JP2012029048A - 光信号送受信装置およびインタフェース設定方法 - Google Patents

光信号送受信装置およびインタフェース設定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】光ネットワークの変更に係るコストと時間が大きいという問題を解決する光信号送受信装置を提供する。
【解決手段】インタフェース統括部44は、クライアント信号送受信装置1との間で送受信可能な光信号の第一インタフェースと、WDM信号送受信装置2との間で送受信可能な光信号の第二インタフェースとを示す設定コマンドを受け付ける。インタフェース統括部44は、クライアントインタフェース部41‐nに対して第一インタフェースのクライアント信号を送受信するように設定し、WDMインタフェース部42‐1〜mに対して第二インタフェースWDM信号を送受信するように設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光信号送受信装置およびインタフェース設定方法に関し、特には、波長分割多重(WDM: Wavelength Division Multiplex)方式を用いた光伝送システムに使用される光信号送受信装置およびインタフェース設定方法に関する。
近年の通信ネットワーク上の通信量の増大化に伴い、通信容量の大きい波長分割多重方式(以下、WDM方式と略す)を用いた光伝送システムが注目され、既にインターネット・バックボーンやメトロポリタン・エリア・ネットワークなどに導入されている。
WDM方式を用いた光伝送システムでは、複数の光波長信号が多重化された光信号であるWDM信号が光ネットワーク上を伝送される。より具体的には、クライアント装置からの電気信号がクライアント信号送受信装置にて光信号であるクライアント信号に変換される。そして、クライアント信号は、光信号送受信装置にて光ネットワークに応じたインタフェースのWDM信号に変換され、その後、光ネットワークを介して他の光信号送受信装置に送信される。なお、光信号送受信装置は、光信号のインタフェースに対応した光送受信モジュールを備えており、その光送受信モジュールを用いてクライアント信号やWDM信号の送受信を行っている(特許文献1〜4参照)。
特開2008−113344号公報 特開2008−227647号公報 特開2008−227993号公報 特開2008−227995号公報
WDM方式を用いた光伝送システムでは、構成などを容易に変更することができる柔軟な光ネットワークの構築が求められている。しかしながら、光ネットワークの構成などが変更されると、その光ネットワークを伝送可能な光信号のインタフェースが変化することがある。この場合、光信号送受信装置に備わった光送受信モジュールを光信号のインタフェースにあわせて物理的に変更する必要があり、光ネットワークの変更に係るコストと時間が大きいという問題がある。
そこで、本発明の目的は、上記の課題である、光ネットワークの変更に係るコストと時間が大きいという問題を解決する光信号送受信装置およびインタフェース設定方法を提供することである。
本発明による光信号送受信装置は、第一光通信装置との間で第一光信号の送受信を行う第一通信部と、第二光通信装置との間で第二光信号の送受信を行う第二通信部と、前記第一通信部が受信した第一光信号である受信第一光信号を前記第二通信部から送信される第二光信号である送信第二光信号に変換し、前記第二通信部が受信した第二光信号である受信第二光信号を前記第一通信部から送信される第一光信号である送信第一光信号に変換する変換部と、前記第一光通信装置との間で送受信可能な光信号の第一インタフェースと前記第二光通信装置との間で送受信可能な光信号の第二インタフェースを示す設定コマンドを受け付け、前記第一通信部に対して前記第一インタフェースの第一光信号を送受信するような設定を行い、前記第二通信部に対して前記第二インタフェースの第二光信号を送受信するような設定を行う統括部と、を有する。
また、本発明によるインタフェース設定方法は、第一光通信装置との間で第一光信号の送受信を行う第一通信部と、第二光通信装置との間で第二光信号の送受信を行う第二通信部と、前記第一通信部が受信した第一光信号である受信第一光信号を前記第二通信部から送信される第二光信号である送信第二光信号に変換し、前記第二通信部が受信した第二光信号である受信第二光信号を前記第一通信部から送信される第一光信号である送信第一光信号に変換する変換部と、を有する光信号送受信装置によるインタフェース設定方法であって、前記第一光通信装置との間で送受信可能な光信号の第一インタフェースと前記第二光通信装置との間で送受信可能な光信号の第二インタフェースを示す設定コマンドを受け付け、前記第一通信部に対して前記第一インタフェースの第一光信号を送受信するような設定を行い、前記第二通信部に対して前記第二インタフェースの第二光信号を送受信するような設定を行う。
本発明によれば、光ネットワークの変更に係るコストと時間とを軽減することが可能になる。
本発明の一実施形態の光伝送システムを示す図である。 本発明の一実施形態の光伝送システムの動作の一例を説明するための図である。 本発明の一実施形態の光伝送システムの動作の具体例を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態の光伝送システムを示す図である。図1において、光伝送システムは、クライアント信号送受信装置1と、WDM信号送受信装置2と、コマンド送信端末3と、光送受信装置4とを有する。なお、光送受信装置4は、クライアント信号送受信装置1およびWDM信号送受信装置2のそれぞれと光ファイバを介して相互に接続されている。また、光送受信装置4は、コマンド送信端末3と電気ケーブルを介して相互に接続されている。
クライアント信号送受信装置1は、第一光信号であるクライアント信号の送受信を行う第一光通信装置である。ここで、クライアント信号は、単一の光波長信号であるとする。また、クライアント信号送受信装置1は、複数のクライアント信号の送受信をパラレルに行うこともできる。
WDM信号送受信装置2は、第二光信号であるWDM信号の送受信を行う第二光通信装置である。ここで、WDM信号は、複数の光波長信号が多重された光信号である。また、WDM信号送受信装置2は、複数のWDM信号の送受信をパラレルに行うこともできる。
コマンド送信端末3は、クライアント信号およびWDM信号のインタフェースを設定する旨の設定コマンドを光送受信装置4に送信する。設定コマンドは、クライアント信号およびWDM信号のインタフェースの設定に必要な設定情報を含む。
光送受信装置4は、クライアントインタフェース部41‐1〜nと、WDMインタフェース部42‐1〜mと、光信号合波・分波部43と、インタフェース統括部44とを有する。nおよびmのそれぞれは、2以上の整数であるとする。
クライアントインタフェース部41‐1〜nのそれぞれは、クライアント信号送受信装置1との間でクライアント信号の送受信を行う第一通信部である。WDMインタフェース部42‐1〜mのそれぞれは、WDM信号送受信装置2との間でWDM信号の送受信を行う第二通信部である。
光信号合波・分波部43は、クライアント信号およびWDM信号間の変換を行う変換部である。より具体的には、光信号合波・分波部43は、クライアントインタフェース部41‐1〜nのそれぞれが受信した受信クライアント信号の合波および分波を行い、その受信クライアント信号をWDMインタフェース部42‐1〜mから送信される送信WDM信号に変換する。また、光信号合波・分波部43は、WDMインタフェース部42‐1〜mのそれぞれが受信した受信WDM信号の合波および分波を行い、その受信WDM信号をクライアントインタフェース部41‐1〜nから送信される送信クライアント信号に変換する。
インタフェース統括部44には、クライアントインタフェース部41‐1〜nにてパラレルに送受信可能なクライアント信号の数である第一設定最大値と、WDMインタフェース部42‐1〜mにてパラレルに送受信可能なWDM信号の数である第二設定最大値とが予め設定されている。なお、一つのクライアントインタフェース部が一つのクライアント信号の送受信を行い、一つのWDMインタフェース部が一つのWDM信号の送受信を行う。このため、第一設定最大値は、クライアントインタフェース部の数「n」と等しく、第二設定最大値は、WDMインタフェース部の数「m」と等しい。
インタフェース統括部44は、コマンド送信端末3から設定コマンドを受け付ける。ここでは、設定コマンドに含まれる設定情報は、クライアント信号送受信装置1とパラレルに送受信されるクライアント信号の数である第一設定数と、WDM信号送受信装置2との間でパラレルに送受信されるWDM信号の数である第二設定数と、各クライアント信号のインタフェースと、各WDM信号のインタフェースと、各クライアント信号の伝送レートと、各WDM信号の伝送レートとを示す。
以下、各クライアント信号のインタフェースを第一インタフェースと称し、各WDM信号のインタフェースを第二インタフェースと称する。また、各クライアント信号の伝送レートを第一伝送レートと称し、各WDM信号の伝送レートを第二伝送レートと称する。
インタフェース統括部44は、設定情報が示す第一設定数が予め設定されている第一設定最大値nを超えているか否かと、設定情報が示す第二設定数が予め設定されている第二設定最大値mを超えているか否かとを判断する。さらに、インタフェース統括部44は、設定情報が示す第一伝送レートの合計値と、設定情報が示す第二伝送レートの合計値とが互いに一致するか否かを判断する。
第一設定数が第一最大値n以下であり、第二設定数が第二最大値m以下であり、かつ、第一伝送レートの合計値および第二伝送レートの合計値が互いに一致する場合、インタフェース統括部44は、設定コマンドに基づいて、クライアントインタフェース部41‐1〜nと、WDMインタフェース部42‐1〜mと、光信号合波・分波部43とに対して設定を行う。
より具体的には、インタフェース統括部44は、クライアントインタフェース部41‐1〜nのそれぞれについては、第一インタフェースのクライアント信号が送受信されるように設定し、WDMインタフェース部42‐1〜mのそれぞれについては、第二インタフェースのWDM信号が送受信されるように設定する。
また、インタフェース統括部44は、光信号合波・分波部43に対して、各受信クライアント信号が第二伝送レートの各送信WDM信号に変換され、各受信WDM信号が第一伝送レートの各送信クライアント信号に変換されるように設定する。
次に光伝送システムの動作を説明する。
図2は、光伝送システムの動作を説明するためのフローチャートである。より具体的には、インタフェースや伝送レートを設定する際の光伝送システムの動作を説明するためのフローチャートである。
先ず、コマンド送信端末3は、設定コマンドを光送受信装置4のインタフェース統括部44に送信する(ステップS201)。
インタフェース統括部44は、設定コマンドを受け付け、その設定コマンドにて示される、クライアント信号の数である第一設定数、および、WDM信号の数である第二設定数を確認する。インタフェース統括部44は、第一設定数が予め設定されている第一設定最大値nを超えているか否かと、第二設定数が予め設定されている第二設定最大値mを超えているか否かとを判断する(ステップS202)。
第一設定数が第一設定最大値nを超えている場合、および、第二設定数が第二設定最大値mを超えている場合、インタフェース統括部44は、設定コマンドに対する応答情報として、設定エラーを示す応答情報をコマンド送信端末3に出力する。コマンド送信端末3は、応答情報を受け付けると、その応答情報を光伝送システムの管理者などに通知する(ステップS203)。
一方、第一設定数が第一設定最大値n以下であり、かつ、第二設定数が第二設定最大値m以下の場合、インタフェース統括部44は、設定コマンドにて示される各クライアント信号および各WDM信号の伝送レートを確認する。インタフェース統括部44は、各クライアント信号の第一伝送レートの合計値と、各WDM信号の第二伝送レートの合計値とが互いに一致するか否かを判断する(ステップS204)。
それらの合計値が互いに異なっている場合、インタフェース統括部44は、設定コマンドに対する応答情報として、設定エラーを示す応答情報をコマンド送信端末3に出力する。コマンド送信端末3は、応答情報を受け付けると、その応答情報を光伝送システムの管理者などに通知する(ステップS205)。
一方、それらの合計値が互いに一致している場合、インタフェース統括部44は、第一インタフェースを示す設定情報をクライアントインタフェース部41‐1〜nに通知し、第二インタフェースを示す設定情報をWDMインタフェース部42‐1〜mに通知し、設各クライアント信号の第一伝送レートおよび各WDM信号の第二伝送レートを示す設定情報を光信号合波・分波部43に通知する(ステップS206)。
クライアントインタフェース部41‐1〜nは、設定情報を受信すると、その設定情報が示す第一インタフェースのクライアント信号が送受信できるように設定する。例えば、クライアントインタフェース部41‐1〜nのそれぞれは、複数のインタフェースのそれぞれのクライアント信号を送受信可能な複数の送受信回路を備える。そして、クライアントインタフェース部41‐1〜nのそれぞれは、設定情報が示す第一インタフェースのクライアント信号を送受信可能な送受信回路を、クライアント信号送受信装置1と接続された光ファイバと、光信号合波・分波部43とに接続させることで、第一インタフェースのクライアント信号が送受信できるように設定する。
また、WDMインタフェース部42‐1〜mは、設定情報を受信すると、その設定情報が示す第二インタフェースのクライアント信号が送受信できるように設定する。例えば、WDMインタフェース部42‐1〜mのそれぞれは、複数のインタフェースのそれぞれのWDM信号を送受信可能な複数の送受信回路を備える。そして、WDMインタフェース部42‐1〜mのそれぞれは、設定情報が示す第二インタフェースのクライアント信号を送受信可能な送受信回路を、WDM信号送受信装置2と接続された光ファイバと、光信号合波・分波部43とに接続させることで、第二インタフェースのWDM信号が送受信できるように設定する。
光信号合波・分波部43は、設定情報を受信すると、受信クライアント信号が設定情報にて示される第二伝送レートの送信WDM信号に変換され、受信WDM信号が設定情報にて示される第一伝送レートの送信クライアント信号に変換されるように設定する。
クライアントインタフェース部41‐1〜n、WDMインタフェース部42‐1〜mおよび光信号合波・分波部43のそれぞれは、設定が完了すると、設定完了通知をインタフェース統括部44に送信する。インタフェース統括部44は、それらの設定完了通知を全て受信すると、設定コマンドに対する応答情報として、設定OKを示す応答情報をコマンド送信端末3に返信するコマンド送信端末3に出力する。コマンド送信端末3は、応答情報を受け付けると、その応答情報を光伝送システムの管理者などに通知する(ステップS208)。
以上の動作により光送受信装置4に対する設定が完了する。その設定完了後に、クライアント信号送受信装置1から、第一インタフェースのクライアント信号がクライアントインタフェース部41‐1〜nに送信され、WDM信号送受信装置2から、第二インタフェースのWDM信号がWDMインタフェース部42‐1〜mに送信される。
クライアントインタフェース部41‐1〜nは、クライアント信号送受信装置1からクライアント信号を受信し、そのクライアント信号を光信号合波・分波部43に送信する。
光信号合波・分波部43は、クライアント信号を受信すると、それらのクライアント信号を合波する。光信号合波・分波部43は、その合波信号を、上記の設定された第二伝送レートのWDM信号に分波してWDMインタフェース部42‐1〜mに送信する。
WDMインタフェース部42‐1〜mは、WDM信号を受信すると、そのWDM信号のインタフェースを第二インタフェースに変換してWDM信号送受信装置2に送信する。
また、WDMインタフェース部42‐1〜mは、WDM信号送受信装置2からWDM信号を受信し、そのWDM信号を光信号合波・分波部43に送信する。
光信号合波・分波部43は、WDM信号を受信すると、それらのWDM信号を合波する。光信号合波・分波部43は、上記の設定された第一伝送レートのクライアント信号に分波してクライアントインタフェース部41‐1〜nに送信する。
クライアントインタフェース部41‐1〜nは、クライアント信号を受信すると、そのクライアント信号のインタフェースを第一インタフェースに変換してクライアント信号送受信装置1に送信する。
次に光伝送システムの動作の具体例を説明する。
図3は、光伝送システムの動作の具体例を説明するための図である。なお、以下では、クライアント信号としては、伝送レート「10Gbit/s」の光信号が3つと、伝送レート「2.5Gbit/s」の光信号が4つあるとする。WDM信号としては、伝送レート「10Gbit/s」の光信号が2つと、伝送レート「2.5Gbit/s」の光信号が4つと、伝送レート「1Gbit/s」の光信号が10あるとする。また、クライアントインタフェース部の設定最大値nとWDMインタフェース部の設定最大値mは、ともに20とする。
コマンド送信端末3は、設定コマンドを光送受信装置4のインタフェース統括部44に送信する(ステップS301)。
インタフェース統括部44は、設定コマンドを受け付け、その設定コマンドにて示される設定数「7」および第二設定数「16」を確認する。インタフェース統括部44は、第一設定数「7」が第一設定最大値「20」を超えているか否かと、第二設定数「16」が第二設定最大値「20」を超えているか否かとを判断する。ここでは、第一設定数「7」>第一設定最大値「20」および第二設定数「16」>第二設定最大値「20」を満たすので、インタフェース統括部44は、第一設定数および第二設定数がともに設定最大値以下であることを確認する(ステップS302)。
続いて、インタフェース統括部44は、クライアント信号の伝送レートの合計値「40Gbit/s(=10Gbit/s×3+2.5Gbit/s×4)」と、WDM信号の伝送レートの合計値「40Gbit/s(=10Gbit/s×2+2.5Gbit/s×4+1Gbit/s×10)」とを確認し、それらの合計値が一致しているか否かを判断する。ここでは、それらの合計値が共に40Gbit/sであるので、インタフェース統括部44は、それらの合計値が一致していることを確認する(ステップS303)。
したがって、設定コマンドが示す内容に問題がないので、インタフェース統括部44は、「10Gbit/s×3波と2.5Gbit/s×4波のクライアント信号の合波」と「10Gbit/s×2波、2.5Gbit/s×4波、1Gbit/s×10波のWDM信号の分波」を示す設定情報を光信号合波・分波部43に通知する。また、インタフェース統括部44は、第一インタフェースを示す設定情報をクライアントインタフェース部41‐1〜7に通知し、第二インタフェースを示す設定情報をWDMインタフェース部42‐1〜16に通知する(ステップS304)。
クライアントインタフェース部41‐1〜7は、設定情報を受信すると、その設定情報が示す第一インタフェースのクライアント信号が送受信できるように設定し、WDMインタフェース部42‐1〜16は、設定情報を受信すると、その設定情報が示す第二インタフェースのクライアント信号が送受信できるように設定する。また、光信号合波・分波部43は、設定情報を受信すると、その設定情報に基づいて、「10Gbit/s×3波と2.5Gbit/s×4波のクライアント信号の合波」と「10Gbit/s×2波、2.5Gbit/s×4波、1Gbit/s×10波のWDM信号の分波」とを行うように設定する(ステップS305)。
クライアントインタフェース部41‐1〜7、WDMインタフェース部42‐1〜16および光信号合波・分波部43のそれぞれは、設定が完了すると、設定完了通知をインタフェース統括部44に送信する。インタフェース統括部44は、それらの設定完了通知を全て受信すると、設定コマンドに対する応答情報として、設定OKを示す応答情報をコマンド送信端末3に返信するコマンド送信端末3に出力する。コマンド送信端末3は、応答情報を受け付けると、その応答情報を光伝送システムの管理者などに通知する(ステップS308)。以上の動作により光送受信装置4に対する設定が完了する。
その後、クライアントインタフェース部41‐1〜7は、クライアント信号送受信装置1から「10Gbit/s×3波と2.5Gbit/s×4波」のクライアント信号を受信し、それらのクライアント信号を光信号合波・分波部43に送信する。
光信号合波・分波部43は、各クライアント信号を受信し、各クライアント信号を合波して伝送レート「40Gbit/s」の光信号を生成し、その後、「10Gbit/s×2波、2.5Gbit/s×4波、1Gbit/s×10波のWDM信号」に分波してWDMインタフェース部42‐1〜16に送信する。
WDMインタフェース部42‐1〜16は、光信号合波・分波部43から受信したWDM信号送受信装置2に送信する。
以上説明したように、本実施形態によれば、インタフェース統括部44は、クライアント信号送受信装置1との間で送受信可能な光信号の第一インタフェースと、WDM信号送受信装置2との間で送受信可能な光信号の第二インタフェースとを示す設定コマンドを受け付ける。インタフェース統括部44は、クライアントインタフェース部41‐nに対して第一インタフェースのクライアント信号を送受信するように設定し、WDMインタフェース部42‐1〜mに対して第二インタフェースWDM信号を送受信するように設定する。
この場合、設定コマンドが示すインタフェースの信号を送受信することが可能になるので、光信号送受信装置に備わった光送受信モジュールを光信号のインタフェースにあわせて物理的に変更する必要がなくなる。このため、光ネットワークの変更に係るコストと時間とを軽減することが可能になる。
また、本実施形態では、設定コマンドは、各クライアント信号の第一伝送レートと、各第WDM信号の第二伝送レートとをさらに示す。また、インタフェース統括部44は、光信号合波・分波部43に対して、各受信クライアント光信号が設定コマンドにて示される第二伝送レートの各送信WDM信号に変換され、各受信WDM信号が設定コマンドにて示される第一伝送レートの各送信クライアント光信号に変換されるように設定する。
この場合、インタフェースの変更に伴い、光信号の伝送レートが変更されても、光信号の送受信が可能となる。
また、本実施形態では、設定コマンドは、クライアント信号の数である第一設定数と、WDM光信号の数である第二設定数とをさらに示す。インタフェース統括部44は、第一設定数がクライアントインタフェース部にて送受信可能な光信号の数である第一設定最大値以下であり、かつ、第二設定数がWDMインタフェース部にて送受信可能な光信号の数である第二設定最大値以下の場合、クライアントインタフェース部、WDMインタフェース部および光信号・合波分波部に対する設定を行う。
この場合、誤った設定が行われることを軽減することが可能になる。
また、本実施形態では、インタフェース統括部44は、第一伝送レートの合計値と第二伝送レートの合計値とが一致している場合、クライアントインタフェース部、WDMインタフェース部および光信号・合波分波部に対する設定を行う。
この場合、誤った設定が行われることを軽減することが可能になる。
以上説明した各実施形態において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
例えば、インタフェース統括部44は、コマンド送信端末3を介さずに光伝送システムの管理者などから直接設定コマンドを受け付けてもよい。この場合、インタフェース統括部44は、管理者に種々の情報を通知するための表示装置などの通知部をさらに備え、設定コマンドに対する応答情報を通知部を用いて管理者に通知してもよい。また、インタフェース統括部44は、コマンド送信端末3と無線にて接続されていてもよい。
1 クライアント信号送受信装置
2 WDM信号送受信装置
3 コマンド送信端末
4 光送受信装置
41 クライアントインタフェース部
42 WDMインタフェース部
43 光信号合波・分波部
44 インタフェース統括部

Claims (5)

  1. 第一光通信装置との間で第一光信号の送受信を行う第一通信部と、
    第二光通信装置との間で第二光信号の送受信を行う第二通信部と、
    前記第一通信部が受信した第一光信号である受信第一光信号を前記第二通信部から送信される第二光信号である送信第二光信号に変換し、前記第二通信部が受信した第二光信号である受信第二光信号を前記第一通信部から送信される第一光信号である送信第一光信号に変換する変換部と、
    前記第一光通信装置との間で送受信可能な光信号の第一インタフェースと前記第二光通信装置との間で送受信可能な光信号の第二インタフェースを示す設定コマンドを受け付け、前記第一通信部に対して前記第一インタフェースの第一光信号を送受信するような設定を行い、前記第二通信部に対して前記第二インタフェースの第二光信号を送受信するような設定を行う統括部と、を有する光信号送受信装置。
  2. 前記第一光信号および前記第二光信号のそれぞれは、複数あり、
    前記設定コマンドは、各第一光信号の第一伝送レートと各第二光信号の第二伝送レートとをさらに示し、
    前記統括部は、前記変換部に対して、各受信第一光信号が前記設定コマンドにて示される第二伝送レートの各送信第二光信号に変換され、各受信第二光信号が前記設定コマンドにて示される第一伝送レートの各送信第一光信号に変換されるような設定を行う、請求項1に記載の光信号送受信装置。
  3. 前記設定コマンドは、前記第一光信号の数である第一設定数と、前記第二光信号の数である第二設定数とをさらに示し、
    前記統括部は、前記第一設定数が前記第一通信部にて送受信可能な光信号の数である第一設定最大値以下であり、かつ、前記第二設定数が前記第二通信部にて送受信可能な光信号の数である第二設定最大値以下の場合、前記第一通信部、前記第二通信部および前記変換部に対する前記設定を行う、請求項2に記載の光信号送受信装置。
  4. 前記統括部は、前記第一伝送レートの合計値と前記第二伝送レートの合計値とが一致している場合、前記第一通信部、前記第二通信部および前記変換部に対する前記設定を行う、請求項2または3に記載の光信号送受信装置。
  5. 第一光通信装置との間で第一光信号の送受信を行う第一通信部と、第二光通信装置との間で第二光信号の送受信を行う第二通信部と、前記第一通信部が受信した第一光信号である受信第一光信号を前記第二通信部から送信される第二光信号である送信第二光信号に変換し、前記第二通信部が受信した第二光信号である受信第二光信号を前記第一通信部から送信される第一光信号である送信第一光信号に変換する変換部と、を有する光信号送受信装置によるインタフェース設定方法であって、
    前記第一光通信装置との間で送受信可能な光信号の第一インタフェースと前記第二光通信装置との間で送受信可能な光信号の第二インタフェースを示す設定コマンドを受け付け、
    前記第一通信部に対して前記第一インタフェースの第一光信号を送受信するような設定を行い、前記第二通信部に対して前記第二インタフェースの第二光信号を送受信するような設定を行う、インタフェース設定方法。
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JP2008113344A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光伝送システムおよび方法
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