JP2012048775A - 半導体装置、半導体装置におけるメモリの試験方法および試験プログラム - Google Patents

半導体装置、半導体装置におけるメモリの試験方法および試験プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数のメモリを有効活用し、CPUの負担を軽減することでメモリの迅速な試験が可能な半導体装置、半導体装置におけるメモリの試験方法および試験プログラムを得ること。
【解決手段】半導体装置10のメモリのうちの異常のないメモリに試験データを書き込み、試験の対象の他のメモリにアドレスを順時指定してデータコピー手段14で試験データをコピーする。その後、両メモリの領域を順次切り替えながら対応する領域ごとにデータを読み出して排他的論理和手段16で排他的論理和をとり、全領域についてこれらの論理和が「0」のとき、試験の対象となるメモリを正常であると判別する。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置、半導体装置におけるメモリの試験方法および試験プログラムに関する。本発明は、特にCPU(Central Processing Unit)が組み込まれた半導体装置、半導体装置におけるメモリの試験方法および試験プログラムに関する。
半導体装置の中には、メモリとこれを制御するメモリ制御回路を一体的に組み込んだ装置が存在している。
図14は、本発明に関連する関連技術として、通信機器に使用される半導体装置の構成の一例を示したものである(たとえば特許文献1参照)。この半導体装置100は、CPU(Central Processing Unit)101と、これに接続されたメモリ制御回路102を備えている。メモリ制御回路102は、制御の対象となる第1〜第4のメモリ1031〜1034と、これら第1〜第4のメモリ1031〜1034に格納するデータを外部から受信する受信回路104と、第1〜第4のメモリ1031〜1034に格納されたデータを外部に送信する送信回路105を接続している。
このような半導体装置100で第1〜第4のメモリ1031〜1034の試験を行う際には、CPU101がその図示しない制御プログラムを実行してメモリ制御回路102を制御する。第1〜第4のメモリ1031〜1034の試験の順序およびそれぞれのメモリ1031〜1034の試験の要否は特に問われない。ここでは、第1のメモリ1031の試験について説明する。
第1のメモリ1031を試験する場合、CPU101は所定のデータ幅の試験用データを期待値として予め用意しておく。そして、メモリ制御回路102の制御の下に、第1のメモリ1031内のアドレスを指定して試験用データを書き込むライト動作を行う。第1のメモリ1031側のデータ幅が試験用データのデータ幅よりも大きい場合、CPU101は第1のメモリ1031に対して複数回のデータの書き込みを行う必要がある。
第1のメモリ1031に対するライト動作が終了したら、CPU101はメモリ制御回路102に対して書き込まれたデータを読み出すリード動作を行う。リード動作もデータ幅との関係で複数回行われる場合がある。リード動作が行われたら、CPU101は読み出されたデータを期待値と順に比較する。そして、これらが第1のメモリ1031に格納された試験用データと完全に一致する場合には、第1のメモリ1031に異常がないと判別することになる。
第2〜第4のメモリ1032〜1034の試験も、第1のメモリ1031と同様に行われる。第2〜第4のメモリ1032〜1034についても、これらの読み書きに異常がなければ、第1〜第4のメモリ1031〜1034は正常にデータの読み書きが行われる旨の判別が行われることになる。
図15および図16は、この関連技術におけるメモリ制御回路を具体的に表わしたものである。図14と共に説明する。メモリ制御回路102は、アドレス制御部121およびデータ制御部122を有するメモリ制御回路本体123を有している。メモリ制御回路本体123は、CPU101と接続するためのCPUインタフェース部124と、第1〜第4のメモリ1031〜1034と個別に接続する第1〜第4のメモリ端子1251〜1254と、受信回路104の受信したデータを入力する入力部126および送信回路105にデータを送出するための出力部127を備えている。
図15では、図14に示したCPU101がCPUインタフェース部124を用いてメモリ制御回路本体123を介して、第1〜第4のメモリ1031〜1034に試験用データを順次書き込む様子を示している。たとえば、第1のメモリ1031に試験用データを書き込む場合には、第1のメモリ端子1251に対してアドレス制御部121から格納時のアドレスを指定して、データ制御部122から試験用データを供給する。
次に、第2のメモリ1032に試験用データを書き込む場合には、第2のメモリ端子1252に対して同様にアドレス制御部121から格納時のアドレスを指定して、データ制御部122から試験用データを供給する。第3のメモリ1033および第4のメモリ1034についても、同様にして順次、試験用データの格納が行われることになる。
図16は、図14に示したCPU101がCPUインタフェース部124を用いてメモリ制御回路本体123を介して、第1〜第4のメモリ1031〜1034から試験用データを順次読み出す様子を示している。たとえば、第1のメモリ1031に試験用データを書き込んだ後にこれを読み出す場合、第1のメモリ端子1251に対してアドレス制御部121から格納時のアドレスを指定して、試験用データの読み出しを行う。
次に、第2のメモリ1032から試験用データを読み出す場合には、第2のメモリ端子1252に対して同様にアドレス制御部121から格納時のアドレスを指定して、試験用データを読み出す。第3のメモリ1033および第4のメモリ1034についても、同様にして順次、試験用データの読み出しが行われることになる。
特開平11−066889号公報(第0018段落、図1)
以上説明したように本発明の関連技術では、CPU101が、図示しない記憶媒体に格納した制御プログラムを実行することで所定個数のメモリ103(図14に示した例では第1〜第4のメモリ1031〜1034)に対して順次、試験用データのライト動作とリード動作を繰り返して試験を行う。このようにCPU101は、試験に関するすべての処理に係わる。このため、メモリに対するCPU101のアクセスは比較的低速となり、メモリが増えたような場合には、試験に時間がかかり過ぎるという問題があった。このため、メモリの不良や特性不良、また回路の不備に関する試験を迅速に行おうとすると、十分な結果を得ることができないという問題があった。
そこで本発明の目的は、複数のメモリを有効活用し、CPUの負担を軽減することでメモリの迅速な試験が可能な半導体装置、半導体装置におけるメモリの試験方法および試験プログラムを提供することにある。
本発明では、(イ)装置内に配置され正常に使用可能か否かを試験する前の複数のメモリの中から1つのメモリを異常がない特定メモリとして選択する特定メモリ選択手段と、(ロ)この特定メモリ選択手段によって選択した特定メモリに対してCPUが予め用意した試験用データを、領域の一端から他端まで順次アドレスを指定して繰り返し書き込むCPU書き込み手段と、(ハ)このCPU書き込み手段で書き込んだ前記した特定メモリ以外のメモリであってこれと同一サイズ以下のメモリを前記した複数のメモリから1つ指定するメモリ指定手段と、(ニ)前記した特定メモリで指定する領域と同一の領域を指定し、次に指定する領域を指定を行っていない領域に順次切り替えながら前記したメモリ指定手段により指定したメモリとしての指定メモリに対して前記した特定メモリに格納されたデータを対応する領域にすべて書き込むデータコピー手段と、(ホ)このデータコピー手段により前記した特定メモリと同一のデータが書き込まれた前記した指定メモリと前記した特定メモリの双方に対して同一の領域指定を行い、これを指定を行っていない領域に順次切り替えながら前記した指定メモリに格納されている各指定領域のデータすべてを前記した特定メモリとの間の一対のデータとして順次読み出す対データ読出手段と、(へ)この対データ読出手段で一対のデータを読み出すたびにこれらの排他的論理和をとる排他的論理和手段と、(ト)この排他的論理和手段が前記した特定メモリと前記した指定メモリの間の対応するすべての領域について排他的論理和をとった結果の論理和をとる論理和手段と、(チ)この論理和手段の論理和をとった結果が「0」のとき前記した指定メモリに異常がないと判別し、これ以外の場合に異常があると判別する異常有無判別手段とを半導体装置が具備する。
また、本発明では、(イ)装置内に配置され正常に使用可能か否かを試験する前の複数のメモリの中から1つのメモリを異常がない特定メモリとして選択する特定メモリ選択ステップと、(ロ)この特定メモリ選択ステップで選択した特定メモリに対してCPUが予め用意した試験用データを、領域の一端から他端まで順次アドレスを指定して繰り返し書き込むCPU書き込みステップと、(ハ)このCPU書き込みステップで書き込んだ前記した特定メモリ以外のメモリであってこれと同一サイズ以下のメモリを前記した複数のメモリから1つ指定するメモリ指定ステップと、(ニ)前記した特定メモリで指定する領域と同一の領域を指定し、次に指定する領域を指定を行っていない領域に順次切り替えながら前記したメモリ指定ステップにより指定したメモリとしての指定メモリに対して前記した特定メモリに格納されたデータを対応する領域にすべて書き込むデータコピーステップと、(ホ)このデータコピーステップにより前記した特定メモリと同一のデータが書き込まれた前記した指定メモリと前記した特定メモリの双方に対して同一の領域指定を行い、これを指定を行っていない領域に順次切り替えながら前記した指定メモリに格納されている各指定領域のデータすべてを前記した特定メモリとの間の一対のデータとして順次読み出す対データ読出ステップと、(へ)この対データ読出ステップで一対のデータを読み出すたびにこれらの排他的論理和をとる排他的論理和ステップと、(ト)この排他的論理和ステップで前記した特定メモリと前記した指定メモリの間の対応するすべての領域について排他的論理和をとった結果の論理和をとる論理和ステップと、(チ)この論理和ステップで論理和をとった結果が「0」のとき前記した指定メモリに異常がないと判別し、これ以外の場合に異常があると判別する異常有無判別ステップとを半導体装置におけるメモリの試験方法が具備する。
更に本発明では、半導体装置に備えられたコンピュータに、半導体装置におけるメモリの試験プログラムとして、(イ)この半導体装置内に配置され正常に使用可能か否かを試験する前の複数のメモリの中から1つのメモリを異常がない特定メモリとして選択する特定メモリ選択処理と、(ロ)この特定メモリ選択処理で選択した特定メモリに対して予め用意した試験用データを、領域の一端から他端まで順次アドレスを指定して繰り返し書き込むCPU書き込み処理と、(ハ)このCPU書き込み処理で書き込んだ前記した特定メモリ以外のメモリであってこれと同一サイズ以下のメモリを前記した複数のメモリから1つ指定するメモリ指定処理と、(ニ)前記した特定メモリで指定する領域と同一の領域を指定し、次に指定する領域を指定を行っていない領域に順次切り替えながら前記したメモリ指定処理により指定したメモリとしての指定メモリに対して前記した特定メモリに格納されたデータを対応する領域にすべて書き込ませるデータコピー処理と、(ホ)このデータコピー処理により前記した特定メモリと同一のデータが書き込まれた前記した指定メモリと前記した特定メモリの双方に対して同一の領域指定を行い、これを指定を行っていない領域に順次切り替えながら前記した指定メモリに格納されている各指定領域のデータすべてを前記した特定メモリとの間の一対のデータとして順次読み出させる対データ読出処理と、(へ)この対データ読出処理で一対のデータが読み出されるたびにこれらの排他的論理和をとる排他的論理和回路にこれら対のデータを供給する排他的論理和処理と、(ト)この排他的論理和処理で前記した特定メモリと前記した指定メモリの間の対応するすべての領域について排他的論理和をとった結果を論理和回路に供給する論理和回路処理と、(チ)この論理和回路処理で論理和をとった結果が「0」のとき前記した指定メモリに異常がないと判別し、これ以外の場合に異常があると判別する異常有無判別処理とを実行させる。
以上説明したように本発明によれば、異常がない特定メモリ自体に試験用データを書き込んでおいて、後はデータを格納する領域を操作しながら試験対象のメモリとしての指定メモリにこの試験データをコピーして、これらのメモリの領域ごとのデータを比較して指定メモリに異常があるかを判別するようにした。これにより、CPUが逐一、指定メモリに対してデータの書き込みや読み出しを行って異常の有無をチェックする処理と比較すると、自由度が高いデータ配列を用いて高速にアクセスするメモリ試験が可能となり、特に大容量のメモリを配置した半導体装置の迅速な試験と信頼性の確保に役立てることができる。
本発明の半導体装置のクレーム対応図である。 本発明の半導体装置におけるメモリの試験方法のクレーム対応図である。 本発明の半導体装置におけるメモリの試験プログラムのクレーム対応図である。 本発明の実施の形態における半導体装置を表わしたブロック図である。 図4に示した半導体装置のデータ格納時におけるメモリ制御回路を具体的に表わしたブロック図である。 本実施の形態の半導体装置のデータ読み出し時におけるメモリ制御回路の動作を表わした説明図である。 本実施の形態のメモリ制御回路で各メモリのテストを行う際の第1段階を示した説明図である。 本実施の形態におけるCPUが行う第1Aのメモリのチェックの様子を表わした流れ図である。 本実施の形態における対象となるメモリのライト・リード・チェックを高速で行うチェック部の構成の一例を表わした回路図である。 本実施の形態における特定メモリを用いて、指定メモリのチェックをハードロジックで行う一連の処理の第1段階を示す説明図である。 本実施の形態における特定メモリを用いて、指定メモリのチェックをハードロジックで行う一連の処理の第2段階を示す説明図である。 本実施の形態における特定メモリを用いて、指定メモリのチェックをハードロジックで行う一連の処理の第3段階を示す説明図である。 本実施の形態における特定メモリを用いて、指定メモリのチェックをハードロジックで行う一連の処理の第4段階を示す説明図である。 本発明に関連する関連技術としての半導体装置の構成の一例を示したブロック図である。 関連技術におけるメモリ制御回路の部分がメモリに試験用データの書き込みを順に行う様子を表わした説明図である。 関連技術におけるメモリ制御回路の部分がメモリから試験用データを順に読み出す様子を表わした説明図である。
図1は、本発明の半導体装置のクレーム対応図を示したものである。本発明の半導体装置10は、特定メモリ選択手段11と、CPU書き込み手段12と、メモリ指定手段13と、データコピー手段14と、対データ読出手段15と、排他的論理和手段16と、論理和手段17と、異常有無判別手段18を備えている。ここで、特定メモリ選択手段11は、装置内に配置され正常に使用可能か否かを試験する前の複数のメモリの中から1つのメモリを異常がない特定メモリとして選択する。CPU書き込み手段12は、特定メモリ選択手段11によって選択した前記した特定メモリに対してCPUが予め用意した試験用データを、領域の一端から他端まで順次アドレスを指定して繰り返し書き込む。メモリ指定手段13は、CPU書き込み手段12で書き込んだ前記した特定メモリ以外のメモリであってこれと同一サイズ以下のメモリを前記した複数のメモリから1つ指定する。データコピー手段14は、前記した特定メモリで指定する領域と同一の領域を指定し、次に指定する領域を指定を行っていない領域に順次切り替えながらメモリ指定手段13により指定したメモリとしての指定メモリに対して前記した特定メモリに格納されたデータを対応する領域にすべて書き込む。対データ読出手段15は、データコピー手段14により前記した特定メモリと同一のデータが書き込まれた前記した指定メモリと前記した特定メモリの双方に対して同一の領域指定を行い、これを指定を行っていない領域に順次切り替えながら前記した指定メモリに格納されている各指定領域のデータすべてを前記した特定メモリとの間の一対のデータとして順次読み出す。排他的論理和手段16は、対データ読出手段15で前記した一対のデータを読み出すたびにこれらの排他的論理和をとる。論理和手段17は、排他的論理和手段16が前記した特定メモリと前記した指定メモリの間の対応するすべての領域について排他的論理和をとった結果の論理和をとる。異常有無判別手段18は、論理和手段17の論理和をとった結果が「0」のとき前記した指定メモリに異常がないと判別し、これ以外の場合に異常があると判別する。
図2は、本発明の半導体装置におけるメモリの試験方法のクレーム対応図を示したものである。本発明の半導体装置におけるメモリの試験方法20は、特定メモリ選択ステップ21と、CPU書き込みステップ22と、メモリ指定ステップ23と、データコピーステップ24と、対データ読出ステップ25と、排他的論理和ステップ26と、論理和ステップ27と、異常有無判別ステップ28を備えている。ここで、特定メモリ選択ステップ21では、装置内に配置され正常に使用可能か否かを試験する前の複数のメモリの中から1つのメモリを異常がない特定メモリとして選択する。CPU書き込みステップ22では、特定メモリ選択ステップ21で選択した前記した特定メモリに対してCPUが予め用意した試験用データを、領域の一端から他端まで順次アドレスを指定して繰り返し書き込む。メモリ指定ステップ23では、CPU書き込みステップ22で書き込んだ前記した特定メモリ以外のメモリであってこれと同一サイズ以下のメモリを前記した複数のメモリから1つ指定する。データコピーステップ24では、前記した特定メモリで指定する領域と同一の領域を指定し、次に指定する領域を指定を行っていない領域に順次切り替えながらメモリ指定ステップ23により指定したメモリとしての指定メモリに対して前記した特定メモリに格納されたデータを対応する領域にすべて書き込む。対データ読出ステップ25では、データコピーステップ24により前記した特定メモリと同一のデータが書き込まれた前記した指定メモリと前記した特定メモリの双方に対して同一の領域指定を行い、これを指定を行っていない領域に順次切り替えながら前記した指定メモリに格納されている各指定領域のデータすべてを前記した特定メモリとの間の一対のデータとして順次読み出す。排他的論理和ステップ26では、対データ読出ステップ25で前記した一対のデータを読み出すたびにこれらの排他的論理和をとる。論理和ステップ27では、排他的論理和ステップ26で前記した特定メモリと前記した指定メモリの間の対応するすべての領域について排他的論理和をとった結果の論理和をとる。異常有無判別ステップ28では、論理和ステップ27で論理和をとった結果が「0」のとき前記した指定メモリに異常がないと判別し、これ以外の場合に異常があると判別する。
図3は、本発明の半導体装置におけるメモリの試験プログラムのクレーム対応図を示したものである。本発明の半導体装置におけるメモリの試験プログラム30は、半導体装置に備えられたコンピュータに、特定メモリ選択処理31と、CPU書き込み処理32と、メモリ指定処理33と、データコピー処理34と、対データ読出処理35と、排他的論理和処理36と、論理和回路処理37と、異常有無判別処理38を実行させるようにしている。ここで、特定メモリ選択処理31では、半導体装置内に配置され正常に使用可能か否かを試験する前の複数のメモリの中から1つのメモリを異常がない特定メモリとして選択する。CPU書き込み処理32では、特定メモリ選択処理31で選択した前記した特定メモリに対して予め用意した試験用データを、領域の一端から他端まで順次アドレスを指定して繰り返し書き込む。メモリ指定処理33では、CPU書き込み処理32で書き込んだ前記した特定メモリ以外のメモリであってこれと同一サイズ以下のメモリを前記した複数のメモリから1つ指定する。データコピー処理34では、前記した特定メモリで指定する領域と同一の領域を指定し、次に指定する領域を指定を行っていない領域に順次切り替えながらメモリ指定処理33により指定したメモリとしての指定メモリに対して前記した特定メモリに格納されたデータを対応する領域にすべて書き込ませる。対データ読出処理35では、データコピー処理34により前記した特定メモリと同一のデータが書き込まれた前記した指定メモリと前記した特定メモリの双方に対して同一の領域指定を行い、これを指定を行っていない領域に順次切り替えながら前記した指定メモリに格納されている各指定領域のデータすべてを前記した特定メモリとの間の一対のデータとして順次読み出させる。排他的論理和処理36では、対データ読出処理35で一対のデータが読み出されるたびにこれらの排他的論理和をとる排他的論理和回路に前記した一対のデータを供給する。論理和回路処理37では、排他的論理和処理36で前記した特定メモリと前記した指定メモリの間の対応するすべての領域について排他的論理和をとった結果を論理和回路に供給する。異常有無判別処理38では、論理和回路処理37で論理和をとった結果が「0」のとき前記した指定メモリに異常がないと判別し、これ以外の場合に異常があると判別する。
<発明の実施の形態>
次に本発明の実施の形態を説明する。
図4は、本発明の実施の形態による半導体装置を表わしたものである。本実施の形態の半導体装置200は、装置内の各デバイスの設定や障害収集およびそれらの通知を行うためのCPU201と、このCPU201に接続されて主信号データ(以下、適宜、データと略称する)を記憶するメモリ制御回路202を備えている。メモリ制御回路202は、データの格納の対象となる第1Aおよび第1Bのメモリ2031A、2031Bと、同じくデータの格納の対象となる第2Aおよび第2Bのメモリ2032A、2032Bと、データを外部から受信する受信回路204および各メモリ2031A、2031B、2032A、2032Bに格納されたデータを外部に送信する送信回路205を接続している。第1Aのメモリ2031Aと第1Bのメモリ2031Bは、互いに同一のメモリ容量からなるA面とB面の1対のメモリである。また、第2Aのメモリ2032Aと第2Bのメモリ2032Bも、互いに同一のメモリ容量からなるA面とB面の1対のメモリである。
図5は、図4に示した半導体装置のデータ格納時におけるメモリ制御回路を具体的に表わしたものである。図4と共に説明する。
メモリ制御回路202は、アドレス制御部221、データ制御部222およびチェック部223を有するメモリ制御回路本体224を備えている。ここで、アドレス制御部221は図4に示した各メモリ2031A、2031B、2032A、2032Bのアドレスを制御する。データ制御部222はこれらのメモリ2031A、2031B、2032A、2032Bに対して入出力するデータを制御する。チェック部223は、後に説明するようにテスト対象のメモリ間におけるデータの比較を行う。
メモリ制御回路本体224は、CPU201と接続するためのCPUインタフェース部225と、第1Aのメモリ2031Aと接続する第1Aのメモリ端子2261Aと、第1Bのメモリ2031Bと接続する第1Bのメモリ端子2261Bと、第2Aのメモリ2032Aと接続する第2Aのメモリ端子2262Aと、第2Bのメモリ2032Bと接続する第2Bのメモリ端子2262Bと、受信回路204からのデータを入力する入力部227および送信回路205にデータを送出する出力部228を備えている。
このようなメモリ制御回路202で、図4に示した受信回路204を経てデータの入力部227に入力したデータは、メモリ制御回路本体224のアドレス制御部221の制御によって、各メモリ端子2261A、2261B、2262A、2262Bのうちの指示されたメモリ領域に格納されることになる。たとえば、受信回路204の受信したデータは、アドレス制御部221で第1Aのメモリ2031A内のアドレスを指定された場合、矢印2291Aに示すように、第1Aのメモリ2031Aの該当する領域に格納される。矢印2291Bは第1Bのメモリ2031Bに書き込みが行われる場合のデータの流れを表わしている。また、矢印2292Aは第2Aのメモリ2032Aに書き込みが行われる場合を表わし、矢印2292Bは第2Bのメモリ2032Bに書き込みが行われる場合を表わしている。
図6は、半導体装置のデータ読み出し時におけるメモリ制御回路の動作を表わしたものである。図6で図4および図5と同一部分には同一の符号を付している。図4と共に説明する。
第1Aのメモリ2031Aからデータを読み出す場合、矢印2311Aに示すようにメモリ制御回路本体224は第1Aのメモリ2031Aのアドレスを制御してデータを出力部228に読み出す。読み出されたデータは、ここから送信回路205に送られて半導体装置200の外に送出される。
同様に第1Bのメモリ2031Bからデータを読み出す場合、矢印2311Bに示すようにメモリ制御回路本体224は第1Bのメモリ2031Bのアドレスを制御してデータを出力部228に読み出す。読み出されたデータは、ここから送信回路205に送られて半導体装置200の外に送出される。また、第2Aのメモリ2032Aからデータを読み出す場合、矢印2312Bに示すようにメモリ制御回路本体224は第2Aのメモリ2032Aのアドレスを制御してデータを出力部228に読み出す。読み出されたデータは、ここから送信回路205に送られて半導体装置200の外に送出される。更に、第2Bのメモリ2032Bからデータを読み出す場合、矢印2312Bに示すようにメモリ制御回路本体224は第2Bのメモリ2032Bのアドレスを制御してデータを出力部228に読み出す。読み出されたデータは、ここから送信回路205に送られて半導体装置200の外に送出される。
図5に示した各メモリ端子2261A、2261B、2262A、2262Bに対するデータの書き込み(ライト)と、図6に示した各メモリ端子2261A、2261B、2262A、2262Bからのデータの読み出し(リード)は、一般に高速な処理が必要とされる。そこで、本実施の形態の半導体装置200では、各メモリ2031A、2032A、2031B、2032Bのテストを行う際の第1段階の処理を除いて、ハードロジックのみで動作するようにしている。
図7は、本実施の形態のメモリ制御回路で各メモリのテストを行う際の第1段階を示したものである。図7で図4と同一部分には同一の符号を付している。
まず、図4に示したCPU201は、予め定めた所定のデータ幅の試験情報を、CPUインタフェース部225を介してメモリ制御回路本体224に送出し、これをアドレス制御部221の制御の下にデータ制御部222に格納する。試験情報としては、たとえばオール「0」またはオール「1」のデータであってもよい。ここでは、データ幅がMビット(ただし、数値Mは2以上。)であり、これらのデータがオール「0」の場合を第1の試験情報とし、これらのデータがオール「1」の場合を第2の試験情報とすることにする。数値Mは大きな値である必要はない。データ制御部222における試験情報を格納する領域は、数値Mに対応したサイズとなる。
CPU201は試験情報をデータ制御部222に格納したら、第1Aのメモリ端子2261Aを介して第1Aのメモリ2031A全体についてエラーを生じる領域が存在するかのチェックを行う。この手法は、関連技術として説明した従来の技術と同様である。
図8は、CPUが行う第1Aのメモリのチェックの様子を表わしたものである。図4および図7と共に説明する。
まず、CPU201はチェックの対象となるメモリとしての第1Aのメモリ2031Aの先頭の番地から順に試験情報を格納する(ステップS301)。試験情報の格納が終了したら、その第1Aのメモリ2031Aに格納のための余白(残領域)が存在するかをチェックして(ステップS302)、存在する場合には(Y)、その先頭の番地から順に試験情報を格納する(ステップS303)。この後、ステップS302の処理に戻る。このような処理は、第1Aのメモリ2031Aに余白が生じなくなるまで繰り返し行われる。これにより、第1Aのメモリ2031Aにはその先頭の番地から試験情報が繰り返し全領域に格納されることになる。
このようにして第1Aのメモリ2031Aのすべてに試験情報が格納されたら(ステップS302:N)、CPU201はチェック部223に同一の試験情報を格納する(ステップS304)。そして、チェックの対象となるメモリとしての第1Aのメモリ2031Aの先頭から試験情報と同一のデータ幅のデータを読み出して(ステップS305)、これをチェック部223に与える。
チェック部223は、所定のデータ幅としての試験情報と同一のデータ幅だけのビット数の排他的論理和回路(E−OR回路)から構成されている。チェック部223は、試験情報を構成する各ビットの論理値をこれら排他的論理和回路の一方の入力端子に与え、他方の入力端子に第1Aのメモリ2031Aから読み出した対応するビットの論理値を与える。このようにして、試験情報を構成する各ビットは第1Aのメモリ2031Aから読み出した対応するビットと論理値が一致するか否かの比較処理が行われる(ステップS306)。各ビットがすべて一致して比較結果がすべてのビットについて「0」となれば(ステップS307:Y)、第1Aのメモリ2031Aにまだ読み出していない残領域が存在するかをチェックする(ステップS308)。
残領域が存在すれば(ステップS308:Y)、第1Aのメモリ2031Aの残領域の先頭から試験情報と同一のデータ幅のデータを読み出す(ステップS309)。そして、ステップS306に戻ってチェック部223に格納された試験情報と比較が行われる。このようにして第1Aのメモリ2031Aの残領域がなくなるまで、同様の処理が繰り返されることになる。
これらの繰り返し処理の途中で、ステップS306の比較結果の少なくとも一部のビットが一致しなかった場合には(ステップS307:N)、CPU201はデータ制御部222内あるいはチェック部223内の所定の領域に、第1Aのメモリ2031Aにおけるエラーの生じたアドレスを格納する(ステップS310)。
たとえば、第1の試験情報を用いて第1Aのメモリ2031Aのチェックを行ったとすると、第1Aのメモリ2031Aにはオール「0」のデータが書き込まれる。これらのデータが所定のデータ幅のオール「0」の試験情報と繰り返しチェックされる結果、第1Aのメモリ2031Aにおける排他的論理和をとった結果が「1」となった番地のアドレスが、ステップS310の処理で格納されることになる。この後は、残領域が存在する限り(ステップS308:Y)、残領域の先頭から所定のデータ幅のデータを読み出して(ステップS309)、ステップS306に戻って試験情報と比較することになる。残領域がなくなれば(ステップS308:N)、第1Aのメモリ2031Aについてのチェックが終了する(エンド)。
以上説明した処理では、第1Aのメモリ2031Aにデータとして「0」を書き込んで「1」が出力されるメモリをエラーの生じた素子として検出することにした。これに加えて第1Aのメモリ2031Aにデータとして「1」を書き込んで「0」が出力されるメモリについてもエラーの生じた素子として検出する場合には、図8に示した第1Aのメモリ2031Aのチェックを第2の試験情報についても行うことになる。
もちろん、第1Aのメモリ2031Aにおけるエラーの発生は、第1Aのメモリ2031A自体のメモリに起因しないものもある。たとえば、メモリ制御回路224と第1Aのメモリ2031Aを構成するメモリ間でのインタフェースの不整合や、メモリ制御回路224自身の同時動作によるLSI(Large Scale Integration)内部電源の揺らぎによるメモリインタフェースエラーを一例として挙げることができる。
以上のようにして第1Aのメモリ2031Aについて、これを構成する各メモリの読み書きのチェックが終了したら、本実施の形態の半導体装置200は、これ以後の他のメモリ2031B、2032A、2032BのチェックをCPU201が直接関与することなく、装置自体の自律的な制御で実現する。このとき、CPU201が比較的時間を掛けてチェックした第1Aのメモリ2031Aを他のメモリの試験に使用することになる。
図9は、ハードロジックで、対象となるメモリのライト・リード・チェックを高速で行うチェック部の構成の一例を表わしたものである。このチェック部223は、第1グループのチェック用入力端子群241と、第2グループのチェック用入力端子群242と、これらの入力端子群241、242を構成する入力端子のそれぞれの総数Mと等しい数の排他的論理和回路(E−OR回路)2431、2432、……243Mと、1つの論理和(OR)回路244と、この論理和回路244に接続された出力端子245により構成されている。
ここで第1グループのチェック用入力端子群241は、チェックの完了したメモリ側のデータを入力する端子群であり、第1の入力端子2461〜第Mの入力端子246Mから構成されている。また、第2グループのチェック用入力端子群242は、チェックの対象となるメモリ側のデータを入力する端子群であり、第1の入力端子2471〜第Mの入力端子247Mから構成されている。第1グループの第1の入力端子2461と第2グループの第1の入力端子2471は、第1の排他的論理和回路2431に入力されて排他的論理和が採られ、その結果がM入力の論理和回路244に入力される。以下、同様にして第1グループの第Mの入力端子246Mと第2グループの第Mの入力端子247Mは、第Mの排他的論理和回路243Mに入力されて排他的論理和が採られ、その結果がM入力の論理和回路244に入力される。
したがって、論理和回路244からは第1グループのチェック用入力端子群241から入力されるMビットのデータと、第2グループのチェック用入力端子群242から入力されるMビットのデータとが、それぞれの対応する端子間ですべて一致する論理であるとき、出力端子245から出力される論理は「0」となる。これ以外の場合は、出力端子245から出力される論理が「1」となる。出力端子245から出力される論理が「0」のとき、チェックの対象となるメモリは、チェックを行ったMビットについてエラーが生じなかったとされる。これに対して、出力端子245から出力される論理が「1」のとき、チェックの対象となるメモリは、チェックを行ったMビットのいずれかについてエラーが生じていることになる。
次に、図8でチェックの終了したメモリ(特定メモリ)を用いて、同一容量の他のメモリ(指定メモリ)のチェックをハードロジックで行う一連の処理を説明する。ここでは、先の説明で図4における第1Aのメモリ2031Aが正常であるという判断が行われたのを基にして、第2Aのメモリ2032Aのチェックを行う場合を説明する。
図10は、処理の第1段階を示したものである。アドレス制御部221は、第1Aのメモリ2031Aと第2Aのメモリ2032Aのそれぞれの先頭アドレスから順にアドレスを同一範囲ずつ指定する(矢印251、252)。
図11は、処理の第2段階を示したものである。第2段階では、アドレス制御部221が第1Aのメモリ2031Aにアドレスを指定した状態で(図10の矢印251)、データ制御部222が対応するアドレスのデータを読み出す(矢印253)。そして、アドレス制御部221が第2Aのメモリ2032Aにアドレスを指定した状態で(図10の矢印252)、読み出したデータを第2Aのメモリ2032Aに書き込む(矢印254)。
以上の処理で第1Aのメモリ2031Aに格納されている全データが第2Aのメモリ2032Aに書き込まれない場合には、アドレスを順時移動させながら第1Aのメモリ2031Aに格納されているデータを第2Aのメモリ2032Aに書き込む操作を繰り返す。この結果、所定回数の繰り返しで、第1Aのメモリ2031Aに格納されている全データが第2Aのメモリ2032Aのそれぞれ対応する領域に書き込まれることになる。
図12は、処理の第3段階として両メモリに格納されているデータをチェック部で比較する処理の様子を表わしたものである。アドレス制御部221は、第1Aのメモリ2031Aと第2Aのメモリ2032Aに同一範囲のアドレスを指定する(矢印255、256)。このときの、アドレスの指定範囲は第1段階の処理の場合と同一であってもよい。本実施の形態では図9で示したチェック部223が一度にMビットのデータのチェックが可能なので、これに合わせてMビットずつデータの読み出しを行うものとして説明する。
図13は、第1Aのメモリ2031Aと第2Aのメモリ2032Aからそれぞれ読み出されるMビットのデータをチェック部223に供給する様子を表わしている(矢印257、258)。第1Aのメモリ2031Aから出力されるMビットのデータは、図9における第1グループのチェック用入力端子群241の第1の入力端子2461〜第Mの入力端子246Mにそれぞれ割り当てられる。第2Aのメモリ2032Aから出力されるMビットのデータは、図9における第2グループのチェック用入力端子群242の第1の入力端子2471〜第Mの入力端子247Mにそれぞれ割り当てられる。
この結果、第2Aのメモリ2032AのMビット分のデータが該当するメモリ領域で正しく書き込みと読み出しが行われていれば、論理和回路244の出力端子245から論理が「0」の信号が出力されることになる。これに対して、第2Aのメモリ2032AのMビット分のデータのいずれかについて書き込みと読み出しに障害が発生していた場合には、論理和回路244の出力端子245から論理が「1」の信号が出力されることになる。
図12および図13では、第2Aのメモリ2032AについてのMビット分のチェックについて説明した。第2Aのメモリ2032Aのチェックが1回で終了しない場合には、Mビットずつ同様の処理が繰り返されて、全メモリ領域のチェックが行われることになる。
なお、第1Aのメモリ2031Aの正常性のチェックでその一部のメモリに障害が見つかった場合には、メモリ制御回路202がそのアドレスを記憶しておき、そのアドレスに対するデータの書き込みと読み出しが行われる際には正常性を確認した代用可能なメモリ領域の一部を使用するようにすればよい。
また、第1Bのメモリ2031Bおよび第2Bのメモリ2032Bについては、このうちの一方のメモリの正常性をまずチェックした後に、試験データを書き込み、他方のメモリを図10〜図13で説明したハードロジックによる手法でチェックするようにすればよい。ただし、第1Bのメモリ2031Bおよび第2Bのメモリ2032Bの容量が、第1Aのメモリ2031Aおよび第2Aのメモリ2032Aの容量よりも小さい場合には、第1Aのメモリ2031Aを同様に用いて第1Bのメモリ2031Bおよび第2Bのメモリ2032Bのチェックをハードロジックによる手法で行うことができる。このときは、第1Aのメモリ2031Aにおける第1Bのメモリ2031Bおよび第2Bのメモリ2032Bと同一等しいサイズのメモリ領域に試験データを書き込んで、これをチェックに使用することになる。
以上説明したように本実施の形態によれば、ハードウェア自律でメモリのライト・リード・チェックを高速に実現することができる。したがって、CPU201がソフトウェアを使用して逐次メモリをアクセスしてチェックを行う場合と比べて、チェックに要する時間を大幅に短縮することができるだけでなく、CPUの負荷を軽減させることが可能である。これにより、特に通信機器で最近使用されることの多い大容量メモリの試験を高速で行うことが可能になり、装置の信頼性を向上させることができる。
更に本実施の形態によれば、1対のメモリあるいはメモリ領域からアドレスを指定しながら試験データとチェック用のデータを読み出してチェック部223でチェックを行うことにした。これにより、アドレスの指定の態様によって、チェックの対象となるデータの配列の自由度を高めることができ、メモリの試験を高速化することができる。
<発明の変形可能性>
以上説明した実施の形態では、物理的に独立した複数のメモリの中の1つのメモリとしての特定メモリに試験データを書き込んで、これを用いて他のメモリのライト・リード・チェックを高速で行うことにしたが、必ずしもこれに限るものではない。たとえば1つのメモリの半分について試験データを書き込んでおき、残りの半分を高速でチェックすることも可能である。
また、特定メモリが正常か異常かを判別する試験対象のメモリ(指定メモリ)は、特定メモリと同一の容量である必要はなく、これよりも小さな容量のメモリであってもよい。この場合には、両者に共通する領域からデータを読み出して比較し、異常の有無を判別することになる。
以上説明した実施の形態の一部または全部は、以下の付記のようにも記載されるが、以下の記載に限定されるものではない。
(付記1)
装置内に配置され正常に使用可能か否かを試験する前の複数のメモリの中から1つのメモリを異常がない特定メモリとして選択する特定メモリ選択手段と、
この特定メモリ選択手段によって選択した特定メモリに対してCPUが予め用意した試験用データを、領域の一端から他端まで順次アドレスを指定して繰り返し書き込むCPU書き込み手段と、
このCPU書き込み手段で書き込んだ前記特定メモリ以外のメモリであってこれと同一サイズ以下のメモリを前記複数のメモリから1つ指定するメモリ指定手段と、
前記特定メモリで指定する領域と同一の領域を指定し、次に指定する領域を指定を行っていない領域に順次切り替えながら前記メモリ指定手段により指定したメモリとしての指定メモリに対して前記特定メモリに格納されたデータを対応する領域にすべて書き込むデータコピー手段と、
このデータコピー手段により前記特定メモリと同一のデータが書き込まれた前記指定メモリと前記特定メモリの双方に対して同一の領域指定を行い、これを指定を行っていない領域に順次切り替えながら前記指定メモリに格納されている各指定領域のデータすべてを前記特定メモリとの間の一対のデータとして順次読み出す対データ読出手段と、
この対データ読出手段で一対のデータを読み出すたびにこれらの排他的論理和をとる排他的論理和手段と、
この排他的論理和手段が前記特定メモリと前記指定メモリの間の対応するすべての領域について排他的論理和をとった結果の論理和をとる論理和手段と、
この論理和手段の論理和をとった結果が「0」のとき前記指定メモリに異常がないと判別し、これ以外の場合に異常があると判別する異常有無判別手段
とを具備することを特徴とする半導体装置。
(付記2)
前記特定メモリ選択手段は、前記複数のメモリの中から1つのメモリを選択するメモリ選択手段と、このメモリ選択手段によって選択したメモリとしての特定メモリの単位領域ごとにCPUが予め用意した所定のデータを書き込み、この読み出し結果と前記所定のデータをCPUが全領域にわたって繰り返し比較することで前記選択したメモリに異常があるかをチェックするCPUチェック手段と、このCPUチェック手段によって前記選択したメモリに異常がないとされたとき、これを異常がない特定メモリとして選択するメモリ選別手段とを具備することを特徴とする付記1記載の半導体装置。
(付記3)
前記特定メモリ選択手段の選択した前記特定メモリの一部の領域に異常があったときに、この領域を代替してデータの読み書きを行う予備メモリを具備するとを特徴とする付記1記載の半導体装置。
(付記4)
前記特定メモリは、物理的な1つのメモリの半分のメモリ領域から構成されることを特徴とする付記1記載の半導体装置。
(付記5)
前記複数のメモリは、それぞれ物理的に1つずつ独立したメモリであることを特徴とする付記1記載の半導体装置。
(付記6)
装置内に配置され正常に使用可能か否かを試験する前の複数のメモリの中から1つのメモリを異常がない特定メモリとして選択する特定メモリ選択ステップと、
この特定メモリ選択ステップで選択した特定メモリに対してCPUが予め用意した試験用データを、領域の一端から他端まで順次アドレスを指定して繰り返し書き込むCPU書き込みステップと、
このCPU書き込みステップで書き込んだ前記特定メモリ以外のメモリであってこれと同一サイズ以下のメモリを前記複数のメモリから1つ指定するメモリ指定ステップと、
前記特定メモリで指定する領域と同一の領域を指定し、次に指定する領域を指定を行っていない領域に順次切り替えながら前記メモリ指定ステップにより指定したメモリとしての指定メモリに対して前記特定メモリに格納されたデータを対応する領域にすべて書き込むデータコピーステップと、
このデータコピーステップにより前記特定メモリと同一のデータが書き込まれた前記指定メモリと前記特定メモリの双方に対して同一の領域指定を行い、これを指定を行っていない領域に順次切り替えながら前記指定メモリに格納されている各指定領域のデータすべてを前記特定メモリとの間の一対のデータとして順次読み出す対データ読出ステップと、
この対データ読出ステップで一対のデータを読み出すたびにこれらの排他的論理和をとる排他的論理和ステップと、
この排他的論理和ステップで前記特定メモリと前記指定メモリの間の対応するすべての領域について排他的論理和をとった結果の論理和をとる論理和ステップと、
この論理和ステップで論理和をとった結果が「0」のとき前記指定メモリに異常がないと判別し、これ以外の場合に異常があると判別する異常有無判別ステップ
とを具備することを特徴とする半導体装置におけるメモリの試験方法。
(付記7)
前記特定メモリ選択ステップは、前記複数のメモリの中から1つのメモリを選択するメモリ選択ステップと、このメモリ選択ステップによって選択したメモリとしての特定メモリの単位領域ごとにCPUが予め用意した所定のデータを書き込み、この読み出し結果と前記所定のデータをCPUが全領域にわたって繰り返し比較することで前記選択したメモリに異常があるかをチェックするCPUチェックステップと、このCPUチェックステップによって前記選択したメモリに異常がないとされたとき、これを異常がない特定メモリとして選択するメモリ選別ステップとを具備することを特徴とする付記6記載の半導体装置におけるメモリの試験方法。
(付記8)
半導体装置に備えられたコンピュータに、
この半導体装置内に配置され正常に使用可能か否かを試験する前の複数のメモリの中から1つのメモリを異常がない特定メモリとして選択する特定メモリ選択処理と、
この特定メモリ選択処理で選択した特定メモリに対して予め用意した試験用データを、領域の一端から他端まで順次アドレスを指定して繰り返し書き込むCPU書き込み処理と、
このCPU書き込み処理で書き込んだ前記特定メモリ以外のメモリであってこれと同一サイズ以下のメモリを前記複数のメモリから1つ指定するメモリ指定処理と、
前記特定メモリで指定する領域と同一の領域を指定し、次に指定する領域を指定を行っていない領域に順次切り替えながら前記メモリ指定処理により指定したメモリとしての指定メモリに対して前記特定メモリに格納されたデータを対応する領域にすべて書き込ませるデータコピー処理と、
このデータコピー処理により前記特定メモリと同一のデータが書き込まれた前記指定メモリと前記特定メモリの双方に対して同一の領域指定を行い、これを指定を行っていない領域に順次切り替えながら前記指定メモリに格納されている各指定領域のデータすべてを前記特定メモリとの間の一対のデータとして順次読み出させる対データ読出処理と、
この対データ読出処理で一対のデータが読み出されるたびにこれらの排他的論理和をとる排他的論理和回路にこれら対のデータを供給する排他的論理和処理と、
この排他的論理和処理で前記特定メモリと前記指定メモリの間の対応するすべての領域について排他的論理和をとった結果を論理和回路に供給する論理和回路処理と、
この論理和回路処理で論理和をとった結果が「0」のとき前記指定メモリに異常がないと判別し、これ以外の場合に異常があると判別する異常有無判別処理
とを実行させることを特徴とする半導体装置におけるメモリの試験プログラム。
(付記9)
前記特定メモリ選択処理は、前記複数のメモリの中から1つのメモリを選択するメモリ選択処理と、このメモリ選択処理によって選択したメモリとしての特定メモリの単位領域ごとに予め用意した所定のデータを書き込み、この読み出し結果と前記所定のデータを全領域にわたって繰り返し比較することで前記選択したメモリに異常があるかをチェックするCPUチェック処理と、このCPUチェック処理によって前記選択したメモリに異常がないとされたとき、これを異常がない特定メモリとして選択するメモリ選別処理とを更にコンピュータに実行させることを特徴とする付記8記載の半導体装置におけるメモリの試験プログラム。
10、200 半導体装置
11 特定メモリ選択手段
12 CPU書き込み手段
13 メモリ指定手段
14 データコピー手段
15 対データ読出手段
16 排他的論理和手段
17 論理和手段
18 異常有無判別手段
20 半導体装置におけるメモリの試験方法
21 特定メモリ選択ステップ
22 CPU書き込みステップ
23 メモリ指定ステップ
24 データコピーステップ
25 対データ読出ステップ
26 排他的論理和ステップ
27 論理和ステップ
28 異常有無判別ステップ
30 半導体装置におけるメモリの試験プログラム
31 特定メモリ選択処理
32 CPU書き込み処理
33 メモリ指定処理
34 データコピー処理
35 対データ読出処理
36 排他的論理和処理
37 論理和回路処理
38 異常有無判別処理
201 CPU
202 メモリ制御回路
2031A 第1Aのメモリ
2032A 第2Aのメモリ
2031B 第1Bのメモリ
2032B 第2Bのメモリ
221 アドレス制御部
222 データ制御部
223 チェック部
241 第1グループのチェック用入力端子群
242 第2グループのチェック用入力端子群
243 排他的論理和回路(E−OR回路)
244 論理和(OR)回路

Claims (9)

  1. 装置内に配置され正常に使用可能か否かを試験する前の複数のメモリの中から1つのメモリを異常がない特定メモリとして選択する特定メモリ選択手段と、
    この特定メモリ選択手段によって選択した特定メモリに対してCPUが予め用意した試験用データを、領域の一端から他端まで順次アドレスを指定して繰り返し書き込むCPU書き込み手段と、
    このCPU書き込み手段で書き込んだ前記特定メモリ以外のメモリであってこれと同一サイズ以下のメモリを前記複数のメモリから1つ指定するメモリ指定手段と、
    前記特定メモリで指定する領域と同一の領域を指定し、次に指定する領域を指定を行っていない領域に順次切り替えながら前記メモリ指定手段により指定したメモリとしての指定メモリに対して前記特定メモリに格納されたデータを対応する領域にすべて書き込むデータコピー手段と、
    このデータコピー手段により前記特定メモリと同一のデータが書き込まれた前記指定メモリと前記特定メモリの双方に対して同一の領域指定を行い、これを指定を行っていない領域に順次切り替えながら前記指定メモリに格納されている各指定領域のデータすべてを前記特定メモリとの間の一対のデータとして順次読み出す対データ読出手段と、
    この対データ読出手段で一対のデータを読み出すたびにこれらの排他的論理和をとる排他的論理和手段と、
    この排他的論理和手段が前記特定メモリと前記指定メモリの間の対応するすべての領域について排他的論理和をとった結果の論理和をとる論理和手段と、
    この論理和手段の論理和をとった結果が「0」のとき前記指定メモリに異常がないと判別し、これ以外の場合に異常があると判別する異常有無判別手段
    とを具備することを特徴とする半導体装置。
  2. 前記特定メモリ選択手段は、前記複数のメモリの中から1つのメモリを選択するメモリ選択手段と、このメモリ選択手段によって選択したメモリとしての特定メモリの単位領域ごとにCPUが予め用意した所定のデータを書き込み、この読み出し結果と前記所定のデータをCPUが全領域にわたって繰り返し比較することで前記選択したメモリに異常があるかをチェックするCPUチェック手段と、このCPUチェック手段によって前記選択したメモリに異常がないとされたとき、これを異常がない特定メモリとして選択するメモリ選別手段とを具備することを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記特定メモリ選択手段の選択した前記特定メモリの一部の領域に異常があったときに、この領域を代替してデータの読み書きを行う予備メモリを具備するとを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  4. 前記特定メモリは、物理的な1つのメモリの半分のメモリ領域から構成されることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  5. 前記複数のメモリは、それぞれ物理的に1つずつ独立したメモリであることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  6. 装置内に配置され正常に使用可能か否かを試験する前の複数のメモリの中から1つのメモリを異常がない特定メモリとして選択する特定メモリ選択ステップと、
    この特定メモリ選択ステップで選択した特定メモリに対してCPUが予め用意した試験用データを、領域の一端から他端まで順次アドレスを指定して繰り返し書き込むCPU書き込みステップと、
    このCPU書き込みステップで書き込んだ前記特定メモリ以外のメモリであってこれと同一サイズ以下のメモリを前記複数のメモリから1つ指定するメモリ指定ステップと、
    前記特定メモリで指定する領域と同一の領域を指定し、次に指定する領域を指定を行っていない領域に順次切り替えながら前記メモリ指定ステップにより指定したメモリとしての指定メモリに対して前記特定メモリに格納されたデータを対応する領域にすべて書き込むデータコピーステップと、
    このデータコピーステップにより前記特定メモリと同一のデータが書き込まれた前記指定メモリと前記特定メモリの双方に対して同一の領域指定を行い、これを指定を行っていない領域に順次切り替えながら前記指定メモリに格納されている各指定領域のデータすべてを前記特定メモリとの間の一対のデータとして順次読み出す対データ読出ステップと、
    この対データ読出ステップで一対のデータを読み出すたびにこれらの排他的論理和をとる排他的論理和ステップと、
    この排他的論理和ステップで前記特定メモリと前記指定メモリの間の対応するすべての領域について排他的論理和をとった結果の論理和をとる論理和ステップと、
    この論理和ステップで論理和をとった結果が「0」のとき前記指定メモリに異常がないと判別し、これ以外の場合に異常があると判別する異常有無判別ステップ
    とを具備することを特徴とする半導体装置におけるメモリの試験方法。
  7. 前記特定メモリ選択ステップは、前記複数のメモリの中から1つのメモリを選択するメモリ選択ステップと、このメモリ選択ステップによって選択したメモリとしての特定メモリの単位領域ごとにCPUが予め用意した所定のデータを書き込み、この読み出し結果と前記所定のデータをCPUが全領域にわたって繰り返し比較することで前記選択したメモリに異常があるかをチェックするCPUチェックステップと、このCPUチェックステップによって前記選択したメモリに異常がないとされたとき、これを異常がない特定メモリとして選択するメモリ選別ステップとを具備することを特徴とする請求項6記載の半導体装置におけるメモリの試験方法。
  8. 半導体装置に備えられたコンピュータに、
    この半導体装置内に配置され正常に使用可能か否かを試験する前の複数のメモリの中から1つのメモリを異常がない特定メモリとして選択する特定メモリ選択処理と、
    この特定メモリ選択処理で選択した特定メモリに対して予め用意した試験用データを、領域の一端から他端まで順次アドレスを指定して繰り返し書き込むCPU書き込み処理と、
    このCPU書き込み処理で書き込んだ前記特定メモリ以外のメモリであってこれと同一サイズ以下のメモリを前記複数のメモリから1つ指定するメモリ指定処理と、
    前記特定メモリで指定する領域と同一の領域を指定し、次に指定する領域を指定を行っていない領域に順次切り替えながら前記メモリ指定処理により指定したメモリとしての指定メモリに対して前記特定メモリに格納されたデータを対応する領域にすべて書き込ませるデータコピー処理と、
    このデータコピー処理により前記特定メモリと同一のデータが書き込まれた前記指定メモリと前記特定メモリの双方に対して同一の領域指定を行い、これを指定を行っていない領域に順次切り替えながら前記指定メモリに格納されている各指定領域のデータすべてを前記特定メモリとの間の一対のデータとして順次読み出させる対データ読出処理と、
    この対データ読出処理で一対のデータが読み出されるたびにこれらの排他的論理和をとる排他的論理和回路にこれら対のデータを供給する排他的論理和処理と、
    この排他的論理和処理で前記特定メモリと前記指定メモリの間の対応するすべての領域について排他的論理和をとった結果を論理和回路に供給する論理和回路処理と、
    この論理和回路処理で論理和をとった結果が「0」のとき前記指定メモリに異常がないと判別し、これ以外の場合に異常があると判別する異常有無判別処理
    とを実行させることを特徴とする半導体装置におけるメモリの試験プログラム。
  9. 前記特定メモリ選択処理は、前記複数のメモリの中から1つのメモリを選択するメモリ選択処理と、このメモリ選択処理によって選択したメモリとしての特定メモリの単位領域ごとに予め用意した所定のデータを書き込み、この読み出し結果と前記所定のデータを全領域にわたって繰り返し比較することで前記選択したメモリに異常があるかをチェックするCPUチェック処理と、このCPUチェック処理によって前記選択したメモリに異常がないとされたとき、これを異常がない特定メモリとして選択するメモリ選別処理とを更にコンピュータに実行させることを特徴とする請求項8記載の半導体装置におけるメモリの試験プログラム。
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