JP2012031485A - 熱処理装置及び熱処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】サイクルタイムを短縮できてコンパクトな熱処理装置を提供する。
【解決手段】ワークWをワーク上部用受承具61hに支持して間欠的に移送可能となるようにベース部4に配設した間欠回転テーブル61と、間欠回転テーブル61で移送したワークWを加熱するワーク上部用加熱ユニット65と、加熱したワークWに冷却液を吹き付けて冷却する環状冷却ジャケット62とを備えた熱処理装置1であって、ワーク上部用加熱ユニット65をベース部4の所定位置に設け、環状冷却ジャケット62を間欠回転テーブル61に設け、ワークWを間欠回転テーブル61で移送しつつ環状冷却ジャケット62で冷却するようにした。
【選択図】図4

Description

本発明は、ワークを間欠移送して加熱及び冷却を行う熱処理装置及び熱処理方法に関する。
従来、ワークを搬送する搬送機構とワークを処理する処理部とを備えた処理ラインが、フレームのベース部上に配設された処理装置が多数使用されている。例えば、下記特許文献1には、カップ部とステム軸部とが一体に設けられた等速ジョイントの焼入装置が記載されている。
この焼入装置では、ステム軸部の外周面を焼入れする第1の焼入ステーションと、カップ部の内面を焼入れする第2の焼入ステーションと、ワーク内のスプライン穴を焼入れする第3の焼入ステーションとが設けられると共に、各ステーション間にワークを搬送するための搬送機構が設けられている。これらの第1〜第3の焼入ステーション及び搬送機構により熱処理ラインが構成されている。
この等速ジョイント用焼入装置により等速ジョイントを焼入処理するには、入口からワークを搬入して搬送機構で順次第1〜第3の焼入ステーションに移送し、各焼入ステーションにおいてワークの各部を順次加熱及び冷却して熱処理し、熱処理後のワークを出口から搬出する。
特開2004−168133
しかしながら、従来の熱処理装置では、搬送機構により各ステーションに搬送されたワークを、加熱位置まで移送して加熱し、その位置で冷却液を吹き付けて冷却したり、特許文献1のように加熱後に冷却位置まで移送して冷却液で冷却し、その後、更に搬出位置まで移送していた。
このような熱処理装置では、加熱に比べて冷却が長時間を要するため、加熱及び冷却を行うサイクルタイムを冷却時間以上に短縮することができなかった。しかも、冷却時間を確保し易くするために大きな冷却位置を設けるとすれば、装置が大型化するという問題点があった。
そこで、本発明はサイクルタイムを短縮できる熱処理装置及び熱処理方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明の熱処理装置は、ワークを受承部に支持して間欠的に移送するベース部に配設された移送テーブルと、移送テーブルで移送されたワークを加熱する加熱ユニットと、ワークに冷却液を吹き付けて冷却する冷却ジャケットとを備え、加熱ユニットをベース部の所定位置に設け、冷却ジャケットを移送テーブルに設け、加熱ユニットで加熱されたワークを移送テーブルで移送しつつ冷却ジャケットで冷却するように構成されている。
移送テーブルは、ワークの受承部を周方向に複数有して間欠回転可能に構成され、複数の受承部が加熱ユニットに対応する加熱位置と、加熱及び冷却後のワークを移送する移送位置とに同時に停止可能であるのが好ましい。
この移送テーブルは、好ましくは、少なくとも3カ所の受承部を有し、各受承部が加熱位置及び移送位置と、加熱位置と移送位置との間に設けられた追加冷却位置とに同時に停止可能である。
冷却ジャケットは、受承部毎にワークを囲むように環状に設けられていてよい。
その場合、加熱ユニットの加熱コイルが加熱位置の上方に配置され、加熱位置に対応するベース部には、ワークをリフトヘッドに支持して加熱コイルに対し所定の相対位置まで移動させる加熱用リフターを備え、移送テーブルの受承部にはリフトヘッドが通過可能なヘッド貫通孔を備えるのがよい。
冷却ジャケットが受承部毎にワークを囲むように環状に設けられ、加熱冷却前又は加熱冷却後のワークを移送する移送位置の上方に、ワークを移送するガントリが設けられている場合、移送位置に対応するベース部に、移送テーブルより下方の位置と受承部より上方の位置との間を上下動可能でワークを支持可能な移送用リフターを設けるのが好適である。
上記目的を達成する本発明は、ワークを間欠的に移送して加熱及び冷却する熱処理方法において、ワークを加熱位置まで移送し、加熱位置で加熱した後、加熱されたワークを冷却しながら次の位置まで移送する。
本発明の熱処理装置によれば、加熱ユニットをベース部の所定位置に設け且つ冷却ジャケットを移送テーブルに設けたので、ワークを移送テーブルで移送しつつ冷却ジャケットで冷却することができ、サイクルタイムを短縮でき、しかもコンパクトな熱処理装置を提供することが可能である。
本発明の熱処理方法によれば、加熱されたワークを冷却しながら次の位置まで移送するので、サイクルタイムを短縮できる。
本発明の実施形態におけるワークの例を示し、(a)は中実のステム軸部を有するワークの一部を断面で示す側面図、(b)はその底面図、(c)は中空のステム軸部を有するワークの一部を断面で示す側面図、(d)はその底面図である。 本発明の実施形態に係る熱処理装置の概略正面図である。 実施形態に係る熱処理装置の概略平面図である。 図3の概略A−A断面図である。 実施形態に係る熱処理装置の回転軸部及び回転テーブル付近の概略側面図である。 (a)は実施形態に係る熱処理装置の回転テーブルの平面図、(b)は(a)のB−B断面図である。 実施形態に係る熱処理装置の第5ステーション周辺の構造を示す部分断面図である。 実施形態に係る熱処理装置のワーク上部加熱用リフターの部分正面図である。 実施形態に係る熱処理装置のワーク上部加熱用リフターの部分側面図である。 (a)〜(c)は実施形態に係る熱処理装置のワーク上部熱処理部の動作を説明する図である。
以下、本発明の実施形態について図1乃至図10を用いて説明する。
この実施形態では、車両用の等速ジョイントを作製するための等速ジョイント中間体を焼入れ処理する装置を熱処理装置の例として用いる。処理対象のワークWは、図1(a)及び(b)に示すように中実のステム軸部Wsとカップ部Wcとが同軸に隣接して設けられたものや、図1(c)及び(d)に示すように中空のステム軸部Wsとカップ部Wcとが設けられたものがある。なお本実施形態では、カップ部Wcをワーク下部と称し、ステム軸部Wsをワーク上部と称する場合がある。
[全体構成]
熱処理装置1は、図2及び図3に示すように、カップ部Wcとステム軸部Wsとを順次高周波焼入れ処理する熱処理ライン2が、フレーム3のベース部4上に配設されている。ベース部4の内部には熱処理ライン2を稼働するために必要な各種の駆動部、配線、配管などが配設されている。
熱処理ライン2には、熱処理装置1の幅方向一端側に設けられた搬入位置から他端側に設けられた搬出位置までの間に、仮位相決め部30及び本位相決め部40からなる位相決め処理部、ワーク下部熱処理部50、ワーク上部熱処理部60及びアフタークール処理部70が順に設けられ、各処理部間でワークWを搬送するための搬送機構80が設けられている。
[搬送機構]
搬送機構80は、搬入位置から搬出位置までの間に第1ステーションAから第6ステーションFまでのワーク停止位置を有し、全体を通してベース部4に設けられた中段プレート5の正面側端部に沿って直線状に搬送軸線Lが設定され、搬送軸線Lに沿ってワークWを各ステーションA〜Fに間欠的に搬送可能に構成されている。ここでは搬送軸線Lが搬送されるワークWの中心軸の移動軌跡となっている。
この搬送機構80は、搬入位置である第1ステーションAから中間受け渡し位置である第4ステーションDまでワークWを搬送するテーブル式搬送機構10と、第4ステーションDから搬出位置である第6ステーションFまでワークWを搬送するガントリ式搬送機構20とを備える。
[位相決め処理部]
位相決め処理部のうち、仮位相決め部30は第1ステーションAに設けられ、ステム軸部Wsを上向きにしてワークWを仮位相決めテーブル11上に載置して周方向の仮位相決めを行う。
本位相決め部40は第2ステーションBに設けられ、仮位相決めテーブル11に載置されたワークWを昇降チャック機構44により本位相決めテーブル12に載せ換えてワークWの正確な周方向の位相決めを行う。
[ワーク下部熱処理部]
ワーク下部熱処理部50は、ベース部4の中段プレート5上に立設されたワーク下部用回転軸53aと、ワーク下部用回転軸53a周りの180°対称位置に、間欠的に半回転可能且つ昇降可能に装着された2つの回転チャック機構52と、中段プレート5上に設けられて、回転チャック機構52に保持されたワークWのカップ部Wcを熱処理可能なワーク下部用熱処理ヘッド56とを備える。ワーク下部用熱処理ヘッド56には加熱コイル部や冷却液噴射部等が設けられている。
ワーク下部熱処理部50では、本位相決めテーブル12により第3ステーションCに移送されたワークWのステム軸部Wsを回転チャック機構52により保持してワークWを持ち上げ、ワーク下部用回転軸53aを中心に回転させてワーク下部用熱処理ヘッド56上のG位置に配置し、ワークWを回転させつつ下降及び上昇させてカップ部Wcを熱処理し、再度回転チャック機構52を回転させて第3ステーションCへ戻し、第3ステーションCで移送用テーブル13に載置する。
[中間受け渡し位置]
第4ステーションDが中間受け渡し位置となっており、第3ステーションCで移送用テーブル13に載置された状態でワークWが第4ステーションDまで移送される。第4ステーションDでは、天井レール24にスライド可能に支持されると共に、上下動可能な第1ガントリ21によりワークWを保持上昇させ、ワーク上部熱処理部60の第5ステーションEへ移送する。
[ワーク上部熱処理部]
ワーク上部熱処理部60は、図2乃至図4に示すように、ベース部4に略鉛直方向に配置されて中段プレート5上に突出したワーク上部用回転軸部61cと、ワーク上部用回転軸部61cの上端側に支持されて該ワーク上部用回転軸部61cと共に間欠回転可能な間欠回転テーブル61と、この間欠回転テーブル61に周方向の複数位置に装着されてワークWを載置可能なワーク上部用受承具61hと、各ワーク上部用受承具61hの上方を囲むように各ワーク上部用受承具61hに設けられた複数の環状冷却ジャケット62と、間欠回転テーブル61の移送位置である第5ステーションEのベース部4に設けられた移送用リフター63と、間欠回転テーブル61のワーク上部加熱位置Hに対応する位置に設けられたワーク上部用加熱ユニット65と、ワーク上部加熱位置Hのベース部4に設けられたワーク上部加熱用リフター64とを備えている。
[ワーク上部用回転軸部]
ワーク上部用回転軸部61cは、図5及び6に示すように、ベース部4の中段プレート5に固定された軸受部61bと、軸受部61bに回動可能に支持された軸部61rと、ベース部4内に固設されて軸部61rを回転駆動する駆動部61sとを備える。
駆動部61sは、ベース部4の底部に固設された架台61t上に減速機61f及びサーボモータ61eが配設され、減速機61fの回転力がベルト61gを介して軸部61rに伝達可能となっている。
軸部61rには、下端側にベルト61gが連結され、上端に間欠回転テーブル61が固定されており、軸部61rと間欠回転テーブル61とが一体に回動可能となっている。この軸部61rは駆動部61sにより1/3回転づつ間欠的に回動する。
軸部61rの内部には、環状冷却ジャケット62の数に応じた本数の縦通液路614,615,616が、互いに周方向に異なる位置に軸方向に延設されている。各縦通液路614,615,616の一端側はそれぞれ軸部61rの側周面に開口しており、各開口部614a,615a,616aが軸部61rの軸方向において相互に異なる位置に開設されている。各縦通液路614,615,616の他端側は間欠回転テーブル61との当接面に開口している。
軸受部61bは、フレーム3の中段プレート5に固定されており、軸部61rを回転可能且つ液密に支持している。軸部61rの側周面に開設された各縦通液路614,615,616の開口部614a,615a,616aの高さに対応する位置の内周面に、それぞれ環状に通液溝611,612,613が設けられている。通液溝611,612,613は、軸部61rの回転により開口部614a,615a,616aが回転しても常時縦通液路614,615,616と連通可能となっている。各通液溝611,612,613間はO−リング等のシール部材621により上下で液密にシールされている。
各通液溝611,612,613には、それぞれ外周面から連通する給液孔611a,612a,613aが設けられており、各給液孔611a,612a,613aが図示しない冷却液供給源からの冷却液外部配管611c,612c,613cとそれぞれ連結されている。各冷却液外部配管611c,612c,613cには、電磁弁611b,612b,613bがそれぞれ設けられて開閉制御されている。
[間欠回転テーブル]
間欠回転テーブル61は、図5及び図6に示すように、軸部61rの端部に固定された板状体からなり、背面側の中心に軸部61rの頂部が固定されている。この間欠回転テーブル61には、回転中心から等しい距離で周方向の均等位置、具体的には120°毎にワーク上部用受承具61hを装着するための受承具装着部61uが設けられており、各受承具装着部61uには貫通孔61aが上下に貫通して設けられている。
間欠回転テーブル61の各貫通孔61aとは異なる位置の内部には、中心側から各受承具装着部61u近傍までV字状に延びる放射通路617,618,619が設けられている。図6に示すように、放射通路617,618,619はそれぞれワーク上部用回転軸部61cの軸部61rの各縦通液路614,615,616と連通している。各放射通路617,618,619は直線的に形成されており、間欠回転テーブル61の外周付近で閉塞されている。
間欠回転テーブル61の表面には、各受承具装着部61u間を仕切る区画板62eが立設されており、各受承具装着部61uの近傍の表面の液体が他の受承具装着部61u近傍の表面に流れ込まないように構成されている。
この間欠回転テーブルは、軸部61rにより間欠回転することで、ワークWをワーク上部熱処理部60に搬入、搬出するための移送位置である第5ステーションEと、ワークWのステム軸部Wsを加熱するためのワーク上部加熱位置Hと、ワーク上部加熱位置Hと第5ステーションEとの間に設けられたワーク上部追加冷却位置Iとに、受承具装着部61uに装着された3つのワーク上部用受承具61hが同時に精度よく停止可能で、所定時間経過後に回動して次の位置へ移動可能となっている。
[ワーク上部用受承具]
ワーク上部用受承具61hは、図6及び図7に示すように、間欠回転テーブル61の各受承具装着部61uに装着されており、ワークWのカップ部Wcを嵌合させステム軸部Wsを上向きにした状態で、ワークWを載置可能に構成されている。このワーク上部用受承具61hは、ワークWに応じた形状や大きさを有しており、ワークWに応じて交換可能となっている。ワーク上部用受承具61hには、移送用リフター63のリフトヘッド63aや、後述する図8,9に示すようなワーク上部加熱用リフター64のリフトヘッド64eが通過可能に、上下に貫通したヘッド貫通孔620が間欠回転テーブル61の各貫通孔61a上に設けられている。
[環状冷却ジャケット]
環状冷却ジャケット62は、図6及び図7に示すように環状に形成されており、内部に冷却液が流通可能な環状空間62bが形成されている。冷却水噴射用内周板62aに多数のノズル孔が設けられており、環状空間62b内に冷却液が供給されると、多数のノズル孔から環状冷却ジャケット62の内側に向けて冷却液を噴射可能となっている。
図7に示すように、この環状冷却ジャケット62は、ワーク上部用受承具61hに載置されるワークWのステム軸部Wsの外周囲を囲むように支脚62cにより間欠回転テーブル61の表面に固定されている。支脚62c内には脚部通路62gが設けられており、脚部通路62gにより間欠回転テーブル61内の放射通路617,618,619と環状冷却ジャケット62の環状空間62bの外側とが連通されている。
各環状冷却ジャケット62はそれぞれ支脚62cに固定されることで、ワーク上部用受承具61hに載置されたワークWのステム軸部Wsに冷却液を吹き付け可能な高さに配置され、間欠回転テーブル61の上面から離間して配置してワーク上部用受承具61h周囲からの排液性が確保されている。
この環状冷却ジャケット62には、図6(b)に示すように、軸受部61bの給液孔611a,612a,613aに供給された冷却液が、通液溝611,612,613、開口部614a,615a,616a、縦通液路614,615,616、及び脚部通路62gを介して供給されることが可能となっており、軸受部61bの各給液孔611a,612a,613a毎にそれぞれ異なる環状冷却ジャケット62に冷却液を供給可能である。
[移送用リフター]
第5ステーションEに対応するベース部4には移送用リフター63が設けられている。
移送用リフター63は、ベース部4内部に略鉛直方向に固設されたエアシリンダ63eと、エアシリンダ63eに連結ブラケット63dを介して支持されて略鉛直方向に延びるロッド63cと、ベース部4の中段プレート5に貫通して配設されてロッド63cをスライド可能に支持するガイド筒63bと、ロッド63cの上端部に設けられたリフトヘッド63aとを備える。
リフトヘッド63aは、ワークWのカップ部Wcに嵌合して保持可能な形状を呈し、ロッド63cの上下動により間欠回動テーブル61の貫通孔61a及びワーク上部用受承具61hのヘッド貫通孔620を通して上下動可能に構成され、下降した状態で間欠回転テーブル61より下方の位置に配置され、上昇した状態でワーク上部用受承具61hより上方の位置に配置される。
リフトヘッド63aが上昇した位置は、第5ステーションEで第1ガントリ21又は第2ガントリ22により下降した位置で保持されているワークWを、リフトヘッド63aにより保持可能な高さに設定されている。
[ワーク上部用加熱ユニット]
ワーク上部用加熱ユニット65は、図3及び図4に示すように、ベース部4の所定位置に配設されており、間欠回転テーブル61でワーク上部加熱位置Hに移送されたワークWを加熱可能に構成されている。
このワーク上部用加熱ユニット65は、図4に示すように、フレーム3に強固に設けられた中仕切り正面壁6に固定された固定ブラケット651と、固定ブラケット651の下部に上下動可能に連結された可動ブラケット656と、固定ブラケット651に略鉛直方向に固定されて可動ブラケット656を上下動するエアシリンダ651nとを備える。
このワーク上部用加熱ユニット65では、固定ブラケット651に水平に設けられた上側コイルベース651cや、可動ブラケット656に水平に設けられた下側コイルベース651eを利用して、ワークWに応じたワーク上部用加熱コイル652,653が装着可能に構成されている。
例えば、中実のステム軸部Wsを加熱する場合には下側コイルベース651eにステム軸部Wsを囲むワーク上部用加熱コイル652が装着され、中空のステム軸部Wsを加熱する場合には上側コイルベース651cにステム軸部Ws内に挿入可能なワーク上部用加熱コイル653が装着され且つ下側コイルベース651eにステム軸部Wsの頂部周囲を支持する芯出しキャップ655が装着される。これらのワーク上部用加熱コイル652,653は、間欠回転テーブル60によりワーク上部加熱位置Hに配置されたワークWと同軸に精度よく装着可能である。
[ワーク上部加熱用リフター]
ワーク上部加熱用リフター64は、図8及び図9に示すように、ワーク上部加熱位置Hに対応するベース部4に設けられている。ワーク上部加熱用リフター64は、ベース部4内部に略鉛直方向に配設されて回動可能なボールねじ64fと、ボールねじ64fを回転駆動するサーボモータ64hと、ボールねじ64fに螺合されて所定向きに配置され、ボールねじ64fの回転により上下動可能な連結支持ブラケット64iと、下端側で連結支持ブラケット64iに支持され、上端側で中段プレート5のリニアガイド筒64aに摺動可能に支持された二重ロッド64pと、二重ロッド64pの上端に装着されたリフトヘッド64eとを備えている。
二重ロッド64pは、連結支持ブラケット64iに固定されてリニアガイド筒64aに支持された筒状ロッド64bと、筒状ロッド64bの内側に回転可能に配置されて上端にリフトヘッド64eが固定された回転筒軸64cとを有する。連結支持ブラケット64iにはモータ64dが配設されており、モータ64dと回転筒軸64cの下端側とが連結されてモータ64dにより回転筒軸64cが回転駆動可能となっている。回転筒軸64cの上端にはリフトヘッド64eが固定されており、回転筒軸64cと共に回転可能となっている。
また回転筒軸64cの下端には、外部から冷却液を供給するための回転ジョイント64jが接続されており、回転ジョイント64jから供給された冷却液を回転筒軸64cの内部を通してリフトヘッド64eの噴射口から噴射可能となっている。
リフトヘッド64eは、ワークWのカップ部Wcに嵌合して保持可能な形状を呈しており、図7に示した間欠回動テーブル61のワーク上部用受承具61hに設けられたヘッド貫通孔620を通過して上下動可能に構成されている。
リフトヘッド64eが下降した状態では、間欠回転テーブル61より下方の位置に配置され、上昇した状態でワーク上部用受承具61hより上方の位置に配置される。このリフトヘッド64eが上昇した位置では、リフトヘッド64eに支持されたワークWのステム軸部Wsがワーク上部用加熱コイル652,653に対して所定の位置となるように設定されている。
このようなワーク上部加熱用リフター64では、ワーク上部加熱用リフター64が作動して、サーボモータ64hによりボールねじ64fが回転駆動されると、連結支持ブラケット64iに支持された二重ロッド64pが上昇する。するとリフトヘッド64eが間欠回動テーブル61の貫通孔61a及びワーク上部用受承具61hのヘッド貫通孔620を通過して上昇することで、リフトヘッド64eがワーク上部用受承具61hに支持されたワークWのカップ部Wcに嵌合し、ワークWを一軸方向に上昇させることができる。
加熱処理時には、ワーク上部加熱用リフター64の連結支持ブラケット64iに配設されたモータ64dにより回転筒軸64cが回転駆動され、リフトヘッド64eを回転させてワークWを回転させながら加熱処理を行うことができる。この加熱時には、冷却液を回転ジョイント64jから供給してリフトヘッド64eから噴射させてリフトヘッド64eやワークWのカップ部Wcを冷却しながら加熱処理を行うことができる。
[ワーク上部熱処理部の動作]
次に、このようなワーク上部熱処理部60の動作について図2、図3、図10(a)〜(c)を用いて説明する。
まず、ワークWは図2及び図3に示す第4ステーションDから第1ガントリ21によりステム軸部Wsを保持されて搬送軸線Lに沿って第5ステーションEの上方まで移送され、第1ガントリ21により下降される。
図10(a)に示すように、移送用リフター63では、ロッド63cが上昇し、リフトヘッド63aが上昇する。
そして、下降したワークWのカップ部Wcにリフトヘッド63aが嵌合し、第1ガントリ21によるワークWの支持が解除されて、ロッド63cと共にリフトヘッド63aが下降する。リフトヘッド63aが間欠回動テーブル61よりも下降すると、カップ部Wcが間欠回動テーブル61のワーク上部用受承具61hに嵌合され、リフトヘッド63aとの嵌合が解除される。これによりワークWが間欠回動テーブル61のワーク上部用受承具61hに支持される。
次いで、図2及び図3に示す間欠回転テーブル61が1/3回転して間欠回動し、ワークWがワーク上部加熱位置Hに移送される。
ワーク上部用加熱ユニット65では、図10(b)に示すように、ワーク上部加熱用リフター64の二重ロッド64pが上昇し、リフトヘッド64eがワークWのカップ部Wcに嵌合して、ワークWがワーク上部用加熱コイル652,653に対して精度よくステム軸部Wsが配置される。この状態で、ワーク上部用加熱コイル652,653に給電されることで、ステム軸部Wsの加熱処理が行われる。
ステム軸部Wsの加熱終了後、リフトヘッド64eを下降させて間欠回動テーブル61のワーク上部用受承具61hに再び載置する。
そして、図10(c)に示すように、ワーク上部加熱位置HでワークWがワーク上部用受承具61h上に載置された時点で、ワーク上部加熱位置Hに配置されている環状冷却ジャケット62へ冷却液が通液され、加熱処理直後のワークWのステム軸部Wsに対して環状冷却ジャケット62から冷却液が吹き付けられて冷却が開始される。
その後、冷却液を吹き付けた状態のまま、図2乃至図4に示す間欠回転テーブル61が1/3回転して間欠回動し、ワークW及び環状冷却ジャケット62がワーク上部追加冷却位置Iに到達して停止する。
予め設定されている所定時間が経過した時点で、ワーク上部追加冷却位置Iの環状冷却ジャケット62への冷却液の通液が停止されることで、環状冷却ジャケット62からの冷却液の吹き付けが停止し、ワークWの冷却が終了する。
その後、間欠回転テーブル61が間欠回転することで、ワークWが再び第5ステーションEに戻る。
第5ステーションEでは、図10(a)に示すように、移送用リフター63のロッド63cが再び上昇し、熱処理後のワークWをリフトヘッド63aに嵌合させて上昇位置まで上昇させる。
そして、下降した第2ガントリ22によりワークWのステム軸部Wsが支持されて上昇し、図2及び図3に示す搬送軸線Lに沿ってアフタークール処理部70まで移送される。
[アフタークール処理部]
アフタークール処理部70は、図2及び図3に示すように、間欠的に半回転駆動される反転テーブル71を備え、反転テーブル71の回動が停止する位置が第6ステーションFとアフタークール位置Jとなっている。第2ガントリ22により第5ステーションEから移送されたワークWを第6ステーションで反転テーブル71に載置し、反転テーブル71によりアフタークール位置Jに移送し、アフタークール位置JでワークWに冷却液や気体を吹き付けることで、ワークWに残留する熱を放出させ、再度、第6ステーションFまで戻す。そして熱処理が完了したワークWを第6ステーションFから外部へ取り出すことができる。
[作用効果]
以上のような構成を有する本実施形態の熱処理装置1を用いてワークWを熱処理すれば、環状冷却ジャケット62が間欠回転テーブル61に設けられているので、ワーク上部用加熱ユニット65で加熱されたワークWを間欠回転テーブル61で移送しつつ環状冷却ジャケット62で冷却でき、ワークWを停止させて冷却する時間を短く抑えることが可能で、ワークWの移送、加熱及び冷却を行うサイクルタイムを短縮することができる。
しかも、環状冷却ジャケット62を間欠回転テーブル61に設ければ、間欠回転テーブル61に支持されたワークWと環状冷却ジャケット62との相対位置が移送中に変化することがないため、ジャケットをワークWに応じて出来るだけ小型化することが可能である。
この熱処理装置1では、間欠回転テーブル61がワークWのワーク上部用受承具61hを周方向に複数有して間欠回転可能に構成されている。そして間欠回転の停止時には、複数のワーク上部用受承具61hのうちの二つが、ワーク上部用加熱ユニット65に対応するワーク上部加熱位置Hと、ワークWを間欠回転テーブル61に搬入又は搬出するための第5ステーションEとに同時点で停止可能となっている。そのため、ワーク上部加熱位置HでワークWを加熱中に、第5ステーションEで他のワークWを受け入れたり送り出すことができ、複数のワークWを効率よく熱処理することができる。
特に、間欠回転テーブル61が3カ所のワーク上部用受承具61hを有し、間欠回転の停止時に、ワーク上部加熱位置H、第5ステーションE、ワーク上部加熱位置Hと第5ステーションEとの間に設けられたワーク上部追加冷却位置Iとの合計3つの位置E,H,Iに3カ所のワーク上部用受承具61hが停止可能に構成されている。これにより、中実のステム軸部Wsを有して冷却し難いワークWであっても、サイクルタイムを少なく抑えてワークWを確実に冷却することができる。
この熱処理装置1では、環状冷却ジャケット62がワーク上部用受承具61h毎にワークWのステム軸部Wsを囲むように設けられているので、各環状冷却ジャケット62をコンパクトにでき、しかもステム軸部Wsの全周を均一に冷却することができる。
この熱処理装置1では、ワーク上部用加熱ユニット65の加熱コイル652,653がワーク上部加熱位置Hの上方に配置され、ワーク上部加熱位置Hに対応するベース部4には、ワークWをワーク上部用加熱コイル652,653に対して所定の相対位置まで移動させるワーク上部加熱用リフター64が設けられ、間欠回転テーブル61のワーク上部用受承具61hにワークWを支持可能なワーク上部加熱用リフター64のリフトヘッド64eが通過可能なヘッド貫通孔620が設けられている。
そのため環状冷却ジャケット62がワークWのステム軸部Wsを囲むように間欠回転テーブル61に設けられていても、ワーク上部用加熱ユニット65のワーク上部用加熱コイル652,653に対してワークWを近接させて精度よく配置することが容易であり、しかもワーク上部加熱用リフター64をワーク上部用加熱ユニット65や間欠回転テーブル61と重なるベース部4の位置に配置できるためコンパクト化を図れる。
この熱処理装置1では、第5ステーションEの上方にワークWを移送する第1及び第2ガントリ21,22が設けられ、且つベース部4の第5ステーションEに対応する位置に、間欠回転テーブル61より下方の位置とワーク上部用受承具61hより上方の位置との間を上下動可能であって、ワークWを支持可能な移送用リフターが設けられている。
そのため、環状冷却ジャケット62がワークWのステム軸部Wsを囲むように設けられ、上方の第1及び第2ガントリ21,22により上方から環状冷却ジャケット62内にワークWを出し入れする構成であっても、移送用リフターの上下動のストローク分だけ第1及び第2ガントリ21,22の上下動のストロークを少なく抑えることができる。その結果、第1及び第2ガントリ21,22の上下方向の大きさを小さく抑えることができて、熱処理装置1の上下方向のコンパクト化を図ることができる。
なお、上記実施形態では、本発明の範囲内において適宜変更可能である。
例えば上記では、搬送機構、位相決め部、ワーク下部熱処理部、アフタークール処理部などを一体に設けた熱処理装置の例について説明したが、これらを有しない熱処理装置であってもよい。また上記では、ワーク上部熱処理部ではワークの一部を焼入れ処理したが、ワーク全体を焼入れ処理してもよく、焼戻しなどの他の処理を行うものであってもよい。さらに上記では、移送テーブルとして間欠回転テーブル61を用いた例について説明したが、ワークを順次移送可能なものであればよく、一方向へ移送するテーブルであっても本発明を適用可能である。
1 熱処理装置
2 熱処理ライン
3 フレーム
4 ベース部
5 中段プレート
6 中仕切り正面壁
10 テーブル式搬送機構
20 ガントリ式搬送機構
21,22 第1及び第2ガントリ
30 仮位相決め部
40 本位相決め部
50 ワーク下部熱処理部
60 ワーク上部熱処理部
61 間欠回転テーブル
61h ワーク上部用受承具
62 環状冷却ジャケット
63 移送用リフター
63a リフトヘッド
64 ワーク上部加熱用リフター
64e リフトヘッド
65 ワーク上部用加熱ユニット
652,653 ワーク上部用加熱コイル
70 アフタークール処理部
80 搬送機構
A 第1ステーション
B 第2ステーション
C 第3ステーション
D 第4ステーション
E 第5ステーション
F 第6ステーション
G ワーク下部加熱位置
H ワーク上部加熱位置
I ワーク上部追加冷却位置
L 搬送軸線
W ワーク
Wc カップ部
Ws ステム軸部

Claims (7)

  1. ワークを受承部に支持して間欠的に移送するようにベース部に配設された移送テーブルと、該移送テーブルで移送された上記ワークを加熱する加熱ユニットと、上記ワークに冷却液を吹き付けて冷却する冷却ジャケットとを備えた熱処理装置であり、
    上記加熱ユニットを上記ベース部の所定位置に設け、上記冷却ジャケットを上記移送テーブルに設け、
    上記加熱ユニットで加熱された上記ワークを上記移送テーブルで移送しつつ上記冷却ジャケットで冷却する、熱処理装置。
  2. 前記移送テーブルは、前記ワークの受承部を周方向に複数有して間欠回転可能に構成され、上記複数の受承部が前記加熱ユニットに対応する加熱位置と、加熱及び冷却後のワークを移送する移送位置とに同時に停止可能である、請求項1に記載の熱処理装置。
  3. 前記移送テーブルは、少なくとも3カ所の前記受承部を有し、各受承部が前記加熱位置及び前記移送位置と、該加熱位置と移送位置との間に設けられた追加冷却位置とに同時に停止可能である、請求項2に記載の熱処理装置。
  4. 前記冷却ジャケットは、前記受承部毎に前記ワークを囲むように環状に設けられている、請求項1乃至3の何れかに記載の熱処理装置。
  5. 前記加熱ユニットの加熱コイルは前記加熱位置の上方に配置され、該加熱位置に対応する前記ベース部には、前記ワークをリフトヘッドに支持して上記加熱コイルに対し所定の相対位置まで移動させる加熱用リフターを備え、前記移送テーブルの受承部には上記リフトヘッドが通過可能なヘッド貫通孔を備える、請求項4に記載の熱処理装置。
  6. 加熱冷却前又は加熱冷却後の前記ワークを移送する移送位置の上方に、該ワークを移送するガントリを設け、前記移送位置に対応する前記ベース部に、前記移送テーブルより下方の位置と前記受承部より上方の位置との間を上下動可能で上記ワークを支持可能な移送用リフターを設けた、請求項4に記載の熱処理装置。
  7. ワークを間欠的に移送して加熱及び冷却する熱処理方法において、
    上記ワークを加熱位置まで移送し、該加熱位置で加熱した後、加熱された上記ワークを冷却しながら次の位置まで移送する、熱処理方法。
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