JP2012051048A - 切削工具用カバー、切削用ホルダ及び切削装置 - Google Patents

切削工具用カバー、切削用ホルダ及び切削装置 Download PDF

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Abstract


【課題】 切削粉が撒き散らされてしまうことを防止する。
【解決手段】 中空の軸体を有し、少なくとも一つのインサートが前記軸体の一端面に取り付けられ、当該軸体を回転させつつ前記インサートをワークに当接させることで切削を行う切削工具に対してセットされる切削工具用カバーである。切削工具用カバーは、軸体に固定され、軸体の先端部を覆う本体部と、本体部におけるインサートに対応する位置から、軸体の回転方向の先方側に向かって本体部の外周に沿って延在するフィン部とを備えている。フィン部は、回転方向の先方側が開口となっている。フィン部及び本体部には、開口からインサートに向かう空気流路が形成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、切削工具用カバー、切削用ホルダ及び切削装置に係り、特にFRP等の表面を切削するための切削工具用カバー、切削用ホルダ及び切削装置に関する。
従来、例えば金属等を切削する場合に発生する切削粉を回収すべく、切削工具の軸芯に吸引口を設け、当該吸引口から切削粉を吸引・回収する切削装置が知られている(例えば特許文献1参照)。近年においては、繊維強化樹脂複合材(FRP:Fiber Reinforced Plastics)を切削する場合もあるが、金属と比して切削粉が細かいために、切削工具の周辺に切削粉がまき散らされるという弊害があった。このため、切削工具の周囲に、切削粉が撒き散らされることを防止するカバーを設ける技術が開発されている。
特開2009−274147号公報
ところで、切削時においては、切削工具のインサートと切削対象であるワークとは接しているものの、カバーとワークとの間には隙間を形成する必要がある。この隙間があるため、カバーを設けていたとしても結局微少な切削粉が切削工具周辺に撒き散らされてしまうという問題があった。また、切削時に発生する切削熱が切削工具本体へと蓄熱され、インサート切れ刃とワーク(FRP)との接触部で温度上昇を促進し、その影響からFRP自体にデラミネーション(層間剥離)を発生させてしまう場合もあるという問題もあった。
このため、本発明の課題は、切削粉が撒き散らされてしまうことを防止することである。また、本発明の他の課題は、工具本体へと蓄熱される熱量を効果的に冷却し、切削時におけるインサートの温度上昇を抑制することである。
請求項1記載の発明は、
中空の軸体を有し、少なくとも一つのインサートが前記軸体の一端面に取り付けられ、当該軸体を回転させつつ前記インサートをワークに当接させることで切削を行う切削工具に対してセットされる切削工具用カバーであって、
前記軸体に固定され、前記軸体の先端部を覆う本体部と、
前記本体部における前記インサートに対応する位置から、前記軸体の回転方向の先方側に向かって前記本体部の外周に沿って延在するフィン部とを備え、
前記フィン部は、前記回転方向の先方側が開口となっていて、
前記フィン部及び前記本体部には、前記開口から前記インサートに向かう空気流路が形成されていることを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の切削工具用カバーにおいて、
前記インサートが複数備えられている場合には、前記フィン部は、複数の前記インサートのそれぞれに対応するように複数設けられていることを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の切削工具用カバーにおいて、
前記本体部と前記フィン部とが一体的に形成されていることを特徴としている。
請求項4記載の発明に係る切削用ホルダは、
中空の軸体を有し、少なくとも一つのインサートが前記軸体の一端面に取り付けられ、当該軸体を回転させつつ前記インサートをワークに当接させることで切削を行う切削工具と、
前記切削工具に対してセットされる切削工具用カバーとを備え、
前記切削工具用カバーは、
前記軸体に固定され、前記軸体の先端部を覆う本体部と、
前記本体部における前記インサートに対応する位置から、前記軸体の回転方向の先方側に向かって前記本体部の外周に沿って延在するフィン部とを備え、
前記フィン部は、前記回転方向の先方側が開口となっていて、
前記フィン部及び前記本体部には、前記開口から前記インサートに向かう空気流路が形成されていることを特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の切削用ホルダにおいて、
前記切削工具には前記インサートが複数備えられていて、
前記フィン部は、複数の前記インサートのそれぞれに対応するように複数設けられていることを特徴としている。
請求項6記載の発明は、請求項4又は5記載の切削用ホルダにおいて、
前記本体部と前記フィン部とが一体的に形成されていることを特徴としている。
請求項7記載の発明に係る切削装置は、
中空の軸体を有し、少なくとも一つのインサートが前記軸体の一端面に取り付けられ、当該軸体を回転させつつ前記インサートをワークに当接させることで切削を行う切削工具と、
前記切削工具に対してセットされる切削工具用カバーと、
前記切削工具の切削により発生した切削粉を、前記切削工具の中空部分を介して吸引する吸引部とを備え、
前記切削工具用カバーは、
前記軸体に固定され、前記軸体の先端部を覆う本体部と、
前記本体部における前記インサートに対応する位置から、前記軸体の回転方向の先方側に向かって前記本体部の外周に沿って延在するフィン部とを備え、
前記フィン部は、前記回転方向の先方側が開口となっていて、
前記フィン部及び前記本体部には、前記開口から前記インサートに向かう空気流路が形成されていることを特徴としている。
請求項8記載の発明は、請求項7記載の切削装置において、
前記切削工具には前記インサートが複数備えられていて、
前記フィン部は、複数の前記インサートのそれぞれに対応するように複数設けられていることを特徴としている。
請求項9記載の発明は、請求項7又は8記載の切削装置において、
前記本体部と前記フィン部とが一体的に形成されていることを特徴としている。
本発明によれば、フィン部の回転方向の先方側に形成された開口からインサートに向かう空気流路がフィン部及び本体部に形成されているので、切削工具が回転してワークを切削する際に、開口から取り込まれた空気が空気流路を介してインサートへと案内されることになる。この気流は、インサートで発生した切削粉を内側へと押し込むこととなり、そして切削粉は中空部に到達し、配管を介して吸引部へ回収される。そのため結果として、切削粉が外側へと撒き散らされることを防止することができる。また、インサートで発生した熱量がフィン部から放熱され、工具全体を冷却することで、結果として切削時におけるインサートの温度上昇を抑制することができる。
本実施形態に係る切削装置の概略構成を示す斜視図である。 本実施形態に係る切削用ホルダの一部の概略構成を示す斜視図である。 本実施形態にかかる切削工具の概略構成を示す正面図である。 本実施形態にかかる切削工具の概略構成を示す一端面図である。 本実施形態にかかる切削工具の概略構成を示す他端面図である。 本実施形態にかかる切削工具用カバーの概略構成を示す正面図である。 本実施形態にかかる切削工具用カバーの概略構成を示す一端面図である。 本実施形態にかかる切削工具用カバーの概略構成を示す他端面図である。 切削時における切削用ホルダとワークとの関係を模式的に示す説明図である。 切削時における気流の状態を示す説明図である。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。ただし、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、発明の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は本実施形態に係る切削装置の概略構成を示す斜視図である。図1に示すように切削装置1は、ベッド2と、該ベッド2の奥部分に立設されたコラム3と、該コラム3の前面に上下方向(Z軸方向)に移動自在に支持された主軸頭4と、前記ベッド2の手前部分に前後方向(Y軸方向)に移動自在に支持されたサドル5と、該サドル5上に左右方向(X軸方向)に移動自在に支持されたテーブル6とを備えている。テーブル6には、例えばFRP等から形成された被切削物であるワークWが載置されている。
主軸頭4内には、主軸7が回転自在に支持され、該主軸7は主軸頭4に内蔵された駆動モータ(不図示)により回転駆動される。主軸7の下端部には、着脱自在の切削用ホルダ10が取り付けられるようになっている。また、主軸頭4の上部には、切削用ホルダ10に連通する配管8が設けられている。この配管8の他端部には、切削用ホルダ10によって発生した切削粉を吸引する吸引部9が接続されている。
次に、切削用ホルダ10について詳細に説明する。
図2は切削用ホルダ10の一部の概略構成を示す斜視図である。図2に示すように切削用ホルダ10には、ワークWを切削するための切削工具11と、切削工具11に対してセットされた切削工具用カバー12とが備えられている。
図3〜図5は、切削工具11の概略構成を示す説明図であり、図3は正面図、図4は一端面図、図5は他端面図である。この図3〜5に示すように切削工具11には、軸体111と、軸体111の先端面に設けられたインサート112及び補助ブロック113とが設けられている。本実施形態では、インサート112と補助ブロック113とが4組設けられている場合を例示して説明するが、インサート112と補助ブロック113とは何組設けられていてもよい。
軸体111は、主軸頭4に固定される固定軸114と、固定軸114の先端部側に設けられ当該固定軸114よりも外径の大きいインサート固定部115とを備えている。そして、軸体111には、その軸芯上に形成された中空部116が全長にわたって設けられている。中空部116のインサート固定部115側の端部は開放されていて、中空部116の固定軸114側の端部は配管8に接続されている。つまり中空部116は配管8を介して吸引部9と連通している。
固定軸114における先端部側外周には、切削工具用カバー12を固定するための固定穴117が形成されている。また、インサート固定部115の先端部には、インサート112を取り付けるためのインサート取付座118と、補助ブロック113を収容するブロック用収容凹部119とが形成されている。インサート取付座118は、インサート固定部115の先端面を四分割する直線上にそれぞれ配置されている。ブロック用収容凹部119は、各インサート取付座118における回転方向先方側に配置されている。
インサート取付座118に収容されたインサート112は、その一側面112aが回転方向に対して直交する面に略平行であって、当該回転方向の先方側を向くように配置されている。そして、インサート取付座118に収容されたインサート112は、その先端部がワークWに接触するようにインサート固定部115の先端から先方に向けて突出している。つまり、インサート112が回転してワークWを切削すると、インサート112の一側面112a上に切り粉が溜まることになる。
一方、ブロック用収容凹部119に収容された補助ブロック113と、インサート固定部115とには、外周から中空部116まで空気を案内するための流路120(図4においては斜線部)が形成されている。この流路120は、インサート112の一側面112a上を通過するように空気を案内する。
図6〜図8は、切削工具用カバー12の概略構成を示す説明図であり、図6は正面図、図7は一端面図、図8は他端面図である。この図6〜図8に示すように切削工具用カバー12には、本体部121と、本体部121に対して外側に向けて延在するフィン部122とが設けられている。本体部121とフィン部122とは金属等によって一体的に形成されている。
本体部121は、略円筒形状であり、切削工具11の軸体111に固定されて、軸体111の先端部であるインサート固定部115を覆うものである。本体部121の基端部側には、固定軸114の固定穴117に係合するための係合部123が形成されている。この係合部123と固定穴117とを重ねて図示しないネジを固定穴117に螺入することで、切削工具用カバー12が切削工具11に取り付けられる。また、本体部121の先端部には、複数のインサート112のそれぞれに対応する位置に切欠124が形成されている。
フィン部122は、複数のインサート112のそれぞれに対応するように複数設けられている。各フィン部122は、本体部121におけるインサート112に対応する位置から、軸体111の回転方向の先方側に向かって本体部121の外周に沿って延在している。フィン部122は、回転方向の先方側が開口125となっている。またフィン部122には、下方を開放させた溝126(図7における斜線部)が開口125から切欠124まで連続するように形成されている。この溝126と切欠124とが、開口125からインサート112に向かう空気流路をなしている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
まず、切削前には、吸引部9を駆動させて中空部116の先端部から空気を吸引させておき、吸引が維持された状態で切削を開始する。
図9は切削時における切削用ホルダ10とワークWとの関係を模式的に示す説明図である。なお図9においては切削用ホルダ10の右半分は内部形状を示している。図9に示すように、切削加工は横送りのフライス加工(平面加工)で行われる。このとき、ワークWの表面と切削工具用カバー12との間には、クリアランスが設けられている。切削によって発生した切削粉のほとんどは吸引部9の吸引力によって中空部116に吸い込まれる。しかしながら、切削用ホルダ10は高速で回転しており、その遠心力の影響で吸引力に抗って外側に逃げようとする切削粉も存在する。
図10は、切削時における気流の状態を示す説明図である。ここで、フィン部122の開口125が回転方向の先方側に設けられているため、図10に示すように開口125からフィン部122内に空気が取り込まれることになる(矢印Y)。フィン部122内に取り込まれた空気は、溝126、切欠124及び流路120を通過して中空部116へと案内される。この気流が、インサート112の一側面112a上に溜まっている切削粉や、遠心力によって外側に逃げようとする切削粉を中空部116へと押し込むことになる。
以上のように、本実施形態によれば、切削工具用カバー12のフィン部122が空気を取り込むことにより発生した気流が、インサート112で発生した切削粉を内側へと押し込むこととなり、そして切削粉は中空部116に到達し、配管8を介して吸引部9へ回収される。そのため、結果として切削粉が外側へと撒き散らされることを防止することができる。また、インサート112で発生した熱量がフィン部122から放熱され、工具全体を冷却することで、結果として切削時におけるインサート112の温度上昇を抑制することができる。
また、本体部121とフィン部122とが一体的に形成されているので、インサート114で発生した熱量が本体部121を介してフィン部122から放熱され、切削時におけるインサート114の温度上昇を抑制することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限らず適宜変更可能である。
1 切削装置
2 ベッド
3 コラム
4 主軸頭
5 サドル
6 テーブル
7 主軸
8 配管
9 吸引部
10 切削用ホルダ
11 切削工具
12 切削工具用カバー
111 軸体
112 インサート
112a 一側面
113 補助ブロック
114 固定軸
115 インサート固定部
116 中空部
117 固定穴
118 インサート取付座
119 ブロック用収容凹部
120 流路
121 本体部
122 フィン部
123 係合部
124 切欠(空気流路)
125 開口
126 溝(空気流路)
W ワーク

Claims (9)

  1. 中空の軸体を有し、少なくとも一つのインサートが前記軸体の一端面に取り付けられ、当該軸体を回転させつつ前記インサートをワークに当接させることで切削を行う切削工具に対してセットされる切削工具用カバーであって、
    前記軸体に固定され、前記軸体の先端部を覆う本体部と、
    前記本体部における前記インサートに対応する位置から、前記軸体の回転方向の先方側に向かって前記本体部の外周に沿って延在するフィン部とを備え、
    前記フィン部は、前記回転方向の先方側が開口となっていて、
    前記フィン部及び前記本体部には、前記開口から前記インサートに向かう空気流路が形成されていることを特徴とする切削工具用カバー。
  2. 請求項1記載の切削工具用カバーにおいて、
    前記インサートが複数備えられている場合には、前記フィン部は、複数の前記インサートのそれぞれに対応するように複数設けられていることを特徴とする切削工具用カバー。
  3. 請求項1又は2記載の切削工具用カバーにおいて、
    前記本体部と前記フィン部とが一体的に形成されていることを特徴とする切削工具用カバー。
  4. 中空の軸体を有し、少なくとも一つのインサートが前記軸体の一端面に取り付けられ、当該軸体を回転させつつ前記インサートをワークに当接させることで切削を行う切削工具と、
    前記切削工具に対してセットされる切削工具用カバーとを備え、
    前記切削工具用カバーは、
    前記軸体に固定され、前記軸体の先端部を覆う本体部と、
    前記本体部における前記インサートに対応する位置から、前記軸体の回転方向の先方側に向かって前記本体部の外周に沿って延在するフィン部とを備え、
    前記フィン部は、前記回転方向の先方側が開口となっていて、
    前記フィン部及び前記本体部には、前記開口から前記インサートに向かう空気流路が形成されていることを特徴とする切削用ホルダ。
  5. 請求項4記載の切削用ホルダにおいて、
    前記切削工具には前記インサートが複数備えられていて、
    前記フィン部は、複数の前記インサートのそれぞれに対応するように複数設けられていることを特徴とする切削用ホルダ。
  6. 請求項4又は5記載の切削用ホルダにおいて、
    前記本体部と前記フィン部とが一体的に形成されていることを特徴とする切削用ホルダ。
  7. 中空の軸体を有し、少なくとも一つのインサートが前記軸体の一端面に取り付けられ、当該軸体を回転させつつ前記インサートをワークに当接させることで切削を行う切削工具と、
    前記切削工具に対してセットされる切削工具用カバーと、
    前記切削工具の切削により発生した切削粉を、前記切削工具の中空部分を介して吸引する吸引部とを備え、
    前記切削工具用カバーは、
    前記軸体に固定され、前記軸体の先端部を覆う本体部と、
    前記本体部における前記インサートに対応する位置から、前記軸体の回転方向の先方側に向かって前記本体部の外周に沿って延在するフィン部とを備え、
    前記フィン部は、前記回転方向の先方側が開口となっていて、
    前記フィン部及び前記本体部には、前記開口から前記インサートに向かう空気流路が形成されていることを特徴とする切削装置。
  8. 請求項7記載の切削装置において、
    前記切削工具には前記インサートが複数備えられていて、
    前記フィン部は、複数の前記インサートのそれぞれに対応するように複数設けられていることを特徴とする切削装置。
  9. 請求項7又は8記載の切削装置において、
    前記本体部と前記フィン部とが一体的に形成されていることを特徴とする切削装置。
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