JP2012028358A - 多極型抵抗器 - Google Patents

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洋子 生田目
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Abstract

【課題】配線交差の問題を解消しつつ、差動信号線の受端の終端抵抗として用いることを可能にする。
【解決手段】平板状の第1の絶縁体2と、第1の絶縁体2の上面2aに設けられた第1の導線部5と、第1の絶縁体2の側面2b、2cに配置され、第1の導線部5の両端に接続される第1の入力電極6a及び第1の出力電極6bと、第1の絶縁体2上に積層された平板状の第2の絶縁体3と、第2の絶縁体3の上面3aに設けられ、第1の導線部5と立体交差するように配置された第2の導線部7と、第2の絶縁体3の側面3b、3cに配置され、第2の導線部7の両端に接続される第2の入力電極9a及び第2の出力電極9bと、第2の絶縁体3に内設され、第1及び第2の導線部5、7に並列接続された抵抗素子13とを備えた多極型抵抗器1。
【選択図】図4

Description

本発明は、抵抗素子と複数の入出力端子(電極)とを搭載して1チップ化した多極型抵抗器に関し、特に、プリント基板上に差動信号線を配線するのに適した多極型抵抗器に関する。
1チップ化した多極型抵抗器の一例として、例えば、特許文献1には、方形状の第1の絶縁体上に所定間隔で配設された複数の第1の抵抗素子と、第1の抵抗素子に接続され、第1の絶縁体の縁部で下方に折り曲げられた複数の第1の電極とを有する第1の抵抗器と、第1の絶縁体と同一形状の第2の絶縁体上に所定間隔で配設された複数の第2の抵抗素子と、第2の抵抗素子に接続され、第2の絶縁体の縁部で下方に折り曲げられた複数の第2の電極とを有する第2の抵抗器とを備え、第1の抵抗素子と第2の抵抗素子とが互いに直交するように、第2の抵抗器の上に第1の抵抗器を積層した多極型抵抗器が記載されている。
また、特許文献2には、方形状の第1のセラミック基板の上面に所定の間隔を隔てて配設された一対の第1の電極と、これら一対の第1の電極の間に配設された第1の抵抗素子とを有する第1の抵抗器と、第1の絶縁体と同一形状の第2の絶縁体の上面に所定の間隔を隔てて配設された一対の第2の電極と、これら一対の第2の電極の間に配設された第2の抵抗素子とを有する第2の抵抗器とを備え、第1の抵抗器と第2の抵抗器の間にガラス板を介在させた状態で、第2の抵抗器の上に第1の抵抗器を積層した多極型抵抗器が記載されている。
特開2007−053135号公報 特開2007−150201号公報
ところで、プリント基板上に差動信号線を配線するにあたっては、差動信号を送信するドライバと、ドライバからの差動信号を受信するレシーバとの間に、長さの等しい一対の信号線を配線する必要がある。しかし、プリント基板のピン配置や回路配置の都合上、信号線の交差が避けられず、配線設計に苦慮する場合がある。このような配線交差を解消する場合、従来は、図7に示すように、プリント基板にビア26を形成して一方の差動信号線23の一部23aを下層に配置し、他方の差動信号線24との接触を避けるように配線していた。
尚、図7に記載の差動信号送受回路は、ドライバ21の端子21aから出力される信号Pが、レシーバ22の端子22bに入力され、ドライバ21の端子21bから出力される信号Nが、レシーバ22の端子22aに入力されるように構成される。また、レシーバ22側に接続される抵抗25は、差動信号線23、24の受端を終端して信号反射を防止するための終端抵抗である。
但し、図7に示す方法では、一方の差動信号線23の配線長が長くなり、他方の差動信号線24との間で配線長に違いが生じるため、等長化を目的とした蛇行配線27が差動信号線24側に必要となる。こうした蛇行配線27や上記のビア26は、インピーダンス不整合の要因になるため、可能な限り避けることが望ましい。そして、特許文献1、2に記載の多極型抵抗器は、信号線を送信するための線路が多極型抵抗器の内部で立体交差するため、これらをドライバ21とレシーバ22の間に配置することができれば、図7に示す方法に頼らずとも、配線交差の問題を解消することが可能になる。
しかし、特許文献1、2に記載の多極型抵抗器においては、第1及び第2の抵抗素子の各々が線路に対して直列に接続されるため、差動信号線の受端の終端抵抗として用いることができず、差動信号送受回路で使用できないという問題がある。
そこで、本発明は、上記従来の技術における問題点に鑑みてなされたものであって、配線交差の問題を解消しつつ、差動信号線の受端の終端抵抗として用いることができ、インピーダンス整合性を向上させることが可能な多極型抵抗器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、多極型抵抗器であって、平板状の第1の絶縁体と、該第1の絶縁体に配置された第1の導線部と、前記第1の絶縁体上に積層された平板状の第2の絶縁体と、前記第1の導線部と立体交差する状態で該第2の絶縁体に配置された第2の導線部と、前記第2の絶縁体に内設され、前記第1及び第2の導線部に並列接続された抵抗素子とを備えることを特徴とする。
そして、本発明によれば、第1の導線部と第2の導線部を内部で立体交差させつつ、それらの導線部の間に抵抗素子を並列に接続するため、配線交差の問題を解消すると同時に、受端の終端抵抗としての役割を果たすことができる。また、従来の差動信号送受回路のような蛇行配線やビアが不要となるため、インピーダンス整合性を向上させることが可能になる。
上記多極型抵抗器において、前記第2の絶縁体に穿設され、下端が前記第1の導線部の上面に接し、上端が前記第2の導線部の下面に接する孔を備え、前記抵抗素子を該孔の内側に配置することができる。
以上のように、本発明によれば、配線交差の問題を解消しつつ、差動信号線の受端の終端抵抗として用いることができ、インピーダンス整合性を向上させることが可能になる。
本発明にかかる多極型抵抗器の一実施の形態を示し、(a)は上面図、(b)は斜視図である。 図1の第1の絶縁体の上面図である。 図1の第2の絶縁体の上面図である。 図1の多極型抵抗器の断面図であって、(a)は、図1(a)のA−A線断面図、(a)は、図1(b)のB−B線断面図である。 図1の多極型抵抗器の等価回路図である。 本発明にかかる多極型抵抗器を配置した差動信号送受回路の一例を示す図である。 従来の差動信号送受回路の一例を示す図である。
次に、発明を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1〜図4は、本発明にかかる多極型抵抗器の一実施の形態を示し、この多極型抵抗器1は、第1の絶縁体2と、第1の絶縁体2上に積層された第2の絶縁体3とを備える。これら第1及び第2の絶縁体2、3は、上面視方形の平板状を有し、例えば、セラミック等の絶縁物によって形成される。
尚、説明の便宜上、以下においては、図1(a)に示すように、多極型抵抗器1を基準に前後を定めつつ(図1(b)の多極型抵抗器1の正面1aを「前」とする)、左右は、紙面を基準に定めるものとする。
図2及び図4に示すように、第1の絶縁体2の上面2aには、左右方向に延びる直線状の溝4が形成され、この溝4の内側に、導体によって形成された第1の導線部5が配置される。第1の絶縁体2の左側面2bには、第1の導線部5の左端に接続された第1の入力電極6aが付設され、第1の絶縁体2の右側面2cには、第1の導線部5の右端に接続された第1の出力電極6bが付設される。
図3に示すように、第2の絶縁体3の上面3aには、前後方向に延び、第1の絶縁体2の第1の導線部5との間で立体交差を構成する第2の導線部7が配置される。この第2の導線部7は、第1の導線部5と同様、導体によって形成される。また、図1及び図4に示すように、第2の絶縁体3の上面3aには、第2の導線部7を被うように絶縁性の保護膜8が被設される。
図1及び図3に示すように、第2の絶縁体3の前面3bには、第2の導線部7の前端に接続された第2の入力電極9aが付設され、第2の絶縁体3の背面3cには、第2の導線部7の後端に接続された第2の出力電極9bが付設される。
さらに、第2の絶縁体3の内部には、図4(a)、(b)に示すように、鉛直方向に延びる貫通孔10が穿設される。この貫通孔10は、図3に示すように、第1の導線部5と第2の導線部7との交差部に設けられ、下端が第1の導線部5の上面に接し、上端が第2の導線部7の下面に接する。
そして、図4(a)、(b)に示すように、貫通孔10の内側には、第1の導線部5に接続される第1の接続部11と、第2の導線部7に接続される第2の接続部12と、第1及び第2の接続部11、12の間に設けられる抵抗素子13とが配置される。尚、第1及び第2の接続部11、12は、いずれも、第1及び第2の導線部5、7と同様の材料によって形成され、抵抗素子13を第1及び第2の導線部5、7と導通させるために設けられる。
図5は、上記構成を有する多極型抵抗器1の等価回路図である。同図に示すように、本実施の形態にかかる多極型抵抗器1では、第1の導線部5と第2の導線部7との間に抵抗素子13が並列に接続される。
図6は、プリント基板上の差動信号送受回路への多極型抵抗器1の配置例を示す図である。同図において、ドライバ21の端子21aから出力される信号Pは、レシーバ22の端子22bに入力され、ドライバ21の端子21bから出力される信号Nは、レシーバ22の端子22aに入力される。そして、レシーバ22の入力の近傍に多極型抵抗器1が配置され、多極型抵抗器1の入力電極6a、9a及び出力電極6b、9bに差動信号線23、24が接続される。
前述のように、多極型抵抗器1では、2本の信号線(第1の導線部5と第2の導線部7)を内部で立体交差させつつ、それらの信号線の間に抵抗素子13を並列に接続するため、図6の配置例のように使用することで、配線交差の問題を解消すると同時に、受端の終端抵抗としての役割を果たすことができる。
このため、図7に示す従来の差動信号送受回路のような蛇行配線27やビア26が不要となり、インピーダンス整合性を向上させることが可能になる。さらに、蛇行配線27やビア26が不要になることから、これらを配置するためのスペースをプリント基板上に確保する必要がなくなり、その分、他の回路や信号線を配置することができ、部品実装面積を拡大することが可能になる。
尚、上記実施の形態においては、第1及び第2の絶縁体2、3からなる二段構成としたが、これに限定されるものではなく、三段以上の構成としてもよい。
また、上記実施の形態においては、第1及び第2の絶縁体2、3を上面視方形としたが、必ずしも方形である必要はなく、例えば、六角形や円等の他の形状を採ることもできる。
さらに、上記実施の形態においては、第1の導線部5と第2の導線部7を直交させるが、これらの導線部は、立体交差(段違いで交差)していれば足りるため、斜交させるようにしてもよい。
また、上記実施の形態においては、貫通孔10を鉛直方向に直線状に延在するように形成したが、貫通孔10の両端が第1及び第2の導線部5、7に接すれば足りるため、斜めや階段状に延在するように設けてもよい。
さらに、上記実施の形態においては、第2の導線部7を第2の絶縁体3の上面3aに配置するが、第2の絶縁体3の内部に配置してもよい。
1 多極型抵抗器
1a 正面
2 第1の絶縁体
3 第2の絶縁体
4 溝
5 第1の導線部
6a 第1の入力電極
6b 第1の出力電極
7 第2の導線部
8 保護膜
9a 第2の入力電極
9b 第2の出力電極
10 貫通孔
11 第1の接続部
12 第2の接続部
13 抵抗素子
21 ドライバ
21a、21b 端子
22 レシーバ
22a、22b 端子
23、24 差動信号線

Claims (2)

  1. 平板状の第1の絶縁体と、
    該第1の絶縁体に配置された第1の導線部と、
    前記第1の絶縁体上に積層された平板状の第2の絶縁体と、
    前記第1の導線部と立体交差する状態で該第2の絶縁体に配置された第2の導線部と、
    前記第2の絶縁体に内設され、前記第1及び第2の導線部に並列接続された抵抗素子とを備えることを特徴とする多極型抵抗器。
  2. 前記第2の絶縁体に穿設され、下端が前記第1の導線部の上面に接し、上端が前記第2の導線部の下面に接する孔を備え、
    前記抵抗素子は、該孔の内側に配置されることを特徴とする請求項1に記載の多極型抵抗器。
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