JP2012060577A - 光マトリクススイッチ及び通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】波長変換機能を利用した光信号の同報型通信を簡易な構成で実現する。
【解決手段】N個の波長可変光源のそれぞれから出力された光信号のそれぞれをN個の第1の入力端子のそれぞれにて受け付け、設定された入出力特性に基づいてN個の第1の出力端子のいずれかから出力する第1の回折格子と、N本の入力用ファイバのそれぞれに接続され、N個の第1の出力端子のそれぞれから出力された光信号のそれぞれをN本の入力用ファイバのそれぞれから入力された光信号のそれぞれの強度に基づき変調して出力するN個の変調器と、N個の変調器のそれぞれから出力された光信号のそれぞれをN個の第2の入力端子のそれぞれにて受け付け、上記の入出力特性に基づき、N本の出力用ファイバのそれぞれに接続されたN個の第2の出力端子のいずれかから出力する第2の回折格子と、N個の波長可変光源のそれぞれが出力する光信号の波長を選択する波長制御部とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、複数の入力用ファイバと複数の出力用ファイバとに接続された光マトリクススイッチ及び通信方法に関する。
電気通信の分野では、広帯域信号を伝達できる光信号のスイッチングを行うための様々な光マトリクススイッチが提案されている。
光マトリクススイッチの一例として、光信号の波長を変換する波長変換機能と回折格子とを組み合わせた光マトリクススイッチがある。
このような光マトリクススイッチでは、光信号を入力する複数の入力用ファイバのそれぞれから入力された光信号のそれぞれを、光信号を出力する複数の出力用ファイバのうちの所望の出力用ファイバに対応する波長の光信号に変換する。そして、波長が変換された光信号を回折格子によって振り分ける。つまり、入力された光信号の波長を変更するだけで、所望の出力用ファイバへその光信号を出力することができる。
このような光マトリクススイッチの一例として、波長可変光源と変調器との組み合わせにより実現した波長変換機能と、アレイ導波路型回折格子とを備えた光マトリクススイッチについて説明する。
ここでは、N本の入力用ファイバとN本の出力用ファイバとに接続されたN入力N出力の光マトリクススイッチについて説明する。Nは2以上の整数である。なお、アレイ導波路型回折格子を備えた光マトリクススイッチに関する技術が例えば、非特許文献1に開示されている。
図4は、波長可変光源と変調器との組み合わせにより実現した波長変換機能とアレイ導波路型回折格子とを備えた光マトリクススイッチの構成の一例を示すブロック図である。また、図5は、図4に示した光マトリクススイッチの動作を説明するための図であり、(a)は図4に示したアレイ導波路型回折格子が有する入出力特性の一例を示す図、(b)は図4に示した光マトリクススイッチにおける対応関係を示す図である。
図4に示す光マトリクススイッチは、8入力8出力の光マトリクススイッチであり、波長可変光源11〜18と、変調器21〜28と、アレイ導波路型回折格子100と、波長制御部150とを備えている。
波長可変光源11〜18のそれぞれは、アレイ導波路型回折格子100が有する入出力特性に合わせた8つの波長(λ1〜λ8)のいずれかの光信号を一定強度で出力する。なお、波長可変光源11〜18のそれぞれが出力する光信号の波長は、後述する波長制御部150にて選択される。
変調器21〜28のそれぞれは、入力用ファイバ1〜8のそれぞれに接続されている。変調器21〜28のそれぞれは、波長可変光源11〜18のそれぞれから出力された光信号のそれぞれを、入力用ファイバ1〜8のそれぞれから入力された光信号の強度に基づき変調する。これにより、波長可変光源11〜18のそれぞれから出力された光信号のそれぞれは、入力用ファイバ1〜8のそれぞれから入力された光信号のそれぞれと同じように変調された光信号となる。そして、変調器21〜28のそれぞれは、変調した光信号を出力する。すなわち、変調器21〜28のそれぞれから出力される光信号のそれぞれは、変調はされているものの、その波長は、波長可変光源11〜18のそれぞれから出力された光信号のそれぞれの波長と同じ波長となっている。このように、波長可変光源11〜18のそれぞれと変調器21〜28のそれぞれとを組み合わせることにより、入力用ファイバ1〜8から入力された光信号の波長を変換する機能が実現されている。
アレイ導波路型回折格子100は、変調器21〜28のそれぞれから出力された光信号のそれぞれを受け付ける入力端子131〜138を備えている。また、アレイ導波路型回折格子100は、出力用ファイバ61〜68のそれぞれに接続され、入力端子131〜138が受け付けた光信号のそれぞれを出力する出力端子141〜148を備えている。アレイ導波路型回折格子100は、複数の波長が一定間隔を隔てて多重された波長多重光信号を入力端子1〜8のそれぞれにて受け付けると、受け付けた光信号を出力する出力端子を複数の波長のそれぞれに応じて振り分ける。アレイ導波路型回折格子100は、この振分の際に、波長多重光信号を受け付ける入力端子に応じて出力端子を周回的に変化させる。すなわち、入力端子131〜138と出力端子141〜148との間には、出力端子141〜148のうち受け付けた光信号を出力する出力端子を、その受け付けた光信号の波長に応じて周回的に変化させる入出力特性が設定されている。この入出力特性が図5(a)に示されている。なお、アレイ導波路型回折格子の入出力光信号の波長については例えば、非特許文献2に記載されている。
波長制御部150は、図5(b)に示す対応関係を記憶している。この対応関係は、図4に示す光マトリクススイッチの構成と図5(a)に示す入出力特性とから定まるものである。この対応関係では、波長可変光源11〜18のそれぞれと入力用ファイバ1〜8のそれぞれとが対応付けられている。この対応関係を用いることにより、入力用ファイバ1〜8のそれぞれと、出力用ファイバ61〜68のうち当該入力用ファイバから入力された光信号を出力する出力用ファイバとに応じ、波長可変光源11〜18のそれぞれが出力する光信号の波長が決定される。具体的には、波長制御部150は、入力用ファイバ1〜8のそれぞれと、出力用ファイバ61〜68のうち当該入力用ファイバから入力された光信号を出力する出力用ファイバとに応じた波長を、図5(b)に示す対応関係から選択する。そして、波長制御部150は、選択した波長を、波長可変光源11〜18のうち図5(b)に示す対応関係において当該入力用ファイバに対応する波長可変光源が出力する光信号の波長に設定する。なお、波長制御部150は、同一の出力用ファイバに対して、複数の入力用ファイバからの光信号が同時に到着することがないように制御するものとする。
以下に、上記のように構成された光マトリクススイッチにおいて入力用ファイバから入力された光信号を出力用ファイバへ出力する動作について具体的な例を用いて説明する。
ここでは、入力用ファイバ1から入力された光信号を出力用ファイバ67へ出力する場合について説明する。
波長制御部150は、図5(b)に示す対応関係において入力用ファイバ1と出力用ファイバ67とに対応する波長λ7を選択する。そして、波長制御部150は、図5(b)に示す対応関係において入力用ファイバ1に対応する波長可変光源11が出力する光信号の波長をλ7に設定する。
波長可変光源11は、波長制御部150にて選択された波長λ7の光信号を出力する。
変調器21は、波長可変光源11が出力した波長λ7の光信号を、入力用ファイバ1から入力された光信号の強度に基づき変調して出力する。この結果、変調器21は、入力用ファイバ1から入力された光信号と同じように変調された波長λ7の光信号を出力することになる。
アレイ導波路型回折格子100は、変調器21から出力された波長λ7の光信号を、入力端子131にて受け付ける。
入力端子131が受け付けた波長λ7の光信号は、図5(a)に示した入出力特性に基づいて出力端子147から出力される。これにより、入力用ファイバ1から入力された光信号が出力用ファイバ67へ出力されることになる。
Toru Segawa, et al., "Semiconductor Double-Ring-Resonator-Coupled Tunable Laser for Wavelength Routing", IEEE Journal of quantum electronics, vol. 45, No. 7, pp.892-899. K. Sasayama,他、"Photonic ATM switch using frequency-routing-type time-division interconnection network", Electronics Letters, Vol. 29, No. 20, pp.1778-1780.
ここで、現在のパケット通信では、ブロードキャストやマルチキャスト等、同報型通信が多様なプロトコルで利用されている。
図4及び図5を参照しながら説明したような波長変換機能を利用した光マトリクススイッチでは、N個の波長可変光源のそれぞれと、N本の入力用ファイバのそれぞれとが対応付けられている。この場合、N個の波長可変光源のそれぞれは、N本の出力用ファイバのうち、入力された光信号を出力する1つの出力用ファイバに応じた波長の光信号を出力することになる。
従って、図4及び図5を参照しながら説明した光マトリクススイッチは、1つの入力用ファイバから入力された光信号を複数の出力用ファイバへ出力することができず、同報型通信に対応できないため、その適用領域が大きく制約されてしまう。
そこで、波長変換機能を利用した光マトリクススイッチに別のスイッチ等を追加して同報型通信に対応できるようにすることも可能ではあるが、この場合、構成が複雑になってしまうという問題点がある。
本発明は、波長変換機能を利用した光信号の同報型通信を簡易な構成で実現できる光マトリスクスイッチ及び通信方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の光マトリクススイッチは、光信号を入力するN(Nは2以上の整数)本の入力用ファイバのそれぞれと、光信号を出力するN本の出力用ファイバのそれぞれとに接続された光マトリクススイッチであって、
相互に異なるN個の波長のいずれかの光信号を出力するN個の波長可変光源と、
前記N個の波長可変光源のそれぞれから出力された光信号のそれぞれを受け付けるN個の第1の入力端子と、N個の第1の出力端子とを備え、前記N個の第1の入力端子と前記N個の第1の出力端子との間に、前記N個の第1の出力端子のうち受け付けた光信号を出力する第1の出力端子を当該受け付けた光信号の波長に応じて周回的に変化させる入出力特性が設定された第1の回折格子と、
前記N本の入力用ファイバのそれぞれに接続され、前記N個の第1の出力端子のそれぞれから出力された光信号のそれぞれを前記N本の入力用ファイバのそれぞれから入力された光信号のそれぞれの強度に基づき変調して出力するN個の変調器と、
前記N個の変調器のそれぞれから出力された光信号のそれぞれを受け付けるN個の第2の入力端子と、前記N本の出力用ファイバのそれぞれに接続されたN個の第2の出力端子とを備え、前記N個の第2の入力端子と前記N個の第2の出力端子との間に、前記入出力特性と同じ入出力特性が設定された第2の回折格子と、
前記N本の入力用ファイバのそれぞれと、前記N本の出力用ファイバのうち当該入力用ファイバから入力された光信号を出力する出力用ファイバとに応じ、前記N個の波長の中から、前記N個の波長可変光源のそれぞれが出力する光信号の波長を選択する波長制御部と、を有する。
また、上記目的を達成するために本発明の通信方法は、相互に異なるN(Nは2以上の整数)個の波長のいずれかの光信号を出力するN個の波長可変光源と、光信号を受け付けるN個の第1の入力端子とN個の第1の出力端子とを備えた第1の回折格子と、光信号を入力するN本の入力用ファイバのそれぞれに接続されたN個の変調器と、光信号を受け付けるN個の第2の入力端子と光信号を出力するN本の出力用ファイバのそれぞれに接続されたN個の第2の出力端子とを備えた第2の回折格子と、を有する光マトリクススイッチにおける通信方法であって、
前記N個の第1の入力端子と前記N個の第1の出力端子との間には、前記N個の第1の出力端子のうち受け付けた光信号を出力する第1の出力端子を当該受け付けた光信号の波長に応じて周回的に変化させる入出力特性が設定され、
前記N個の第2の入力端子と前記N個の第2の出力端子との間には、前記入出力特性と同じ入出力特性が設定され、
前記N本の入力用ファイバのそれぞれと、前記N本の出力用ファイバのうち当該入力用ファイバから入力された光信号を出力する出力用ファイバとに応じ、前記N個の波長の中から、前記N個の波長可変光源のそれぞれが出力する光信号の波長を選択する選択処理と、
前記選択された波長の光信号を前記N個の波長可変光源のそれぞれから出力する処理と、
前記N個の波長可変光源のそれぞれから出力された光信号のそれぞれを前記N個の第1の入力端子のそれぞれにて受け付け、該受け付けた光信号のそれぞれを、前記入出力特性に基づいて前記N個の第1の出力端子のいずれかから出力する処理と、
前記N個の変調器のそれぞれにおいて、前記N個の第1の出力端子のそれぞれから出力された光信号のそれぞれを、前記N本の入力用ファイバのそれぞれから入力された光信号のそれぞれの強度に基づき変調して出力する処理と、
前記N個の変調器のそれぞれから出力された光信号のそれぞれを前記N個の第2の入力端子のそれぞれにて受け付け、該受け付けた光信号のそれぞれを、前記入出力特性に基づいて前記N個の第2の出力端子のいずれかから出力する処理と、を有する。
本発明は以上説明したように構成されているので、N個の波長可変光源のそれぞれから出力された光信号のそれぞれを、N個の変調器のうちのいずれか1つの変調器に入力することができる。それぞれの1つの変調器には、1つ、または、複数の波長可変光源からの光信号が入力することができる。変調器は、これらの入力された光信号を、それぞれに入力用ファイバから入力された光信号に基づき、波長可変光源から入力された1つ、または複数の光信号を一括して変調することができる。また、それぞれの変調器にて変調された1つ、または複数の光信号のそれぞれを、その光信号の波長に応じてN本の出力用ファイバのうちのいずれかの出力用ファイバへ出力することができる。そのため、1つの入力用ファイバから入力された光信号を複数の出力用ファイバへ出力することが可能となる。
従って、波長変換機能を利用した光信号の同報型通信を簡易な構成で実現できる。
本発明を実現するための構成を説明するための図であり、(a)は2つのアレイ導波路型回折格子の構成を示すブロック図、(b)、(c)は2つのアレイ導波路型回折格子のそれぞれが有する入出力特性を示す図である。 本発明の光マトリクススイッチの実施の一形態の構成を示すブロック図である。 図2に示した光マトリクススイッチにおける対応関係を示す図である。 波長可変光源と変調器との組み合わせにより実現した波長変換機能とアレイ導波路型回折格子とを備えた光マトリクススイッチの構成の一例を示すブロック図である。 図4に示した光マトリクススイッチの動作を説明するための図であり、(a)は図4に示したアレイ導波路型回折格子が有する入出力特性の一例を示す図、(b)は図4に示した光マトリクススイッチにおける対応関係を示す図である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明するが、その前に、本発明を実現するための構成について説明する。
本発明は、N個の入力端子とN個の出力端子とを備えたアレイ導波路型回折格子を2つ用いることによって実現される。なお、Nは2以上の整数である。
2つのアレイ導波路型回折格子のうちの一方は、N個の波長可変光源とN個の変調器との間に挿入される。他方は、N個の変調器とN本の出力用ファイバとの間に挿入される。
本発明においてアレイ導波路型回折格子を2つ用いるのは、N個の波長可変光源のそれぞれを、N本の入力用ファイバのそれぞれに対応付けるのではなく、N本の出力用ファイバのそれぞれに対応付けて制御することを可能にするためである。
図1は、本発明を実現するための構成を説明するための図であり、(a)は2つのアレイ導波路型回折格子の構成を示すブロック図、(b)、(c)は2つのアレイ導波路型回折格子のそれぞれが有する入出力特性を示す図である。なお、ここでは、Nが8の場合を一例として説明する。
図1(b)は、第1の回折格子であるアレイ導波路型回折格子100が有する入出力特性を示し、図1(c)は、第2の回折格子であるアレイ導波路型回折格子200が有する入出力特性を示している。
図1(b)を参照すると、アレイ導波路型回折格子100において、第1の入力端子である入力端子131〜138と、第1の出力端子である出力端子141〜148との間には、出力端子141〜148のうち入力端子131〜138のそれぞれが受け付けた光信号を出力する出力端子を、その受け付けた光信号の波長に応じて周回的に変化させる入出力特性が設定されている。また、図1(c)を参照すると、アレイ導波路型回折格子200において、第2の入力端子である入力端子231〜238と、第2の出力端子である出力端子241〜248との間にも、同じ入出力特性が設定されている。
図1(a)に示す構成では、アレイ導波路型回折格子100の出力端子141〜148は、アレイ導波路型回折格子200の入力端子231〜238に接続されている。
このような構成で接続されている場合、入力端子131〜138のうち、図中上から数えてk番目の入力端子が受け付けた光信号は、その光信号の波長にかかわらず、出力端子241〜248のうち、図中上から数えてk番目の出力端子から出力されることになる。これは、アレイ導波路型回折格子100,200が有する入出力特性の対称性によるものである。
アレイ導波路型回折格子100の入力端子131が、波長λ1〜λ8の波長多重光信号を受け付けた場合、図1(b)に示す入出力特性に基づき、波長λ1の光信号は出力端子141から出力され、波長λ2の光信号は出力端子142から出力される。他の波長についても同様であり、8つの波長の光信号は、それぞれに出力端子141〜148の異なる出力端子から出力される。
アレイ導波路型回折格子200の入力端子231〜238のそれぞれがこれら8つの光信号のそれぞれを受け付けると、図1(c)に示す入出力特性に基づき、入力端子231〜238のそれぞれが受け付けた8つの光信号は全て、出力端子241から出力される。
これは、アレイ導波路型回折格子100の入力端子132〜138のいずれについても同様である。
従って、図1(a)に示す構成では、アレイ導波路型回折格子200のk番目の出力端子から光信号を出力させる場合、アレイ導波路型回折格子100のk番目の入力端子からλ1からλ8までのいずれかの波長をもつ光信号を入力すればよく、またその入力する光信号の波長によって、アレイ導波路型回折格子100とアレイ導波路型回折格子200との間のどの経路を経由した上で、アレイ導波路型回折格子200の当該の出力端子に出力するかを選択することができる。出力端子241〜248のそれぞれに対して異なる入力端子131〜138が対応しているため、それぞれの出力端子が相互に独立してアレイ導波路型回折格子100とアレイ導波路型回折格子200との間のどの経路を経由するかを選択することができる。
例えば、アレイ導波路型回折格子200の出力端子244に、アレイ導波路型回折格子100の出力端子141とアレイ導波路型回折格子200の入力端子231との間の経路を経由した光信号を出力させるためには、アレイ導波路型回折格子100の入力端子134に波長λ4の光信号を入力すればよい。アレイ導波路型回折格子100の入力端子134が波長λ4の光信号を受け付けた場合、図1(b)に示す入出力特性に基づき、その光信号は出力端子141から出力される。そして、出力端子141から出力された波長λ4の光信号が、アレイ導波路型回折格子100の出力端子141とアレイ導波路型回折格子200の入力端子231との間の経路を経由して、アレイ導波路型回折格子200の入力端子231にて受け付けられると、図1(c)に示す入出力特性に基づき、その光信号は出力端子244から出力される。
また、アレイ導波路型回折格子200の出力端子246に、上述の例と同様のアレイ導波路型回折格子100の出力端子141とアレイ導波路型回折格子200の入力端子231との間の経路を経由した光信号を出力させるためには、アレイ導波路型回折格子100の入力端子136に波長λ6の光信号を入力すればよい。入力端子136が波長λ6の光信号を受け付けた場合、入力端子134が波長λ4の光信号を受け付けた場合と同様に、その光信号は出力端子141及び入力端子231を経由することとなる。しかし、波長λ4の光信号と波長λ6の光信号とでは波長が異なるため、アレイ導波路型回折格子200の入力端子231に入力された波長λ6の光信号は、出力端子244ではなく、出力端子246から出力されることになる。
このように、アレイ導波路型回折格子のそれぞれの出力端子241〜248に、アレイ導波路型回折格子100の出力端子141とアレイ導波路型回折格子200の入力端子231との間の経路を経由した光信号を出力させるかは、相互に独立に選択することができ、かつ、選択した経路が相互に同じであってもよい。
ここで、アレイ導波路型回折格子100とアレイ導波路型回折格子200との間に、8本の入力用ファイバのそれぞれに接続された8個の変調器を挿入した場合を考えてみる。この場合、アレイ導波路型回折格子200のk番目の出力端子に、8個の変調器のうちどの変調器を経由した光信号を出力させるかは、アレイ導波路型回折格子100のk番目の入力端子が受け付ける光信号の波長によって制御することができる。
従って、本発明においては、N個の波長可変光源のそれぞれが出力する光信号の波長は、N本の入力用ファイバのうちのどの入力用ファイバに接続された変調器を経由した光信号を、N本の出力用ファイバのそれぞれへ出力させるかという観点で選択される。複数の出力用ファイバが、N本の入力用ファイバのうちの同じ1つの入力用ファイバに接続された変調器を選択することも可能であり、同一の変調器を経由することで同様に変調された光信号を、複数の出力用ファイバのそれぞれへ出力させることも可能となる。
次に、上述したような本発明を実現するための構成を適用した光マトリクススイッチの実施の形態について図面を参照して説明する。
図2は、本発明の光マトリクススイッチの実施の一形態の構成を示すブロック図である。また、図3は、図2に示した光マトリクススイッチにおける対応関係を示す図である。
本実施形態の光マトリクススイッチは図2に示すように、8本の入力用ファイバ1〜8及び8本の出力用ファイバ61〜68に接続された8入力8出力の光マトリクススイッチである。なお、入力用ファイバ及び出力用ファイバの数は増減させることが可能である。
また、本実施形態の光マトリクススイッチは、アレイ導波路型回折格子100と、アレイ導波路型回折格子200と、波長可変光源11〜18と、変調器21〜28と、波長制御部50とを備えている。
波長可変光源11〜18のそれぞれは、アレイ導波路型回折格子100,200が有する入出力特性に合わせた8つの波長(λ1〜λ8)のいずれかの光信号を一定強度で出力する。なお、波長可変光源11〜18のそれぞれが出力する光信号の波長は、後述する波長制御部50にて選択される。
アレイ導波路型回折格子100は、波長可変光源11〜18のそれぞれから出力された光信号のそれぞれを受け付ける入力端子131〜138を備えている。また、アレイ導波路型回折格子100は、入力端子131〜138のそれぞれが受け付けた光信号のそれぞれを出力する出力端子141〜148を備えている。アレイ導波路型回折格子100は、入力端子131〜138のそれぞれが受け付けた光信号の波長に応じ、当該受け付けた光信号を図1(b)に示した入出力特性に基づいて出力端子141〜148のいずれかから出力する。
変調器21〜28のそれぞれは、入力用ファイバ1〜8のそれぞれに接続されている。変調器21〜28のそれぞれは、出力端子141〜148のそれぞれから出力された光信号のそれぞれを、入力用ファイバ1〜8のそれぞれから入力された光信号のそれぞれの強度に基づき変調して出力する。なお、出力端子141〜148のそれぞれは、波長が異なる複数の光信号を同時に出力する場合もある。この場合、変調器21〜28のそれぞれは、これらの複数の光信号を同時に受け付けることになる。このとき、変調器21〜28のそれぞれは、受け付けた複数の光信号を一括して変調する。
アレイ導波路型回折格子200は、変調器21〜28のそれぞれから出力された光信号のそれぞれを受け付ける入力端子231〜238を備えている。また、アレイ導波路型回折格子200は、出力用ファイバ61〜68のそれぞれに接続され、入力端子231〜238のそれぞれが受け付けた光信号のそれぞれを出力する出力端子241〜248を備えている。アレイ導波路型回折格子200は、入力端子231〜238のそれぞれが受け付けた光信号の波長に応じ、当該受け付けた光信号を図1(c)に示した入出力特性に基づいて出力端子241〜248のいずれかから出力する。
波長制御部50は、図3に示す対応関係を記憶している。この対応関係は、図2に示す光マトリクススイッチの構成と図1(b)及び図1(c)に示す入出力特性とから定まるものである。この対応関係では、出力用ファイバ61〜68のそれぞれに対して利用する波長可変光源11〜18のそれぞれが対応付けられている。また、出力用ファイバ61〜68のそれぞれに対して、入力用ファイバ1〜8のいずれかを選択した場合に利用すべき波長が定められている。この対応関係を用いることにより、入力用ファイバ1〜8のそれぞれと、出力用ファイバ61〜68のうち当該入力用ファイバから入力された光信号を出力する出力用ファイバとに応じ、波長可変光源11〜18のそれぞれが出力する光信号の波長が決定される。具体的には、波長制御部50は、入力用ファイバ1〜8のそれぞれと、出力用ファイバ61〜68のうち当該入力用ファイバから入力された光信号を出力する出力用ファイバとに応じた波長を、図3に示す対応関係から選択する。そして、波長制御部50は、選択した波長を、波長可変光源11〜18のうち、図3に示す対応関係において当該出力用ファイバに対応する波長可変光源が出力する光信号の波長とする。
以下に、上記のように構成された光マトリクススイッチにおいて入力用ファイバから入力された光信号を出力用ファイバへ出力する動作について具体的な例を用いて説明する。
まず、入力用ファイバ2から入力された光信号を出力用ファイバ64へ出力する場合について説明する。
波長制御部50は、図3に示す対応関係において入力用ファイバ2と出力用ファイバ64とに対応する波長λ5を選択する。そして、波長制御部50は、図3に示す対応関係において出力用ファイバ64に対応する波長可変光源14が出力する光信号の波長をλ5とする。
波長可変光源14は、波長制御部50にて選択された波長λ5の光信号を出力する。
アレイ導波路型回折格子100は、波長可変光源14から出力された波長λ5の光信号を入力端子134にて受け付ける。
入力端子134が受け付けた波長λ5の光信号は、図1(b)に示した入出力特性に基づいて出力端子142から出力される。
変調器22は、出力端子142から出力された波長λ5の光信号を、入力用ファイバ2から入力された光信号の強度に基づき変調して出力する。この結果、変調器22は、入力用ファイバ2から入力された光信号と同じように変調された波長λ5の光信号を出力することになる。
変調器22から出力された光信号は、アレイ導波路型回折格子200の入力端子232にて受け付けられる。
入力端子232が受け付けた波長λ5の光信号は、図1(c)に示した入出力特性に基づいて出力端子244から出力される。これにより、入力用ファイバ2から入力された光信号が出力用ファイバ64へ出力されることになる。
次に、入力用ファイバ6から入力された光信号を出力用ファイバ61,62,66へ出力する場合について説明する。
波長制御部50は、図3に示す対応関係において入力用ファイバ6と出力用ファイバ61とに対応する波長λ6を選択する。そして、波長制御部50は、図3に示す対応関係において出力用ファイバ61に対応する波長可変光源11が出力する光信号の波長をλ6とする。
また、波長制御部50は、図3に示す対応関係において入力用ファイバ6と出力用ファイバ62とに対応する波長λ7を選択する。そして、波長制御部50は、図3に示す対応関係において出力用ファイバ62に対応する波長可変光源12が出力する光信号の波長をλ7とする。
また、波長制御部50は、図3に示す対応関係において入力用ファイバ6と出力用ファイバ66とに対応する波長λ3を選択する。そして、波長制御部50は、図3に示す対応関係において出力用ファイバ66に対応する波長可変光源16が出力する光信号の波長をλ3とする。
波長可変光源11は、波長制御部50にて選択された波長λ6の光信号を出力する。そして、出力された波長λ6の光信号は、入力端子131にて受け付けられ、図1(b)に示した入出力特性に基づいて出力端子146から出力される。
また、波長可変光源12は、波長制御部50にて選択された波長λ7の光信号を出力する。そして、出力された波長λ7の光信号は、入力端子132にて受け付けられ、図1(b)に示した入出力特性に基づいて出力端子146から出力される。
また、波長可変光源16は、波長制御部50にて選択された波長λ3の光信号を出力する。そして、出力された波長λ3の光信号は、入力端子136にて受け付けられ、図1(b)に示した入出力特性に基づいて出力端子146から出力される。
変調器26は、出力端子146から出力された波長λ3、λ6、λ7の光信号を一括して入力用ファイバ6から入力された光信号の強度に基づき変調して出力する。
変調された波長λ6、λ7、λ3の光信号は、アレイ導波路型回折格子200の入力端子236にて受け付けられる。受け付けられた波長λ6,λ7,λ3の光信号のそれぞれは、図1(c)に示した入出力特性に基づき、出力端子241,242,246のそれぞれから出力される。これにより、入力用ファイバ6から入力された光信号と同様に変調された光信号が出力用ファイバ61,62,66へ同報して出力されることになる。
このように本実施形態において光マトリクススイッチは、相互に異なる波長のいずれかの光信号を出力する波長可変光源11〜18を有する。
また、光マトリクススイッチは、波長可変光源11〜18のそれぞれから出力された光信号のそれぞれを受け付ける入力端子131〜138と、出力端子141〜148とを備えたアレイ導波路型回折格子100を有する。そして、入力端子131〜138と出力端子141〜148との間には、出力端子141〜148のうち受け付けた光信号を出力する出力端子を、その受け付けた光信号の波長に応じて周回的に変化させる入出力特性が設定されている。
また、光マトリクススイッチは、入力用ファイバ1〜8のそれぞれに接続され、出力端子141〜148のそれぞれから出力された光信号のそれぞれを入力用ファイバ1〜8のそれぞれから入力された光信号のそれぞれの強度に基づき変調して出力する変調器21〜28を有する。
また、光マトリクススイッチは、変調器21〜28のそれぞれから出力された光信号のそれぞれを受け付ける入力端子231〜238と、出力用ファイバ61〜68のそれぞれに接続された出力端子241〜248とを備えたアレイ導波路型回折格子200を有する。そして、入力端子231〜238と出力端子241〜248との間には、入力端子131〜138と出力端子141〜148との間に設定されたのと同じ入出力特性が設定されている。
また、光マトリクススイッチは、入力用ファイバ1〜8のそれぞれと、出力用ファイバ61〜68のうち当該入力用ファイバから入力された光信号を出力する出力用ファイバとに応じ、波長可変光源11〜18のそれぞれが出力する光信号の波長を選択する波長制御部50を有する。
これにより、N個の波長可変光源のそれぞれから出力された光信号のそれぞれを、N個の変調器のうちの1つの変調器にて変調することができる。また、その1つの変調器にて変調された光信号を、その光信号の波長に応じてN本の出力用ファイバのうちの複数の出力用ファイバのそれぞれへ出力することができる。そのため、1つの入力用ファイバから入力された光信号を複数の出力用ファイバへ出力することが可能となる。
従って、波長変換機能を用いた光信号の同報型通信を簡易な構成で実現できる。
N本の出力用ファイバ毎に独立して入力用ファイバを選択できることから、1つの入力用ファイバから入力された光信号をN−1本の出力用ファイバの全てへ同報して出力することも可能である。それとともに、他の入力用ファイバから入力された光信号を、別の1つの出力用ファイバに1対1の通信として出力することも可能である。
つまり、アレイ導波路型回折格子を1つ追加し、N個の波長可変光源のそれぞれが出力する光信号の波長を制御するアルゴリズムを変更するだけで、同報型通信と1対1の通信との両方を自由に混在させて行うことが可能な光マトリクススイッチを実現できる。
なお、本実施形態において利用する波長可変光源や変調器等の数は、従来の光マトリクススイッチと同数である。そのため、小さな付加コストで本発明の実現は可能であり、光マトリクススイッチの適用領域の拡大に大きな効果がある。
また、N本の出力用ファイバのうちの1本をモニタ用の出力用ファイバとして定めておけば、他の入力用ファイバと出力用ファイバとの通信とは独立して、任意の1つの入力用ファイバから入力された光信号をモニタ用の出力用ファイバへ出力させるようなことも可能である。
1〜8 入力用ファイバ
11〜18 波長可変光源
21〜28 変調器
50 波長制御部
61〜68 出力用ファイバ
100,200 アレイ導波路型回折格子
131〜138,231〜238 入力端子
141〜148,241〜248 出力端子

Claims (4)

  1. 光信号を入力するN(Nは2以上の整数)本の入力用ファイバのそれぞれと、光信号を出力するN本の出力用ファイバのそれぞれとに接続された光マトリクススイッチであって、
    相互に異なるN個の波長のいずれかの光信号を出力するN個の波長可変光源と、
    前記N個の波長可変光源のそれぞれから出力された光信号のそれぞれを受け付けるN個の第1の入力端子と、N個の第1の出力端子とを備え、前記N個の第1の入力端子と前記N個の第1の出力端子との間に、前記N個の第1の出力端子のうち受け付けた光信号を出力する第1の出力端子を当該受け付けた光信号の波長に応じて周回的に変化させる入出力特性が設定された第1の回折格子と、
    前記N本の入力用ファイバのそれぞれに接続され、前記N個の第1の出力端子のそれぞれから出力された光信号のそれぞれを前記N本の入力用ファイバのそれぞれから入力された光信号のそれぞれの強度に基づき変調して出力するN個の変調器と、
    前記N個の変調器のそれぞれから出力された光信号のそれぞれを受け付けるN個の第2の入力端子と、前記N本の出力用ファイバのそれぞれに接続されたN個の第2の出力端子とを備え、前記N個の第2の入力端子と前記N個の第2の出力端子との間に、前記入出力特性と同じ入出力特性が設定された第2の回折格子と、
    前記N本の入力用ファイバのそれぞれと、前記N本の出力用ファイバのうち当該入力用ファイバから入力された光信号を出力する出力用ファイバとに応じ、前記N個の波長の中から、前記N個の波長可変光源のそれぞれが出力する光信号の波長を選択する波長制御部と、を有する光マトリクススイッチ。
  2. 請求項1に記載の光マトリクススイッチにおいて、
    前記波長制御部は、前記N個の波長の中から、前記N本の入力用ファイバのそれぞれと、前記N本の出力用ファイバのうち当該入力用ファイバから入力された光信号を出力する出力用ファイバとに応じて定まる波長を選択し、前記N個の波長可変光源のうち当該出力用ファイバに応じて定まる波長可変光源が出力する光信号の波長を前記選択した波長とする光マトリクススイッチ。
  3. 相互に異なるN(Nは2以上の整数)個の波長のいずれかの光信号を出力するN個の波長可変光源と、光信号を受け付けるN個の第1の入力端子とN個の第1の出力端子とを備えた第1の回折格子と、光信号を入力するN本の入力用ファイバのそれぞれに接続されたN個の変調器と、光信号を受け付けるN個の第2の入力端子と光信号を出力するN本の出力用ファイバのそれぞれに接続されたN個の第2の出力端子とを備えた第2の回折格子と、を有する光マトリクススイッチにおける通信方法であって、
    前記N個の第1の入力端子と前記N個の第1の出力端子との間には、前記N個の第1の出力端子のうち受け付けた光信号を出力する第1の出力端子を当該受け付けた光信号の波長に応じて周回的に変化させる入出力特性が設定され、
    前記N個の第2の入力端子と前記N個の第2の出力端子との間には、前記入出力特性と同じ入出力特性が設定され、
    前記N本の入力用ファイバのそれぞれと、前記N本の出力用ファイバのうち当該入力用ファイバから入力された光信号を出力する出力用ファイバとに応じ、前記N個の波長の中から、前記N個の波長可変光源のそれぞれが出力する光信号の波長を選択する選択処理と、
    前記選択された波長の光信号を前記N個の波長可変光源のそれぞれから出力する処理と、
    前記N個の波長可変光源のそれぞれから出力された光信号のそれぞれを前記N個の第1の入力端子のそれぞれにて受け付け、該受け付けた光信号のそれぞれを、前記入出力特性に基づいて前記N個の第1の出力端子のいずれかから出力する処理と、
    前記N個の変調器のそれぞれにおいて、前記N個の第1の出力端子のそれぞれから出力された光信号のそれぞれを、前記N本の入力用ファイバのそれぞれから入力された光信号のそれぞれの強度に基づき変調して出力する処理と、
    前記N個の変調器のそれぞれから出力された光信号のそれぞれを前記N個の第2の入力端子のそれぞれにて受け付け、該受け付けた光信号のそれぞれを、前記入出力特性に基づいて前記N個の第2の出力端子のいずれかから出力する処理と、を有する通信方法。
  4. 請求項3に記載の通信方法において、
    前記選択処理は、前記N個の波長の中から、前記N本の入力用ファイバのそれぞれと、前記N本の出力用ファイバのうち当該入力用ファイバから入力された光信号を出力する出力用ファイバとに応じて定まる波長を選択し、前記N個の波長可変光源のうち当該出力用ファイバに応じて定まる波長可変光源が出力する光信号の波長を前記選択した波長とする処理である通信方法。
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