JP2012047197A - 玉軸受用波形保持器および玉軸受 - Google Patents
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Abstract
【課題】一対の波形保持器半体の周方向および径方向への相対的なズレ動きを阻止することができるようにした玉軸受用の波形保持器および玉軸受を提供することである。
【解決手段】半球状のポケット部32と平板部33が周方向に交互に形成された一対の波形保持器半体31a、31bを有し、一方の波形保持器半体31aの平板部33の外径側に爪35を設け、その爪35を他方の波形保持器半体31bの平板部33の外径側部を包み込む方向に折り曲げて一対の波形保持器半体31a、31bを軸方向に非分離とする。一対の波形保持器半体31a、31bの互いに衝合する平板部33の一方に凹部41を形成し、他方に突出部42を設け、その突出部42を凹部41に係合して、一対の波形保持器半体31a、31bの周方向および径方向への相対移動を防止する。
【選択図】図2
【解決手段】半球状のポケット部32と平板部33が周方向に交互に形成された一対の波形保持器半体31a、31bを有し、一方の波形保持器半体31aの平板部33の外径側に爪35を設け、その爪35を他方の波形保持器半体31bの平板部33の外径側部を包み込む方向に折り曲げて一対の波形保持器半体31a、31bを軸方向に非分離とする。一対の波形保持器半体31a、31bの互いに衝合する平板部33の一方に凹部41を形成し、他方に突出部42を設け、その突出部42を凹部41に係合して、一対の波形保持器半体31a、31bの周方向および径方向への相対移動を防止する。
【選択図】図2
Description
この発明は、玉軸受のボールを保持する波形保持器および玉軸受に関する。
玉軸受のボールを保持する保持器として、半球状のポケット部と平板部が周方向に交互に形成された一対の波形保持器半体を有し、一方の波形保持器半体の平板部の外径側に爪を設け、その爪を他方の波形保持器半体の平板部の外径側部を包み込む方向に折り曲げて、一対の波形保持器半体を軸方向に非分離としたものが従来から知られている。
ところで、上記のような波形保持器においては、爪の折曲げが強くなり過ぎると波形保持器半体に変形が生じるため、普通、爪と他方の波形保持器半体の平板部間にガタが形成される程度に爪を折り曲げるようにしている。
この場合、爪と平板部間に形成されるガタの範囲内で一対の波形保持器半体が相対的に移動可能であるため、一対のポケット部によって形成されるポケットの内面とその内側に組込まれたボール間のポケットすきまを一定に管理することができず、ボールの遅れ、進みにより結合にズレが生じてポケット内面に対するボールの接触が不安定となり、軸受回転時のトルク損失が大きく、異音を発生する可能性がある。
そのような不都合を解消するため、特許文献1においては、一方の波形保持器半体の平板部それぞれの内径側に軸方向突片を設け、その突片を他方の波形保持器半体の平板部の内径側にインローの嵌合として、一対の波形保持器半体が径方向に位置ズレするのを防止するようにしている。
ところで、上記特許文献1に記載された玉軸受用波形保持器においては、軸方向突片のインローによる嵌合によって一対の波形保持器半体の相対的な径方向へのズレ動きを防止することができるものの周方向への相対的なズレ動きを阻止することができず、その周方向へのズレ動きによってポケット内面とボールの接触が不安定となり、軸受回転時のトルク損失や異音の発生を大幅に低減させることができず、改善すべき点が残されている。
この発明の課題は、一対の波形保持器半体の周方向および径方向への相対的なズレ動きを阻止することができるようにした玉軸受用の波形保持器および玉軸受を提供することである。
上記の課題を解決するため、この発明に係る玉軸受用波形保持器においては、半球状のポケット部と平板部が周方向に交互に形成された一対の波形保持器半体を有し、一方の波形保持器半体の平板部の外径側に爪を設け、その爪を他方の波形保持器半体の平板部の外径側部を包み込む方向に折り曲げて一対の波形保持器半体を軸方向に非分離とした玉軸受用波形保持器において、前記一対の波形保持器半体の相互間に嵌め合わせによる係合によって周方向および径方向への相対的なずれ動きを阻止する位置決め手段を設けた構成を採用したのである。
上記のように、一対の波形保持器半体の相互間に位置決め手段を設けることによって、その一対の波形保持器半体が周方向および径方向に相対的に位置ズレするのを防止することができる。
その結果、ポケット内面とその内側に組込まれるボール間のポケットすきまの管理が容易となり、そのポケット内面とボールの接触の安定化を図り、軸受回転時のトルク損失を低減し、異音の発生を効果的に防止することができる。
ここで、位置決め手段として以下のa乃至dの構成からなるものを採用することができる。
構成a;一対の波形保持器半体における平板部の一方に凹部を形成し、他方に突出部を設け、その突出部を上記凹部に嵌合して一対の波形保持器半体を周方向および径方向に相対的に位置決めする構成としたもの。
構成b;他方の波形保持器半体の平板部に凹部を形成し、爪の先端部に係合凸部を設け、その係合凸部を上記凹部に嵌合して一対の波形保持器半体を周方向および径方向に相対的に位置決めする構成としたもの。
構成c;一対の波形保持器半体のそれぞれの平板部に嵌合孔を形成し、爪の先端部に係合片を設け、その係合片を上記嵌合孔に嵌合し、その係合片の先端部に形成された鈎部を一方の波形保持器半体の平板部の外表面に係合して一対の波形保持器半体を周方向および径方向に相対的に位置決めする構成としたもの。
構成d;爪の先端部に凹部を形成し、他方の波形保持器半体の平板部の外表面に係合凸部を設け、その係合凸部を上記凹部に嵌合して一対の波形保持器半体を周方向および径方向に相対的に位置決めする構成としたもの。
構成a;一対の波形保持器半体における平板部の一方に凹部を形成し、他方に突出部を設け、その突出部を上記凹部に嵌合して一対の波形保持器半体を周方向および径方向に相対的に位置決めする構成としたもの。
構成b;他方の波形保持器半体の平板部に凹部を形成し、爪の先端部に係合凸部を設け、その係合凸部を上記凹部に嵌合して一対の波形保持器半体を周方向および径方向に相対的に位置決めする構成としたもの。
構成c;一対の波形保持器半体のそれぞれの平板部に嵌合孔を形成し、爪の先端部に係合片を設け、その係合片を上記嵌合孔に嵌合し、その係合片の先端部に形成された鈎部を一方の波形保持器半体の平板部の外表面に係合して一対の波形保持器半体を周方向および径方向に相対的に位置決めする構成としたもの。
構成d;爪の先端部に凹部を形成し、他方の波形保持器半体の平板部の外表面に係合凸部を設け、その係合凸部を上記凹部に嵌合して一対の波形保持器半体を周方向および径方向に相対的に位置決めする構成としたもの。
ここで、上記構成aの採用において、一方の波形保持器半体の平板部の内径側に、他方の波形保持器半体の平板部の内径側部を包み込む内爪を設け、あるいは、他方の波形保持器半体の平板部の内径側部に一方の波形保持器半体の平板部の内径側部を包み込む内爪を設けることにより、一対の波形保持器半体の軸方向への相対移動をほぼ確実に防止することができ、凹部と突出部を嵌合状態に確実に保持することができる。
また、上記構成bの採用において、他方の波形保持器半体の平板部の内径側部に一方の波形保持器半体の平板部の内径側部を包み込む内爪を設け、その内爪の先端部に係合凸部を設け、一方の波形保持器半体の平板部にその係合凸部が係合される凹部を形成することにより、上記と同様に、一対の波形保持器半体の軸方向への相対移動をより確実に防止することができ、凹部と突出部を嵌合状態に確実に保持することができる。
さらに、構成dの採用において、他方の波形保持器半体の平板部の内径側部に一方の波形保持器半体の平板部の内径側部を包み込む内爪を設け、その内爪の先端部に凹部を形成し、一方の波形保持器半体の平板部にその凹部に嵌合する係合凸部を設けると、上記と同様に、一対の波形保持器半体の軸方向への相対移動をより確実に防止することができ、凹部と係合凸部を嵌合状態に確実に保持することができる。
上記の課題を解決するために、この発明に係る玉軸受においては、外輪と内輪間に組込まれたボールをこの発明に係る波形保持器により保持した構成を採用したのである。
この発明においては、上記のように、爪によって軸方向に非分離とされた一対の波形保持器半体の相互間に嵌め合わせによる係合よって一対の波形保持器半体を周方向および径方向に位置決めする位置決め手段を設けたことにより、一対の波形保持器半体の周方向および径方向の2方向への相対的なズレ動きを防止することができ、ポケット内面とその内側に組込まれるボール間のポケットすきまの管理が容易となって、ポケット内面とボールの接触の安定化を図り、軸受回転時のトルク損失を低減し、異音の発生を効果的に防止することができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1および図2に示すように、この発明に係る玉軸受は、外輪1と、その外輪1の内側に組込まれた内輪11と、その外・内輪11間に組込まれた複数のボール21およびそのボール21を保持する環状の波形保持器31とからなり、上記外輪1の内周および内輪11の外周にはボール21の転がり移動を案内する軌道溝2、12が形成されている。
図1乃至図4に示すように、波形保持器31は、一対の波形保持器半体31a、31bからなり、その一対の波形保持器半体31a、31bのそれぞれは、半球状のポケット部32と平板部33とが周方向に交互に形成された環状金属板のプレス成形品からなっている。
一対の波形保持器半体31a、31bは、平板部33が面衝合し、ポケット部32が対向し、その対向するポケット部32間にボール収容用のポケット34が形成される組み合わせとされる。
一対の波形保持器半体31a、31bのうち、一方の波形保持器半体31aの複数の平板部33のそれぞれ外径側には爪35が設けられ、それぞれの爪35は他方の波形保持器半体31bの複数の平板部33のそれぞれ外径側部を包み込む方向に曲げ成形されて他方の平板部33の外表面と対向している。
このとき、爪35は、波形保持器半体の平板部33を変形させることのない程度の折り曲げとされている。すなわち、爪35は、平板部33の外表面に軽く接触し、または、微妙な間隙が形成される折曲げとされており、その爪35によって一対の波形保持器半体31a、31bが軸方向に非分離とされている。
一対の波形保持器半体31a、31bの相互間には、嵌め合わせによる係合よって周方向へのずれ動きを阻止する位置決め手段40が設けられている。
位置決め手段40は、爪35が形成されていない被保持側の波形保持器半体31bにおける平板部33のそれぞれに切欠部からなる凹部41を形成し、爪35を有する保持側の波形保持器半体31aにおける平板部33には半球状の突出部42を設け、その突出部42を凹部41に嵌合して一対の波形保持器半体31a、31bを位置決めする構成としており、上記凹部41の閉塞端は突出部42の外周に沿う円弧状とされている。
ここで、図3に示すように、凹部41の保持器周方向の幅寸法をWとし、突出部42の球径をDとすると、幅寸法Wは、W≦Dの関係が成り立つような大きさとされている。
なお、凹部41は切欠部に限定されず、例えば、貫通孔であってもよい。また、突出部42も半球状のものに限定されず、例えば、テーパ状や円板状のものであってもよい。
上記のように、一対の波形保持器半体31a、31bの相互間に凹部41と突出部42とからなる位置決め手段40を設けることによって、その一対の波形保持器半体31a、31bが周方向および径方向に相対的に位置ズレするのを防止することができる。このため、ポケット34内面とその内側に組込まれたボール21間のポケットすきまの管理が容易となり、そのポケット34内面とボール21の接触の安定化を図り、軸受回転時のトルク損失を低減し、異音の発生を防止することができる。
ここで、図5に示すように、保持側の波形保持器半体31aの平板部33の内径側に内爪36aを設け、その内爪36aを、図6に示すように、被保持側の波形保持器半体31bの平板部33の内径側部を包み込む方向に折り曲げて、その平板部33の外表面に対向させることにより、一対の波形保持器半体31a、31bの軸方向への相対移動をほぼ確実に防止することができるので、凹部41と突出部42を嵌合状態に確実に保持することができる。
また、図7に示すように、被保持側の波形保持器半体31bの平板部33の内径側に内爪36bを設け、その内爪36bを、図8に示すように、保持側の波形保持器半体31aの平板部33の内径側部を包み込む方向に折り曲げて、その平板部33の外表面に対向させることにより、上記と同様に、一対の波形保持器半体31a、31bの軸方向への相対移動をほぼ確実に防止することができ、凹部41と突出部42を嵌合状態に確実に保持することができる。
図9および図10は、位置決め手段40の他の例を示す。この例においては、被保持側の波形保持器半体31bの平板部33に切欠部からなる凹部43を形成し、保持側の波形保持器半体31aに形成された爪35の先端部に係合凸部44を設け、その係合凸部44を上記凹部43に嵌合して一対の波形保持器半体31a、31bを周方向および径方向に位置決めする構成としている。
上記位置決め手段40の採用においても、一対の波形保持器半体31a、31bの周方向および径方向への相対移動を防止することができ、ポケット34内面とボール21の接触の安定化を図り、軸受回転時のトルク損失を低減し、異音の発生を防止することができる。
なお、凹部44は切欠部に限定されず、例えば、図11および図12に示すように角孔等の貫通孔からなるものであってもよい。この場合、同図で示すように、被保持側の波形保持器半体31bの平板部33の内径側に係合凸部45を先端部に有する内爪36cを設け、その内爪36cを保持側の波形保持器半体31aの平板部33の内径側部を包み込むように折り曲げて、先端部の係合凸部45を上記平板部33に形成された凹部46に係合させることにより、一対の波形保持器半体31a、31bの周方向および径方向への相対移動をより確実に防止することができ、ポケット34内面とボール21の接触の安定化を図り、軸受回転時のトルク損失を低減し、異音の発生を防止することができる。
図13乃至図16は、位置決め手段40のさらに他の例を示す。図13および図14に示す例においては、一対の波形保持器半体31a、31bのそれぞれの平板部33の内径側部に切欠部からなる嵌合孔47を形成し、爪35の先端部に係合片48を設け、その係合片48を上記嵌合孔47に嵌合し、その係合片48の先端部に形成された鈎部49を保持側の波形保持器半体31aの平板部33の外表面に係合して一対の波形保持器半体31a、31bを周方向および径方向に相対的に位置決めする構成としている。
図15および図16に示す例においては、爪35の先端部に切欠部からなる凹部50を形成し、被保持側の波形保持器半体31bの平板部33の外表面に係合凸部51を設け、その係合凸部51を上記凹部50に嵌合して一対の波形保持器半体31a、31bを周方向に相対的に位置決めする構成としている。
上記いずれの位置決め手段40の採用においても、図11および図12に示す場合と同様に、一対の波形保持器半体31a、31bの周方向および径方向への相対移動を防止することができる。このため、ポケット34内面とボール21の接触の安定化を図り、軸受回転時のトルク損失を低減し、異音の発生を防止することができる。
図15および図16に示す位置決め手段40の採用において、図17および図18に示すように、被保持側の波形保持器半体31bの平板部33の内径側部に保持側の波形保持器半体31aの平板部33の内径側部を包み込む内爪36dを設け、その内爪36dの先端部に凹部52を形成し、保持側の波形保持器半体31aの平板部33にその凹部52に嵌合する係合凸部53を設けると、上記と同様に、一対の波形保持器半体31a、31bの軸方向への相対移動をより確実に防止することができ、凹部50、52と係合凸部51、53を嵌合状態に確実に保持することができる。
1 外輪
2 軌道溝
11 内輪
12 軌道溝
21 ボール
31 保持器
31a 波形保持器半体
31b 波形保持器半体
32 ポケット部
33 平板部
35 爪
36a〜36d 内爪
47 嵌合孔
48 係合片
49 鈎部
50 凹部
51 係合凸部
52 凹部
53 係合凸部
2 軌道溝
11 内輪
12 軌道溝
21 ボール
31 保持器
31a 波形保持器半体
31b 波形保持器半体
32 ポケット部
33 平板部
35 爪
36a〜36d 内爪
47 嵌合孔
48 係合片
49 鈎部
50 凹部
51 係合凸部
52 凹部
53 係合凸部
Claims (10)
- 半球状のポケット部と平板部が周方向に交互に形成された一対の波形保持器半体を有し、一方の波形保持器半体の平板部の外径側に爪を設け、その爪を他方の波形保持器半体の平板部の外径側部を包み込む方向に折り曲げて一対の波形保持器半体を軸方向に非分離とした玉軸受用波形保持器において、
前記一対の波形保持器半体の相互間に嵌め合わせによる係合によって周方向および径方向への相対的なずれ動きを阻止する位置決め手段を設けたことを特徴とする玉軸受用波形保持器。 - 前記位置決め手段が、一対の波形保持器半体における平板部の一方に形成された凹部と、他方に設けられてその凹部に嵌合される突出部とからなる請求項1に記載の玉軸受用波形保持器。
- 前記一方の波形保持器半体の平板部の内径側に、他方の波形保持器半体の内径側部を包み込む内爪を設けた請求項1又は2に記載の玉軸受用波形保持器。
- 前記他方の波形保持器半体の平板部の内径側部に一方の波形保持器半体の平板部の内径側部を包み込む内爪を設けた請求項1又は2に記載の玉軸受用波形保持器。
- 前記位置決め手段が、前記他方の波形保持器半体の平板部に形成された凹部と、前記爪の先端部に設けられてその凹部に嵌合される係合凸部とからなる請求項1に記載の玉軸受用波形保持器。
- 前記他方の波形保持器半体の平板部の内径側部に一方の波形保持器半体の平板部の内径側部を包み込む内爪を設け、その内爪の先端部に係合凸部を設け、前記一方の波形保持器半体の平板部にその係合凸部が係合される凹部を形成した請求項5に記載の玉軸受用波形保持器。
- 前記位置決め手段が、前記一対の波形保持器半体のそれぞれの平板部に形成された嵌合孔と、前記爪の先端部に設けられて前記嵌合孔に嵌合され、その嵌合孔から外方に突出する先端部に一方の波形保持器半体の平板部の外表面に係合する鈎部が形成された係合片とからなる請求項1に記載の玉軸受用波形保持器。
- 前記位置決め手段が、前記爪の先端部に形成された凹部と、前記他方の波形保持器半体の平板部の外表面に設けられて前記凹部に嵌合する係合凸部とからなる請求項1に記載の玉軸受用波形保持器。
- 前記他方の波形保持器半体の平板部の内径側部に一方の波形保持器半体の平板部の内径側部を包み込む爪を設け、その爪の先端部に凹部を形成し、一方の波形保持器半体の平板部にその凹部に嵌合する係合凸部を設けた請求項8に記載の玉軸受用波形保持器。
- 内周に軌道溝を有する外輪と、外周に軌道溝が形成された内輪と、その両輪の軌道溝間に組込まれたボールと、そのボールを保持する保持器とからなる玉軸受において、
前記保持器が請求項1乃至9のいずれかの項に記載の波形保持器からなることを特徴とする玉軸受。
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JP2010187097A JP2012047197A (ja) | 2010-08-24 | 2010-08-24 | 玉軸受用波形保持器および玉軸受 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20160102709A1 (en) * | 2013-06-05 | 2016-04-14 | Angelo Tomasi Canovo | Cage for ball bearings |
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2010
- 2010-08-24 JP JP2010187097A patent/JP2012047197A/ja active Pending
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