JP2012049985A - 通信ユニット、通信装置、および装着部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】通信線に対して接続可能な通信端子を介して通信を行う通信装置を備えた通信ユニットにおいて、簡素な構成でトランシーバの設定を変更できるようにする。
【解決手段】通信ユニット60において、GWECU10は、通信端子32〜34をバスA5、バスB6、バスC7に接続する接続コネクタを装着可能なECU側コネクタ45を有し、通信端子32〜34にバスA5、バスB6、バスC7が接続されたときに通信端子32〜34を介して通信を行う。車両側コネクタ50は、通信端子34をバスC7等の通信線に接続することなく通信端子34の電位を所定の電位に固定する短絡部55を有し、ECU側コネクタ45に装着可能に構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信端子を介して通信を行う通信装置を有する通信ユニット、通信装置、および通信装置に装着可能な装着部材に関する。
複数のトランシーバを有する通信装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2010−103648号公報
ところで、上記の通信装置において、将来のシステム拡張用に通信線に接続されないトランシーバを搭載することが検討されている。このように通信線に接続されないトランシーバが存在すると、このトランシーバが外部ノイズを受け、外部ノイズを通信により得られた信号として処理してしまう等、通信装置に悪影響を与える虞があった。
ここで、ノイズによる悪影響を防止するためには、通信装置においてトランシーバの電源をON/OFFするためのスイッチ等を設け、或いはトランシーバの電源をON/OFFするように通信装置の設定を変更する等することで、通信線に接続されないトランシーバが作動しないようにすればよい。しかし、このように構成すると、通信装置にスイッチを配置することにより通信装置の構成が複雑になり、或いはトランシーバを作動させようとする際に設定を変更する必要が生じ、この際の作業が煩雑になるという問題点があった。
そこで、このような問題点を鑑み、通信線に対して接続可能な通信端子を介して通信を行う通信装置を備えた通信ユニットにおいて、より簡素な構成でトランシーバの設定を変更できるようにすることを本発明の目的とする。
かかる目的を達成するために成された通信ユニットにおいては、通信端子を通信線に接続する接続部材を装着可能な被装着部を有し、通信端子に通信線が接続されたときに通信端子を介して通信を行う通信装置と、通信端子を通信線に接続することなく通信端子の電位を所定の電位に固定する電位固定手段を有し、被装着部に装着可能な装着部材と、を備えている(請求項1)。
このような通信ユニットによれば、接続部材が被装着部に装着されたときに通信装置が通信端子を介して通信を行うようにすることができ、また、装着部材が被装着部に装着されたときに通信端子の電位を所定の電位に固定してノイズの影響を受け難くすることができる。従って、通信装置の内部構造に触れることなく簡素な構成で通信装置の設定を変更することができる。
ところで、上記通信ユニットにおいて、通信装置が異なる通信線に接続可能な複数の通信端子を備えている場合には、例えば、通信端子毎に、装着部材および接続部材のうちの一方を選択して装着可能な被装着部を設けていてもよいが、複数の通信端子のうちの一部の通信端子を所定の電位に固定するとともに、複数の通信端子のうちの他の一部の通信端子を通信線に接続するよう構成された装着部材を装着可能な被装着部を備えていてもよい(請求項2)。この場合、被装着部は、通信装置に設けられた複数の通信端子のうちの全てを同一または異なる通信線に接続する接続部材と、本発明の装着部材と、を選択的に装着できるように構成されていればよい。
このような通信ユニットによれば、通信装置が複数の通信端子を有する場合に、通信端子毎に通信線に接続するか通信端子の電位を固定するかを選択することができる。
また、上記通信ユニットにおいて通信装置は、データの送信を行わない休眠状態のときに通信端子を介して入力される信号を監視し、通信端子を介して予め設定された信号パターンであるウェイクアップコマンドを受けると、データの送信を行う活性状態に自身の状態を遷移させるウェイクアップ手段、を備えていてもよい(請求項3)。
このような通信ユニットによれば、通信線に接続されていない通信端子にノイズを受けた際に、この通信端子の電位が固定されているのでウェイクアップ信号を受けたと誤判定することがない。よって、ノイズによる誤ウェイクアップを防止することができる。
さらに、上記通信ユニットにおいて通信装置は一対のバスで構成された通信線を利用して差動伝送方式にて通信を実施する場合には、電位固定手段は、通信線を構成する一対のバスの電位差が変更されないよう固定するようにしてもよい(請求項4)。
このような通信ユニットによれば、差動伝送方式で通信を行う場合においても、良好に通信線に接続されない通信端子にノイズによる悪影響が生じないようにすることができる。
なお、差動伝送方式とは、位相を反転させた電位を各バスに与え、その差動電圧にてビットを判別する通信方式を示す。また、具体的な電位固定手段の構成としては、一対のバスをショートさせる構成や、バス間に抵抗器を配置する構成が考えられる。なお、バスをショートさせる際には、通信装置がバスのショートに対応できるように通信装置に保護回路を備えておくとよい。また、抵抗器を配置する場合には、抵抗器を流れる電流が、通信装置(トランシーバ)がデータを送出するときの最大駆動電流未満になり、かつノイズを抑制できる程度の抵抗値を設定しておけばよい。
さらに、上記通信ユニットにおいて通信装置は、通信線を利用してCANプロトコルでデータの送受信を行い、電位固定手段は、通信端子の電位がレセッシブに固定されるようにしてもよい(請求項5)。
このような通信ユニットによれば、通信端子の電位をレセッシブに固定するので、誤作動防止を確実に防止することができる。なお、請求項3に記載の構成と組み合わせる場合、通信装置がドミナントの信号を受けなければウェイクアップしないよう構成しておけば、通信装置がノイズ等を受けたときに誤ウェイクアップすることを防止することができる。
また、上記通信ユニットにおいて、被装着部は、装着部材と組み合わせることができるコネクタとして構成されていてもよい(請求項6)。
このような通信ユニットによれば、被装着部がコネクタとして構成されているので、装着部材の取り外しや交換を容易にすることができる。
さらに、上記通信ユニットにおいては、被装着部における通信端子と電気的に接続された延長端子部と、接続部材が装着可能な延長装着部と、を備えた延長部材を備え、接続部材は、延長装着部に装着され、電位固定手段は、延長端子部における電位を固定するようにしてもよい(請求項7)。
このような通信ユニットによれば、通信装置の位置が車両内部等、作業者が触れにくい位置に配置されていても延長部材によって延長装着部を作業性のよい位置に引き出すことができる。よって、通信端子の使い分けを容易にすることができる。
次に、上記目的を達成するためには、請求項8に記載の通信装置としてもよいし、請求項9に記載の装着部材としてもよい。このようにしても、請求項1に記載の通信ユニットと同様の効果を享受することができる。
なお、請求項8および請求項9に従属する発明として、請求項2〜請求項7の何れか1項に記載の発明を採用することができる。
通信システム1の概略構成を示すブロック図である。 接続コネクタを示す構成図(a)、および変形例の車両側コネクタ70を示す構成図(b)である。 変形例の車両側コネクタ80を示す構成図である。
以下に本発明にかかる実施の形態を図面と共に説明する。
[本実施形態の構成]
図1は通信システム1の概略構成を示すブロック図である。通信システム1は、例えば乗用車等の車両に搭載されており、図1に示すように、ゲートウェイ電子制御装置(以下、GWECUという。)10(通信装置)と、バスA5、バスB6等の通信線と、これらの通信線に接続された車両側コネクタ50(装着部材)と、を備えている。なお、GWECU10および車両側コネクタ50は、本発明でいう通信ユニット60を構成する。
GWECU10のハードウェア構成は、ISO11898−1において規格化されたCANとしての通信を実施可能な周知の構成とされている。詳細には、GWECU10は、マイコン11と複数のトランシーバ22〜24と、ECU側コネクタ45(被装着部)と、を備えて構成されている。
マイコン11は、図示しないCPU、RAM、ROM、およびCANコントローラ12〜14等を備えた周知のマイクロコンピュータとして構成されている。GWECU10のCPUは、ROM等のメモリに格納された通信ソフトウェアを実行することによりCANコントローラ12〜14やトランシーバ22〜24を制御するとともに、ゲートウェイソフトウェアを実行することにより各バス間のデータ伝送を制御する。
GWECU10は、トランシーバ22〜24を使用してバスA5、バスB6等の通信線を介して通信線に接続された他のECU(図示省略)に対してデータを送受信する。この際の通信プロトコルとしては、CANと同様のプロトコルを利用する。
ここで、バスA5、バスB6等の通信線は、一対(2本)のバスにより構成され、トランシーバ22〜24は、差動伝送方式にて通信を実施する。差動伝送方式とは、位相を反転させた電位を各バスに与え、その差動電圧にてビットを判別する通信方式である。
なお、差動伝送方式では、2本のバスの電位差が閾値以上であるか否かによって信号レベルを検出する構成を採用すればよい。また、バスA5、バスB6等の通信線には、周知の抵抗器やコモンモードノイズ除去用のコモンモードチョークコイル等(図示省略)が配置されている。
次にトランシーバ22〜24は、それぞれ同様の構成とされている。即ち、トランシーバ22〜24は、ドライバ26と、レシーバ27と、これらを制御する制御部(図示省略)とを備えている。
ドライバ26は、CANコントローラ12〜14が送信する送信信号(Tx)を入力し、この送信信号をバスA5、バスB6等の通信線のバス用のバス信号に変換して送信用に設けられた通信端子32〜34からバスA5、バスB6等の通信線に送信する。
レシーバ27は、通信端子32〜34から入力されるバス信号を読み取り、このバス信号をマイコン11が読み取り可能な形式に変換してCANコントローラ12〜14に受信信号(Rx)として送る。
CANコントローラ12〜14は、メッセージボックス(図示省略)とレジスタ(図示省略)とを有している。メッセージボックスは、例えば送信用のメッセージボックスと受信用のメッセージボックスとからなり、CANコントローラ12〜14のレジスタとマイコン11のCPUとの間でデータの受け渡しを行う。
また、レジスタは、メッセージボックスから受け取った送信データの格納用、あるいはトランシーバ22〜24が受信した受信データの格納用に使用されるレジスタである。
CANコントローラ12〜14は、プログラムを格納する記録装置やプログラムを実行する演算装置等を備えており、送信用のメッセージボックス(送出バッファ)を介してマイコン11のCPUから送信データを複数のレジスタに順次格納し、レジスタに格納された送信データをフレーム化してトランシーバ22〜24に出力する送信制御と、トランシーバ22〜24を介してバスA5、バスB6等の通信線からフレームを受信してメッセージ等を抽出して複数のレジスタに順次格納し、受信用のメッセージボックスからマイコン11のCPUに出力する受信制御と、バスA5、バスB6等の通信線上で送信フレームが衝突したときのバス権の調停制御などを実施する。
マイコン11のCPUは、データ送信時に、通信ソフトウェアを利用して、送信するメッセージの内容からそのメッセージに対応する特定情報(IDコード)を特定し、これらメッセージおよび特定情報を送信用のメッセージボックスに出力する。また、マイコン11のCPUは、CANコントローラ12〜14から、割込やフラグの表示等によりフレームを受信した旨の通知を受けた場合、受信用のメッセージボックスを読み出す。
ここで、マイコン11は、自身の状態をCANコントローラ12〜14を利用したデータの送受信を行う通常モード(活性状態)と、CANコントローラ12〜14を利用したデータの送信を休止し、データの受信のみを行うスリープモード(休眠状態)との間で、自身の状態を遷移させる機能を有する。通常モードからスリープモードへは、例えば、GWECU10にて中継するデータがなくなった場合等に移行する。
また、スリープモードから通常モードへは、例えば、予め設定された信号パターンであるウェイクアップコマンドをバスA5、バスB6等の通信線から受信したときに移行する(ウェイクアップ手段)。
次に、ECU側コネクタ45は、車両側コネクタ50と組み合わせることができるコネクタとして構成されている。ECU側コネクタ45には、それぞれトランシーバ22〜24と接続された通信端子32〜34を備えている。
車両側コネクタ50は、バスA5に接続された車両側端子52と、バスB6に接続された車両側端子53と、短絡部55(電位固定手段)によって短絡された車両側端子54とを備えている。なお、GWECU10のトランシーバ22〜24は、端子のショートに対応できるように過電流を防止する保護回路を備えている。
この構成において、ECU側コネクタ45と車両側コネクタ50とが組み合わされた状態になると、通信端子32と車両側端子52、通信端子33と車両側端子53、通信端子34と車両側端子54、がそれぞれ通電可能となり、バスに接続されたトランシーバ22,23については、通信可能な状態となる。一方、短絡部55に接続されたトランシーバ24については、短絡部55によって電位(端子間の電位差)が固定され、通信不能な状態となる。
なお、本実施形態のようなCANプロトコルを利用した通信を行う場合には、短絡部55によって通信端子34における信号レベルがレセッシブ状態に維持される。
ここで、ECU側コネクタ45には、車両側コネクタ50に換えて、接続コネクタ65(接続部材)を装着することができる。図2(a)は、接続コネクタ65を示す構成図である。
接続コネクタ65は、図2(a)に示すように、バスA5に接続された車両側端子66と、バスB6に接続された車両側端子67と、バスC7に接続された車両側端子68とを備えている。ECU側コネクタ45と接続コネクタ65とが組み合わされた状態になると、通信端子32と車両側端子66、通信端子33と車両側端子67、通信端子34と車両側端子68、がそれぞれ通電可能となり、バスに接続されたトランシーバ22〜24の全てが通信可能な状態となる。
[本実施形態による効果]
以上のように詳述した通信ユニット60において、GWECU10は、通信端子32〜34をバスA5、バスB6、バスC7に接続する接続コネクタ65を装着可能なECU側コネクタ45を有し、通信端子32〜34にバスA5、バスB6、バスC7が接続されたときに通信端子32〜34を介して通信を行う。そして、車両側コネクタ50は、通信端子34をバスC7等の通信線に接続することなく通信端子34の電位を所定の電位に固定する短絡部55を有し、ECU側コネクタ45に装着可能に構成されている。
このような通信ユニット60によれば、接続コネクタ65がECU側コネクタ45に装着されたときにGWECU10が通信端子32〜34の全てを介して通信を行うようにすることができ、また、車両側コネクタ50がECU側コネクタ45に装着されたときに通信端子34の電位を所定の電位に固定して通信不能とし、ノイズの影響を受け難くすることができる。従って、GWECU10の設定をGWECU10の内部構造に触れることなく簡素な構成で変更することができる。
また、このような通信ユニット60によれば、GWECU10が複数の通信端子32〜34を有する場合に、通信端子32〜34毎にバスA5、バスB6、バスC7に接続するか通信端子32〜34の電位を固定するかを選択することができる。
また、上記通信ユニット60においてGWECU10は、データの送信を行わない休眠状態のときに通信端子32〜34を介して入力される信号を監視し、通信端子32〜34を介して予め設定された信号パターンであるウェイクアップコマンドを受けると、データの送信を行う活性状態に自身の状態を遷移させる。
このような通信ユニット60によれば、バスA5、バスB6、バスC7に接続されていない通信端子34にノイズを受けた際に、この通信端子34の電位が固定されているので、この通信端子34にウェイクアップ信号を受けたと誤判定することがない。よって、ノイズによる誤ウェイクアップを防止することができる。
さらに、上記通信ユニット60においてGWECU10は一対のバスで構成されたバスA5、バスB6、バスC7を利用して差動伝送方式にて通信を実施し、短絡部55は、一対のバスに対応して設けられた一対の通信端子34間の電位差が変更されないよう固定する機能を有する。
このような通信ユニット60によれば、差動伝送方式で通信を行う場合においても、通信端子34にノイズによる悪影響が生じないようにすることができる。
さらに、上記通信ユニット60においてGWECU10は、バスA5、バスB6を利用してCANプロトコルでデータの送受信を行い、短絡部55は、通信端子34の電位がレセッシブに固定されるようする。
このような通信ユニット60によれば、通信端子34の電位をレセッシブに固定するので、誤作動防止を確実に防止することができる。また、GWECU10がドミナントの信号を含むウェイクアップコマンドを受けなければウェイクアップしないよう構成しているので、GWECU10がノイズ等を受けたときに誤ウェイクアップすることを防止することができる。
また、上記通信ユニット60において、ECU側コネクタ45は、車両側コネクタ50と組み合わせることができるコネクタとして構成されている。
このような通信ユニット60によれば、ECU側コネクタ45がコネクタとして構成されているので、車両側コネクタ50の取り外しや交換を容易にすることができる。
[その他の実施形態]
本発明の実施の形態は、上記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
例えば、上記実施形態においては、バスC7に接続しない通信端子34を短絡部55によって短絡させたが、図2(b)に示すように、短絡部55に換えて抵抗器75(電位固定手段)を配置してもよい。このように抵抗器75を配置する場合には、抵抗器75を流れる電流が、GWECU10(トランシーバ22〜24)がデータを送出するときの最大駆動電流未満になり、通信端子34の等電位が維持でき、かつノイズを抑制できる程度の抵抗値を設定しておけばよい。具体的には、トランシーバ22〜24による最大駆動電流が40mA(2V)のときに、抵抗値を50〜1kΩ程度に設定すればよい。
また、上記実施形態では、通信端子間をショートするか、或いは端子間に抵抗器を設けることによって電位を固定したが、通信端子の電位をグランド電位(接地したときの電位)、電源の電位に固定してもよい。
さらに、上記通信ユニット60においては、図3に示すように、ECU側コネクタ45における通信端子34と電気的に接続可能な延長端子部85aを有する車両側コネクタ80(延長部材)をECU側コネクタ45に装着してもよい。ここで、車両側コネクタ80は、短絡部87(電位固定手段)を有する短絡コネクタ86が装着可能な延長コネクタ85(延長装着部)を備えている。
ECU側コネクタ45に車両側コネクタ80が装着され、かつ、延長コネクタ85に短絡コネクタ86が装着されると、通信端子34は短絡部87によって短絡される。
なお、延長コネクタ85には、バスC7に接続された接続コネクタ88を、短絡コネクタ86に換えて装着可能に構成されている。
このような通信ユニット60によれば、GWECU10の位置が車両内部等、作業者が触れにくい位置に配置されていても車両側コネクタ80によって延長コネクタ85を作業性のよい位置に引き出すことができる。よって、通信端子34の使い分けを容易にすることができる。
また、上記実施形態では、複数のトランシーバ22〜24、および複数(組)の通信端子32〜34を有する構成について説明したが、1つのトランシーバ、および1つ(1組)の通信端子のみを備えた構成であっても本発明を採用することができる。
また、上記実施形態では、複数の通信端子32〜34に対してまとめて接続を行う車両側コネクタを接続したが、通信端子毎にそれぞれコネクタを接続する構成にしてもよい。さらに、ECU側コネクタ45には通信端子34以外の任意の通信端子について電位を固定する車両側コネクタを接続してもよい。
1…通信システム、5〜7…バス、10…GWECU、11…マイコン、12〜14…CANコントローラ、22〜24…トランシーバ、26…ドライバ、27…レシーバ、32〜34…通信端子、45…ECU側コネクタ、50…車両側コネクタ、52〜54…車両側端子、55…短絡部、60…通信ユニット、65…接続コネクタ、66〜68…車両側端子、70…車両側コネクタ、75…抵抗器、80…車両側コネクタ、85…延長コネクタ、85a…延長端子部、86…短絡コネクタ、87…短絡部、88…接続コネクタ。

Claims (9)

  1. 通信端子を通信線に接続する接続部材を装着可能な被装着部を有し、前記通信端子に前記通信線が接続されたときに前記通信端子を介して通信を行う通信装置と、
    前記通信端子を前記通信線に接続することなく前記通信端子の電位を所定の電位に固定する電位固定手段を有し、前記被装着部に装着可能な装着部材と、
    を備えたことを特徴とする通信ユニット。
  2. 請求項1に記載の通信ユニットにおいて、
    前記通信装置は、異なる通信線に接続可能な複数の通信端子を備え、
    前記装着部材は、前記複数の通信端子のうちの一部の通信端子を所定の電位に固定するとともに、前記複数の通信端子のうちの他の一部の通信端子を通信線に接続すること
    を特徴とする通信ユニット。
  3. 請求項1または請求項2に記載の通信ユニットにおいて、
    前記通信装置は、
    データの送信を行わない休眠状態のときに前記通信端子を介して入力される信号を監視し、前記通信端子を介して予め設定された信号パターンであるウェイクアップコマンドを受けると、データの送信を行う活性状態に自身の状態を遷移させるウェイクアップ手段、を備えたこと
    を特徴とする通信ユニット。
  4. 請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の通信ユニットにおいて、
    前記通信装置は一対のバスで構成された通信線を利用して差動伝送方式にて通信を実施し、
    前記電位固定手段は、前記通信線を構成する一対のバスの電位差が変更されないよう固定すること
    を特徴とする通信ユニット。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の通信ユニットにおいて、
    前記通信装置は、前記通信線を利用してCANプロトコルでデータの送受信を行い、
    前記電位固定手段は、前記通信端子の電位がレセッシブに固定されるようにすること
    を特徴とする通信ユニット。
  6. 請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の通信ユニットにおいて、
    前記被装着部は、前記装着部材と組み合わせることができるコネクタとして構成されていること
    を特徴とする通信ユニット。
  7. 請求項6に記載の通信ユニットにおいて、
    前記被装着部における通信端子と電気的に接続された延長端子部と、前記接続部材が装着可能な延長装着部と、を備えた延長部材を備え、
    前記接続部材は、前記延長装着部に装着され、
    前記電位固定手段は、前記延長端子部における電位を固定すること
    を特徴とする通信ユニット。
  8. 通信端子に通信線が接続されたときに該通信端子を介して通信を行う通信装置であって、
    前記通信端子を前記通信線に接続する接続部材、および前記通信端子を前記通信線に接続することなく前記通信端子の電位を所定の電位に固定する電位固定手段を有する装着部材、のうちの一方または両方を選択して装着可能な被装着部、を備えたこと
    を特徴とする通信装置。
  9. 通信端子に通信線が接続されたときに該通信端子を介して通信を行う通信装置に設けられた、前記通信端子を前記通信線に接続する接続部材が装着可能な被装着部に対して装着可能な装着部材であって、
    前記通信端子を前記通信線に接続することなく前記通信端子の電位を所定の電位に固定する電位固定手段、を備えたこと
    を特徴とする装着部材。
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