JP2012029263A - タイマー回路及びそれを内蔵した半導体集積回路装置 - Google Patents

タイマー回路及びそれを内蔵した半導体集積回路装置 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な構成で多種多様な出力波形を生成するタイマー回路を提供する。
【解決手段】このタイマー回路は、入力した複数のクロック信号に基づいて複数のカウント値をそれぞれ出力する複数のカウンターブロックと、供給された少なくとも1つのカウント値を複数の比較値と比較することにより複数の出力信号をそれぞれ生成する複数の比較器ブロックと、複数の比較器ブロックに対応して設けられ、複数のカウンターブロックからそれぞれ出力される複数のカウント値の内の少なくとも1つを複数の比較器ブロックに選択的に供給する複数のセレクターとを含む。
【選択図】図2

Description

本発明は、クロック信号に含まれているパルスの数をカウントして各種の出力波形を生成するタイマー回路に関し、さらに、そのようなタイマー回路を内蔵した半導体集積回路装置に関する。
マイクロコンピューター等の半導体集積回路装置においては、様々な種類のタイマー回路が用いられている。例えば、一定周期の矩形波を出力するタイマー回路や、複数系統の矩形波を出力するタイマー回路や、モーターを制御するためのPWM(パルス幅変調)波を出力するタイマー回路や、複数系統のPWM波を出力するタイマー回路等が用いられている。
出力系統の多いタイマー回路を実現する場合には、1つのカウンターに対して比較レジスターを多数用意して出力波形の変化ポイントを増やしたり、動作設定を増やして出力波形を多様化することが行われている。このように複雑な出力波形を生成可能なタイマー回路においては、回路規模が大きくなるので、単純な出力波形しか必要でない場合に無駄が多くなってしまう。
関連する技術として、特許文献1には、ユーザーに余分な機能に対する経済的負担を強いることがなく、かつ、開発期間を短縮すると共に占有面積を小さくすることができるタイマー回路が開示されている。このタイマー回路においては、それぞれ所定の機能を果たし対応する機能ブロック情報をもつ複数の機能ブロックを設定しておき、それらの機能ブロックの中からユーザーが必要とする所定の機能ブロックを選択し、選択された機能ブロックに対応する機能ブロック情報により各機能ブロックの構成、配置、接続を決定し、それらの機能ブロックによりタイマー回路を構成することにより、ユーザーの要望に応じて必要とする機能ブロックの選定、及び、それらの機能ブロックの構成、配置、接続等を決定することができる。
特許文献1のタイマー回路においては、複数のカウンター基本セルを備えたカウンターブロックと、カウンターブロックの動作制御を行うカウンター制御部と、複数のキャプチャーレジスター基本セルを備えたキャプチャーレジスターブロックと、キャプチャーレジスターブロックの動作制御を行うキャプチャーレジスター制御部と、複数の比較レジスター基本セルを備え、カウンターブロックのカウントデータ及び外部からのデータの比較を行う複数の比較レジスターブロックと、比較レジスターブロックの比較結果に応じて保持状態が制御される状態制御部と、カウンター基本セルに対応して設けられた複数の入出力セルとが、内部バスラインやカウンターバスラインによって接続される。従って、タイマー回路の回路構成や制御動作が複雑になってしまうという問題がある。
特開平4−95110号公報(第3−5頁、第1図)
そこで、上記の点に鑑み、本発明の幾つかの観点によれば、簡単な構成で多種多様な出力波形を生成するタイマー回路を提供することができる。
本発明の1つの観点に係るタイマー回路は、入力した複数のクロック信号に基づいて複数のカウント値をそれぞれ出力する複数のカウンターブロックと、供給された少なくとも1つのカウント値を複数の比較値と比較することにより複数の出力信号をそれぞれ生成する複数の比較器ブロックと、複数の比較器ブロックに対応して設けられ、複数のカウンターブロックからそれぞれ出力される複数のカウント値の内の少なくとも1つを複数の比較器ブロックに選択的に供給する複数のセレクターとを具備する。
ここで、複数のカウンターブロックの各々が、入力したクロック信号に含まれているパルスの数をカウントしてカウント値を出力し、複数の比較器ブロックの各々が、供給されたカウント値を少なくとも1つの比較値と比較することにより、比較結果を表す少なくとも1つの比較結果信号を出力する少なくとも1つの比較器と、少なくとも1つの比較器から出力される少なくとも1つの比較結果信号に基づいて出力信号を生成する出力信号生成部とを含み、複数のセレクターの各々が、複数のカウンターブロックからそれぞれ出力される複数のカウント値の内から1つのカウント値を選択して、選択したカウント値を対応する比較器ブロックに供給するようにしても良い。
その場合に、レジスターに格納されている設定データに基づいて複数のセレクターを制御すると共に、複数の比較器ブロックから出力される複数の比較結果信号の内の1つに基づいて、その比較結果信号を出力する比較器ブロックにカウント値を供給するカウンターブロックをリセットする制御部を、タイマー回路にさらに設けるようにしても良い。
制御部は、複数のカウンターブロックの内の1つから出力されるカウント値を複数の比較器ブロックの内の1つに供給するように複数のセレクターを制御しても良いし、複数のカウンターブロックの内の1つから出力されるカウント値を複数の比較器ブロックの内の2つ以上に供給するように複数のセレクターを制御しても良い。
また、本発明の1つの観点に係る半導体集積回路装置は、本発明のいずれかの観点に係るタイマー回路を具備する。
本発明の1つの観点によれば、複数のカウンターブロックからそれぞれ出力される複数のカウント値の内の少なくとも1つを複数の比較器ブロックに選択的に供給する複数のセレクターを、複数の比較器ブロックに対応して設けたことにより、簡単な構成で多種多様な出力波形を生成するタイマー回路を実現することができる。
本発明の一実施形態に係る半導体集積回路装置の構成を示すブロック図。 図1に示すタイマー回路の構成を示すブロック図。 図2に示す比較器ブロックの第1の具体例を示す図。 図2に示す比較器ブロックの第2の具体例を示す図。 図4に示す比較器ブロックの動作例を示すタイミングチャート。 図2に示すタイマー回路の第1の接続例を示すブロック図。 図6に示すタイマー回路の動作例を示すタイミングチャート。 図2に示すタイマー回路の第2の接続例を示すブロック図。 図8に示すタイマー回路の動作例を示すタイミングチャート。 図2に示すタイマー回路の第3の接続例を示すブロック図。 図10に示すタイマー回路の動作例を示すタイミングチャート。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、同一の構成要素には同一の参照符号を付して、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の一実施形態に係るタイマー回路を内蔵した半導体集積回路装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、この半導体集積回路装置は、マスタークロック信号を生成するクロック信号生成回路1と、クロック信号生成回路1によって生成されたマスタークロック信号を分周して各種のクロック信号を生成する分周回路2と、分周回路2によって生成された各種のクロック信号に基づいて出力信号を生成するタイマー回路3と、タイマー回路3によって生成された出力信号が供給されて表示部やモーター等を駆動する駆動回路4と、半導体集積回路装置の各部を制御するCPU(中央演算装置)5とを含んでいる。
図1においては、分周回路2が、互いに異なる周波数を有する4種類のクロック信号CK1〜CK4を生成し、タイマー回路3が、互いに異なる波形を有する4種類の出力信号TS1〜TS4を生成する場合が示されている。また、CPU5は、タイマー回路3のレジスターに設定データを設定するためのレジスター設定信号を、タイマー回路3に供給する。
図2は、図1に示すタイマー回路の構成を示すブロック図である。タイマー回路3は、複数のカウンターブロックと、複数の比較器ブロックと、複数の比較器ブロックに対応して設けられた複数のセレクターとを含んでいる。図2においては、例として、4つのカウンターブロック311〜314と、4つの比較器ブロック331〜334と、4つのセレクター321〜324とが示されている。
カウンターブロック311〜314は、図1に示す分周回路2から入力したクロック信号CK1〜CK4に含まれているパルスの数をカウントすることにより、クロック信号CK1〜CK4に基づいてカウント値CT1〜CT4をそれぞれ出力する。
比較器ブロック331〜334は、供給された少なくとも1つのカウント値を複数の比較値と比較することにより比較結果信号CP1〜CP4をそれぞれ生成し、さらに、比較結果信号CP1〜CP4に基づいて出力信号TS1〜TS4をそれぞれ生成する。そのために、比較器ブロック331〜334の各々は、供給されたカウント値を少なくとも1つの比較値と比較することにより、比較結果を表す少なくとも1つの比較結果信号を出力する少なくとも1つの比較器と、該少なくとも1つの比較器から出力される少なくとも1つの比較結果信号に基づいて出力信号を生成する出力信号生成部とを含んでいる。
セレクター321〜324は、カウンターブロック311〜314からそれぞれ出力されるカウント値CT1〜CT4の内の少なくとも1つを、比較器ブロック331〜334に選択的に供給する。即ち、セレクター321〜324の各々は、カウンターブロック311〜314からそれぞれ出力されるカウント値CT1〜CT4の内から1つのカウント値を選択して、選択したカウント値を対応する比較器ブロックに供給する。
さらに、タイマー回路3は、タイマー回路3の各部を制御する制御部34と、各種の設定データを格納するレジスター35とを含んでいる。制御部34は、図1に示すCPU5から供給される各種の設定データをレジスター35に格納させ、レジスター35に格納されている設定データに基づいて、セレクター321〜324及び比較器ブロック331〜334の動作を制御する。
例えば、制御部34は、設定データに基づいて、セレクター321〜324によって選択されるクロック信号を設定し、また、比較器ブロック331〜334において用いられる複数の比較値や、出力信号を生成するためのアルゴリズムを設定する。さらに、制御部34は、比較器ブロック331〜334からそれぞれ出力される比較結果信号CP1〜CP4の内の1つに基づいて、その比較結果信号を出力する比較器ブロックにカウント値を供給するカウンターブロックをリセットする。
図3は、図2に示す比較器ブロックの第1の具体例を示す図である。図3においては比較器ブロック331の構成が示されているが、他の比較器ブロック332〜334の構成もこれと同様である。第1の具体例においては、比較器ブロック331が、2つの比較器71及び72と、出力信号生成部80とを含んでいる。
比較器71は、セレクター321から供給されるカウント値を比較値Aと比較することにより、比較結果信号CP1Aを出力する。また、比較器72は、セレクター321から供給されるカウント値を比較値Bと比較することにより、比較結果信号CP1Bを出力する。ここで、A<Bであるものとする。なお、比較値A及びBは、図2に示すレジスター35に格納されても良いし、比較器ブロック331に設けられたレジスターに格納されても良い。また、比較結果信号CP1A及びCP1Bは、制御部34に供給される。
出力信号生成部80は、組み合わせ論理回路81と、Dフリップフロップ82とを含んでいる。組み合わせ論理回路81は、比較器71及び/又は72から出力される比較結果信号CP1A及び/又はCP1BとDフリップフロップ82の出力信号TS1とに基づいて論理演算を行うことにより、論理演算結果LGを出力する。Dフリップフロップ82は、組み合わせ論理回路81から出力される論理演算結果LGをクロック信号CKの立ち上がりエッジに同期してラッチすることにより、出力信号TS1を生成する。
クロック信号CKとしては、制御部34の制御の下で、分周回路2から供給されるクロック信号CK1〜CK4の内からセレクター361によって選択されたクロック信号を用いることができる。例えば、制御部34は、セレクター321を介して比較器ブロック331にカウント値を供給するカウンターブロックにおいて使用されているクロック信号を選択するように、セレクター361を制御する。
次に、図3に示す比較器ブロックの動作例について説明する。まず、制御部34から出力されるリセット信号RESによってDフリップフロップ82が初期リセットされ、Dフリップフロップ82の出力信号TS1がローレベルとなる。セレクター321を介して比較器ブロック331にカウント値を供給するカウンターブロックは、クロック信号に同期してカウント値0、1、2、・・・を順次出力する。
比較器71は、セレクター321から供給されるカウント値を比較値Aと比較することにより、カウント値が比較値Aと一致したときに比較結果信号CP1Aをハイレベルに活性化する(イベントA)。また、比較器72は、セレクター321から供給されるカウント値を比較値Bと比較することにより、カウント値が比較値Bと一致したときに比較結果信号CP1Bをハイレベルに活性化する(イベントB)。
第1の動作例において、組み合わせ論理回路81は、比較結果信号CP1Aがハイレベルに活性化されたときに論理演算結果LGをハイレベルとし、比較結果信号CP1Bがハイレベルに活性化されたときに論理演算結果LGをローレベルとし、それ以外の場合にDフリップフロップ82の出力信号TS1を論理演算結果LGとして出力する。
これにより、Dフリップフロップ82の出力信号TS1は、イベントAが発生した直後のクロック信号CKの立ち上がりエッジに同期してハイレベルとなり、その後はハイレベルを維持し、イベントBが発生した直後のクロック信号CKの立ち上がりエッジに同期してローレベルとなり、その後はローレベルを維持する。
第2の動作例において、組み合わせ論理回路81は、論理演算結果LGがローレベルである場合に、比較結果信号CP1Aがハイレベルに活性化されたときに論理演算結果LGをハイレベルとし、論理演算結果LGがハイレベルである場合に、比較結果信号CP1Aがハイレベルに活性化されたときに論理演算結果LGをローレベルとし、それ以外の場合にDフリップフロップ82の出力信号TS1を論理演算結果LGとして出力する。
これにより、Dフリップフロップ82の出力信号TS1は、イベントAが発生した直後のクロック信号CKの立ち上がりエッジに同期してハイレベルとなり、その後はハイレベルを維持し、次にイベントAが発生した直後のクロック信号CKの立ち上がりエッジに同期してローレベルとなり、その後はローレベルを維持する。
さらに、第2の組み合わせ論理回路と第2のDフリップフロップとを設けることにより、出力信号生成部80が比較結果信号CP1Bに基づいて第2の出力信号を生成するようにしても良い。第2の組み合わせ論理回路は、比較器72から出力される比較結果信号CP1Bと第2のDフリップフロップの出力信号TS1Bとに基づいて論理演算を行うことにより、論理演算結果LGBを出力する。第2のDフリップフロップは、第2の組み合わせ論理回路から出力される論理演算結果LGBをクロック信号CKの立ち上がりエッジに同期してラッチすることにより、出力信号TS1Bを生成する。
例えば、第2の組み合わせ論理回路は、論理演算結果LGBがローレベルである場合に、比較結果信号CP1Bがハイレベルに活性化されたときに論理演算結果LGBをハイレベルとし、論理演算結果LGBがハイレベルである場合に、比較結果信号CP1Bがハイレベルに活性化されたときに論理演算結果LGBをローレベルとし、それ以外の場合に第2のDフリップフロップの出力信号TS1Bを論理演算結果LGBとして出力する。
これにより、第2のDフリップフロップの出力信号TS1Bは、イベントBが発生した直後のクロック信号CKの立ち上がりエッジに同期してハイレベルとなり、その後はハイレベルを維持し、次にイベントBが発生した直後のクロック信号CKの立ち上がりエッジに同期してローレベルとなり、その後はローレベルを維持する。
制御部34は、比較結果信号CP1Bがハイレベルに活性化されたときに、セレクター321を介して比較器ブロック331にカウント値を供給するカウンターブロックを同期リセットする。これにより、そのカウンターブロックが、イベントBが発生した直後のクロック信号の立ち上がりエッジに同期して、カウント値を「0」とする。
図4は、図2に示す比較器ブロックの第2の具体例を示す図である。図4においては比較器ブロック331の構成が示されているが、他の比較器ブロック332〜334の構成もこれと同様である。第2の具体例においては、比較器ブロック331が、2つの比較器71及び72と、出力信号生成部80aとを含んでいる。
出力信号生成部80aは、第1の具体例における組み合わせ論理回路81及びDフリップフロップ82に加えて、出力値カウンター83と、D/A変換器84とを含んでいる。出力値カウンター83は、Dフリップフロップ82から出力されるアップ/ダウン制御信号UDに従って、クロック信号CKに含まれているパルスの数をアップカウント又はダウンカウントすると共に、比較器72から出力される比較結果信号CP1Bによって同期リセットされて、カウント値CTを生成する。D/A変換器84は、出力値カウンター83から出力されるカウント値CTをディジタル/アナログ変換して、アナログの出力信号TS1を生成する。
図5は、図4に示す比較器ブロックの動作例を示すタイミングチャートである。まず、制御部34から出力されるリセット信号RESによってDフリップフロップ82が初期リセットされ、Dフリップフロップ82から出力されるアップ/ダウン制御信号UDがローレベルとなる。セレクター321を介して比較器ブロック331にカウント値を供給するカウンターブロックは、クロック信号に同期してカウント値0、1、2、・・・を順次出力する。
比較器71は、セレクター321から供給されるカウント値を比較値Aと比較することにより、カウント値が比較値Aと一致したときに比較結果信号CP1Aをハイレベルに活性化する(イベントA)。また、比較器72は、セレクター321から供給されるカウント値を比較値Bと比較することにより、カウント値が比較値Bと一致したときに比較結果信号CP1Bをハイレベルに活性化する(イベントB)。図5においては、比較値Aが「4」であり、比較値Bが「6」である場合を示している。
組み合わせ論理回路81は、比較結果信号CP1Aがハイレベルに活性化されたときに論理演算結果LGをハイレベルとし、比較結果信号CP1Bがハイレベルに活性化されたときに論理演算結果LGをローレベルとし、それ以外の場合にDフリップフロップ82の出力信号TS1を論理演算結果LGとして出力する。
これにより、Dフリップフロップ82から出力されるアップ/ダウン制御信号UDは、イベントAが発生した直後のクロック信号CKの立ち上がりエッジに同期してハイレベルとなり、その後はハイレベルを維持し、イベントBが発生した直後のクロック信号CKの立ち上がりエッジに同期してローレベルとなり、その後はローレベルを維持する。
Dフリップフロップ82から出力されるアップ/ダウン制御信号UDがローレベルである間は、出力値カウンター83は、アップカウント状態となり、クロック信号CKの立ち上がりエッジに同期してカウント値CTを1ずつインクリメントすることにより、カウント値CTとして、0、1、2、・・・を出力する。
イベントAが発生してアップ/ダウン制御信号UDがハイレベルになると、出力値カウンター83は、ダウンカウント状態となり、クロック信号CKの立ち上がりエッジに同期してカウント値CTを1ずつデクリメントすることにより、カウント値CTとして、3、2、・・・を出力する。
次に、イベントBが発生して比較結果信号CP1Bがハイレベルに活性化されると、出力値カウンター83が同期リセットされ、イベントBが発生した直後のクロック信号CKの立ち上がりエッジに同期してカウント値CTを「0」とする。また、制御部34は、比較結果信号CP1Bがハイレベルに活性化されたときに、セレクター321を介して比較器ブロック331にカウント値を供給するカウンターブロックを同期リセットする。これにより、そのカウンターブロックが、イベントBが発生した直後のクロック信号の立ち上がりエッジに同期してカウント値を「0」とする。
このようにして、出力値カウンター83は、カウント値CTを、0、1、2、3、4、3、2、0、・・・と変化させる。D/A変換器84は、出力値カウンター83から出力されるカウント値CTに対応して三角波的な波形を有する出力信号TS1を生成する。
次に、図2に示すタイマー回路の幾つかの接続例及び動作例について説明する。
図6は、図2に示すタイマー回路の第1の接続例を示すブロック図である。第1の接続例においては、セレクター321〜324が、カウンターブロック311〜314からそれぞれ出力されるカウント値CT1〜CT4を比較器ブロック331〜334にそれぞれ供給する。
図7は、図6に示すタイマー回路の動作例を示すタイミングチャートである。図7においては比較器ブロック331の動作例が示されているが、他の比較器ブロック332〜334の動作例も、クロック信号の周波数が異なることを除いて、これと同様である。カウンターブロック311は、クロック信号CK1に同期して、カウント値CT1として、0、1、2、・・・を順次出力する。
ここで、比較値Aが「2」であり、比較値Bが「5」であるとすると、比較器ブロック331は、カウント値CT1が「2」と一致したときに比較結果信号CP1Aをハイレベルに活性化し(イベントA)、カウント値CT1が「5」と一致したときに比較結果信号CP1Bをハイレベルに活性化する(イベントB)。比較結果信号CP1Bがハイレベルに活性化されると、図2に示す制御部34は、カウンターブロック311を同期リセットする。
さらに、比較器ブロック331は、イベントAが発生した直後のクロック信号CK1の立ち上がりエッジに同期して出力信号TS1をハイレベルとし、イベントBが発生した直後のクロック信号CK1の立ち上がりエッジに同期して出力信号TS1をローレベルとする。
このようにして、タイマー回路は、4つのカウンターブロック311〜314と4つの比較器ブロック331〜334とを組み合わせることにより、4種類のクロック信号CK1〜CK4に基づいて、互いに異なるパルス波形を有する4種類の出力信号TS1〜TS4を生成することができる。
図8は、図2に示すタイマー回路の第2の接続例を示すブロック図である。第2の接続例においては、セレクター321〜324が、カウンターブロック311から出力されるカウント値CT1を比較器ブロック331及び332に供給すると共に、カウンターブロック313から出力されるカウント値CT3を比較器ブロック333及び334に供給する。
図9は、図8に示すタイマー回路の動作例を示すタイミングチャートである。図9においては比較器ブロック331及び332の動作例が示されているが、他の比較器ブロック333及び334の動作例も、クロック信号の周波数が異なることを除いて、これと同様である。カウンターブロック311は、クロック信号CK1に同期して、カウント値CT1として、0、1、2、・・・を順次出力する。
比較器ブロック331において、比較値Aが「0」であり、比較値Bが「2」であるとすると、比較器ブロック331は、カウント値CT1が「0」と一致したときに比較結果信号CP1Aをハイレベルに活性化し(イベントA)、カウント値CT1が「2」と一致したときに比較結果信号CP1Bをハイレベルに活性化する(イベントB)。
さらに、比較器ブロック331は、イベントAが発生した直後のクロック信号CK1の立ち上がりエッジに同期して出力信号TS1をハイレベルとし、イベントBが発生した直後のクロック信号CK1の立ち上がりエッジに同期して出力信号TS1をローレベルとする。
一方、比較器ブロック332において、比較値Aが「1」であり、比較値Bが「5」であるとすると、比較器ブロック332は、カウント値CT1が「1」と一致したときに比較結果信号CP2Aをハイレベルに活性化し(イベントA)、カウント値CT1が「5」と一致したときに比較結果信号CP2Bをハイレベルに活性化する(イベントB)。比較結果信号CP2Bがハイレベルに活性化されると、図2に示す制御部34は、カウンターブロック311をリセットする。
さらに、比較器ブロック332は、イベントAが発生した直後のクロック信号CK1の立ち上がりエッジに同期して出力信号TS2をハイレベルとし、イベントBが発生した直後のクロック信号CK1の立ち上がりエッジに同期して出力信号TS2をローレベルとする。
このようにして、タイマー回路は、2つのカウンターブロック311及び313と4つの比較器ブロック331〜334とを組み合わせることにより、2種類のクロック信号CK1及びCK3に基づいて、互いに異なるパルス波形を有する4種類の出力信号TS1〜TS4を生成することができる。
図10は、図2に示すタイマー回路の第3の接続例を示すブロック図である。第3の接続例においては、セレクター321〜324が、カウンターブロック311から出力されるカウント値CT1を比較器ブロック331〜334に供給する。
図11は、図10に示すタイマー回路の動作例を示すタイミングチャートである。図10に示すカウンターブロック311は、クロック信号CK1に同期して、カウント値CT1として、0、1、2、・・・を順次出力する。
比較器ブロック331において、比較値Aが「0」であり、比較値Bが「5」であるとすると、比較器ブロック331は、カウント値CT1が「0」と一致したときに比較結果信号CP1Aをハイレベルに活性化し(イベントA)、カウント値CT1が「5」と一致したときに比較結果信号CP1Bをハイレベルに活性化する(イベントB)。比較結果信号CP1Bがハイレベルに活性化されると、図2に示す制御部34は、カウンターブロック311をリセットする。さらに、比較器ブロック331は、イベントAが発生した直後のクロック信号CK1の立ち上がりエッジに同期して出力信号TS1をハイレベルとし、イベントBが発生した直後のクロック信号CK1の立ち上がりエッジに同期して出力信号TS1をローレベルとする。
また、比較器ブロック332において、比較値Aが「1」であり、比較値Bが「4」であるとすると、比較器ブロック332は、カウント値CT1が「1」と一致したときに比較結果信号CP2Aをハイレベルに活性化し(イベントA)、カウント値CT1が「4」と一致したときに比較結果信号CP2Bをハイレベルに活性化する(イベントB)。さらに、比較器ブロック332は、イベントAが発生した直後のクロック信号CK1の立ち上がりエッジに同期して出力信号TS2をローレベルとし、イベントBが発生した直後のクロック信号CK1の立ち上がりエッジに同期して出力信号TS2をハイレベルとする。
また、比較器ブロック333において、比較値Aが「1」であり、比較値Bが「4」であるとすると、比較器ブロック333は、カウント値CT1が「1」と一致したときに比較結果信号CP3Aをハイレベルに活性化し(イベントA)、カウント値CT1が「4」と一致したときに比較結果信号CP3Bをハイレベルに活性化する(イベントB)。さらに、比較器ブロック333は、イベントAが発生した直後のクロック信号CK1の立ち上がりエッジに同期して出力信号TS3をハイレベルとし、イベントBが発生した直後のクロック信号CK1の立ち上がりエッジに同期して出力信号TS3をローレベルとする。
また、比較器ブロック334において、比較値Aが「2」であり、比較値Bが「3」であるとすると、比較器ブロック334は、カウント値CT1が「2」と一致したときに比較結果信号CP4Aをハイレベルに活性化し(イベントA)、カウント値CT1が「3」と一致したときに比較結果信号CP4Bをハイレベルに活性化する(イベントB)。さらに、比較器ブロック334は、イベントAが発生した直後のクロック信号CK1の立ち上がりエッジに同期して出力信号TS4をローレベルとし、イベントBが発生した直後のクロック信号CK1の立ち上がりエッジに同期して出力信号TS4をハイレベルとする。
このようにして、タイマー回路は、1つのカウンターブロック311と4つの比較器ブロック331〜334とを組み合わせることにより、1種類のクロック信号CK1に基づいて、互いに異なるパルス波形を有する4種類の出力信号TS1〜TS4を生成することができる。
以上説明したように、本発明の実施形態によれば、生成したい出力信号の複雑さに応じて複数のセレクターを制御して、複数のカウンターブロックと複数の比較器ブロックとの組み合わせを変更することにより、簡単な構成で多種多様な出力波形を生成することができる。
1 クロック信号生成回路、 2 分周回路、 3 タイマー回路、 4 駆動回路、 5 CPU、 311〜314 カウンターブロック、 321〜324、361 セレクター、 331〜334 比較器ブロック、 34 制御部、 35 レジスター、 71、72 比較器、 80、80a 出力信号生成部、 81 組み合わせ論理回路、 82 Dフリップフロップ、 83 出力値カウンター、 84 D/A変換器

Claims (6)

  1. 入力した複数のクロック信号に基づいて複数のカウント値をそれぞれ出力する複数のカウンターブロックと、
    供給された少なくとも1つのカウント値を複数の比較値と比較することにより複数の出力信号をそれぞれ生成する複数の比較器ブロックと、
    前記複数の比較器ブロックに対応して設けられ、前記複数のカウンターブロックからそれぞれ出力される複数のカウント値の内の少なくとも1つを前記複数の比較器ブロックに選択的に供給する複数のセレクターと、
    を具備するタイマー回路。
  2. 前記複数のカウンターブロックの各々が、入力したクロック信号に含まれているパルスの数をカウントしてカウント値を出力し、
    前記複数の比較器ブロックの各々が、供給されたカウント値を少なくとも1つの比較値と比較することにより、比較結果を表す少なくとも1つの比較結果信号を出力する少なくとも1つの比較器と、前記少なくとも1つの比較器から出力される少なくとも1つの比較結果信号に基づいて出力信号を生成する出力信号生成部とを含み、
    前記複数のセレクターの各々が、前記複数のカウンターブロックからそれぞれ出力される複数のカウント値の内から1つのカウント値を選択して、選択したカウント値を対応する比較器ブロックに供給する、
    請求項1記載のタイマー回路。
  3. レジスターに格納されている設定データに基づいて前記複数のセレクターを制御すると共に、前記複数の比較器ブロックから出力される複数の比較結果信号の内の1つに基づいて、その比較結果信号を出力する比較器ブロックにカウント値を供給するカウンターブロックをリセットする制御部をさらに具備する、請求項2記載のタイマー回路。
  4. 前記複数のカウンターブロックの内の1つから出力されるカウント値を前記複数の比較器ブロックの内の1つに供給するように、前記制御部が前記複数のセレクターを制御する、請求項3記載のタイマー回路。
  5. 前記複数のカウンターブロックの内の1つから出力されるカウント値を前記複数の比較器ブロックの内の2つ以上に供給するように、前記制御部が前記複数のセレクターを制御する、請求項3記載のタイマー回路。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項記載のタイマー回路を具備する半導体集積回路装置。
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JP2015011625A (ja) * 2013-07-01 2015-01-19 東洋電機製造株式会社 リセット信号発生装置

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