JP2012036660A - 建物の外部床の防水構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】防水構造の施工の現場での作業時間を短縮し、塗料の溶剤の使用を低減し、さらに外部床の側壁の外装パネルの材質や厚みによらず適用可能な外部床の防水構造を実現する。
【解決手段】建物の外部床の防水構造1は、複数の防水鋼板43と、防水フィルム70を有している。防水鋼板43は、矩形状の平坦部50と、その平坦部50の少なくとも1辺に形成された起立部51を有し、外部床の床板上に敷設されて全体でパン状の防水層Bを形成する。防水フィルム70は、隣り合う防水鋼板43のつなぎ目部分Dを覆う。隣り合う防水鋼板43の間には隙間Cが設けられている。
【選択図】図2
【解決手段】建物の外部床の防水構造1は、複数の防水鋼板43と、防水フィルム70を有している。防水鋼板43は、矩形状の平坦部50と、その平坦部50の少なくとも1辺に形成された起立部51を有し、外部床の床板上に敷設されて全体でパン状の防水層Bを形成する。防水フィルム70は、隣り合う防水鋼板43のつなぎ目部分Dを覆う。隣り合う防水鋼板43の間には隙間Cが設けられている。
【選択図】図2
Description
本発明は、バルコニー等の建物の外部床の防水構造に関する。
従来より、建物の外部床の内部に水が侵入するのを防止するため、外部床には、防水対策が施されている。例えば外部床の防水構造には、床板上のガラス繊維マットの隙間にポリエステル等の液状の合成樹脂を塗布し硬化させたFRP防水構造や、軟質の塩化ビニル等の合成樹脂シートを貼り付けるシート防水構造がある(特許文献1、2参照。)。
しかしながら、上述のFRP防水構造の場合、液体を塗布し硬化させて防水層を形成するものであり、さらにプライマーや表面の保護仕上げ塗料の塗布、乾燥も必要とするので、現場での湿式工程が多く、作業に時間がかかる。また、施工中に溶剤を多量に使用するため、住宅街等で使用する場合近隣住民に対する配慮が必要となる。
また、シート防水構造の場合、FRP防水構造に比べて乾式工程が多くはなるが、軟質の防水シートの立ち上がり部分を外部床の側壁に固定するために、側壁の外装パネルに溝を形成し、当該溝に防水シートの立ち上がり部分の先端を入れシール材で塞ぐ必要がある。このため、側壁の外装パネルが、窯業系サイディング材等の薄いものの場合には、十分な溝を形成するのが困難であり、シート防水構造を適用できない場合がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、防水構造の施工の現場での作業時間を短縮し、塗料の溶剤の使用を低減し、さらに外部床の側壁の外装パネルの材質や厚みによらず適用可能な、外部床の防水構造を提供することをその目的とする。
上記目的を達成するための本発明は、建物の外部床の防水構造であって、矩形状の平坦部と、その平坦部の少なくとも1辺に形成された起立部を有し、外部床の床板上に複数敷設されて全体でパン状の防水層を形成する防水鋼板と、隣り合う前記防水鋼板のつなぎ目部分を覆う防水フィルムと、を有している。
本発明によれば、複数の防水鋼板が床上に敷設されてパン状の防水層が形成されるので、乾式工程により防水層の形成を行うことができ、防水構造の施工の現場での作業時間を短縮し、塗料の溶剤の使用量を低減できる。また、防水鋼板のつなぎ目部分が防水フィルムで覆われているので、防水性も確保できる。また、防水鋼板の起立部が自立するので、防水シートのように外装パネルに溝などを形成する必要がなく、外部床の側壁の材質や厚みによらず適用できる。
前記防水鋼板の表面には、防錆膜が被覆されていてもよい。また、前記防錆膜は、ウレタン系塗料により形成され、前記防水フィルムは、粘着性を有するFRPにより形成されていてもよい。
前記隣り合う防水鋼板の間には隙間が設けられていてもよい。
前記隙間は、前記防水鋼板の想定熱膨張量に基づいて設定されていてもよい。
前記防水鋼板は、前記床板に対してネジにより固定され、前記防水鋼板には、前記ネジが通る貫通孔が形成され、前記貫通孔は、前記防水鋼板が熱膨縮できるように前記ネジよりも大きな径を有していてもよい。
前記貫通孔は、隣の前記防水鋼板との間の前記隙間のある方向に長い長孔であってもよい。
前記貫通孔の長径は、前記防水鋼板の想定熱膨縮量に基づいて設定されていてもよい。
前記ネジは、前記防水鋼板の隙間の近傍に位置し、前記防水フィルムは、前記ネジを覆っていてもよい。
前記防水フィルムと前記ネジとの間には、前記防水フィルムと前記ネジの接触を防止する接触防止フィルムが設けられていてもよい。
前記接触防止フィルムは、伸縮性を有していてもよい。
前記防水フィルムは、前記隣り合う防水鋼板のつなぎ目部分を当該つなぎ目部分に沿って帯状に覆い、当該隣り合う各防水鋼板に固定されていてもよい。
前記防水鋼板上には、前記防水フィルムを覆うフィルム保護板が設けられていてもよい。
前記起立部の先端は、外部床の側壁の外装パネルの内側に貼り付けられた透湿防水シートと、当該透湿防水シートの内側の壁下地との間に挟まれていてもよい。
本発明によれば、防水構造の施工の現場での作業時間を短縮し、塗料の溶剤の使用を低減し、さらに外部床の側壁の外装パネルの材質や厚みによらず適用可能な外部床の防水構造を実現できる。
以下、図面を参照して、本発明の好ましい実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態に係る建物の外部床の防水構造1を適用した建物構造2を示す説明図である。
建物構造2は、例えばベランダやバルコニーなどの外部床20を有するものであり、外部床20は、例えば矩形状で平坦な床21と、その床21の四方を囲む側壁22を有している。例えば建物本体A側の側壁22は、建物の外壁を構成し、その他の側壁22は、例えば腰壁状の手摺を構成している。
床21は、例えば軒天井40の上方において建物の本体A側から外壁11まで水平に突出した床梁部41と、当該床梁部41上に設置された構造用合板からなる床板42と、床板42上に敷設された複数の防水鋼板43を有している。
各防水鋼板43は、図2に示すように矩形状の平坦部50と、その平坦部50の1辺若しくは2辺に形成された起立部51を有している。平坦部50と起立部51の表面には、防錆塗布膜が形成されている。防水鋼板43を、床板42上に複数組み合わせて敷設することにより全体でパン状の防水層Bを形成している。例えば防水鋼板43のうち、1辺に起立部51があるL字型のもの同士を対向配置し、2辺に起立部51があるものを4隅に配置する。防水鋼板43は、例えば高耐食性合金が好ましい。
隣り合う防水鋼板43のつなぎ目部分Dには、図3に示すように防水鋼板43の熱膨張を考慮して隙間Cが設けられている。隙間Cは、例えば防水鋼板43の想定熱膨張量に基づいて設定されている。例えば隙間Cは、上記構成の外部床20の施工後に想定される防水鋼板43の最高温度と防水鋼板43の製造時の温度の差である想定最大温度差を求め、その想定最大温度差に、防水鋼板43の線膨張率と、防水鋼板43の(製造時の)幅寸法とを掛け合わせて想定最大熱膨張量を求め、その想定最大熱膨張量に所定の安全率を掛け合わせて求められる。
防水鋼板43は、床板42に対してネジ60により固定されている。ネジ60は、防水鋼板43のつなぎ目部分Dに沿った複数個所に設けられている。防水鋼板43には、ネジ60が通る貫通孔61が形成されている。貫通孔61は、防水鋼板43が熱膨縮できるようにネジ60よりも大きな径を有している。例えば貫通孔61は、隣の防水鋼板43との間の隙間Cのある方向に長い長孔であり、その長径は、防水鋼板43の想定熱膨張量及び想定熱収縮量に基づいて設定されている。具体的には、貫通孔61の径は、隙間Cと同様の考え方に基づいて、構造用合板からなる床板42の熱膨張や熱収縮はないものとして、防水鋼板43が夏季に幅方向に最大限膨張した際及び冬期に最大限収縮した際に、ネジ60と貫通孔61の縁の部分とが干渉しないように設定されている。
防水鋼板43のつなぎ目部分Dは、防水フィルム70により覆われている。防水フィルム70は、防水鋼板43のつなぎ目部分Dに沿った帯状に形成され、隣り合う防水鋼板43のネジ60を跨ぐような幅広に形成されている。防水フィルム70は、例えば防水性及び粘着性を有するFRP(Fiber Reinforced Plastics)により構成されている。防水フィルム70の幅方向の両側部70aは、例えば接着剤により防水鋼板43に接着されている。
防水フィルム70とネジ60との間には、接触防止フィルム71が設けられている。接触防止フィルム71は、防水フィルム70の下面に貼り付けられている。接触防止フィルム71は、例えばブチルゴムなどからなり伸縮性を有している。
防水鋼板43の平坦部50上の防水フィルム70上には、図4及び図5に示すようにフィルム保護板80が設けられている。フィルム保護板80は、例えば厚みのある方形板状に形成され、防水フィルム70に沿って複数並べて設置されている。フィルム保護板80の下面には、湾曲状の凹部80aとその両側の脚部80bが形成されている。フィルム保護板80は、防水フィルム70を幅方向に跨ぐように載置され、防水フィルム70は、フィルム保護板80の凹部80a内に収容されている。また、フィルム保護板80の上面は平坦面になっている。
防水構造1の施工は、例えば表面に予め防錆塗布膜が被膜され、外部床20の寸法に適合する複数の防水鋼板43が用意される。各防水鋼板43が床板42上に敷設され、ネジ60により固定されて、パン状の防水層Bが形成される。このとき、隣合う防水鋼板43のつなぎ目部分Dには、隙間Cが設けられる。次に、防水鋼板43のつなぎ目部分Dに、接触防止フィルム71と防水フィルム70が貼られ、その上にフィルム保護板80が載置される。
以上の実施の形態によれば、複数の防水鋼板43が床板42上に敷設されてパン状の防水層Bが形成されるので、乾式工程により防水層Bの形成を行うことができ、防水構造1の施工の現場での作業時間を短縮し、塗料の溶剤の使用量を低減できる。また、防水鋼板43のつなぎ目部分Dが防水フィルム70で覆われているので、防水性も確保できる。また、剛性のある防水鋼板43の起立部51が自立するので、防水シートのように側壁22の外装パネルに溝などを形成する必要がなく、外部床20の側壁22の材質や厚みによらず適用できる。さらに、複数の防水鋼板43によって防水層Bが形成されているので、各防水鋼板43の熱や、その熱による熱膨張がそれぞれ絶縁されており、他の防水鋼板43への影響を最小限に留めることができる。これにより、防水層B全体の歪みや亀裂を防止できる。
特に、本実施の形態における防水構造1は、各部位の仕様・寸法等が規格化された工業化住宅のバルコニ−、外廊下等の外部床20に好適に利用できる。中でも、単純な平面形状で同一寸法のバルコニーが複数の住戸に採用されることが多い集合住宅において利用価値が高い。
防水鋼板43の表面には、防錆塗膜層が被覆されているので、防水鋼板43を防水層として長期にわたり使用できる。また、防水鋼板43の防錆塗膜層は、ウレタン系塗料により形成され、防水フィルム70は、ウレタン系塗料となじみがよいFRPにより形成されているので、防水鋼板43と防水フィルム70の密着性が高く、確実に防水を行うことができる。
防水鋼板43は、一般的にFRP防水構造やシート防水構造に比べて比較的熱膨張率が高くなるが、隣り合う防水鋼板43の間には隙間Cが設けられているので、日射の影響を受けて防水鋼板43が熱膨張して、防水鋼板43同士が干渉したり防水鋼板43のネジ60などの固定部を損傷することを防止できる。
隙間Cは、防水鋼板43の想定熱膨張量に基づいて設定されているので、隙間Cの量が過不足なく適切に設定され、防水鋼板43同士の干渉や防水鋼板43の固定部の損傷を適切に防止しつつ、防水層Bの防水性も適切に確保できる。
防水鋼板43は、床板42に対してネジ60により固定され、防水鋼板43には、ネジ60が通る貫通孔61が形成され、貫通孔61は、防水鋼板43がネジ60よりも大きな径を有している。これにより、防水鋼板43が熱膨縮した際の固定部の損傷を防止できる。
貫通孔61は、防水鋼板43との間の隙間Cのある方向に長い長孔に形成されているので、防水鋼板43の隙間C方向への熱膨縮に好適に対応できる。
また、貫通孔61の径は、防水鋼板43の想定熱膨張量に基づいて設定されているので、貫通孔61とネジ60の間の隙間の量が過不足なく適切に設定され、防水鋼板43の固定部の損傷を適切に防止しつつ、ネジ60の固定機能も適切に確保できる。
防水フィルム70は、ネジ60の部分も覆っているので、ネジ60の隙間からの漏水が防止され、防水層Bの防水性を向上できる。
防水フィルム70とネジ60との間には、接触防止フィルム71が設けられているので、防水鋼板43が膨縮した際にネジ60に対して相対移動する防水フィルム70の損傷を防止できる。
また、接触防止フィルム71は、伸縮性を有しているので、防水鋼板43の膨縮や防水フィルム70の移動に追従して紳縮し、接触防止フィルム71自体の損傷を防止できる。
防水フィルム70は、隣り合う防水鋼板43のつなぎ目部分Dを当該つなぎ目部分Dに沿って帯状に覆い、当該隣り合う各防水鋼板43に固定されているので、つなぎ目部分Dの高い防水性を確保できる。
防水鋼板43上には、防水フィルム70を覆うフィルム保護板80が設けられているので、歩行による防水フィルム70の損傷を防止し防水鋼板43のつなぎ目部分Dの防水性を確保できる。また、フィルム保護板80の上面が平坦であるので、床面全体をフラットにし歩行し易くなる。
上記実施の形態において、防水鋼板43の起立部51の先端は、図6に示すように外部床20の側壁22の床面に面する外装パネル90の内側に貼り付けられた透湿防水シート91と、透湿防水シート91の内側の壁下地92との間に挟まれていてもよい。例えば外装パネル90と透湿防水シート91の下端部の高さは、平坦部50まで到達せず、起立部51と若干の重なり代を有する程度に設定されている。外装パネル90の下端部には、図示しない見切(水切)材が設けられている。
かかる場合、例えば外装パネル90の目地部から入って透湿防水シート91の表面に沿って落下する水を確実に防水層Bで受け止めることができる。このため、側壁22の内部等に水が侵入するのを防止できるので、建物の耐久性を向上させることができる。なお、腰壁状手摺となる側壁22の場合、壁下地92は例えば板状発泡断熱材であり、起立部51の先端は、透湿防水シート91と板状発泡断熱材の間に挟まれる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば以上の実施の形態において防水鋼板43は、平坦部50の1辺若しくは2辺に起立部51が形成されていたが、平坦部50の3辺、4辺に起立部51が形成されていてもよい。また、本発明は、バルコニーやベランダに限られず、建物の外に露出する床を有する他の外部床にも適用できる。
本発明は、防水構造の施工の現場での作業時間を短縮し、塗料の溶剤の使用を低減し、さらに外部床の側壁の外装パネルの材質や厚みによらず適用可能な外部床の防水構造を実現する際に有用である。
1 防水構造
20 外部床
21 床
22 側壁
43 防水鋼板
50 平坦部
51 起立部
70 防水フィルム
A 建物本体
B 防水層
C 隙間
D 防水鋼板のつなぎ目部分
20 外部床
21 床
22 側壁
43 防水鋼板
50 平坦部
51 起立部
70 防水フィルム
A 建物本体
B 防水層
C 隙間
D 防水鋼板のつなぎ目部分
Claims (14)
- 建物の外部床の防水構造であって、
矩形状の平坦部と、その平坦部の少なくとも1辺に形成された起立部を有し、外部床の床板上に複数敷設されて全体でパン状の防水層を形成する防水鋼板と、
隣り合う前記防水鋼板のつなぎ目部分を覆う防水フィルムと、を有する、建物の外部床の防水構造。 - 前記防水鋼板の表面には、防錆膜が被覆されている、請求項1に記載の建物の外部床の防水構造。
- 前記防錆膜は、ウレタン系塗料により形成され、
前記防水フィルムは、粘着性を有するFRPにより形成されている、請求項2に記載の建物の外部床の防水構造。 - 前記隣り合う防水鋼板の間には隙間が設けられている、請求項1〜3のいずれかに記載の建物の外部床の防水構造。
- 前記隙間は、前記防水鋼板の想定熱膨張量に基づいて設定されている、請求項4に記載の建物の外部床の防水構造。
- 前記防水鋼板は、前記床板に対してネジにより固定され、
前記防水鋼板には、前記ネジが通る貫通孔が形成され、
前記貫通孔は、前記防水鋼板が熱膨縮できるように前記ネジよりも大きな径を有する、請求項4又は5に記載の建物の外部床の防水構造。 - 前記貫通孔は、隣の前記防水鋼板との間の前記隙間のある方向に長い長孔である、請求項6に記載の建物の外部床の防水構造。
- 前記貫通孔の長径は、前記防水鋼板の想定熱膨縮量に基づいて設定されている、請求項6又は7に記載の建物の外部床の防水構造。
- 前記ネジは、前記防水鋼板の隙間の近傍に位置し、前記防水フィルムは、前記ネジを覆っている、請求項6〜8のいずれかに記載の建物の外部床の防水構造。
- 前記防水フィルムと前記ネジとの間には、前記防水フィルムと前記ネジの接触を防止する接触防止フィルムが設けられている、請求項9に記載の建物の外部床の防水構造。
- 前記接触防止フィルムは、伸縮性を有する、請求項10に記載の建物の外部床の防水構造。
- 前記防水フィルムは、前記隣り合う防水鋼板のつなぎ目部分を当該つなぎ目部分に沿って帯状に覆い、当該隣り合う各防水鋼板に固定されている、請求項1〜11のいずれかに記載の建物の外部床の防水構造。
- 前記防水鋼板上には、前記防水フィルムを覆うフィルム保護板が設けられている、請求項1〜12のいずれかに記載の建物の外部床の防水構造。
- 前記起立部の先端は、外部床の側壁の外装パネルの内側に貼り付けられた透湿防水シートと、当該透湿防水シートの内側の壁下地との間に挟まれている、請求項1〜13のいずれかに記載の建物の外部床の防水構造。
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- 2010-08-09 JP JP2010178633A patent/JP2012036660A/ja active Pending
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