JP2012030766A - 倒れない二輪自動車 - Google Patents

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Masao Yokoyama
雅雄 横山
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Abstract

【課題】 従来の二輪自動車は、四輪自動車のように左右の支えが無いため、バランスを崩すと簡単に転倒していた。また停止時には、足を地面について支えるか、スタンドを使用して支える必要があった。また低速走行時は、左右のバランスをとるために、ハンドルを操作する必要があり、そのために走行方向が定まらず、安定した走行が出来なかった。
【解決の手段】 車体に取り付けた傾斜センサーにより、車体の傾きを検出し、その信号により、高速で回転させたフライホィールと錘を制御することで、二輪自動車自体が自力で立つようにし、安全に走行できるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、二輪の自動車が倒れないようにするための制御に関する。
従来の二輪自動車は、倒れないように制御する装置を持って居なかったために、低速ではふらつき危険であり、停止すると倒れないように足を地面について車体を支えるか、スタンドにて支える必要があった。
前後に車輪を持つ二輪の自動車が、横方向に倒れないように制御する。
傾斜センサーにより、車体の傾きを検出し、その信号により、高速で回転させたフライホィールと錘を制御することで、車体が倒れるのを防止する。
低速でもふらつかず、傾斜地でも傾くことなく、安定して走行でき、停車しても倒れることの無い安全で便利な二輪自動車の製造が可能になる。
図1は、本発明の全体の構成を示した斜視図である。 図2は、図1のフライホィール17付近の拡大図である。 図3は、図1の錘12付近の拡大図である。 図4は、錘12の変形例である。 図5は、錘12の変形例である。 図6は、本発明の全体の構成を示した斜視図である。 図7は、図6のフライホィール17付近の拡大図である。 図8は、本発明の全体の構成を示した斜視図である。 図9は、図8のフライホィール17付近の拡大図である。 図10は、本発明の電気回路のブロック図である。
高速回転させたフライホィールと錘を制御することで車体が倒れないようにする。
傾斜センサー2は、車体1に固定されていて、車体の傾きを検出する。フライホィールは、フライホィール自体の回転軸20を、水平になるように一端をアーム16に回転できるように軸受け20にて取り付け、反対側をモーター15に取り付けて高速で回転させる。アーム16は、回転できるように車体に取り付けられ、モーター3で回転させる。モーター3の回転軸には、回転角度センサーが取り付けられ、フライホィールの回転軸の車体に対する角度を検出する。
車体が傾くと、傾斜センサーが傾きを検出して、その信号を電気回路に送り、その出力でモーター3を必要な角度だけ回転させる。高速で回転しているフライホィールに加えられた力は、90度ずれた方向に出力されるので、その力が車体の傾きを修正する方向に回転させれば、車体の傾きが修正される。車体の傾きがなくなると、傾斜センサーの出力は無くなるので、モーター3は停止する。車体が傾く度に、この動作を繰り返すことにより、車体は倒れることなく地面に対して垂直に維持される。
錘12は、アーム13により、モーター11の回転軸23に取り付け、モーターの回転軸には、回転角度センサー51が取り付けられ錘の位置を検出する。
モーター3により、フライホィールの枠16を回転させることで、車体の傾きを修正するが、この修正動作を繰り返すと、フライホィールの枠16の角度が次第にずれていくことになる。フライホィールの枠が90度傾くと、フライホィールの修正力は完全に無くなる。
このように、フライホィールが傾くことを防ぐには、フライホィールが車体の傾きを修正する際に、修正の結果、フライホィール自体の傾きが元に戻る方向に車体を傾ければよいことになる。従って、その方向に車体が傾くように、錘を移動させれば、フライホィールは、車体の傾きを修正することにより、フライホィール自体の傾きも修正される。
フライホィールの傾きは、車体に加わった力が大きいほど大きくなり、それに比例して、錘の移動量も大きくなるので、車体を傾斜しないように支える力も大きくなる。
図4は、錘を変形した一例である。錘の下側の突起部分282が車体の重心の位置を変えるために働く。262と272の部分は、左右の重量のバランスが取れているので、重心の移動には関係しないが、282の部分がモーターの回転により左右に移動した場合、その反動が車体に加わり車体が振動するのを防ぐ働きがある。
錘が回転した場合、262と272の部分の質量により、車体には反対方向に回転力が加わるが、車体は車輪により地面に接しているので、その結果この力は、車体を左右に振らせる力になる。この力の方向が、282の部分の反動とは、反対方向になるために、相殺されて、錘の速い動きでも車体に振動が発生しなくなり、高速で錘を移動させて、車体を強力に支えることができる。
この相殺する力が、相殺するのに必要な力よりも大きい場合は、その差の力は車体の傾きを修正するように直接作用することになる。
図5は、切欠きは無いが、モーターの回転軸233を錘の上下方向の適度な位置に取り付けることにより、錘の反動を相殺する。
図6は、フライホィールの回転軸を垂直方向に設置した例である。動作原理は[実施例1]と同じである。フライホィールを枠16に回転できるように取り付け、モーター15で高速回転させておき、枠19に取り付けられたモーター5により、枠16と共に回転させて姿勢を制御する。
図8は、図1、図6とは異なり、車体に平行な方向に設けたモーター31の回転軸に取り付けて回転させ、車体の傾きを修正する。この際、姿勢の修正により、フライホィールは車体と直角方向を軸にして回転する。この時生じる傾きは、[実施例1]と同様に錘の移動により修正する。
図10は、本発明の電気回路のブロック図である。
傾斜センサー2により、車体の傾きを検出し、ローパスフィルター61により、周波数の高い成分のノイズを取り除き、増幅器62により信号を増幅する。傾斜センサーの出力信号はプラス方向のみの、傾斜に比例した信号なので、センターの設定回路63で、車体の直立した位置と信号の中心点を一致させて、傾斜がゼロの状態で出力をゼロにして、左右の傾きによりプラスまたはマイナスの信号を取り出す。さらに基準電圧を0Vとしたコンパレーター64に入れて、0Vを境に急激に変化する信号とし、その信号をフォトカプラ65に入れて、モーターの駆動回路66を動作させ、その出力でモーター3を駆動してフライホィールを取り付けた枠を回転させる。
モーターの回転軸に連動させた回転角度センサー5により、フライホィールの角度を検出し、その信号を比較回路67に入れる。モーター11の回転軸に取り付けられた回転角度センサー51の信号と比較して出た差の出力を、フォトカプラ68とモーター制御回路69を介して、モーター11を駆動して、錘を移動させる。
従来の二輪自動車のように、ハンドルによりバランスをとる必要が無いので、道に沿った正確なハンドル操作が可能になり、狭い道路でも安全に走れるようになる。また、傾斜した道路でも車体が傾かないので、転倒することなく安全に走行でき、二輪自動車を今までよりも広い範囲の用途に、使用することが可能になる。
1は車体 2は傾斜センサー 3、11は制御用モーター 4はハンドル 6は座席 7は電気回路ボックス 8は後輪 9は走行用のモーター 12は錘 13はアーム 14は足置き 15はフライホィール駆動用モーター 16は枠 17はフライホィール 18は前輪 19は枠 20、22は軸受け 21はフライホィールの回転軸 23はモーターの回転軸 24は錘を支える軸 121、122、123は錘の部分 131,132,133は錘の部分 61はローパスフィルター 62は増幅器 63はセンターの設定回路 64はコンパレーター 65,68はフォトカプラ 66、69はモーター駆動回路 5,51は回転角度センサー 67は比較回路

Claims (2)

  1. 傾斜センサーにより、車体の傾きを検出し、その信号を利用して、高速で回転させたフライホィールと錘を制御して、車体を自立させる装置、および本装置を内蔵した自動車。
  2. 錘に連動して動き、錘の移動により生じる反作用を相殺する補助の錘を持った[請求項1]の装置および、本装置を内蔵した自動車。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012201254A (ja) * 2011-03-25 2012-10-22 Osamu Furukawa 2輪車の姿勢制御システム
JP2014069672A (ja) * 2012-09-28 2014-04-21 Equos Research Co Ltd 自動車
CN106627963A (zh) * 2016-11-18 2017-05-10 王徽 直列式电动车后轮转向自平衡控制装置及方法

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