JP2012037959A - 利用者端末管理システム、利用者端末管理方法、及びプログラム - Google Patents

利用者端末管理システム、利用者端末管理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】同利用する利用者PCを管理するシステムにおいて、システムの運用性を向上させるシステムを提供することを目的とする。
【解決手段】複数の利用者が共同利用する利用者端末と、利用者端末を管理する管理計算機と、を備える利用者端末管理システムにおいて、第1モードで稼動する場合、主記憶装置の揮発性記憶領域に記憶されたデータを補助記憶装置の不揮発性記憶領域に書き込む第1モード書き込み部と、第2モードで稼動する場合、補助記憶装置の記憶領域を揮発性記憶領域上に仮想化した仮想記憶領域を生成し、不揮発性記憶領域にデータを書き込む代わりにデータを仮想記憶領域に書き込み、仮想記憶領域に書き込まれたデータを所定のタイミングで消去する第2モード書き込み部と、現在稼動するモードの識別子であるモード識別子を補助記憶装置に記憶する記憶部と、モード識別子を管理計算機に送信する送信部と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、利用者端末と利用者端末を管理する管理計算機とを備える利用者端末管理システムに関する。
インターネットカフェ及びホテルのロビー等には、複数の利用者が共同利用する端末(利用者PC)が設置される。このような利用者PCでは、例えば、インターネットから各種データをダウンロードすることによって、利用者によって端末の設定が変更されてしまう。
また、利用者PCでは、利用者がブラウザを用いてWebを閲覧した場合、ブラウザに閲覧履歴が記憶される。さらに、利用者PCに利用者が入力した情報も記憶される。
これらの情報が他の利用者に利用されないように、ある利用者が利用者PCの利用を終了した後、利用者PCの状態を利用前の状態である初期状態に戻す技術が知られている。例えば、オンライン取引サーバが利用者PCに記憶されたインターネット一時ファイルを消去するための実行ファイルを送信し、インターネット一時ファイルを消去する技術が知られている(特許文献1参照)。
特開2007−58357号公報
近年では、利用者PCで実行されるオペレーティングシステム(OS)及びウイルス対策ソフト等は頻繁にアップデートされる。
利用者が利用者PCの利用を終了した場合に初期状態に戻す技術では、利用者が利用者PCの利用中におけるOS及びウイルス対策ソフトのアップデートが実行されても、利用者PCは初期状態に戻るため、当該アップデートは反映されない。
これにについて、図10を用いて説明する。
図10で、管理SV(Server)は、利用者PCを管理するサーバであり、更新SVは、OS及びウイルス対策ソフトの更新データを配布するサーバである。
利用者PCは、利用者の利用が終了するたびに初期状態に戻す利用者モードで稼動している。利用者モードは、換言すれば、利用者PCに備わる図示しないHDD等の補助記憶装置に利用中の生成されたデータを記憶しないモードである。
利用者PCと更新SVとの間では、更新データ配布処理が所定のタイミングで実行される(1000)。
具体的には、利用者PCは、所定のタイミングで更新SVにアクセスして、利用可能な更新データの配布要求を送信する。利用可能な最新の更新データが更新SVにある場合、更新SVは当該更新データを送信する。
利用者PCは、更新データを受信すると、受信した更新データに基づいて、OS及びウイルス対策ソフト等をアップデートする(1003A)。
管理SVは、利用者PCのOSのバージョン情報及びウイルス対策ソフトのバージョン情報をポーリングにより取得するVer確認処理を実行する(1010A〜1010C)。
ステップ1003Aのアップデート完了後のVer確認処理(1010A)で管理SVに通知されたOSのバージョン情報及びウイルス対策ソフトのバージョン情報は、アップデート完了後のバージョン情報を示す。
利用者の利用者PCの利用が終了すると、利用者PCは再起動する。利用者PCは利用者モードであるため、ステップ1003Aのアップデートは補助記憶装置に記憶されない。
このため、利用者PCの再起動後の更新データ配布処理(1000)では、前回の更新データ配布処理で送信された更新データと同じ更新データが利用者PCに送信され、利用者PCは再度同じアップデートをする(1003B)。
したがって、利用者モードで利用者PCが稼動している場合には、利用者PCが再起動されるたびに、アップデートが実行されてしまう。
管理者は、アップデートが実行された利用者PCに行き、データを補助記憶装置に記憶可能なモードに各利用者PCを切り替えて、オペレーティングシステム(OS)及びウイルス対策ソフト等のアップデート作業をしなければならなかった。また、利用者PCは、データを補助記憶装置に記憶可能なモードで稼動しているか、データを補助記憶装置に記憶不能なモードで稼動しているか、を記憶していないため、どの利用者PCがどのモードで稼動しているかを自動的に管理できず、管理者がシステムを円滑に運用できなかった。
本発明は、共同利用する利用者PCを管理するシステムにおいて、システムの運用性を向上させるシステムを提供することを目的とする。
本発明の代表的な一例を示せば、複数の利用者が共同利用する利用者端末と、前記利用者端末にアクセス可能であって、前記利用者端末を管理する管理計算機と、を備える利用者端末管理システムにおいて、前記利用者端末は、揮発性記憶領域を含む主記憶装置、及び、不揮発性記憶領域を含む補助記憶装置を備え、第1モード及び第2モードのうち一のモードで制御するモード制御部と、前記第1モードで稼動する場合、前記主記憶装置の前記揮発性記憶領域に記憶されたデータを前記補助記憶装置の前記不揮発性記憶領域に書き込む第1モード書き込み部と、前記第2モードで稼動する場合、前記補助記憶装置の記憶領域を前記揮発性記憶領域上に仮想化した仮想記憶領域を生成し、前記不揮発性記憶領域にデータを書き込む代わりに前記データを前記仮想記憶領域に書き込み、前記仮想記憶領域に書き込まれたデータを所定のタイミングで消去する第2モード書き込み部と、現在稼動するモードの一意な識別子であるモード識別子を前記補助記憶装置に記憶する記憶部と、前記補助記憶装置に記憶されたモード識別子を前記管理計算機に送信する送信部と、を備える。
本発明によれば、共同利用する利用者PCを管理するシステムにおいて、システムの運用性を向上させることができる。
本発明の第1の実施形態の利用者PC管理システムの構成の説明図である。 本発明の第1の実施形態の利用者PCの構成の説明図である。 本発明の第1の実施形態の利用者モードの利用者PCの説明図である。 本発明の第1の実施形態の管理SVによって送信される各指令の説明図である。 本発明の第1の実施形態の管理テーブルの説明図である。 本発明の第1の実施形態の利用者PCのモード切替処理のシーケンス図である。 本発明の第2の実施形態の利用者PCのモード切替処理のシーケンス図である。 本発明の第3の実施形態の利用者PCのモード切替処理のシーケンス図である。 本発明の第4の実施形態の管理SVから送信される切替指示の説明図である。 従来のアップデート処理の説明図である。
本発明の実施形態を図1〜図9を用いて説明する。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態を図1〜図6を用いて説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態の利用者PC管理システムの構成の説明図である。
利用者PC管理システムは、管理サーバ(管理SV(Server))101及び利用者端末(利用者PC(Personal Computer))104を備える。
利用者PC104は、複数の利用者が共同利用するPCであり、例えば、インターネットカフェ及びホテルのロビー等に設置される。管理SV101は、利用者PC104を管理するサーバである。
管理SV101と利用者PC104とはネットワーク102によって接続され、管理SV101及び利用者PC104は互いに通信可能である。ネットワーク102は、例えば、ローカルエリアネットワークである。また、利用者PC104は、インターネット103に接続される。この場合、利用者PC104はネットワーク102を介してインターネット103に接続される。
利用者PC104は、各種プログラムを実行する図示しないCPU、当該CPUがアクセス可能であって揮発性記憶領域(メモリ領域230、図2参照)を有する主記憶装置(メモリ)、及び、主記憶装置に記憶されたデータを記憶する不揮発性記憶領域を有する補助記憶装置(例えば、HDD)250(図2参照)を備える。
管理SV101は、各種プログラムを実行する図示しないCPU、主記憶装置、及び補助記憶装置を備える。
図2は、本発明の第1の実施形態の利用者PC104の構成の説明図である。
利用者PC104は複数の利用者に共同利用されるため、ある利用者の入力データ及びWeb閲覧履歴データ等は、他の利用者が当該利用者PC104を利用する前に消去されなければならない。
また、利用者PC104は、当該利用者PC104を制御するOS(オペレーティングシステム)及びウイルス対策ソフトを更新するための更新データが配布された場合、当該更新データは他の利用者が当該利用者PC104を利用する前に消去されると、他の利用者が当該利用者PC104を利用している間に更新データが配布され続けられてしまう。
したがって、利用者PC104では、ある利用者によって入力されたデータは他の利用者が利用できないように消去されなければならず、また、OS及びウイルス対策ソフトの更新データは他の利用者が利用できるように記憶されなければならない。
このため、利用者PC104は、メモリ領域230に書き込まれたデータがHDD250に書き込まれる保守モード、及び、メモリ領域230に書き込まれたデータがHDD250に書き込まれない利用者モードのうち一のモードで稼動する。具体的には、更新データが配布された場合には利用者PC104は保守モードで稼動し、その他の場合には利用者PC104は利用者モードで稼動する。
以下に、利用者PC104について説明する。
利用者PC104は、リモートモード切替ツール210、仮想ソフト220、基本制御部240、及びHDD250を備える。
まず、仮想ソフト220について説明する。
仮想ソフト220は、HDD250の第1領域251をメモリ領域230上に仮想化する。
利用者PC104が利用者モードで稼動する場合、メモリ領域230上に仮想化された第1領域251に書き込まれたデータのHDD250の第1領域251への書き込みが禁止される。このため、利用者モードで稼動中に入力されたデータが不揮発領域であるHDD250に書き込まれず、当該データは揮発領域であるメモリ領域230でしか保持されないので、利用者PC104が再起動した場合、利用者モードで稼動中に入力されたデータは消去され、復元されない。
具体的には、利用者PC104が利用者モードで稼動する場合、OSは、HDD250の第1領域251にデータを書き込む指令を受けた場合、メモリ領域230上に仮想化された第1領域251にデータを書き込むことによって、HDD250の第1領域251にデータを書き込んだと認識する。しかし、メモリ領域230上に仮想化された第1領域251にデータはHDD250の第1領域251に書き込まれない。
また、利用者モードで稼動する利用者PC104が所定のコマンドの入力を受け付けた場合、メモリ領域230上に仮想化された第1領域251に書き込まれたデータを消去するようにしてもよい。
一方、利用者PC104が保守モードで稼動する場合、メモリ領域230上に仮想化された第1領域251に書き込まれたデータのHDD250の第1領域251への書き込みが許可される。このため、保守モードで稼動中に入力されたデータが不揮発領域であるHDD250に書き込まれるので、利用者PC104が再起動しても、保守モード稼動中にメモリ領域230上に仮想化された第1領域251に書き込まれたデータは復元される。
具体的には、利用者PC104が保守モードで稼動する場合、利用者PC104のプロセッサがメモリ領域230上に仮想化された第1領域251にデータが書き込み、メモリ領域230上に仮想化された第1領域251に書き込まれたデータが所定のタイミングでHDD250の第1領域251に書き込まれる。
なお、利用者PC104が保守モードで稼動する場合、メモリ領域250上に第1領域251を仮想化せずに、メモリ領域230にデータが書き込まれ、メモリ領域230に書き込まれたデータがHDD250に書き込まれてもよい。
仮想ソフト220は、状態記憶部221を備える。
状態記憶部221は、メモリ領域230上に仮想化されないHDD250の第2領域252に稼動モードIDを読み書き可能であり、稼動モードIDを保持するオブジェクトである。稼動モードIDとは、利用者PC104が現在稼動しているモードを示す一意な識別子である。
次に、HDD250について説明する。
HDD250は、第1領域251及び第2領域252を含む。第1領域251には、OSのプログラム及びウイルス対策ソフト等が記憶される。HDD250の第1領域251は、利用者PC104が利用者モードで稼動している場合、データの書き込みが禁止され、利用者PC104の保守モードで稼動している場合、データの書き込みが許可される。
また、第2領域252には、稼動モードIDが記憶される。第2領域252に記憶された稼動モードIDは、状態記憶部221によって読み出される。また、状態記憶部221は、利用者PC104が利用者モードで稼動していても、保守モードで稼動していても、稼動モードIDを第2領域252に書き込みできる。
次に、リモートモード切替ツール210について説明する。
リモートモード切替ツール210は、受信部211、送信部212、モード記憶部213、及び切替制御部214を備える。
受信部211は、管理SV101によって送信される稼動モードID通知要求及び切替指示等を受信する。なお、稼動モードID通知要求は、利用者PC104で現在稼動中のモードの稼動モードIDを管理SV101に通知させる要求である。切替指示は、切替先モードのIDを含み、利用者PC104で稼動するモードを切替先モードのIDによって特定されるモードに切り替える指令である。送信部212は、稼動モードID通知要求の応答として、稼動モードIDを送信する。
モード記憶部213は、仮想ソフト220の状態記憶部221に保持された稼動モードIDを読み出し、また、切替指示に含まれる切替先モードIDを保持するとともに、当該切替先モードIDを状態記憶部221に書き込むオブジェクトである。
切替制御部214は、切替指示を受け付けた場合、切替先モードIDによって特定されるモードに切り替える。
なお、切替指示は、管理者によって利用者PC104に直接入力される場合と、管理SV104から送信される場合とがある。
切替制御部214は、管理者によって利用者PC104に直接入力された切替指示に基づいてモードを切り替える場合、パスワードの入力を要求する。そして、切替制御部214は、入力されたパスワードと切替制御部214が保持するパスワードとが一致すれば、モードを切り替える。一方、両者が一致しなければ、切替制御部214はモードを切り替えない。
なお、切替制御部214は、利用者PC104が管理SV101から切替指示を受信した場合、パスワードの入力を要求しない。具体的には、受信部211が切替指示を受信すると、リモートモード切替ツール210の図示しないパスワード供給部が切替制御部214が保持しているパスワードを切替制御部214に入力するため、切替制御部214は、パスワードの入力を要求しない。
基本制御部240は、利用者PC104のOSによって提供されるものである。基本制御部240は、利用者PC104が利用者モードで稼動していても、保守モードで稼動していても、同じ制御をする。
具体的には、基本制御部240は、OSのプログラム及びウイルス対策ソフトを管理する。基本制御部240は、受信部241、送信部242、及び情報収集部243を備える。
受信部241は、管理SV101によって送信されるバージョン情報通知要求を受信し、また、図5に示す更新SV105によって送信されるOS及びウイルス対策ソフトの更新データを受信する。バージョン情報通知要求は、OSのバージョン及びウイルス対策ソフトのバージョンを特定可能なバージョン情報を管理SV101に通知させる要求である。
情報収集部243は、受信部241がバージョン情報通知要求を受信した場合、OS及びウイルス対策ソフトのバージョン情報を取得する。
送信部242は、受信したバージョン情報通知要求に対する応答として、情報収集部243が取得したバージョン情報を管理SV101に送信する。
利用者PC104は、OS等が記憶されたHDD250の第1領域251をメモリ領域230上に仮想化して、利用者モード及び保守モードのいずれかのモードで稼動する。この場合、利用者PC104で稼動するOSは、利用者PC104がどのモードで稼動しているかを把握できないため、管理SV101は、各利用者PC104がいずれのモードで稼動しているかを把握できない。したがって、管理者は管理SV101を介して利用者PC104のモードを一元的に管理できない。
本実施形態の利用者PC104では、HDD250にメモリ領域250上に仮想化されない第2領域252を設け、現在稼動中モードのID(稼動モードID)を記憶し、当該稼動モードIDを管理SV101に通知するため、管理者は管理SV101を介して利用者PC104のモードを一元的に管理でき、当該システムの保守性が向上する。
また、利用者PC104はHDD250の第1領域251をメモリ領域230上に仮想化するため、OSは当該仮想化された第1領域251から読み出されるため、管理SVは、利用者PC104のOSの種類に依存しないで、利用者PC104を管理できる。
図3は、本発明の第1の実施形態の利用者モードの利用者PC104の説明図である。
図3では、利用者Aが利用者PC104を利用した後、利用者Bが当該利用者PC104を利用する。
利用者Aは、利用者PC104において配布資料データ301を編集する。利用者Aによって編集された配布資料データ301は、HDD250の第1領域251に書き込まれずにメモリ領域230上に仮想化された第1領域251に書き込まれる。
このため、利用者Aの利用者PC104の利用を終了後に利用者PC104が再起動した場合、配布資料データ301は復元されず、他の利用者Bに配布資料データ301が利用されることはない。
なお、管理SV101は、利用者Aが利用者PC104の利用を終了したことを、例えば管理者による入力によって検出し、管理SV101が利用者PC104に再起動指令を送信して、利用者PC104が再起動してもよい。
利用者AのWeb閲覧履歴及び入力データは、配布資料データ301と同じく、利用者PC104が利用者モードで稼動している場合には、利用者PC104の再起動時に消去される。
図4は、本発明の第1の実施形態の管理SV101によって送信される各指令の説明図である。
管理SV101は、状態画面部401、操作画面部402、及び情報記憶部403を備える。状態画面部401は、管理SV101が管理する利用者PC104の状態を提示する画面を図示しない表示装置に表示する。操作画面部402は、管理者によって操作される画面を表示し、当該画面を介して管理者によって入力された各種指令を受け付ける。情報記憶部403は、管理SV101が管理する利用者PC104から取得した情報から構成される管理テーブル500(図5参照)が記憶される。
管理SV101は、利用者PC104の情報を取得する情報取得処理を実行し、また切替指示及び再起動指令を利用者PC104に送信する。
まず、管理SV101の情報取得処理について説明する。
管理SV101は、利用者PC104から情報を所定周期のポーリングによって取得する。具体的には、管理SV101は、稼動モードID通知要求及びバージョン情報通知要求を含む情報取得要求を所定周期で利用者PC104に送信する。利用者PC104は、情報取得要求を受信した場合、稼動モードID、OSのバージョン情報、及びウイルス対策ソフトのバージョン情報を管理SV101に送信する。
これによって、管理SV101は、利用者PC104から情報を取得する。そして、管理SV101は、利用者PC104から取得した情報に基づいて管理テーブル500を更新する。
図5を用いて、管理テーブル500について説明する。図5は、本発明の第1の実施形態の管理テーブル500の説明図である。
管理テーブル500は、利用者PCID501、稼動モードID502、OSバージョン情報503、及びウイルス対策ソフトバージョン情報504を含む。
利用者PCID501には、利用者PC104の一意な識別子が登録される。稼動モードID502には、利用者PC104で現在稼動中のモードの識別子である稼動モードIDが登録される。OSバージョン情報503には、利用者PC104のOSのバージョン情報が登録される。ウイルス対策ソフトバージョン情報504には、利用者PC104のウイルス対策ソフトのバージョン情報が登録される。
次に、図4に戻り、管理SV101から送信される切替指示及び再起動指令について説明する。
管理SV101は、切替指示及び再起動指令を利用者PC104に送信する。利用者PC104でモードが切り替えられる場合、当該利用者PC104の再起動が必要となるので、管理SV101は、切替指示を送信する場合、再起動指令も送信する。
なお、利用者PC104が切替指示を受信した場合、自身を再起動させるように設定されていれば、管理SV101は、再起動指令を送信せずに切替指示のみを送信してもよい。
保守モードで稼動している利用者PC104は、再起動指令のみを受信した場合、モードを切り替えずに、保守モードで再起動する(再起動A)。また、利用者モードで稼動している利用者PC104は、再起動指令のみを受信した場合、利用者モードで再起動する(再起動B)。
保守モードで稼動している利用者PC104は、切替先モードのIDによって特定されるモードが利用者モードである場合、保守モードから利用者モードに切り替えて再起動する(切替A)。また、利用者モードで稼動している利用者PC104は、切替先モードのIDによって特定されるモードが保守モードである場合、利用者モードから保守モードに切り替えて再起動する(切替B)。
切替A及び切替Bの場合、利用者PC104は、再起動する場合に、モード切替のためのパスワードの入力を要求し、入力されたパスワードが認証されなければ、モードを切り替えない。
以上のように、利用者PC104は、管理SV101からの指令によって、モードを切り替える再起動、及びモードを切り替えない再起動を実行する。
図6は、本発明の第1の実施形態の利用者PC104のモード切替処理のシーケンス図である。
まず、利用者PC104と更新SV105との間で、更新SV105が利用者PC104のOSの更新データを配布する更新データ配布処理が実行される(600)。
更新データ配布処理について説明する。
まず、利用者PC104は、OSの更新データの配布要求を送信する(601)。この配布要求には、OSのバージョン情報が含まれる。
更新SV105は、利用者PC104から配布要求を受信した場合、受信した配布要求に含まれるバージョン情報が更新可能な最新の更新データのバージョン情報よりも古いか否かを判定する。
配布要求に含まれるバージョン情報が更新可能な最新の更新データのバージョン情報よりも古い場合には、更新SV105は、OSの更新データを配布する(602)。
一方、配布要求に含まれるバージョン情報が更新可能な最新の更新データのバージョン情報と同じ場合には、更新SV105は、OSの更新データを配布しない。
利用者PC104は、OSの更新データを受信した場合、更新データに基づいてアップデートを実行する(603A)。
具体的には、利用者PC104のOSは、受信した更新データをメモリ領域230上に仮想化された第1領域251に書き込み、メモリ領域230上に仮想化された第1領域251に書き込まれた更新データを用いてOSのアップデートを実行する。
現在、利用者PC104は利用者モードで稼動しているため、メモリ領域230上に仮想化された第1領域251に書き込まれた更新データはHDD250の第1領域251に書き込まれない。
このため、利用者PC104が再起動するために利用者PC104がシャットダウンされると、メモリ領域230上に仮想化された第1領域251に書き込まれた更新データは消去される。そして、利用者PC104が起動すると、仮想ソフト220は、当該更新データが書き込まれていないHDD250の第1領域251がメモリ領域230に仮想化される。このため、利用者PC104は、アップデート実行前の状態で起動する。
なお、更新データ配布処理では、OSの更新データが配布される処理を示したが、図6のOSの更新SV105の他にウイルス対策ソフトの更新SVを備れば、ウイルス対策ソフトの更新データも同じく配布される。以下では、OS及びウイルス対策ソフトが更新され得る場合を前提として説明するが、どちらか一方が更新され得る場合においても本実施形態は適用可能である。
次に、管理SV101と利用者PC104との間で、利用者PC104がOS及びウイルス対策ソフトのバージョン情報並びに稼動モードIDを管理SV101に通知するVerモード確認処理が実行される(610A〜610I)。
Verモード確認処理について説明する。
まず、管理SV101は、所定周期で情報取得要求を送信する(611)。この情報取得要求には、稼動モードID通知要求及びバージョン情報通知要求が含まれる。
利用者PC104は、情報取得要求を受信する。具体的には、利用者PC104のリモートモード切替ツール210の受信部211が稼動モードID通知要求を受信し、基本制御部240の受信部241がバージョン情報通知要求を受信する。
リモートモード切替ツール210の受信部211が稼動モードID通知要求を受信した場合、受信部211は、受信した稼動モードID通知要求をモード記憶部213に通知する(612)。
モード記憶部213は、稼動モードID通知要求が通知された場合、状態記憶部221に記憶された稼動モードIDを読み出し(613)、読み出された稼動モードIDを送信部212に通知する(614)。
送信部212は、稼動モードIDが通知された場合、通知された稼動モードIDを管理SV105へ送信する(615)。
一方、基本制御部240の受信部241がバージョン情報通知要求を受信した場合、受信部241は、受信したバージョン情報通知要求を情報収集部243に通知する。
情報収集部243は、バージョン情報通知要求が通知された場合、OSのバージョン情報及びウイルス対策ソフトのバージョン情報を取得し、取得されたOSのバージョン情報及びウイルス対策ソフトのバージョン情報を送信部242に通知する。
送信部242は、OSのバージョン情報及びウイルス対策ソフトのバージョン情報が通知された場合、通知されたOSのバージョン情報及びウイルス対策ソフトのバージョン情報を管理SV105へ送信する(615)。
ステップ615の処理で送信される稼動モードID並びにOSのバージョン情報及びウイルス対策ソフトのバージョン情報を総称して通知情報という。この通知情報には、利用者PC104のIDが含まれる。
管理SV101は、通知情報を受信した場合、管理テーブル500を更新する。具体的には、管理SV101は、管理テーブル500のエントリのうち、利用者PCID501に登録された利用者PC104のIDが通知情報に含まれる利用者PC104のIDと一致するエントリを選択し、当該エントリの稼動モードID502を通知情報の稼動モードIDに更新し、当該エントリのOSバージョン情報503を通知情報のOSのバージョン情報に更新し、当該エントリのウイルス対策ソフトバージョン情報504を通知情報のウイルス対策ソフトのバージョン情報に更新する。
ここで、OSのバージョン情報及びウイルス対策ソフトの通知情報の少なくとも一つがアップデートされた場合、利用者PC104が利用者モードで稼動しているので、利用者PC104は、当該アップデートをHDD250に記憶するために、保守モードに切り替えられる必要がある。
本実施形態では、この保守モードへの切替指示は管理者によって利用者PC104に入力される。
以下に、管理者による切替指示の入力について説明する。
管理テーブル500の内容は、図4で説明したように、状態画面部401によって管理SV101の図示しない表示装置に状態画面として表示される。
管理者は、図示しない表示装置に表示された状態画面を見て、OSのバージョン情報及びウイルス対策ソフトのバージョン情報がアップデートされたことを示す利用者PC104があり、当該利用者PC104が利用者モードで稼動していることを把握する。この場合、管理者は、当該利用者PC104のところへ行き、当該利用者PC104を保守モードに切り替える切替指示を入力する。
利用者PC104が保守モードへの切替指示を受け付けた場合、モード記憶部213は、切替先モードIDである保守モードのIDを稼動モードIDとして保持し、当該切替先モードIDを状態記憶部221に通知する(616)。
状態記憶部221は、切替先モードIDが通知された場合、通知された切替先モードIDを保持し、当該切替先モードIDをHDD250の第2領域252に書き込む。
その後、利用者PC104は、保守モードに切り替えるために再起動する(620A)。利用者PC104がシャットダウンした場合、モード記憶部213及び状態記憶部221に記憶された稼動モードIDは消去される。利用者PC104が起動する場合、状態記憶部221はHDD250の第2領域252に記憶されている稼動モードIDを読み出す。そして、切替制御部214は、状態記憶部221に記憶された稼動モードIDによって特定される稼動モードで利用者PC104を稼動させる。なお、状態記憶部221は、読み出した稼動モードIDをモード記憶部213に通知する。モード記憶部213は、通知された稼動モードIDを保持する。
以上によって、ステップ620Aで再起動された利用者PC104は、保守モードで稼動することとなる。
前回の更新データ配布処理で配布された更新データによるアップデートは、利用者モード時に実行されたので、当該アップデートは利用者PC104の再起動によって消去される。このため、利用者PC104は、ステップ620の処理で再起動した後、更新データの配布要求を再度送信して(601)、更新データ配布処理を実行する(600)。
更新データ配布処理の実行後、OS及びウイルス対策ソフトがアップデートされる前に、利用者PC104は、Verモード確認処理を実行する(610C)。この場合、管理SV101には、アップデートされる前のバージョン情報が通知される。
ステップ610Cの処理で実行されるVerモード確認処理の実行後、OS及びウイルス対策ソフトのアップデートを実行する(603B)、ステップ610Dの処理のVerモード確認処理では、アップデートされた後のバージョン情報が管理SV101に通知される。
ステップ610Fの処理のVerモード確認処理の実行後、次の利用者が利用者PC104を利用できるようにするために、利用者PC104には利用者モードに切り替える切替指示が管理者によって入力される。
利用者PC104は、利用者モードへの切替指示を受け付けた場合、モード記憶部213が切替先モードIDを状態記憶部221に通知し(615)、状態記憶部221は通知された切替先モードIDをHDD250の第2領域252に書き込む。その後、利用者PC104は、利用者モードに切り替えるために再起動する(620B)。
更新データ配布処理で配布された更新データによるアップデートは、保守モード時に実行されたので、当該アップデートはHDD250に記憶されているので、利用者PC104が再起動しても消去されない。このため、利用者PC104は、ステップ620Bの処理で再起動した後、更新データ配布処理の実行を必要としない。
本実施形態の利用者PC104では、HDD250に第2領域252を設け、現在稼動しているモードのID(稼動モードID)を記憶し、当該稼動モードIDを管理SV101に通知するため、管理者は管理SV101を介して利用者PC104のモードを一元的に管理でき、当該システムの保守性及び運用性が向上する。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態を図7を用いて説明する。
第1の実施形態では、モードの切替指示は管理者によって利用者PC104に入力されたが、本実施形態では、モードの切替指示は管理SV101によって利用者PC104に送信される。
図7は、本発明の第2の実施形態の利用者PC104のモード切替処理のシーケンス図である。なお、図7の処理のうち、図6と同じ処理は同じ符号を付与し、説明を省略する。
管理SV101は、各Verモード確認処理(ステップ610)で、利用者モードで稼動している利用者PC104からOSのバージョン情報及びウイルス対策ソフトのバージョン情報を受信した場合、受信したバージョン情報に基づいて、当該利用者PC104を保守モードに切り替える必要があるか否かを判定する。
具体的には、管理SV101は、管理テーブル500を参照し、今回取得したOS及びウイルス対策ソフトのバージョン情報が前回取得したOS及びウイルス対策ソフトのバージョン情報よりも新しいか否かを判定する。
管理SV101は、利用者PC104のOS及びウイルス対策ソフトの少なくとも一方がアップデートされたと判定された場合、保守モードへの切替指示を送信する(711)。このように、利用者モードで稼動している利用者PC104にのみ保守モードへの切替指示を送信するので、管理SV101と利用者PC104との間のネットワークトラフィックを低減できる。
なお、ステップ711の処理で送信される切替指示には、切替先モードIDとして保守モードを示す稼動モードIDが含まれる。
また、管理SV104は、更新SV105によって最新のバージョン情報が通知されている場合、今回取得したOS及びウイルス対策ソフトのバージョン情報が最新のバージョン情報よりも古いか否かを判定する。そして、管理SV105は、今回取得したOS及びウイルス対策ソフトのバージョン情報が最新のバージョン情報よりも古いと判定された場合、保守モードへの切替指示を送信してもよい。
利用者PC104のリモートモード切替ツール210の受信部211は、管理SV101から送信された切替指示を受信する。受信部211は、受信した切替指示に含まれる切替先モードIDをモード記憶部213に通知する(712)。
モード記憶部213は、切替先モードIDが通知された場合、通知された切替先モードIDを保持し、当該切替先モードIDを状態記憶部221に通知する(713)。
状態記憶部221は、切替先モードIDが通知された場合、通知された切替先モードIDを保持し、当該切替先モードIDをHDD250の第2領域252に書き込む。
なお、受信部211は、切替指示を受信すると、切替指示を受信したことを送信部212に通知し、送信部212は、切替指示を受信したことを示すデータを管理SV101に送信する(714)。
その後、利用者PC104は、保守モードに切り替えるために再起動する(620A)。利用者PC104は、ステップ620Aの処理では、HDD250の第2領域252に書き込まれた稼動モードIDによって特定されるモードで再起動する。
利用者PC104は再起動後に、更新データ送信要求を送信することによって、更新データ配布処理を実行し(600)、ステップ603Bの処理でアップデートを実行する。このため、ステップ610BのVerモード確認処理で、利用者PC104でOS及びウイルス対策ソフトの少なくとも一方がアップデートされたと管理SV101によって判定される。
この場合、利用者PC104が保守モードで稼動している間にアップデートが実行されるため、アップデートがHDD250の第1領域251に記憶される。アップデートがHDD250の第1領域251に記憶されたので、利用者PC104を保守モードで稼動させておく必要はないため、利用者に利用者PC104を利用させるべく、管理SV101は、ステップ710Bの処理で、利用者モードに切り替える切替指示を利用者PC104に送信する(711)。ステップ710Bの処理におけるステップ712〜714の処理は、ステップ710Aの処理におけるステップ712〜714の処理と同じである。
なお、利用者PC104は、ステップ620Aの処理で保守モードに切り替えるための再起動した場合、ステップ601の処理で更新データ送信要求を更新SV105に送信するとしたが、管理SV101が更新データ送信要求の送信指示を利用者PC104に送信し、利用者PC104は更新データ送信要求の送信指示を受信した場合、更新データ送信要求を更新SV105に送信してもよい。
また、第2実施形態では、管理SV101からの切替指示によって利用者PC104は、モードを切り替えるので、モードを切り替える場合のパスワードの入力は不要である。具体的には、利用者端PC104の受信部211が切替指令を受信した場合、リモートモード切替ツール210に備わる図示しないパスワード供給部が、切替制御部214には、切替指令を受信したことが通知され、
以上のように、本実施形態では、管理SV101が適切なタイミングで利用者PC104に保守モードへの切替指示を送信するため、管理者の負担を軽減でき、利用者PC104の更新データのダウンロードも最小限の回数に抑制でき、ネットワークのトラフィックを軽減できる。
(第3の実施形態)
第3の実施形態を図8を用いて説明する。
本実施形態では、利用者PC104が保守モードで稼動している間、OS及びウイルス対策ソフトのアップデートを許可し、利用者PC104が利用者モードで稼動している間、OS及びウイルス対策ソフトのアップデートを禁止する。
図8は、本発明の第3の実施形態の利用者PC104のモード切替処理のシーケンス図である。なお、図8の処理のうち、図6及び図7と同じ処理は同じ符号を付与し、説明を省略する。
図8では、最初、利用者PC104は保守モードで稼動している。図8で図示していないが、利用者PC104は、保守モードに切り替えられる場合に、OS及びウイルス対策ソフトのアップデートが許可される。
このため、利用者PC104が保守モードで稼動している場合、OS及びウイルス対策ソフトのアップデートが許可されるので、利用者PC104は、更新データの配布要求を更新SV105に送信し(601)、更新SV105から利用者PC104へ更新データが配布される(602)。
利用者PC104は、更新データを受信した場合、受信した更新データに基づいて、アップデートを実行し(603A)、管理SV101は、アップデートが実行された利用者PC104のモードを利用者モードへ切り替える切替指示を送信する(711)。
当該利用者モードへの切替指示を管理SV101が送信するタイミングは、種々のタイミングがある。
例えば、利用者が利用者PC104の利用を開始するタイミングで、管理SV101は、利用者モードへの切替指示を送信してもよい。また、管理SV101は、利用者PC104が保守モードで稼動してから所定時間経過したタイミング、つまり、保守モードへの切替指示を送信してから所定時間経過したタイミングで、利用者モードへの切替指示を送信してもよい。また、管理SV101は、Verモード確認処理(610A〜610C)で利用者PC104のOS及びウイルス対策ソフトの少なくとも一方がアップデートされたことを検出したタイミングで、利用者モードへの切替指示を送信してもよい。
利用者PC104は、利用者モードへの切替指示を受信した場合、ステップ712〜714の処理を実行し、利用者モードで再起動する(620A)。
図8では図示しないが、利用者PC104は、再起動した場合、再起動した旨を管理SV101へ通知する。管理SV101は、再起動した旨が通知された場合、利用者モードではアップデートを禁止するため、アップデート機能OFF指令を利用者PC104へ送信する(801)。
利用者PC104は、アップデート機能OFF指令を受信した場合、OS及びウイルス対策ソフトのアップデート機能を無効(OFF)に設定し、その旨を管理SV101へ通知する(802)。
利用者PC104が利用者モードで稼動している間、利用者PC104は、アップデート機能が無効になるので、更新データの配布要求を更新SV105へ送信しない。
そして、管理SV101は、ステップ710Bの処理で、利用者が利用者PC104の利用を終了することを検出し、保守モードへの切替指示を利用者PC104へ送信する(711)。
利用者PC104は、保守モードへの切替指示を受信した場合、ステップ712〜714の処理を実行し、保守モードで再起動する(620B)。
上述したように、利用者PC104は、再起動したことを管理SV101へ通知する。管理SV101は、再起動した旨が通知された場合、保守モードではアップデートを許可するため、アップデート機能ON指令を利用者PC104へ送信する(801)。
利用者PC104は、アップデート機能ON指令を受信した場合、OS及びウイルス対策ソフトのアップデート機能を有効(ON)に設定し、その旨を管理SV101へ通知する(802)。
利用者PC104が保守モードで稼動している間、利用者PC104は、アップデート機能が有効になるので、更新データの配布要求を更新SV105へ送信し(601)、更新データ配布処理を実行する。
以上のように、本実施形態では、本実施形態では、利用者PC104が利用者モードで稼動している間、アップデート機能が無効になり、利用者PC104が保守モードで稼動している間、アップデート機能が有効になるので、利用者PC104と更新SV105との間のアップデートのための通信が減少するので、ネットワークのトラフィックを軽減できる。
(第4の実施形態)
第4の実施形態を図9を用いて説明する。
第1〜3の実施形態では、管理SV101は、利用者PC104に対して個別に切替指示を送信したが、本実施形態では、管理SV101が複数の利用者PC104に対して切替指示を送信して、複数の利用者PC104を一度に制御する。
図9は、本発明の第4の実施形態の切替指示表示画面の説明図である。
切替指示表示画面は、管理SV101の図示しない表示装置に表示される。
切替指示表示画面は、全PC利用者モードボタン901、全PC保守モードボタン902、全PCアップデートボタン903、全PC強制利用者モードボタン904、及び個別制御ボタン905を含む。
管理SV101は、管理者によって操作されたボタンに対応する指示を利用者PC104に送信可能である。
個別制御ボタン905について説明する。
個別制御ボタン905が操作されると、各利用者PC104のモードを個別に切り替える個別制御指令が送信される。個別制御ボタン905は、PC番号9051、及び指示選択9052を含む。
PC番号9051は、切替指示を送信する利用者PC104の一意な識別子が入力されるための表示領域である。指示選択9052は、切替先のモード(利用者モード又は保守モード)のID、並びにアップデート機能を有効にするか無効にするかが入力されるための表示領域である。
全PC利用者モードボタン901について説明する。
全PC利用者モードボタン901が操作されると、管理SV101が管理する全ての利用者PC104を利用者モードに切り替える全PC利用者モード切替指令が送信される。
管理SV101は、全PC利用者モード切替指令を送信する場合、管理テーブル500を参照し、現在保守モードで稼動している利用者PC104にのみ全PC利用者モード切替指令を送信する。これによって、全ての利用者PC104に全PC利用者モード切替指令を送信する場合よりもネットワークのトラフィックを軽減できる。
次に、全PC保守モードボタン902について説明する。
全PC保守モードボタン902が操作されると、管理SV101が管理する全ての利用者PC104を保守モードに切り替える全PC保守モード切替指示が送信される。
管理SV101は、全PC保守モード切替指示を送信する場合、管理テーブル500を参照し、現在利用者モードで稼動している利用者PC104にのみ全PC保守モード切替指示を送信する。これによって、全ての利用者PC104が保守モードになるので、全ての利用者PC104のOS及びウイルス対策ソフトを一斉にアップデートできる。また、全ての利用者PC104に全PC保守モード切替指示を送信する場合よりもネットワークのトラフィックを軽減できる。
次に、全PCアップデートボタン903について説明する。
全PCアップデートボタン903が操作されると、管理SV101が管理する全ての利用者PC104を保守モードに切り替え、アップデート機能を有効に設定する全PCアップデート切替指示が送信される。
なお、利用者PC104は、全PCアップデート切替指示を受信した場合、アップデート機能が有効に設定されるため、図6〜図8のステップ600の更新データ配布処理を実行する。そして、利用者PC104は、配布された更新データに基づくOS及びウイルス対策ソフトのアップデートが完了すると、アップデート機能を有効に設定される前の状態に戻す。つまり、アップデート機能を有効に設定される前の状態が有効である利用者PC104は、アップデート機能が有効のままに設定され、アップデート機能を有効に設定される前の状態が無効である利用者PC104は、アップデート機能が無効に設定される。
次に、全PC強制利用者モードボタン904について説明する。
全PC強制利用者モードボタン904が操作されると、管理SV101が管理する全ての利用者PC104を利用者モードに切り替え、再起動させる全PC強制利用者モード切替指示が送信される。
管理SV101は、自身が管理する全ての利用者PC104に全PC強制利用者モード切替指示を送信する。
保守モードが稼動していた利用者PC104は、全PC強制利用者モード切替指示を受信した場合、利用者モードに切り替えて再起動し、利用者モードが稼動していた利用者PC104は、全PC強制利用者モード切替指示を受信した場合、利用者モードのまま再起動する。
したがって、利用者PC104は、いずれのモードが稼動していても、全PC強制利用者モード切替指示を受信した場合、再起動するため、メモリ領域230に記憶されたデータを消去する。このため、全PC強制利用者モード切替指示は、全ての利用者PC104のメモリ領域230に記憶されたデータを消去したい場合に用いられる。
以上によって、管理SV101は、複数の利用者PC104に対して一斉にモードを切り替えることができるため、管理者の保守作業負担を低減させることができる。
101 管理SV
102 ネットワーク
103 インターネット
104 利用者PC
105 更新SV

Claims (13)

  1. 複数の利用者が共同利用する利用者端末と、前記利用者端末にアクセス可能であって、前記利用者端末を管理する管理計算機と、を備える利用者端末管理システムにおいて、
    前記利用者端末は、
    揮発性記憶領域を含む主記憶装置、及び、不揮発性記憶領域を含む補助記憶装置を備え、
    第1モード及び第2モードのうち一のモードで制御するモード制御部と、
    前記第1モードで稼動する場合、前記主記憶装置の前記揮発性記憶領域に記憶されたデータを前記補助記憶装置の前記不揮発性記憶領域に書き込む第1モード書き込み部と、
    前記第2モードで稼動する場合、前記補助記憶装置の記憶領域を前記揮発性記憶領域上に仮想化した仮想記憶領域を生成し、前記不揮発性記憶領域にデータを書き込む代わりに前記データを前記仮想記憶領域に書き込み、前記仮想記憶領域に書き込まれたデータを所定のタイミングで消去する第2モード書き込み部と、
    現在稼動するモードの一意な識別子であるモード識別子を前記補助記憶装置に記憶する記憶部と、
    前記補助記憶装置に記憶されたモード識別子を前記管理計算機に送信する送信部と、を備えることを特徴とする利用者端末管理システム。
  2. 前記仮想記憶領域に書き込まれたデータは、前記利用者端末がシャットダウンされると消去され、
    前記モード制御手段は、
    前記モードを切り替える場合、前記記憶部が切替先のモード識別子を前記補助記憶装置に記憶した後、シャットダウンし、
    前記補助記憶装置に記憶されたモード識別子によって識別されるモードで起動することによって、前記モードを切り替えることを特徴とする請求項1に記載の利用者端末管理システム。
  3. 前記補助記憶装置は、プログラムを記憶し、
    前記利用者端末は、前記プログラムに含まれる一部のデータを更新するための更新データを受信する受信部を備え、
    前記更新データは、バージョンを特定するためのバージョン情報を含み、
    前記第1モード書き込み部は、前記受信部が前記更新データを受信した場合、前記受信した更新データを前記補助記憶装置に書き込み、
    前記第2モード書き込み部は、前記受信部が前記更新データを受信した場合、前記受信した更新データを前記仮想記憶領域に書き込み、
    前記送信部は、前記更新データに含まれるバージョン情報を所定のタイミングで前記管理計算機に送信し、
    前記管理計算機は、
    前記第2モードで稼動している利用者端末から前記バージョン情報を受信した場合、前記受信したバージョン情報に基づいて、前記利用者端末を前記第1モードで稼動させる必要があるか否かを判定する判定部と、
    前記判定部によって前記利用者端末を前記第1モードで稼動させる必要があると判定された場合、前記第1モードの識別子を前記切替先のモード識別子として含む切替指示を前記利用者端末に送信する切替指示送信部と、を備え、
    前記モード制御部は、
    前記切替指示を受信した場合、前記切替指示に含まれる前記第1モードの識別子を前記補助記憶装置に記憶した後、自身をシャットダウンし、
    前記補助記憶装置に記憶されたモード識別子によって識別される前記第1モードで起動することによって、前記第2モードから前記第1モードへ切り替え、
    前記送信部は、
    前記モード制御部によって前記第2モードから前記第1モードへ切り替えて起動された場合、前記更新データの送信を要求する更新データ送信要求を送信することを特徴とする請求項2に記載の利用者端末管理システム。
  4. 前記判定部は、
    前記第2モードで稼動している利用者端末から前記バージョン情報を受信した場合、当該受信したバージョン情報が前回受信したバージョン情報よりも新しいか否かを判定し、
    当該受信したバージョン情報が前回受信したバージョン情報よりも新しい場合、前記利用者端末を前記第1モードで稼動させる必要があると判定することを特徴とする請求項3に記載の利用者端末管理システム。
  5. 前記補助記憶装置には、プログラムが記憶され、
    前記利用者端末は、
    前記プログラムに含まれる一部のデータを更新するための更新データの送信を要求する更新データ送信要求を送信する更新データ送信要求送信手段を備え、
    前記更新データ送信要求送信手段は、
    前記第2モードで稼動している場合、前記更新データ送信要求を送信しないことを特徴とする請求項2に記載の利用者端末管理システム。
  6. 前記管理計算機は、前記モード識別子の送信要求を所定周期で前記利用者端末に送信するモード識別子送信要求送信部を備え、
    前記利用者端末の前記送信部は、前記モード識別子の送信要求を受信した場合、前記モード識別子を前記管理計算機に送信することを特徴とする請求項1に記載の利用者端末管理システム。
  7. 複数の利用者が共同利用する利用者端末と、前記利用者端末にアクセス可能であって、前記利用者端末を管理する管理計算機と、を備える計算機システムにおける利用者端末管理方法において、
    前記利用者端末は、揮発性記憶領域を含む主記憶装置、及び、不揮発性記憶領域を含む補助記憶装置を備え、
    前記方法は、
    前記利用者端末が、第1モード及び第2モードのうち一のモードで稼動するステップと、
    前記利用者端末が、前記第1モードで稼動している場合、前記主記憶装置の前記揮発性記憶領域に記憶されたデータを前記補助記憶装置の前記不揮発性記憶領域に書き込むステップと、
    前記利用者端末が、前記第2モードで稼動している場合、前記補助記憶装置の記憶領域を前記揮発性記憶領域上に仮想化した仮想記憶領域を生成し、前記不揮発性記憶領域にデータを書き込む代わりに前記データを前記仮想記憶領域に書き込み、前記仮想記憶領域に書き込まれたデータを所定のタイミングで消去するステップと、
    前記利用者端末が、現在稼動するモードの一意な識別子であるモード識別子を前記補助記憶装置に記憶するステップと、
    前記利用者端末が、前記補助記憶装置に記憶されたモード識別子を前記管理計算機に送信するステップと、を含むことを特徴とする利用者端末管理方法。
  8. 前記仮想記憶領域に書き込まれたデータは、前記利用者端末がシャットダウンされると消去され、
    前記利用者端末が前記モードを切り替えるステップは、
    前記利用者端末が、切替先のモード識別子を前記補助記憶装置に記憶した後、自身をシャットダウンするステップと、
    前記利用者端末が、前記補助記憶装置に記憶されたモード識別子によって識別されるモードで自身を起動するステップと、を含むことを特徴とする請求項7に記載の利用者端末管理方法。
  9. 前記補助記憶装置には、プログラムが記憶され、
    前記プログラムに含まれる一部のデータを更新するための更新データが前記利用者端末に送信され、
    前記更新データは、バージョンを特定するためのバージョン情報を含み、
    前記方法は、
    前記利用者端末が、前記第2モードで稼動している場合に、前記更新データを受信すると、前記受信した更新データを前記仮想記憶領域に書き込むステップと、
    前記利用者端末が、前記更新データに含まれるバージョン情報を所定のタイミングで前記管理計算機に送信するステップと、
    前記管理計算機が、前記第2モードで稼動している利用者端末から前記バージョン情報を受信した場合、前記受信したバージョン情報に基づいて、前記利用者端末を前記第1モードで稼動させる必要があるか否かを判定するステップと、
    前記管理計算機が、前記利用者端末を前記第1モードで稼動させる必要があると判定された場合、前記第1モードの識別子を前記切替先のモード識別子として含む切替指示を前記利用者端末に送信するステップと、
    前記利用者端末が、前記切替指示を受信した場合、前記切替指示に含まれる前記第1モードの識別子を前記補助記憶装置に記憶した後、シャットダウンするステップと、
    前記利用者端末が、前記補助記憶装置に記憶されたモード識別子によって識別される前記第1モードで起動することによって、前記第2モードから前記第1モードへ切り替えるステップと、
    前記利用者端末が、前記第2モードから前記第1モードへ切り替えて起動された場合、前記更新データの送信を要求する更新データ送信要求を送信するステップと、を含むことを特徴とする請求項8に記載の利用者端末管理方法。
  10. 前記管理計算機が、前記利用者端末を前記第1モードで稼動させる必要があるか否かを判定するステップは、今回受信したバージョン情報が前回受信したバージョン情報よりも新しい場合、前記利用者端末を前記第1モードで稼動させる必要があると判定するステップであることを特徴とする請求項9に記載の利用者端末管理方法。
  11. 前記補助記憶装置には、プログラムが記憶され、
    前記方法は、前記利用者端末が、前記プログラムに含まれる一部のデータを更新するための更新データの送信を要求する更新データ送信要求を更新計算機に送信するステップを含み、
    前記更新データ送信要求を更新計算機に送信するステップは、前記前記利用者端末が、前記第2モードで稼動している場合、前記更新データ送信要求を送信しないことを特徴とする請求項8に記載の利用者端末管理方法。
  12. 前記方法は、
    前記管理計算機が、前記モード識別子の送信要求を所定周期で前記利用者端末に送信するステップと、
    前記利用者端末が、前記モード識別子の送信要求を受信した場合、前記モード識別子を前記管理計算機に送信するステップと、を含むことを特徴とする請求項7に記載の利用者端末管理方法。
  13. 複数の利用者が共同利用する利用者端末によって実行されるプログラムであって、
    前記利用者端末は、揮発性記憶領域を含む主記憶装置、及び、不揮発性記憶領域を含む補助記憶装置を備え、
    前記プログラムは、
    第1モード及び第2モードのうち一のモードで制御するステップと、
    前記第1モードでは、前記主記憶装置の前記揮発性記憶領域に記憶されたデータを前記補助記憶装置の前記不揮発性記憶領域に書き込むステップと、
    前記第2モードでは、前記補助記憶装置の記憶領域を前記揮発性記憶領域上に仮想化した仮想記憶領域を生成し、前記不揮発性記憶領域にデータを書き込む代わりに前記データを前記仮想記憶領域に書き込み、前記仮想記憶領域に書き込まれたデータを所定のタイミングで消去するステップと、
    現在稼動するモードの一意な識別子であるモード識別子を前記補助記憶装置に記憶するステップと、
    前記補助記憶装置に記憶されたモード識別子を、当該利用者端末を管理する管理計算機に送信するステップと、を前記利用者端末に実行させることを特徴とするプログラム。
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