JP2012038196A - プログラム評価装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 組み込みシステムの開発において既存機能の流用をより容易に行うための技術を提供する。
【解決手段】 プログラム評価装置は、演算部と、複数の記憶媒体インタフェースとを備える。演算部は、RTOSにより複数種類のタスクの実行を管理するとともに、各々がタスク単位でモジュール化されたコンパイル処理後のバイナリデータである複数種類のオブジェクトモジュールを取得する。複数の記憶媒体インタフェースは、オブジェクトモジュールを格納した記憶媒体をそれぞれ物理的に着脱可能である。また、演算部は、複数種類のオブジェクトモジュールを、別々の記憶媒体からそれぞれ独立して取得する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プログラム評価装置に関する。
従来から、組み込みシステムでは、各部の制御に必要となるプログラム群を効率的に処理するためにリアルタイムオペレーティングシステム(以下、RTOSと表記する)が用いられている。上記の組み込みシステムのプログラム開発は、コーディングやコンパイルなどの作業をターゲットマシン(最終製品)とは異なるマシン上で行うクロス開発環境が一般的である。
また、組み込みシステムのバージョンアップ時に保守用端末からRTOSのタスク管理情報を書き換えて、現状のソフトウエア資産を有効に活用する技術も提案されている(一例として、特許文献1参照)。
特開2000−66906号公報
ところで、新規の組み込みシステムの開発において既存の機能を流用する場合、既存機能から流用したコードもソースコードに一体的に組み込んでコンパイルする必要がある。そのため、新規の組み込みシステムのソフトウエア設計において、既存機能の流用箇所で不具合が生じた場合にはデバック時の検証作業が非常に煩雑となる。また、上記の場合には、既存機能から流用したコードについても設計プロセスや評価プロセスが必要となるので、既存機能の流用箇所であっても開発期間および開発費を計上する必要が生じる点で改善の余地があった。
上記事情に鑑み、組み込みシステムの開発において既存機能の流用をより容易に行うための技術を提供する。
一の態様のプログラム評価装置は、演算部と、複数の記憶媒体インタフェースとを備える。演算部は、RTOSにより複数種類のタスクの実行を管理するとともに、各々がタスク単位でモジュール化されたコンパイル処理後のバイナリデータである複数種類のオブジェクトモジュールを取得する。複数の記憶媒体インタフェースは、オブジェクトモジュールを格納した記憶媒体をそれぞれ物理的に着脱可能である。また、演算部は、複数種類のオブジェクトモジュールを、別々の記憶媒体からそれぞれ独立して取得する。
上記の一の態様において、各々の記録媒体インタフェースは、装着された記憶媒体に記憶されているオブジェクトモジュールのタスク優先度、割り込み優先度、DMA転送の設定の少なくともいずれかを決定するスイッチ部を含んでいてもよい。
上記の一の態様において、演算部は、オブジェクトモジュールの起動時にエラーが生じたときに、エラーに対応するオブジェクトモジュールを示すデータを出力してもよい。
一の態様のプログラム評価装置は、タスク単位でモジュール化されたコンパイル処理後のバイナリデータ(オブジェクトモジュール)を別々の記憶媒体から独立して取得する。記憶媒体の物理的な差し替えにより、組み込みシステムの開発での既存機能の流用をより容易に行うことができる。
一の実施形態におけるプログラム評価装置のハードウェア構成例を示すブロック図 一の実施形態におけるプログラム評価装置のソフトウエア構成例を示す図 一の実施形態のプログラム評価装置によるRTOSの起動確認処理例を示す流れ図 図3の処理でのオブジェクトモジュールの登録状態を示す図
図1は、一の実施形態におけるプログラム評価装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。上記のプログラム評価装置は、例えば、組み込みシステムの開発工程で用いられる汎用の評価ボードである。また、一の実施形態では、L2スイッチの組み込みシステムの例を説明する。L2スイッチは、OSI(Open Systems Interconnection)モデルの第2層(Layer2:L2)であるデータリンク層において、MAC(Media Access Control)アドレスでフレームの行き先を判断してデータ転送を行う機器である。
プログラム評価装置のメイン基板(オブジェクトベース)11上には、CPU12と、割り込みコントローラ13と、記憶部14と、DMAC(Direct Memory Access Controller)15と、制御I/F16と、基本機能回路17と、複数(n個、但しnは2以上の整数)の記憶媒体I/F18と、外部I/F19と、バス20とが実装されている。ここで、CPU12、割り込みコントローラ13、記憶部14、DMAC15、制御I/F16、基本機能回路17、各記憶媒体I/F18、外部I/F19は、それぞれバス20を介して接続されている。
CPU12は、組み込み機器の各部動作を制御するためのプロセッサである。CPU12には、RTOSの機能の核となるカーネルにより、RTOSに関する各プログラムの演算処理を実行する。上記のRTOSは、アプリケーションプログラムをタスクと称される処理単位で複数実行する(なお、RTOSのタスク制御については後述する)。なお、CPU12内には、高速のデータアクセスが可能なワークメモリ(不図示)が内蔵されている。
割り込みコントローラ13は、周辺機器からの割り込み処理要求を受信するとともに、割り込み要因の優先度に応じてCPU12に割り込み信号を発生させる回路である。割り込みコントローラ13の制御により、CPU12は1つの入力端子で複数の割り込み要因に対応できる。
記憶部14は、RTOSを記憶する不揮発性のフラッシュメモリと、各タスクの実行時のデータを一時的に記憶する揮発性のメインメモリとを有している。
DMAC15は、オブジェクトベース11上の各部で単位転送データ量ごとのDMA転送を実行するための回路である。DMAC15は、CPU12の指示を受けてデータの転送方向を決定するとともにアドレスの生成を行う。
制御I/F16は、外部の制御装置(例えば開発工程でのみ接続されるコンピュータ)との通信を制御するモジュールである。例えば、制御I/F16は、外部I/F19を介して接続された上記の制御装置からRTOSのブートプログラム等を受信する。また、基本機能回路17は、例えばタイマ(Real Time Clock)機能や電源管理機能等を負担する回路である。
n個の記憶媒体I/F18は、RTOSの各タスクに対応する複数種類のオブジェクトモジュールを読み込むために設けられている。一の実施形態でのオブジェクトモジュールは、タスク単位でモジュール化されたコンパイル処理後のバイナリデータである。また、各々のオブジェクトモジュールは、それぞれ異なる不揮発性の記憶媒体21(メモリカードやハードディスク等)に独立して格納されている。そして、CPU12は、複数種類のオブジェクトモジュールを別々の記憶媒体21からそれぞれ独立して取得する。なお、一の実施形態では、記憶媒体I/F18の構成はいずれも同じであるので重複説明を省略する。また、図1では記憶媒体21の一例としてメモリカードを図示する。
また、記憶媒体I/F18は、記憶媒体21を物理的に着脱可能なコネクタ18aと、コントローラ18bと、スイッチ部18cとを有している。コネクタ18aおよびスイッチ部18cはコントローラ18bに接続されている。記憶媒体I/F18のコントローラ18bは、コネクタ18aに接続された記憶媒体21からオブジェクトモジュールのデータを読み込み、オブジェクトモジュールのデータをバス20に出力する。
また、スイッチ部18cは、記憶媒体I/F18で読み込むオブジェクトモジュールの各種設定をスイッチングにより決定する。コントローラ18bは、スイッチ部18cでの設定に応じてオブジェクトモジュールのタスクの実行を調整する。例えば、スイッチ部18cは、オブジェクトモジュールのタスク優先度、タスクの割り込み優先度、オブジェクトモジュールのデータ転送におけるDMA転送のオンオフおよびDMA転送時の使用チャネルをそれぞれ決定する。なお、スイッチ部18cは、外部から操作可能な物理的なスイッチ(ディップスイッチ等)であってもよく、ブートプログラムで切り替えを行うソフトウェアスイッチであってもよい。
外部I/F19は、プログラム評価装置と外部機器とを接続するモジュールである。例えば、外部I/F19には、ブートプログラムを送信するコンピュータや、L2スイッチ用LSIの等価回路として機能するFPGA等が接続される。また、外部I/F19は、公知のシリアルバス規格に準拠して外部機器とのデータ通信を行うコントローラ19aと、接続される外部機器のアドレスを決定するスイッチ部19bとを有している。
また、図2は、一の実施形態におけるプログラム評価装置のソフトウエア構成例を示す図である。CPU12は、ブートプログラムによる起動制御と、RTOSのカーネルによるアプリケーション制御とを実行する。また、CPU12は、記憶媒体I/F18を介してオブジェクトモジュール(コンパイル済のタスクのバイナリデータ)を各記憶媒体21から取得する。
起動制御において、CPU12はハードウェアの各種設定を初期化する。また、RTOSのアプリケーション制御では、CPU12は、タスクスケジューリング制御、割り込み制御、システムコール制御、基本機能制御(例えば、メモリプール機能、RTCによるタイマ管理など)を実行する。
上記のRTOSは、タスクを複数実行するときに、割り込みハンドラの要求、タスクの要求、タイマによる時限要求のいずれかを受けてシステムコールでタスクの状態を変更する。そして、タスクの状態が変更された場合には、カーネル内のタスクスケジューラが呼び出されて実行対象のタスクの選び直し(スケジューリング)が行われる。
RTOSによるタスクの実行順序は各タスクの優先度に依存し、RTOSは最も優先度の高いタスクから順番に実行する。一例として、RTOSにおいてタスクAの実行中に優先度が高いタスクBが出現した場合、優先度の高いタスクBが割り込み処理で実行状態となる一方で、実行中のタスクAは待ち状態となる。その後、タスクBの割り込み処理が終了すると、RTOSは一時中断していたタスクAの処理を再開する。
ここで、一の実施形態でのタスク(オブジェクトモジュール)はL2スイッチの各機能にそれぞれ対応する。例えば、一の実施形態でのタスクには、SNMP(Simple Network Management Protocol)タスク、CLI(Command Line Interface)タスク、Webタスクが含まれる。SNMPタスクは、SNMPのプロトコルを用いて、IPネットワーク上のネットワーク機器(コンピュータ、ルータ、ハブ等)を監視・制御するタスクである。CLIタスクは、ユーザに対する情報の表示を文字によって行ない、すべての操作をキーボードで行なうユーザインターフェースをL2スイッチに提供するタスクである。Webタスクは、例えばWebコンソール等の機能をL2スイッチに提供するタスクである。
以下、図3の流れ図を参照しつつ、一の実施形態のプログラム評価装置によるRTOSの起動確認処理例を説明する。図3の起動確認処理は、開発中の組み込みシステムに実装されるRTOSが正常に起動するか否かを評価するために実行される。また、図3の流れ図の処理は、外部の制御装置からのブートプログラムの実行指示に応じて、CPU12が開始する。
ステップ#101:CPU12は、ブートプログラムでの起動制御によってハードウェアの各種設定を初期化する。例えば、CPU12は、メインメモリの初期化や、タスクスケジューラのタスクの初期化や、CPU12内のワークメモリにおけるアサインの初期化などを行う。また、記憶媒体I/F18や外部I/F19のスイッチ部(18c、19b)がソフトウエアスイッチの場合には、CPU12はブートプログラムの実行により、これらのスイッチ部の設定をそれぞれ更新する。
ステップ#102:CPU12は、処理対象のオブジェクトモジュールを示す変数iに初期値「1」を代入する。
ステップ#103:CPU12は、プログラム評価装置にオブジェクトモジュールiが実装されているかを判定する。一例として、#103でのCPU12はオブジェクトモジュールiに対応する記憶媒体I/F18のコントローラ18bと通信を行う。そして、CPU12は、オブジェクトモジュールiが読み込み可能であれば、オブジェクトモジュールiが実装されていると判定すればよい。上記要件を満たす場合(YES側)は、#104に処理が移行する。一方、上記要件を満たさない場合(NO側)は、#107に処理が移行する。
ステップ#104:CPU12は、オブジェクトモジュールiのデータが正常か否かを判定する。一例として、#104でのCPU12は、例えば、チェックサム、CRC、MD5等の利用により、オブジェクトモジュールiのデータのエラー検出を行う。そしてCPU12は、エラーが検出されない場合にオブジェクトモジュールiのデータを正常と判定すればよい。上記要件を満たす場合(YES側)は、#105に処理が移行する。一方、上記要件を満たさない場合(NO側)は、#106に処理が移行する。
ステップ#105:CPU12は、オブジェクトモジュールiに対応する記憶媒体I/F18のコントローラ18bと通信し、オブジェクトモジュールiに関するハードウェア設定を行う。
まず、#105でのCPU12は、スイッチ部18cでの「タスク優先度」および「タスクの割り込み優先度」の情報を取得する。そして、CPU12は、ワークメモリに用意されたタスクレベルレジスタに、オブジェクトモジュールiの開始アドレスおよびデータサイズを記録する。また、CPU12は、ワークメモリに用意された割り込みポインタ上に、タスクの割り込み優先度と割り込みモジュールの相対アドレスとを記録する。
次に、#105でのCPU12は、スイッチ部18cでの「DMA転送のオンオフ」および「DMA転送時の使用チャネル」の情報を取得する。また、CPU12は、必要に応じて外部I/F19の情報を読み出して取得する。なお、#105の処理後は、#107に処理が移行する。
ステップ#106:CPU12は、オブジェクトモジュールiのデータに異常があることを示す第1異常情報をメインメモリに記録する。
ステップ#107:CPU12は、処理対象のオブジェクトモジュールを示す変数iをインクリメントする。
ステップ#108:CPU12は、現在の変数iの値を参照し、全オブジェクトモジュールが処理済みか否かを判定する。上記要件を満たす場合(YES側)には#109に処理が移行する。一方、上記要件を満たさない場合(NO側)には、CPU12は#103に戻って上記動作を繰り返す。
ステップ#109:CPU12は、タスク優先度を示す変数jに初期値「1」を代入する。なお、変数jの値が小さいほどタスク優先度は高くなるものとする。
ステップ#110:CPU12は、メインメモリ上において、タスク優先度jに対応するオブジェクトモジュールを展開する領域を指定する。
ステップ#111:CPU12は、タスク優先度jに対応するオブジェクトモジュールを記憶媒体21から読み出して、メインメモリ上の指定された領域(#110)にオブジェクトモジュールのデータを展開する。
ステップ#112:CPU12は、メインメモリ上でのオブジェクトモジュールの先頭アドレス(タスク開始アドレス)を示すポインタを、ワークメモリ上のタスクレベルレジスタに登録する(図4参照)。
ステップ#113:CPU12は、メインメモリ上の指定された領域(#110)のサイズと、割り込みモジュールの相対アドレスとに基づいて、メインメモリ上での割り込みモジュールの開始アドレスを設定する(図4参照)。
ステップ#114:CPU12は、メインメモリ上で展開されたオブジェクトモジュールが使用するDMAC15のチャネルを割り振る。また、CPU12は、オブジェクトモジュールによって使用される外部機器に、制御I/F16を経由して接続処理を行う。
ステップ#115:CPU12は、#110から#114のいずれかの処理で異常が発生したか否かを判定する。上記要件を満たす場合(YES側)は、#116に処理が移行する。一方、上記要件を満たさない場合(NO側)は、#117に処理が移行する。
ステップ#116:CPU12は、RTOSによって起動時に異常が生じたオブジェクトモジュールを示す第2異常情報をメインメモリに記録する。
ステップ#117:CPU12は、タスク優先度を示す変数jをインクリメントする。
ステップ#118:CPU12は、現在の変数jの値を参照し、全てのタスク優先度で処理が終了したか否かを判定する。上記要件を満たす場合(YES側)には#119に処理が移行する。一方、上記要件を満たさない場合(NO側)には、CPU12は#110に戻って上記動作を繰り返す。
ステップ#119:CPU12は、メインメモリの第1異常情報(#106)および第2異常情報(#116)を参照し、RTOS起動時における異常発生の有無を示すレポート情報を外部の制御装置などに出力する。その後、CPU12は一連の処理を終了する。
ここで、#119でのレポート情報を参照することで、開発者は、RTOSのどのタスクの展開時に問題が生じるかを容易に判断できる。その後、開発者は、例えば、問題の生じたオブジェクトモジュールを記録媒体ごと交換したり、問題の生じたオブジェクトモジュールのタスク優先度等をスイッチ部18cで切り替えてから、再び図3の流れ図の処理でRTOSの動作確認を行えばよい。
上記実施形態のプログラム評価装置は、コンパイルされたバイナリデータの状態で各タスクのデータを記憶媒体21から独立して取得する。上記実施形態では、RTOSおよびタスクを一体としてコンパイルする必要がなく、記憶媒体21の物理的な差し替えによりタスク単位でデータを差し替えることができる。よって、上記実施形態では、組み込みシステムの開発での既存機能の流用を容易に行うことができる。また、上記実施形態では、タスク単位でデータを差し替えて動作状態を確認することで、タスク間でのプログラムの干渉などに起因する不具合箇所の特定を容易に行うこともできる。
そして、上記実施形態によれば、オブジェクトモジュールの流用部分における開発工程および評価工程をほぼ省略できるので、組み込みシステムの開発期間および開発費を抑制できる。
また、上記実施形態では、スイッチ部18cの設定によりタスク優先度、割り込み優先度、DMA転送の設定をタスク単位で調整できるので、組み込みシステムの開発でのデバック作業をより容易にできる。
<実施形態の補足事項>
上記実施形態では、プログラム評価装置をL2スイッチの組み込みシステムの開発に用いる例を説明した。しかし、本発明のプログラム評価装置は、他の組み込みシステムの開発に広く適用できることはいうまでもない。
以上の詳細な説明により、実施形態の特徴点および利点は明らかになるであろう。これは、特許請求の範囲が、その精神および権利範囲を逸脱しない範囲で前述のような実施形態の特徴点および利点にまで及ぶことを意図するものである。また、当該技術分野において通常の知識を有する者であれば、あらゆる改良および変更に容易に想到できるはずであり、発明性を有する実施形態の範囲を前述したものに限定する意図はなく、実施形態に開示された範囲に含まれる適当な改良物および均等物によることも可能である。
11…メイン基板(オブジェクトベース)、12…CPU、13…割り込みコントローラ、14…記憶部、15…DMAC、16…制御I/F、17…基本機能回路、18…記憶媒体I/F、18a…コネクタ、18b…コントローラ、18c…スイッチ部、19…外部I/F、19a…コントローラ、19b…スイッチ部、20…バス、21…記憶媒体

Claims (3)

  1. リアルタイムオペレーティングシステムにより複数種類のタスクの実行を管理するとともに、各々が前記タスク単位でモジュール化されたコンパイル処理後のバイナリデータである複数種類のオブジェクトモジュールを取得する演算部と、
    前記オブジェクトモジュールを格納した記憶媒体をそれぞれ物理的に着脱可能である複数の記憶媒体インタフェースと、を備え、
    前記演算部は、複数種類の前記オブジェクトモジュールを、別々の前記記憶媒体からそれぞれ独立して取得するプログラム評価装置。
  2. 請求項1に記載のプログラム評価装置において、
    各々の記録媒体インタフェースは、装着された前記記憶媒体に記憶されている前記オブジェクトモジュールのタスク優先度、割り込み優先度、DMA転送の設定の少なくともいずれかを決定するスイッチ部を含むプログラム評価装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のプログラム評価装置において、
    前記演算部は、前記オブジェクトモジュールの起動時にエラーが生じたときに、前記エラーに対応する前記オブジェクトモジュールを示すデータを出力するプログラム評価装置。

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