JP2012048819A - 荷電粒子線装置および試料観察方法 - Google Patents

荷電粒子線装置および試料観察方法 Download PDF

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Abstract

【課題】イオンビームと電子ビームの両方を試料へ照射して、試料の加工と観察を行う荷電粒子線装置において、イオンビームと電子ビームの両方に対して共通の検出器を有し、試料の加工内容や観察手法に応じて適した位置に検出器を設けることができる荷電粒子線装置を提供する。
【解決手段】試料の観察面を観察するための電子ビームを発生させる電子ビーム光学系カラムと、試料を加工するイオンビームを発生させるイオンビーム光学系カラムと、試料から発生した二次信号または透過電子を検出する検出器と、該検出器を載置し電子ビームの光軸とイオンビームの光軸とが交わるクロスポイントを中心として両光軸を含む平面内で回転可能であり、試料の観察面とクロスポイントとの間の距離を変えることができる試料ステージとを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被観察対象物の観察,分析,評価の手段として用いられる荷電粒子線装置、および荷電粒子線を用いた試料の観察方法に関する。
近年の半導体素子の微細化が進んでおり、製造工程における不良箇所の分析用として、走査形電子顕微鏡(Scanning Electron Microscope、以下SEMと略す),走査形透過電子顕微鏡(Scanning Transmission Electron Microscope、以下STEMと略す),透過形電子顕微鏡(Transmission Electron Microscope、以下TEMと略す)等が使用されている。このうち、STEMやTEMを用いて試料を観察するためには、半導体ウェハや半導体チップ等の試料から分析対象の部位を切り出し、電子線が透過できる程度に薄く加工する必要がある。この用途には、集束イオンビーム(Focused Ion Beam、以下FIBと略す)装置が用いられている。FIBでは、試料へイオンビームを照射することによって試料から発生する二次電子等の二次信号を検出し画像化して、加工状況を観察することができるが、分解能が低く近年の対象試料の微細化に対応できないため、1台の試料室に対して、FIBカラムとSEMのカラムの両方を備えた装置が開発されている。この装置を以下、FIB−SEMと呼ぶ。また、FIB装置で加工された薄片試料をSTEMで観察するために、FIBカラムとSTEMのカラムの両方を備えた装置も開発されている。この装置を以下、FIB−STEMと呼ぶ。
上記FIB−SEMやFIB−STEMにおいて、それぞれのカラムが占める容積が大きいため、それぞれの光軸を同軸にすることは不可能である。したがって、試料をそれぞれの光軸に対して適切な位置や方向に位置させるような工夫がなされている。例えば、試料の加工面をSEMの光軸に垂直に位置するように試料を回転させることで、高分解能の画像を得ることができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−150990号公報
電子ビーム等の細く絞った荷電粒子ビームを試料に照射し、検出器で二次電子や透過電子等の二次信号を検出する電子顕微鏡では、試料を傾けることによって、検出器で検出される二次信号の量が変化する。すなわち、目的の情報を得るための試料と検出器との間の最適位置があるということである。例えば、試料に設けられた穴の底の画像を得る場合に、検出器の位置が固定されており、試料だけが傾けられた場合、試料の穴の側面も一緒に傾くので、穴の底から放出される二次電子の方向が検出器の方向からそれてしまう。また、FIB−SEMやFIB−STEMの場合は、イオンビームと電子ビームとが交差するクロスポイントで、試料の加工と像形成を行っているので、イオンビームの光軸と電子ビームの光軸とは角度をなしており、イオンビームを照射したときの像を得るための検出器の位置と、電子ビームを照射したときの像を得るための検出器の位置とは同じではなく、それぞれの最適位置に検出器を設ける必要がある。
本発明は、イオンビームと電子ビームの両方を試料へ照射して、試料の加工と観察を行う荷電粒子線装置において、イオンビームと電子ビームの両方に対して共通の検出器を有し、試料の加工内容や観察手法に応じて適した位置に検出器を設けることができる荷電粒子線装置を提供することを目的とする。
上記目的を解決するために、本発明の実施形態は、試料の観察面を観察するための電子ビームを発生させる電子ビーム光学系カラムと、試料を加工するイオンビームを発生させるイオンビーム光学系カラムと、試料から発生した二次信号または透過電子を検出する検出器と、該検出器を載置し電子ビームの光軸とイオンビームの光軸とが交わるクロスポイントを中心として両光軸を含む平面内で回転可能であり、試料の観察面とクロスポイントとの間の距離を変えることができる試料ステージとを備えたことを特徴とする。
また、本発明の実施形態は、試料の観察面を観察するための電子ビームを発生させる電子ビーム光学系カラムと、試料を加工するイオンビームを発生させるイオンビーム光学系カラムと、イオンビームを用いた加工により試料から切り出された微小試料を載置する第1試料ステージと、微小試料を切り出す前の試料と該試料からの透過電子を検出する検出器とを載置し、水平方向の移動,垂直方向の移動,傾斜が可能な第2試料ステージとを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、イオンビームと電子ビームの両方に対して共通の検出器を有し、試料の加工内容や観察手法に応じて適した位置に検出器を設けることができる荷電粒子装置を提供することができる。
FIB−STEMの装置の内部構造を示す斜視図である。 FIB−STEMの装置の側面から見た概略内部構造を示す縦断面図である。 FIB−STEMの装置の側面から見た概略内部構造を示す縦断面図である。 FIB−STEMの装置の側面から見た概略内部構造を示す縦断面図である。 FIB−STEMの装置の側面から見た概略内部構造を示す縦断面図である。 第2ステージに第2検出器を載置する手順を示すフローチャートである。 FIB−STEMの装置の側面から見た概略内部構造を示す縦断面図である。 FIB−STEMの装置の側面から見た概略内部構造を示す縦断面図である。 FIB−STEMの装置の側面から見た概略内部構造を示す縦断面図である。 FIB−STEMの装置の側面から見た概略内部構造を示す縦断面図である。 図10の電子ビーム光学系の部分を取り出した側面図である。 第2検出器の移動処理のフローチャートである。 FIB−STEMの装置の内部構造を示す斜視図である。 第2試料ステージを拡大した斜視図である。 FIB−STEMの装置の内部構造を示す斜視図である。 FIB−STEMの装置の内部構造を示す斜視図である。 FIB−STEMの装置の内部構造を示す斜視図である。 FIB−STEMの装置の内部構造を示す斜視図である。 FIB−STEMの装置の内部構造を示す斜視図である。 FIB−STEMの装置の内部構造を示す斜視図である。 FIB−STEMの装置の内部構造を示す斜視図である。 FIB−STEMの装置の内部構造を示す斜視図である。 FIB−STEMの装置の内部構造を示す斜視図である。 バルク試料を薄膜化した薄膜試料のSTEMで観察するまでの一連の動作を説明するフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1の実施例を説明する。図1は、FIB−STEMの装置の内部構造を示す斜視図である。試料へイオンビームを照射するためのカラムと、電子ビームを照射するためのカラムと、試料で発生する二次電子を検出する検出器と、試料を透過する透過電子を検出する検出器とが設けられた構造を有している。
図1において、試料1にイオンビームを照射するイオンビーム光学系2と、試料1に電子ビームを照射する電子ビーム光学系3と、試料1を載置する試料保持部を有する第1試料ステージ6と、試料1や検出器を載置できる第2試料ステージ7と、イオンビームや電子ビームの照射によって試料1から放出される二次電子等を検出する第1検出器9と、第2試料ステージ7に着脱可能な第2検出器8と、試料1を加工した後に取り出しするときに用いられるプローブ10を駆動させるプローブ駆動機構11と、イオンビームアシストデポジション用ガスを供給するためのデポジションガス源4と、試料1や第2検出器8等を装置の試料室5に搬送する搬送機構12と、これらの機器を制御する図示しない中央制御表示装置と、を有する。
第1試料ステージ6は、試料1を載置する図示しない試料保持部がある。試料保持部には、試料1が直接載置されるエリア、または薄片の試料1が載置されるメッシュが配置されるメッシュエリアがある。また試料保持部には、試料1が直接載置されるエリアと、薄片が載置されるメッシュが配置されるメッシュエリアの両方があっても良い。また、第1試料ステージ6は、平面移動と、傾斜移動や試料1の回転が可能であり、試料1の特定箇所をイオンビーム照射位置,電子ビームの観察位置に移動させることができる。第1試料ステージ6は、高精度移動,高耐震性であるため、高精度観察に使用される場合が多い。
第2試料ステージ7は、試料1や第2検出器8を載置でき、平面移動と、イオンビームと電子ビームのクロスポイントを中心に傾斜移動や高さ方向移動が可能である。また、第2検出器8を所定の位置に配置することができる。第2試料ステージ7は、半導体ウェハのような大型試料を載置できる特徴がある。
第2検出器8は、第2試料ステージ7に着脱可能であり、イオンビームや電子ビームの照射によって試料1やプローブ10等から発生する二次電子,二次イオン,後方散乱電子,エックス線,反射電子,透過電子等が検出対象である。
中央制御表示装置は、第1検出器9や第2検出器8の信号を処理して、画像化し、図示しないディスプレイへ表示することができる。また、イオンビーム光学系2,電子ビーム光学系3,第1試料ステージ6,第2試料ステージ7,第1検出器9,第2検出器8,プローブ駆動機構11,デポジションガス源4,搬送機構12等をそれぞれ制御することができる。
図2から図5は、FIB−STEMの装置の側面から見た概略内部構造を示す縦断面図である。図6は、第2ステージ7に第2検出器8を載置する手順を示すフローチャートである。以下の手順は、図示しない中央制御表示装置のプロセッサが、予め設定された制御プログラムを実行することによって行われる。図2において、試料室5と搬送機構12との間の扉を閉めた状態で、搬送機構12の大気側の扉を開け、第2検出器8を搬送機構12に導入する(S101)。次に、搬送機構12の大気側の扉を閉め、搬送機構12内を試料室5内と同じ真空度まで排気する(S102)。次に、図3に示すように、搬送機構12と試料室5の間の扉を開け(S104)、搬送機構12の搬送アーム13により、第2検出器8を試料室5内に導入する(S105)。このとき、搬送アーム13の移動距離を短くするために、第2試料ステージ7を搬送機構12に近づけるようにしてもよい(S103)。そして、図4に示すように、搬送アーム13は、第2試料ステージ7に設けられたコネクタ21の差込部に、コネクタ20を押し込む。第2検出器8が押し込まれたときに、第2検出器8に設けられたコネクタ20と第2試料ステージ7に設けられたコネクタ21が繋がることで、図5に示すように、第2検出器8が使用可能になる。
第2試料ステージ7に第2検出器8が載置されていることを、センサ22で検知する(S106)。センサ22で第2検出器8を検知することができない場合は、搬送機構12,第2検出器8,第2試料ステージ7に異常がないか確認した上で(S107)、S101に戻って、再び第2検出器8を搬送機構12にセットする。センサ22で第2検出器8を検知できた場合、中央制御表示装置は、第2試料ステージ7に第2検出器8のセット完了を確認し(S108)、搬送アーム13は、第2検出器8を取り外し、搬送機構12に戻り、搬送機構12と試料室5との間の扉を閉める(S109)。この方法により、試料室5を大気開放することなく、第2検出器8を装置内に導入することができる。
第2検出器8を装置から取り出すときは、反対の手順を行う。また、この方法は検出器だけでなく、試料の場合でも同様に行うことができる。第2試料ステージ7に試料1を載置した場合は、図1に示した試料室5に固定されている第1検出器9を使用して試料1の観察,加工等を行うことができる。なお、第2試料ステージ7自体を試料室5から取り出し、試料1や第2検出器8を第2試料ステージ7に取り付けてから試料室5へ戻す手順を行ってもよい。この場合は、第2試料ステージ7の出し入れが可能な大きさの搬送機構12を準備する。
図7から図10は、FIB−STEMの装置の側面から見た概略内部構造を示す縦断面図である。図7は、イオンビーム40を用いて試料1を加工しながら、電子ビーム30を照射して第2検出器8で得られた画像を観察するときの、第2試料ステージ7の位置を示している。電子ビーム光学系3の光軸と、第2検出器8の主軸31とが、イオンビーム光学系2の光軸に対して線対称となるように、第2検出器8が配置されている。第2検出器8が配置された第2試料ステージ7は、電子ビーム光学系3の光軸とイオンビーム光学系2の光軸とが交わるクロスポイントを中心として、両光軸を含む平面内で回転可能として、試料1を任意の位置に傾斜させることができる。また、試料1の観察面とクロスポイントとの間の距離を変えることができる。このように、試料1の傾斜と距離が調整可能なので、第2検出器8の配置場所は、試料1から放出された反射電子等の二次信号が強く検出される個所を選択するとよい。また、試料1の観察面が、イオンビーム光学系2の方向を向くように、第1試料ステージ6で調整される。
電子ビーム光学系3から照射された電子ビーム30は、試料1上に入射し走査され、二次電子等の二次信号が第2検出器8で検出される。イオンビーム40による加工中に、試料1の試料表面を電子ビーム光学系3の方向に向けずに観察を行うことができるので、イオンビーム40による加工のスループットを向上させることができる。
図8は、試料1を薄膜化加工する場合に、加工の終点を検知をする場合の第2試料ステージ7の配置を示している。試料1の加工面がイオンビーム光学系2の光軸と平行になるように、第1試料ステージ6(図示せず)により試料1の位置が調整され、イオンビーム40によって、試料1が図の右方から左方へ削られて薄膜化される。第2検出器8は、図7に示した実施例に対して、第2試料ステージ7が二点鎖線で示すように回転し、図の右下、すなわち、電子ビーム光学系3の光軸と、第2検出器8の主軸31とが、試料1の加工面の法線に対して線対称になるように配置されている。第2検出器8が配置された第2試料ステージ7は、図の紙面内での回転と試料1に対する距離が調整可能なので、第2検出器8の配置場所は、試料1から放出された反射電子等の二次信号が強く検出される個所を選択するとよい。
電子ビーム光学系3から照射された電子ビーム30は、試料1上に入射,走査され、二次信号が第2検出器8で検出される。イオンビーム光学系2から照射されたイオンビーム40により試料1を薄膜化しながら、試料1の観察面を電子ビーム光学系3で観察することができ、イオンビーム40による加工の終点の検知を高精度に実施することができる。
図9は、イオンビーム40による加工の様子を、イオンビーム40を試料1に照射することにより試料1から発生する二次信号を検出し、画像化して観察する場合の、第2検出器8の配置を示している。イオンビーム40を用いた観察をSIM(Scanning Ion beam Microscope)観察とよぶ。SIM観察は、試料1の加工状態を確認しながら加工をすすめることができるので、便利であるが、イオンビームによる画像は電子ビームによる画像よりも分解能が低いので、SIM観察を用いる用途は限定される。試料1の観察面が、電子ビーム光学系3に向くように第1試料ステージ6が調整され、イオンビーム光学系2の光軸と、第2検出器8の主軸41とが、試料1の観察面の法線に対して線対称となるように配置されている。
イオンビーム光学系2から照射されたイオンビーム40は、試料1上に入射,走査され、二次信号が第2検出器8で検出される。この配置は、イオンビームによる試料の加工中のSIM観察に適している。第2検出器8が配置された第2試料ステージ7は、図の紙面内での回転と試料1に対する距離が調整可能である。
図10は、FIB−STEMの装置の側面から見た概略内部構造を示す縦断面図である。試料1の観察面が電子ビーム光学系3に向くように、第1試料ステージ6が調整され、第2検出器8が電子ビーム光学系3に向くように、第2試料ステージ7が調整され、電子ビーム光学系3の電子ビーム30の光軸上に試料1と第2検出器8とが配置されている。試料1を透過した透過電子51は、第2検出器8で検出され、試料1のSTEM観察を行うことができる。第2検出器8が配置された第2試料ステージ7は、図の紙面内での回転と試料1に対する距離が調整可能なので、第2検出器8の配置場所は、試料1を透過した透過電子が強く検出される個所を選択するとよい。
図11は、図10の電子ビーム光学系3の部分を取り出した側面図である。電子ビーム光学系3から照射された電子ビーム30は試料1に入射,走査され、透過電子が第2検出器8で検出される。透過電子は、試料1の内部で散乱,回折を受けずに透過する明視野透過電子52と、試料1の内部で散乱,回折を受けて透過する暗視野透過電子53とに分類される。第2検出器8内部にて、明視野透過電子52は明視野検出部54で、暗視野透過電子53は暗視野検出部55で検出される。第2試料ステージ7を上下に移動させることで、第2検出器8と試料1との間の距離を変えることができる。図11(a)は、第2検出器8と試料1との間の距離が近い場合、図11(b)は、第2検出器8と試料1との間の距離が遠い場合を示し、試料1と第2検出器8との距離を変えると、暗視野透過電子53の散乱電子の検出角度が変わることがわかる。第2試料ステージ7に載置された第2検出器8を試料1に近づけて、散乱電子の検出角度を大きくすることで、Zコントラスト観察を行うことができる。
図12は、第2検出器8の移動処理のフローチャートである。試料1を第1試料ステージ6にセットしてから観察開始までの流れを説明する。はじめに、第1試料ステージ6に試料1をセットする(S201)。次に、観察に使用する光学系を選択する(S202)。次に、第1試料ステージ6を使用して試料1の観察面の角度を設定する(S203)。次に、使用する光学系、試料1の観察面角度の情報を基に、第2試料ステージ7を使用して第2検出器8を最適位置に移動させる(S204)。
以上説明した実施例1では、試料1を中心として第2検出器8の位置を変え、高さを変えることができるので、試料1の姿勢や形状によって決まる信号検出の最適位置を調整でき、さらに、二次電子,二次イオン電子,透過電子等の所望の信号検出を選択的に取得することができる。
実施例1では、イオンビーム光学系2を垂直配置し、電子ビーム光学系3を傾斜配置したが、イオンビーム光学系2を傾斜配置し、電子ビーム光学系3を垂直配置してもよい。また、イオンビーム光学系2と電子ビーム光学系3の両方を傾斜配置してもよい。また、ガリウムイオンビーム光学系,ガスイオンビーム光学系,電子ビーム光学系を備えたトリプルビーム光学系の構成にしてもよい。
第2の実施例を説明する。
図13は、FIB−STEMの装置の内部構造を示す斜視図である。実施例2の基本構成は実施例1と同様であるが、第2試料ステージ7に第2検出器8の他に、試料1を載置可能としている。
図14は、第2試料ステージ7を拡大した斜視図で、試料1は独立して回転する回転台に載置されている。
図15から図23は、FIB−STEMの装置の内部構造を示す斜視図である。また、図24は、バルク試料71を薄膜化した薄膜試料73のSTEMで観察するまでの一連の動作を説明するフローチャートである。
はじめに、図15において、搬送機構12を用いて、バルク試料71及び第2検出器8を、装置内の第2試料ステージ7に載置する。次に、図16に示すように、バルク試料71を、イオンビーム光学系2の光軸と電子ビーム光学系3の光軸のクロスポイントの位置に来るように、第2試料ステージ7を移動させる(S301)。次に、図17に示すように、バルク試料71をイオンビーム光学系2から照射されたイオンビーム60にて切り出し(S302)、図18に示すように、イオンビーム60とデポジションガス61を用いて、バルク試料71内の微小試料72とプローブ10とを接着する(S303)。次に、図19に示すように、バルク試料71と微小試料72の結合部を切断し(S304)、プローブ10とプローブ駆動機構11を用いて、バルク試料71から微小試料72を取り出し、第1試料ステージ6の試料ホルダへ運搬する(S305)。次に、図20に示すように、第2試料ステージ7を退避させ、第1試料ステージ6の試料ホルダをふたつの光軸のクロスポイントに移動させ、イオンビーム60,デポジションガス61,プローブ10を用いて、微小試料72を第1試料ステージ6の試料ホルダの試料が直接載置されるエリア、またはメッシュエリア上のメッシュに載置する(S306)。次に、イオンビームにより微小試料72を薄膜化する際に、FIB加工の精度の終点検知をするために、微小試料72の薄膜化の様子をSEMにて観察できる位置に第2検出器8を移動する(S307)。次に、イオンビーム60を用いて第1試料ステージ6上の微小試料72を薄膜化する(S308)。次に、図21に示すように、薄膜化された薄膜試料73のSTEM観察をするために、薄膜試料73の観察面が電子ビーム光学系3に向くように第1試料ステージ6の位置が調整され(S309)、第2検出器8が電子ビーム光学系3の光軸上かつ電子ビーム光学系3に向くように第2試料ステージ7が調整される(S310)。そして、図22に示すように、電子ビーム光学系3から照射された電子ビーム62が、薄膜試料73に入射,走査され、発生した透過電子65が第2検出器8で検出される(S311)。
上述した実施例2では、微小試料72とプローブ10とを接着し、最後にイオンビームを用いて、試料1と微小試料72とを分離している。試料1の特定個所を切り出し、試料1から切り出した微小試料72が完全に分離してから、微小試料72にプローブ10を接着しても良い。
また、実施例2では、試料の作製からSTEM観察まで、試料や第2検出器の出し入れをする必要がないので、観察までの時間を短縮することができる。また、検出器専用のステージを必要としないため、試料室を小型化できる利点がある。試料室の小型化により、試料室内を真空引きする時間が短縮でき、装置の立ち上げから観察までの時間も短縮できる。また、検出器専用のステージを必要としないことから、製造コストを削減することができる。また、第2試料ステージへの第2検出器の着脱が簡単なため、第2検出器の定期的なメンテナンスがし易く、また第2検出器の移動は第2試料ステージを移動すればよいので、第2検出器のための余分な移動機構が不要になり、交換部品が少なくなり、メンテナンス性の向上につながる。
以上、本発明の実施例を具体的に説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものでなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲にて様々な変更が可能であることは、当業者によって容易に理解されよう。
1 試料
2 イオンビーム光学系
3 電子ビーム光学系
4 デポジションガス源
5 試料室
6 第1試料ステージ
7 第2試料ステージ
8 第2検出器
9 第1検出器
10 プローブ
11 プローブ駆動機構
12 搬送機構
13 搬送アーム
20,21 コネクタ
22 センサ
30,62 電子ビーム
31,41 主軸
40,60 イオンビーム
51,65 透過電子
52 明視野透過電子
53 暗視野透過電子
54 明視野検出部
55 暗視野検出部
61 デポジションガス
71 バルク試料
72 微小試料
73 薄膜試料

Claims (10)

  1. イオンビームを試料へ照射するイオンビーム光学系カラムと、
    電子ビームを前記試料へ照射する電子ビーム光学系カラムと、
    前記試料を載置し平面移動及び傾斜移動可能な第1試料ステージと、
    前記試料から発生する信号を検出する検出器と、
    前記試料または前記検出器を搭載可能な第2試料ステージとを備え、
    前記検出器が、前記第1試料ステージを中心に傾斜可能であることを特徴とする荷電粒子線装置。
  2. 請求項1に記載の荷電粒子線装置において、
    前記検出器が前記第2試料ステージに着脱可能であることを特徴とする荷電粒子線装置。
  3. 請求項1に記載の荷電粒子線装置において、
    前記検出器が、透過電子像および二次信号像を取得できることを特徴とする荷電粒子線装置。
  4. 請求項1に記載の荷電粒子線装置において、
    前記電子ビーム光学系カラムの光軸と前記イオンビーム光学系カラムの光軸のクロスポイントを中心に、前記第2試料ステージが傾斜可能であることを特徴とする荷電粒子線装置。
  5. 試料の観察面を観察するために使用する光学系が選択される光学系選択ステップと、
    前記試料の観察面の角度が設定される観察面角度設定ステップと、
    前記試料から発生する二次信号を検出する検出器の位置が設定される検出器位置設定ステップと
    を有することを特徴とする試料観察方法。
  6. 請求項5の記載において、
    前記光学系選択ステップでは、イオンビーム光学系または電子ビーム光学系のいずれかが選択されることを特徴とする試料観察方法。
  7. 請求項5の記載において、
    前記観察面角度設定ステップでは、前記試料の観察面が前記電子ビーム光学系に向く方向と、前記イオンビーム光学系に向く方向と、前記イオンビーム光学系の光軸に平行となる方向とに傾斜することが可能であることを特徴とする試料観察方法。
  8. 請求項5の記載において、
    前記検出器位置設定ステップでは、前記検出器が前記試料の観察面の法線に対して、前記電子ビーム光学系の光軸と前記検出器の主軸とが線対称になる位置と、前記イオンビーム光学系の光軸と前記検出器の主軸が線対称になる位置と、前記電子ビーム光学系の光軸上であって、前記試料を透過した電子ビームが通過する位置とのいずれかに移動可能であることを特徴とする試料観察方法。
  9. 試料の観察面を観察するための電子ビームを発生させる電子ビーム光学系カラムと、
    前記試料を加工するイオンビームを発生させるイオンビーム光学系カラムと、
    前記試料から発生した二次信号または透過電子を検出する検出器と、
    該検出器を載置し前記電子ビームの光軸と前記イオンビームの光軸とが交わるクロスポイントを中心として両光軸を含む平面内で回転可能であり、前記試料の観察面とクロスポイントとの間の距離を変えることができる試料ステージとを備えたことを特徴とする荷電粒子線装置。
  10. 試料の観察面を観察するための電子ビームを発生させる電子ビーム光学系カラムと、
    前記試料を加工するイオンビームを発生させるイオンビーム光学系カラムと、
    前記イオンビームを用いた加工により前記試料から切り出された微小試料を載置する第1試料ステージと、
    前記微小試料を切り出す前の試料と該試料からの透過電子を検出する検出器とを載置し、水平方向の移動,垂直方向の移動,傾斜が可能な第2試料ステージとを備えたことを特徴とする荷電粒子線装置。
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