JP2012040675A - 多数孔穿孔デバイス - Google Patents

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Koji Yamada
孝司 山田
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YAMADA GIKEN KOUGYOU CO Ltd
Daito KK
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Abstract

【課題】 簡易な技術で製造コストを低減し、穿孔列の間隔や孔の大きさ等を選択し、かつ被穿孔物の形に応じ最も適切な孔などを、一挙に多数あけることが容易にできるようにすることにある。
【解決手段】 外周縁に穿孔突起を形設した薄い板状体を複数枚並べ、全体を一体に結合した。
【選択図】図1

Description

本発明は、幅広の被穿孔物に多数の孔を一挙にあけるデバイスに関する。
幅広のプラスチックフィルムに多数の微孔を一挙にあける従来の技術としては、特許文献1に示すような熱針穿孔装置が広く知られている。この装置の概要を図4に示す。幅広のプラスチックフィルム13は、同図(b)に示すように熱針ロール10と支持ロール12の間を通り、多数の微孔が連続的にあけられる。なお、熱針ロール10は、同図(a)に示すように円筒形になっており、その全周面には、多数の熱針11が突設されている。
この従来技術においては、穿孔にかかわる熱針11の形、太さ、長さまたは離隔間隔等がすべて一個のロールについて一定なものとなっているから、異なった孔をあけるため異なった熱針を必要とするときは、熱針ロール10を異なる熱針の突設された他の熱針ロールに取り換えなければならなかった。
一個のロールに多数の熱針を突設したり、その多数の熱針のうちの一部の熱針の、例えば太さや長さを異ならせたりすることは、技術的にも難しく製造費がかさむ。ましてや、多種多様の熱針を突設した異なる熱針ロール多数準備しておこうとすると、それには膨大な設備費を要することになる。
特開平6−238597公報
本発明の技術課題は、幅広の被穿孔物に多数の孔を一挙にあけるに際して、上述した従来技術の問題を解決し、簡易な技術で製造コストを低減し、穿孔列の間隔や孔の大きさなどを随時決めることや被穿孔物の形に応じ最も適切な孔をあけることなどが容易にでき、それらと併せて、被穿孔物を連続的にあるいは断続的に穿孔できるようにすることにある。
本発明は、簡易な技術で製造コストを下げ、幅広の被穿孔物に多数の孔を一挙にあけることができるようにするため、次の手段を採用した。
外周縁に穿孔突起を形設した薄い板状体を複数枚並べ、全体を一体に結合した。換言すると、薄い板状体を重ね一体化させて所定の形状に、すなわち全体の形を円筒形その他の形状にすることができるようにした。
本発明は、穿孔列の間隔及び又は穿孔デバイスの横幅を被穿孔物の横幅などに合わせて随時容易に変えることができるようにするため、特に次の手段を採用した。
外周縁に穿孔突起を形設した薄い板状体を複数枚並べ、一枚及び又は複数枚の板状体の間にスペーサを配設し、あるいはスペーサを用いずに、全体を一体に結合した。なお、図2の(b)は1または複数枚の板状体の間にスペーサを配設して結合した例で、(c)はスペーサを用いないで結合した例を示す。
本発明は、孔の大きさ及び又は穿孔列の間隔をいろいろ変えることができるようにするため、特に次の手段を採用した。
板状体及び又はスペーサの厚みを、それぞれ同一又は異なるものとした。なお、図2の(a)のD,S,Pは、それぞれ、隣り合う板状体の離隔間隔、スペーサの厚み、板状体の厚みの一例を示したものである。
本発明は、必要に応じて多種多様な孔があけられるようにするため、特に次の手段を採用した。
各板状体の穿孔突起の形、太さ、長さ及び又は離隔間隔を、それぞれにおいて同一又は異なるものとした。なお、形の異なる穿孔突起の高さを異ならせた例を図2(d)のH1,H2で示す。また同図のW1,W2は形の異なる穿孔突起1の異なる離隔間隔を例示したものである。
本発明は、被穿孔物を連続的に穿孔するため、特に次の手段を採用した。
板状体の外形を円形状にした。その1例を図1、図2に示す。
本発明は、多様な形の被穿孔物に穿孔するため、特に次の手段を採用した。
板状体の外形を被穿孔物の形に対応した形状にした。その2つの例を図3(a)、(b)に示す。
請求項1に記載の発明は、複数枚の薄い板状体を並べ一体に結合するものであるから、その枚数を多くすればより幅の広い被穿孔物に一挙に多数の孔をその横幅いっぱいにあけることができ、その枚数を少なくすれば幅の狭い被穿孔物に一挙に多数の孔をその横幅いっぱいにあけることができる。なお、被穿孔物の横幅の一部にだけ孔をあけたいときには、板状体の枚数を増減してその一部の幅に合わせるようにすることも容易にできる。
また、同一の穿孔突起を形設した板状体を隣り合わせて結合するとき、たとえば、一方の板状体の穿孔突起と穿孔突起との中間に隣の板状体の穿孔突起が位置するように配置して両者を結合したとすると、穿孔された孔は千鳥状になる。換言すると、隣り合う板状体の相対する位置を少し(穿孔突起の離隔間隔の二分の一だけ)ずらせて結合すれば、それだけで千鳥状の孔を簡単にあけることができる。隣り合う板状体に形設された穿孔突起の太さや長さ等を異なったものにすれば、隣り合う板状体の相対する位置を少しずらして結合するだけのことで、多種多様の孔列が容易にあけられるようになるのは勿論である。
さらにまた、結合した板状体の中の一部(1枚または複数枚)の穿孔突起が、繰り返し使用等により摩耗したり欠落したりして所望の穿孔ができなくなったときは、前記の結合を解きその一部の板状体のみを取り外しそれを新しい板状体に取り換えればよい。従来技術では、ローラそれ自体を取り換えなければならなかったが、本発明では一部の欠損板状体のみを取り換えれば済むので、コストを著しく削減することができる。
請求項2に記載の発明は、板状体と板状体との間にスペーサを配設したから、そのスペーサを厚くすれば板状体と板状体との間隔があき穿孔された孔列の間隔が広くなり、薄いスペーサを用いれば孔列の間隔が狭くなる。従来技術により孔列の間隔を変えようとすれば、間隔の異なる熱針を突設した別のロールを用いなければならなかったが、本考案では、異なる厚みのスペーサを配設するだけでよいから、コストの節減をさらに図ることができる。
請求項3に記載の発明は、板状体及び又はスペーサの厚みを、それぞれ同一又は異なるものとしたから、たとえば、互いに異なる厚さの板状体を並べて用いれば、異なるサイズの穿孔突起を(たとえば、より厚い板状体ならより太い穿孔突起を)設けることができるため異なる大きさの孔をあけることができる。そしてまた、穿孔すべき孔の大きさ等に応じて異なる厚みをもったスペーサを用い孔列の間隔をその孔にふさわしい適切なものに変えることもできる。このようにして、本発明では、孔の大きさをいろいろ変えたり、その孔の大きさに応じて最も適切な穿孔列の間隔を容易に選択したりすることができる。熱針を一様に突設した従来技術のロールでは、そのようなことは不可能である。
請求項4に記載の発明は、各板状体の穿孔突起の形、太さ、長さ及び又は離隔間隔を、それぞれにおいて同一又は異なるものとしたから、それぞれの板状体の穿孔突起によりあけられる孔を多種多様なものとすることができる。しかも、複数の板状体が用いられているから、それぞれ異なった穿孔突起をもった板状体を並べて穿孔すると、実に多くの異なる孔を一挙にあけることができる。同種の熱針を一様に突設した従来技術のロールでは、そのようなことは不可能である。
請求項5に記載の発明は、板状体の外形を円形状としたから、たとえば、全体が円筒形になるように結合し、それを定位置で回転させると、その外周縁に形設された穿孔突起は、次から次へと同一地点を通過することになる。したがって、円筒状の支持ロールなどを隣接させ、本発明品とその支持ロールとの間に長尺のプラスチックフィルムなどの帯状物を挟んで両者を回転させれば、帯状物に一挙に多数の孔を連続的にあけることができる。あるいはまた、幅広の被穿孔物を展延しておき、その上に本発明品を転がして連続的に穿孔することもできる。
請求項6に記載の発明は、板状体の外形を被穿孔物の形に対応した形状にしたから、被穿孔物の形がどのようなものであっても、形を異ならせた複数枚の板状体を組み合わせてそれを被穿孔物に適合する形に容易に一体化することができる。たとえば、被穿孔物が球面をしていたときは、中央に外周が大きく円形に窪んだ形の板状体を配置し、その両脇にはだんだんと小さく円形に窪んでいく形の外周を持つ板状体を配置してそれらを一体に結合する。そのようにすれば、様々な形の被穿孔物に対し一挙に多数の孔をあけることができる。
本発明の一実施例の斜視図である。 本発明の実施の数例を示したもので、(a)及び(b)は板状体とスペーサとの組み合わせ例を示す側面図、(c)はスペーサを用いないときの組み合わせ例を示す側面図、(d)は穿孔突起の形、長さ、離隔間隔を異ならせた板状体の一例を示す正面図である。 (a)及び(b)は本発明の板状体の他の2つの例を示す正面図である。 従来技術の概要を示したもので、(a)は熱針ロールの斜視図、(b)は熱針穿孔装置の側面図である。
添付の図面に記載した符号を用いて、本発明の実施例を説明する。
複数枚の板状体2を一体にする結合または板状体2とスペーサ3を一体に結合する際には、公知の手段が用いられる。たとえば、図示は省略するが、工作機械の治具・取付具を用いて重ねられた複数枚を両脇から押しつけ挟持するようにしてもよいし、複数枚を軸等で貫きその端部をナットで締め付け一体化するようにしてもよい。
なお、結合とその解除とが容易にかつ手軽にできるような手段を用いれば、一部の板状体2やスペーサ3の組み替え、取り換えなどを行う際に便利である。
穿孔突起の形状は、円筒形、円錐形、角筒形、角錐形、截頭錐体形等が通常用いられるが、その横断面は、円形、正方形、楕円形、長方形、半円形、星形、文字形等のものとすることができる。要は、被穿孔物の材質や形に応じて孔のあけやすさ、所望の孔の形などを考慮して最適のものを選ぶことである。
板状体の材質は、使用目的、使用環境等を勘案して決める。たとえば、穿孔突起の錆びることが問題になる場合は、ステンレス鋼とする。また、被穿孔物を加熱した穿孔突起によって溶解させながら穿孔する場合には、 板状体は加熱に適した材質のものが選ばれる。たとえば、本発明品を用いて普通のプラスチックフィルムに溶解穿孔する場合には、穿孔突起の先端が200℃〜250℃位に、遠赤外線ヒータ、熱風等の一般的加熱装置により、加熱できるような材質のものとする。
1 穿孔突起
2 板状体
3 スペーサ
10 熱針ロール
11 熱針
12 支持ロール
13 プラスチックフィルム

Claims (6)

  1. 外周縁に穿孔突起を形設した薄い板状体を複数枚並べ、全体を一体に結合したことを特徴とする多数孔穿孔デバイス。
  2. 外周縁に穿孔突起を形設した薄い板状体を複数枚並べ、1枚及び又は複数枚の板状体の間にスペーサを配設し、全体を一体に結合したことを特徴とする多数孔穿孔デバイス。
  3. 板状体及び又はスペーサの厚みを、それぞれ同一又は異なるものとしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の多数孔穿孔デバイス。
  4. 各板状体の穿孔突起の形、太さ、長さ及び又は離隔間隔を、それぞれにおいて同一又は異なるものとしたことを特徴とする請求項1、請求項2又は請求項3に記載の多数孔穿孔デバイス。
  5. 板状体の外形を円形状にしたことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4に記載の多数孔穿孔デバイス。
  6. 板状体の外形を被穿孔物の形に対応した形状にしたことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4に記載の多数孔穿孔デバイス。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018187910A (ja) * 2017-05-08 2018-11-29 富士男 小澤 気泡緩衝材減容装置
KR102034598B1 (ko) * 2019-01-04 2019-10-21 홍장헌 제습제 또는 흡습제용 내부 비닐 포장지의 관통홀 제조장치

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