JP2012028207A - 電池冷却構造 - Google Patents

電池冷却構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2012028207A
JP2012028207A JP2010166877A JP2010166877A JP2012028207A JP 2012028207 A JP2012028207 A JP 2012028207A JP 2010166877 A JP2010166877 A JP 2010166877A JP 2010166877 A JP2010166877 A JP 2010166877A JP 2012028207 A JP2012028207 A JP 2012028207A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
battery module
flow
cooling air
battery modules
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010166877A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5435803B2 (ja
Inventor
Katsumi Tsuchiya
克己 槌谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tigers Polymer Corp
Original Assignee
Tigers Polymer Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tigers Polymer Corp filed Critical Tigers Polymer Corp
Priority to JP2010166877A priority Critical patent/JP5435803B2/ja
Publication of JP2012028207A publication Critical patent/JP2012028207A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5435803B2 publication Critical patent/JP5435803B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Secondary Cells (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Abstract

【課題】 組電池を均一な温度に冷却する。
【解決手段】 複数本の円柱状の電池モジュールが複数列の格子状に配列されてなる組電池を冷却風により冷却する電池冷却構造において、最上流列の電池モジュールよりも上流に流れ制御板を設け、流れ制御板には冷却風が流れる貫通穴が設けられると共に、
流れ制御板からは、互いに隣接する最上流列の電池モジュールの間の空間に達するような複数の仕切板が立設されて、最上流列のそれぞれの電池モジュールにおいて、電池モジュールの一方の側と仕切板との間を通過する空気流の流速が、当該電池モジュールの他方の側と仕切板との間を通過する空気流の流速よりも大きくなるようにされている。
かかる構成によれば、冷却風流れが格子状配置の電池モジュール周りに蛇行して流れるようにできて、特に中段以降の電池モジュールの冷却性が改善されて、組電池の電池温度を均一化できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電池(特に組電池)の冷却構造に関する。特に電池を冷却風によって冷却する空冷式の電池冷却構造に関する。
電気自動車やハイブリッド自動車などには、動力源として二次電池を集合させた組電池が用いられている。充電や放電の過程において、電池が過熱したり電池間の温度差が大きくなったりすると、電池の性能が低下したり、電池が損傷することが起こるため、通常、これら組電池を電池ケースに収納して、冷却風を電池ケース内に送り込んで組電池を冷却することが行われる。
冷却にあたっては、組電池を構成する複数の電池の温度を極力均一化し、かつ、効率的に電池を冷却することが必要であり、そのために、さまざまな電池冷却構造が提案されるに至っている。
例えば、特許文献1には、電池ケースの冷却風導入口側に、複数の導風板を設けて、導風板の間を通過した冷却風が、電池モジュールの間に向かうようにした冷却構造が開示されている。また、特許文献2には、対向する壁の間に電池モジュールを配置し、電池モジュールの間の位置に対向壁を突出した部分を設け、この突出部の高さを風下側で高くした電池冷却構造が開示されている。
特開2004−71394号公報 特開2007−66771号公報
電池冷却構造においては、電池モジュールが上流側から下流側に向けて複数列をなして配列されることが多いが、この場合、冷却風が上流側の電池モジュールを冷却することで温まってしまい、下流側の電池モジュールの冷却が不十分となって、電池温度の均一化が不十分となりやすい。
上記文献に開示された従来の技術もまた、こうした電池温度均一化の課題を解決することを意図する発明とも位置づけられるが、本発明は、他の技術的手段により課題解決を図るものである。
即ち、本発明の目的は、組電池を構成する電池モジュールの温度がより均一になるように冷却できるような電池冷却構造を提供することにある。
本発明の発明者が電池温度の均一化が不十分となる原因を調査したところ、電池モジュールが複数列の格子状に配置されていると、図12に示すように、上流側電池モジュールを冷却した冷却風をうまくコントロールできず、中流および下流側の電池モジュールの周辺では冷却風が素通りしてしまい、それら電池モジュール周辺に流れがよどんだ領域が生じやすいことを発見した。そしてこのよどみ領域の存在が、中流および下流側の電池モジュールの冷却性を悪化させる要因となっていることを突きとめた。
さらに、本発明の発明者は、鋭意検討の結果、電池ケース内部に特定の構造の流れ制御板を設けると、驚くべきことに、格子状に配列された電池モジュールの間を流れる冷却風の流れを蛇行させることができ、冷却風の蛇行によって、電池モジュール周りの流れのよどみ領域の発生を効果的に予防でき、組電池を構成する電池の温度をより均一化できることを知見し、本発明を完成させた。
本発明は、複数本の円柱状の電池モジュールが複数列の格子状に配列されてなる組電池を電池ケース内に収蔵し、電池ケースに設けられた冷却風導入口から電池ケース内に冷却風を導入し、電池モジュールを冷却風により冷却し、電池ケースに設けられた冷却風導出口から電池ケース外に冷却風を排出する電池冷却構造であって、電池ケース内部には、最上流列の電池モジュールよりも上流となる領域に、電池ケース内部を下流側と上流側に区画するような流れ制御板が設けられており、流れ制御板には流れ上流側と下流側とを互いに連通する貫通穴が設けられると共に、流れ制御板からは、互いに隣接する最上流列の電池モジュールの間の空間に達するような複数の仕切板がそれぞれの電池モジュールの間の空間に対して立設されて、最上流列のそれぞれの電池モジュールにおいては、電池モジュールの一方の側と仕切板との間を通過する空気流の流速が、当該電池モジュールの他方の側と仕切板との間を通過する空気流の流速よりも大きくなるようにされたことを特徴とする電池冷却構造である。
本発明においては、電池モジュールの一方の側の空気流の流速と他方の側の空気流の流速との大小関係が、最上流列の電池モジュールの全てにおいて揃えられることが好ましい(第2発明)。
さらに、本発明においては、流れ制御板に設けられる貫通穴が、電池モジュールの一方の側と他方の側のいずれかに偏在して設けられることが好ましい(第3発明)。また、本発明においては、電池モジュールの一方の側と他方の側において、電池モジュールと仕切板の間隔が異なるものとされることが好ましい(第4発明)。
本発明によれば、仕切板を有する特定の流れ制御板を用いて、電池モジュールの一方の側と仕切板との間を通過する空気流の流速が、当該電池モジュールの他方の側と仕切板との間を通過する空気流の流速よりも大きくなるようにされているので、流速の大きい側の冷却風流れが最上流電池モジュールに巻きつくように流れるようになり、その結果、格子状に配列された電池モジュールの間を流れる冷却風の流れを蛇行した流れとすることができる。そして、中流、あるいは下流側に配置される電池モジュールの周囲に冷却風がよどむ領域が現れることが抑制され、それら電池モジュールを効果的に冷却でき、組電池を構成する電池の温度を、より効果的に均一化できるという効果が得られる。
また、本発明において、第2発明のように、電池モジュールの一方の側の空気流の流速と他方の側の空気流の流速との大小関係が、最上流列の電池モジュールの全てにおいて揃えられるようにした場合には、格子状に配列された電池モジュールの間を蛇行して流れる冷却風流れが、より規則的に現れやすくなって、組電池を構成する電池の温度を、さらに効果的に均一化できるという効果が得られる。
さらに、本発明において、第3発明のように、流れ制御板に設けられる貫通穴が、電池モジュールの一方の側と他方の側のいずれかに偏在して設けられるようにした場合には、最上流の電池モジュールの両側部の冷却風流速の差を効果的に生み出すことができて、より確実に上記効果を発揮することができる。
さらに、本発明において、第4発明のように、電池モジュールの一方の側と他方の側において、電池モジュールと仕切板の間隔が異なるものとされるようにした場合には、最上流の電池モジュールの両側部の冷却風流速の差を効果的に生み出すことができて、より確実に上記効果を発揮することができる。
本発明の実施形態の電池冷却構造を示す断面図である。 本発明の実施形態における流れ制御板付近を拡大して示す断面図である。 本発明における電池モジュール周りの流れを示す模式図である。 本発明の実施形態における冷却風流れのシミュレーション結果を示す図である。 従来の電池冷却構造での冷却風流れのシミュレーション結果を示す図である。 電池モジュールの表面温度のシミュレーション結果のグラフである。 本発明の第2実施形態における流れ制御板付近を拡大して示す断面図である。 本発明のさらに他の実施形態における流れ制御板付近を拡大して示す断面図である。 第2実施形態における冷却風流れのシミュレーション結果を示す図である。 本発明の第5実施形態における流れ制御板付近を拡大して示す断面図である。 本発明の第6実施形態における流れ制御板付近を拡大して示す断面図である。 従来の電池冷却構造を示す断面図である。
以下図面に基づいて、本発明の電池冷却構造の実施形態について、ハイブリッド自動車用の組電池を収容する電池ケースを例にして説明する。図1は本発明の電池冷却構造の実施形態の冷却風の流れ方向に沿った断面図である。また、図2は本実施形態の電池冷却構造の流れ制御板付近を拡大して示す断面図である。
箱状の電池ケース1の内部空間には、棒状の電池モジュール2,2が所定の間隔で平行に配置されている。電池モジュール2,2は直列あるいは並列に電気的に接続されて組電池を構成する。本実施形態においては、電池モジュールを構成する電池はニッケル水素バッテリーであり、電池を直列に接続した電池モジュール2は円柱状の棒状の形状となっている。本発明においては特に円柱状の電池モジュールが好ましく使用される。
図1では、図の紙面奥行き方向に電池モジュール2、2が延在するように配置されており、21本の電池モジュール(もしくはダミーモジュール)が3列×7本の格子状に配置されている。各電池モジュール2,2は、電池ケース1の内面や隣接する電池モジュールとの間に所定の間隔(隙間)を有し、その隙間に冷却風が流れるように、スペーサや支持部材によって、箱状の電池ケース内部に収容、支持されている。本実施形態においては、電池モジュール付近で全体として図の上側から下側に向かって冷却風が流れるようにされており、その意味で、格子状に配列された3列の電池モジュールを、以下、上流側(あるいは上段)電池モジュール、中流(あるいは中段)電池モジュール、下流側(あるいは下段)電池モジュールと呼ぶことがある。
電池ケース1は金属や合成樹脂により成形された中空の箱状の部材であり、電池ケース1には冷却風導入口11と冷却風導出口12が設けられて、電池ケース1の内部空間が冷却風通路となる。そして電池ケース1は、冷却風導入口11や冷却風導出口12がダクトや送風ファンなどの周辺部材と接続されて一連の冷却風通路となって、組電池の冷却に使用される。
本実施形態では、冷却風導出口12の下流側に送風ファン(図示せず)が設けられて、図の左上の冷却風導入口11の上流側に接続される冷却風ダクト(図示せず)から、冷却風が電池ケース1の内部に流れ込み、電池モジュール2,2と電池ケース1との間の隙間を通りながら電池を冷却して、冷却風導出口12から図の右下側へと暖められた冷却風が流れ出ていく。
本発明においては、電池ケース1の内部に、電池ケースの内部空間を冷却風導入口側と冷却風導出口側とに仕切り、冷却風の流れをさえぎるように、流れ制御板13が設けられている。そして、流れ制御板13は、最上流側(上段)の電池モジュール2よりも上流側となる位置に、即ち全ての電池モジュール(組電池)よりも上流側となる位置に、電池ケース1に対して一体に取り付けられている。
流れ制御板13は、図2にその詳細な断面形状を示すように、略平板状の制御板本体131に、複数の貫通穴(開口穴)132、132が、電池モジュールの長さ方向に沿って(図2では紙面奥行き方向に)設けられるとともに、電池モジュールの長さ方向に沿う複数の仕切板133が制御板本体131から立設されて構成されている。
流れ制御板13によって上流側と下流側に分け隔てられた電池ケース1の内部空間は、これら貫通穴132,132を介して上流側と下流側が連通するようにされており、下流側に設けられた組電池(電池モジュール2、2)は、これら貫通穴から吹き出る冷却風により冷却される。
本実施形態における流れ制御板13の構造をより詳細に説明する。制御板本体131に設けられる貫通穴132,132は、それぞれの貫通穴が、電池モジュールの長さ方向に延在するような長穴もしくはスリット状となるように形成されている。これら貫通穴は、それぞれの電池モジュールの全長にわたって設けられる。そして、本実施形態においては、上段の電池モジュールのそれぞれに対して、第1の貫通穴132aが電池モジュールの直上部に、第2の貫通穴132bが第1貫通穴よりも下流側(図の右側)にオフセットした位置に設けられる。即ち、貫通穴は、全体として、電池モジュールに対して上流側あるいは下流側に偏在して設けられている(本実施形態では、下流側に偏在している)。なお、本実施形態においては、流れ制御板13の上流側領域では冷却風は図の左側から右側へと流れるため、流れ制御板に設けられる貫通穴の位置については、左側を上流側、右側を下流側と表現している。
さらに、本実施形態においては、全ての上段電池モジュールに対して、貫通穴132,132がそれぞれの電池モジュールに対し下流側(図2で右側)に偏在するように設けられている。
制御板本体131に立設される仕切板133,133について詳細に説明する。仕切板133,133は、制御板本体131から、上段の電池モジュール2,2の間の空間に向かって、電池モジュールの長さ方向に沿うようなリブ状に立設されている。仕切板133,133は、上段の電池モジュールの間の空間のそれぞれに対して、上段の電池モジュールの間の空間Cに達する程度の長さに設けられる。ここで、空間Cとは、上段の互いに隣接する電池モジュールの間の空間のことであり、図2にその領域点線で囲って示す。本実施形態においては、仕切板133,133は、上段の電池モジュールの間の全てに対して設けられると共に、仕切板133,133は、上段の電池モジュールの中心を結ぶ線m付近まで達するような長さに設けられている。そして、本実施形態においては、仕切板と電池モジュールとの間隔が等しくなるように(すなわち、d1=d2となるように)、仕切板が設けられている。
仕切板133の先端部と上段の電池モジュールの中心を結ぶ線mとの関係は、仕切板133先端と線mとの間の距離d3が、電池モジュールの半径をrとして、d3<r、より好ましくは、d3<0.5*r、さらに好ましくは、d3<0.2*rとなるようにすると良い。ここで、仕切板133の先端部が上段の電池モジュールの中心を結ぶ線mと一致するようにしたり、仕切板133の先端部が上段の電池モジュールの中心を結ぶ線mよりも長く(即ち下流側(図下側)に延在して)設けられることもまた好ましい実施の形態であり、この場合の突き出し量も、前記d3と同様の数値範囲とすることが好ましい。
本実施形態における電池モジュールの配列や流れ制御板13の主要な具体的寸法は以下のとおりである。電池モジュール2,2は3列x7本の格子状に配列され、電池モジュール2の直径は32mmであり、電池モジュールの中心間の左右の間隔は41mmとなるように配置されている。
流れ制御板13は、最上流(上段)の電池モジュール表面から上流側に3mm隔てた位置に制御板本体131が位置するように設けられている。流れ制御板の制御板本体131に設けられる貫通穴132、132の幅(図2で左右方向)は4mmで設けられている。そして、仕切板133は、厚さ2mmで立設されて、最上段電池モジュールの中心を結ぶ線mに対し8mm隔たった位置まで延在している。また、電池モジュールと仕切板の間隔は約4mmとされている。
上記電池冷却構造を構成する電池ケースの製造方法は、公知の製造方法により行うことができ、例えば、電池ケース1は開口状の箱と蓋に分けたケース部材を合成樹脂(例えばポリプロピレン樹脂)の射出成形により形成することができる。流れ制御板13も合成樹脂(例えばポリプロピレン樹脂)の射出成形により形成することができ、可能であれば、電池ケース1のケース部材と一体成形してもよい。もちろん、流れ制御板13を金属板や合成樹脂の射出成形などによりケースとは別体に作成して、電池ケース組み立て時に所定位置に取り付けるようにしてもよい。
電池ケース1内の所定位置に電池モジュールを並べて、電池モジュール間の配線を確立し、流れ制御板を組み込んだ状態で電池ケースの蓋を閉じて、上記実施形態の組電池が収蔵された電池ケースおよび電池冷却構造が完成される。
本発明の電池冷却構造による作用と効果を説明する。
本発明の電池冷却構造においては、流れ制御板13に設けられた貫通穴132,132と立設された仕切板133,133と円柱状の電池モジュール2,2の相互作用によって、流れ制御板13よりも下流の流れが、格子状に配置された電池モジュールの間を蛇行するような流れとなるようにできる。
上記実施形態に基づいて説明すると、図3において、図の左上から流れ込んでくる冷却風は、貫通穴132,132を通過して、電池モジュール2,2が収容された空間に流れ込む。ここで、流れ制御板13には、仕切板133,133が上段の電池モジュール間の空間に達するように設けられているため、貫通穴132,132を通過した冷却風は、電池モジュール2と仕切板133,133との間の隙間から下流側へと流れていくことになる。
そして、本実施形態においては、上述したように、上段電池モジュールの中心に対して貫通穴が全体として下流側(図2や図3の右側)に偏在するように設けられているため、電池モジュール2と仕切板133,133との間の隙間から下流側へと流れていく冷却風の流れは、貫通穴が偏在する側(電池モジュールに対し図の右側)において、反対側(貫通穴が少ない側:図の左側)よりも、勢いよく流れるものとなる。すなわち、上段の電池モジュールの一方の側(図で右側)と仕切板との間を通過する冷却風の流速Vaが、その電池モジュールの他方の側(図で左側)と仕切板との間を通過する冷却風の流速Vbよりも大きくなるように、冷却風が流れる。
本発明では、このように上段の電池モジュールの両側部を流れる冷却風の流速に差がつく(即ちVa>Vbとなる)ことにより、以下に説明するような電池モジュール周りを蛇行する冷却風流れが実現される。
冷却風流れが蛇行するメカニズムは、以下に説明するように、コアンダ効果の影響が支配的であろうと推察される。即ち、気流を物体表面に沿って流すと、気流が物体の表面形状に沿って曲がろうとする、いわゆるコアンダ効果が生ずる。この効果は上段電池モジュールの側部を通過する気流においても生ずる効果である。ここで、上段の電池モジュール2uの両側部を流れる冷却風の流速に差があると、コアンダ効果は流速の高い側に顕著に現れる。その結果、それぞれの電池モジュールの両側部を通過した冷却風流れは、流速の高い側の冷却風(図中の電池モジュール右側のVaで示される流れ)が、上段電池モジュール2u周りに巻きつくように流れるようになる。
そして、上段電池モジュール2u周りに巻きつくように流れた冷却風は、中段の電池モジュール2mの上側表面に沿って吹付けられるようになり、今度は、中段の電池モジュール2m周りに巻きつくように流れるようになる。
このようにして、本発明によれば、円柱状の電池モジュールの周りに生ずるコアンダ効果を利用して、上段電池モジュールや中段電池モジュールの周辺に、冷却風が蛇行して流れる流れ場が実現されることになる。
また、本実施形態においては、それぞれの電池モジュールにおける両側部の流速の大小関係が、最上流列の電池モジュールの全てにおいて揃えられている。すなわち、いずれの最上流電池モジュールでも、電池モジュールの右側の流速が左側の流速よりも大きくなるようにされている。そのため、格子状に配置される電池モジュールの周りで、流速の高い部分と流速の低い部分とが交互に規則的に並ぶようになって、上記した蛇行する流れが規則的かつより明確に現れやすくなる。
この流れ場の様子を、数値流体シミュレーションにより求めた流速分布図として、図4に示す。図4は、図1に示した第1実施形態の電池冷却構造で行った数値シミュレーションの結果の、図1に破線で囲って示した領域の速度分布である。図中、色の濃い部分が流速の高い領域を、色の薄い部分が流速の低い領域を示している
シミュレーション結果に示すように、上段の電池モジュールと仕切り板の間から吹き出す冷却風は、貫通穴が偏在する側の流速が高くなっている。そして、流速が高い側の冷却風流れが、上段電池モジュールに巻きつくように流れて、上段電池モジュールと中段電池モジュールの間を流れ、さらに、中段電池モジュールに巻きつくように流れて、中段電池モジュールと下段電池モジュールの間を流れて、全体として、冷却風流れが、格子状に配置された電池モジュールの間を蛇行するような流れとなった様子が観察される。
一方、電池モジュールに対し貫通穴が対称に配置されるとともに仕切板も存在しない従来の冷却風制御板を用いた比較例の数値シミュレーションを行うと、図5に示すような解が得られた。図5の比較例の解析結果においては、上段の電池モジュールの間を流れた冷却風流れは、大部分がそのまま中段の電池モジュールの間に流れ込みながらその勢いを失ってしまい、上段電池モジュールと中段電池モジュールの間や、中段電池モジュールと下段電池モジュールの間に、流速が低いよどみ領域が存在しやすいことがわかる。
以上説明したように、本発明によれば、上段電池モジュールや、それに後続する電池モジュールの周りに、格子状に配置された電池モジュールの間を蛇行するような冷却風流れを生じさせることができる。すると、図5の比較例の解析結果に見られたような、電池モジュール間のよどみ領域にも冷却風が効果的に導かれるようになって、特に中段あるいはより下流の段の電池モジュールの周りに冷却風流れを導いて、これら電池モジュールを効率的に冷却できるようになる。
従って、本発明によれば、中段以下の電池モジュール周りの冷却風流れを効果的に改善して、組電池を構成する電池モジュール間の温度差を少なくして、電池温度を効果的に均一化することができる。
電池温度の均一化の効果の確認を行うために、上記数値流体シミュレーションにおいて、さらに、各電池モジュールに所定の発熱量を設定して、各電池モジュールの冷却温度シミュレーションを実施した。冷却温度シミュレーションにおいては、最上流の電池モジュールと中流および最下流の電池モジュールの表面温度を評価し、同じ冷却風風量・諸元(流れ制御板を除くケース形状、電池直径・配置、発熱量など)で、冷却風制御板13の仕様差で比較した。電池表面温度の評価は、図1に示す電池モジュールのそれぞれに上段の電池モジュールには上1、上2、上3、上4、・・・上7(番号は左側から順に)、中段の電池モジュールには中1、中2、中3、中4、・・・中7(番号は左側から順に)、下段の電池モジュールには下1、下2、下3、下4、・・・下7(番号は左側から順に)という識別番号を付け、それぞれの電池モジュールの表面における電池表面温度の平均を計算した。
冷却温度シミュレーションの結果を図6のグラフに示す。図6では横軸がそれぞれ識別された電池モジュールを示しており、縦軸には表面温度を示し、縦軸のスケールは1目盛りが1℃である。シミュレーションの結果によれば、上記図5に示した比較例の結果においては、全体で3℃強の温度差が生じていたところ、上記図4に示した実施例の結果においては、特に中段の電池モジュールの温度が効果的に下がって、電池モジュール全体での温度差が2℃強まで低減できている。即ち、電池モジュールの表面温度が、本発明実施形態のシミュレーション結果では、効果的に均一化されていることが確認できた。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、種々の改変をして実施することができる。以下に本発明の他の実施形態について説明するが、以下の説明においては、上記実施形態と異なる部分を中心に説明し、同様である部分についてはその説明を省略する。
まず、流れ制御板に設けられる貫通穴の変更例を説明する。流れ制御板に設けられる貫通穴は、電池モジュールの両側部で流速に差が生ずるようなものであれば特に限定されないが、上記実施形態で説明したように、貫通穴が電池モジュールの中心に対して偏在するようにされていると、効果的に電池モジュールの両側部での流速差を生じさせることができて好ましい。貫通穴を偏在させる具体的手段は、貫通穴の大きさ、位置、数などの手段で調整して偏在させることができる。
例えば、図7に示すように、電池モジュールの一方の側部側にのみ貫通穴が存在するようにすることもできる(第2実施形態)。本実施形態においては、流れ制御板33には第1実施例と同じくリブ状の仕切板333が設けられると共に、貫通穴332が、仕切板立設部近傍で電池モジュールの下流側(図の右側)となる位置にのみ設けられている。
本実施形態においても、それぞれの上段電池モジュールの両側部と仕切板333との間を流れる空気の流れが、一方の側(図中右側)での流速Vaが他方の側(図中左側)での流速Vbよりも大きくなるようにできて、第1実施形態と同じく、格子状に配置された電池モジュールの間を蛇行して流れるような冷却風流れを実現して、電池モジュール温度の均一化を図ることができる。
また、第2実施形態においては、仕切板333が、上段電池モジュールの中心を結ぶ線mまで延在するようにされている。このようにされていると、あるいは線mを越えて延在するようにされていると、上段電池モジュールの間を流れる冷却風流れにおいて、それぞれの電池モジュール側部を通過する流れが仕切られたより個別の流れとなるため、流速の差が現れやすくなって、冷却風流れの蛇行化や電池温度の均一化により効果的である。
第2実施形態の数値流体シミュレーションの結果を、図9に示す。本実施形態においても、上段電池モジュールの一方の側部の流速が他方に比べて高くなって、冷却風が格子状に配置された電池モジュールの間を蛇行するように流れる様子が確認できる。
図8には、流れ制御板に設けられる貫通穴を偏在させる他の構成の例を示す。図8には上段電池モジュールのみ示している。貫通穴は、図8(a)に示すように、電池モジュールの一方の側(図中右側)に多く、他方の側(図中左側)に少なくなるように設けてもよい。本実施形態では、一方の側に2列の貫通穴を、他方の側に1列の貫通穴を設けている。
あるいは、図8(b)に示すように、貫通穴の大小により、貫通穴を偏在させるようにしても良い。即ち、図8(b)の実施形態においては、電池モジュールの一方の側(図中右側)の貫通穴が大きく(幅が広く)、他方の側(図中左側)の貫通穴が小さく(幅が狭く)なるようにされている。
これら実施形態においても、貫通穴が偏在する側(貫通穴が大きい側・数が多い側)において、電池モジュール側部と仕切板の間を流れる冷却風の流速が、他方の側における流速よりも高くなるようになって、第1実施形態や第2実施形態と同様に、冷却風流れが電池モジュールの間を蛇行して、電池温度の均一化が図れる。
また、貫通穴の詳細な形態は、例えば、図8(a)の実施形態に示したように、貫通穴の上流側端縁に面取りが施されたような形態であっても良い。あるいは、図8(a)に示したようなC面取りのかわりに端縁部にRをかけたような形態であっても良い。
本発明において、上段の電池モジュールの両側部の流速に差をつける手段としては、仕切板と電池モジュールの間の間隔を調整する手段を採用することもできる。図10に示す本発明第5実施形態では、流れ制御板43には、仕切板433が上段電池モジュールの間まで立設されており、流れ制御板43には、連通穴432,432が設けられている。本実施形態においては、連通穴432,432は電池モジュールに対しほぼ対称な位置と大きさに設けられているが、仕切板433は、隣接する電池モジュールの中間から一方の電池モジュールの側にオフセットした位置に設けられており、その結果、電池モジュールと仕切板との間隔(図中d1とd2)が、それぞれの電池モジュールの両側部で異なるように(本実施形態では、d1<d2となるように)されている。
このように、電池モジュールと仕切板との間隔が、それぞれの電池モジュールの両側部で異なるようにされていると、電池モジュールの上側から下側に流れる冷却風の流れが仕切板との間で絞られるようになるため、間隔の狭い(d1)側の流速Vaが間隔の広い(d2)側の流速Vbよりも大きくなる。その結果、本実施形態においても、第1実施形態や第2実施形態と同様に、流速の大きい側(Va側)の流れが、上段電池モジュールや中段電池モジュールに巻きつくように流れるようになって、冷却風の流れが格子状に配置された電池モジュールの間で蛇行するようになり、電池温度の均一化が図れるようになる。
また、上述した一連の実施形態においては、電池モジュールの両側部で生ずる流速の大小関係(例えば、第1実施形態でいえば、図2の電池モジュールの右側の流速Vaが左側の流速Vbよりも大きいという関係)が、最上流列の全ての電池モジュールでそろえられることが好ましいことを説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、流速の大小関係が最上流の電池モジュールの全てで揃っていなくても良い。
そのような実施形態の例を図11に示す(第6実施形態)。本実施形態においては、それぞれの電池モジュールの両側部を通過する冷却風流れに差が生じるように流れ制御板53や、貫通穴532,532、仕切板533,533、および電池モジュール2,2が構成・配置されると共に、それぞれの電池モジュールの両側部で生ずる流速の大小関係が、互いに隣接する電池モジュールの間で互いに逆になるように、すなわち、流速の大小関係が交互に切り替わるようにされている。
本実施形態においても、上段電池モジュールの両側部の流速の差により、冷却風の蛇行が促されて、電池温度の均一化を図ることができる。
また、上記実施形態の説明においては、中空箱状の電池ケース1に組電池が収蔵される形態について説明したが、電池ケースの実施形態は、ケース専用に成形された中空箱状のものに限定されるものではなく、電池ケースは、パネル部材やブロック部材などの複数の部材を組み合わせて構成されるものであってもよい。例えば、車体のフロアパネル上に組電池を配置して、組電池を取り囲むように、断熱パネルや電極パネルを設けて、フロアパネルや断熱パネル、電極パネルの間を冷却風通路とした電池ケースを構成するようにすることもできる。このように、本発明における電池ケースには、専用の構成部材で構成された電池ケースのほか、組電池の周辺に配置される部材を利用・兼用して構成される電池ケースを含む。
組電池を構成する電池の種類には、一次電池、二次電池(リチウムイオンバッテリー、ニッケル水素電池、ニッケルカドミウム電池など)、二重電気キャパシタなどが例示できる。電池モジュールは、上記実施形態においては、棒状で特に円柱状のものについて説明したが、完全な円柱状に限定さるものではなく、コアンダ効果により流れの偏向効果が生じうる形状であれば、楕円形状やおむすび形状のような円柱状であってもよい。
また、組電池の電池モジュールが配列される形態は、上記実施形態においては電池モジュール周りの流れの上流から下流にかけて3段の格子状に電池モジュールが配置される例について説明したが、電池モジュールの配列は3段に限定されるものではなく、流れ方向に沿って2段もしくは4段以上の段数にわたるものであっても良い。本発明によれば、特に最上段と最下段の間の中間の段の電池モジュールの冷却効率を効果的に高めることができる。
また、本発明の電池冷却構造には、上記構成に加え、例えば、組電池の下流側の流れ制御板といった、他の流れ制御部材や構造を併用することもできる。
組電池が使用される目的・用途も、自動車用に限定されるものではなく、例えば、風力発電装置や太陽電池発電装置などにおいて発電電力を平準化する目的で二次電池が使用される用途など、広い用途に使用される組電池の冷却に本発明は活用できる。
本発明は、電気自動車やハイブリッド自動車、発電装置などに使用される大容量組電池の冷却に使用することができ、それら組電池を構成する電池を均一に冷却して、電池の性能を効果的に発揮させることができ、産業上の利用価値が高い。
1 電池ケース
11 冷却風導入口
12 冷却風導出口
13 流れ制御板
131 制御板本体
132 貫通穴
133 仕切板
2 電池モジュール
33 流れ制御板
332 貫通穴
333 仕切板

Claims (4)

  1. 複数本の円柱状の電池モジュールが複数列の格子状に配列されてなる組電池を電池ケース内に収蔵し、
    電池ケースに設けられた冷却風導入口から電池ケース内に冷却風を導入し、電池モジュールを冷却風により冷却し、電池ケースに設けられた冷却風導出口から電池ケース外に冷却風を排出する電池冷却構造であって、
    電池ケース内部には、最上流列の電池モジュールよりも上流となる領域に、電池ケース内部を下流側と上流側に区画するような流れ制御板が設けられており、
    流れ制御板には流れ上流側と下流側とを互いに連通する貫通穴が設けられると共に、
    流れ制御板からは、互いに隣接する最上流列の電池モジュールの間の空間に達するような複数の仕切板がそれぞれの電池モジュールの間の空間に対して立設されて、
    最上流列のそれぞれの電池モジュールにおいては、電池モジュールの一方の側と仕切板との間を通過する空気流の流速が、当該電池モジュールの他方の側と仕切板との間を通過する空気流の流速よりも大きくなるようにされたことを特徴とする電池冷却構造。
  2. 電池モジュールの一方の側の空気流の流速と他方の側の空気流の流速との大小関係が、最上流列の電池モジュールの全てにおいて揃えられたことを特徴とする請求項1に記載の電池冷却構造。
  3. 流れ制御板に設けられる貫通穴が、電池モジュールの一方の側と他方の側のいずれかに偏在して設けられたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電池冷却構造。
  4. 電池モジュールの一方の側と他方の側において、電池モジュールと仕切板の間隔を異ならせたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電池冷却構造。
JP2010166877A 2010-07-26 2010-07-26 電池冷却構造 Expired - Fee Related JP5435803B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010166877A JP5435803B2 (ja) 2010-07-26 2010-07-26 電池冷却構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010166877A JP5435803B2 (ja) 2010-07-26 2010-07-26 電池冷却構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012028207A true JP2012028207A (ja) 2012-02-09
JP5435803B2 JP5435803B2 (ja) 2014-03-05

Family

ID=45780895

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010166877A Expired - Fee Related JP5435803B2 (ja) 2010-07-26 2010-07-26 電池冷却構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5435803B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102745091A (zh) * 2012-07-11 2012-10-24 潍柴动力股份有限公司 一种新能源汽车用动力电池箱装置及其控制方法
JP2013016467A (ja) * 2011-06-08 2013-01-24 Lithium Energy Japan:Kk 電池パック
CN103123997A (zh) * 2012-12-17 2013-05-29 上海恒动汽车电池有限公司 一种长条状电池模块风道散热结构
JP2013134821A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Tigers Polymer Corp 電池冷却構造
JP2013134816A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Tigers Polymer Corp 電池冷却構造
JP2013134827A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Tigers Polymer Corp 電池冷却構造
JP2015037044A (ja) * 2013-08-13 2015-02-23 三菱重工業株式会社 蓄電装置
WO2016005131A1 (de) 2014-07-11 2016-01-14 Robert Bosch Gmbh Gehäuse zur aufnahme einer vielzahl von batteriezellen mit einer im gehäuse integrierten kühlungsvorrichtung
CN109478701A (zh) * 2016-07-29 2019-03-15 株式会社东芝 电池装置和电池系统

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111799409A (zh) * 2020-06-02 2020-10-20 珠海格力电器股份有限公司 一种电池包和电池系统

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013016467A (ja) * 2011-06-08 2013-01-24 Lithium Energy Japan:Kk 電池パック
JP2013134821A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Tigers Polymer Corp 電池冷却構造
JP2013134816A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Tigers Polymer Corp 電池冷却構造
JP2013134827A (ja) * 2011-12-26 2013-07-08 Tigers Polymer Corp 電池冷却構造
CN102745091A (zh) * 2012-07-11 2012-10-24 潍柴动力股份有限公司 一种新能源汽车用动力电池箱装置及其控制方法
CN103123997A (zh) * 2012-12-17 2013-05-29 上海恒动汽车电池有限公司 一种长条状电池模块风道散热结构
JP2015037044A (ja) * 2013-08-13 2015-02-23 三菱重工業株式会社 蓄電装置
WO2016005131A1 (de) 2014-07-11 2016-01-14 Robert Bosch Gmbh Gehäuse zur aufnahme einer vielzahl von batteriezellen mit einer im gehäuse integrierten kühlungsvorrichtung
DE102014221684A1 (de) 2014-07-11 2016-01-14 Robert Bosch Gmbh Gehäuse zur Aufnahme einer Vielzahl von Batteriezellen mit einer im Gehäuse integrierten Kühlungsvorrichtung
CN106471643A (zh) * 2014-07-11 2017-03-01 罗伯特·博世有限公司 用于容纳多个带有集成在壳中的冷却装置的电池组电池的壳
US10873115B2 (en) 2014-07-11 2020-12-22 Robert Bosch Gmbh Housing for accommodation of a plurality of battery cells having a cooling device integrated in the housing
CN109478701A (zh) * 2016-07-29 2019-03-15 株式会社东芝 电池装置和电池系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP5435803B2 (ja) 2014-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5435803B2 (ja) 電池冷却構造
KR100987565B1 (ko) 차량용의 전원 장치
JP5606936B2 (ja) 電池冷却構造
KR102004389B1 (ko) 축전 장치
JP4485187B2 (ja) バッテリケース
KR101936962B1 (ko) 차량의 배터리 냉각 시스템
US20170187083A1 (en) Housing for accommodation of a plurality of battery cells having a cooling device integrated in the housing
JP5409635B2 (ja) 高容量バッテリーシステムの均等送風冷却構造
JPH11329518A (ja) 電池装置
JP5293973B2 (ja) 車両用バッテリ冷却構造
JP2006196471A (ja) 電池電源の冷却装置
WO2015190302A1 (ja) 電池盤
JPH10270095A (ja) 電池電源の冷却装置
JP2010186681A (ja) 組電池
JP2010009991A (ja) 車両用の組電池
JP5461341B2 (ja) 電池冷却構造
JP2016122543A (ja) 電池冷却装置
JP2016157813A (ja) 発熱体の冷却構造
JP2007073205A (ja) 組電池
JP6213440B2 (ja) 蓄電モジュール
JP5766596B2 (ja) 電池冷却構造
JP5744714B2 (ja) 電池冷却構造
JP6129683B2 (ja) 蓄電装置
JPWO2018159009A1 (ja) 蓄電装置および電力貯蔵システム
JP5762942B2 (ja) 電池冷却構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5435803

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees