JP2012046321A - テープ貼付装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】テープ貼付装置10は、複合テープ4のリール4aを支持して複合テープ4にバックテンションを付与する送り出し装置50と、残存テープ6bを巻き取る巻き取り装置55と、両面テープ5を分断して剥離テープ6で保持された両面テープ片5aを作成する切断装置35と、両面テープ片5aの頭端をワーク搬送路3aに対し位置決めして該両面テープ片5aを待機させる待機位置と、位置決めされた両面テープ片5aを剥離テープ6から剥離させてワーク2に貼り付ける貼り付け部とを有し、送り出し装置50及び巻き取り装置55は複合テープ4及び残存テープ6bを送りかつ戻すことが可能である。制御器40は、両面テープ片5aの位置決めを行うにあたって、複合テープ4および残存テープ6bを戻した後送るようにして行うよう、送り出し装置50及び巻き取り装置55を制御する。
【選択図】図3
Description
[生産施設]
図1(a)は、本発明の第1実施形態に係るテープ貼付装置10を備えた生産施設1の部分平面図である。図1(a)に示す生産施設1は、例えば、太陽光パネル(太陽光発電用パネル:図示せず)を生産するための施設であり、太陽光パネルの表面に長尺のレール2を接着剤で接着するセクションを有する。このセクションは、レール2をレール搬送路3aに沿って搬送するレール搬送装置3を備えており、レール搬送路3aは水平な前後方向に延在している。レール搬送装置3は、レール2の被接着面2aを上側に向け且つレール2の長手方向を水平な前後方向に向けた姿勢にして、レール2を前方向に順次搬送する。
図1(b)は、図1(a)に示すテープ貼付装置10に利用される複合テープ4の斜視図である。図1(b)に示すように、複合テープ4は、両面に粘着性を有する両面テープ5の片面を剥離テープ6の片面で保持してなる二層構造を有している。両面テープ片5aは、テープ貼付装置10のカッタ37で両面テープ5を複合テープ4の長手方向に分断することにより作成される。両面テープ5は、例えば、約2mmの厚さを有し、剥離テープ6は、例えば、1mm未満の厚さを有している。両面テープ5及び剥離テープ6は、例えば、約25mmの同じ幅を有している。
図2は、図1(a)に示すテープ貼付装置10の側面図である。図2に示すように、テープ貼付装置10は、レール搬送装置3の側方に立設されたベース11を備えている。ベース11には、上下方向に移動可能に可動体12が保持されている。可動体12は、例えばボールねじ機構といった回転を直動に変換する機構13を介し、貼り付けモータ14と連結される。貼り付けモータ14が作動すると、当該機構13の作用により、貼り付けモータ14の回転方向に応じて可動体12が上方向又は下方向に移動する。
図2及び図3を参照して、走行経路30について上流側(送り出しリール4aが配置されている側)から説明する。図2に示すように、走行経路30は、まず送り出しリール4aから略下方に延び、略直角に折り返して後方向に水平に延び、鋭角に折り返されて前方に下傾しながら延びている。
[送り出し装置・巻き取り装置]
送り出し装置50及び巻き取り装置55は、このようにして形成される走行経路30に沿って複合テープ4及び残存テープ6bを送りかつ戻すこと、さらには、走行経路30上で複合テープ4及び残存テープ6bを停止させることを可能に構成されている。
[制御系]
図4は、図1(a)に示すテープ貼付装置10の制御系の構成を示すブロック図である。図4に示すように、制御器40は、前述した位置センサ45に接続され、制御器40には位置センサ45からの上記オン信号及びオフ信号が入力される。また、制御器40は、ロータリーエンコーダ46,47及び通過センサ48に接続されている。ロータリーエンコーダ46は、送り出しモータ31の出力軸の回転位置を検出してこれを制御器40に入力する。ロータリーエンコーダ47は、巻き取りモータ32の出力軸又は牽引ローラ27の回転位置を検出してこれを制御器40に入力する。通過センサ48は、レール搬送装置3により搬送されているレール2の基準位置が所定の通過位置を通過したことを検出してこれを制御器40に入力する。
図6は、図4に示す制御器40により実行されるテープ貼付装置10の制御の内容を示すフローチャートである。なお、図6に示す処理を実行する準備のため、新品の送り出しリール4aが送り出しローラ15に装着され、送り出しリール4aから引き出された複合テープ4を前述したとおりに案内ローラ17〜26及び牽引ローラ27に順次巻き掛け、その先端部を巻取りローラ16に装着された巻き取りリール6aに巻き取らせる。これにより、複合テープ4が、隣接する2つの案内ローラ間で当該2つのローラの共通接線に沿って直線的に延在し、走行経路30上でテンションを掛けられて弛みのない状態となる。
図10は、本発明の第2実施形態に係るテープ貼付装置110の要部拡大図である。上記実施形態と同一又は相当の要素には同一の符号を付して重複する説明を省略する。図10に示すように、本実施形態の貼り付け部128は、走行経路130を形成する案内ローラとして、第1実施形態と同様にして、案内ローラ19〜22を備えている。可動体12には案内ローラ21に近接してガイドプレート161が設けられている。ガイドプレート161の下面は、案内ローラ21の外周面から、案内ローラ20の外周面と案内ローラ21の外周面との間における下側の共通外接線に沿って前下方に延在している。これにより、複合テープ4及び残存テープ6bは、案内ローラ19〜21の外周面に順に巻き掛けられた後に、ガイドプレート161の下面に沿って前下方に引き出され、ガイドプレート161の前端において鋭角に折り返され、案内ローラ22の外周面に後側から巻き掛けられる。
2 レール
2a 貼り付け面
3 レール搬送装置
4 複合テープ
4a 送り出しリール
5 両面テープ
5a 両面テープ片
6 剥離テープ
6a 巻き取りリール
6b 残存テープ
10 テープ貼付装置
15 送り出しローラ
16 巻き取りローラ
28 貼り付け部
30 走行経路
31 送り出しモータ
32 巻き取りモータ
40 制御器
45 位置センサ
50 送り出し装置
55 巻き取り装置
Claims (5)
- 両面に粘着性を有した両面テープを剥離テープで保持した複合テープが途中で両面テープが剥離された残存テープとなって走行する走行経路と、
前記複合テープが巻回されてなるリールを回転可能に支持し、該リールから引き出される該複合テープにバックテンションを付与する送り出し装置と、
前記送り出し装置から前記走行経路に通された前記複合テープ及び前記残存テープを送って該残存テープを巻き取ることにより前記送り出し装置のリールから前記複合テープを引き出す巻き取り装置と、
前記リールから引き出された複合テープのうち両面テープのみを該複合テープの長手方向において分断し、剥離テープで保持された両面テープ片を作成する切断装置と、
前記走行経路上に想定され、剥離テープで保持された両面テープ片の頭端を、ワーク搬送路を搬送されるワークに対し位置決めし、かつ該位置決めされた両面テープ片を待機させる待機位置と、
前記位置決めされた両面テープ片を前記剥離テープから剥離させてワークに貼り付ける貼り付け部と、
前記切断装置、前記送り出し装置、及び前記巻き取り装置の動作を制御する制御器と、を備え、
前記送り出し装置及び前記巻き取り装置は、前記複合テープ及び残存テープを送りかつ戻すことが可能に構成されており、
前記制御器は、前記複合テープ及び残存テープを間欠的に送ることによって、前記両面テープ片の作成、両面テープ片の位置決め、及び両面テープ片のワークへの貼り付けを行い、かつ、前記両面テープ片の位置決めを、前記複合テープおよび残存テープを戻した後送るようにして行うよう前記切断装置、前記送り出し装置、及び前記巻き取り装置を制御するよう構成されている、テープ貼付装置。 - 前記送り出し装置は、前記複合テープ及び残存テープを送りかつ戻す回転駆動力を発生する送り出しモータを備え、
前記巻き取り装置は、前記複合テープ及び残存テープを送りかつ戻す回転駆動力を発生する巻き取りモータを備え、
前記制御器は、前記巻き取りモータに、前記複合テープ及び残存テープを送る回転駆動力を発生する指令を与えるとともに前記送り出しモータに前記複合テープ及び残存テープを戻す回転駆動力を発生する指令を与え、かつ、
前記複合テープ及び残存テープを送るときには、前記巻き取りモータの前記複合テープ及び残存テープを送る回転駆動力より前記送り出しモータの前記複合テープ及び残存テープを戻す回転駆動力が小さく、かつ前記複合テープ及び残存テープを戻すときには、前記巻き取りモータの前記複合テープ及び残存テープを送る回転駆動力より前記送り出しモータの前記複合テープ及び残存テープを戻す回転駆動力が大きくなるよう、前記巻き取りモータ及び前記送り出しモータにそれぞれ指令を与えるよう構成されている、請求項1記載のテープ貼付装置。 - 前記制御器は、前記複合テープ及び残存テープを送るときには、前記送り出しモータの電流制限値を第1の電流値とするよう前記送り出しモータに指令を与え、かつ前記複合テープ及び残存テープを戻すときには、前記送り出しモータの電流制限値を前記第1の電流値よりも大きい第2の電流値とするよう前記送り出しモータに指令を与えるよう構成されている、請求項2記載のテープ貼付装置。
- 前記制御器は、前記両面テープ片のワークへの貼り付けを、前記複合テープおよび残存テープを送るようにして行うよう前記送り出し装置及び前記巻き取り装置を制御するよう構成されている、請求項1に記載のテープ貼付装置。
- 前記送り出し装置は、前記複合テープ及び残存テープを送りかつ戻す回転駆動力を発生する送り出しモータを備え、
前記巻き取り装置は、前記複合テープ及び残存テープを送りかつ戻す回転駆動力を発生する巻き取りモータを備え、
前記制御器は、前記巻き取りモータに、前記複合テープ及び残存テープを送る回転駆動力を発生する指令を与えるとともに前記送り出しモータに前記複合テープ及び残存テープを戻す回転駆動力を発生する指令を与え、
前記複合テープ及び残存テープを送るときには、前記巻き取りモータの前記複合テープ及び残存テープを送る回転駆動力より前記送り出しモータの前記複合テープ及び残存テープを送る回転駆動力が小さくなるよう、前記巻き取りモータ及び前記送り出しモータにそれぞれ指令を与え、かつ、
両面テープ片がワークに非接触の状態で前記複合テープ及び前記残存テープを送るときには、前記送り出しモータの電流制限値を第1の電流値とするよう前記送り出しモータに指令を与え、かつ両面テープ片がワークに接触した状態で前記複合テープ及び残存テープを送るときには、前記送り出しモータの電流制限値を前記第1の電流値よりも大きい第3の電流値とするよう前記送り出しモータに指令を与えるよう構成されている、請求項4に記載のテープ貼付装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019064729A (ja) * | 2017-10-04 | 2019-04-25 | フォイト パテント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングVOITH PATENT GmbH | 貼付け装置及び貼付け方法 |
CN110282475A (zh) * | 2019-07-22 | 2019-09-27 | 黄山富田精工制造有限公司 | 一种双面胶粘带的自动贴胶方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04272830A (ja) * | 1991-02-27 | 1992-09-29 | Iida Sangyo Kk | 貼付装置 |
JPH05111287A (ja) * | 1991-10-15 | 1993-04-30 | Toshiba Corp | 巻取機制御装置 |
JPH0730248U (ja) * | 1993-11-10 | 1995-06-06 | 株式会社石井製作所 | 両面粘着シート貼り付け装置 |
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