JP2012060927A - 水耕栽培装置 - Google Patents

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Yoshinobu Ito
義展 伊藤
Toshiaki Kato
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昌史 竹田
Koichi Kume
光一 久米
Hideyuki Okano
英幸 岡野
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【課題】栽培槽内の養液中の溶存酸素濃度を向上させ、植物の生育を助長可能な水耕栽培装置を提供すること。
【解決手段】植物を栽培する栽培パネルが設置される栽培槽60と、栽培槽60へ循環経路65を介して養液を送り込むポンプユニットPを備えた水耕栽培装置Aにおいて、ポンプユニットPは、吸込口と吐出口を設けたポンプケーシング4内に収められた一対のロータを駆動モータにより回転駆動されるルーツポンプ3と、その吸込口に接続される吸入管45に介装される管路とからなり、吸い込んだ養液を衝突させる衝突部材50と空気導入口46を該管路に設け、ルーツポンプ3の運転により水槽71から養液を吸い込むと共に空気導入口46から取り込まれる空気が混入した養液を衝突部材50に衝突させることにより多量の気泡を発生させ、かつ、当該ポンプによって生ずる微細化気泡を含む養液を栽培槽60内へ放出させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、野菜や花などの植物を栽培槽内で養液を供給して栽培する水耕栽培装置に関する。
水耕栽培装置において、植物に水分や養分を与える養液中の溶存酸素濃度が低下したときには、植物の生育が芳しくないと言われる。
特許文献1には、栽培槽内の培養液に浸漬状態で配置される微細気泡発生器と、栽培槽内の培養液を微細気泡発生器へ送るポンプと、微細気泡発生器の空気導入口へ空気を供給する空気導入路を備えた水耕栽培装置において、微細気泡発生器が中心軸の周りを流体が旋回可能な旋回室と、旋回室の周面の接線方向から当該旋回室の周面に設けられた液体導入口と、旋回室の中心軸方向の一方の隔壁に設けられた空気導入口と、旋回室の中心軸方向の他方の隔壁に設けられた流体放出口を有し、その微細気泡発生器から微細気泡混じり培養液を放出することにより、酸素などの溶存濃度の高い培養液を循環させて植物の生育状態を活性化する水耕栽培装置が開示されている。
また、特許文献2には、送液ポンプを介装した養液供給経路と、ベンチュリー式吸引装置を介装した養液排出経路とを槽体に配置し、それら養液供給経路と養液排出経路との間に養液貯槽を配置した水耕栽培装置が開示されている。そして、その吸引装置の空気吹込口から送風機によって空気を吹き込むことによって養液排出経路の上流部分を真空状態として槽体内の養液を養液排出経路内に吸引し、吸引された養液を一旦養液貯槽に溜めてから送液ポンプによって養液供給経路を介して槽体内へ戻すように設けられている。
特許文献1の水耕栽培装置には、微細気泡の発生量がどの程度であるかについて具体的に記載されていない。そこで、当該公報に添付された微細気泡発生器の図面によれば、微細気泡発生器に開設された空気導入口は小径に表されていることから、微細気泡の発生量は少量であると思われる。このことから、特許文献1の水耕栽培装置は比較的小規模の水耕栽培装置に適用されると思われる。他方、特許文献2の水耕栽培装置は、槽体内に収容された養液をベンチュリー式吸引装置によって強制的に吸引して下流の養液貯槽へ排出する構成とされているが、養液中の溶存酸素濃度を高める技術事項に関しては何も記載されていない。
特許第4338427号公報 特開2001−61360号公報
本発明の目的は、栽培槽内の養液中の溶存酸素濃度を向上させ、植物の生育を助長可能な水耕栽培装置を提供することにある。
前記目的を達成するために請求項1に記載した発明は、植物を栽培する栽培パネルが設置される栽培槽と、その栽培槽へ循環経路を介して養液を送り込むポンプユニットを備えた水耕栽培装置において、
前記ポンプユニットは、吸込口と吐出口を設けたポンプケーシング内に収められた一対のロータを駆動モータにより回転駆動される容積式回転ポンプと、その吸込口に接続される吸入管に介装される管路とからなり、その管路には吸い込んだ養液を衝突させる衝突部材と空気導入口を設け、
前記容積式回転ポンプの運転により前記循環経路中に設けられた水槽から養液を吸い込むと共に前記空気導入口から取り込まれる空気が混入した養液を前記衝突部材に衝突させることにより多量の気泡を発生させ、かつ、当該ポンプによる圧縮作用によって気泡を微細化し、その微細化された気泡を含む養液を前記栽培槽内へ放出するようにしたことを特徴とするものである。
同様の目的を達成するために請求項2に記載した発明は、植物を栽培する栽培パネルが設置される栽培槽と、その栽培槽へ循環経路を介して養液を送り込むポンプユニットを備えた水耕栽培装置において、
前記ポンプユニットは、吸込口と吐出口を設けたポンプケーシング内に収められた一対のロータを駆動モータにより回転駆動される容積式回転ポンプと、その吸込口に接続される吸入管に介装される空気導入口を備えた管路とからなり、
前記容積式回転ポンプの運転により前記循環経路中に設けられた水槽から養液を吸い込むと共に前記空気導入口から取り込まれる空気の気泡を当該ポンプの圧縮作用によって微細化し、その微細化された気泡を含む養液を前記栽培槽内へ放出するようにしたことを特徴とするものである。
同様の目的を達成するために請求項3に記載した発明は、請求項1又は2に記載の水耕栽培装置において、前記容積式回転ポンプのハウジングの吸込み側の内側面に、ロータ軸を挿入する軸穴を中心として半径方向に延びる複数のせん断用溝を設け、前記ポンプケーシング内に混入して該せん断用溝に流入する夾雑物が前記ロータのローブの側縁と該せん断用溝の角縁とによるせん断作用によってせん断されるように構成したことを特徴とするものである。
養液に混入する植物の根やゴミ等の夾雑物は、容積式回転ポンプのロータのローブの側縁とせん断用溝の角縁とによるせん断作用によってせん断されて養液と一緒に排出されるため、ポンプのメカニカルシール部に夾雑物が付着しにくくなり、ポンプが安定して作動する。
(請求項1の発明)
この水耕栽培装置は、空気導入口から取り込まれる空気が混入した養液を衝突部材に衝突させることにより多量の気泡を発生させ、かつ、容積式回転ポンプによる圧縮作用によって微細化された気泡を栽培槽内の養液中に長時間溶存させることができる。これにより、養液中の溶存酸素濃度を向上させることができて、栽培する植物の生育が助長される。
(請求項2の発明)
この水耕栽培装置は、空気導入口から取り込まれる空気が混入した養液を容積式回転ポンプによる圧縮作用によって微細化し、微細化された気泡を栽培槽内の養液中に長時間溶存させることができる。これにより、養液中の溶存酸素濃度を向上させることができて、栽培する植物の生育が助長される。
本発明に係る水耕栽培装置 ポンプユニットの側面図 ルーツポンプの一部破断側面図 ルーツポンプの一部破断正面図 気泡発生管の説明図 本発明装置に用いるルーツポンプの特性を示すグラフ 溶存酸素濃度の変化を示すグラフ 二酸化炭素ガス濃度の変化を示すグラフ
以下に、本発明の最良の形態例を図面に基づいて説明する。
本発明にかかる水耕栽培装置Aは、図1に示すように、野菜等の植物を栽培する栽培パネル61が設置される所定容積の栽培槽60と、その栽培槽60へ循環経路65を介して養液を送り込むポンプユニットPを備えている。図中、71はポンプユニットPによって栽培槽60へ送られる養液を貯留するための水槽、72は養液タンク、73は水槽71に水道水を補給するための補給管である。
ポンプユニットPは、栽培槽60に隣接して設置された架台1の上に、駆動モータ38により回転駆動される容積式回転ポンプとしてのルーツポンプ3と、吸込口5に接続される吸入管45に介装される管路とからなる。
ルーツポンプ3は、図3に示すように、吸込口5と吐出口6を設けたポンプケーシング4の内部に、吸込口部8を斜め上方に、吐出口部9を斜め下方に設けたロータケーシング7が45度傾けて配置されている。ロータケーシング7の吸込口部8の上隅部7aとポンプケーシング4の吸込口5側の天部4aとは、壁10により連接されている。また、吐出口部9の下隅部7bから横方向へ凹円弧壁11が一体に形成され、その凹円弧壁11のほぼ中間部とポンプケーシング4の底部4bとは、縦壁12により連接されている。13は縦壁12に設けられたバイパス穴である。
14,14はポンプケーシング4の周壁に設けられたドレン用穴、15はポンプケーシング4の天部4aに設けられた給水穴である。17は一方のドレン用穴14に螺着されたキャップ、21は給水穴15に螺着されたキャップである。他方のドレン用穴14に螺着されるキャップ18には、前記バイパス穴13に先端部を挿入するロッド19が中心部に突設されている。
吸込口5には、逆止弁22を介装して配管のためのフランジ金具23が取り付けられている。フランジ金具23の上部には、外部空気をポンプケーシング4内に適宜導入するための開閉コック24を設けている。吐出口6には、フランジ金具25を取り付けている。
ロータケーシング7には、一対の2葉式ルーツロータ26を収めている。図4に示すように、ルーツロータ26のロータ軸27は、ポンプケーシング4の両側に夫々固定されたハウジング30,31に装着したベアリング32,32により回転自由に支持するように設けられている。下方のロータ軸27のハウジング30から突出する一端にはプーリ34を取付け、駆動モータ装置38により伝動ベルト39を介して該プーリ34を回転駆動するように設けられている(図2)。ロータ軸27の他端にはタイミングギア35を夫々固定し、それらのタイミングギア35,35を噛合するように設けている。36はハウジング31の開口部に取り付けたギアカバーである。
ハウジング30,31には、ロータ軸27を支持するベアリング32の奥に、公知のメカニカルシールを収納したスタッフィングボックス33が設けられている。
ルーツロータ26については、ロータ軸27を除いて形成された芯金部26bの外側にポリウレタンゴム材(又はニトリルゴム材)によりライニング加工を施している。
なお、この実施例のルーツポンプ3では、2葉式ルーツロータ26を採用しているが、これに限定されることなく、3葉式等の多葉式ルーツロータを適用することもできる。
ハウジング30の内側面の吸い込み側に相当する箇所には、ロータ軸27が挿入される軸穴30aを中心として半径方向に延びる複数の、例えば3個のせん断用溝30bを設ける。せん断用溝30bの大きさについては、幅:5〜15mm、長さ:15〜25mm、深さ:5〜10mmとする。また、せん断用溝30bの長さについては、1個目は軸穴30aの内端縁からロータケーシング7の内径の中間位置まで、2個目は軸穴30aの内端縁からロータケーシング7の内径の3/4の位置まで、3個目は軸穴30aの内端縁近くからロータケーシング7の内径から若干突出する位置までというように、ルーツロータ26の回転方向に合わせて変化させるように設けることもできる。
なお、他方のハウジング31についても、同様のせん断用溝((図示せず))を設ける。
しかして、養液と一緒にロータケーシング7内に流入してせん断用溝30bに入り込む植物の根やゴミ等の夾雑物は、ルーツロータ26のローブ26aの側縁とせん断用溝30bの角縁とによるせん断作用によってせん断され、吐出口6から外へ排出される。
フランジ金具23に取り付けられた吸入管45に連通する管路55には、複数の空気導入口46を設けている。48は空気導入口46に接続した導入管47に取付けられた開閉弁である。
空気導入口46よりもルーツポンプ3の吸入口5に近い箇所には、気泡発生させるための衝突部材50を大径部49aに内蔵した気泡発生管49を介装している。図5に示すように、衝突部材50は、大径部49aの内底に載せられるリング50aから上方へ延びる4本の脚50bの上端に円形板50cを一体に固定した形態とされている。
なお、上記管路55には、気泡発生管49を介装しないで、空気導入口のみを設ける構成とすることもある(請求項2の発明)。
因みに、本発明者の研究実験によれば、ルーツポンプの吐出容量が毎分200リットル以下の小容量の場合に気泡発生管49を必要とし、毎分200リットル以上の中・大容量の場合には気泡発生管49を必要としないことが確認された。
前記循環経路65は、ポンプユニットPの吸入管側に接続されて先端にフィルタ67が取り付けられた吸込みパイプ66、同ポンプユニットPのフランジ金具25に取り付けられた排出管68、栽培槽60から溢れる養液を水槽71に導くための戻し管69からなる一連の養液の流れる通路をいう。
以上により、駆動モータ装置38の駆動によりルーツポンプ3の2葉式ルーツロータ26が回転することにより、吸入管45から養液を吸い込むと共に空気導入口46からエジェクタ作用によって取り込まれる空気が混合した養液を衝突部材50に衝突させることにより多量の気泡を発生させ、かつ、ルーツポンプ3による圧縮作用により気泡を微細化し、微細化された気泡が含まれた養液を排出管68から排出するポンプユニットPが構成される。
しかして、ポンプユニットPの運転により水槽71内の養液が吸込みパイプ66内に吸い込まれると共に空気導入口46からエジェクタ作用により取り込まれる空気を混合した養液が気泡発生管49の衝突部材50に衝突することにより多量の気泡が発生し、ついで、ルーツポンプ3による圧縮作用により気泡が微細化され、微細化された気泡が含まれた養液を排出管68から水槽71に放出する本発明にかかる水耕栽培装置Aが構成される。
(実験1)
本発明にかかる水耕栽培装置Aのルーツポンプに関し、吸込水量に対する吸込空気量の割合について下記条件下で清水を使用して測定する実験を行なった。実験結果を図6のグラフに示す。
(実験条件)
ルーツポンプの諸元
ルーツポンプの口径:50mm
回転速度:650rpm
モータ出力:1.5Kw
吸込圧力:−20kPa
吐出圧力:10kPa
実験の結果、吸込水量に対する吸込空気量の割合は、5〜30%となり、エジェクタ作用により大量の空気が清水に混合されることが確認された。
(実験2)
本発明にかかる水耕栽培装置Aの時間経過による清水中の溶存酸素濃度について、吸込空気量を異ならせて比較する実験を行なった。その実験結果を図7のグラフに示す。
(実験方法)
無水亜硫酸ナトリウム粉末を水槽内に投入して溶存酸素濃度をほぼゼロに調整した後に、時間経過による溶存酸素濃度を溶存酸素計(飯島電子工業:DOメータ、ID−100)により測定した。なお、無水亜硫酸ナトリウム粉末の投入量は、水100リットル当たり10〜15gとした。
(実験条件)
水槽容積:2320リットル
水温:11℃
水深:1m
ルーツポンプの諸元
ルーツポンプの口径:50mm
回転速度:650rpm
モータ出力:1.5Kw
吐出水量:200リットル/分
吸込空気量:20リットル/分、40リットル/分
実験の結果、吸込空気量が40リットル/分の場合、溶存酸素濃度は20分経過後に9.2mg/リットルに達し、短時間で水中の溶存酸素濃度が上昇することが確認された。
(実験3)
栽培槽60の養液中の二酸化炭素ガス濃度(CO濃度)を測定したところ、その値は約200mg/リットルであった。そこで、本発明にかかる水耕栽培装置Aを利用して微細気泡を供給することによる清水中の二酸化炭素ガス濃度の変化を測定する実験を行なった。その実験結果を図8のグラフに示す。
(実験方法)
水槽内の清水にルーツポンプの空気導入口から濃度100%の二酸化炭素ガスをガスボンベから約7分間供給し、清水中の二酸化炭素ガス濃度が200mg/リットルとなった時点でガスの供給を停止し、ついで空気導入口から空気を毎分10リットル供給し、時間経過による二酸化炭素ガス濃度及び溶存酸素濃度(DO濃度)の変化を測定した。
(実験条件)
水槽容積:950リットル
水温:26℃
ルーツポンプの諸元
ルーツポンプの口径:50mm
回転速度:650rpm
モータ出力:1.5Kw
吐出水量:200リットル/分
二酸化炭素ガス供給量:10リットル/分
吸込空気量:10リットル/分
実験の結果、清水中の二酸化炭素ガス濃度(CO濃度)は微量の気泡を供給することにより低下し、約52分後には100mg/リットルとなった。その間、溶存酸素濃度(DO濃度)については7.5〜7.8mg/リットルで安定しており、水耕栽培にとって過剰に含有されることが好ましくないとされる二酸化炭素ガスの濃度を半減することができた。
因みに、一般の水田における溶解二酸化炭素ガス濃度は、50〜60mg/リットルと言われている。
A・・・本発明にかかる水耕栽培装置
60・・・栽培槽
65・・・循環経路
71・・・水槽
P・・・ポンプユニット
3・・・ルーツポンプ(容積式回転ポンプ)
4・・・ポンプケーシング
5・・・吸込口
6・・・吐出口
26・・・2葉式ルーツロータ(ロータ)
30,31・・・ハウジング
30b・・・せん断用溝
38・・・駆動モータ
45・・・吸入管
46・・・空気導入口
50・・・衝突部材

Claims (3)

  1. 植物を栽培する栽培パネルが設置される栽培槽と、その栽培槽へ循環経路を介して養液を送り込むポンプユニットを備えた水耕栽培装置において、
    前記ポンプユニットは、吸込口と吐出口を設けたポンプケーシング内に収められた一対のロータを駆動モータにより回転駆動される容積式回転ポンプと、その吸込口に接続される吸入管に介装される管路とからなり、その管路には吸い込んだ養液を衝突させる衝突部材と空気導入口を設け、
    前記容積式回転ポンプの運転により前記循環経路中に設けられた水槽から養液を吸い込むと共に前記空気導入口から取り込まれる空気が混入した養液を前記衝突部材に衝突させることにより多量の気泡を発生させ、かつ、当該ポンプによる圧縮作用によって気泡を微細化し、その微細化された気泡を含む養液を前記栽培槽内へ放出するようにしたことを特徴とする水耕栽培装置。
  2. 植物を栽培する栽培パネルが設置される栽培槽と、その栽培槽へ循環経路を介して養液を送り込むポンプユニットを備えた水耕栽培装置において、
    前記ポンプユニットは、吸込口と吐出口を設けたポンプケーシング内に収められた一対のロータを駆動モータにより回転駆動される容積式回転ポンプと、その吸込口に接続される吸入管に介装される空気導入口を備えた管路とからなり、
    前記容積式回転ポンプの運転により前記循環経路中に設けられた水槽から養液を吸い込むと共に前記空気導入口から取り込まれる空気の気泡を当該ポンプの圧縮作用によって微細化し、その微細化された気泡を含む養液を前記栽培槽内へ放出するようにしたことを特徴とする水耕栽培装置。
  3. 前記容積式回転ポンプのハウジングの吸込み側の内側面に、ロータ軸を挿入する軸穴を中心として半径方向に延びる複数のせん断用溝を設け、前記ポンプケーシング内に混入して該せん断用溝に流入する夾雑物が前記ロータのローブの側縁と該せん断用溝の角縁とによるせん断作用によってせん断されるように構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の水耕栽培装置。
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