JP2012045900A - 光学素子、及び光学素子の製造方法、並びに成形金型 - Google Patents

光学素子、及び光学素子の製造方法、並びに成形金型 Download PDF

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Abstract

【課題】成形前後の工数を増やすことなく離型性の向上を達成できる光学素子を提供すること。
【解決手段】相対的に小さい曲率半径を有し、離型が容易でない第1光学面OL1に離型誘発部PTを設けて、第1光学面OL1を局所的に非平滑面とすることにより、レンズPLの成形の際に樹脂と成形金型100の第1光学転写面11Aの一部である離型誘発面13との間に微小な空気だまり60が生じるレンズPLとすることができる。これにより、例えば、開口数(NA)0.8以上のBD用の光ピックアップ装置用の対物レンズのような光学面形状が滑らかで比較的厚いレンズであっても、レンズPLの成形の際に、離型誘発部PT付近に生じる空気だまり60を契機としてレンズPLが離型しやすくなり、成形前後の工数を増やすことなく離型性を向上させたレンズPLとすることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、光学面形状が比較的厚い光学素子、及び当該光学素子の製造方法、並びに成形金型に関する。
成形した光学素子を離型しやすくするために成形金型の表面に離型膜を成膜して、光学素子を製造する方法がある(例えば、特許文献1参照)。また、成形した光学素子を離型しやすくするために突き出し機構(エジェクトピンや入子等)の構造や動作を工夫して、光学素子を製造する方法がある(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−218636号公報 特開2010−12693号公報
ここで、例えば、開口数(NA)0.8以上のBD(Blu-ray Disc)用の光ピックアップ装置用の対物レンズのような光学素子は、CD(Compact Disc)用やDVD(Digital Versatile Disc)用の対物レンズのような光学素子の光学面と比較して、光学面形状の肉厚が大きく、曲率半径が小さい光学面を有する。このような光学素子は、連続して滑らかな球面又は非球面を有しており、成形金型から離型する際に、光学面とそれに対応する成形金型の転写面とが密着し、光学素子に変形や歪み等が生じうる。そのため、上述のように、光学素子の製造方法として、光学素子の離型性を向上させる工夫が必要である。
しかしながら、特許文献1のような光学素子の製造方法では、離型膜の成膜により、光学素子の性能への影響が生じやすく、成膜条件や成膜等で工数が増加するという問題がある。また、特許文献2のような光学素子の製造方法では、バリ取り等の二次加工で工数が増加したり、光学素子の成形金型の密着具合によって離型が不十分となったりするという問題がある。
そこで、本発明は、成形前後の工数を増やすことなく離型性の向上を達成できる光学素子を提供することを目的とする。
また、本願発明は、上記光学素子の製造方法及び当該光学素子を成形するための成形金型を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る光学素子は、第1光学面と第2光学面とを有し、第1及び第2光学面が全体として滑らかであり、第1光学面の光軸上のレンズ厚をd(mm)とし、波長焦点距離をf(mm)としたときに、
0.9≦d/f≦3.0
であり、開口数NAが0.8以上であり、第1光学面の曲率半径の絶対値が、第2光学面の曲率半径の絶対値よりも小さい光学素子であって、第1光学面は、立体的な形状を有する少なくとも1つ以上の離型誘発部を局所的に有することを特徴とする。ここで、離型誘発部の立体的な形状は、第1光学面の基本的な形状からはずれた非平滑面を有している。
上記光学素子によれば、相対的に小さい曲率半径を有し離型が容易でない第1光学面に離型誘発部を設けて、第1光学面を局所的に非平滑面とすることにより、光学素子の成形の際に樹脂と成形金型の光学転写面の一部との間に微小な空気だまりが生じる光学素子とすることができる。これにより、例えば、開口数(NA)0.8以上のBD用の光ピックアップ装置用の対物レンズのような光学面形状が滑らかで比較的厚い光学素子であっても、光学素子の成形の際に、離型誘発部付近に生じる空気だまりを契機として光学素子が離型しやすくなり、成形前後の工数を増やすことなく離型性を向上させた光学素子とすることができる。
また、本発明の具体的な態様又は側面では、上記光学素子において、離型誘発部は、凸形状及び凹形状のいずれかであることを特徴とする。この場合、離型誘発部が凸形状及び凹形状のいずれかであることにより、光学素子の成形の際に、離型誘発部の凸又は凹の隅部分の付近に空気がたまりやすくすることができる。
本発明の別の側面では、離型誘発部が第1光学面の有効径内に設けられた場合、離型誘発部の深さ又は高さは、使用波長以下であることを特徴とする。この場合、離型誘発部が第1光学面の有効径内に設けられていても、離型誘発部の深さ又は高さが使用波長以下であることにより、離型誘発部を設けることによる光学素子の光学特性への影響を低減することができる。
本発明のさらに別の側面では、離型誘発部は、型抜きを容易にするテーパを有していることを特徴とする。ここで、テーパとは、離型の方向に対して傾いた面を有し、光学素子を第1金型から抜く方向に太くなっている状態である。この場合、離型誘発部が上記のようなテーパを有していることにより、成形の際に光学素子をより離型しやすくすることができる。
本発明のさらに別の側面では、離型誘発部は、第1光学面の光軸に対して同心円周上に設けられることを特徴とする。この場合、離型誘発部を同心円周上に設けることにより、成形金型の加工の際に、その加工を比較的容易にし、かつ、工数を大幅に増やす必要がなくなる。また、離型誘発部が光軸に対して対称に配置され、光学素子に対する離型時の力加減を均一にすることができる。
本発明に係る光学素子の製造方法は、第1光学面と第2光学面とを有し、第1及び第2光学面の表面が全体として滑らかであり、第1光学面の光軸上のレンズ厚をd(mm)とし、波長焦点距離をf(mm)としたときに、
0.9≦d/f≦3.0
であり、開口数NAが0.8以上であり、第1光学面の曲率半径の絶対値が、第2光学面の曲率半径の絶対値よりも小さい光学素子を成形金型により成形する光学素子の製造方法であって、成形金型は、第1光学面を形成する第1金型と、第2光学面を形成する第2金型とを有し、第1金型は、光学素子の第1光学面を形成する第1光学転写面を有し、第2金型は、光学素子の第2光学面を形成する第2光学転写面を有し、第1光学転写面は、光学素子に立体的な形状の離型誘発部を局所的に形成する少なくとも1つ以上の離型誘発面を有し、第1金型と第2金型とを離間させる型開き工程の後、第1金型から光学素子を離型させる離型工程を有することを特徴とする。
上記光学素子の製造方法によれば、相対的に小さい曲率半径を有し離型が容易でない第1光学面を形成する第1光学転写面の適所に離型誘発面を設けて、第1光学転写面を局所的に非平滑面とすることにより、光学素子の成形の際に樹脂と第1光学転写面の一部との間に微小な空気だまりを生じさせて光学素子を製造することができる。これにより、例えば、開口数0.8以上のBD用の光ピックアップ装置用の対物レンズのような光学面形状が滑らかで比較的厚い光学素子の成形であっても、成形の際に、離型誘発部付近に生じる空気だまりを契機として光学素子が離型しやすくなり、成形前後の工数を増やすことなく離型性を向上させて光学素子を製造することができる。
また、本発明の具体的な態様又は側面では、上記光学素子の製造方法において、離型誘発面の表面積は、第1光学転写面の表面積の1%以上5%以下であることを特徴とする。この場合、離型誘発面が上記範囲の表面積を有することにより、成形時に樹脂が離型誘発面に完全に入り込まず、かつ、離型の際に離型誘発面の凸又は凹の隅部分による離型抵抗を低減することができる。
本発明に係る成形金型は、第1光学面と第2光学面とを有し、第1及び第2光学面の表面が全体として滑らかであり、第1光学面の光軸上のレンズ厚をd(mm)とし、波長焦点距離をf(mm)としたときに、
0.9≦d/f≦3.0
であり、開口数NAが0.8以上であり、第1光学面の曲率半径の絶対値が、第2光学面の曲率半径の絶対値よりも小さい光学素子を成形する光学素子用の成形金型であって、第1光学面を形成する第1金型と、第2光学面を形成する第2金型とを有し、第1金型は、光学素子の第1光学面を形成する第1光学転写面を有し、第2金型は、光学素子の第2光学面を形成する第2光学転写面を有し、第1光学転写面は、光学素子に立体的な形状を局所的に形成する少なくとも1つ以上の離型誘発面を有することを特徴とする。
上記成形金型によれば、相対的に小さい曲率半径を有し離型が容易でない第1光学面を形成する第1光学転写面の適所に離型誘発面を設けて、第1光学転写面を局所的に非平滑面とすることにより、光学素子の成形の際に樹脂と第1光学転写面の一部との間に微小な空気だまりを生じさせる成形金型とすることができる。これにより、例えば、開口数0.8以上のBD用の光ピックアップ装置用の対物レンズのような光学面形状が滑らかで比較的厚い光学素子の成形であっても、成形の際に、離型誘発面の凸又は凹の隅部分の付近に生じる空気だまりを契機として光学素子が離型しやすくなり、成形前後の工数を増やすことなく光学素子の離型性を向上させることができる。
第1実施形態に係る光学素子を説明する平面図及び断面図である。 図1の光学素子を成形するための成形金型等を説明する概念図である。 図1の光学素子の製造方法を説明する図である。 第2実施形態に係る光学素子及び当該光学素子を成形するための成形金型等を説明する図である。 第3実施形態に係る光学素子及び当該光学素子を成形するための成形金型等を説明する図である。 第4実施形態に係る光学素子及び当該光学素子を成形するための成形金型等を説明する図である。 第5実施形態に係る光学素子を説明する平面図である。 第6実施形態に係る光学素子を説明する平面図である。
〔第1実施形態〕
図1を参照しつつ、本発明に係る第1実施形態の光学素子について説明する。光学素子であるレンズPLは、樹脂製の小型レンズであり、例えば光ピックアップ装置の対物レンズ(具体的には、BD(Blu-ray Disc)専用レンズ)として用いられる。なお、図1において、左側はレンズPLの平面図であり、右側はレンズPLの断面図である。
レンズPLは、光学的機能を有する中心部OLと、中心部OLから外径方向に延在する環状のフランジ部FLとを有する。レンズPLのうち、中心部OLは、凸の第1光学面OL1と、凸の第2光学面OL2とを有する。すなわち、中心部OLは、中心側で肉厚となっている。図1に示すように、第1光学面OL1の曲率半径の絶対値は、第2光学面OL2の曲率半径の絶対値よりも小さいものとなっている。第1光学面OL1と第2光学面OL2とは、その表面が全体として滑らかであり、光透過性を有する本体(レンズPLの中心)を挟んで対向する。第1光学面OL1は、光ピックアップ装置に装着の際に、レーザ光源側に面し、第2光学面OL2は、情報記録媒体側に面する。レンズPLは、第1光学面OL1の有効径により、例えば開口数(NA)0.8でBDの波長(405nm)を屈折等させることにより集光させ、BDの光ディスク上に最適なスポットを形成する。
フランジ部FLは、第1光学面OL1側に第1フランジ面FL1と、第2光学面OL2側に第2フランジ面FL2とを有する。図1に示すように、第1及び第2フランジ面FL1,FL2は、それぞれ光軸OAに垂直に延びる環状面である。フランジ部FLは、第1フランジ面FL1により、レンズPLの組み付け等に際して基準となる。
中心部OLは、第1光学面OL1にその一部として離型誘発部PTをさらに有する。離型誘発部PTは、後述する離型誘発面13(図2参照)による成形跡である。図1に示すように、離型誘発部PTは、中心部OLとフランジ部FLとの境界部分、すなわち、第1光学面OL1と第1フランジ面FL1との境界部分に設けられている。この第1光学面OL1と第1フランジ面FL1との境界部分は、レンズPLの有効径外となっており、スポット形成に必要な光が入射しない。離型誘発部PTは、レンズPLの光軸OAに対して同心円周上に1箇所配置されている。離型誘発部PTは、光軸OAに対して垂直な面に沿って環状に延在するトロイダル状面を有する立体的な突起状の構造体であり、第1光学面OL1に対して凸形状となっている。これにより、第1光学面OL1は、全体として平滑面であるが、周縁部で非平滑面となっている。なお、離型誘発部PTは、レンズPLの成形時の空気だまり60(図2参照)によって、完全に転写されておらず、後述する離型誘発面13(図2参照)の表面積よりもわずかに小さい表面積を有する。
なお、レンズPLについては、波長390nm以上、420nm以下の波長のレーザ光を用い、必要開口数(NA)がそれぞれ0.9以下、0.75以上であるような光ディスク(例えば、BD等)に用いる対物レンズである場合、レンズPLの光軸OA上の厚さd(mm)と、波長の光束におけるレンズPLの焦点距離f(mm)が以下の式(1)を満たすことが好ましい。
0.9≦d/f≦3.0 (1)
このように、短波長、高NAの光ディスクに対応する対物レンズの場合、レンズの焦点距離fに対する光軸OA上の厚さdの比が大きくなりすぎると、レンズに対して軸外光束が入射した際に非点収差が発生しやすくなったり、作動距離が確保できなくなったりするという課題が生じる。一方、レンズの焦点距離fに対する光軸OA上の厚さdの比が小さくなりすぎると、面シフト感度が大きくなるという課題が生じる。上記式(1)を満たすことにより非点収差の発生や面シフト感度を抑制することが可能となる。
以下、図2を参照しつつ、本発明の光学素子を成形するための成形金型について説明する。成形金型100は、第1金型である可動型10と第2金型である固定型20とを型締めすることによって型空間CVを形成して光学素子であるレンズPL(図1参照)の成形を行うものである。成形金型100は、温度調節部30、可動型駆動部40、樹脂射出部50等を備える射出成形装置に組み込まれる。
図2に示すように、成形金型100は、可動型10と固定型20とを備える。固定型20に対して可動型10を突き合わせることにより、両金型10,20間に型空間CVが形成される。型空間CVの周囲の一部には、型空間CVに連通するゲートGPが形成される。この型空間CV内部には、ゲートGPを介して樹脂射出部50によって溶融樹脂が供給され、充填される。
成形金型100のうち、可動型10は、中央側のコア型11と周辺側の外周型12とを有する。コア型11と外周型12とは、例えば同一の鋼材で形成されており、外周型12は、コア型11を周囲から支持している。可動型10のうち、コア型11は、全体として滑らかな凹面の第1光学転写面11Aを有する。第1光学転写面11Aは、成形品であるレンズPLの曲率半径の比較的小さい第1光学面OL1(図1参照)に対応する。一方、外周型12によって形成される周囲側の第1成形面12Aは、レンズPLの周囲の第1フランジ面FL1(図1参照)に対応する。
図2に示すように、第1光学転写面11Aには、その一部として離型誘発面13が形成されている。離型誘発面13は、レンズPLの第1光学面OL1を第1光学転写面11Aから容易に離型するために設けられたものである。離型誘発面13は、上述した離型誘発部PT(図1参照)に対応しており、第1光学転写面11Aと第1成形面12Aとの境界部分に設けられている。離型誘発面13は、第1光学転写面11Aの光軸OAに対して同心円周上に1箇所配置されている。離型誘発面13は、光軸OAに対して環状の立体的な形状の離型誘発部PTを形成する表面形状であり、第1光学転写面11Aに対して凹形状となっている。具体的には、図2の成形金型100の断面視から明らかなように、離型誘発面13は、第1光学転写面11Aの光軸OAに垂直な輪帯面13Aと光軸OAに平行な円筒面13Bを含むものとなっている。離型誘発面13の表面積は、第1光学転写面11Aの表面積の1%以上5%以下(望ましくは3%以下)となっている。離型誘発面13の深さYは、成形の際に、溶融樹脂が離型誘発面13に流入することを許容しつつも、完全に転写しない程度となっている。なお、本実施形態の場合、離型誘発面13の深さYは、レンズPLの有効径外に相当する位置に設けられており、光学性能への影響が避けられるため、2λ(例えば、λ=405nm)以上でもよい。
コア型11は、本実施形態の場合、突き出し部として機能し、外周型12に設けられた孔12B中に僅かに離間して挿通された状態で軸AX方向に往復動可能になっている。可動型10を固定型20から離間させる型開き後において、コア型11を外周型12に対して固定型20側に移動させることにより、可動型10に残るレンズPLを簡単に離型させることができる。
固定型20は、中央側のコア型21と周辺側の外周型22とを有する。コア型21と外周型22とは、例えば同一の鋼材で形成されており、相互に一体的に固定されている。すなわち、固定型20のコア型21は、外周型22に設けられた孔22B中に挿入され固定されている。固定型20のうち、コア型21は、可動型10に対向する側に滑らかな凹面の第2光学転写面21Aを有する。第2光学転写面21Aは、成形品であるレンズPLの曲率半径の比較的大きい第2光学面OL2(図1参照)に対応する。一方、外周型22によって形成される周囲側の第2成形面22Aは、レンズPLの周囲の第2フランジ面FL2(図1参照)に対応する。
以下、図3を参照しつつ、図2に示す成形金型100を用いたレンズPLの成形について説明する。まず、温度調節部30により、可動型10及び固定型20を成形に適する温度まで加熱する(ステップS10)。次に、可動型駆動部40を動作させ、可動型10を固定型20に接合することによって型閉じを行う(ステップS11)。型閉じが完了し、可動型駆動部40の閉動作を更に継続することにより、可動型10と固定型20とを必要な圧力で締め付ける型締めが行われる(ステップS12)。このような型閉じによって、可動型10のパーティングライン面PA1と固定型20のパーティングライン面PA2とを閉じ合わせた形状の型空間CV(図2参照)が両金型10,20間に形成される。
次に、樹脂射出部50を動作させて、型締めされた可動型10と固定型20との間の型空間CV中に、必要な圧力で溶融樹脂を注入する射出を行わせる(ステップS13)。つまり、溶融樹脂を、ゲートGPを介して両金型10,20間の型空間CV中に導入し、型空間CVを溶融樹脂で充填する。この際、溶融樹脂は、離型誘発面13の凹部に完全に入り込まず、離型誘発面13の隅部分の付近(図2では内部)に空気だまり60が生じる。
その後、樹脂射出部50は、型空間CV中の樹脂圧を保つ。この際、温度調節部30により、型空間CV等が適度に加熱されており、溶融樹脂を型空間CV内に速やかに導入することができ、型空間CV内での樹脂の適度な除冷を達成することができる。なお、溶融樹脂を型空間CVに導入した後は、型空間CV中の溶融樹脂が放熱によって徐々に冷却されるので、かかる冷却にともなって溶融樹脂が固化し成形が完了するのを待つ(ステップS14)。この際、離型誘発面13付近に生じた空気だまり60と樹脂自体の収縮により、樹脂は離型誘発面13を正確に転写していない状態となっている。すなわち、レンズPLの離型誘発部PTの表面積は、離型誘発面13の表面積よりもわずかに小さいものとなっている。
次に、可動型駆動部40を動作させて、可動型10を固定型20から離間させる型開きを行う(ステップS15)。この結果、成形品すなわちレンズPLは、可動型10に保持された状態で固定型20から離型される。
次に、可動型駆動部40を動作させて、レンズPLの突き出しを行わせる(ステップS16)。つまり、突き出し部であるコア型11を、外周型12に収納された図2の退避状態から固定型20側に突起した動作状態に駆動する。これにより、レンズPLのフランジ部FL等を外周型12から離型させることができる。この際、離型誘発面13付近に形成された空気だまり60を契機として、コア型11の第1光学転写面11AとレンズPLの第1光学面OL1とが離れやすい状態となる。さらに、冷却による樹脂収縮により可動型10の第1光学転写面11A(図2参照)に密着していたレンズPLを可動型10から全体的に離型すなわち分離させることができる。
最後に、不図示の取出し装置を動作させて、可動型10からレンズPLをハンドで把持して外部に搬出する(ステップS17)。
分離されたレンズPLは、図1に示すように、第1及び第2光学面OL1,OL2が、第1及び第2光学転写面11A,21Aに対応して滑らかな凸面となっている。また、レンズPLの周囲には、第1及び第2成形面12A、22Aに対応してフランジ部FLが形成されている。また、第1光学転写面11Aと第1成形面12Aとの境界には、離型誘発部PTが形成されている。
以上説明したレンズPLによれば、相対的に小さい曲率半径を有し、離型が容易でない第1光学面OL1に離型誘発部PTを設けて、第1光学面OL1を局所的に非平滑面とすることにより、レンズPLの成形の際に樹脂と成形金型100の第1光学転写面11Aの一部である離型誘発面13との間に微小な空気だまり60が生じるレンズPLとすることができる。これにより、例えば、開口数(NA)0.8以上のBD用の光ピックアップ装置用の対物レンズのような光学面形状が滑らかで比較的厚いレンズであっても、レンズPLの成形の際に、離型誘発部PT付近に生じる空気だまり60を契機としてレンズPLが離型しやすくなり、成形前後の工数を増やすことなく離型性を向上させたレンズPLとすることができる。
〔第2実施形態〕
以下、本発明に係る第2実施形態の光学素子等について説明する。第2実施形態の光学素子等は、第1実施形態の光学素子等を変形したものであり、特に説明しない部分は、第1実施形態と同様である。
図4に示すように、レンズPLにおいて、離型誘発部PTは、レンズPLの有効径内すなわち第1光学面OL1の有効径内に設けられている。離型誘発部PTは、レンズPLの光軸OAに対して同心円周上に1箇所配置されている。離型誘発部PTは、光軸OAに対して垂直な面に沿って環状に延在するトロイダル状面を有する立体的な突起状の構造体であり、第1光学面OL1に対して凸形状となっている。なお、離型誘発部PTの高さは、レンズPLの光学特性への影響を低減するために、レンズPLの使用波長(1λ(例えば、λ=405nm))以下となっている。
図4に示すように、レンズPLを成形するための成形金型100において、第1光学転写面11Aには、その一部として離型誘発面13が形成されている。離型誘発面13は、上述した離型誘発部PTに対応しており、第1光学転写面11Aに対して凹形状となっている。具体的には、図4の成形金型100の断面視から明らかなように、離型誘発面13は、第1光学転写面11Aの光軸OAに垂直な輪帯面13Aと光軸OAに平行な一対の円筒面13B,13Cを含むものとなっている。なお、図4において、第1光学転写面11Aと離型誘発面13の深さYとの関係で、離型誘発面13が第1光学転写面11Aから2つの平行な円筒面13B,13Cが突出しているように見える。
レンズPLの成形時において、溶融樹脂は離型誘発面13の凹部に完全に入り込まず、離型誘発面13の隅部分の付近(図4では内部)に空気だまり60が生じる。
以上説明したレンズPLによれば、レンズPLの成形の際に、離型誘発部PT付近に生じる空気だまり60を契機としてレンズPLが離型しやすくなり、成形前後の工数を増やすことなく離型性を向上させたレンズPLとすることができる。
また、離型誘発部PTの高さがレンズPLの使用波長以下であることにより、離型誘発部をレンズPLの有効径内に設けることによるレンズPLの光学特性への影響を低減しつつ、第1光学転写面11Aからの離型を向上させたレンズPLとすることができる。
〔第3実施形態〕
以下、本発明に係る第3実施形態の光学素子等について説明する。第3実施形態の光学素子等は、第1実施形態の光学素子を変形したものであり、特に説明しない部分は、第1実施形態と同様である。
図5に示すように、レンズPLにおいて、離型誘発部PTは、第1光学面OL1と第1フランジ面FL1との境界部分に設けられている。離型誘発部PTは、レンズPLの光軸OAに対して同心円周上に1箇所配置されている。離型誘発部PTは、光軸OAに対して垂直な面に沿って環状に延在するトロイダル状面を有する立体的な突起状の構造体であり、第1光学面OL1に対して凸形状となっており、フランジ部FL側にテーパ面TSが形成されている。
図5に示すように、レンズPLを成形するための成形金型100において、第1光学転写面11Aには、その一部として離型誘発面13が形成されている。離型誘発面13は、上述した離型誘発部PTに対応しており、第1光学転写面11Aに対して凹形状となっている。具体的には、図5の成形金型100の断面視から明らかなように、離型誘発面13は、第1光学転写面11Aの光軸OAに対して傾斜した一対の円錐面14A,14Bを含むものとなっている。これらの円錐面14A,14Bは、成形金型100の断面視において、光軸OAに対して鋭角であり、離間方向(固定型20に対して反対方向)に幅が狭くなるくさび形状となっている。つまり、離型誘発部PTに対応する離型誘発面13は、離型方向に対して傾いた面を有し、レンズPLが可動型10から抜かれる方向に太くなっている。
レンズPLの成形時において、溶融樹脂は離型誘発面13の凹部に完全に入り込まず、離型誘発面13の隅部分の付近(図5では内部)に空気だまり60が生じる。
以上説明したレンズPLによれば、レンズPLの成形の際に、離型誘発部PT付近に生じる空気だまり60を契機としてレンズPLが離型しやすくなり、成形前後の工数を増やすことなく離型性を向上させたレンズPLとすることができる。
離型誘発部PTをテーパ面TSとすることにより、成形時に離型誘発部PTが離型誘発面13から抜けやすくなり、第1光学転写面11Aからの離型を向上させたレンズPLとすることができる。
なお、テーパ面TSは、離型誘発部PTが離型誘発面13から抜けやすいものであれば、フランジ部FLの反対側に設けてもよい。
〔第4実施形態〕
以下、本発明に係る第4実施形態の光学素子等について説明する。第4実施形態の光学素子等は、第1実施形態の光学素子を変形したものであり、特に説明しない部分は、第1実施形態と同様である。
図6に示すように、レンズPLにおいて、離型誘発部PTは、第1光学面OL1と第1フランジ面FL1との境界部分に設けられている。離型誘発部PTは、レンズPLの光軸OAに対して同心円周上に1箇所配置されている。離型誘発部PTは、光軸OAに対して垂直な環状のトロイダル状面を有する立体的な突起状の構造体であり、第1光学面OL1に対して凹形状となっている。
図6に示すように、レンズPLを成形するための成形金型100において、第1光学転写面11Aには、付随して離型誘発面13が形成されている。離型誘発面13は、上述した離型誘発部PTに対応しており、第1光学転写面11Aに対して凸形状となっている。具体的には、図6の成形金型100の断面視から明らかなように、離型誘発面13の表面形状は、第1光学転写面11Aの光軸OAに垂直な輪帯面13Aと光軸OAに平行な円筒面13Bを含むものとなっている。
レンズPLの成形時において、溶融樹脂は離型誘発面13の凸部に完全に入り込まず、離型誘発面13の隅部分の付近(図6では外部)に空気だまり60が生じる。
以上説明したレンズPLによれば、レンズPLの成形の際に、離型誘発部PT付近に生じる空気だまり60を契機としてレンズPLが離型しやすくなり、成形前後の工数を増やすことなく離型性を向上させたレンズPLとすることができる。
〔第5実施形態〕
以下、本発明に係る第5実施形態の光学素子等について説明する。第5実施形態の光学素子等は、第1実施形態の光学素子を変形したものであり、特に説明しない部分は、第1実施形態と同様である。
図7に示すように、レンズPLにおいて、離型誘発部PTは、第1光学面OL1と第1フランジ面FL1との境界部分と、第1光学面OL1の有効径内とに設けられている。すなわち、離型誘発部PTは、レンズPLの光軸OAに対して同心円周上に2箇所配置されている。各離型誘発部PTは、光軸OAに対して垂直な環状のトロイダル状面を有する立体的な突起状の構造体であり、第1光学面OL1に対して凸形状となっている。
なお、2つの離型誘発部PTは、第1光学面OL1の有効径内のみ、或いは有効径外のみに配置してもよい。
〔第6実施形態〕
以下、本発明に係る第6実施形態の光学素子等について説明する。第6実施形態の光学素子等は、第1実施形態の光学素子を変形したものであり、特に説明しない部分は、第1実施形態と同様である。
図8に示すように、レンズPLにおいて、離型誘発部PTは、第1光学面OL1の光軸OAに平行な面上に設けられている。離型誘発部PTは、第1光学面OL1に沿って2箇所配置されており、各離型誘発部PTは、第1光学面OL1と光軸OAとの交点で交わっている。各離型誘発部PTは、第1光学面OL1に沿った立体的な突起状の構造体であり、第1光学面OL1に対して凸形状となっている。
以上、本実施形態に係る成形金型について説明したが、本発明に係る成形金型は上記のものには限られない。例えば、成形金型100において、可動型10に残ったレンズPLをコア型11を突き出すことによって離型させたが、可動型10に埋め込んだ突き出しピンによってレンズPLの第1フランジ面FL1を可動型10から突き出してもよい。
また、上記第2、第3、第5、及び第6実施形態において、離型誘発部PTを凸形状としたが、凹形状としてもよい。この場合、可動型10の離型誘発面13は、離型誘発部PTに対応して凸形状となる。
また、上記第3及び第4実施形態において、第2実施形態のレンズPLのように、離型誘発部PTを第1光学面OL1の有効径内に設けてもよい。
また、上記第5及び第6実施形態において、離型誘発部PTを2箇所設けるとしたが、3箇所以上設けてもよい。
10…可動型、 11,21…コア型、 11A…第1光学転写面、 12,22…外周型、 12A…第1成形面、 13…離型誘発面、 20…固定型、 21A…第2光学転写面、 22A…第2成形面、 30…温度調節部、 40…可動型駆動部、 50…樹脂射出部、 100…成形金型、 CV…型空間、 FL…フランジ部、 FL1…第1フランジ面、 FL2…第2フランジ面、 GP…ゲート、 OA…光軸、 OL…中心部、 OL1…第1光学面、 OL2…第2光学面、 PL…レンズ、 PT…離型誘発部、 TS…テーパ面

Claims (14)

  1. 第1光学面と第2光学面とを有し、前記第1及び第2光学面が全体として滑らかであり、
    前記第1光学面の光軸上のレンズ厚をd(mm)とし、波長焦点距離をf(mm)としたときに、
    0.9≦d/f≦3.0
    であり、
    開口数NAが0.8以上であり、
    前記第1光学面の曲率半径の絶対値が、前記第2光学面の曲率半径の絶対値よりも小さい光学素子であって、
    前記第1光学面は、立体的な形状を有する少なくとも1つ以上の離型誘発部を局所的に有することを特徴とする光学素子。
  2. 前記離型誘発部は、凸形状及び凹形状のいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の光学素子。
  3. 前記離型誘発部が前記第1光学面の有効径内に設けられた場合、前記離型誘発部の深さ又は高さは、使用波長以下であることを特徴とする請求項1及び請求項2のいずれか一項に記載の光学素子。
  4. 前記離型誘発部は、型抜きを容易にするテーパを有していることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の光学素子。
  5. 前記離型誘発部は、前記第1光学面の光軸に対して同心円周上に設けられることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか一項に光学素子。
  6. 第1光学面と第2光学面とを有し、前記第1及び第2光学面の表面が全体として滑らかであり、
    前記第1光学面の光軸上のレンズ厚をd(mm)とし、波長焦点距離をf(mm)としたときに、
    0.9≦d/f≦3.0
    であり、
    開口数NAが0.8以上であり、
    前記第1光学面の曲率半径の絶対値が、前記第2光学面の曲率半径の絶対値よりも小さい光学素子を成形金型により成形する光学素子の製造方法であって、
    前記成形金型は、前記第1光学面を形成する第1金型と、前記第2光学面を形成する第2金型とを有し、
    前記第1金型は、前記光学素子の第1光学面を形成する第1光学転写面を有し、前記第2金型は、前記光学素子の第2光学面を形成する第2光学転写面を有し、
    前記第1光学転写面は、前記光学素子に立体的な形状の離型誘発部を局所的に形成する少なくとも1つ以上の離型誘発面を有し、
    前記第1金型と前記第2金型とを離間させる型開き工程の後、前記第1金型から前記光学素子を離型させる離型工程を有することを特徴とする光学素子の製造方法。
  7. 前記離型誘発面は、凸形状及び凹形状のいずれかであることを特徴とする請求項6に記載の光学素子の製造方法。
  8. 前記離型誘発面が前記第1光学転写面において前記第1光学面の有効径内に相当する部分に設けられた場合、前記離型誘発面の深さ又は高さは、使用波長以下であることを特徴とする請求項6及び請求項7のいずれか一項に記載の光学素子の製造方法。
  9. 前記離型誘発面は、型抜きを容易にする円錐面を有していることを特徴とする請求項6から請求項8までのいずれか一項に記載の光学素子の製造方法。
  10. 前記離型誘発面の表面積は、前記第1光学転写面の表面積の1%以上5%以下であることを特徴とする請求項6から請求項9までのいずれか一項に光学素子の製造方法。
  11. 前記離型誘発面は、前記第1光学転写面の光軸に対して同心円周上に設けられることを特徴とする請求項6から請求項10までのいずれか一項に光学素子の製造方法。
  12. 第1光学面と第2光学面とを有し、前記第1及び第2光学面の表面が全体として滑らかであり、
    前記第1光学面の光軸上のレンズ厚をd(mm)とし、波長焦点距離をf(mm)としたときに、
    0.9≦d/f≦3.0
    であり、
    開口数NAが0.8以上であり、
    前記第1光学面の曲率半径の絶対値が、前記第2光学面の曲率半径の絶対値よりも小さい光学素子を成形する光学素子用の成形金型であって、
    第1光学面を形成する第1金型と、第2光学面を形成する第2金型とを有し、
    前記第1金型は、前記光学素子の前記第1光学面を形成する第1光学転写面を有し、
    前記第2金型は、前記光学素子の前記第2光学面を形成する第2光学転写面を有し、
    前記第1光学転写面は、前記光学素子に立体的な形状を局所的に形成する少なくとも1つ以上の離型誘発面を有することを特徴とする成形金型。
  13. 前記離型誘発面が前記第1光学転写面において前記第1光学面の有効径内に相当する部分に設けられた場合、前記離型誘発面の深さ又は高さは、使用波長以下であることを特徴とする請求項12に記載の成形金型。
  14. 前記離型誘発面の表面積は、前記第1光学転写面の表面積の1%以上5%以下であることを特徴とする請求項12及び請求項13のいずれか一項に成形金型。
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