JP2012037760A - 偏光照明装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】偏光照明装置100は、発光部10と発光部10から発せられた光を反射する反射光学系12からなる複数の光源部14と、複数の光源部14から出射された光から偏光を取り出す偏光素子16と、偏光素子16によって取り出された偏光が入射するフライアイレンズ18と、フライアイレンズ18から出射された光を平行光に変換する平行光変換手段20と、を含む。反射光学系12は、断面略放物線形状をなす反射鏡13によって構成されている。偏光素子16は、複数の光源部14から出射された光が直接的に入射することのできる位置に配置されている。
【選択図】図1
Description
X2=X1/cosθ
したがって、本発明によれば、偏光素子を複数の光源部の直近の位置に配置することができるために、従来技術のように凹面ミラーの後に偏光素子を配置する場合よりも偏光素子を小型化することが可能である。
このような回転手段を備えることにより、偏光素子によって取り出される偏光の偏光方向を容易に回転させることが可能となる。これにより、例えば、偏光を照射することによって形成される配向膜の配向方向を容易に90度回転させることが可能となる。
このように、複数の光源部から発せられる光を複数の偏光ミラーによって複数回反射させることによって、P偏光に対するS偏光の比率、もしくは、S偏光に対するP偏光の比率を所定値よりも小さくすることが可能である。これにより、複数の光源部から発せられる光からより純粋な偏光を取り出して被照射物に照射することが可能となる。
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、第1実施形態に係る偏光照明装置100の平面図である。図2は、偏光照明装置100を部分的に拡大した平面図である。図1、図2に示すように、偏光照明装置100は、発光部10と発光部10から発せられた光を反射する反射光学系12とからなる複数の光源部14と、複数の光源部14から出射された光から偏光を取り出す偏光素子16と、偏光素子16によって取り出された偏光が入射するフライアイレンズ18と、フライアイレンズ18から出射された光を平行光に変換する平行光変換手段20と、を備えている。
本実施形態の偏光照明装置100によれば、複数の光源部14から出射された光は、断面略放物線形状をなす反射鏡13によって平行光に変換されつつ反射された後に、偏光素子16に入射する。したがって、偏光素子16に平行光を入射させることができるために、偏光方向が一定に揃った偏光を被照射物Wに対して均一に照射することが可能である。
図6は、本発明の第2実施形態に係る偏光照明装置200の平面図である。図7は、偏光照明装置200の正面図である。
第2実施形態に係る偏光照明装置200は、第1実施形態に係る反射偏光を用いる偏光照明装置100と異なり、偏光素子として偏光板202による透過偏光を用いている。また、偏光板202を回転させるためのモーター204を備えている。その他の構成は第1実施形態と同様であるので、同一の符号を付して説明を省略する。
図10は、本発明の第3実施形態に係る偏光照明装置300の部分的な平面図である。
図10に示すように、第3実施形態に係る偏光照明装置300は、複数の光源部14と、複数の光源部14のそれぞれから発せられた光から偏光を取り出すための2枚の偏光ミラー302、304とを備えている。1枚目の偏光ミラー302は、複数の光源部14から出射された光の前方側に配置されている。2枚目の偏光ミラー304は、1枚目の偏光ミラー302によって反射された光の前方側に配置されている。つまり、複数の光源部14から出射された光は、1枚目の偏光ミラー302及び2枚目の偏光ミラー304によって2回反射された後に、フライアイレンズ18の入射面18aに入射するようになっている。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、発光部10として超高圧水銀ランプを用いた例を示したが、紫外線を照射できるのであればこれ以外のランプを用いることもできる。
(2)上記実施形態では、超高圧水銀ランプの波長が313nmの場合における偏光特性を例に説明したが、他の強いスペクトルである254nm、365nmなどの波長を選んでも、偏光板に施されるコーティング膜設計を変更する事により、同様の効果を持つ偏光照明装置を実現できる。
(3)上記実施形態では、平行光変換手段20として凹面ミラーを用いた例を示したが、他のコリメータ系レンズなどを用いることもできる。
(4)上記実施形態では、回転手段としてモーター204を用いた例を示したが、例えば手動によって偏光板202を回転させることもできる。
(5)上記実施形態では、被照射物Wが液晶パネル用の基板である例を示したが、これ以外の被照射物に対して偏光を照射する場合であっても本発明を適用することができる。
(6)上記実施形態では、縦方向に5個、横方向に5個(合計25個)の光源部14を配列する例を示したが、これ以外の個数の光源部14を配列してもよい。例えば、縦方向に5個、横方向に3個(合計15個)の光源部14を配列してもよい。
(7)上記実施形態では、縦方向に並ぶ5個の光源部14の前方側に、縦方向に細長い形状を有するルーバー型の偏光ミラー17あるいは偏光板202を一枚ずつ設置した例を示したが、本発明はこのような態様に限定されるものではない。例えば、複数の光源部14のそれぞれの前方側に、略正方形の形状を有する偏光ミラーあるいは偏光板を一枚ずつ設置してもよい。
12…反射光学系
13…反射鏡
14…光源部
16…偏光素子
17、302、304…偏光ミラー
18…フライアイレンズ
20…平行光変換手段
100、200、300…偏光照明装置
202…偏光板
204…モーター(回転手段)
W…被照射物
Claims (5)
- 発光部と前記発光部から発せられた光を反射する反射光学系とからなる複数の光源部と、前記複数の光源部から出射された光から偏光を取り出す偏光素子と、前記偏光素子によって取り出された偏光が入射するフライアイレンズと、前記フライアイレンズから出射された光を平行光に変換する平行光変換手段と、を含む偏光照明装置であって、
前記反射光学系は、断面略放物線形状をなす反射鏡からなり、
前記偏光素子は、前記複数の光源部から出射された光が直接的に入射することのできる位置に配置されていることを特徴とする偏光照明装置。 - 前記偏光素子は、偏光を透過させる偏光板、あるいは、偏光を反射する偏光ミラーであることを特徴とする偏光照明装置。
- 前記偏光素子を回転させることのできる回転手段を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の偏光照明装置。
- 前記偏光素子は、複数の偏光ミラーからなり、
前記複数の光源部から出射された光が、前記複数の偏光ミラーによって複数回反射されることを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の偏光照明装置。 - 偏光が照射される被照射物が、液晶パネル用の要処理配向膜基板であることを特徴とする請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載の偏光照明装置。
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