JP2012026940A - 呼気アルコール測定器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 測定結果の信頼性を従来より向上することができる呼気アルコール測定器を提供する。
【解決手段】 呼気アルコール測定器310のCPUは、ブロアポンプ50によって本体20内に導入された呼気中のアルコール濃度をアルコールセンサ30によって検知する間接測定と、利用者に吹き込まれることによって本体20内に導入された呼気中のアルコール濃度をアルコールセンサ30によって検知する直接測定とを制御し、本体20は、呼気入口20aを介して本体20内に導入された呼気が間接測定時に本体20外に排出される間接測定用呼気出口20bと、呼気入口20aを介して本体20内に導入された呼気が直接測定時に本体20外に排出される直接測定用呼気出口20cとが別々に形成されており、呼気アルコール測定器310は、呼気入口20aから間接測定用呼気出口20bまでの流路を直接測定時に閉塞する圧力弁360を備えていることを特徴とする。
【選択図】 図

Description

本発明は、外部から吸引した呼気中のアルコール濃度の測定である間接測定を実行することができる呼気アルコール測定器に関する。
間接測定を実行することができる従来の呼気アルコール測定器として、呼気中のアルコール濃度を検知するアルコールセンサと、一方側から気体を吸引して他方側に排出することによって気体を連続して吸引する吸引ポンプとを備えており、吸引ポンプで呼気を吸引することによってアルコールセンサに呼気を取り込む車載用の呼気成分検出装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平7−113774号公報
しかしながら、従来の呼気アルコール測定器においては、吸引ポンプが気体を連続して吸引するものであるので、吸引ポンプによってアルコールセンサに一定量の呼気を取り込むことが困難である。そして、アルコールセンサは、取り込まれる呼気の量が一定でなければ、アルコール濃度の検知の度に測定結果がばらつく。したがって、従来の呼気アルコール測定器においては、測定結果の信頼性が低いという問題がある。
そこで、本発明は、測定結果の信頼性を従来より向上することができる呼気アルコール測定器を提供することを目的とする。
本発明の呼気アルコール測定器は、呼気中のアルコール濃度の測定を行う呼気アルコール測定器であって、呼気が導入される呼気入口が形成された本体と、前記呼気入口を介して前記本体内に導入された呼気中のアルコール濃度を検知するアルコールセンサと、一方側から気体を吸引して他方側に排出することによって前記本体外から前記呼気入口を介して気体を連続して吸引する連続吸引部と、前記アルコールセンサに一定量の気体を取り込むために一定量の気体を吸引する定量吸引部と、前記測定を制御する制御手段とを備えており、前記制御手段は、前記呼気入口を介して前記本体内に呼気を前記連続吸引部によって導入し、前記本体内に導入した呼気のうちの一定量を前記定量吸引部によって前記アルコールセンサに取り込み、前記アルコールセンサに取り込んだ一定量の呼気中のアルコール濃度を前記アルコールセンサによって検知する前記測定である間接測定を制御することを特徴とする。
この構成により、本発明の呼気アルコール測定器は、呼気入口を介して本体内に大量の気体を連続吸引部によって導入することができるので、呼気を確実に本体内に導入することができる。そして、本発明の呼気アルコール測定器は、連続吸引部によって本体内に導入した呼気のうち、一定量の呼気を定量吸引部によってアルコールセンサに取り込むので、測定結果の信頼性を従来より向上することができる。
また、本発明の呼気アルコール測定器の前記制御手段は、利用者に吹き込まれることによって前記本体内に導入された呼気のうちの一定量を前記定量吸引部によって前記アルコールセンサに取り込み、前記アルコールセンサに取り込んだ一定量の呼気中のアルコール濃度を前記アルコールセンサによって検知する前記測定である直接測定を制御し、前記本体は、前記呼気入口を介して前記本体内に導入された呼気が前記間接測定時に前記本体外に排出される間接測定用呼気出口と、前記呼気入口を介して前記本体内に導入された呼気が前記直接測定時に前記本体外に排出される直接測定用呼気出口とが別々に形成されており、前記呼気アルコール測定器は、前記呼気入口から前記間接測定用呼気出口までの流路を前記直接測定時に閉塞する直接測定時流路閉塞部を備えていても良い。
この構成により、本発明の呼気アルコール測定器は、呼気入口から間接測定用呼気出口までの流路を直接測定時流路閉塞部が直接測定時に閉塞するので、直接測定時に利用者によって呼気入口を介して本体内に吹き込まれた呼気が間接測定用呼気出口を介して本体外に排出されることを防止することができる。したがって、本発明の呼気アルコール測定器は、直接測定時に利用者によって呼気入口を介して本体内に吹き込まれた呼気を定量吸引部によって効率的にアルコールセンサに取り込むことができる。
また、本発明の呼気アルコール測定器の前記直接測定時流路閉塞部は、前記連続吸引部が動作することによって生じる気体の圧力によって前記間接測定時に開く圧力弁であっても良い。
この構成により、本発明の呼気アルコール測定器は、直接測定時流路閉塞部を電気的に制御する必要がないので、簡単な構成で直接測定時流路閉塞部を実現することができる。
また、本発明の呼気アルコール測定器の前記制御手段は、利用者に吹き込まれることによって前記本体内に導入された呼気のうちの一定量を前記定量吸引部によって前記アルコールセンサに取り込み、前記アルコールセンサに取り込んだ一定量の呼気中のアルコール濃度を前記アルコールセンサによって検知する前記測定である直接測定を制御し、前記本体は、前記呼気入口を介して前記本体内に導入された呼気が前記間接測定時に前記本体外に排出される間接測定用呼気出口と、前記呼気入口を介して前記本体内に導入された呼気が前記直接測定時に前記本体外に排出される直接測定用呼気出口とが別々に形成されており、前記呼気アルコール測定器は、前記呼気入口から前記直接測定用呼気出口までの流路を前記間接測定時に閉塞する間接測定時流路閉塞部を備えていても良い。
この構成により、本発明の呼気アルコール測定器は、呼気入口から直接測定用呼気出口までの流路を間接測定時流路閉塞部が間接測定時に閉塞するので、間接測定時に連続吸引部によって直接測定用呼気出口を介して本体内に気体を導入することを防止することができる。したがって、本発明の呼気アルコール測定器は、間接測定時に呼気入口のみを介して本体内に気体を導入することができる。
本発明の呼気アルコール測定器は、測定結果の信頼性を従来より向上することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る呼気アルコール測定器の構成図である。 図1に示す呼気アルコール測定器のブロック図である。 間接測定を行うときの図1に示す呼気アルコール測定器の動作のフローチャートである。 直接測定を行うときの図1に示す呼気アルコール測定器の動作のフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態に係る呼気アルコール測定器の構成図である。 本発明の第3の実施の形態に係る呼気アルコール測定器の構成図である。 図6に示す呼気アルコール測定器のブロック図である。 本発明の第4の実施の形態に係る呼気アルコール測定器の構成図である。 本発明の第5の実施の形態に係る呼気アルコール測定器の構成図である。 図9に示す呼気アルコール測定器のブロック図である。 間接測定を行うときの図9に示す呼気アルコール測定器の動作のフローチャートである。 直接測定を行うときの図9に示す呼気アルコール測定器の動作のフローチャートである。 本発明の第6の実施の形態に係る呼気アルコール測定器の構成図である。 図13に示す呼気アルコール測定器のブロック図である。 間接測定を行うときの図13に示す呼気アルコール測定器の動作のフローチャートである。 直接測定を行うときの図13に示す呼気アルコール測定器の動作のフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
(第1の実施の形態)
まず、本実施の形態に係る呼気アルコール測定器の構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係る呼気アルコール測定器10の構成図である。
図1に示すように、呼気アルコール測定器10は、呼気が導入される呼気入口20aが形成された本体20と、呼気入口20aから本体20内に導入された呼気中のアルコール濃度を検知するアルコールセンサ30と、アルコールセンサ30に一定量の気体を取り込むために一定量の気体を吸引する本発明の定量吸引部としての吸引ポンプ40と、一方側から気体を吸引して他方側に排出することによって気体を連続して吸引する本発明の連続吸引部としてのブロアポンプ50とを備えており、利用者の手に本体20が持たれて使用されるハンディータイプの測定器である。
呼気アルコール測定器10は、外部から吸引した呼気中のアルコール濃度の測定である間接測定と、利用者によって吹き込まれた呼気中のアルコール濃度の測定である直接測定とを実行することができる測定器である。ここで、直接測定は、間接測定と比較して測定結果の信頼性が高いが、マウスピースを利用者毎に交換したり、測定時に利用者がマウスピースを咥えなければならないなど、間接測定と比較して利用者の負担が大きい。一方、間接測定は、利用者の口に呼気アルコール測定器10が近付けられることによって、利用者の意思とは関係なく測定を行うことができるので、利用者の不正を抑えることができる。したがって、間接測定は、例えば、直接測定を実行するか否かを判断するための簡易的な測定として大きな役割を果たしている。
本体20は、呼気入口20aを介して本体20内に導入された呼気が間接測定時に本体20外に排出される間接測定用呼気出口20bと、呼気入口20aを介して本体20内に導入された呼気が直接測定時に本体20外に排出される直接測定用呼気出口20cと、呼気入口20aから直接測定用呼気出口20cまでの流路21と、流路21からアルコールセンサ30側に呼気が導入されるセンサ導入口21aと、センサ導入口21aに繋がっている流路22と、流路22から位置22aでアルコールセンサ30側に分岐した流路23と、流路22から位置22aでブロアポンプ50側に分岐した流路24と、間接測定用呼気出口20bおよびブロアポンプ50を繋いでいる流路25と、アルコールセンサ30および吸引ポンプ40を繋いでいる流路26とが形成されている。
アルコールセンサ30としては、アルコールを燃料として電気を発生させ、発生させた電気の電圧によって気体中のアルコール濃度を検知する燃料電池センサや、金属酸化物に吸着させた酸素と、気体中のアルコールとの反応によって変化する電気抵抗によって気体中のアルコール濃度を検知する半導体センサなど、様々な方式のアルコールセンサが採用されることが可能である。
吸引ポンプ40は、流路26に繋がっているシリンダ41と、シリンダ41内を移動することによってシリンダ41内の容積を変更するプランジャ42と、電力の供給の有無によってプランジャ42を移動させるソレノイド43とを備えているシリンダ方式の吸引ポンプである。吸引ポンプ40は、ソレノイド43に電力が供給されることによって、プランジャ42がソレノイド43によって移動させられてシリンダ41内の容積を最大容量まで一定量増加させ、シリンダ41内の容積の増加によって流路26側から一定量の気体を吸引するものである。また、吸引ポンプ40は、ソレノイド43に電力が供給されなくなることによって、プランジャ42がソレノイド43によって移動させられてシリンダ41内の容積を最小容量まで一定量減少させ、シリンダ41内の容積の減少によって流路26側に一定量の気体を排出するものである。
図2は、呼気アルコール測定器10のブロック図である。
図2に示すように、呼気アルコール測定器10は、呼気アルコール測定器10全体を制御する本発明の制御手段としてのCPU(Central Processing Unit)61と、プログラムおよび各種のデータを予め記憶しているROM(Read Only Memory)62と、CPU61の作業領域として用いられるRAM(Random Access Memory)63と、アルコール濃度の測定結果を記憶するEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などの不揮発メモリ64と、利用者によって操作される操作部65と、種々の情報を表示する表示部66と、気体の圧力を検知する圧力センサ67と、アルコールセンサ30の出力を増幅するアンプ68とを備えている。CPU61は、ROM62に記憶されているプログラムを実行する演算処理装置である。RAM63は、CPU61によってプログラムが実行されるときにプログラムや各種のデータを一時的に記憶するようになっている。
操作部65は、間接測定を開始するためのスイッチである間接測定スイッチと、直接測定を開始するためのスイッチである直接測定スイッチとを含んでいる。
圧力センサ67は、呼気入口20aから本体20内に吹き込まれた呼気の圧力を検知するために、流路21上に配置されている。
次に、呼気アルコール測定器10の動作について説明する。
図3は、間接測定を行うときの呼気アルコール測定器10の動作のフローチャートである。
利用者は、操作部65の間接測定スイッチを押すことによって、呼気アルコール測定器10に間接測定を指示することができる。呼気アルコール測定器10のCPU61は、間接測定スイッチが押されると、図3に示す処理を開始する。
図3に示すように、CPU61は、ブロアポンプ50による気体の吸引を開始する(S71)。ブロアポンプ50が気体の吸引を開始すると、本体20外の気体が呼気入口20aから本体20内に吸引される。つまり、ブロアポンプ50は、利用者の呼気を本体20内に導入する。
次いで、CPU61は、呼気入口20aから本体20内に導入された呼気中のアルコール濃度を測定する(S72)。具体的には、CPU61は、吸引ポンプ40に一定量の気体を吸引させながら、アルコールセンサ30に気体中のアルコール濃度を検知させることによって、呼気入口20aから本体20内に導入された呼気中のアルコール濃度を測定する。吸引ポンプ40が一定量の気体を吸引すると、流路26で吸引ポンプ40と繋がっているアルコールセンサ30には、流路21からセンサ導入口21aを介して流路22、23に導入された呼気が一定量取り込まれる。
最後に、CPU61は、ブロアポンプ50による気体の吸引を終了して(S73)、図3に示す処理を終了する。
なお、呼気アルコール測定器10は、直接測定時に使用される図示していないマウスピースが間接測定時にも呼気入口20aに装着されることによって、間接測定時に呼気を採取する範囲を絞ることができる。
図4は、直接測定を行うときの呼気アルコール測定器10の動作のフローチャートである。
利用者は、操作部65の直接測定スイッチを押すことによって、呼気アルコール測定器10に直接測定を指示することができる。呼気アルコール測定器10のCPU61は、直接測定スイッチが押されると、図4に示す処理を開始する。
図4に示すように、CPU61は、呼気入口20aから本体20内に呼気が吹き込まれたと判断するまで、呼気入口20aから本体20内に呼気が吹き込まれたか否かを判断する(S81)。ここで、呼気入口20aに装着された図示していないマウスピースを介して利用者が呼気入口20aから本体20内に呼気を吹き込むと、圧力センサ67は、利用者によって呼気入口20aから本体20内に吹き込まれた呼気の圧力を検知する。したがって、CPU61は、圧力センサ67によって検知された気体の圧力が所定の圧力以上になったとき、呼気入口20aから本体20内に呼気が吹き込まれたと判断する。
なお、呼気アルコール測定器10は、本実施の形態において、呼気入口20aから本体20内に呼気が吹き込まれたか否かを圧力センサ67によって検知された気体の圧力に基づいて判断するようになっているが、気体の圧力以外の条件に基づいて判断するようになっていても良い。例えば、呼気アルコール測定器10は、本体20内の気体中の炭酸ガス濃度や、本体20内の気体の温度に基づいて、呼気入口20aから本体20内に呼気が吹き込まれたか否かを判断するようになっていても良い。
そして、CPU61は、呼気入口20aから本体20内に呼気が吹き込まれたとS81において判断すると、呼気入口20aから本体20内に導入された呼気中のアルコール濃度を測定して(S82)、図4に示す処理を終了する。具体的には、CPU61は、吸引ポンプ40に一定量の気体を吸引させながら、アルコールセンサ30に気体中のアルコール濃度を検知させることによって、呼気入口20aから本体20内に導入された呼気中のアルコール濃度を測定する。吸引ポンプ40が一定量の気体を吸引すると、流路26で吸引ポンプ40と繋がっているアルコールセンサ30には、流路21からセンサ導入口21aを介して流路22、23に導入された呼気が一定量取り込まれる。
以上に説明したように、呼気アルコール測定器10は、呼気入口20aを介して本体20内に大量の気体をブロアポンプ50によって導入することができるので、呼気を確実に本体20内に導入することができる。そして、呼気アルコール測定器10は、ブロアポンプ50によって本体20内に導入した呼気のうち、一定量の呼気を吸引ポンプ40によってアルコールセンサ30に取り込むので、測定結果の信頼性を従来より向上することができる。
(第2の実施の形態)
本実施の形態に係る呼気アルコール測定器の構成について説明する。なお、本実施の形態に係る呼気アルコール測定器の構成のうち、第1の実施の形態に係る呼気アルコール測定器10(図1参照。)の構成と同様な構成については、呼気アルコール測定器10の構成と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図5は、本実施の形態に係る呼気アルコール測定器110の構成図である。
図5に示すように、呼気アルコール測定器110の構成は、呼気が導入される呼気入口120aが形成された本体120を呼気アルコール測定器10が本体20(図1参照。)に代えて備えた構成と同様である。
本体120は、呼気入口120aを介して本体120内に導入された呼気が本体120外に排出される呼気出口120bと、呼気入口120aから呼気出口120bまでの流路121と、流路121からアルコールセンサ30側に呼気が導入されるセンサ導入口121aと、流路121からブロアポンプ50側に呼気が導入されるブロアポンプ導入口121bと、ブロアポンプ50から流路121側に呼気が排出されるブロアポンプ排出口121cと、センサ導入口121aおよびアルコールセンサ30を繋いでいる流路122と、アルコールセンサ30および吸引ポンプ40を繋いでいる流路123と、ブロアポンプ導入口121bおよびブロアポンプ50を繋いでいる流路124と、ブロアポンプ50およびブロアポンプ排出口121cを繋いでいる流路125とが形成されている。
なお、圧力センサ67(図2参照。)は、呼気入口120aから本体120内に吹き込まれた呼気の圧力を検知するために、流路121上に配置されている。
呼気アルコール測定器110は、第1の実施の形態に係る呼気アルコール測定器10と同様に動作し、呼気アルコール測定器10と同様の効果を得ることができる。
(第3の実施の形態)
まず、本実施の形態に係る呼気アルコール測定器の構成について説明する。なお、本実施の形態に係る呼気アルコール測定器の構成のうち、第1の実施の形態に係る呼気アルコール測定器10(図1および図2参照。)の構成と同様な構成については、呼気アルコール測定器10の構成と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図6は、本実施の形態に係る呼気アルコール測定器210の構成図である。図7は、呼気アルコール測定器210のブロック図である。
図6および図7に示すように、呼気アルコール測定器210の構成は、呼気アルコール測定器10が本体20(図1参照。)に代えて本体220を備えており、更に呼気アルコール測定器10が圧力センサ67(図2参照。)を備えていない構成と同様である。
本体220の構成は、本体20が直接測定用呼気出口20c(図1参照。)を備えていない構成と同様である。
次に、呼気アルコール測定器210の動作について説明する。
呼気アルコール測定器210は、呼気アルコール測定器10と同様に図3に示す間接測定を行うことができる。しかしながら、呼気アルコール測定器210は、呼気アルコール測定器10とは異なり図4に示す直接測定を行うことができない。
以上に説明したように、呼気アルコール測定器210は、呼気入口20aを介して本体220内に大量の気体をブロアポンプ50によって導入することができるので、呼気を確実に本体220内に導入することができる。そして、呼気アルコール測定器210は、ブロアポンプ50によって本体220内に導入した呼気のうち、一定量の呼気を吸引ポンプ40によってアルコールセンサ30に取り込むので、測定結果の信頼性を従来より向上することができる。
(第4の実施の形態)
本実施の形態に係る呼気アルコール測定器の構成について説明する。なお、本実施の形態に係る呼気アルコール測定器の構成のうち、第1の実施の形態に係る呼気アルコール測定器10(図1参照。)の構成と同様な構成については、呼気アルコール測定器10の構成と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図8は、本実施の形態に係る呼気アルコール測定器310の構成図である。
図8に示すように、呼気アルコール測定器310の構成は、呼気入口20aから間接測定用呼気出口20bまでの流路を直接測定時に閉塞する本発明の直接測定時流路閉塞部としての圧力弁360を呼気アルコール測定器10が備えた構成と同様である。
圧力弁360は、間接測定時にブロアポンプ50が動作することによって生じる気体の圧力によって開くが、直接測定時に利用者によって呼気が吹き込まれることによって生じる気体の圧力では開かない弁である。すなわち、圧力弁360が開くための圧力は、利用者によって呼気が吹き込まれることによって生じる圧力のような低い圧力を超える圧力であって、ブロアポンプ50が動作することによって生じる圧力のような高い圧力以下の圧力であるように設定されている。
次に、呼気アルコール測定器310の動作について説明する。
呼気アルコール測定器310は、呼気アルコール測定器10と同様に図3に示す間接測定を行うことができる。ここで、ブロアポンプ50が動作することによって生じる気体の圧力によって圧力弁360が開くので、ブロアポンプ50によって排出される呼気は、圧力弁360を介して間接測定用呼気出口20bから本体20の外部に排出される。
呼気アルコール測定器310は、呼気アルコール測定器10と同様に図4に示す直接測定を行うことができる。ここで、利用者によって呼気が吹き込まれることによって生じる気体の圧力では圧力弁360が開かないので、利用者によって呼気入口20aから本体20内に吹き込まれた呼気は、圧力弁360によって閉塞されている間接測定用呼気出口20bから本体20の外部に排出されることはなく、直接測定用呼気出口20cから本体20の外部に排出される。
以上に説明したように、呼気アルコール測定器310は、呼気入口20aを介して本体20内に大量の気体をブロアポンプ50によって導入することができるので、呼気を確実に本体20内に導入することができる。そして、呼気アルコール測定器310は、ブロアポンプ50によって本体20内に導入した呼気のうち、一定量の呼気を吸引ポンプ40によってアルコールセンサ30に取り込むので、測定結果の信頼性を従来より向上することができる。
また、呼気アルコール測定器310は、呼気入口20aから間接測定用呼気出口20bまでの流路を圧力弁360が直接測定時に閉塞するので、直接測定時に利用者によって呼気入口20aを介して本体20内に吹き込まれた呼気が間接測定用呼気出口20bを介して本体20外に排出されることを防止することができる。したがって、呼気アルコール測定器310は、直接測定時に利用者によって呼気入口20aを介して本体20内に吹き込まれた呼気を吸引ポンプ40によって効率的にアルコールセンサ30に取り込むことができる。
また、呼気アルコール測定器310は、呼気入口20aから間接測定用呼気出口20bまでの流路を圧力弁360が直接測定時に閉塞するので、直接測定時にブロアポンプ50側の流路24から吸引ポンプ40が気体を吸引することを防止することができる。したがって、呼気アルコール測定器310は、直接測定時に利用者によって呼気入口20aを介して本体20内に吹き込まれた呼気を吸引ポンプ40によって効率的にアルコールセンサ30に取り込むことができる。
また、呼気アルコール測定器310は、本発明の直接測定時流路閉塞部が圧力弁360であり、直接測定時流路閉塞部を電気的に制御する必要がないので、簡単な構成で直接測定時流路閉塞部を実現することができる。
なお、圧力弁360は、本実施の形態において、流路25上、すなわちブロアポンプ50の下流に配置されているが、流路24上、すなわちブロアポンプ50の上流に配置されていても良い。
また、本発明の直接測定時流路閉塞部は、本実施の形態において圧力弁360であるが、呼気入口20aから間接測定用呼気出口20bまでの流路を直接測定時に閉塞することができれば、圧力弁以外の構成であっても良い。
(第5の実施の形態)
まず、本実施の形態に係る呼気アルコール測定器の構成について説明する。なお、本実施の形態に係る呼気アルコール測定器の構成のうち、第1の実施の形態に係る呼気アルコール測定器10(図1および図2参照。)の構成と同様な構成については、呼気アルコール測定器10の構成と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図9は、本実施の形態に係る呼気アルコール測定器410の構成図である。図10は、呼気アルコール測定器410のブロック図である。
図9および図10に示すように、呼気アルコール測定器410の構成は、間接測定用呼気出口20bを閉塞する閉塞部材461と、閉塞部材461を電動で開閉する電動開閉装置462とを呼気アルコール測定器10が備えた構成と同様である。閉塞部材461および電動開閉装置462は、呼気入口20aから間接測定用呼気出口20bまでの流路を直接測定時に閉塞するようになっており、本発明の直接測定時流路閉塞部を構成している。
次に、呼気アルコール測定器410の動作について説明する。
図11は、間接測定を行うときの呼気アルコール測定器410の動作のフローチャートである。
利用者は、操作部65の間接測定スイッチを押すことによって、呼気アルコール測定器410に間接測定を指示することができる。呼気アルコール測定器410のCPU61は、間接測定スイッチが押されると、図11に示す処理を開始する。
図11に示すように、CPU61は、閉塞部材461を電動開閉装置462によって開き(S471)、図3に示すS71〜S73と同様なS472〜S474を実行した後、図11に示す処理を終了する。
図12は、直接測定を行うときの呼気アルコール測定器410の動作のフローチャートである。
利用者は、操作部65の直接測定スイッチを押すことによって、呼気アルコール測定器410に直接測定を指示することができる。呼気アルコール測定器410のCPU61は、直接測定スイッチが押されると、図12に示す処理を開始する。
図12に示すように、CPU61は、閉塞部材461を電動開閉装置462によって閉じ(S481)、図4に示すS81、S82と同様なS482、S483を実行した後、図12に示す処理を終了する。
以上に説明したように、呼気アルコール測定器410は、呼気入口20aを介して本体20内に大量の気体をブロアポンプ50によって導入することができるので、呼気を確実に本体20内に導入することができる。そして、呼気アルコール測定器410は、ブロアポンプ50によって本体20内に導入した呼気のうち、一定量の呼気を吸引ポンプ40によってアルコールセンサ30に取り込むので、測定結果の信頼性を従来より向上することができる。
また、呼気アルコール測定器410は、呼気入口20aから間接測定用呼気出口20bまでの流路を閉塞部材461および電動開閉装置462が直接測定時に閉塞するので、直接測定時に利用者によって呼気入口20aを介して本体20内に吹き込まれた呼気が間接測定用呼気出口20bを介して本体20外に排出されることを防止することができる。したがって、呼気アルコール測定器310は、直接測定時に利用者によって呼気入口20aを介して本体20内に吹き込まれた呼気を吸引ポンプ40によって効率的にアルコールセンサ30に取り込むことができる。
また、呼気アルコール測定器410は、呼気入口20aから間接測定用呼気出口20bまでの流路を閉塞部材461および電動開閉装置462が直接測定時に閉塞するので、直接測定時にブロアポンプ50側の流路24から吸引ポンプ40が気体を吸引することを防止することができる。したがって、呼気アルコール測定器410は、直接測定時に利用者によって呼気入口20aを介して本体20内に吹き込まれた呼気を吸引ポンプ40によって効率的にアルコールセンサ30に取り込むことができる。
なお、閉塞部材461は、本実施の形態において、間接測定用呼気出口20bを覆う位置に配置されているが、流路25上、すなわちブロアポンプ50の下流に配置されていても良いし、流路24上、すなわちブロアポンプ50の上流に配置されていても良い。
また、本発明の直接測定時流路閉塞部は、本実施の形態において閉塞部材461および電動開閉装置462であるが、呼気入口20aから間接測定用呼気出口20bまでの流路を直接測定時に閉塞することができれば、これら以外の構成であっても良い。
(第6の実施の形態)
まず、本実施の形態に係る呼気アルコール測定器の構成について説明する。なお、本実施の形態に係る呼気アルコール測定器の構成のうち、第1の実施の形態に係る呼気アルコール測定器10(図1および図2参照。)の構成と同様な構成については、呼気アルコール測定器10の構成と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図13は、本実施の形態に係る呼気アルコール測定器510の構成図である。図14は、呼気アルコール測定器510のブロック図である。
図13および図14に示すように、呼気アルコール測定器510の構成は、直接測定用呼気出口20cを閉塞する閉塞部材561と、閉塞部材561を電動で開閉する電動開閉装置562とを呼気アルコール測定器10が備えた構成と同様である。閉塞部材561および電動開閉装置562は、呼気入口20aから直接測定用呼気出口20cまでの流路を間接測定時に閉塞するようになっており、本発明の間接測定時流路閉塞部を構成している。
次に、呼気アルコール測定器510の動作について説明する。
図15は、間接測定を行うときの呼気アルコール測定器510の動作のフローチャートである。
利用者は、操作部65の間接測定スイッチを押すことによって、呼気アルコール測定器510に間接測定を指示することができる。呼気アルコール測定器510のCPU61は、間接測定スイッチが押されると、図15に示す処理を開始する。
図15に示すように、CPU61は、閉塞部材561を電動開閉装置562によって閉じ(S571)、図3に示すS71〜S73と同様なS572〜S574を実行した後、図15に示す処理を終了する。
図16は、直接測定を行うときの呼気アルコール測定器510の動作のフローチャートである。
利用者は、操作部65の直接測定スイッチを押すことによって、呼気アルコール測定器510に直接測定を指示することができる。呼気アルコール測定器510のCPU61は、直接測定スイッチが押されると、図16に示す処理を開始する。
図16に示すように、CPU61は、閉塞部材561を電動開閉装置562によって開き(S581)、図4に示すS81、S82と同様なS582、S583を実行した後、図16に示す処理を終了する。
以上に説明したように、呼気アルコール測定器510は、呼気入口20aを介して本体20内に大量の気体をブロアポンプ50によって導入することができるので、呼気を確実に本体20内に導入することができる。そして、呼気アルコール測定器510は、ブロアポンプ50によって本体20内に導入した呼気のうち、一定量の呼気を吸引ポンプ40によってアルコールセンサ30に取り込むので、測定結果の信頼性を従来より向上することができる。
また、呼気アルコール測定器510は、呼気入口20aから直接測定用呼気出口20cまでの流路を閉塞部材561および電動開閉装置562が間接測定時に閉塞するので、間接測定時にブロアポンプ50によって直接測定用呼気出口20cを介して本体20内に気体を導入することを防止することができる。したがって、呼気アルコール測定器510は、間接測定時に呼気入口20aのみを介して本体20内に気体を導入することができる。
なお、閉塞部材561は、本実施の形態において、直接測定用呼気出口20cを覆う位置に配置されているが、センサ導入口21aから直接測定用呼気出口20cまでの流路上に配置されていても良い。
また、本発明の間接測定時流路閉塞部は、本実施の形態において閉塞部材561および電動開閉装置562であるが、呼気入口20aから直接測定用呼気出口20cまでの流路を間接測定時に閉塞することができれば、これら以外の構成であっても良い。例えば、本発明の間接測定時流路閉塞部は、呼気入口20aから直接測定用呼気出口20cに向かう方向に流れる気体を通し、直接測定用呼気出口20cから呼気入口20aに向かう方向に流れる気体を通さない逆止弁であっても良い。
なお、本発明の連続吸引部は、上述した各実施の形態において、ブロアポンプ50であるが、一方側から気体を吸引して他方側に排出することによって気体を連続して吸引することができれば、ブロアポンプ以外の構成であっても良い。
また、本発明の定量吸引部は、上述した各実施の形態において、シリンダ方式の吸引ポンプ40であるが、アルコールセンサ30に一定量の気体を取り込むために一定量の気体を吸引することができれば、シリンダ方式の吸引ポンプ以外の構成であっても良い。
10 呼気アルコール測定器
20 本体
20a 呼気入口
20b 間接測定用呼気出口
20c 直接測定用呼気出口
30 アルコールセンサ
40 吸引ポンプ(定量吸引部)
50 ブロアポンプ(連続吸引部)
61 CPU(制御手段)
110 呼気アルコール測定器
120 本体
120a 呼気入口
210 呼気アルコール測定器
220 本体
310 呼気アルコール測定器
360 圧力弁(直接測定時流路閉塞部)
410 呼気アルコール測定器
461 閉塞部材(直接測定時流路閉塞部)
462 電動開閉装置(直接測定時流路閉塞部)
510 呼気アルコール測定器
561 閉塞部材(間接測定時流路閉塞部)
562 電動開閉装置(間接測定時流路閉塞部)
本発明の呼気アルコール測定器は、呼気中のアルコール濃度の測定を行う呼気アルコール測定器であって、呼気が導入される呼気入口が形成された本体と、前記呼気入口を介して前記本体内に導入された呼気中のアルコール濃度を検知するアルコールセンサと、一方側から気体を吸引して他方側に排出することによって前記本体外から前記呼気入口を介して気体を連続して吸引する連続吸引部と、前記アルコールセンサに一定量の気体を取り込むために一定量の気体を吸引する定量吸引部と、前記測定を制御する制御手段とを備えており、前記制御手段は、前記呼気入口を介して前記本体内に呼気を前記連続吸引部によって導入し、前記本体内に導入した呼気のうちの一定量を前記定量吸引部によって前記アルコールセンサに取り込み、前記アルコールセンサに取り込んだ一定量の呼気中のアルコール濃度を前記アルコールセンサによって検知する前記測定である間接測定を制御し、前記制御手段は、利用者に吹き込まれることによって前記本体内に導入された呼気のうちの一定量を前記定量吸引部によって前記アルコールセンサに取り込み、前記アルコールセンサに取り込んだ一定量の呼気中のアルコール濃度を前記アルコールセンサによって検知する前記測定である直接測定を制御し、前記本体は、前記呼気入口を介して前記本体内に導入された呼気が前記間接測定時に前記本体外に排出される間接測定用呼気出口と、前記呼気入口を介して前記本体内に導入された呼気が前記直接測定時に前記本体外に排出される直接測定用呼気出口とが別々に形成されており、前記呼気アルコール測定器は、前記呼気入口から前記間接測定用呼気出口までの流路を前記直接測定時に閉塞する直接測定時流路閉塞部を備えることを特徴とする。
また、本発明の呼気アルコール測定器は、呼気入口から間接測定用呼気出口までの流路を直接測定時流路閉塞部が直接測定時に閉塞するので、直接測定時に利用者によって呼気入口を介して本体内に吹き込まれた呼気が間接測定用呼気出口を介して本体外に排出されることを防止することができる。したがって、本発明の呼気アルコール測定器は、直接測定時に利用者によって呼気入口を介して本体内に吹き込まれた呼気を定量吸引部によって効率的にアルコールセンサに取り込むことができる。
また、本発明の呼気アルコール測定器は、呼気中のアルコール濃度の測定を行う呼気アルコール測定器であって、呼気が導入される呼気入口が形成された本体と、前記呼気入口を介して前記本体内に導入された呼気中のアルコール濃度を検知するアルコールセンサと、一方側から気体を吸引して他方側に排出することによって前記本体外から前記呼気入口を介して気体を連続して吸引する連続吸引部と、前記アルコールセンサに一定量の気体を取り込むために一定量の気体を吸引する定量吸引部と、前記測定を制御する制御手段とを備えており、前記制御手段は、前記呼気入口を介して前記本体内に呼気を前記連続吸引部によって導入し、前記本体内に導入した呼気のうちの一定量を前記定量吸引部によって前記アルコールセンサに取り込み、前記アルコールセンサに取り込んだ一定量の呼気中のアルコール濃度を前記アルコールセンサによって検知する前記測定である間接測定を制御し、前記制御手段は、利用者に吹き込まれることによって前記本体内に導入された呼気のうちの一定量を前記定量吸引部によって前記アルコールセンサに取り込み、前記アルコールセンサに取り込んだ一定量の呼気中のアルコール濃度を前記アルコールセンサによって検知する前記測定である直接測定を制御し、前記本体は、前記呼気入口を介して前記本体内に導入された呼気が前記間接測定時に前記本体外に排出される間接測定用呼気出口と、前記呼気入口を介して前記本体内に導入された呼気が前記直接測定時に前記本体外に排出される直接測定用呼気出口とが別々に形成されており、前記呼気アルコール測定器は、前記呼気入口から前記直接測定用呼気出口までの流路を前記間接測定時に閉塞する間接測定時流路閉塞部を備えていても良い。
この構成により、本発明の呼気アルコール測定器は、呼気入口を介して本体内に大量の気体を連続吸引部によって導入することができるので、呼気を確実に本体内に導入することができる。そして、本発明の呼気アルコール測定器は、連続吸引部によって本体内に導入した呼気のうち、一定量の呼気を定量吸引部によってアルコールセンサに取り込むので、測定結果の信頼性を従来より向上することができる。
また、本発明の呼気アルコール測定器は、呼気入口から直接測定用呼気出口までの流路を間接測定時流路閉塞部が間接測定時に閉塞するので、間接測定時に連続吸引部によって直接測定用呼気出口を介して本体内に気体を導入することを防止することができる。したがって、本発明の呼気アルコール測定器は、間接測定時に呼気入口のみを介して本体内に気体を導入することができる。
本発明の第1の参考の形態に係る呼気アルコール測定器の構成図である。 図1に示す呼気アルコール測定器のブロック図である。 間接測定を行うときの図1に示す呼気アルコール測定器の動作のフローチャートである。 直接測定を行うときの図1に示す呼気アルコール測定器の動作のフローチャートである。 本発明の第2の参考の形態に係る呼気アルコール測定器の構成図である。 本発明の第3の参考の形態に係る呼気アルコール測定器の構成図である。 図6に示す呼気アルコール測定器のブロック図である。 本発明の第の実施の形態に係る呼気アルコール測定器の構成図である。 本発明の第の実施の形態に係る呼気アルコール測定器の構成図である。 図9に示す呼気アルコール測定器のブロック図である。 間接測定を行うときの図9に示す呼気アルコール測定器の動作のフローチャートである。 直接測定を行うときの図9に示す呼気アルコール測定器の動作のフローチャートである。 本発明の第の実施の形態に係る呼気アルコール測定器の構成図である。 図13に示す呼気アルコール測定器のブロック図である。 間接測定を行うときの図13に示す呼気アルコール測定器の動作のフローチャートである。 直接測定を行うときの図13に示す呼気アルコール測定器の動作のフローチャートである。
(第1の参考の形態)
まず、本参考の形態に係る呼気アルコール測定器の構成について説明する。
図1は、本参考の形態に係る呼気アルコール測定器10の構成図である。
なお、呼気アルコール測定器10は、本参考の形態において、呼気入口20aから本体20内に呼気が吹き込まれたか否かを圧力センサ67によって検知された気体の圧力に基づいて判断するようになっているが、気体の圧力以外の条件に基づいて判断するようになっていても良い。例えば、呼気アルコール測定器10は、本体20内の気体中の炭酸ガス濃度や、本体20内の気体の温度に基づいて、呼気入口20aから本体20内に呼気が吹き込まれたか否かを判断するようになっていても良い。
(第2の参考の形態)
参考の形態に係る呼気アルコール測定器の構成について説明する。なお、本参考の形態に係る呼気アルコール測定器の構成のうち、第1の参考の形態に係る呼気アルコール測定器10(図1参照。)の構成と同様な構成については、呼気アルコール測定器10の構成と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図5は、本参考の形態に係る呼気アルコール測定器110の構成図である。
呼気アルコール測定器110は、第1の参考の形態に係る呼気アルコール測定器10と同様に動作し、呼気アルコール測定器10と同様の効果を得ることができる。
(第3の参考の形態)
まず、本参考の形態に係る呼気アルコール測定器の構成について説明する。なお、本参考の形態に係る呼気アルコール測定器の構成のうち、第1の参考の形態に係る呼気アルコール測定器10(図1および図2参照。)の構成と同様な構成については、呼気アルコール測定器10の構成と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図6は、本参考の形態に係る呼気アルコール測定器210の構成図である。図7は、呼気アルコール測定器210のブロック図である。
(第の実施の形態)
本実施の形態に係る呼気アルコール測定器の構成について説明する。なお、本実施の形態に係る呼気アルコール測定器の構成のうち、第1の参考の形態に係る呼気アルコール測定器10(図1参照。)の構成と同様な構成については、呼気アルコール測定器10の構成と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
(第の実施の形態)
まず、本実施の形態に係る呼気アルコール測定器の構成について説明する。なお、本実施の形態に係る呼気アルコール測定器の構成のうち、第1の参考の形態に係る呼気アルコール測定器10(図1および図2参照。)の構成と同様な構成については、呼気アルコール測定器10の構成と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
(第の実施の形態)
まず、本実施の形態に係る呼気アルコール測定器の構成について説明する。なお、本実施の形態に係る呼気アルコール測定器の構成のうち、第1の参考の形態に係る呼気アルコール測定器10(図1および図2参照。)の構成と同様な構成については、呼気アルコール測定器10の構成と同一の符号を付して詳細な説明を省略する。

Claims (4)

  1. 呼気中のアルコール濃度の測定を行う呼気アルコール測定器であって、
    呼気が導入される呼気入口が形成された本体と、前記呼気入口を介して前記本体内に導入された呼気中のアルコール濃度を検知するアルコールセンサと、一方側から気体を吸引して他方側に排出することによって前記本体外から前記呼気入口を介して気体を連続して吸引する連続吸引部と、前記アルコールセンサに一定量の気体を取り込むために一定量の気体を吸引する定量吸引部と、前記測定を制御する制御手段とを備えており、
    前記制御手段は、前記呼気入口を介して前記本体内に呼気を前記連続吸引部によって導入し、前記本体内に導入した呼気のうちの一定量を前記定量吸引部によって前記アルコールセンサに取り込み、前記アルコールセンサに取り込んだ一定量の呼気中のアルコール濃度を前記アルコールセンサによって検知する前記測定である間接測定を制御することを特徴とする呼気アルコール測定器。
  2. 前記制御手段は、利用者に吹き込まれることによって前記本体内に導入された呼気のうちの一定量を前記定量吸引部によって前記アルコールセンサに取り込み、前記アルコールセンサに取り込んだ一定量の呼気中のアルコール濃度を前記アルコールセンサによって検知する前記測定である直接測定を制御し、
    前記本体は、前記呼気入口を介して前記本体内に導入された呼気が前記間接測定時に前記本体外に排出される間接測定用呼気出口と、前記呼気入口を介して前記本体内に導入された呼気が前記直接測定時に前記本体外に排出される直接測定用呼気出口とが別々に形成されており、
    前記呼気アルコール測定器は、前記呼気入口から前記間接測定用呼気出口までの流路を前記直接測定時に閉塞する直接測定時流路閉塞部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の呼気アルコール測定器。
  3. 前記直接測定時流路閉塞部は、前記連続吸引部が動作することによって生じる気体の圧力によって前記間接測定時に開く圧力弁であることを特徴とする請求項2に記載の呼気アルコール測定器。
  4. 前記制御手段は、利用者に吹き込まれることによって前記本体内に導入された呼気のうちの一定量を前記定量吸引部によって前記アルコールセンサに取り込み、前記アルコールセンサに取り込んだ一定量の呼気中のアルコール濃度を前記アルコールセンサによって検知する前記測定である直接測定を制御し、
    前記本体は、前記呼気入口を介して前記本体内に導入された呼気が前記間接測定時に前記本体外に排出される間接測定用呼気出口と、前記呼気入口を介して前記本体内に導入された呼気が前記直接測定時に前記本体外に排出される直接測定用呼気出口とが別々に形成されており、
    前記呼気アルコール測定器は、前記呼気入口から前記直接測定用呼気出口までの流路を前記間接測定時に閉塞する間接測定時流路閉塞部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の呼気アルコール測定器。
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