口に供給されるコーヒー抽出液の圧力が低下する。これにより、少なくとも1つのコーヒー抽出液の噴流の流量が減少することになる。また、コーヒー層の挽いたコーヒーの粒度が低下すると、コーヒー層に加わる圧力低下は増大するため、流量は減少する。したがって、形成される微細な気泡の泡層の特徴特性を、コーヒー抽出液の噴流の流量にあまり依存しない、したがって入口に供給されるコーヒー抽出液の圧力にあまり依存しないようにすることが、本発明の目的である。これにより、様々な厚さおよび粒度のコーヒー層を用いる場合、及び、内容物(contents)に供給されるコーヒー抽出液の圧力が変化する装置において、本装置はかならず適切に機能できる。
本発明による装置は、上記の要望に対する解決策を提供することをその目的としている。したがって、装置は、衝撃面(少なくともその一部)が粗面構造を備えることを特徴とする。
粗面構造を有する衝撃面は、微細な気泡の泡層が形成される予測可能性の増大に寄与し、さらに、既知の装置における液体噴流の流量より少ない流量で微細な気泡の泡層を得ることができると思われる。これは、既知の装置において得られる微細な気泡の泡層の特性に匹敵する特性によって、微細な気泡の泡層を得ることができる液体噴流の流量の範囲が増大することを意味する。さらに、微細な気泡の泡層の均一な特徴が改善されると思われる。この結果として、微細な気泡の泡層が形成される予測可能性が増大する。これは、どんな理由であれ、時を経るにつれて流量が減少するような変化する流量でも、所望の微細な気泡の泡層が得られるからである。どのようなプロセスが衝撃面において微小規模で発生するのか、上記の要望の解決策を得るのにどのプロセスが寄与するのかは、あまり明確ではない。粗面構造は、衝撃面付近のコーヒー抽出液において非常に局所的な乱流をおそらく発生させ、かつ/または液流を制限する。これらの乱流および/または制限された液流は、たとえば空気の衝突によって、所望の予測可能な微細な気泡の泡層を得ることに寄与する。
好ましくは、表面構造は、平均50〜2000μmの直径を有する粒子を含む研磨紙の表面粗さに相当する表面粗さを有すると考えられる。この範囲の表面粗さでは、所望の効果がすでに良好に得られると思われる。
特に、表面構造は、P12〜P600の範囲の研磨紙の表面粗さに相当する表面粗さを有すると考えられる。ここではFEPA(Federation of European Producers of Abrasives)によるP規格を用いる。好ましくは、表面構造は、P30〜P300の範囲の研磨紙の表面粗さに相当する表面粗さを有すると考えられる。この範囲の表面粗さで、所望の最適な結果を有する微細な気泡の泡層が得られる。すなわち、微細な気泡の泡層は非常に予測可能である。
粗面はいくつかの方法で得ることができる。衝撃面に放電処理(spark treatment)を施すことが可能である。しかしながら、衝撃面にサンドブラストおよび/または化学エッチングを施すことも可能である。
また、粗面構造を得るために、衝撃面に沿って金網を設けることが可能であると思われる。金網は、たとえば、それ自体が既知の無菌網(aseptic gauze)または篩網(sieve gauze)の構造を有し、かつ金属製であることができる。好ましくは、少なくとも1つの液体流路には、垂直の側壁および底部を有する受入リザーバが含まれ、受入リザーバの底部は衝撃面を形成し、そのため、使用時に少なくとも1つのコーヒー抽出液の噴流が受入リザーバへと噴出するようになっていると考えられる。表面のうち粗面構造を備える部分の大きさは、たとえば、直径約2cmの円である。
衝撃面、すなわち受入リザーバの底部を、その垂線(法線)が、コーヒー抽出液の噴流と80度未満の角度Aをなすように向けることができる。概して、コーヒー抽出液の噴流は垂直に向けられるが、これもまた必要ではない。受入リザーバは、衝撃面の粗面構造を備える部分に、少なくとも1つのコーヒー抽出液の噴流が少なくとも実質的に直接の衝突が連続的に得られるように急速に空になるようなデザインにすることができる。緩衝リザーバは、少なくとも実質的に充填されない。この粗面構造により、微細な気泡の泡層が形成される。
特別な変形例によると、コーヒー抽出液がしばらくの間緩衝リザーバに供給された後、緩衝リザーバに一定の液面が形成され、次に、その液面へのコーヒー抽出液の噴流の衝突によって、微細な気泡の泡層が形成される。この時、粗面構造は液流減速効果を有するため、泡の形成を高める。この場合、既知の装置より少ない流量でも、所望の微細な気泡の泡層が形成されると思われる。
しかしながら、本発明によると、受入リザーバは必要ない。衝撃面は、垂直の側壁なしで二次元表面のみからなることも可能である。次に、衝撃面へのコーヒー抽出液の噴流の衝突後に、コーヒー抽出液は衝撃面から出口まで流れ出ることができる。次に、微細な気泡の泡層は、局所的な乱流によって再び形成され、それによって空気が包含される。この変形例および受入リザーバが急速に空になる変形例のさらなる利点は、後流があまり生じないこと、泡がより良好に原形を保つこと、およびカップをより高温にできることである。このために、衝撃面の垂線は、たとえば、コーヒー抽出液の噴流に対して45度に略等しい角度Aをなし得る。
非常に進歩した実施形態によると、受入リザーバを備える変形例において、垂直の側壁からある距離離間した液流減速バリアが受入リザーバに含まれることがさらに考えられる。液流減速バリアの存在により、受入リザーバ内の液流は制限される。その結果、受入リザーバ内の液体層にコーヒー抽出液の噴流が衝突する際に受入リザーバ内に形成され得る液面は、液流減速バリアが設けられていない場合に比べて沈静した、波のうねりの小さな様相を呈する。したがって、その効果として、受入リザーバにおける大規模の液流および乱流が、液流減速バリアによって低減する。実験によって、予測可能な均質な微細な気泡の泡層が形成されるコーヒー抽出液の噴流の流量の範囲がさらに増大することが示される。また、液体抽出物の噴流の流量が、既知の装置において所望の微細な気泡の泡層がもたらされる流量に関して増加する場合、まさに予測可能な微細な気泡の泡層が依然として得られる。同時に、粗面は、小さな局所的乱流を小規模にもたらし、この乱流はまた、微細な気泡の泡層の予測可能性および質を高める。
好ましくは、液流減速バリアは、受入リザーバの中央部と垂直の側壁との間に組み込まれると考えられる。ここで、たとえば、コーヒー抽出液の噴流は中央部に衝突することができる。このために、コーヒー抽出液の噴流は中央部に向けられる。受入リザーバは、受入リザーバから少なくとも1つの出口にコーヒー抽出液を排出するための少なくとも1つの液体排出通路を備え、一方、少なくとも1つの液体排出通路は、中央部から見て液流減速バリアの外側から始まっていると特に考えられる。このように、使用時における受入リザーバから少なくとも1つの出口への非常に沈静した液体の排出が得られ、その結果、鑑定士により上等であるとされる質を有する、非常に予測可能な均質な微細な泡の泡層が得られると思われる。
好ましくは、液流減速バリアは、中央部の周囲に伸長する第1の閉曲線に沿って伸長すると考えられる。
特に、たとえば2つの出口に同量のコーヒー抽出液を供給することが望まれる場合、この実施形態が好ましい。これは、中央部から見て液流減速バリアの外側からそれぞれ始まり、微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液を2つの出口のうちの1つに、少なくとも実質的に同等の流量でそれぞれ供給する2つの液体排出通路を、装置に対称的に配置することができるからである。
本発明による装置の第1および第2の実施形態の透視図である。 図1の装置の第1の実施形態の一部の断面図である。 図1の装置の第1および第2の実施形態の一部の断面図である。 図1の装置の第1の実施形態の一部の断面図である。 図1の装置の第2の実施形態の一部の断面図である。 図1の装置の第2の実施形態の一部の断面図である。 本発明による装置の第3の実施形態の立面図である。 図7の装置の断面図である。
本発明は、目下図面を参照してさらに説明する。
図1において、参照番号(1)は、微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液を製造する装置を示す。装置は、コーヒー抽出液が供給され得る少なくとも1つの入口(2)を備える。さらに、装置は、微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液を供給する第1の出口(4.1)および第2の出口(4.2)を含む。使用時に、各出口(4.1)および(4.2)の下に、カップ(5.1)および(5.2)を置いて、微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液(カフェ・クレム)を充填することができる。1つのカップのみを両出口(4.1)および(4.2)の下に置いて、1つのカップのみが両出口から充填されるようにすることも可能である。
装置は、少なくとも1つの出口(2)から出口(4.1)および(4.2)まで伸長する少なくとも1つの液体流路(6)を含む。使用時に、コーヒー抽出液は、少なくとも1つの出口から液体流路(6)に沿って第1および第2の出口(4.1)および(4.2)まで流れる。この実施例の入口(2)は、第1および第2の噴出開口(8.1)および(8.2)を備え、これらの噴出開口はそれぞれ、コーヒー抽出液が本実施例では管路(10)を介して入口(2)に供給されるときに、液体コーヒー抽出液の噴流を発生させるように配置される。
液体流路(6)には、液体衝撃面(12)が含まれ、その配置は、使用時にコーヒー抽出液が圧力で管路(10)を介して入口(2)に供給されるときに、2つの噴出開口により生成されるコーヒー抽出液の噴流(14.1)および(14.2)が、液体衝突面(12)に向けて噴出するようになっている。
本実施例では、液体流路(6)は、垂直の側壁(18)および底部(12)を有する受入リザーバ(16)を含み、受入リザーバ(16)の底部(12)は衝撃面(12)を構成する。この全ての結果として、使用時に、コーヒー抽出液の噴流(14.1)および(14.2)は、受入リザーバへと噴出する。さらに、衝撃面(12)は粗面構造を備えていると考えられる。本実施例では、衝撃面全体が粗面構造を備える。
装置はさらに、コーヒー抽出液を発生し、コーヒー抽出液を管路(10)に、たとえば0.3〜3気圧の圧力で供給する、それ自体が既知の手段(20)をさらに含む。噴出開口を有する入口は、管路(10)内のコーヒー抽出液の流速に対する流速の増加をもたらす。そのためには、噴出開口(8.1)および(8.2)のそれぞれの表面積は等しく、たとえば、0.05〜0.5mmである。
本実施例の受入リザーバ(16)は、ハウジング(22)内に位置付けられる。ハウジング(22)は、出口(4.1)および(4.2)を有する底部(24)を含む。さらに、ハウジング(22)内部には、受入リザーバ(16)の外側に隔壁(26)があり、これは、受入リザーバ(16)の外側で、ハウジング(22)の中央の空間を2つの互いに別個の部分(28.1)および(28.2)に分割するように配置される。この配置により、第1の出口(4.1)がハウジング(22)の第1の部分(28.1)と液通するようになっている。さらに、第2の出口(4.2)は、ハウジング(4.2)の第2の部分(28.2)と液通する。
受入リザーバの垂直の側壁(18)には、側壁の上側から底部(12)の方向に伸長する第1の貫流開口(32.1)が設けられる。本実施例の第1の貫流開口(32.1)は底部(12)まで伸長し、したがって受入リザーバ(16)からハウジング(22)の第1の部分(28.1)まではドレーン口を構成する。同様に、受入リザーバ(16)の垂直の側壁(18)には第2の貫流開口(32.2)が設けられるが、受入リザーバ(16)からハウジング(22)の第2の部分(28.2)まではドレーン口を構成する。
コーヒー抽出液を製造する、それ自体が既知の装置(20)は、本実施例では、使用時に水が充填される容器(40)を備える。容器(40)内には加熱素子(42)が配置される。加熱素子(42)は、サチェット(sachet:小袋)ホルダ(46)の底部で終端する昇液管(44)の周囲に配置される。使用時に、サチェットホルダ(46)は、挽いたコーヒー(48)が充填される、たとえば濾紙からなるサチェット(47)を収容する。サチェットホルダ(46)の頂部には蓋があり、この蓋により、サチェットホルダ(46)が収容されているリザーバ(40)が、蒸気が漏れないように閉鎖される。管路(10)は、蓋(49)を介して容器(40)の内部空間と連通している。
この時点まで説明した装置は、以下のように作動する。リザーバ(40)に水が充填される。次に、加熱素子(42)により、水が加熱される。その結果、容器(40)内の蒸気圧が上昇する。これにより、昇液管(44)内の加熱された水が、サチェットホルダ(46)に向けて押し上げられる。サチェットホルダ(46)において、すでに熱い水が、サチェット(47)を通して押し出される。これによりコーヒー抽出液が、圧力で管路(10)に供給される。コーヒー抽出液は圧力で入口(2)に流れる。圧力で入口(2)に供給されたコーヒー抽出液は、噴出開口(8.1)および(8.2)それぞれを介して噴出する。このため、第1のコーヒー抽出液の噴流(14.1)は、受入リザーバ(16)の底部(12)に向けて噴出する。同様に、第2のコーヒー抽出液の噴流(14.2)は、受入リザーバ(16)の底部(12)に噴出する。コーヒー抽出液の噴流が底部(12)に衝突すると、その衝撃粗面(12)への衝突の結果、所望の微細な気泡の泡層が形成される。衝撃粗面(12)(底部(12))への衝突の際に、局所的な乱流が生じることにより空気が攪拌されながらコーヒー抽出液に入り、それによって、微細な気泡の泡層が形成される。微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液は、第1の貫流開口(32.1)を介してハウジング(22)の第1の部分(28.1)へと流れる。次に、第1の部分(28.1)を介して、コーヒー抽出液は出口(4.1)を介してカップ(5.1)へと流れる。同時に、微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液は、垂直の側壁(18)にある第2の貫流開口(32.2)を介してハウジング(22)の第2の部分(28.2)に流れる。第2の部分(28.2)から、微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液は、出口(4.2)を介してカップ(5.2)へと流れる。
コーヒー抽出液の噴流(14.1)がわずか4g/秒の流量であっても、衝撃面が粗面構造を備えることにより、予測可能な安定した微細な気泡の泡層がコーヒー抽出液上にすでに形成されていると思われる。同様のことが、コーヒー抽出液の噴流(14.2)にも当てはまる。この実施例において、装置(20)は、コーヒー抽出液の噴流がそれぞれ6g/秒であるような寸法になっている。この全ての結果として、コーヒー抽出液の流量がある程度変化し、かつ、たとえば、時を経るにつれて何らかの理由で流量が減少した場合でも、依然として同質の、微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液が形成される。したがって、微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液の形成が予測できる。さらに、粗面のために、微細な気泡の泡層は、比較的均質な構造を有する。すなわち、形成された泡の直径の範囲は比較的小さい。均一な特性を有する微細な気泡の泡層については、専門家が適宜言及している。
所定の時間が経過すると、装置(20)は入口(2)にコーヒー抽出液を供給するのを停止し、コーヒー抽出液の噴流(14.1)および(14.2)は遮断される。次に、受入リザーバは、貫流開口(32.1)および(32.2)を介して完全に液抜きすることができる。したがって、受入リザーバは、出口(4.1)および(4.2)に向けて液抜きする。
使用時に、開口(8.1)および(8.2)ならびに貫流開口(32.1)および(32.2)を通って同量が流れるため、カップ(5.1)および(5.2)は、その時実質的に同量のコーヒー抽出液で充填されるであろう。
好ましくは、表面(12)(衝撃面(12))の表面構造は、平均50〜2000μmの直径を有する粒子を含むサンドペーパーの表面粗さに相当する表面粗さを有すると考えられる。特に、この表面構造は、P12〜P300の範囲のサンドペーパーの表面粗さに相当する表面粗さを有すると考えられる。好ましくは、この表面構造は、P30〜P300の範囲のサンドペーパーの表面粗さに相当する表面粗さを有すると考えられる。
当然、衝撃面(12)の表面構造の粗さは、他のパラメータで決定することもできる。したがって、表面構造は、50〜2000umの範囲の表面粗さRaを有することができる。しかしながら、好ましくは、Raは50〜200umの範囲を有する。
粗面構造は種々の方法で設けることができる。ここで考えられるのは、たとえば、放電処理(spark treatment)された衝撃面である。衝撃面(12)は、サンドブラストされていることも可能である。さらに、衝撃面は化学エッチングされていることも可能である。これらの技法の組み合わせもまた可能である。
粗面構造を得るために、衝撃面(12)に沿って金網(60)を配置することも可能である。これは図5に示される。金網は、たとえば、バンドエイド構造の線のピッチおよび直径にそれぞれ対応する金属線のピッチ距離および直径を有する金属線の構造(編物)であり得る。この金属構造は、たとえば接着剤によって、受入リザーバの底部に設けることができる。同様に、金網上に、薄いプラスチックの被覆層またはコーティングが設けられていることも可能である。しかしながら、実際は、底部(12)は粗面構造を有する。金網を底部(12)の上方に配置して、コーヒー抽出液の噴流(14.1)および/または(14.2)がそこを通ることも考えられる。実際は、この金網はこの場合、衝撃粗面を構成する。コーヒー抽出液の噴流(14.1)および/または(14.2)がこの金網を通って流れた後、微細な気泡の泡層を有する所望のコーヒーが得られ、これは、任意で緩衝リザーバの介在なしに、カップ(5.1)および/または(5.2)それぞれに直接供給され得る。この場合、実際には、金網は出口(4.1)および/または(4.2)も構成する。
第1および第2の開口(32.1)および(32.2)が底部まで伸長せず、それによって放出口(overflow)を形成することも可能である。そして、使用時には受入リザーバにコーヒー抽出液が充填されるであろう。コーヒー抽出液の噴流が再び底部(12)に衝突する際には、上述したように、それまでに気泡が形成されているであろう。次に、受入リザーバ(16)には、コーヒー抽出液がある程度充填され始めるであろう。そして、コーヒー抽出液の噴流(14.1)および(14.2)は、受入リザーバ(16)内に存在するコーヒー抽出液の液表面に噴出する。複合された要因、たとえば、液体へと噴出するコーヒー抽出液の噴流、受入リザーバ内の液面の高さに応じてではあるが、底部(12)に対して噴出するコーヒー抽出液の噴流、および微小規模で局所的な乱流を引き起こす底部の粗面構造の結果として、微細な気泡の泡層がコーヒー抽出液上に形成される。この変形例における衝撃粗面の機能は、特に、受入リザーバ内の液流を制限することである。液面が十分に上昇すると、微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液は、この場合放出口として機能する貫流開口(32.1)および(32.2)を介して流出する。さらに、この変形例では、受入リザーバの底部(12)に第1および第2のドレーン開口(30.1)および(30.2)が設けられる。第1のドレーン開口(30.1)は、受入リザーバ(16)の内部とハウジング(22)の第1の部分(28.1)との間に流体連通を構成する。さらに、第2のドレーン開口(30.2)は、受入リザーバ(16)の内部とハウジング(22)の第2の部分(28.2)との間に流体連通を提供する。
使用後に、受入リザーバはドレーン開口(30.1)および(30.2)を介して完全に液抜きされるであろう。本実施例では、ドレーン開口(30.1)および(30.2)は、使用時に、単位時間当たり、緩衝リザーバからドレーン開口(30.1)および(30.2)を介して排出されるよりも多いコーヒー抽出液が、噴出開口(8.1)および(8.2)を介して緩衝リザーバ(12)に供給されるような寸法を有する。したがって、コーヒー抽出液の層が緩衝リザーバ内で形成される。
放出口として機能する貫流開口を有する変形例では、受入リザーバにおいて、垂直の側壁(18)からある距離離間した液流減速バリア(50)を設けることができるが、これは図1に概略的にのみ示す。液流減速バリアの機能は、受入リザーバ内で大規模に発生する液流および乱流を低減することである。これは特に、開口(30.1)および(30.2)が底部まで伸長せず、したがって放出口を構成する変形例に関連する。図2において適切に見ることができるように、液流減速バリアは、受入リザーバの中央部分(52)(図面では斜線)と垂直の側壁(18)との間に含まれる。液流減速バリアと垂直の側壁との間の最短距離は、図2において「D」で示す。同様に、液流減速バリアと中央部分(52)との間の最短距離は、図2において「d」で示す。本実施例において、コーヒー抽出液の噴流(14.1)および(14.2)は、中央部分(52)に向けて送られる。したがって、コーヒー抽出液の噴流は、液面の高さに応じてこの中央部分(52)に衝突する。
ドレーン開口(30.1)および(30.2)は、垂直の側壁(18)と液流減速バリア(50)との間に位置付けられる。その結果、ドレーン開口(30.1)および(30.2)、ならびに貫流開口(32.1)および(32.2)は、受入リザーバから出口にコーヒー抽出液を排出する液体排出通路を構成し、これらの液体排出通路の始点は、中央部分から見て液流減速バリア(50)の外側にある。
この実施例では、液流減速バリア(50)は、中央部分(52)の周囲に伸長する第1の閉曲線(54)に沿って伸長する。この実施例において、閉曲線(54)は円形である。さらに、液流減速バリアは、第1の曲線(54)の周囲に距離「b」を隔てて伸長する第2の閉曲線(56)に沿って伸長する。この実施例では、液流減速バリア(50)は、受入リザーバの底部から上方に伸長する、いくつかの間隔を空けて配置された障害物(58)を備える。この実施例では、障害物はピン形にデザインされている。したがって、各障害物は、たとえば、底部(12)から上方に伸びる金属ピンからなることができる。ピンの高さは、たとえば、受入リザーバの全高、または貫流開口(32.1)および(32.2)に隣接する受入リザーバの高さに等しくてよい。しかしながら、ピンはまた、貫流開口(32.1)および(32.2)に隣接する受入リザーバの高さより低くてもよい。
この実施例において、ピン形の障害物(58)は、第1の曲線(54)および第2の曲線(56)の両方の上に配置することができ、これら曲線は同様に円形のデザインである。
液流減速バリアの効果は、以下のように説明することができる。コーヒー抽出液の噴流(14.1)および(14.2)が受入リザーバへと噴出すると、大きな乱流を伴う大きな流れが受入リザーバ内に生じる。これは、受入リザーバ内で激しく旋回する液面に変わる。この激しく旋回する液面の結果として、コーヒー抽出液の噴流それぞれの、均質で予測可能な微細な気泡の泡層が形成されることが可能な流量の範囲が制限されることが判明している。たとえば、均質で、さらに微細な気泡の泡層が形成される流量を、5g/秒〜5.5g/秒と考えることができる。どんな理由であれ流量が増加または減少した場合、通常と異なる、または微細ではない気泡の泡層が形成されることになる。
しかしながら、液流減速バリアの結果として、受入リザーバ(16)内の液流の量と付随する乱流とが低減される。コーヒー抽出液の噴流(14.1)および(14.2)それぞれの、所望の均質な微細な気泡の泡層が依然として得られる流量の範囲は拡大されると思われる。その範囲の最大値は、たとえば7g/秒に上昇する。同時に、その粗面構造を有する底部(12)の結果として、その範囲の最小値は、4.5g/秒に低下する。したがって、コーヒー抽出液の噴流の流量範囲は、液流減速バリアによってかなり拡大される。
液流減速バリアは、コーヒー抽出液全てが原理上液流減速バリア(50)を通過せねばならないという点で、特に効果的に用いられる。これは、一方ではコーヒー抽出液の噴流(14.1)および(14.2)が中央部分(52)に送られ、他方では開口(28.1)および(28.2)と同様に開口(30.1)および(30.2)が、中央部分(52)から見て液流減速バリアの外側に位置しているからである。換言すれば、微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液は、中央部分から見て液流減速バリアの外側に位置する始点を有する液体排出通路を介して、受入リザーバから出て行く。
液流減速バリア(50)はさらに、微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液が、受入リザーバから第1および第2の出口(4.1)および(4.2)まで同量で流れることにより、カップ(5.1)および(5.2)はほどなく実質的に均等に充填されるという利点を有する。これは、液流減速バリアにより、受入リザーバ内の液面が比較的沈静しており、受入リザーバ内の抑制された乱流および液流のためにほとんど旋回しないという事実に直接関連する。
図1、5、および6を参照して、本発明による装置1の第2の可能な実施形態をここで論考する。第1の実施形態に対応する部品には、同じ参照符号が付されている。この装置において、液体リザーバ(16)の底部(12)は、本明細書中で上述したように、粗面構造を有する衝撃面を得るために、前述の金網(60)を備えている。しかしながら、さらに、液流減速バリア(50)は、受入リザーバ(16)の底部(12)から離れる方向に伸長する垂直の金網壁(62)を備える。金網壁(62)は、第1の曲線(54)に沿って伸長する。この実施例において、第2の曲線(56)に沿って伸長する金網はない。したがって、金網壁(62)は、金網から作られるシリンダ壁を構成し、受入リザーバ(16)内に存在するコーヒー抽出液はシリンダ壁を通して流れることができる。金網壁は、たとえば、直径0.3mmの線からなる。これらの線は、1.5mmのピッチを有するリネンバインディング(linen binding)に従って編み込まれている。金網壁の機能は、図2の装置のピン形突起(58)の機能に完全に匹敵するため、ここでは説明しない。上述の金網(60)の寸法は、類似または同じであり得る。
最後に、図7および図8を参照して、本発明による装置の第3の実施形態を論考する。図1〜図6におけるものに対応する部分には、同じ参照符号が付されている。
全く同じように、図7および図8の装置(1)は、噴出開口(8.1)および(8.2)を有する入口(2)を備える。上述の装置(20)によって、管路(10)を介して、コーヒー抽出液が入口(2)に供給される。コーヒー抽出液の噴流(14.1)および(14.2)それぞれが衝撃面(12)に噴出するように、衝撃面(12)が配置されている。衝撃面全体に粗面構造が設けられる。しかしながら、衝撃面(12)は垂直の側壁を備えていないため、装置は受入リザーバ(16)も備えていない。図8において適切に見ることができるように、衝撃面(12)の垂線(70)は、コーヒー抽出液の噴流(14.1)および(14.2)と45度に略等しい角度「A」をなす。図1〜図6に関して論考したように、衝撃面(12)はここでも粗面構造を有する。
図7および図8による装置の動作を以下に示す。上述のように、装置(20)によって、コーヒー抽出液が圧力で管路(10)に供給される。管路(10)を介して、コーヒー抽出液が液状で入口(2)に供給される。入口(2)を介して、コーヒー抽出液が噴出開口(8.1)および(8.2)を介して噴出する。こうしてコーヒー抽出液の噴流(14.1)および(14.2)が形成される。コーヒー抽出液の噴流(14.1)および(14.2)それぞれが、衝撃面(12)に向けて噴出する。コーヒー抽出液の噴流(14.1)および(14.2)はまた、衝撃面(12)に噴出し、その後、コーヒー抽出液は、衝撃面(12)に沿って出口(4.1)および(4.2)に向けて流れ落ちる。こうして、カップ(5.1)および(5.2)それぞれにコーヒー抽出液が充填される。
コーヒー抽出液の噴流(14.1)および(14.2)の衝突と衝撃面(12)の粗面構造とが組み合わさった結果として達成されることは、衝突の際に微細な気泡の泡層が形成されることである。したがって、衝撃面(12)に沿って滑り落ちるコーヒー抽出液は、所望の小さい気泡の泡層を含む。特に、粗面構造により、均一な特徴を有し、さらに、上述の流量範囲のコーヒー抽出液の噴流(14.1)および(14.2)でも予測可能な適切な小さい気泡の泡層が得られると思われる。衝撃面(12)の粗面構造は、図1〜図6に関して論考したような粗さ値を有することができる。流れ表面の一部のみに粗面構造を設けることも可能であるが、その場合、コーヒー抽出液の噴流はこの粗面部分に衝突する。
本発明は、本明細書中で上述した例示的実施形態に決して限定されない。
したがって、図1〜図6の受入リザーバの底部(12)は、上方から見てわずかに凸状のデザインからなることができる。これは、開口(30.1)および(30.2)を介する液抜きを促進させる。また、図1〜図6の装置では、入口(2)は1つの噴出開口(8.1)のみを有してデザインすることができ、その場合、この開口(8.1)は、たとえば入口(2)の中央に位置決めされる。このため、1つのコーヒー抽出液の噴流(14.1)のみが受入リザーバへと噴出する。しかしながら、微細な気泡の泡層は全く同じように形成される。また、本明細書中で上述したように、カップ(5.1)および(5.2)はそれぞれ、貫流開口(32.1)および(32.2)、ドレーン開口(30.1)および(30.2)、ならびに出口(4.1)および(4.2)を介して、受入リザーバから充填される。
図7および図8の装置において、衝撃面(12)は、図中では破線で示す垂直の隔壁(72)をさらに備えることができ、隔壁(72)によって、コーヒー抽出液の噴流(14.1)は完全に出口(4.1)に供給され、コーヒー抽出液の噴流(14.2)は完全に出口(4.2)に供給される。しかしながら、垂直の側壁(72)は必須ではない。また、図7および図8の装置において、入口(2)は1つの噴出開口(8.1)のみを備えることができ、噴出開口(8.1)は入口(2)の略中央に位置付けられる。しかしながら、その場合、コーヒー抽出液が出口(4.1)および(4.2)にできる限り均等に分配されるようにするために、隔壁(72)は省略される。また、図7および図8の装置における衝撃面は、内側の少なくとも一部が粗面構造を備える傾斜溝からなることができる。図7および図8の装置において、出口(4.1)および(4.2)は省略することができる。この場合、衝撃面の下流端(74.1)および(74.2)は、コーヒー抽出液が供給される際に通る出口を実際に構成する。したがって、出口という用語は広い解釈がなされるべきであり、開口を含む必要はない。図1〜図6の装置において、受入リザーバの底部(12)は、ハウジングの底部(24)と一致することができる。しかしながら、その場合、いかなるドレーン開口(30.1)および(30.2)ならびに貫流開口(32.1)および(32.2)も、出口(4.1)および(4.2)それぞれの上方に位置決めされるべきである。隔壁(26)のうち図1において底部(12)と底部(24)との間に位置決めされる部分は、その実施形態では存在しない。
受入リザーバ(16)の底部(12)の垂直面は、コーヒー抽出液の噴流のそれぞれと、たとえば80度未満の角度Aをなしていてよく、角度Aは、たとえば45度に等しく、好ましくは0度に等しい。かかる変形例は全て、本発明の範囲に入ると理解される。
さらに、サチェットホルダ(46)およびサチェット(47)は、欧州特許第0904717号のアセンブリに置き換えることができる。この場合、欧州特許第0904717号からのホルダの底部の開口は、たとえば記載の噴出開口(18.1)などの噴出開口(ノズル)をさらに備えていてもよい。緩衝リザーバはまた、オランダ特許第1012847号および第1013270号に記載されるようにデザインすることができるが、粗面がさらに設けられ、任意で液流減速バリアが配置される。

Claims (27)

  1. コーヒー抽出液が供給される少なくとも1つの入口と、微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液を供給する少なくとも1つの出口と、前記少なくとも1つの入口から前記少なくとも1つの出口まで伸長し、かつ、それに沿って使用時に前記少なくとも1つの入口から前記少なくとも1つの出口まで前記コーヒー抽出液が流れる、少なくとも1つの液体流路とを備え、該液体流路には、液体衝撃面が含まれ、前記少なくとも1つの入口は、少なくとも1つのコーヒー抽出液の噴流を発生させる少なくとも1つの噴出開口を備え、前記少なくとも1つのコーヒー抽出液の噴流は、使用時に前記少なくとも1つの入口に前記コーヒー抽出液が供給されると、前記液体衝撃面へと噴出する、微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液を製造する装置であって、前記衝撃面の少なくとも一部は、粗面構造を備えることを特徴とする装置。
  2. 前記表面構造は、平均50〜2000μmの直径を有する粒子を含む研磨紙の表面粗さに相当する表面粗さを有することを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  3. 前記表面構造は、P12〜P300の範囲の研磨紙の表面粗さに相当する表面粗さを有することを特徴とする、請求項2に記載の装置。
  4. 前記表面構造は、P30〜P300の範囲の研磨紙の表面粗さに相当する表面粗さを有することを特徴とする、請求項3に記載の装置。
  5. 前記表面構造は、50〜2000μmの表面粗さRaを有することを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  6. 前記表面構造は、50〜200μmの表面粗さRaを有することを特徴とする、請求項5に記載の装置。
  7. 前記衝撃面は、放電処理されていることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の装置。
  8. 前記衝撃面は、サンドブラストされていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の装置。
  9. 前記衝撃面は、化学エッチングされていることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の装置。
  10. 前記衝撃面に沿って、前記粗面構造を得るために金網が設けられることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の装置。
  11. 前記衝撃面は、前記少なくとも1つのコーヒー抽出液の噴流が通って流れる金網により形成されることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の装置。
  12. 前記衝撃面の垂線が、前記コーヒー抽出液の噴流に対して80°未満の角度Aをなすことを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一項に記載の装置。
  13. 前記衝撃面の前記垂線は、前記少なくとも1つのコーヒー抽出液の噴流に対して45°に略等しい角度Aをなすことを特徴とする、請求項12に記載の装置。
  14. 前記衝撃面の前記垂線は、前記少なくとも1つのコーヒー抽出液の噴流に対して0°に略等しい角度をなすことを特徴とする、請求項12に記載の装置。
  15. 前記少なくとも1つのコーヒー抽出液の噴流は、使用時に、前記粗面構造を備える前記衝撃面の一部に衝突するように送られることを特徴とする、請求項1〜14のいずれか一項に記載の装置。
  16. 前記少なくとも1つの液体流路には、垂直の側壁および底部を有する受入リザーバが設けられ、前記受入リザーバの前記底部は、前記衝撃面を形成し、それによって、使用時に、前記少なくとも1つのコーヒー抽出液の噴流は、前記受入リザーバへと噴出することを特徴とする、請求項1〜15のいずれか一項に記載の装置。
  17. 前記受入リザーバは、該受入リザーバから前記少なくとも1つの出口にコーヒー抽出液を排出するための、少なくとも1つの液体排出通路を備えることを特徴とする、請求項16に記載の装置。
  18. 前記受入リザーバには、前記垂直の側壁からある距離離間した液流減速バリアが含まれることを特徴とする、請求項16または17に記載の装置。
  19. 前記液流減速バリアは、前記受入リザーバの中央部と前記垂直の側壁との間に組み込まれることを特徴とする、請求項18に記載の装置。
  20. 前記少なくとも1つのコーヒー抽出液の噴流は、前記中央部に送られることを特徴とする、請求項19に記載の装置。
  21. 前記少なくとも1つの液体排出通路は、前記中央部から見て前記液流減速バリアの外側から始まることを特徴とする、請求項17又は20に記載の装置。
  22. 前記液流減速バリアは、前記中央部の周囲に伸長する第1の閉曲線に沿って伸長することを特徴とする、請求項18〜21のいずれか一項に記載の装置。
  23. 前記液流減速バリアは、前記第1の曲線の周囲にある距離離れて伸長する第2の閉曲線に沿ってさらに伸長することを特徴とする、請求項18〜22のいずれか一項に記載の装置。
  24. 前記液流減速バリアは、互いにある距離離間され、前記受入リザーバの前記底部から上方に伸長する複数の障害物を備えることを特徴とする請求項18〜22のいずれか一項に記載の装置。
  25. 前記障害物は、ピン形にデザインされることを特徴とする、請求項24に記載の装置。
  26. 前記液流減速バリアは、前記受入リザーバの前記底部から離れて伸長する金網壁を備えることを特徴とする、請求項18〜25のいずれか一項に記載の装置。
  27. 前記コーヒー抽出液を製造し、かつ該コーヒー抽出液を圧力で前記少なくとも1つの入口に供給する手段をさらに備えることを特徴とする、請求項1〜26のいずれか一項に記載の装置。
JP2012000119A 2000-09-05 2012-01-04 衝撃粗面を用いた、微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液を製造する装置 Expired - Fee Related JP5450670B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
NL1016106A NL1016106C2 (nl) 2000-09-05 2000-09-05 Inrichting voor het bereiden van een koffie-extract met een kleinbellige schuimlaag.
NL1016106 2000-09-05

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002524366A Division JP4990475B2 (ja) 2000-09-05 2001-09-05 衝撃粗面を用いた、微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液を製造する装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012061368A true JP2012061368A (ja) 2012-03-29
JP5450670B2 JP5450670B2 (ja) 2014-03-26

Family

ID=19772026

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002524366A Expired - Fee Related JP4990475B2 (ja) 2000-09-05 2001-09-05 衝撃粗面を用いた、微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液を製造する装置
JP2012000119A Expired - Fee Related JP5450670B2 (ja) 2000-09-05 2012-01-04 衝撃粗面を用いた、微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液を製造する装置

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002524366A Expired - Fee Related JP4990475B2 (ja) 2000-09-05 2001-09-05 衝撃粗面を用いた、微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液を製造する装置

Country Status (15)

Country Link
US (1) US6769352B2 (ja)
EP (1) EP1317200B1 (ja)
JP (2) JP4990475B2 (ja)
KR (1) KR100782432B1 (ja)
CN (1) CN1251638C (ja)
AR (1) AR030610A1 (ja)
AT (1) ATE292926T1 (ja)
AU (2) AU2002211054B9 (ja)
CA (1) CA2421239C (ja)
DE (1) DE60110095T2 (ja)
ES (1) ES2237604T3 (ja)
NL (1) NL1016106C2 (ja)
NO (1) NO322469B1 (ja)
PT (1) PT1317200E (ja)
WO (1) WO2002019877A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102013204198A1 (de) 2012-03-19 2013-09-19 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Vorrichtung und Verfahren zur Steuerung eines Verbrennungsmotors

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL1019013C2 (nl) * 2001-09-21 2003-03-26 Sara Lee De Nv Bereiding van cappuccino.
NL1020836C2 (nl) * 2002-06-12 2003-12-15 Sara Lee De Nv Inrichting en werkwijze voor het bereiden van koffie met een fijnbellige schuimlaag, in het bijzonder cappuccino.
NL1020837C2 (nl) * 2002-06-12 2003-12-15 Sara Lee De Nv Inrichting en werkwijze voor het bereiden van koffie met een fijnbellige schuimlaag, in het bijzonder cappuccino.
NL1020833C2 (nl) * 2002-06-12 2003-12-15 Sara Lee De Nv Inrichting voor het bereiden van een voor consumptie geschikte drank met een fijnbellige schuimlaag.
US8147886B2 (en) 2002-08-23 2012-04-03 Sara Lee/ De N.V. Form-retaining pad for preparing a beverage suitable for consumption
BE1015518A4 (nl) 2003-05-16 2005-05-03 Hoorelbeke Alain Methode en inrichting voor de schuimvorming bij warme dranken.
NL1024160C2 (nl) 2003-08-25 2005-02-28 Sara Lee De Nv Bereiding van een voor consumptie geschikte drank.
ES2405847T3 (es) * 2003-12-11 2013-06-04 Koninklijke Philips Electronics N.V. Dispositivo para preparar una bebida adecuada para consumo humano con una capa de espuma de burbujas finas
NL1026437C2 (nl) * 2004-06-17 2005-12-20 Sara Lee De Nv Een systeem voor het bereiden van porties van een voor consumptie geschikte drank.
NL1026834C2 (nl) * 2004-08-12 2006-02-14 Sara Lee De Nv Bereiden van thee met behulp van een theepad en een koffiezetapparaat.
NL1032293C2 (nl) 2004-08-12 2007-08-16 Sara Lee De Nv Werkwijze voor het verschaffen van een drank voorzien van een fijnbellige schuimlaag of een drank althans nagenoeg zonder de fijnbellige schuimlaag, pad met omhulling gevuld met te extraheren en/of op te lossen product; samenstel voorzien van een dergelijke pad en een houder; drankbereidingsinrichting voor het bereiden van een drank.
NL1032292C2 (nl) * 2004-08-12 2007-05-30 Sara Lee De Nv Pad met omhulling gevuld met te extraheren product; samenstel voorzien van een dergelijke pad en houder; drankbereidingsinrichting voor het bereiden van een drank.
NL1028101C2 (nl) 2005-01-24 2006-07-25 Sara Lee De Nv Samenstel voor het bereiden van een voor consumptie geschikte drank, rigide lichaam van het samenstel en werkwijze voor het bereiden van een voor consumptie geschikte drank met het samenstel.
NL1028134C2 (nl) * 2005-01-27 2006-07-31 Sara Lee De Nv Werkwijze voor het bereiden van een voor consumptie geschikte drank uit ten minste twee op te lossen en/of te extraheren ingredienten en een hoeveelheid vloeistof.
NL1028460C2 (nl) 2005-03-04 2006-09-06 Sara Lee De Nv Inrichting voor het bereiden en afgeven van al dan niet althans gedeeltelijk opgeschuimde dranken.
NL1029503C2 (nl) * 2005-07-12 2007-01-15 Sara Lee De Nv Systeem en werkwijze voor het bereiden van een voor consumptie geschikte drank, alsmede een gebruik van een dergelijk systeem, een opvangkamer en een houder.
DE202005011203U1 (de) * 2005-07-16 2005-09-22 Eugster/Frismag Ag Auslaufverteiler für Espressomaschinen
EP1932457A1 (en) 2006-12-11 2008-06-18 Nestec S.A. Device and method for producing a frothed liquid from soluble ingredients and diluent
DE202006018947U1 (de) * 2006-12-15 2008-04-17 Wik Far East Ltd. Brüheinheit für eine Kaffeemaschine sowie Kaffeemaschine
US8180204B2 (en) * 2007-07-02 2012-05-15 Brewl Technologies, Inc. Hot beverage brewing apparatus
JP2009093348A (ja) * 2007-10-05 2009-04-30 Hitachi Ltd 情報処理装置、及び情報処理システム
AU2008322837B2 (en) * 2007-11-14 2015-03-26 Nestec S.A. Beverage whipper
ES2347305T5 (es) * 2008-01-29 2019-04-25 Douwe Egberts Bv Sistema y método para preparar una bebida
CA2724204A1 (en) * 2008-05-15 2009-11-19 Nestec S.A. Beverage dispenser outlet
FR3042397B1 (fr) * 2015-10-15 2017-11-03 Seb Sa Dispositif de distribution de boissons a double sortie et machine a cafe comportant un tel dispositif
IT201600093576A1 (it) * 2016-09-16 2018-03-16 Carimali S P A Con Socio Unico Macchina per la preparazione di bevande
CN108542258B (zh) * 2018-04-18 2024-05-28 大闽食品(漳州)有限公司 一种咖啡制备用高效率萃取设备
CN111713626A (zh) * 2020-06-30 2020-09-29 重庆天邦食品有限公司 一种自循环吸附树脂脱苦脱酸装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001058786A1 (en) * 2000-02-14 2001-08-16 Kraft Foods Uk Ltd. Cartridge for the preparation of whipped beverages

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US573008A (en) * 1896-12-15 Fabric for tires
US3441640A (en) * 1964-12-07 1969-04-29 Celanese Corp Process for wet-spinning polybenzimidazoles
US3720607A (en) * 1970-04-15 1973-03-13 Celanese Corp Reverse osmosis process employing polybenzimidazole membranes
US3699038A (en) * 1970-04-22 1972-10-17 Celanese Corp Production of improved semipermeable polybenzimidazole membranes
US3841492A (en) * 1972-01-19 1974-10-15 Celanese Corp Production of semipermeable polybenzimidazole membranes
US4020142A (en) * 1975-08-21 1977-04-26 Celanese Corporation Chemical modification of polybenzimidazole semipermeable
US4512894A (en) * 1982-12-17 1985-04-23 Celanese Corporation Process for the production of semipermeable polybenzimidazole membranes and the resultant product
US4448687A (en) * 1982-12-17 1984-05-15 Celanese Corporation Process for the production of semipermeable polybenzimidazole membranes with low temperature annealing
US4693824A (en) * 1985-09-23 1987-09-15 Celanese Corporation Process for the production of polybenzimidazole ultrafiltration membranes
US4693825A (en) * 1985-09-23 1987-09-15 Celanese Corporation Method for the preparation of polybenzimidazole membranes
JPH0634858Y2 (ja) * 1987-12-25 1994-09-14 株式会社吉野工業所 液体の泡状噴射器のノズル
US4903585A (en) * 1988-01-04 1990-02-27 Nestec, S.A. Apparatus for dispensing coffee having a foamed surface
CH679127A5 (ja) * 1989-07-21 1991-12-31 Nestle Sa
TW199884B (ja) * 1991-05-08 1993-02-11 Sociere Des Produits Nestle S A
GB9316717D0 (en) * 1993-08-11 1993-09-29 Gen Foods Ltd Cartridge and method for the preparation fo whipped beverages
ATE179904T1 (de) * 1994-10-26 1999-05-15 Nestle Sa Mischen von fluiden
US5638740A (en) * 1995-02-24 1997-06-17 Cai; Zhihua Apparatus for brewing espresso and cappuccino
NL1006039C2 (nl) * 1997-05-13 1998-11-16 Sara Lee De Nv Inrichting voor het bereiden van koffie met een kleinbellige schuimlaag.
NL1007171C2 (nl) 1997-09-30 1999-03-31 Sara Lee De Nv Samenstel voor gebruik in een koffiemachine voor het bereiden van koffie, houder en pouch van dat samenstel.
NL1012847C2 (nl) 1999-08-17 2001-02-20 Sara Lee De Nv Inrichting voor het bereiden van koffie.
NL1013270C2 (nl) 1999-10-12 2001-04-17 Sara Lee De Nv Inrichting voor het bereiden van een koffie-extract met een fijnbellige schuimlaag.

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001058786A1 (en) * 2000-02-14 2001-08-16 Kraft Foods Uk Ltd. Cartridge for the preparation of whipped beverages

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102013204198A1 (de) 2012-03-19 2013-09-19 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Vorrichtung und Verfahren zur Steuerung eines Verbrennungsmotors

Also Published As

Publication number Publication date
PT1317200E (pt) 2005-07-29
NO322469B1 (no) 2006-10-09
JP5450670B2 (ja) 2014-03-26
US6769352B2 (en) 2004-08-03
KR100782432B1 (ko) 2007-12-05
AU2002211054B2 (en) 2005-12-22
NO20031028L (no) 2003-05-02
EP1317200A1 (en) 2003-06-11
DE60110095T2 (de) 2005-09-29
CN1473015A (zh) 2004-02-04
ES2237604T3 (es) 2005-08-01
CA2421239A1 (en) 2002-03-14
NL1016106C2 (nl) 2002-03-07
CA2421239C (en) 2008-11-18
AU2002211054B9 (en) 2006-03-09
KR20030027116A (ko) 2003-04-03
NO20031028D0 (no) 2003-03-05
US20040031393A1 (en) 2004-02-19
DE60110095D1 (de) 2005-05-19
JP4990475B2 (ja) 2012-08-01
CN1251638C (zh) 2006-04-19
AU1105402A (en) 2002-03-22
JP2004508079A (ja) 2004-03-18
WO2002019877A1 (en) 2002-03-14
ATE292926T1 (de) 2005-04-15
EP1317200B1 (en) 2005-04-13
AR030610A1 (es) 2003-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5450670B2 (ja) 衝撃粗面を用いた、微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液を製造する装置
JP5076170B2 (ja) 液流減速バリアを用いた、微細な気泡の泡層を有するコーヒー抽出液を製造する装置
AU2002211054A1 (en) Apparatus for preparing a coffee extract with a fine-bubble froth layer using a rough impact surface
JP4137883B2 (ja) 細かく泡立った泡層を備えている消費飲料を作る装置
JP4095034B2 (ja) 上に泡層を有する飲料を作る飲料装置
JP4344022B2 (ja) わずかに泡立った泡層があるコーヒーを製造するための装置
US7703383B2 (en) Cappuccino preparation
JP4137884B2 (ja) 細かい気泡の泡層を有するコーヒー、特にカプチーノを作成する装置および方法
JP4636880B2 (ja) 飲料製造器用のパッド支持体、パッド支持体を含むフォームユニット及び飲料製造器並びにパッド支持体を用いたフォーム層を有する飲料の調製方法
AU2001294386A1 (en) Apparatus for preparing a coffee extract with a fine-bubble froth layer using a liquid flow decelerating barrier
JP2005512715A5 (ja)
EP1092377B1 (en) Apparatus for preparing a coffee extract with a fine-bubble froth layer
WO2007043861A1 (en) Device for producing a foam layer of fine bubbles on a beverage which is suitable for human consumption

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120203

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20120712

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130514

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130814

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130819

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131114

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131203

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131225

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees