JP2012046414A - 貴金属部品の炭素汚染除去方法 - Google Patents

貴金属部品の炭素汚染除去方法 Download PDF

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Abstract

【課題】溶融ガラスに生じる気泡の形成を抑制するため、ガラス製造システムに用いられる白金含有金属部品から炭素を除去する。
【解決手段】炭素濃度が3ppmを超える第1の白金含有金属部材(内層58)を提供する。第1の熱処理工程において、前記炭素濃度を3ppm未満に低下させることができる温度と時間をもって、第1の白金含有金属部材(内層58)を加熱する。第1の白金含有金属部材(内層58)を、20体積パーセント以上の酸素を含む雰囲気中において、12時間以上1200℃以上の温度に加熱することが好ましい。第1の白金含有金属部材(内層58)と第2の白金含有金属部材(外層60)とを重複結合することにより、該金属部材間に第1の間質腔(62)を設けた組立体を形成することが好ましい。
【選択図】図4

Description

本発明は貴金属部品を結合する方法に関し、特にはガラス製造システムの貴金属部品の炭素汚染に由来する溶融ガラスの気泡の発生を抑制する方法に関するものである。
高価なガラス製品の製造において、高品質のガラスを供給するためには、ガラス製造システムの搬送システムに細心の注意を払う必要がある。このような高価な製品には光学レンズや表示装置用のガラスパネルが含まれる。
一般に、高精度製品のための溶融ガラス搬送システムは貴金属から成り、通常は白金又は白金ロジウム合金のような白金合金が使用される。一般に白金金属グループから選択されるこのような貴金属は、融点が高く “白金”搬送システムを流れる溶融ガラス(融液)の汚染物質となり難い。多くの場合、特定の白金搬送システムの個々の部品、例えば、清澄装置や撹拌容器は多数の従属部品を結合して作製される。例えば、数枚の白金板を半円部分にロールして、その半円部分を溶接することによって円筒管を形成することができる。別の例として、それぞれの撹拌羽根を軸に溶接することによって、溶融ガラスを撹拌するための撹拌器を作製することができる。軸自身も多数の部品から成ることができる。
腐食性の溶融ガラス中に埋没した白金(または白金合金)の挙動は比較的穏やかであるが、一部のこのような白金部品が溶融ガラスに対し、気体内包、即ち気泡という想定外の汚染に寄与していることが分かった。
溶融ガラスを撹拌する装置のような貴金属部品に由来すると見られている気泡は、LCD表示装置の基体に使用されるガラスシートに対し重大な問題であることが判明した。この問題は特に溶解炉の立ち上がりにおいて顕著であるが、製造途中においても見られる。この問題は約90%を超えるCOから成っていることから、根本的な問題は部品の炭素汚染であると見られている。炭素汚染は部品メーカーから受け取った部品に既に見られることも動作中の部品に付着することもある。
以下は、このような気泡の形成を抑制するため、組立前及び組立中において、個々の部品及び/又は従属部品を処理する方法を開示するものである。
本明細書が開示するのは、ガラス製造システムに使用される、無炭素又は炭素を微量(約3ppm未満)含む白金含有金属部品を製造する実施の形態である。炭素の含有量が約3ppm、ときには2ppmを超えると、白金と溶融ガラスとの界面にCOガスが発生し、それによって最終ガラス製品に残存する望ましくない気泡が溶融ガラスに生じる。炭素は多くのものに由来するが、白金を含む部分組立体又は組立体の製造において、炭素を含有する潤滑剤を使用するとよく起こる。白金を含む部品は、高い温度耐性を有しているため、溶融材料を1つの場所から別の場所に移送する搬送システムや材料の均質化のような溶融マスの処理によく用いられる。このような部品は、白金や白金ロジウム合金、白金イリジウム合金を含みこれに限定されない白金合金から成ることができる。洗剤を用いた洗浄のような従来の浄化方法では、白金部品内部に拡散した炭素を除去することはできない。従って、別の方法が必要である。
溶融ガラスはガラス融液又は単に融液とも呼ばれている。一般に知られているように、ガラスには弾性状態があり、溶解装置によって得られた溶融材料はその時点では真のガラスではなく、冷却によってガラスが生成されることを理解する必要があり、このことは当業者周知である。
1つの実施の形態によれば、ガラス製造システムに用いられる白金含有金属部品の製造方法が提供される。この方法は、第1の白金含有金属部材を提供するステップ、第1の熱処理工程において、第1の白金含有金属部材を、20体積パーセント以上の酸素を含む雰囲気中において、1200℃以上、1450℃以上、1600℃以上、ときにより1650℃以上の温度に加熱するステップを有している。本方法によれば、前記温度で12時間以上、24時間以上、36時間以上、48時間以上、あるいはときにより72時間以上金属部材を熱処理する必要がある。例えば、熱処理温度を1200℃以上1450℃未満とすれば、それより高い温度と比較して、長時間熱処理を継続する必要がある。例えば、熱処理温度を1200℃以上1450℃未満とすれば、12時間を超えて熱処理を継続する必要がある。炭素汚染の期待レベルと白金含有金属部品の厚さに基づいて熱処理時間と温度が選択される。
別の層を追加する場合には、この方法は更に第1の白金含有金属部材と第2の白金含有金属部材とを重畳結合することにより、第1及び第2の白金含有金属部材間に第1の間質腔を設けた組立体を形成するステップを更に有することができる。重畳関係には、第1の白金含有金属部材の1つの広い表面領域が別の白金含有金属部材の広い表面領域重複するような、1つの表面が別の表面に重複する関係を含む。しかし、この重畳関係には、例えば、撹拌軸に羽根を取り付ける場合のように、辺的な重畳も含み、単純に1つの部品が別の部品に取り付けられることも含まれる。
第1の白金含有金属部材に別の白金含有金属部材を結合する場合、結合による組立体を各結合後に熱処理することができる。結合処理に続く熱処理工程は、組立体を、20体積パーセント以上の酸素を含む雰囲気中において、12時間以上少なくとも1200℃の温度に加熱することを含んでいる。しかし、熱処理温度を1200℃以上、1450℃以上、1600℃以上、ときにより1650℃以上とすることができる。また、熱処理は12時間以上、24時間以上、36時間以上、48時間以上、ときにより72時間以上継続できる。
この方法は第1の白金含有金属部材に後続する複数の白金含有金属部材を結合するステップ及び、各々の後続白金含有金属部材を接合した後に、前記のように第1の白金含有金属部材を、20体積パーセント以上の酸素を含む雰囲気中において、12時間以上1200℃以上の温度で熱処理するステップを更に有することができる。しかし、熱処理温度は1200℃以上、1450℃以上、1600℃以上、ときにより1650℃以上とすることができる。また、熱処理は12時間以上、24時間以上、36時間以上、48時間以上、ときにより72時間以上継続できる。
別の実施の形態において、ガラス製造システムに用いられる白金含有金属部品の製造方法が提供される。この方法は、第1の白金含有金属部材及び第2の白金含有金属部材を提供するステップ、第1の白金含有金属部材と第2の白金含有金属部材とを重畳結合することにより、第1の及び第2の白金含有金属部材間に第1の間質腔を設けた組立体を形成するステップ、及び第1の熱処理工程において、組立体を、20体積パーセント以上の酸素を含む雰囲気中において、12時間以上少なくとも1200℃以上の温度に加熱するステップを有している。しかし、熱処理温度は1200℃以上、1450℃以上、1600℃以上、あるいは1650℃以上とすることができる。熱処理は12時間以上、24時間以上、36時間以上、48時間以上、あるいはときにより72時間継続することができる。雰囲気中には30体積パーセント以上、40体積パーセント以上、50体積パーセント以上、60体積パーセント以上、70体積パーセント以上、80体積パーセント以上、90体積パーセント以上、あるいは100体積パーセントの酸素を含めることができる。
この方法は、第1の熱処理工程の後、少なくとも1つの別の白金含有金属部材と第1又は第2の白金含有金属部材とを少なくとも1つの別の白金含有金属部材と第1又は第2の白金含有金属部材と間に第2の間質腔を設けて結合し、熱処理工程を繰り返すステップを更に有することができる。組立体は、例えば、複数のネスト化された白金含有金属部材から成る中空管であってよい。
組立体は溶融ガラス撹拌装置の部分組立体であってよい。あるいは、組立体は溶融ガラスに接触する任意の白金含有金属部品又は従属部品であってよい。
この方法は第1及び第2の白金含有金属部材を結合するステップの前又はステップ中において、第1及び第2の白金含有金属部材のいずれか一方又は両方に潤滑剤を塗布するステップを有することができる。例えば、個々の部品の製造及び/又は組立工程において潤滑剤がよく使用される。
更に別の実施の形態において、白金含有金属部材から炭素を除去する方法が開示される。この方法は、第1の白金含有金属部材を提供するステップ、第1の白金含有金属部材を炭素含有材料に接触させるステップ、及び炭素含有材料に接触させた後、第1の熱処理工程において、第1の白金含有金属部材を、20体積パーセント以上の酸素を含む雰囲気中において、12時間以上少なくとも1200℃の温度に加熱して、第1の白金含有金属部材の内部から溶解炭素を除去するステップを有している。しかし、熱処理温度は1200℃以上、1450℃以上、1600℃以上、あるいは1650℃以上とすることができる。熱処理は12時間以上、24時間以上、36時間以上、48時間以上、あるいは72時間継続することができる。雰囲気中には30体積パーセント以上、40体積パーセント以上、50体積パーセント以上、60体積パーセント以上、70体積パーセント以上、80体積パーセント以上、90体積パーセント以上、あるいは100体積パーセントの酸素を含めることができる。
この方法は第1の白金含有金属部材と後続する複数の白金含有金属部材とを結合するステップ及び、各々の後続白金含有金属部材を接合した後、第1の白金含有金属部材を、20体積パーセント以上の酸素を含む雰囲気中において、12時間以上少なくとも1450℃の温度で熱処理するステップを更に有することができる。しかし、熱処理温度は1200℃以上、1450℃以上、1600℃以上、あるいは1650℃以上とすることができる。また、熱処理は12時間以上、24時間以上、36時間以上、48時間以上、ときにより72時間以上継続できる。雰囲気中には30体積パーセント以上、40体積パーセント以上、50体積パーセント以上、60体積パーセント以上、70体積パーセント以上、80体積パーセント以上、90体積パーセント以上、あるいは100体積パーセントの酸素を含めることができる。
本発明の更なる特徴及び効果は以下の詳細な説明に述べてあり、当業者にとって以下の説明によりある程度明白になり、また本明細書に記載の本発明を実施することにより認識することができる。添付図面は本発明の理解を深めるためのものであり、本明細書に組み込まれその一部を構成するものである。本明細書及び図面に開示した本発明の様々な特徴は、任意に組み合わせることもすべてを組み合わせることも可能なものである。
ガラスシート製造のためのフュージョン・ダウンドロー法の例及び溶解炉から成形装置に溶融ガラスを送るための白金製搬送システムを示す部分横断立面図。 白金製搬送システム中を流れる間に溶融ガラスを均質にするための撹拌装置の断面図。 図2の撹拌装置内に配された撹拌器軸の部分拡大断面図。 撹拌器軸を構成する幾つかの貴金属層を示す図3の軸の部分拡大断面図。 温度を関数とする、白金の炭素溶解度を示すグラフ。 白金内部の酸素分圧(pO)を関数とする、1気圧のCO分圧(pCO)を達成するのに必要な最小炭素濃度を示すグラフ。 金属の厚さを関数とする、1100℃から1500℃の温度範囲における、初期濃度1.1%の炭素を3ppmに低減するのに必要な熱処理時間を示すグラフ。 1450℃の溶融ガラス槽に24時間浸漬した、熱処理を施していない10mgの炭素を含む白金ロジウム合金の密封ポーチを示す図であって、多数の気泡が形成されたことを示す図。 1450℃の温度で168時間熱処理を施した後、1450℃の溶融ガラス槽に24時間浸漬した、10mgの炭素を含む白金ロジウム合金の密封ポーチを示す図であって、図8のサンプルと比較して大幅に気泡が減少したことを示す図。
以下の詳細な説明において、限定ではなく説明を目的とし、本発明の理解を得るために具体的な詳細を開示した例示的な実施の形態が述べてある。しかし、本開示によって恩恵を受ける当業者にとって、本発明はここに開示した具体的詳細から逸脱した別の実施の形態によっても実施可能であることは明らかである。また、本発明の説明がよく知られている装置、方法、及び材料の説明は省略してある。また、本発明が不明瞭にならないようにするため、よく知られている装置、方法、及び材料の説明は省略してある。 更に、同様の要素には可能な限り同様の参照番号を付してある。
図1は溶解炉又は溶解装置12、清澄装置14、撹拌装置16、収集装置18、及び薄いガラスリボンを成形する成形装置22に溶融ガラスを供給する下降管20を備えた、例示的なガラス製造装置10の側面図である。清澄装置14は、溶解装置−清澄装置接続管24を介して溶解装置12に接続され、接続管26を介して撹拌装置16に接続されている。収集装置18の上流側が接続管を介して撹拌装置16に接続されている。下降管20は収集装置18に接続され、成形装置22に接続された注入口30に溶融ガラスを供給する。溶解装置12は通常アルミナやジルコニアのような耐熱材料から成り、例えば、溶解装置内部においてガス炎及び/又は電極間を流れる電流によって溶解されたバッチ材料が供給される。同様に、成形装置22も耐熱材料で形成される。この場合、ガラス製造装置10は、フュージョン・ダウンドロー・システムを構成する。フュージョン・ダウンドローという呼称は、供給された溶融ガラスが別々の流れとして成形装置の両側面をオーバフローし、牽引ローラによって下方に牽引されるにつれて成形装置の底部で再結合、即ち融合することにより、薄くて清浄なリボン状のガラス31が成形されることに由来するものである。このガラスリボンを牽引領域の底部において切断して個別のガラスシートとすることができる。しかし、この成形方法そのものは別の任意の方法であってもよい。何故なら、本開示の主題は溶解装置と成形装置との間の搬送システム、即ち貴金属部品であるためである。これ等の部品には、清澄装置14、撹拌装置16、収集装置18、下降管20、注入口30、及び接続管24、26、28が含まれ、本明細書においてこれらをまとめて白金システムと呼ぶ。その理由は個々の部品が白金や白金ロジウム合金のような白金合金から成るか、白金や白金合金で被膜又は被覆されているためのである。また、本開示は前記白金システムを例にして説明するが、本開示の原理及び教示は白金部品がガラス製造システムとして組み立てられる任意の段階において適用可能である。更に、本発明はフュージョン・ガラス製造システムに限定されず、別のガラス製造プロセスにも適用可能である。
前記フュージョン・ガラス製造システムの例によれば、(矢印34で示すように)バッチ原料32が溶解炉に供給され、そこで加熱されバッチの個々の成分が溶解され溶融ガラス36が形成される。一般に、バッチ材料は各種の金属酸化物及び特定のガラス組成に応じて必要な添加物を含んでいる。通常、溶解装置そのものは耐熱煉瓦のような耐熱材料から成っている。溶解処理においては、特に、溶融ガラスに混入し上質の製品を製造するためには除去する必要がある各種ガスが発生する。それ故、清澄工程が含まれている。例えば、重力によって、溶融ガラスを溶解装置12から接続管24を介して清澄装置14に流すことができ、清澄装置において溶融ガラスの温度が上げられる。温度上昇により、溶融ガラスの粘度が低下すると共に、バッチ材料に含まれている特定の清澄剤(例えば、酸化ヒ素、酸化スズ、及び/又は酸化アンチモンのような多価混合物)から酸素気泡のようなガスが放出される。清澄剤から放出されたガスは既存の気泡内に入り、気泡を大きくすることによりガラス融液中を速く上昇させる。また、温度上昇により溶融ガラスの粘度が低下することによっても気泡が速く上昇することができる。気泡が溶融ガラスの自由表面に上昇して融液から脱出したときに清澄処理が終了したことになる。
清澄後、溶融ガラスは、接続管26を通して、撹拌容器38及び撹拌容器内に回転可能に配された撹拌器40を備えた撹拌装置16に流入する。溶融ガラスは撹拌容器注入口42を通して撹拌容器38に流入し、撹拌容器40によって撹拌される。撹拌器40は、通常、駆動機構(例えば、チェーン48及びスプロケット50)を介してモータ46に接続された撹拌器軸44及び結合器52を備えている。撹拌器40は、動作中、溶融ガラスに埋没するよう撹拌器軸に取り付けられた羽根54を更に有している。撹拌器40は溶融ガラスを均質にすると共に、一般に、組成不均一性に由来する屈折率の違いによる脈理やその他の異常を除去及び/又は消散させるものである。溶融ガラスは撹拌装置16の撹拌容器排出口56から接続管28を通り収集容器18に流入し、次いで下降管20を通して成形装置22の注入口30に流入する。
前記白金搬送システムの各々の部品は、例えば、溶接によって、より小さい従属部品から組み立てたものであってよい。以下、撹拌器40の構成について説明するが、以下に述べる原理は白金システムの別の部品にも適用可能であり、撹拌器や撹拌装置に限定されるものではない。
図2は撹拌器40を構成する軸44の一部を示す図である。図示のように、軸44は白金含有金属から成る多数の層から成る壁を備えた中空円筒である。白金含有金属は、例えば、80%の白金と20%のロジウムから成る白金ロジウム(Pt−Rh)合金であってよい。2つの層、内層58及び外層60、が図示してあるが、軸44は必要に応じ、更に多くの層から成ることができる。内層58と外層60との間が間質腔62である。軸の組立てにおいて、各々の軸層がネスト化される。このようなネスト化によって強度が増し、高価な白金の量を減らすことができる中空軸を使用することができる。しかし、内層58と外層60とが完全に密着結合されている訳ではない。完全に密着結合されている訳ではないというのは、第1に層が分離していること、例えば、実質的に層が混合するような溶融結合をしていないことを意味する。間質腔は僅か数分子の厚さであってよく、不連続であってよい。例えば、第2の白金含有金属管への第1の白金含有金属管の圧入又は管と管との間に間質腔を設けることができる共押出しによって軸44を形成することができる。しかし、層の端部(例えば、軸の上端又は下端)に沿って溶接するなどして層の一部を密着結合させることにより、組立体、即ち軸としての完全性を確保することができる。
軸の各々の層の製造において、各種の(炭素含有)潤滑剤を使用することができる。例えば、潤滑剤は押出成形、圧延、あるいは加圧成形において定常的に使用されている。潤滑剤を成す炭素質(炭素含有)材料が撹拌器構造体の各々の白金含有金属層と層との間に捕捉される可能性がある。更に、組立中において、部品に炭素が冷間加工的に侵入する可能性がある。撹拌装置の動作温度において、白金含有金属中に炭素が溶解し、矢印66で示すように、撹拌器軸の壁を通して内部空間64に向けて拡散すると共に、矢印68で示すように、融液に向けて拡散する。内部空間64において、酸素と相互作用してCOやCOガスを生成した炭素は、溶融ガラスの上部に位置する排出口70を通して放出される。また、排出口70により、内部空間に酸素が取り込まれ更に炭素と反応することができる。図4が最もよく示すように、反対方向に拡散した炭素はガラス融液と撹拌器との界面からの酸素に反応して外層60の外表面72においてCO又はCOガスを生成し、その後溶融ガラスに混入する気泡74を生成する。
図5は白金の炭素に対する溶解度を示す図であり、図が示すように、撹拌器動作温度(ガラス組成に依存するが、例えば、約1500℃未満)において、炭素は白金に対し非常に可溶性であり、中間相も存在しない。更に、撹拌器動作温度において、白金に対する炭素の拡散率が相当高い(〜10−5cm/s)。この作用が観測されるCO気泡の合理的根拠となるためには、白金壁を通過する炭素フラックスは、少なくとも観測されるCO気泡の炭素フラックスと同程度に高くなければならない。例えば、ある場合には、気泡の発生に必要な撹拌器軸44の内表面76における炭素濃度は約2ppmと計算され、これは容易に達成されるレベルである。
炭素拡散が観測されるCO気泡の合理的根拠となるためには熱化学基準を満足する必要もある。CO気泡の核となるためには、COの分圧(pCO)が約1気圧より高くなければならない。図6は表示装置用ガラスの一般的な撹拌装置の動作温度である1425℃のガラス融液中の酸素分圧を関数とする、モル分率で示すpCO=1気圧を達成して気泡の核となるのに必要な白金中の最小炭素濃度を示す図である。2×10−13は厳密な平衡状態に基づく値であるのに対し、前記2ppmは運動速度、即ち反応速度に基づく値である。
白金システムの白金含有従属部品から炭素質材料を除去するため、個々の部分組立体に対し1つ以上の熱処理工程が適用される。ここでも、撹拌器軸を例に説明する。例えば、第1の白金含有中空金属円筒を第2の白金含有中空金属円筒に圧入することにより、内層58及び外層60から成る2層構造体を組み立てた後、その組み立てによって得られた第1の部分組立体の外表面を適切な溶媒によって容易に浄化することができる。しかし、第1の金属円筒と第2の金属円筒との間の間質腔(界面)を簡単に浄化することはできない。更には、そこにアクセスすることさえ出来ず、内層と外層との間に残った層構造体の形成及び/又は組立時に使用した潤滑剤を従来の浄化方法又は洗浄方法によって除去することは事実上不可能である。
残留炭素質材料を確実に除去するため、第1の部分組立体(例えば、入れ子の内層58及び外層60)を、20体積パーセント以上の酸素を含む雰囲気中において、12時間以上少なくとも1200℃の温度に加熱する熱処理が施される。この雰囲気は空気であってよい。また、この雰囲気は30体積パーセント以上の酸素、40体積パーセント以上の酸素、50体積パーセント以上の酸素、60体積パーセント以上の酸素、70体積パーセント以上の酸素、80体積パーセント以上の酸素、90体積パーセント以上の酸素、あるいは100体積パーセントの酸素を含んでいてもよい。一部の実施の形態において、熱処理温度を1450℃、1600℃、あるいは1650℃まで上昇させることができる。しかし、部分組立体に酸化損傷を与えないよう注意する必要があり、そのために温度と酸素含有量とを適切にバランスさせる必要がある。1200℃以上のような比較的低温度による熱処理は高温度による熱処理より長時間となる。特に、層の厚さ及び炭素汚染の期待レベルに基づいて選択される熱処理時間は、12時間以上、24時間以上、36時間以上、48時間以上、ときにより72時間以上となる。
更に、白金含有部分組立体の厚さ、例えば、部分組立体の壁厚を考慮する必要がある。例えば、図7は1100℃〜1500℃の温度範囲における、即ち、1100℃(曲線78)、1200℃(曲線80)、1300℃(曲線82)、1400℃(曲線84)、及び1500℃(曲線86)における、金属の厚さを関数とする初期含有量1.1%の金属から3ppmのレベルに炭素を除去するのに要する熱処理時間の長さを示している。これ等の曲線は金属平板からの炭素の拡散に基づいており、本明細書に開示の各々の実施の形態に適用可能である。炭素濃度が1.1%未満の場合に要する熱処理時間は、図示の時間より短い。
白金の初期炭素濃度を飽和限界に近い1.1%とすると、3ppmの平均濃度に達するのに必要な時間は下式(1)によって算出することができる。
ここで、Mは白金の初期炭素量(例えば、1.1%)、Mは所定の時間における炭素量、Dは1100℃から1500℃における、約10−7〜10−5cm/秒の範囲の白金における炭素の拡散係数である。Mとして3ppm(3×10−4%)を代入すれば、式(1)によって3ppmに達する時間tを得ることができる。
別の層を追加する場合には、当該層に対し前記熱処理ステップを繰り返すことができると共に/又は最後の層が追加された後に最終熱処理ステップが適用される。各々の熱処理ステップにおける時間、温度、及び酸素含有量はその前の熱処理ステップと同じにする必要はない。熱処理ステップの回数及び各々の熱処理ステップにおける時間、温度、及び酸素含有量は組み立てられる部品の構造の詳細に依存する。
炭素は白金に対し非常に可溶性であるため、単層の白金含有金属部品であっても、加工中に炭素に汚染される。炭素は白金含有金属部品に拡散することができ、従来の浄化方法で除去することは実質的に不可能である。従って、前記に基づき、熱処理工程は多層組立体に限定されるものではなく、より複雑な部品に組み立てられる前の単層白金含有金属部品、又はガラス製造システムにそのまま使用される前の単層部品に適用できることは明白である。例えば、白金含有金属の単層から成る白金含有金属管を、20体積パーセント以上の酸素を含む雰囲気中において、12時間以上1200℃以上の温度、1450℃以上の温度、1600℃以上の温度、又は1650℃の温度に加熱する熱処理を施すことができる。この雰囲気は空気であってよい。また、この雰囲気は30体積パーセント以上の酸素、40体積パーセント以上の酸素、50体積パーセント以上の酸素、60体積パーセント以上の酸素、70体積パーセント以上の酸素、80体積パーセント以上の酸素、90体積パーセント以上の酸素、あるいは100体積パーセントの酸素を含んでいてもよい。一部の実施の形態において、熱処理温度を1600℃又は1650℃まで上昇させることができる。しかし、部分組立体に酸化損傷を与えないよう注意する必要があり、そのために温度と酸素含有量とを適切にバランスさせる必要がある。
90%Pt‐10%Rh合金から成る厚さ0.762mmの2枚のシートからポーチの形態を成す試験サンプル(サンプル1)を作製した。シートの端部を溶接することにより、10mgの炭素サンプルをポーチ内に封入した。次に、サンプルを1450℃の溶融ガラス槽(コーニング社製のEagle XG(商標)ガラス)に24時間浸漬した。事前に熱処理を施さずに、本発明の実施の形態によるサンプル1(図8)の白金ロジウム金属を浸漬した。図8は密封金属ポーチを高温度中に浸漬した結果、表面に多くの気泡が発生したことを示している。
比較のため、サンプル1と同様の方法で、別のサンプル(サンプル2)を作製し、同様に10gの炭素をポーチに封入した。1450℃の温度で7日間(168時間)熱処理してから、サンプル1と同様にサンプル2を1450℃の溶融「Eagle XG」ガラスに浸漬した。図9は1450℃の溶融ガラス中に24時間浸漬した後のサンプル2を示している。サンプル2は、熱処理を施していない金属からの明らかな気泡形成(前記サンプル1)と比較して、熱処理後の金属からの気泡の発生が大幅に低下したことを示している。
前記本発明の実施の形態は、本発明の原理の明確な理解を得るために実施可能な例を説明したものに過ぎない。本発明の精神及び原理から実質的に逸脱せずに、前記本発明の実施の形態に対し多くの変更及び改良を加えることができる。例えば、前記説明は撹拌器軸に関するものであるが、その原理は溶融ガラスを1つの場所から別の場所に移送する一重又は二重壁チューブ又はパイプ、溶融ガラスを調整するための容器、及び撹拌器軸に取り付け前又は後の撹拌器羽根のような特定の部品の部分組立体を含みこれに限定されない、溶融ガラスに接触するガラス製造装置の他の白金含有金属部品に適用することができる。かかる改良及び変更は本開示の範囲及び本発明に含まれるものであり、以下のクレームによって保護されるべきものである。
10 ガラス製造装置
12 溶解装置
14 清澄装置
16 撹拌装置
18 収集装置
20 下降管
22 成形装置
24 接続管
26 接続管
28 接続管
30 注入口
31 リボン状ガラス
32 バッチ材料
36 溶融ガラス

Claims (10)

  1. ガラス製造システムに用いられる白金含有金属部品から炭素を除去する方法であって、
    炭素濃度が3ppmを超える第1の白金含有金属部材を提供するステップと、
    第1の熱処理工程において、前記炭素濃度を3ppm未満に低下させることができる温度と時間をもって、前記第1の白金含有金属部材を加熱するステップと、
    を有して成ることを特徴とする方法。
  2. 前記第1の白金含有金属部材を、20体積パーセント以上の酸素を含む雰囲気中において、12時間以上1200℃以上の温度に加熱することを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記第1の白金含有金属部材と第2の白金含有金属部材とを重複結合することにより、該金属部材間に第1の間質腔を設けた組立体を形成するステップを更に有して成ることを特徴とする請求項1又は2記載の方法。
  4. ガラス製造システムに用いられる白金含有金属部品を製造する方法であって、
    a. 第1の白金含有金属部材及び第2の白金含有金属部材を提供するステップと、
    b. 前記第1の白金含有金属部材と前記第2の白金含有金属部材とを重畳結合することにより、該金属部材間に第1の間質腔を設けた、炭素濃度が3ppmを超える組立体を形成するステップと、
    c. 第1の熱処理工程において、前記炭素濃度を3ppm未満に低下させることができる温度と時間をもって、前記組立体を加熱するステップと、
    を有して成ることを特徴とする方法。
  5. 前記組立体を、20体積パーセント以上の酸素を含む雰囲気中において、12時間以上1200℃以上の温度に加熱することを特徴とする請求項4記載の方法。
  6. 前記第1の熱処理工程の後、少なくとも1つの別の白金含有金属部材と前記第1又は第2の白金含有金属部材とを該金属部材間に第2の間質腔を設けて結合し、前記ステップcを繰り返すステップを更に有して成ることを特徴とする請求項4又は5記載の方法。
  7. 前記組立体が複数のネスト化された白金含有金属部材から成る中空管であることを特徴とする請求項4〜6いずれか1項記載の方法。
  8. 溶融ガラスを撹拌する撹拌装置を製造する方法であって、
    第1の白金含有金属部材を提供するステップと、
    前記第1の白金含有金属部材を炭素含有材料に接触させるステップと、
    前記接触させるステップに続いて、前記第1の白金含有金属部材を、20体積パーセント以上の酸素を含む雰囲気中において、12時間以上1200℃以上の温度に加熱するステップと、
    を有して成り、前記加熱するステップ後における前記白金含有金属部材の炭素濃度が3ppm未満であることを特徴とする方法。
  9. 前記第1の白金含有金属部材と後続する複数の白金含有金属部材とを結合するステップ、及び各々の後続白金含有金属部材を結合した後、前記第1の白金含有金属部材を、20体積パーセント以上の酸素を含む雰囲気中において、12時間以上1200℃以上の温度で熱処理するステップを更に有して成ることを特徴とする請求項8記載の方法。
  10. 前記第1の熱処理工程において、前記第1の白金含有金属部材を1450℃以上の温度に加熱することを特徴とする請求項8又は9記載の方法。
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