JP2012031996A - 浮遊パッキンリング組立体 - Google Patents
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Abstract
【課題】過渡摩擦を回避するためにターボ機械で使用する浮遊パッキンリング組立体を提供すること。
【解決手段】ターボ機械において回転部品102と静止部品104との間で使用するためのパッキンリング組立体100が開示され、本組立体は、弓形パッキンリングケーシング106と、該パッキンリングケーシング106内に少なくとも部分的に位置付けられた弓形パッキンリングセグメント110と、圧力状態に応答して、第1の位置と第2の位置との間で回転部品102に対するパッキンリングセグメント110の軸方向の移動を可能にするよう構成された抵抗部品118とを含む。
【選択図】図3
【解決手段】ターボ機械において回転部品102と静止部品104との間で使用するためのパッキンリング組立体100が開示され、本組立体は、弓形パッキンリングケーシング106と、該パッキンリングケーシング106内に少なくとも部分的に位置付けられた弓形パッキンリングセグメント110と、圧力状態に応答して、第1の位置と第2の位置との間で回転部品102に対するパッキンリングセグメント110の軸方向の移動を可能にするよう構成された抵抗部品118とを含む。
【選択図】図3
Description
本開示は、全体的に、回転ターボ機械に関し、より詳細には、過渡摩擦を回避するためにターボ機械で使用する浮遊パッキンリング組立体に関する。
タービンなどの回転機械では、回転部品と静止部品の間にシールが設けられる。例えば、蒸気タービンでは、通常は、複数の弓形パッキンリングセグメントを設けて回転部品と静止部品の間に環状ラビリンスシールを形成する。典型的には、弓形パッキンリングセグメント(通常、環状シール当たりに4から6つ)は、機械の回転軸に同心の、及びひいては回転部品のシール表面に同心の静止部品の環状溝内に配置される。各弓形シールセグメントは、回転部品のシール表面と対向する弓形シール面を担持する。ラビリンス型シールにおいて、シール面は、軸方向に離間した歯状部の半径方向アレイを担持し、該歯状部は、回転部品のシール面を形成する軸方向に離間した環状歯状部のアレイから半径方向に間隔を置いて配置される。シール機能は、シール面歯状部及び回転部品の対向面により定められるラビリンスシール内の比較的狭いクリアランスを通って作動流体(例えば、蒸気)が通過するときに、該作動流体の乱流又は流量制限を生成することにより達成される。
回転機器と静止部品との間の物理的接触をすることなく適切なクリアランスを維持できることによって、効果的なシールの形成が可能になる。セグメントのシール面と回転部品の対向するシール面との間のこの半径方向クリアランスが過大になった場合には、流量制限の低下が生じ、シール作用が損なわれる。反対に、クリアランスが狭すぎる場合には、シール歯状部が回転要素と接触する可能性があり、その結果、先鋭な輪郭及び狭いクリアランスが失われた後、流量制限の低下が生じて、同様にシール作用が損なわれることになる。
過渡状態の間に所望のシールを生成及び維持し且つロータ及びパッキンリングに対する損傷を回避するために正圧可変クリアランスパッキンリングを用いることができ、例えば、このようなパッキンリングは、クリアランスを維持するためにロータの内外にパッキンリングを半径方向に後退させるバネ組立体が設けられた、米国特許第7384235号において開示されている。
ターボ機械において回転部品と静止部品との間で使用するためのパッキンリング組立体が開示され、本組立体は、弓形パッキンリングケーシングと、該パッキンリングケーシング内に少なくとも部分的に位置付けられた弓形パッキンリングセグメントと、圧力状態に応答して、第1の位置と第2の位置との間で回転部品に対するパッキンリングセグメントの軸方向の移動を可能にするよう構成された抵抗部品とを含む。一実施形態では、抵抗部品は、圧力状態がターボ機械の負荷の約30%を含むときに移動可能にする。また、パッキンリングセグメントが第1の位置にあるときのパッキンリングセグメントと回転部品との間のクリアランスが、パッキンリングセグメントが第2の位置にあるときよりも大きいように、パッキンリングセグメントから延在する可変長歯状部を収容するための回転部品の変更した表面トポグラフィが開示される。
本開示事項の第1の態様は、ターボ機械において回転部品と静止部品との間で使用するためのパッキンリング組立体を提供し、本組立体が、環状溝を有する弓形パッキンリングケーシングと、取付部分及びシール部分を有し、取付部分が環状溝内に少なくとも部分的に位置付けられ、シール部分が回転部品に隣接している弓形パッキンリングセグメントと、圧力状態に応答して、第1の位置と第2の位置との間で回転部品に対するパッキンリングセグメントの軸方向の移動を可能にするよう構成された抵抗部品とを備える。
本開示事項の第2の態様は、ターボ機械を提供し、本ターボ機械が、実質的に円筒形の回転部品と、パッキンリング組立体を含む静止部品とを備え、該パッキンリング組立体が、環状溝を有する弓形パッキンリングケーシングと、取付部分及びシール部分を有し、該取付部分が環状溝内に少なくとも部分的に位置付けられ、シール部分が回転部品に隣接している弓形パッキンリングセグメントと、圧力状態に応答して第1の位置と第2の位置との間で回転部品に対して軸方向の弓形パッキンリングセグメントの移動を可能にするよう構成された抵抗部品とを含む。
本開示の例示した態様は、本明細書に記載した問題点及び/又は記載していないその他の問題点を解決するように設計されている。
本開示のこれらの及びその他の特徴は、本開示の様々な実施形態を示す添付図面と関連させてなした本開示の様々な態様の以下の詳細な説明から一層容易に理解されるようになるであろう。
本発明の図面は縮尺通りではない点に留意されたい。当該図面は、本発明の典型的な態様のみを描くことを意図しており、従って、本発明の範囲を限定するものとみなすべきではない。図面では、同じ参照符号は、複数の図面にわたり同じ要素を示している。
図1を参照すると、当該技術分野において公知のターボ機械5の一部が図示されている。ターボ機械5は、回転部品12と静止部品14との間にシールを形成するために複数の弓形パッキンリング組立体10を含む。当該技術分野において公知のこのような1つのパッキンリング組立体10が図2に示されている。図2に示すような組立体10は、静止部品14内に少なくとも部分的に位置付けられた少なくとも1つの弓形パッキンリングケーシング16を含む。パッキンリングケーシング16は環状溝18を有する。また、環状溝18内に少なくとも部分的に位置付けられた少なくとも1つの弓形パッキンリングセグメント20も設けられる。組立体10は更に、パッキンリングセグメント20を移動させるバネ22を含む。バネ22は、パッキンリングケーシング16とパッキンリングセグメント20との間で、回転部品12とは半径方向反対側にあるパッキンリングセグメント20の側部上の環状溝18内に位置付けられる。バネ22は、パッキンリングセグメント20が図2の矢印で示すように半径方向で、すなわち回転部品12に対して往復移動できるように構成される。
図2に示すパッキンリングセグメント20は更に、パッキンリングセグメント20から回転部品12に向かって半径方向に延在する複数の歯状部24を含む。バネ22が回転部品12に対してリングセグメント20を往復移動させると、歯状部24は回転部品12に対して往復移動する。回転部品12はまた、回転部品12の表面から延在する複数の突起26を含むことができる。この構成は、一般にラビリンスシールと呼ばれ、これは、パッキンリングセグメント20が回転部品12に接近したときに、歯状部24が突起26に接近し、これによりターボ機械の作動流体を歯状部24と突起26との間の蛇行路に効果的に移動させることによって回転部品12とパッキンリングセグメント20との間に非接触シール作用が形成されることに起因する。
図3を参照すると、本発明の一実施形態に係るパッキンリングセグメント110が開示される。パッキンリング組立体100は、ターボ機械(図1に部分的に示すターボ機械5)において実質的に円筒形の回転部品102(部分的に図示)と静止部品104との間で使用される。静止部品104は、環状溝18を有する少なくとも1つの弓形パッキンリングケーシング106を含む。図3に示すように、パッキンリングケーシング106は、上流側軸面122及び下流側軸面124を有する。環状溝108はまた、上流内側軸面126(上流側軸面122に軸方向に対向する)と、下流内側軸面128(下流側軸面124に軸方向に対向する)とを有する。パッキンリング組立体100は更に、取付部分112及びシール部分114を有する少なくとも1つの弓形パッキンリングセグメント110を含み、該取付部分112は環状溝108内に部分的に位置付けられ、シール部分114は、回転部品102に隣接している。
シール部分114は更に、パッキンリングセグメント110から回転部品102に向かって半径方向に延在する少なくとも1つのシール部材117を含むことができる。図3は、回転部品102に向かって半径方向に延在する複数の歯状部116a、116bとして少なくとも1つのシール部材117を示しているが、本発明の実施形態ではあらゆる公知のシール手段を用いてもよい。例えば、シール部材117は、リーフシール、ブラシシール、ラビリンスシール(Hi−Lo、直線/平滑、スラント/平滑、Hi−Lo/平滑タイプのラビリンスシール)、フィンガシール、コンプライアントシール、シングルシール、ハニカムシール、アブレイダブルシール、又は回転及び静止部品間の他の何れかの現在公知の又は将来発見されるシール手段とすることができる。また、本発明の実施形態は、根元シール、先端シール、及び端部パッキンなどのシールを必要とするターボ機械の種々の領域、並びにターボ機械の中央パッキン領域に適用できる点は理解される。
パッキンリング組立体100は更に、回転部品102に対して軸方向のパッキンリングセグメント110の移動を可能にする抵抗部品118を含む。一実施形態では、抵抗部品118は、パッキンリングセグメント110の取付部分112と環状溝108の下流内側軸面128との間で環状溝108内に位置付けられる。抵抗部品118は、取付部分112又はパッキンリングケーシング106、或いはその両方に結合することによって環状溝108内に位置付けることができる。従って、抵抗部品118の一部がパッキンリングケーシング106に取り付けられ、抵抗部品118の一部が取付部分112に取り付けられると、取付部分112は環状溝108内で懸下され、すなわち浮遊されるので、抵抗部品118は、パッキンリングセグメント110を少なくとも部分的に支持することができる。パッキンリング110は、ターボ機械を流れる作動流体の圧力及び抵抗部品118の剛性によってパッキンリングケーシング106において軸方向に位置付けられ、すなわち浮遊することができるので、パッキンリング組立体100は「浮遊」シール構成と呼ばれる。抵抗部品118の何らかの公知の取り付け手段を用いることができ、これには、溶接、ろう付け、接着、拡散接合、並びに限定ではないが、ダブテール継手、カマ継手、可撓性滑り継手、ネジ孔、スクリュー又はナットもしくはボルトを含む機械的継手が含まれる。
抵抗部品118は、パッキンリングセグメント110が回転部品102に対して第1と第2の位置の間を軸方向に移動できるように構成可能な何れかの公知の手段を含むことができる。好適な手段は、油圧、空気圧、又は電磁気による抵抗部品を含むことができ、該抵抗部品は、圧力条件に応答して圧縮又は移動し、パッキンリングセグメント110を軸方向に移動させることができるように構成される。例えば、本明細書でより詳細に検討されるように、図3は、環状溝108内に位置付けられたバネ118を示し、バネ118は、パッキンリングセグメント110を第1の位置(図3)に維持し、次いで環状溝108内の圧力状況に応答して、バネ118により、パッキンリングセグメント110が第2の位置(図4)に軸方向で移動できるように構成される。1つの実施例において、バネ118は、圧縮及び移動可能にするのにターボ機械負荷の約30%の作動力を必要とするような剛性を有することができ、従って、圧力条件は、ターボ機械負荷の約30%の環状溝108内の圧力を含むことができる。この実施形態に類似した構成で使用できる抵抗部品118の別の実施例は、バネと同様に圧縮及び圧縮解除をするベローズである。1つの抵抗部品118の使用を本明細書で検討し、図3〜5に図示しているが、1以上の好適な手段を用いてもよい点は理解される。抵抗部品118は、装着時に圧縮可能又は引張可能とすることができる。
本明細書で検討するように、抵抗部品118は、環状溝108内の圧力条件に応答して、抵抗部品118によりパッキンリングセグメント110が軸方向に移動できるように構成することができる。一実施形態では、この圧力条件は受動的に制御することができる。
例えば、パッキンリングケーシング106は更に、パッキンリングケーシング106の上流側軸面122から環状溝108の上流内側軸面126に延在する少なくとも1つの開口120を含むことができ、開口120は、ターボ機械の作動流体OFが開口120を通って環状溝108に進み、パッキンリングセグメント110の取付部分112と接触できるように構成される。開口120は、何らかの所望の形状又は構成の開口又は孔を含むことができ、必要に応じてパッキンリングケーシング106内に位置付けることができる。図3は、パッキンリングケーシング106の上流側面122から環状溝108の上流内側軸面126に実質的に軸方向に開口120が延在する1つの構成を示しており、抵抗部品118は、取付部分112と、開口120に軸方向に対向するパッキンリングケーシング106の下流内側軸面128との間に位置付けられる。1つの開口120が図3に示されているが、本発明の実施形態に沿ってパッキンリングケーシング106に複数の開口120を含めることができる点は理解される。加えて、開口120は、パッキンリングケーシング106を通る実質的に軸方向(図3に示す)とは異なる角度に向けることができる点は理解される。また、開口120及び抵抗部品118の位置は、設計要求に基づいて入れ替えることもできる。
例えば、パッキンリングケーシング106は更に、パッキンリングケーシング106の上流側軸面122から環状溝108の上流内側軸面126に延在する少なくとも1つの開口120を含むことができ、開口120は、ターボ機械の作動流体OFが開口120を通って環状溝108に進み、パッキンリングセグメント110の取付部分112と接触できるように構成される。開口120は、何らかの所望の形状又は構成の開口又は孔を含むことができ、必要に応じてパッキンリングケーシング106内に位置付けることができる。図3は、パッキンリングケーシング106の上流側面122から環状溝108の上流内側軸面126に実質的に軸方向に開口120が延在する1つの構成を示しており、抵抗部品118は、取付部分112と、開口120に軸方向に対向するパッキンリングケーシング106の下流内側軸面128との間に位置付けられる。1つの開口120が図3に示されているが、本発明の実施形態に沿ってパッキンリングケーシング106に複数の開口120を含めることができる点は理解される。加えて、開口120は、パッキンリングケーシング106を通る実質的に軸方向(図3に示す)とは異なる角度に向けることができる点は理解される。また、開口120及び抵抗部品118の位置は、設計要求に基づいて入れ替えることもできる。
ターボ機械の作動流体(OF)は、開口120(図3の矢印「OF」で示される)を通って進み環状溝108に流入し、環状溝108内の圧力状態を変化させることができる。圧力状態に応答して、抵抗部品118によりパッキンリングセグメント110が軸方向に移動可能になる。例えば、抵抗部品118は、移動を可能にするためにターボ機械負荷の約30%の作動力を必要とする可能性があり、すなわち、圧力状態がターボ機械負荷の約30%の作動流体の力を含むときには、抵抗部品118が移動を可能にし(例えば、バネ又はベローズの形態であるときに圧縮又は圧縮解除することによって)、パッキンリングセグメント110は、第1の位置から第2の位置(図3から図4)に軸方向に移動することができる。換言すると、環状溝108内の圧力がターボ機械負荷の約30%を上回ると、抵抗部品118は移動を可能にせず、パッキンリングセグメント110は第1の位置に留まる(図3)。環状溝108内の圧力がターボ機械負荷の約30%に達すると、抵抗部品118が移動を可能にし、パッキンリングセグメント110が第2の位置(図4)に移動する。
図4を参照すると、抵抗部品118が移動を可能にしてパッキンリングセグメント110が第2の位置(図4)にあるときのパッキンリング組立体100が示されている。換言すると、パッキンリングセグメント110は、回転部品102に対して軸方向に移動している。パッキンリングセグメント110のこの軸方向の移動は、図3及び4において両矢印で例示されている。パッキンリングセグメント110が第1の位置(図3)にあるときには、パッキンリングセグメント110のシール部材117と回転部品102との間のクリアランスC1は、パッキンリングセグメント110が第2の位置にあるときのパッキンリングセグメント110のシール部材117と回転部品102との間のクリアランスC2よりも大きい。従って、シール部材117は、パッキンリングセグメント110が第2の位置にあるときは回転部品102により接近している。
図3を再度参照すると、シール部材117及び回転部品102の構成はまた、本開示の実施形態に係る既存のラビリンスシール構成から修正することができる。例えば、シール部材117は、可変長の複数の歯状部116a、116bを含むことができ、回転部品102の表面は、歯状部116a、116bの可変長に対応するような複数の谷及び山を含むように修正することができる。換言すると、図3に示すように、歯状部116は、第1の長さを有する歯状部116aの第1のセットと、第2の長さを有する歯状部116bの第2のセットを含むことができ、ここで第1の長さは第2の長さよりも長い。歯状部116aの第1のセット(長い歯状部)は、図3に示すように歯状部116bの第2のセット(短い歯状部)と交互配置することができ、或いは、何らかの所望のパターンで配列してもよい。加えて、回転部品102の表面トポグラフィは、少なくとも3つの異なる半径R1、R2、及びR3を含めるよう変更することができ、図3及び4に示すように、半径R1は半径R2よりも大きく、半径R2は半径R3よりも大きい。
本明細書で検討されるパッキンリングセグメント110の軸方向の移動により、可変長歯状部116a、116b及び可変表面トポグラフィを備えた回転部品102が、パッキンリングセグメント110と回転部品102との間にシール構成を提供するように相互作用することができる。図3に示すように、パッキンリングセグメント110が第1の位置にあるときに、歯状部116aの第1のセットが半径R3を有する回転部品102の表面に隣接し、歯状部116bの第2のセットが半径R2を有する回転部品102の表面に隣接している。図4に示すように、パッキンリングセグメント110が第2の位置に軸方向に移動すると、歯状部116aの第1のセットは、半径R2を有する回転部品102の表面に隣接し、歯状部116bの第2のセットは、半径R1を有する回転部品102の表面に隣接している。従って、図3及び4に示すように、パッキンリングセグメント110が第2の位置(図4)にあるときの歯状部116a、116b間のクリアランスC2は、パッキンリングセグメント110が第1の位置(図3)にあるときの歯状部116a、116b間のクリアランスC1よりも小さい。歯状部116a、116bを回転部品102の特定の表面に隣接しているものとして説明する場合、この関連における「隣接」とは、歯状部116a、116bが回転部品102の特定の表面の近くにあり又は近接しており、或いは、当該回転部品102の特定の表面と実質的に半径方向に整列していることを意味する点は理解される。
図3に示す第1の位置と図4に示す第2の位置との間でのパッキンリングセグメント110の軸方向の移動により、パッキンリングセグメント110との摩擦及び深刻な損傷を回避できるようになる。これにより、定常動作下でターボ機械のセクション効率の悪化を軽減できるようになる。詳細には、始動、シャットダウン、速度増加、負荷増大、前方流/逆流、トリップ、ターニングギア作動、及び振動レベルが高いときの低負荷のようなターボ機械の過渡条件の間、抵抗部品118は、パッキンシールセグメント110を第1の位置(図3)に維持して、パッキンシールセグメント110と回転部品102との間のより大きなクリアランスC1を維持するようにする。ターボ機械が正常作動モードにあると、例えば、ターボ機械を通って移動する作動流体が特定の圧力に達すると、抵抗部品118により、パッキンシールセグメント110の第2の位置(図4)への移動が、パッキンシールセグメント110と回転部品102との間の小さなクリアランスC2を提供できるようになる。
別の実施形態では、環状溝108内の圧力状態は、パッキンリングセグメント110を移動させるようアクティブに制御することができる。換言すると、圧力状態は、圧力状態をもたらすのに開口120を通る作動流体の自然流量に依存するのではなく、ある特定の圧力であるように操作することができる。例えば、図5に示すように、流体バイパスシステム129を用いて、ターボ機械の作動流体をパッキンリングセグメント110の周りに配向し、環状溝108内の圧力状態を制御するようにすることができる。この場合も同様に、本明細書で開示される受動的制御システムのように、流体バイパスシステム129を用いて環状溝108内の圧力状態を制御し、該環状溝108内の圧力が特定の圧力(例えば、ターボ機械負荷の約30%)に達したときに、抵抗部品118が圧縮されてパッキンリングセグメント110が第2の位置に移動できるようにする。
流体バイパスシステム129は、ターボ機械の作動流体をパッキンリングセグメント110の周りに配向するよう構成された一連のパイプ又は導管を備えることができる。例えば、図5に示すように、流体バイパスシステム129は、パッキンリングセグメント110の上流側の静止部品104の位置にある入口132から、パッキンリングセグメント110の下流側の静止部品104の位置にある出口134まで延在する少なくとも1つの導管又はパイプ130を含むことができる。入口132は、通常は、パッキンリングセグメント110と回転部品102との間でターボ機械を通って、流体バイパスシステム129を介してパッキンリングセグメント110の周りに移動する作動流体を再配向するよう構成される。
少なくとも1つのバイパス制御バルブ136は、流体バイパスシステム129を通る流れを制御するため入口132と出口134との間に位置付けられる。バルブ136は、手動又は自動的に作動することができる。自動作動は、直接的又は機械コントローラとの連携の何れかとすることができる。バルブ136が開放されると、流体バイパスシステム129は、シール部材117と回転部品102との間の漏洩に比べて著しく小さな流れ抵抗をもたらす。これは、パッキンリングセグメント110前後の圧力低下を有意に軽減する結果となる。アクティブ作動の流体バイパスシステムの実施例は、米国特許公開2008/0169616で開示されている。
本開示の実施形態を例証するためにラビリンスシールが本明細書の図に示されているが、当業者であれば理解されるように、本明細書で開示されるパッキンリング組立体100は、限定ではないが、ブラシシール、リーフシール、フィンガシール、コンプライアントシール、シングルシール、ハニカムシール、及びアブレイダブルシールを含む、ターボ機械において回転及び静止部品間で使用されるあらゆるタイプのシールに用いることができる。
本明細書で使用される用語は、特定の実施形態を説明するためのものに過ぎず、本発明を限定するものではない。本明細書で使用される単数形態は、前後関係から明らかに別の意味を示さない限り、複数形態も含む。更に、本明細書内で使用する場合に、「含む」及び/又は「備える」という用語は、そこに述べた特徴部、完全体、ステップ、動作、要素及び/又は構成部品の存在を明示しているが、1以上の特徴部、完全体、ステップ、動作、要素、構成部品及び/又はそれらの群の存在又は付加を排除するものではないことは理解されるであろう。
特許請求の範囲における全ての手段又はステッププラス機能要素の対応する構造、材料、作用及びその均等物は、特に特許請求したような他の特許請求した要素と組合せて機能を実行するあらゆる構造、材料又作用を含むことを意図している。本開示の記載は例示及び説明の目的で示してきたが、本開示を開示の形態のみを包含するものとすること或いはその形態に限定することを意図するものではない。本開示の技術的範囲及び技術思想から逸脱せずに多くの修正及び変更を行えることは、当業者には明らかであろう。本実施形態は、本開示の原理及び実施可能な用途を最も良く説明するようにまた企図される特定の用途に適するような様々な修正を含む様々な実施形態の開示を当業者が理解するのを可能にするように、選択しかつ説明してきた。
5 ターボ機械
10,100 パッキンリング組立体
12,102 回転部品
14,104 静止部品
16,106 パッキンリングケーシング
18,108 環状溝
20,110 パッキンリングセグメント
22 バネ
24,116a,116b 歯状部
112 取付部分
114 シール部分
117 シール部材
118 抵抗部品
120 開口
122 上流側軸面
124 下流側軸面
126 上流内側軸面
128 下流内側軸面
R1、R2、R3 半径
129 流体バイパスシステム
130 導管又はパイプ
132 入口
134 出口
136 バイパス制御バルブ
10,100 パッキンリング組立体
12,102 回転部品
14,104 静止部品
16,106 パッキンリングケーシング
18,108 環状溝
20,110 パッキンリングセグメント
22 バネ
24,116a,116b 歯状部
112 取付部分
114 シール部分
117 シール部材
118 抵抗部品
120 開口
122 上流側軸面
124 下流側軸面
126 上流内側軸面
128 下流内側軸面
R1、R2、R3 半径
129 流体バイパスシステム
130 導管又はパイプ
132 入口
134 出口
136 バイパス制御バルブ
Claims (10)
- ターボ機械において回転部品(102)と静止部品(104)との間で使用するためのパッキンリング組立体(100)であって、
環状溝(108)を有する弓形パッキンリングケーシング(106)と、
取付部分(112)及びシール部分(114)を有し、前記取付部分(112)が前記環状溝(108)内に少なくとも部分的に位置付けられ、前記シール部分(114)が前記回転部品(102)に隣接している弓形パッキンリングセグメント(110)と、
圧力状態に応答して、第1の位置と第2の位置との間で前記回転部品(102)に対するパッキンリングセグメント(110)の軸方向の移動を可能にするよう構成された抵抗部品(118)と
を備えるパッキンリング組立体。 - 前記抵抗部品(118)が、バネ及びベローズからなる群から選択される、請求項1記載のパッキンリング組立体。
- 前記シール部分(114)が、前記弓形パッキンリングセグメント(110)から前記回転部品(102)に向かって半径方向に延在する複数の歯状部(116a、116b)を含み、前記複数の歯状部(116a、116b)が、第1の長さを有する歯状部(116a)の第1のセットと、第2の長さを有する歯状部(116b)の第2のセットとを含み、前記第1の長さが前記第2の長さよりも長く、前記回転部品(102)の表面が、少なくとも3つの半径(R1、R2、及びR3)を有する表面を含み、半径R1が半径R2よりも大きく、半径R2が半径R3よりも大きく、前記第1の位置において、前記歯状部(116a)の第1のセットが半径R3を有する前記回転部品(102)の表面に隣接し且つ前記歯状部(116b)の第2のセットが半径R2を有する前記回転部品(102)の表面に隣接しており、前記第2の位置において、前記歯状部(116a)の第1のセットが半径R2を有する前記回転部品(102)の表面に隣接し且つ前記歯状部(116b)の第2のセットが半径R1を有する前記回転部品(102)の表面に隣接している、請求項1記載のパッキンリング組立体。
- 前記第1の位置にある前記弓形パッキンリングセグメント(110)に応答して、前記弓形パッキンリングセグメント(110)と前記回転部品(102)との間のクリアランスが、前記第2の位置において前記弓形パッキンリングセグメント(110)と前記回転部品(102)との間のクリアランスよりも大きい、請求項3記載のパッキンリング組立体。
- 前記弓形パッキンリングケーシング(106)が更に、該弓形パッキンリングケーシング(106)の第1の側部から前記環状溝(108)の第1の軸面に延在する開口(102)を含み、前記開口(120)は、前記ターボ機械の作動流体が前記開口(120)を通って前記環状溝(108)に進み、前記弓形パッキンリングケーシング(106)と接触することができるように構成される、請求項1記載のパッキンリング組立体。
- 前記圧力状態が、前記ターボ機械の負荷の約30%である、前記環状溝(108)内の圧力を含む、請求項1記載のパッキンリング組立体。
- 前記環状溝(108)内の圧力状態を制御するために前記ターボ機械の作動流体を前記弓形パッキンリングケーシング(106)の周囲に配向する流体バイパスシステム(129)を更に備え、前記流体バイパスシステム(129)が更に、該流体バイパスシステム(129)を通る流量を制御するバルブ(136)を含む、請求項1記載のパッキンリング組立体。
- 実質的に円筒形の回転部品(102)と、
パッキンリング組立体(100)を含む静止部品(104)と、
を備えるターボ機械であって、前記パッキンリング組立体(100)が、
環状溝(108)を有する弓形パッキンリングケーシング(106)と、
取付部分(112)及びシール部分(114)を有し、該取付部分(112)が前記環状溝(108)内に少なくとも部分的に位置付けられ、前記シール部分(114)が前記回転部品(102)に隣接している弓形パッキンリングセグメント(110)と、
圧力状態に応答して第1の位置と第2の位置との間で前記回転部品(102)に対して軸方向の前記弓形パッキンリングセグメント(110)の移動を可能にするよう構成された抵抗部品(118)と
を備える、ターボ機械。 - 前記シール部分(114)が、前記弓形パッキンリングセグメント(110)から前記回転部品(102)に向かって半径方向に延在する複数の歯状部(116a、116b)を含み、前記複数の歯状部(116a、116b)が、第1の長さを有する歯状部(116a)の第1のセットと、第2の長さを有する歯状部(116b)の第2のセットとを含み、前記第1の長さが前記第2の長さよりも長く、前記回転部品(102)の表面が、少なくとも3つの半径(R1、R2、及びR3)を有する表面を含み、半径R1が半径R2よりも大きく、半径R2が半径R3よりも大きく、前記第1の位置において、前記歯状部(116a)の第1のセットが半径R3を有する前記回転部品(102)の表面に隣接し且つ前記歯状部(116b)の第2のセットが半径R2を有する前記回転部品(102)の表面に隣接しており、前記第2の位置において、前記歯状部(116a)の第1のセットが半径R2を有する前記回転部品(102)の表面に隣接し且つ前記歯状部(116b)の第2のセットが半径R1を有する前記回転部品(102)の表面に隣接している、請求項8記載のターボ機械。
- 前記弓形パッキンリングケーシング(106)が更に、該弓形パッキンリングケーシング(106)の第1の側部から前記環状溝(108)の第1の軸面に延在する開口(102)を含み、前記開口(120)は、前記ターボ機械の作動流体が前記開口(120)を通って前記環状溝(108)に進み、前記弓形パッキンリングケーシング(106)と接触することができるように構成され、前記抵抗部品(118)が、前記弓形パッキンリングセグメント(110)の取付部分(112)と、前記少なくとも1つの開口(120)に軸方向に対向する前記環状溝(108)の第2の軸面との間に位置付けられる、請求項8記載のターボ機械。
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