JP2012060855A - スイッチング電源装置の1次側回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】スイッチング電源装置において、大型のコンデンサを用いることなく、広範囲の入力電圧に対応できるようにする。
【解決手段】交流電圧源からの入力電圧を整流する整流回路と、整流電圧を平滑化する第1コンデンサと、第1コンデンサと並列に接続され、スイッチが直列に接続された第1コンデンサより低耐圧大容量の第2コンデンサと、第1コンデンサの両端の電位差が所定の基準値より小さい場合にスイッチをオンにするスイッチ制御回路とを備えた1次側回路を用いてスイッチング電源装置を構成する。
【選択図】図1
【解決手段】交流電圧源からの入力電圧を整流する整流回路と、整流電圧を平滑化する第1コンデンサと、第1コンデンサと並列に接続され、スイッチが直列に接続された第1コンデンサより低耐圧大容量の第2コンデンサと、第1コンデンサの両端の電位差が所定の基準値より小さい場合にスイッチをオンにするスイッチ制御回路とを備えた1次側回路を用いてスイッチング電源装置を構成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、スイッチング電源装置に係り、特に、広範囲の交流入力電圧レンジに対応したスイッチング電源装置の1次側回路に関する。
近年、入力電力から希望の出力電力を得る電力変換装置として、スイッチング電源装置が広く用いられている。スイッチング電源装置は、電圧降下をジュール熱として放出するシリーズレギュレータとは異なり、電力の損失を少なくできるため、高精度・高効率を得ることができる。
図5は、従来のスイッチング電源装置の構成を示す回路図である。本図に示すように、交流電圧源200から交流電圧を入力し、直流電圧Voに変換して出力するスイッチング電源装置300は、ダイオードブリッジ310、1次側電解コンデンサ320、スイッチング素子330、高周波トランス340、ダイオード350、2次側電解コンデンサ352、制御回路360を備えている。
高周波トランス340を挟んで電圧源側(交流)を「1次側」、電力が伝達される側(直流)を「2次側」と称し、制御回路360は、2次側の出力電圧Voが所望の電圧値になるように1次側のスイッチング素子330のオンオフのタイミングを制御する。
スイッチング電源装置300において、交流電圧源200からの交流電圧はダイオードブリッジ310で整流され、さらに1次側電解コンデンサ320で平滑化される。そして、スイッチング素子300がスイッチングを繰り返すことによって、高周波の交流に変換され、高周波トランス340を介して2次側に電力(交流)が伝達される。この交流は、ダイオード350で整流され、さらに2次側電解コンデンサ352によって平滑化されて直流電圧Voとして出力される。
出力される直流電圧Voが所定の電圧値に保たれるよう、制御回路360によりフィードバック制御され、スイッチング素子330のスイッチングタイミングの調整が行なわれる。
一般に、スイッチング電源装置300は、例えば、85V〜264Vといった交流電圧源200による入力電圧の対応範囲が定められており、その範囲に適合した耐圧と容量を有した1次側電解コンデンサ320が用いられる。
フィールド機器等に組み込まれるスイッチング電源装置では、想定されるあらゆる電圧入力レンジに適合させるため、例えば、交流20〜264Vといった広範囲の入力電圧への対応が要求される場合がある。このような広範囲の入力電圧に適合するためには、1次側の電解コンデンサに対して、入力電圧が低電圧の場合にも所望の出力電圧値を確保できるように高い容量が要求される一方、高電圧入力時に対する高耐電圧性能も要求される。
このように、1次側の電解コンデンサは、広範囲の入力電圧に対応するために高容量と高耐電圧性能とが要求されるが、これを実現するためには、大型の電解コンデンサが必要となり、スイッチング電源装置の大型化、高コスト化を招くことになる。
また、フィールド機器等は、工業制御での耐圧防爆型として構成されることが多く、この場合、スイッチング電源装置を含む電気回路一式を耐圧金属ケースに収容する必要がある。しかしながら、広範囲の入力電圧に対応するために大型の電解コンデンサを用いると、耐圧金属ケースに収容することが困難になるという問題が生じる。
そこで、本発明は、スイッチング電源装置において、大型のコンデンサを用いることなく、広範囲の入力電圧に対応できるようにすることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のスイッチング電源装置の1次側回路は、交流電圧源からの入力電圧を整流する整流回路と、整流電圧を平滑化する第1コンデンサと、前記第1コンデンサと並列に接続され、スイッチが直列に接続された、前記第1コンデンサより低耐圧大容量の第2コンデンサと、前記第1コンデンサの両端の電位差が所定の基準値より小さい場合に前記スイッチをオンにするスイッチ制御回路とを備えたことを特徴とする。
具体的には、前記スイッチを制御電圧によってオンオフを行なうトランジスタで構成し、前記スイッチ制御回路は、前記第1コンデンサの両端の電位差を抵抗分圧して得られる電圧で制御される電圧を前記トランジスタの制御電圧として用いることができる。
あるいは、前記スイッチを制御電圧によってオンオフを行なうスイッチ素子で構成し、前記スイッチ制御回路は、前記第1コンデンサの両端の電位差を抵抗分圧して得られる電圧を前記スイッチ素子の制御電圧として用いるようにしてもよい。このとき、前記スイッチ素子をb接点リレーで構成することができる。
本発明の1次側回路を用いることにより、スイッチング電源装置において、大型のコンデンサを用いることなく、広範囲の入力電圧に対応できるようになる。
本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の1次側回路を適用したスイッチング電源装置の構成を示す回路図である。
本図に示すように、交流電圧源200から交流電圧を入力し、直流電圧Voに変換して出力するスイッチング電源装置100は、整流回路として機能するダイオードブリッジ110、1次側第1電解コンデンサ120、1次側第2電解コンデンサ121、スイッチ130、スイッチ制御回路140、スイッチング素子150、高周波トランス160、ダイオード170、2次側電解コンデンサ172、制御回路180を備えている。
本実施形態において、1次側の電解コンデンサは、1次側第1電解コンデンサ120、1次側第2電解コンデンサ121を含んで構成されている。1次側第1電解コンデンサ120は、耐高電圧であるが小容量であり、1次側第2電解コンデンサ121は、1次側第1電解コンデンサ120より耐電圧は低いが大容量であるものとする。
具体的には、1次側第1電解コンデンサ120は、想定される交流電圧源200の最大電圧に耐えられる程度の高耐電圧性能を備え、1次側第2電解コンデンサ121は、想定される交流電圧源200の最小電圧でも所望の出力電圧値を確保できる程度の容量を有するようにする。
1次側第2電解コンデンサ121は、スイッチ130が直列接続され、1次側第1電解コンデンサ120と並列に接続される。すなわち、低耐圧大容量の1次側第2電解コンデンサ121は、接続のオンオフがスイッチ130により切替えられるようになっている。スイッチ130は、1次側第1電解コンデンサ120の両端の電位差に基づいて、スイッチ制御回路140によってオンオフが制御される。
スイッチ制御回路140は、1次側第1電解コンデンサ120の両端の電位差が所定の基準値よりも小さい場合に、スイッチ130をオンにし、1次側第1電解コンデンサ120の両端の電位差が所定の基準値以上の場合に、スイッチ130をオフにする。
したがって、1次側の電解コンデンサは、1次側第1電解コンデンサ120の両端の電位差が所定の基準値以上の場合は、高耐圧小容量の1次側第1電解コンデンサ120で動作し、1次側第1電解コンデンサ120の両端の電位差が所定の基準値より小さい場合は、高耐圧小容量の1次側第1電解コンデンサ120と低耐圧大容量の1次側第2電解コンデンサ121との並列合成容量で動作することになる。所定の基準値は、例えば、50Vとすることができる。
スイッチング電源装置100の動作について説明する。まず、交流電圧源200が、24V等の低電圧である場合について説明する。
スイッチ制御回路140は、1次側第1電解コンデンサ120の両端の電位差が所定の基準値より小さいとして、スイッチ130をオンにする。この結果、ダイオードブリッジ110の整流出力は、1次側第1電解コンデンサ120と1次側第2電解コンデンサ121とによって平滑化される。1次側第2電解コンデンサ121は、低耐圧であるが、交流電圧源200からの入力電圧が低いため、耐圧破壊等の問題は生じない。
平滑化された電圧は、スイッチング素子150がスイッチングすることにより、高周波の交流に変換される。交流電圧源200からの入力電圧が低いため、スイッチング素子150のオンの比率が高まり、大きな電流が流れることになるが、1次側第2電解コンデンサ121が大容量であるため、電流が大きな場合においても平滑性能を維持することができる。
高周波の交流は、高周波トランス160を介して2次側に伝達され、ダイオード170で整流され、さらに2次側電解コンデンサ172によって平滑化さて直流電圧Voとして出力される。
次に、交流電圧源200が、200V等の高電圧である場合のスイッチング電源装置100の動作についてについて説明する。
スイッチ制御回路140は、1次側第1電解コンデンサ120の両端の電位差が所定の基準値以上であるとして、スイッチ130をオフにする。この結果、ダイオードブリッジ110の整流出力は、高耐圧小容量の1次側第1電解コンデンサ120のみによって平滑化される。1次側第2電解コンデンサ121は、低耐圧であるが、スイッチ130がオフになっているため、高電圧は印加されず、耐圧破壊に至ることはない。
平滑化された電圧は、スイッチング素子150がスイッチングすることにより、高周波の交流に変換される。交流電圧源200からの入力電圧が高いため、スイッチング素子150のオンの比率が低くなり、電流が比較的小さくなるので、小容量の1次側第2電解コンデンサ120であっても平滑性能を維持することができる。
高周波の交流は、高周波トランス160を介して2次側に伝達され、ダイオード170で整流され、さらに2次側電解コンデンサ172によって平滑化さて直流電圧Voとして出力される。
このように本実施形態では、1次側電解コンデンサを、高耐圧小容量の1次側第1電解コンデンサ120と、スイッチにより接続がオンオフされる低耐圧大容量の1次側第2電解コンデンサ121とにより構成し、入力電圧に応じて1次側第2電解コンデンサ121のスイッチをオンオフすることにより、広範囲の入力電圧に対応するようにしている。
高耐圧小容量の1次側第1電解コンデンサ120、低耐圧大容量の1次側第2電解コンデンサ121とも、高耐圧大容量の電解コンデンサの1/10程度の体積で構成することができるため、スイッチング電源装置100の大型化を避けることができる。なお、1次側電解コンデンサは、高耐圧小容量の電解コンデンサ、低耐圧大容量の電解コンデンサを含んだ、3つ以上の電解コンデンサによって構成するようにしてもよい。
ところで、交流電圧源200では、種々の原因により瞬停(瞬時電圧低下)が発生する場合がある。スイッチング電源装置では、ある程度の瞬停時間に対しては、出力電圧Voに影響を与えないことが望ましい。
しかしながら、図5に示した従来のスイッチング電源装置の構成では、1次側電解コンデンサ320の容量に制限があったため、特に、低電圧入力に、瞬停時間を十分確保することできないという問題があった。
これに対し、本実施形態の本実施形態のスイッチング電源装置100は、低電圧時に大容量の1次側第2電解コンデンサ121を用いるため、例えば、交流1サイクル分程度の十分な瞬停時間を低電圧入力時であっても確保することができるという利点も有している。
スイッチング電源装置100の1次側回路の具体的な構成例について図2を参照して説明する。本図に示すように、スイッチング電源装置100aの1次側回路は、スイッチ130をNチャネルMOSFET130aによって構成し、スイッチ制御回路140aをNチャネルMOSFET141、第1バイアス抵抗142、第2バイアス抵抗143、第3バイアス抵抗144によって構成している。
第1バイアス抵抗142とMOSFET141とは、1次側第1電解コンデンサ120と並列になるように直列接続し、接続箇所の電圧がMOSFET130aのゲートに印加されるようになっている。
第2バイアス抵抗143と第3バイアス抵抗144とは、1次側第1電解コンデンサ120と並列になるように直列接続し、接続箇所の電圧がMOSFET141のゲートに印加されるようになっている。
本例では、NチャネルMOSFET130a、NチャネルMOSFET141のゲート・ソース閾値電圧を3Vとし、第1バイアス抵抗142を100kΩ程度とし、第2バイアス抵抗143を90kΩ程度とし、第3バイアス抵抗144を10kΩ程度とする。
図2に示すスイッチング電源装置100aの動作について説明する。まず、交流電圧源200が、24V等の低電圧である場合について説明する。
スイッチ制御回路140aにおいて、第2バイアス抵抗143と第3バイアス抵抗144とで分圧されるMOSFET141のゲート電圧は、閾値の3V以下となり、MOSFET141はオフ状態となる。このとき、MOSFET130aのゲート電圧には、第1バイアス抵抗142を介して、ダイオードブリッジ110の整流出力が印加され、MOSFET130aはオン状態となる。
この結果、ダイオードブリッジ110の整流出力は、1次側第1電解コンデンサ120と1次側第2電解コンデンサ121とによって平滑化される。平滑化された電圧は、スイッチング素子150がスイッチングすることにより、高周波の交流に変換される。
高周波の交流は、高周波トランス160を介して2次側に伝達され、ダイオード170で整流され、さらに2次側電解コンデンサ172によって平滑化さて直流電圧Voとして出力される。
次に、交流電圧源200が、200V等の高電圧である場合のスイッチング電源装置100aの動作について説明する。
スイッチ制御回路140aにおいて、第2バイアス抵抗143と第3バイアス抵抗144とで分圧されるMOSFET141のゲート電圧は、閾値の3V以上となり、MOSFET141はオン状態となる。このとき、MOSFET130aのゲート電圧は、ほぼゼロ電位となり、MOSFET130aはオフ状態となる。
この結果、ダイオードブリッジ110の整流出力は、高耐圧小容量の1次側第1電解コンデンサ120のみによって平滑化される。平滑化された電圧は、スイッチング素子150がスイッチングすることにより、高周波の交流に変換される。
高周波の交流は、高周波トランス160を介して2次側に伝達され、ダイオード170で整流され、さらに2次側電解コンデンサ172によって平滑化さて直流電圧Voとして出力される。
スイッチング電源装置100の1次側回路の具体的な構成の別例について図3を参照して説明する。本図に示すように、スイッチング電源装置100bの1次側回路は、スイッチ130を、コイルに通電した時に開くb接点リレー130bによって構成し、スイッチ制御回路140aを第1バイアス抵抗145、第2バイアス抵抗146、定電流ダイオード147によって構成している。
第1バイアス抵抗145と第2バイアス抵抗146とは、1次側第1電解コンデンサ120と並列になるように直列接続し、接続箇所が定電流ダイオード147を介してb接点リレー130bのコイルに接続されている。
本例では、b接点リレー130bの動作電圧を5V、動作電流を10mAとし、第1バイアス抵抗145を50kΩ程度とし、第2バイアス抵抗146を10kΩ程度とする。定電流ダイオード147は、b接点リレー130bの保護用に設けられたものであり、ピンチオフ電流を10mAとする。
図3に示すスイッチング電源装置100bの動作について説明する。まず、交流電圧源200が、24V等の低電圧である場合について説明する。
スイッチ制御回路140aにおいて、第1バイアス抵抗145と第2バイアス抵抗146とで分圧され、定電流ダイオード147を介してb接点リレー130bに加わる制御電圧は、動作電圧の5V以下となり、b接点リレー130bはオン状態となる。
この結果、ダイオードブリッジ110の整流出力は、1次側第1電解コンデンサ120と1次側第2電解コンデンサ121とによって平滑化される。平滑化された電圧は、スイッチング素子150がスイッチングすることにより、高周波の交流に変換される。
高周波の交流は、高周波トランス160を介して2次側に伝達され、ダイオード170で整流され、さらに2次側電解コンデンサ172によって平滑化さて直流電圧Voとして出力される。
次に、交流電圧源200が、200V等の高電圧である場合のスイッチング電源装置100aの動作について説明する。
スイッチ制御回路140aにおいて、第1バイアス抵抗145と第2バイアス抵抗146とで分圧され、定電流ダイオード147を介してb接点リレー130bに加わる制御電圧は、動作電圧の5V以上となるとともに、制御電流は動作電流の10mAとなり、b接点リレー130bはオフ状態となる。
この結果、ダイオードブリッジ110の整流出力は、高耐圧小容量の1次側第1電解コンデンサ120のみによって平滑化される。平滑化された電圧は、スイッチング素子150がスイッチングすることにより、高周波の交流に変換される。
高周波の交流は、高周波トランス160を介して2次側に伝達され、ダイオード170で整流され、さらに2次側電解コンデンサ172によって平滑化さて直流電圧Voとして出力される。
なお、スイッチング電源装置100は、図2、図3に示した構成例に限られず、種々の回路構成で実現することができる。
上述のスイッチング電源装置100の1次側回路は、1次側第1電解コンデンサ120と、スイッチ130が直列に接続された1次側第2電解コンデンサ121とを並列に接続するようにしていたが、図4に示すように、1次側第1電解コンデンサ122と、スイッチ132が並列に接続された1次側第2電解コンデンサ133とを直列に接続した1次側回路を用いてスイッチング電源装置101を構成してもよい。スイッチ制御回路140の動作は上記と同様とする。
この構成においては、交流電圧源200が低電圧である場合、スイッチ制御回路140によりスイッチ132がオン状態となり、ダイオードブリッジ110の整流出力は、1次側第1電解コンデンサ122によって平滑化される。
また、交流電圧源200が高電圧である場合、スイッチ制御回路140によりスイッチ132がオフ状態となり、ダイオードブリッジ110の整流出力は、1次側第1電解コンデンサ122と1次側第2電解コンデンサ122の直列合成容量によって平滑化される。
本例では、1次側第1電解コンデンサ122と1次側第2電解コンデンサ122を、いずれも低耐圧大容量の電解コンデンサで構成するようにする。ただし、上述の例における低耐圧大容量の1次側第2電解コンデンサ122よりも耐圧が大きい方が望ましい。また、想定される最小電圧が入力された場合、直列合成容量によっても、所望の出力電圧値を確保できる程度の容量を有するようにする。
これにより、交流電圧源200が低電圧である場合は、低耐圧大容量の1次側第1電解コンデンサ122により平滑化が行なわれる。また、交流電圧源200が高電圧である場合は、1次側第1電解コンデンサ122と1次側第2電解コンデンサ122とで高電圧が分圧されるため、低耐圧であっても耐圧破壊を起こすことなく平滑化を行なうことができる。
100…スイッチング電源装置、100a…スイッチング電源装置、100b…スイッチング電源装置、110…ダイオードブリッジ、120…次側電解コンデンサ、120…1次側第1電解コンデンサ、121…1次側第2電解コンデンサ、130…スイッチ、130b…b接点リレー、140…スイッチ制御回路、140a…スイッチ制御回路、142…第1バイアス抵抗、143…第2バイアス抵抗、144…第3バイアス抵抗、145…第1バイアス抵抗、146…第2バイアス抵抗、147…定電流ダイオード、150…スイッチング素子、160…高周波トランス、170…ダイオード、172…2次側電解コンデンサ、180…制御回路、200…交流電圧源、300…スイッチング素子、300…スイッチング電源装置、310…ダイオードブリッジ、320…1次側電解コンデンサ、330…スイッチング素子、340…高周波トランス、350…ダイオード、352…2次側電解コンデンサ、360…制御回路、130a…NチャネルMOSFET、141…NチャネルMOSFET
Claims (4)
- 交流電圧源からの入力電圧を整流する整流回路と、
整流電圧を平滑化する第1コンデンサと、
前記第1コンデンサと並列に接続され、スイッチが直列に接続された、前記第1コンデンサより低耐圧大容量の第2コンデンサと、
前記第1コンデンサの両端の電位差が所定の基準値より小さい場合に前記スイッチをオンにするスイッチ制御回路と、
を備えたことを特徴とするスイッチング電源装置の1次側回路。 - 前記スイッチを制御電圧によってオンオフを行なうトランジスタで構成し、
前記スイッチ制御回路は、前記第1コンデンサの両端の電位差を抵抗分圧して得られる電圧で制御される電圧を前記トランジスタの制御電圧として用いることを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源装置の1次側回路。 - 前記スイッチを制御電圧によってオンオフを行なうスイッチ素子で構成し、
前記スイッチ制御回路は、前記第1コンデンサの両端の電位差を抵抗分圧して得られる電圧を前記スイッチ素子の制御電圧として用いることを特徴とする請求項1に記載のスイッチング電源装置の1次側回路。 - 前記スイッチ素子をb接点リレーで構成したことを特徴とする請求項3に記載のスイッチング電源装置の1次側回路。
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JP2020527327A (ja) * | 2017-08-04 | 2020-09-03 | 広東美的制冷設備有限公司Gd Midea Air−Conditioning Equipment Co.,Ltd. | エアコンのカレントループ通信電気回路及びエアコン |
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