JP2012039369A - 撮像装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】パラメータの組み合わせごとの多重画像を得られるようにして、多重画像撮像における失敗の救済を図る。
【解決手段】多重カウンタmNに設定多重数が設定される。AEB撮像における撮像パラメータ、WBB撮像における現像パラメータのそれぞれが、予め設定された基準値と該基準値に対してシフト量だけ段階的に異ならせた値とで複数の設定値に設定される。これらの設定値の組み合わせがブラケット撮像用の組み合わせとされ、該組み合わせに従ってブラケット撮像が行われ、組み合わせの数分の撮像画像を1組とした撮像画像群の組が設定多重数だけ取得される。取得された各組において、基準値に対する段階的な差が対応している撮像画像同士、すなわち、各組のインデックス番号iNが同じもの同士が多重合成され、1組分の合成画像が得られる。
【選択図】図3

Description

本発明は、多重撮像(撮影)機能とブラケット撮像(撮影)機能とを実現する撮像の技術に関する。
従来、カメラ等の撮像装置において、多重撮像機能またはブラケット撮像機能を備えたものがあり、デジタルカメラにおいてもそれらが実現されている。デジタルカメラのブラケット撮像機能は、自動段階露出(Auto Exposure Bracketing、以下「AEB」と記す)機能を持つものもある。この自動段階露出(AEB撮像)機能においては、絞り値Av、電子シャッタ及び機械式シャッタの設定値であるシャッタスピードTvに加え、ゲイン値(ISO)を変化させることで露出段差をもって複数の撮像を行う。
また、デジタルカメラにおいて、1回の撮像画像から、ホワイトバランスを変化させることで複数の撮像画像を生成して保存するホワイトバランスブラケット(以下「WBB」と記す)機能を持つものもある。
例えば、下記特許文献1のカメラでは、インターバルタイマ機能と多重合成撮像機能(多重露出機能)とブラケット撮像機能とを同時に制御する手法が開示されている。
特許第4214556号公報
しかしながら、上記特許文献1のカメラでは、多重合成撮像機能とブラケット撮像機能を同時に設定すると、排他的に一方の機能のみが動作する。あるいは、ブラケット撮像した複数の撮像データが1つの画像データとして多重合成される。これらのいずれかしかできなかった。
図9は、従来のカメラにおいて、ブラケット撮像された画像の多重合成の態様を示す概念図である。図9に示す、画像200、201、202は、AEB撮像機能において段差をもって設定された異なる露出で撮像した画像データを示している。これら3つの画像200〜202を多重合成したものが合成画像203である。以下、このような、ブラケット撮像された1群の画像を直列に多重することを「直列多重」と呼ぶこととする。
ブラケット撮像は、一般に、異なる露出等の条件で複数枚撮像し、その中から所望の画像をユーザが選ぶことで、最適な条件による画像を得るために利用される。しかしながら、上記従来の直列多重による態様では、ブラケット撮像された1群の撮像画像が単純に多重されて1枚の画像になってしまうため、多重画像撮像においてブラケット撮像の利用目的の1つである失敗撮像の救済の利益を受けることができなかった。
本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、多重画像撮像における失敗の救済を図ることができる撮像装置等を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の撮像装置は、被写体像を撮像する撮像手段と、前記撮像手段によって撮像された複数枚の画像を合成し、合成画像を生成する合成手段と、前記合成手段によって1枚の画像に合成されるべき画像数を設定する第1の設定手段と、撮像パラメータ及び現像パラメータの各設定値を設定し、その際、前記撮像パラメータ及び前記現像パラメータのうちの少なくとも一方についてはその設定値を複数設定する第2の設定手段と、前記第2の設定手段により設定された前記撮像パラメータの設定値と前記現像パラメータの設定値との組み合わせを用いて前記撮像手段によって行われるブラケット撮像で得られる複数の撮像画像を1組とした撮像画像群の組を、前記第1の設定手段によって設定された画像数の分だけ取得する取得手段と、を有し、前記合成手段は、前記撮像画像群の各組における、前記第2の設定手段により設定された設定値の組み合わせが等しい画像同士を合成して前記合成画像を生成することを特徴とする。
請求項7または8記載の撮像装置の制御方法をコンピュータに実行させるプログラム、あるいは該プログラムをコンピュータが読み取り可能に記憶した記憶媒体は本発明を構成する。
本発明によれば、多重画像撮像における失敗の救済を図ることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。 AEB撮像により撮像した画像データが並列多重により合成される例を示す概念図である。 AEB撮像及びWBB撮像を併用して撮像した画像が並列多重により合成される例を示す概念図である。 並列多重処理のフローチャートである。 並列多重処理の図4の続きのフローチャートである。 AEB撮像により撮像した画像データが選択多重により合成される例を示す概念図である。 AEB撮像及びWBB撮像を併用して撮像した画像が選択多重により合成される例を示す概念図である。 選択多重処理のフローチャートである。 従来のカメラにおいて、ブラケット撮像された画像の多重合成の態様を示す概念図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。本撮像装置はデジタルカメラとして構成されるが、多重画像撮像機能及びブラケット撮像機能を有する撮像装置であればよく、装置の呼称や種類は問わない。
図1に示すように、デジタルカメラ本体100において、電源110が、デジタルカメラ本体100内の各回路に電源を供給する。CPU109は、デジタルカメラ本体100内の構成要素の全体の制御を司る。CPU109は、第1の設定手段、第2の設定手段、取得手段、合成手段、第1の指定手段、第2の指定手段としての役割を果たす。カードスロット120には、着脱可能な記録媒体であるメモリカード121を差し込める。メモリカード121は、カードスロット120に差し込まれた状態で、カード入出力部119と電気的に接続される。メモリカード121は、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、磁気ディスク又は光ディスク等からなる。記録媒体としては、メモリカード121以外の記録媒体、例えば、ハードディスク、光磁気ディスク、その他の固体メモリを使用してもよい。
フォーカシングレンズ101、ズーミングレンズ102及び絞り103で構成される撮像光学系が、CPU109により制御される。フォーカシングレンズ101は、光軸方向の進退により焦点調節を行う。絞り103は、撮像素子104への光量を調節する。符号104〜108で示される構成要素群は、上記撮像光学系で形成された被写体の光学像をデジタル画像信号乃至画像データに変換する光電変換系である。
光電変換系において、撮像素子104は、CCD撮像素子またはCMOS撮像素子等で構成される光電変換デバイスである。撮像素子104は、上記の撮像光学系で形成された被写体像を光電変換し、画像信号を出力する。前処理回路105は、CDS(相関二重サンプリング)回路及びAGC(オートゲインコントロール)回路等を含み、撮像素子104の出力画像信号のノイズを除去し、ゲインを制御する。撮像素子104は電子シャッタ機能を持っており、露光時間(シャッタスピードTv)を調整することができる。ただし、電子シャッタ機能の代わりに機械式のシャッタを持ち露光時間を調整する構成としても良い。
A/Dコンバータ106は、前処理回路105から出力されるアナログ画像信号をデジタル画像信号に変換する。像信号処理装置107は、デジタル画像信号にシェーディング補正等の周知の画像信号処理を施す。像信号処理装置107は、撮像素子104の特性に起因する画像濃度の非線形性、及び光源に起因する画像色の偏りを補正する。
フレームメモリ108は、撮像素子104から像信号処理装置107までの構成要素を経て生成される画像信号を一時記憶するバッファメモリとして機能する。フレームメモリ108に格納されている画像データは、補正処理等が施されているが、撮像素子104の各画素に蓄積された電化エネルギーをそのままデジタルデータ化したものと考えることができる。以後、フレームメモリ108に格納された画像データをRAWデータと呼ぶ。RAWデータの画像の画質に関するパラメータを「撮像パラメータ」と呼ぶ。ここで、撮像パラメータには、絞り103の設定値である絞り値Avのほか、シャッタスピードTv、ゲイン値(ISO)が含まれる。
全体を制御するCPU109には、電源110、不揮発性メモリ111、現像処理部112、RAMメモリ113、表示制御装置114、メインスイッチ116、第1レリーズスイッチ117、第2レリーズスイッチ118が接続される。さらに、左選択ボタン140、右選択ボタン141、設定ボタン142、現像パラメータ変更ボタン143、Av変更ダイヤル144、Tv変更ダイヤル145、ISO変更ダイヤル146、カード入出力部119、外光センサ135も接続される。CPU109は、撮像素子104の画像信号読み出しを制御するためのクロック信号を送出し、光電変換系の動作タイミングを制御する。
これら各種の操作子類(ボタン、スイッチ、ダイヤル)と後述するTFT115との協働によって、ユーザインタフェースまたはグラフィカルユーザインタフェースが実現され、ユーザは、これらを用いて各種の指示や設定を行うことができる。
不揮発性メモリ111は、EEPROM等で構成されており、電源110がオフにされても、記録されたデータを失わない。不揮発性メモリ111には、電源110がオンされた時に本カメラに設定されるべき初期カメラ設定値が記録されている。
現像処理部112は、CPU109が読み出したフレームメモリ108上のRAWデータに対して、設定されている現像パラメータに基づいて画像処理を行う。画像処理を施されたそれぞれの画像データは、RAMメモリ113に格納される。ここで、「現像パラメータ」とは、デジタル画像データの画質に関するパラメータのことで、デジタル画像データのホワイトバランス、色補間、色補正、γ変換、エッジ強調、解像度、記録方式、圧縮率に関するパラメータはすべて「現像パラメータ」に相当する。
記録方式については、JPEG(Joint Photograpic Experts Group)形式またはRAW形式を選択することができる。JPEG形式では、RAWデータに対して適応離散コサイン変換(ADCT)による不可逆圧縮処理を行い、ファイルサイズ容量を小さくできる。圧縮率を大きくするとファイルサイズ容量を小さくできるが、画質が劣化する。RAW形式はRAWデータに対してロスレス圧縮(可逆圧縮)を行い、ファイルサイズ容量を小さくする。RAW形式は可逆圧縮であるので、画像情報を欠落することなくファイルサイズ容量を小さくできるが、JPEG形式ほど小さいサイズにはできない。
また、現像処理部112は、RAWデータを任意の調整処理(再現像)を行って表示用の画像フォーマットに変更することもできる。そのためRAW形式では、撮像時の現像パラメータを付加しておき、再現像時のパラメータとして利用することもできる。以後、1つ以上の現像パラメータを用いてデジタル画像データの画質を調整(変更)する処理のことを「現像処理」と呼ぶ。
RAMメモリ113は、現像処理された画像データの他、CPU109が各種処理を行う際にデータを一時的に記憶する。表示制御装置114は、液晶表示素子からなるTFT115の駆動及び制御を行い、RAMメモリ113に表示用の画像フォーマットで配置された画像データを出力する。表示制御装置114にはまた、VIDEO出力端子132、D端子133、HDMI端子134が接続される。
このように、上記した撮像光学系及び光電変換系により、「撮像パラメータ」に従って得られ、フレームメモリ108に記憶された画像データがRAWデータである。そして、このRAWデータに対して現像処理部112によって、「現像パラメータ」に従って現像処理がなされ、RAMメモリ113に格納された画像データを、便宜上「撮像画像」と呼称する。
CPU109にはまた、USB制御装置127を介してUSB端子128が接続される。CPU109にはまた、LAN制御装置129を介して、有線LAN端子130及び無線LAN131が接続される。
ユーザがメインスイッチ116をオンにすると、CPU109はオン用の所定のプログラムを実行する。メインスイッチ116をオフにするとオフ用の所定のプログラムを実行し、カメラをスタンバイモードにする。第1レリーズスイッチ117は、不図示のレリーズボタンの第1ストローク(半押し状態)でオンになり、第2レリーズスイッチ118は、上記レリーズボタンの第2ストローク(全押し状態)でオンとなる。CPU109はまた、左選択ボタン140、右選択ボタン141、設定ボタン142の押下とカメラの動作状態に応じて制御を行う。例えば、カメラの動作状態が再生状態であれば左選択ボタン140の押下で前の画像データを表示し、右選択ボタン141の押下で次の画像データを表示する。
上記の「現像パラメータ」については、ユーザが、メニュー操作により、グラフィカルユーザインタフェースで確認と設定を行うことができる。ユーザからの指示がない場合は、デフォルトまたは自動で設定される。「撮像パラメータ」については、検出される被写体輝度等の情報から自動で設定されるか、またはユーザがメニュー操作により、グラフィカルユーザインタフェースで確認と設定を行うこともできる。また、WBB撮像機能、AEB撮像機能、多重合成撮像機能のそれぞれのON/OFFも、メニュー操作によりグラフィカルユーザインタフェースで確認と設定を行うことができる。
WBB撮像機能の設定メニューでは、ブラケット枚数、ブラケット毎の現像パラメータ(一例としてホワイトバランス)の基準値からのシフト量(段差)を設定することができる。これにより、WBB撮像において、現像パラメータが、基準値と該基準値に対して段階的に異ならせた値との複数の設定値に設定される。上記メニュー操作により設定された現像パラメータがここでいう基準値となる。
一方、AEB撮像機能の設定メニューでは、ブラケット枚数、ブラケット毎の各撮像パラメータの基準値からのシフト量(段差)を設定することができ、シフトする個々のパラメータ(Av、Tv、ISO)とその各シフト量を設定することができる。これにより、AEB撮像において、撮像パラメータの各々が、基準値と該基準値に対して段階的に異ならせた値との複数の設定値に設定される。上記メニュー操作により設定された撮像パラメータの各値がここでいう基準値となる。
現像パラメータや撮像パラメータの各シフト量についても、ユーザが、メニュー操作によりグラフィカルユーザインタフェースで設定することができる。ただし、基準値を除くシフトされた複数のパラメータの数は偶数でなくてもよいし、各基準値が、シフトされた複数のパラメータの真ん中の値あるいは平均値になるようにすることも必須でない。例えば、+方向と−方向とでシフト量が異なっていてもよい。
本実施の形態では、WBB撮像機能とAEB撮像機能とを同時に設定すると、AEB撮像機能で撮像した1つの画像データに対して、WBB撮像機能で複数の画像ファイルを生成する。例えば、WBBでブラケット枚数3、AEBでブラケット枚数3を設定したとすると、全9個の組み合わせとなり、1組で9つの画像ファイルが生成される。
つまり、AEB撮像における撮像パラメータの設定値とWBB撮像における現像パラメータの設定値との組み合わせであるブラケット撮像用の組み合わせの数分だけ、撮像画像が得られる。ブラケット撮像においては、AEB、WBBの少なくとも一方の機能においてブラケット枚数(複数)が設定され、撮像パラメータ及び現像パラメータの少なくとも一方の設定値は複数設定される。どちらもブラケット枚数(複数)が設定されない場合は、設定値はそれぞれの基準値のみ(1つ)となり、ブラケット撮像とは呼ばず、通常の撮像となる。
多重合成撮像機能の設定メニューでは、ユーザの指示により、複数枚の撮像画像の合成枚数(合成されるべき画像の枚数;以下、「設定多重数」とも称する)を設定することができる。上記の組み合わせの数分の撮像画像を1組とした撮像画像群の組が、設定多重数だけ得られることになる。
本実施の形態では、画像多重合成の態様として、「並列多重」を採用する。
図2は、AEB撮像により撮像した画像データが並列多重により合成される例を示す概念図である。この例では、AEBブラケット枚数が3であるが、WBB撮像は適用されず(WBB撮像のブラケット枚数が1)、現像は1種類の現像パラメータによってなされる。設定多重数は“3”である。画像205〜画像207、画像208〜画像210、画像211〜画像213の3組がそれぞれAEB撮像で撮像した画像を示している。この例では、画像205〜画像207が1組目の撮像画像群である。そのうち画像206が、基準値の撮像パラメータで撮像された画像である。画像205、画像207が、画像206で適用された撮像パラメータの基準値に対して上記設定されたシフト量だけ−方向、+方向にそれぞれシフトさせた撮像パラメータにて撮像された画像である。
2組目、3組目も同様で、画像209、212が基準値の撮像パラメータで撮像された画像である。基準値からのシフト量は、どの組でも同じ値が適用されるので、図2における縦の列は、撮像パラメータの段階的な差が互いに対応している。
画像214は、画像205、画像208、画像211の3つの画像を多重合成して生成した合成画像である。同様に、画像215は、画像206、画像209、画像212を多重合成して生成し、画像216は、画像207、画像210、画像213を多重合成して生成した合成画像である。
図2の例とは逆に、WBB撮像機能のみを適用し、AEB撮像機能を併用しない場合においても、得られる組の撮像画像群の態様は図2に示すのと外観上同様となる。AEBブラケットではなくWBBブラケットによって1組にWBBブラケット数分(3枚)の画像が得られる。
図3は、AEB撮像及びWBB撮像を併用して撮像した画像が並列多重により合成される例を示す概念図である。設定多重数は“3”であり、最下段の画像が合成画像である。この場合の並列多重の開始の指示は、設定メニューによってユーザにより指定される。
一般的な動作を例にとると、AEB撮像機能、WBB撮像機能及び多重合成(並列多重)機能が同時に設定された場合、ユーザは、まず、1組目の撮像のために、現像パラメータを設定する。そして、被写体にカメラを向けて第1レリーズスイッチ117を押下することで、撮像パラメータが自動設定される。
そして、第2レリーズスイッチ118を3回オン操作することで、AEB撮像とWBB撮像のブラケット枚数(3×3)の組み合わせによる1組目の画像が全9枚撮像(及び現像)される。1組目の撮像画像31〜39のうち、基準値の(シフトされないままの)撮像パラメータ及び現像パラメータの組み合わせで得られた撮像画像が図3に示す撮像画像35である。
図3において、理解容易化のため、各撮像画像における被写体を「IAa」のように模式的に略記する。組を「I、II、III」で示す。「B」は、基準値の撮像パラメータによる画像であり、−方向、+方向にそれぞれ1段階シフトされた撮像パラメータによる画像が「A」、「C」で示される。「b」は、基準値の現像パラメータによる画像であり、−方向、+方向にそれぞれ1段階シフトされた現像パラメータによる画像が「a」、「c」で示される。インデックス番号iN、多重カウンタ数mNは、後述する並列多重処理(図4、図5)で設定される変数である。
1組目において、第2レリーズスイッチ118の1回目のオン操作により、基準値の撮像パラメータに対して、現像パラメータを−方向にシフトした値、基準値、+方向にシフトした値の3つの組み合わせにより撮像画像34〜36が得られる。第2レリーズスイッチ118の2回目のオン操作により、−方向にシフトされた撮像パラメータに対して、現像パラメータを−方向にシフトした値、基準値、+方向にシフトした値の3つの組み合わせにより撮像画像31〜33が得られる。第2レリーズスイッチ118の3回目のオン操作により、+方向にシフトされた撮像パラメータに対して、現像パラメータを−方向にシフトした値、基準値、+方向にシフトした値の3つの組み合わせにより撮像画像37〜39が得られる。
撮像画像31(IAa)は、1組目において、撮像パラメータ及び現像パラメータの双方を基準値に対して−方向に1段階シフトさせた値で撮像(及び現像)して得られた画像である。2組目、3組目については、通常、カメラを別の被写体に向け直し、同様にして第2レリーズスイッチ118の3回のオン操作により1組分の撮像画像を得る。
図3の例において、1組目において撮像画像が生成される順番は、後述する図4、図5の処理による例では、図3のインデックス番号iNの小さい順となる。すなわち、撮像画像35、34、36、32、31、33、38、37、39の順となる。ただし、これは例示であり、各組における撮像・現像の順番は問わない。
各組の撮像画像には、後述する並列多重処理(図4、図5)においてインデックス番号iN(0〜8)が対応付けられる。各組のインデックス番号iNが同じものは、撮像パラメータ及び現像パラメータの各基準値からのシフト量(段階的な差)が互いに対応している。各組のインデックス番号iNが同じもの同士が多重合成される。例えば、撮像画像31に、2、3段目に示す2、3組目の撮像画像41、51が多重合成されて、合成画像61が得られる。
ところで、図2に示したように、AEB撮像機能のみを適用し、WBB撮像機能を併用しない場合は、第2レリーズスイッチ118の1回のオン操作によって撮像される画像は1枚となる。すなわち、第2レリーズスイッチ118の1回目のオン操作により、1組目の画像206が撮像され、2回目、3回目の押下により画像205、207がそれぞれ撮像される。
ところで、過去(事前)に得られ、メモリカード121に記憶された撮像画像群または撮像画像群の組の中から、並列多重の開始時の画像や組を選択することもできる。選択する画像は、1枚である場合は、その1枚が「ベース画像」とされる。事前にブラケット撮像された1組の画像群を「ベース組」として指定してもよい。ただし、ブラケット撮像された1組をベース組として指定した場合は、当該ベース組のブラケット撮像と同じ設定でのブラケット撮像で多重合成撮像を行うように自動設定される。すなわち、ベース組において設定されている撮像パラメータ及び現像パラメータの各設定値(基準値及びシフトされた設定値)の組み合わせと同じものがブラケット撮像用の組み合わせとして設定される。さらに、その後の撮像される組数は、設定多重数に代えて、設定多重数より1少ない数とされる。
例えば、WBB撮像が3回、AEB撮像が3回に設定された9つの画像群の1組のブラケット画像がベース組として指定されると、WBB撮像が3回、AEB撮像が3回のそれぞれのブラケット枚数設定が行われる。シフト量についても選択したベース組の画像データと同じ設定が行われる。図3を用いて説明すれば、最上段の組がベース組であって且つ設定多重数が3であるとすると、その後の撮像によって得る組は、2段目及び3段目の組となる。従って、指定されたベース組を1組目とみなして処理するのと同じとなる。
1枚の画像をベース画像として指定した場合は、撮像される組数は、設定多重数より1少ない数とされる。そして、撮像された画像を並列に多重されると共に、これら多重された画像の各々にベース画像がさらに多重されたものが合成画像とされる。図3の例でいえば、最上段の組に代えて1枚のベース画像が指定され、その後の撮像によって得る組は、2段目及び3段目の組となる。従って、全て同じベース画像である1組分の画像群を1組目とみなして処理するのと同じとなる。
ところで、シフト量については組毎に変更可能だが、ブラケット枚数については、多重合成撮像の解除をメニューで行わなければ解除されない。ここで、ブラケット撮像の設定値や1組の画像データがどの画像であるかは、後述の各画像ファイルのメーカーノートタグに記録されている。
カード入出力部119(図1)は、カードスロット120へ挿入されたメモリカード121にコマンドを送信でき、メモリカード121との間で種々のデータを送受信できる。メモリカード121は、圧縮画像信号を記録又は保存する機能を具備する。CPU109は、Exif(Exchangeable Image File Format)規格のファイルフォーマットに従って、カード入出力部119を制御する。そしてRAMメモリ113上の画像処理が施された画像データを、カードスロット120へ挿入されたメモリカード121に記録する。Exif規格のファイルは、デジタルカメラで画像撮像時のカメラ情報をタグ形式で画像データと同一ファイルに記録することができる。Exifのカメラ情報には、撮像時の明るさに関するカメラ情報として例えば、絞り値Avタグ、シャッタスピードTvタグ、輝度値(Brightness Value、以下「Bv」と記す)タグがある。また、絞り値Av、シャッタスピードTv、輝度値BvをAPEX(Additive System of Photographic Exposure)単位の値で記載している。他にも、メーカーノート(Makere Note)タグがあり、各デジタルカメラメーカーが独自の画像情報を追加することができる。
CPU109は、第2レリーズスイッチ118がオンになるとその時に設定されている撮像パラメータで撮像を開始する。そして、フレームメモリ108上のRAWデータに対して、保存用の現像パラメータを用いて現像処理部112で現像を行い、RAMメモリ113へ配置し、Exif規格のファイルを生成してからカード入出力部119を経てメモリカード121へ保存する。
以下、図4、図5及び図3を併せ参照して、並列多重処理の動作を説明する。図4、図5は、並列多重処理のフローチャートである。本処理は、設定メニューによって並列多重の開始が指示され、それに関連する各種設定(ブラケット枚数、パラメータ、シフト量の設定、ベース画像やベース組の指定)がなされたとき開始される。
まず、ステップS101では、CPU109は、設定メニューにより設定されているWBB撮像とAEB撮像の各ブラケット回数から、生成されるべき画像数(=WBB回数×AEB回数)を求める。そして、CPU109は、当該画像数分の多重合成用メモリの領域をRAMメモリ113に確保する。さらに、予めメニューによりベース画像やベース組が指定されていた場合は、CPU109は、ベース画像等が記憶されているメモリカード121等のメディアから該当する画像ファイルを読み出し、上記確保した多重合成用メモリにそれらを書き込む。ベース画像等が指定されていない場合は、CPU109は、上記確保した多重合成用メモリを0でクリアする。
次に、ステップS102では、CPU109は、RAMメモリ113上に多重カウンタmNを確保し、予め設定メニューで設定されている設定多重数を多重カウンタmNに設定する。ここで、ベース画像等が指定されている場合は、CPU109は、一旦、設定多重数に設定された多重カウンタmNを1つ減算しておく。ベース画像等が指定されていない場合においては、多重カウンタmNの値は、現在処理中の組を含めた未処理の組の数を表すことになる(図3参照)。
次に、ステップS103では、CPU109は、RAMメモリ113上にAEBカウンタが確保されていない場合(初回等)はAEBカウンタを確保する。そして、予め設定メニューで設定されているAEB撮像のブラケット回数をAEBカウンタに設定する。さらに、CPU109は、変数であるインデックス番号iNが確保されていない場合(初回等)はそれをRAMメモリ113上に確保する。そして、インデックス番号iNを0にリセットする。
次に、ステップS104では、CPU109は、第2レリーズスイッチ118がオンされるかまたはメインスイッチ116がオフされることをポーリングして検知する。従って、これらいずれかがあるまで処理が停止される。CPU109は、これらいずれかがあるとステップS105に処理を進め、中断処理がされたか否か、すなわち、メインスイッチ116がオフされたか否かを判別する。その判別の結果、中断処理がされない場合は、CPU109は、ステップS106に処理を進め、設定されている撮像パラメータに従って1枚(1回)の撮像を行うよう制御する。
次に、ステップS107では、CPU109は、RAMメモリ113上にWBBカウンタが確保されていない場合(初回等)はWBBカウンタを確保する。そして、予め設定メニューで設定されているWBB撮像のブラケット回数をWBBカウンタに設定する。次に、図5のステップS108では、CPU109は、最も新しくステップS106で撮像された現像前の画像データに対して、設定されている現像パラメータに基づいて現像を行うよう制御する。
次に、ステップS109では、CPU109は、最も新しくステップS108で現像、生成された画像と現在のインデックス番号iNで示される画像とを多重合成する。これは暫定的な多重画像である。さらに、CPU109は、今回新たに多重された暫定的な多重画像について、現在のインデックス番号iNを対応付け、多重前の画像データに代えてRAMメモリ113に一時的に記憶しておく。例えば、図3の例でいえば、いずれもインデックス番号iNが「4」に対応している撮像画像31に撮像画像41を多重したものを、一時的に多重画像としてインデックス番号iN=4を対応付けて記憶しておく。ここで、多重合成においては、単純に各画素を加算するとする。しかし、多重合成の態様は問わず、より複雑なアルゴリズムで多重合成するようにしても良い。
次に、ステップS110では、CPU109は、多重カウンタmN=1となったか否かを判別する。そして、多重カウンタmN=1となった場合は、CPU109は、ステップS111で、今回のインデックス番号iNに対応している撮像画像について、設定多重数分の組の撮像画像が得られたことになるので、ファイル生成を行う。このファイル生成においては、上記多重合成された合成画像(例えば、図3の撮像画像65)をインデックス番号iNに基づいて画像ファイルにしてメモリカード121に保存する。一方、多重カウンタmN=1となっていない場合は、CPU109は、今回はファイル生成を行うことなくステップS112に処理を進める。
ステップS112では、WBBカウンタ=1となったか否かを判別する。その判別の結果、WBBカウンタ=1でない場合は、CPU109は、ステップS113で、現像パラメータの基準値(例えば、WB(ホワイトバランス)設定)から、予め設定された現像パラメータのシフト量だけシフトさせた値を現像パラメータとして設定する。このときのシフトの方向や段階の決定は、予め定められた順番でなされ、WBBのブラケット回数が3の場合は、初回のステップS113では−方向へシフトされ、次回のステップS113では+方向へシフトされるとする。ただし、順番はどのように定めてもよい。
次に、ステップS114では、CPU109は、WBBカウンタを1つ減算すると共に、インデックス番号iNを1つ加算して、前記ステップS108に処理を戻す。従って、撮像された1枚の現像前の画像データに対して、ステップS108〜S114の処理がWBBブラケット枚数分繰り返され、WBBブラケット枚数分の撮像画像が得られる。例えば、図3でいうと、1組目において基準値の撮像パラメータで撮像された1枚の撮像画像に対して3種類の現像が施されて撮像画像35、34、36が得られる。一方、前記ステップS112で、WBBカウンタ=1となった場合は、CPU109は、ステップS115に処理を進める。
ステップS115では、AEBカウンタ=1となったか否かを判別する。その判別の結果、AEBカウンタ=1でない場合は、CPU109は、ステップS116で、撮像パラメータの基準値から、予め設定された撮像パラメータ(Av、Tv、ISO)のシフト量だけシフトさせた値を撮像パラメータとして設定する。このときのシフトの方向や段階の決定は、予め定められた順番でなされ、AEBのブラケット回数が3の場合は、初回のステップS116では−方向へシフトされ、次回のステップS116では+方向へシフトされるとする。ただし、順番はどのように定めてもよい。
次に、ステップS117では、CPU109は、AEBカウンタを1つ減算すると共に、インデックス番号iNを1つ加算して、前記ステップS104(図4)に処理を戻す。従って、例えば、図3の撮像画像34〜36を得た直後であれば、その後のステップS106で撮像された1枚の現像前の画像データに対して、その後のステップS108〜S114の処理がWBBブラケット枚数分繰り返される。その結果、WBBブラケット枚数分の撮像画像が得られる。例えば、図3でいうと、1組目において基準値より−方向にシフトされた撮像パラメータで撮像された1枚の撮像画像に対して3種類の現像が施されて撮像画像32、31、33が得られる。一方、前記ステップS115で、AEBカウンタ=1となった場合は、1組分の撮像画像の取得が終わったことになるので、CPU109は、ステップS118に処理を進める。
ステップS118では、CPU109は、多重カウンタmN=1となったか否かを判別する。そして、多重カウンタmN=1となっていない場合は、未処理の組があるので、CPU109は、多重カウンタmNを1つ減算して(ステップS119)、前記ステップS103(図4)に処理を戻す。一方、多重カウンタmN=1となった場合は、設定多重数分の組の撮像画像が得られ、それらの並列合成画像も得られたので、CPU109は、本並列多重処理を終了させる。
前記ステップS105で、中断処理がされた場合は、CPU109は、処理をステップS120に進める。ステップS120では、CPU109は、既にステップS109で並列的な多重合成が行われた暫定的な多重画像が存在する場合は、それらをインデックス番号iNに基づいて画像ファイルにしてメモリカード121に保存する。
ところで、図4、図5の処理では、AEB撮像において、初回、またはシフトにより新たに設定された撮像パラメータによる2回目以降の撮像は、いずれも第2レリーズスイッチ118のオン(ステップS105)をきっかけに開始される。図3の例では、1組の撮像のために合計3回のオン操作が必要となる。しかしこれに限るものでなく、第2レリーズスイッチ118の1回のオン操作をきっかけに、AEB撮像及びWBB撮像のブラケット枚数分(1組分)の撮像及び現像が連続して実行されるようにしてもよい。
そのように構成するためには、図4、図5において、ステップS105、S120を廃止すると共に、ステップS117の処理後、ステップS106に処理を戻すようにすればよい。図2に例示するような、AEB撮像機能のみを適用し、WBB撮像機能を併用しない場合にも、この構成を採用すれば、第2レリーズスイッチ118の1回のオン操作で3つの画像205〜画像207を一気に得ることができる。
本実施の形態によれば、AEB撮像における撮像パラメータ、WBB撮像における現像パラメータのそれぞれが、予め設定された基準値と該基準値に対して段階的に異ならせた値とで複数の設定値に設定される。そして、これらの設定値の組み合わせがブラケット撮像用の組み合わせとなり、組み合わせの数分の撮像画像を1組とした撮像画像群の組が設定多重数だけ取得される。そして、各組の、各基準値に対する段階的な差が対応している(設定値の組み合わせが等しい)撮像画像同士を合成して1組分の合成画像が得られる。これにより、パラメータの組み合わせごとの多重画像を得られるようにして、多重画像撮像における失敗の救済を図ることができる。例えば、図3の例えでいえば、9種類の合成画像が得られるので、その中から最適なものをユーザが採用することができる。しかも、AEB撮像またはWBB撮像のいずれかまたは双方のブラケット撮像において並列多重した合成画像が得られるので、使える場面が多く用途が広い。
また、事前に撮像された1枚の画像をベース画像として指定すれば、当該ベース画像に対して、その後に撮像された画像が並列に多重されるので、用途が一層広がる。さらに、事前にブラケット撮像された1組の撮像画像群をベース組とした場合は、当該ベース組において設定されている撮像パラメータ及び現像パラメータの各設定値の組み合わせと同じものがブラケット撮像用の組み合わせとして自動設定される。これにより、用途が広がるだけでなく、ベース組を指定すれば、それに多重していく被写体を撮像する度にパラメータやシフト量をユーザが設定する必要がなく、利便性が高い。
なお、本実施の形態において、撮像画像の多重は、現像がなされる度に行われるとした(図5のステップS109)。しかしこれに限られない。例えば、設定多重数分の組の撮像画像を全て取得してから、各組のインデックス番号iNが同じもの同士を多重合成するようにしてもよい。従って、合成処理する順番も問わず、インデックス番号iNの順でなくてもよい。
(第2の実施の形態)
上記第1の実施の形態では、撮像、現像パラメータが対応している画像同士を並列に多重する並列多重を採用した。これに対し、本発明の第2の実施の形態では、ブラケット撮像された各組の撮像画像群から最適な1つの画像をユーザによって選択させ、選択された画像同士を多重する「選択多重」を採用する。従って、図2、図3に代えて図6、図7を用い、多重処理については図5に代えて図8を用いて本実施の形態を説明する。その他の基本的な構成は第1の実施の形態と同様である。
図6は、AEB撮像により撮像した画像データが選択多重により合成される例を示す概念図である。画像205〜213は図2に例示したものと同じである。しかし、実際に多重されるものとして選択された画像は、1組目で画像207、2組目で画像209、3組目で画像211である。そして、これら各組の画像207、209、211が多重合成されて、1枚の合成画像217が得られる。図2の例と同様に、ブラケット撮像についてAEB撮像の代わりにWBB撮像のみが適用された場合も同様となる。
図7は、AEB撮像及びWBB撮像を併用して撮像した画像が選択多重により合成される例を示す概念図である。設定多重数は“3”であり、最下段の1つの画像が合成画像75である。この場合の選択多重の開始の指示は、設定メニューによってユーザにより指定される。
ユーザが行う操作手順は、基本的に第1の実施の形態と同じであるが、組毎に1つの撮像画像を、多重されるべき合成用画像として選択可能になっている。組毎に、各組の全ての撮像画像が取得された直後に選択がなされるが(組毎選択)、途中においても選択が可能になっている(途中選択)。途中選択は、本実施の形態における採用例としては、撮像パラメータが切り換えられる直前のタイミング(1つの撮像パラメータに対応するWBBブラケット撮像の1巡分が終わった直後)で行えるようになっている。
図7を例にとると、1組目の全9枚の撮像画像群が取得された直後に、組毎選択のためにそれらをTFT115にプレビュー表示し、ユーザに1枚を合成用画像として選択させる。ここでは、撮像画像34が選択されている。また、2組目においては、6枚目の撮像画像43が取得された直後にユーザが途中選択を行う。ここでは、撮像画像43が選択され、2組目についてはそれ以降の撮像・現像は行われることなく取得完了とされる。従って、途中選択がなされた場合も考慮すれば、各組の撮像画像群の数は、ブラケット撮像用の組み合わせで撮像され得る画像数を最大とし、途中選択の場合は、それにより少なくなる。3組目においては、組毎選択により撮像画像57が選択されている。画像の多重は、既に選択されている合成用画像がある場合は、次の合成用画像が選択された直後に行われる。最終的に1枚の合成画像75が生成される。
ところで、選択多重においても、過去に得られた撮像画像群の中から1枚の画像を「ベース画像」として開始時に指定可能である。ベース画像を指定した場合は、その後の撮像される組数は、設定多重数より1少ない数とされる。図7の例でいえば、最上段の組に代えて1枚のベース画像が指定され、その後の撮像によって得る組は、2段目及び3段目の組となる。指定されたベース画像は合成用画像の1つとなり、その後の組毎に1つ選択される合成用画像群とベース画像とが多重合成されて、1つの合成画像となる。従って、指定された「ベース画像」を、1組目で選択された合成用画像とみなして処理するのと同じとなる。
以下、図8及び図7を併せ参照して、選択多重処理の動作を説明する。図8は、選択多重処理のフローチャートである。本処理は、設定メニューによって選択多重の開始が指示され、それに関連する各種設定(ブラケット枚数、パラメータ、シフト量の設定、ベース画像の指定)がなされたとき開始される。
まず、CPU109は、図4のステップS101〜S107を実行する。ただし、ベース画像は指定できるが、ベース組は指定できない。ステップS107の処理後、ステップS201では、CPU109は、最も新しくステップS106で撮像された現像前の画像データに対して、設定されている現像パラメータに基づいて現像を行うよう制御する。また、CPU109は、RAMメモリ113に画像選択用メモリが確保されていない場合(初回等)は、画像選択用メモリを確保し、該画像選択用メモリに、上記現像した画像を保存する。その際、その画像に現在のインデックス番号iNを対応付けておく。
次に、ステップS202〜S204では、CPU109は、図5のステップS112〜S114と同様の処理を実行する。ただし、ステップS204の処理後は、ステップS201に処理を戻す。また、前記ステップS202で、WBBカウンタ=1となった場合は、CPU109は、ステップS205に処理を進める。
次に、ステップS205〜S207では、CPU109は、図5のステップS115〜S117と同様の処理を実行する。ただし、CPU109は、ステップS207の処理後はステップS208に処理を進める。また、ステップS205でAEBカウンタ=1となった場合は、1組分の撮像画像の取得が終わったことになるので、CPU109は、ステップS209に処理を進める。ステップS208が、合成用画像の途中選択の処理であり、ステップS209が組毎選択の処理である。
まず、ステップS208では、CPU109は、上記の画像選択用メモリに記録されている複数の画像をTFT115にプレビュー表示し、ユーザから合成用画像の選択を受け付ける(選択手段)と共に、合成用画像が選択されたか否かを判別する。その際、ベース画像が指定されている場合は、多重合成用メモリにそれが記憶されているので、多重合成用メモリのベース画像を画像選択用メモリに記録されている複数の画像のそれぞれに多重合成した状態でプレビュー表示するようにしてもよい。合成用画像の選択は、例えば、グラフィカルユーザインタフェースを用いて行える。プレビュー表示は、複数画像を一度に一覧で表示しても良いし、1つずつ画像送りして表示しても良い。
この途中選択においては、現在、撮像画像群が取得途中である組の既に取得済みの撮像画像が選択対象となる(図7の例では、2組目の6枚)。そして、合成用画像が選択されなかった場合は、CPU109は、前記ステップS104(図4参照)に処理を戻す。一方、合成用画像が選択された場合は、ステップS210で、CPU109は、現在、多重合成用メモリに記憶されている画像に、今回選択された合成用画像を多重合成して、多重合成用メモリに上書き(更新)する。
従って、例えば、図7の2組目における途中選択であった場合は、1組目で選択された合成用画像(撮像画像34)に今回の2組目で選択された合成用画像(撮像画像43)が多重合成され、その多重合成画像が多重合成用メモリの新たな内容となる。また、ベース画像が指定されている場合における最初の組の途中選択であった場合は、ベース画像に、今回選択された合成用画像が多重合成され、その多重合成画像が多重合成用メモリの新たな内容となる。途中選択がなされた組については、それ以降の撮像・現像は行われることなく撮像画像の取得完了となる。
一方、ステップS209では、CPU109は、ステップS208と同様に、画像選択用メモリに記録されている複数の画像をTFT115にプレビュー表示し、ユーザから合成用画像の選択を受け付ける。この組毎選択においては、今回、撮像画像群の取得が完了した組の撮像画像の全てが選択対象となる(図7の例では、1組目や3組目の9枚)。ここでは、ユーザは、1枚の合成用画像を必ず選択することになる。
ステップS209からステップS210に移行した場合も、CPU109は、現在、多重合成用メモリに記憶されている画像に、今回選択された合成用画像を多重合成して、多重合成用メモリに上書き(更新)する。従って、例えば、3組目の選択であった場合は、2組目の処理で生成された多重画像に今回の3組目で選択された合成用画像が多重合成され、その多重合成画像が多重合成用メモリの新たな内容となる。
次に、ステップS211では、CPU109は、多重カウンタmN=1となったか否かを判別する。そして、多重カウンタmN=1となっていない場合は、未処理の組があるので、CPU109は、多重カウンタmNを1つ減算して(ステップS212)、前記ステップS103(図4参照)に処理を戻す。一方、多重カウンタmN=1となった場合は、設定多重数分の組の撮像画像が得られ、各組の合成用画像の選択も済んでいるので、CPU109は、処理をステップS213に進める。ステップS213では、CPU109は、現在の多重合成用メモリの内容、すなわち、合成用画像が多重されたものを画像ファイルにしてメモリカード121に保存する。その後、CPU109は、本選択多重処理を終了させる。
また、前記ステップS105(図4参照)の判別の結果、中断処理がされた場合は、CPU109は、処理をステップS214に進める。ステップS214では、CPU109は、既にステップS210で多重合成が行われた暫定的な多重画像が存在する場合、すなわち、現在の多重合成用メモリに多重合成された画像が存在する場合は、それを画像ファイルにしてメモリカード121に保存する。そして、CPU109は、本選択多重処理を終了させる。なお、現在の多重合成用メモリに存在するのがベース画像そのものである場合は、ファイル生成を行わないで本選択多重処理を終了させてもよい。
ところで、図8の処理では、AEB撮像において、初回、またはシフトにより新たに設定された撮像パラメータによる2回目以降の撮像は、いずれも第2レリーズスイッチ118のオン(ステップS105)をきっかけに開始される。図7の例では、1組の撮像のために合計3回のオン操作が必要となる。しかしこれに限るものでなく、第2レリーズスイッチ118の1回のオン操作をきっかけに、AEB撮像及びWBB撮像のブラケット枚数分(1組分)の撮像及び現像が連続して実行されるようにしてもよい。
そのように構成するためには、ステップS105、S214、S208を廃止すると共に、ステップS207の処理後は、ステップS106に処理を戻すようにすればよい。
本実施の形態によれば、取得された各組の撮像画像群から組毎に1つの撮像画像を合成用画像として選択し、選択された合成用画像群を互いに合成して1つの合成画像を得る。これにより、各ブラケット撮像画像における所望の画像同士を多重した合成画像を得られるようにして、多重画像撮像における失敗の救済を図ることができる。特に、第1の実施の形態における並列多重とは異なり、各組毎に最も適した画像をユーザ自身が判断して、それらを組み合わせて合成できるので、所望の多重画像が得られやすい。
また、途中選択がなされた組については、それにて撮像画像の取得完了となるので、無駄な動作を省いて迅速に処理を進めることができる。
また、事前に撮像された1枚の画像をベース画像として指定すれば、当該ベース画像に対して、その後に撮像された組から選択された合成用画像が多重されるので、用途が一層広がる。
なお、本実施の形態において、合成用画像の選択は各組の撮像画像が取得された時点(組毎選択)、あるいは各組においてWBBブラケット撮像の1巡分が終わった直後(途中選択)に行える。しかしこれに限るものでなく、全ての組の撮像画像の取得が完了してから選択できるようにしてもよい。あるいは、途中選択において、WBBブラケット撮像の1巡分が終わるのを待たずに、すなわち、WBB=1とならない段階で合成用画像の選択を行えるように構成してもよい。その場合は、ステップS208、S210に相当する処理を、ステップS204の後に設ければよい。
なお、合成用画像の選択はユーザによるものとしたが、予め定めたルールによって自動で選択されるように構成してもよい。
なお、上記各実施の形態において、撮像、現像パラメータのシフトは、基準値を含めて3段階を例示した。しかし、これに限られない。例えば、5段階や7段階でもよいし、偶数段階でもよい。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。上述の実施形態の一部を適宜組み合わせてもよい。例えば、上記第1の実施の形態における並列多重と第2の実施の形態における選択多重とを、事前にユーザが選択できるように構成するのが望ましい。その選択もメニュー操作によりグラフィカルユーザインタフェース等で行えるようにすればよい。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
104 撮像素子
109 CPU
112 現像処理部
115 TFT

Claims (8)

  1. 被写体像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮像された複数枚の画像を合成し、合成画像を生成する合成手段と、
    前記合成手段によって1枚の画像に合成されるべき画像数を設定する第1の設定手段と、
    撮像パラメータ及び現像パラメータの各設定値を設定し、その際、前記撮像パラメータ及び前記現像パラメータのうちの少なくとも一方についてはその設定値を複数設定する第2の設定手段と、
    前記第2の設定手段により設定された前記撮像パラメータの設定値と前記現像パラメータの設定値との組み合わせを用いて前記撮像手段によって行われるブラケット撮像で得られる複数の撮像画像を1組とした撮像画像群の組を、前記第1の設定手段によって設定された画像数の分だけ取得する取得手段と、を有し、
    前記合成手段は、前記撮像画像群の各組における、前記第2の設定手段により設定された設定値の組み合わせが等しい画像同士を合成して前記合成画像を生成することを特徴とする撮像装置。
  2. 予め撮像され、メモリに記憶された1枚の撮像画像をベース画像として指定する第1の指定手段を有し、前記取得手段は、前記第1の指定手段によりベース画像が指定された場合においては、前記撮像画像群の組を前記第1の設定手段によって設定された画像数より1少ない数だけ取得し、且つ、前記合成手段は、前記取得手段により取得された撮像画像群の各組における前記第2の設定手段により設定された設定値の組み合わせが等しい画像同士を合成すると共に、これら合成した撮像画像の各々に前記ベース画像をさらに合成して前記合成画像を生成することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記取得手段により過去に得られた撮像画像群の組のうちの1組をベース組として指定する第2の指定手段を有し、前記第2の指定手段によりベース組が指定された場合においては、前記第2の設定手段は、前記ベース組において設定されている前記撮像パラメータの設定値及び前記現像パラメータの設定値の組み合わせを、前記ブラケット撮像で用いられる設定値の組み合わせとして設定すると共に、前記取得手段は、前記撮像画像群の組を前記第1の設定手段によって設定されている画像数より1少ない数だけ取得し、且つ、前記合成手段は、前記取得手段により取得された前記第1の設定手段によって設定されている画像数より1少ない数の各組及び前記ベース組における、前記第2の設定手段により設定された設定値の組み合わせが等しい画像同士を合成して前記合成画像を生成することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 被写体像を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段によって撮像された複数枚の画像を合成し、合成画像を生成する合成手段と、
    前記合成手段によって1枚の画像に合成されるべき画像数を設定する第1の設定手段と、
    撮像パラメータ及び現像パラメータの各設定値を設定し、その際、前記撮像パラメータ及び前記現像パラメータのうちの少なくとも一方についてはその設定値を複数設定する第2の設定手段と、
    前記第2の設定手段により設定された前記撮像パラメータの設定値と前記現像パラメータの設定値との組み合わせを用いて前記撮像手段によって行われるブラケット撮像で撮像され得る画像数を最大とする撮像画像を1組とした撮像画像群の組を、前記第1の設定手段によって設定された画像数の分だけ取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された各組の撮像画像群から、組毎に1つの撮像画像を合成用画像として選択する選択手段と、を有し、
    前記合成手段は、前記選択手段により選択された合成用画像を互いに合成して前記合成画像を生成することを特徴とする撮像装置。
  5. 前記選択手段は、前記取得手段により撮像画像群が取得されている途中においても、当該撮像画像群が取得途中である組の既に取得済みの撮像画像から、ユーザの指示に従って、1つの撮像画像を当該組の前記合成用画像として選択可能であり、前記取得手段は、撮像画像群を取得している途中で前記合成用画像が選択された組については、当該組における残りの撮像画像群の取得を行うことなく取得完了とすることを特徴とする請求項4記載の撮像装置。
  6. 予め撮像された1枚の撮像画像をユーザの指示に従ってベース画像として指定する第1の指定手段を有し、前記取得手段は、前記第1の指定手段によりベース画像が指定された場合においては、前記撮像画像群の組を前記第1の設定手段によって設定されている画像数より1少ない数だけ取得すると共に、前記選択手段は、前記取得手段により取得された前記第1の設定手段によって設定されている画像数より1少ない数の各組の撮像画像群から、ユーザの指示に従って組毎に1つの撮像画像を選択し、該選択した組毎に1つの撮像画像と前記指定されたベース画像とを前記合成用画像として選択することを特徴とする請求項4記載の撮像装置。
  7. 被写体像を撮像する撮像工程と、
    前記撮像工程によって撮像された複数枚の画像を合成し、合成画像を生成する合成工程と、
    前記合成工程によって1枚の画像に合成されるべき画像数を設定する第1の設定工程と、
    撮像パラメータ及び現像パラメータの各設定値を設定し、その際、前記撮像パラメータ及び前記現像パラメータのうちの少なくとも一方についてはその設定値を複数設定する第2の設定工程と、
    前記第2の設定工程により設定された前記撮像パラメータの設定値と前記現像パラメータの設定値との組み合わせを用いて前記撮像工程によって行われるブラケット撮像で得られる複数の撮像画像を1組とした撮像画像群の組を、前記第1の設定工程によって設定された画像数の分だけ取得する取得工程と、を有し、
    前記合成工程は、前記撮像画像群の各組における、前記第2の設定工程により設定された設定値の組み合わせが等しい画像同士を合成して前記合成画像を生成することを特徴とする撮像装置の制御方法。
  8. 被写体像を撮像する撮像工程と、
    前記撮像工程によって撮像された複数枚の画像を合成し、合成画像を生成する合成工程と、
    前記合成工程によって1枚の画像に合成されるべき画像数を設定する第1の設定工程と、
    撮像パラメータ及び現像パラメータの各設定値を設定し、その際、前記撮像パラメータ及び前記現像パラメータのうちの少なくとも一方についてはその設定値を複数設定する第2の設定工程と、
    前記第2の設定工程により設定された前記撮像パラメータの設定値と前記現像パラメータの設定値との組み合わせを用いて前記撮像工程によって行われるブラケット撮像で撮像され得る画像数を最大とする撮像画像を1組とした撮像画像群の組を、前記第1の設定工程によって設定された画像数の分だけ取得する取得工程と、
    前記取得工程によって取得された各組の撮像画像群から、組毎に1つの撮像画像を合成用画像として選択する選択工程と、を有し、
    前記合成工程は、前記選択手段により選択された合成用画像を互いに合成して前記合成画像を生成することを特徴とする撮像装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014220626A (ja) * 2013-05-07 2014-11-20 キヤノン株式会社 撮像装置及びその制御方法、プログラム、記憶媒体

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