JP2012026916A - 試験装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】テストプローブなどの通電体の異常を検出するために測定値と比較を行う確認用閾値を、複数の測定条件で簡便かつ迅速に設定することができる試験装置を提供する。
【解決手段】漏れ電流試験装置1は、複数の測定条件に対応する複数の検査用許容値を記憶するフラッシュROM4と、各々の測定条件に応じた電源ケーブル101、テストプローブT1〜T3を介して電気的な測定値を測定する漏れ電流測定部8と、複数の検査用許容値の各々に所定の変換率を乗算して一律に複数の確認用閾値を算出する算出手段と、複数の測定条件に対応する検査用許容値と測定値とを比較してその測定値の良否を判定すると共に、複数の測定条件のうちの一部又は全部の測定条件については、更に測定条件に対応する確認用閾値と測定値とを比較してその測定値の良否を判定する判定手段とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の測定条件で、測定条件に応じた通電体を介して測定した測定値と検査用許容値とを比較して測定値の良否を判定する試験装置に関するものである。
漏れ電流試験装置、耐電圧試験装置、又は絶縁抵抗試験装置などの試験装置では、テストプローブや、電源供給用端子などの通電体を測定対象体に電気的に接続して、電流値、電圧値や抵抗値を測定することが行われている。又、このような試験装置で、複数の測定条件で測定を行い、測定条件に対応して試験装置に予め設定された検査用許容値と測定値とを比較することで測定値の良否を判定することが行われている。このような試験装置の一例が特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示された漏れ電流計では、被測定装置の単相交流の2本の電源線及び1本のグランド線からなる電源ラインに条件設定部を接続して、電源ラインを正常状態又はいずれか1本の線を断線状態にさせるように結線状態を変えたり、電源線の極性を正相又は逆相に変えたりして、複数の測定条件で順次、漏れ電流を測定している。この漏れ電流計では、測定した漏れ電流が予め設定された許容上限値以下のときに正常状態を意味する「PASS」の文字を表示し、許容上限値を超えたときに異常状態を意味する「FAIL」の文字を表示する。
このように漏れ電流計では、被測定装置の電源ラインに条件設定部(通電体)を電気的に接続させて測定を行う。しかしながら、条件設定部に漏れ電流が流れない場合、例えば条件設定部から電源ラインが外れていたり、電源ラインが断線したりしている場合には、許容上限値以下の測定値となるため、正常であると誤って判定しまう。
又、例えば特許文献2に開示された漏れ電流測定装置では、電源ラインに接続状態切換部を電気的に接続すると共に、測定時にテストプローブ(通電体)を測定対象体に接触させることで電気的に接続して漏れ電流を測定している。この漏れ電流測定装置では、接続状態切換部だけでなく、テストプローブが漏れ電流測定装置から外れていたり、テストプローブに断線したりしているときには、テストプローブに漏れ電流が流れず、許容上限値以下の値が測定されるため、正常であると誤って判定してしまう。
又、耐電圧試験装置では、テストプローブを介して所定の高電圧を測定対象装置に印加し、この際に流れる電流が許容上限値以下のときに正常であると判定するが、上記の漏れ電流計等と同様に、テストプローブが耐電圧試験装置から外れていたりすると正常であると誤って判定してしまう。
一方、絶縁抵抗試験装置では、測定した抵抗値が許容下限値以上のときに正常であると判定するが、テストプローブ(通電体)が絶縁抵抗試験装置から外れていたり断線したりする場合には、許容下限値以上の値が測定されるため、正常であると誤って判定してしまう。
特開平10−246645号公報 特開2004−132889号公報
テストプローブなどの通電体が試験装置から外れたり断線したりすることによる測定値の誤判定を防止するために、例えば漏れ電流試験装置では、漏れ電流が全く流れないときに測定値が異常であると判定すればよい。しかしながら、通電体が僅かに試験装置から外れている場合や通電体が断線している場合には、浮遊容量によって若干の電流が流れることがあり、この電流が測定されることで測定値が正常であると誤判定してしまう場合がある。
そのため、通電体の状態が正常であるか否かを確認するための微小な確認用の閾値を設定して、測定値と確認用閾値とを比較して測定値が確認用閾値よりも小さい場合に測定値(通電体)が異常であると判定することが考えられる。しかしながら、複数の測定条件で測定を行う場合、すべての測定条件で同じ値の確認用閾値を用いると、測定条件によって漏れ電流の大小に差があるので、測定値が正常であるにもかかわらず異常であると誤判定してしまったり、逆に通電体に断線等があったりしても測定値を正常であると誤判定してしまう可能性がある。又、複数の測定条件の各々で確認用閾値の値を設定するようにすると、各測定条件で確認用閾値をどの程度の値で設定すればよいかを測定者が考える必要があり、更に測定者が各測定条件で確認用閾値の設定作業を行う必要があるので煩雑であると共に設定に時間が掛る。
本発明は前記の課題を解決するためになされたもので、テストプローブなどの通電体の異常を検出するために測定値と比較を行う確認用閾値を、複数の測定条件で簡便かつ迅速に設定することができる試験装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するためになされた、特許請求の範囲の請求項1に記載された試験装置は、複数の測定条件に対応する複数の検査用許容値を記憶する記憶部と、各々の該測定条件に応じた通電体を介して電気的な測定値を測定する測定部と、該複数の検査用許容値の各々に所定の変換率を乗算して一律に複数の確認用閾値を算出する算出手段と、該複数の測定条件に対応する該検査用許容値と該測定値とを比較してその測定値の良否を判定すると共に、該複数の測定条件のうちの一部又は全部の該測定条件については、更に該測定条件に対応する該確認用閾値と該測定値とを比較してその測定値の良否を判定する判定手段とを備えることを特徴とする。
請求項2に記載された試験装置は、請求項1に記載されたもので、前記変換率を入力するための入力手段を備えることを特徴とする。
請求項3に記載された試験装置は、請求項1に記載されたもので、前記確認用閾値と前記測定値との比較を前記判定手段が行うか否かを、前記測定条件ごとに設定可能な選択手段を更に備えることを特徴とする。
請求項4に記載された試験装置は、請求項1に記載されたもので、前記判定部が、前記複数の測定条件のうち、前記確認用閾値と前記測定値との比較が既に終了している測定条件と同じ通電体を介して測定値を測定する測定条件については、該確認用閾値と該測定値との比較を行わないことを特徴とする。
請求項5に記載された試験装置は、請求項1に記載されたもので、前記検査用許容値が前記測定値の許容上限値であり、前記変換率が最大でも100%未満の値であることを特徴とする。
請求項6に記載された試験装置は、請求項1に記載されたもので、前記検査用許容値が前記測定値の許容下限値であり、前記変換率が最小でも100%よりも大きな値であることを特徴とする。
請求項7に記載された試験装置は、請求項1〜6のいずれかに記載されたもので、漏れ電流試験装置、耐電圧試験装置、又は絶縁抵抗試験装置であることを特徴とする。
本発明の試験装置は、複数の測定条件に応じた通電体を介して測定部が測定を行う際に、判定部が測定値と確認用閾値とを比較することで、試験装置からの通電体の外れや通電体の断線などの通電体の異常があるにもかかわらず測定値が正常であると誤判定してしまうことを防止する。この確認用閾値は、算出手段が各測定条件における検査用許容値から所定の変換率で自動的に一律に算出するため、測定者が測定条件ごとに一つずつ通電値を入力する必要がなく、確認用閾値を簡便かつ迅速に設定することができる。更に、この確認用閾値は、検査用許容値に比例した値であるので、検査用許容値が大きければ確認用閾値も大きくなり、検査用許容値が小さければ確認用閾値も小さくなる。測定値の大小は、検査用許容値の大小に概ね比例するので、例えば全ての測定条件で同じ値の確認用閾値を用いる場合よりも、誤判定を防止することができる。
又、入力手段を備えて変換率を入力可能とする場合には、測定対象機器等に対応させて確認用閾値を適切な値に設定できるため、通電体の異常に基づく測定値の誤判定を一層確実に防止することができる。
又、選択手段を備えて確認用閾値と測定値との比較を行う測定条件を選択可能とする場合には、例えば、特に通電体の異常に基づく測定値の誤判定を防止したい測定条件についてだけ確認用閾値に対する判定を行ったり、一律に設定された確認用閾値では正常な測定値であっても異常と判定される測定条件では確認用閾値に対する判定を停止したりするなど、測定条件等に柔軟に対応して測定を行うことができる。
又、確認用閾値と測定値とを比較する通電確認が既に終了した通電体に対して通電確認を行わない場合には、複数の測定条件での測定時間を短縮することができる。
検査用許容値は、測定値の許容上限値であっても、測定値の許容下限値であってもよい。したがって、種々の試験装置で通電体の異常に基づく測定値の誤判定を防止することができる。特に、漏れ電流試験装置、耐電圧試験装置、又は絶縁抵抗試験装置に好適に本発明を適用することができる。
本発明を適用する漏れ電流試験装置の使用状態を示すブロック図である。 本発明を適用する漏れ電流試験装置の記憶部に記憶された測定条件及び許容上限値を示す概要図である。 本発明を適用する漏れ電流試験装置の表示部に、変換率を設定するための設定画面を表示した状態を示す正面図である。 本発明を適用する漏れ電流試験装置が許容上限値から確認用閾値を算出する方法を示すフローチャートである。 図2の記憶部に更に確認用閾値が記憶された状態を示す概要図である。 本発明を適用する漏れ電流試験装置の表示部に、測定画面を表示した状態を示す正面図である。 図6の測定画面の測定値表示窓を拡大して示す図である。 図5に示した測定条件のうちの1つで、確認用閾値と測定値との比較を行わない設定にした状態を示す概要図である。 本発明を適用する漏れ電流試験装置が許容上限値から確認用閾値を算出し、同様の通電体で測定を行う測定条件では確認用閾値を算出しない方法を示すフローチャートである。 図7のフローチャートを実行したときに、記憶部に確認用閾値が記憶された状態を示す概要図である。
以下、本発明の実施形態を詳細に説明するが、本発明の範囲はこれらの実施形態に限定されるものではない。
図1に、本発明の試験装置の実施形態の一例である漏れ電流試験装置1を示す。漏れ電流試験装置1は、CPU(Central Processing Unit)2に、ROM(Read Only Memory)3、フラッシュROM4、RAM(Random Access Memory)5、表示部6、操作部7が各々接続されている。更に、CPU2には、接続切換器13が接続されている。この接続切換器13には、人体模擬インピーダンス回路11、電圧検出部10、及びアナログ/デジタル変換器(A/D変換器)9がこの順で接続されている。A/D変換器9の出力はCPU2に接続されている。このような漏れ電流試験装置1は、一例として、一般電気機器や医療用電気機器などの測定対象機器100の漏れ電流を、JIS規格、IEC規格、UL規格、及び電気用品安全法などの各種規格・法律に対応して測定可能なものである。
CPU2は、ROM3に記憶された動作用プログラムに従って作動して、漏れ電流試験装置1の動作を総合的に制御する。このCPU2及びROM3によって、本発明における判定手段及び算出手段が実現されている。フラッシュROM4は、本発明における記憶部に相当し、書き換え可能な不揮発性のメモリであり、複数の測定条件、各測定条件における検査用許容値となる漏れ電流の許容上限値、後述する変換率、後述する確認用閾値及び通電確認のOFF設定、並びに測定値などを記憶する。RAM5は、CPU2が演算した値などを一時的に記憶すると共に入力される変換率を記憶する。なお、測定条件、許容上限値、確認用閾値及び通電確認のOFF設定を、RAM5に記憶させる構成としてもよい(本発明における記憶部の他の一例)。
表示部6及び操作部7は、一例としてタッチパネル式液晶ディスプレイで一体的に構成されており、CPU2によって制御されてディスプレイに測定値などを表示可能であると共に、ディスプレイに操作者が触れることで入力操作が可能になっている。なお、表示部6をディスプレイとし、操作部7をキーボードや操作ボタンとして別々に構成してもよい。
CPU2、接続切換器13、人体模擬インピーダンス回路11、電圧検出部10、A/D変換器9、交流信号源12、及び電源ケーブル15は、本発明の測定部の一例である漏れ電流測定部8を構成している。
人体模擬インピーダンス回路11は、人体のインピーダンスを模したものであり、CPU2に制御されて各種規格等に従ったインピーダンスに切換設定可能になっている。例えば、人体模擬インピーダンス回路11は、CPU2の制御により、そのインピーダンスを、1kΩや1.5kΩ等の抵抗に切り換えたり、更に容量を付加したり、更にフィルタ回路を追加したりする。交流信号源12は、測定対象機器100に高電圧を印加する際に作動させるものである。電源ケーブル15は、一例として接地端子付きの単相交流100Vの商用交流電源に接続可能なプラグ付きの電源用のケーブルである。電源ケーブル15は、電源線L,Nと接地線Gを有している。人体模擬インピーダンス回路11、交流信号源12、及び電源ケーブル15は、接続切換器13に各々接続されている。
又、接続切換器13には、各々本発明における通電体の一例として、測定対象機器100の電源ケーブル101の電源線L,N及び接地線G、並びにテストプローブT1、T2、T3がコネクタで接続可能になっている。接続切換器13は、CPU2の制御に従って、電源ケーブル15と電源ケーブル101との接続の結線状態を変えたり電源極性を変えたり、電源ケーブル101、テストプローブT1〜T3、人体模擬インピーダンス11、交流信号源12との接続を様々に切り換える。
測定対象機器100の外装からの漏れ電流を測定する際には、テストプローブT1を測定対象機器100の外装(筐体)に接続して、テストプローブT2を接地線G(接地点)に接続する。テストプローブT1−T2間には人体模擬インピーダンス回路11を接続しておく。この場合、測定対象機器100内で電源線(LまたはN)と筐体との間に絶縁不良が生じているときには、測定対象機器100の外装と接地点との間に接続されている人体模擬インピーダンス11に漏れ電流が流れて電圧が発生する。電圧検出部10は、人体模擬インピーダンス回路11内部の電流検出用抵抗の両端に発生した電圧を検出し、直流電圧に変換した後、A/D変換器9へ出力する。A/D変換器9は電圧検出部10で検出した直流電圧の電圧値をCPU2が読み取り可能なデジタル値に変換してCPU2に入力する。CPU2は、A/D変換部9によって変換された電圧値と人体模擬インピーダンス回路11における電流検出用抵抗の値とに基づいて除算により漏れ電流値を演算(測定)する。
このようにして漏れ電流測定部8は、CPU2の制御により、各々の測定条件に応じた通電体を介して漏れ電流値(電気的な測定値の一例)を測定する。このような漏れ電流測定部8は、公知の漏れ電流試験装置に用いられているものと同様のものであるので、詳細な説明は省略する。
次に、漏れ電流試験装置1の動作について説明する。
漏れ電流試験装置1を使用する場合、先ず、複数の測定条件、及び各測定条件における漏れ電流の許容上限値(検査用許容値の一例)を設定する。CPU2は、表示部6に測定条件等の設定画面(図示せず)を表示して、測定者によって操作部7が操作されて測定条件の設定及び許容上限値の設定がされたときに、その内容をフラッシュROM4に記憶させる。
図2に、フラッシュROM4に記憶された漏れ電流の測定条件、及び許容上限値の一例の概要を図示する。確認用閾値はまだ設定されていないため同図に示すように空欄(未設定)になっている。
同図では、測定条件1〜8は、測定対象機器1に極性正相で正常な電源が加えられる例を示す。測定条件1では、人体模擬インピーダンス回路11を接続したテストプローブT2−接地線Gを介して漏れ電流を測定するという条件を示している。測定条件2は、測定条件1と同様の条件であるが、測定対象機器100にテストプローブT2を接触させる位置が異なるため、測定条件1とは別に設定されている。測定条件3〜8はいずれも、人体模擬インピーダンス回路11を経由して電流を測定する条件を示し、測定条件3では電源線L−テストプローブT1間、測定条件4では電源線L−テストプローブT2間、測定条件5では電源線N−テストプローブT1間、測定条件6では電源線N−テストプローブT2間、測定条件7ではテストプローブT1−T2間、測定条件8では更に交流信号源12を接続したテストプローブT1−T3間における漏れ電流を測定するという条件を示している。
又、同図に示すように、測定条件1〜8ごとに既に設定された許容上限値が記憶されている。なお、これら測定条件の内容や数、及び許容上限値は例示であるので、その内容や数等は検査規格などに合わせて適宜設定することができる。
測定条件及び許容上限値の設定の終了により、CPU2は、一例として図3に示すように、確認用閾値設定画面31を表示部6に表示する。
CPU2は、確認用閾値設定画面31に、通電確認を行う場合に測定者が選択するためのONボタン32、通電確認を行わない場合に測定者が選択するためのOFFボタン33、確認用閾値を設定するための変換率を入力する変換率入力画面34を表示する。ここで通電確認とは、テストプローブT1等の通電体を介して測定した測定値と確認用閾値との比較を行い、測定値の良否を判定することで通電体の状態の良否を判定することをいう。
CPU2は、初期値としてONボタン32が選択されていることを示すように、ONボタン32を色つき(同図では斜線で示す)で表示する。又、CPU2は、変換率入力画面34に、変換率を表示するための表示窓35、変換率を入力するための数値設定用ボタン36、及び設定ボタン37を表示する。なお、この変換率入力画面34が、本発明の入力手段の一例に相当する。
測定者は、数値設定用ボタン36を操作して、所定の変換率を一例として百分率で入力する。CPU2は、数値設定用ボタン36が操作されて入力された変換率を表示窓35に表示する。同図では、変換率として5.0%が入力された例を示している。
この変換率は、電源ケーブル101の電源線L,Nや接地線G、テストプローブT1〜T3(図1参照)を介して測定される測定値が許容上限値に対してどの程度の比率であるときに漏れ電流試験装置1から外れていたり、断線したりしているかを判定するためのものである。電源ケーブル101やテストプローブT1〜T3が外れたりしていると、漏れ電流はほとんど測定されなくなるため、測定値は許容上限値よりもかなり小さな値になる。したがって、変換率は最大でも100%未満つまり1未満の値である。最適な変換率は、測定対象機器100や測定条件によって異なるが、テストプローブT1等の通電体の何れか一つでもオープン状態となったときに測定値が異常(確認用閾値以下)であると判定でき、正常な測定値のときには正常(確認用閾値以上)であると判定できるような値である。変換率は、一例として1%〜20%、好ましくは1%〜10%の値に設定する。CPU2は、変換率が100%以上の値で入力されたときに、表示部6にエラーである旨を表示し、100%以上の値で設定できないようにすることが好ましい。CPU2は、入力された変換率をRAM5に記憶させる。
測定者は、変換率が入力した数値でよければ、設定ボタン37を押す。CPU2は、設定ボタン37が押されると、算出手段を起動して、図4のフローチャートに従って確認用閾値を算出する。具体的には、CPU2は、フラッシュROM4(図2参照)に記憶されている測定条件1の許容上限値(図2参照)に変換率を乗算して確認用閾値を算出する(ステップ1)。なお同図では、ステップを「S」で示している。この場合、許容上限値が1.000mAであるので、5.0%(0.050)を乗算して、確認用閾値として0.050mAを算出する。
次に、CPU2は、算出した確認用閾値を測定条件1に対応させてフラッシュROM4に記憶させる(ステップ2)。続いて、CPU2は、フラッシュROM4に記憶されている全ての測定条件について確認用閾値を算出(記憶)したか否かを判別する(ステップ3)。この場合、測定条件2〜8(図2参照)についてまだ算出が終了していないので、ステップ1に戻り、測定条件2についてステップ2、3を行い、確認用閾値を算出し、フラッシュROM4に記憶させる。このようにしてCPU2は、ステップ1〜3を繰り返し、測定条件1〜8の全てについて、確認用閾値をフラッシュROM4に記憶させる。図5に、確認用閾値を記憶した状態のフラッシュROM4の概要を図示する。以上で、確認用閾値の設定が終了する。
このように、CPU2が各許容上限値に対して一律に変換率を乗算して、各測定条件における確認用閾値を設定するため、測定者が測定条件1〜8それぞれに対して確認用閾値を一つずつ入力する必要がないので、簡便かつ迅速に設定することができると共に、確認用閾値を誤って設定してしまうことを防止できる。
一方、測定者が通電確認を行わないとして、図3に示したOFFボタン33を押したときには、CPU2は、フラッシュROM4の測定条件1〜8の全ての確認用閾値欄に「OFF」を設定する(図示せず)。
CPU2は、フラッシュROM4に、確認用閾値を設定、又は通電確認の「OFF」を設定したときには、表示部6に測定開始画面(図示せず)を表示する。測定者は、測定対象機器100を接続して、測定の準備が整ったときに操作部7を操作して測定を開始する。
通電確認を行う場合、つまり確認用閾値を設定した場合の測定動作について説明する。この場合、CPU2は、測定を開始すると、測定条件1〜8の順番に従って順次測定を行う。先ず、CPU2は、フラッシュROM4から測定条件1の内容を読み込み、接続切換器13の接続を切り換えて、A/D変換器9から電圧値を読み込み、漏れ電流を測定する。又、CPU2は、判定手段を起動して、測定条件1に対応する許容上限値及び確認用閾値をフラッシュROM4から読み込み、その許容上限値及び測定値を比較して測定値の良否を判定すると共に、確認用閾値及び測定値を比較して測定値の良否を判定する。具体的には、CPU2は、測定条件1で測定した測定値が許容上限値以下であるときに測定値が正常であると判定し、更に測定値が確認用閾値以上であるときに、テストプローブT2及びその接続状態が良好であり、その測定値が正常であると判定する。つまり、測定値が許容上限値以下であり確認用閾値以上であるときに、CPU2は、測定値が正常である判定する。又、測定値が、許容上限値を超えているか、又は確認用閾値よりも小さいときに、CPU2は、測定値が異常であると判定する。
CPU2は、測定条件1における測定値及び判定結果を表示部6に表示させると共に、フラッシュROM4に記憶させる。このようにしてCPU2は、測定条件2〜8まで順次測定を行う。全ての測定値が正常であるとCPU2が判定したときは、テストプローブT1〜T3及びその接続状態が良好であると共に、全ての測定値が正常であることが判る。測定の途中で測定値が異常であるとCPU2が判定したときは、その時点で測定を停止するようにしてもよい。なお、確認用閾値の値によっては、テストプローブT1等が外れていても正常であると判定手段に判定されるときや、テストプローブT1等が外れていないにもかかわらず異常と判定されるときには、測定者は操作部7を操作して図3の設定画面31に戻り、変換率の値を適宜変更して設定する。変換率の値を変更設定すると、CPU2(算出手段)は、フラッシュROM4の確認用閾値をリセットして、再度図4に示すフローチャートで確認用閾値を算出し、フラッシュROM4に記憶させる。
図6に、測定時にCPU2が表示部6に表示する測定画面41の一例を示す。
CPU2は、測定画面41に、測定値表示窓42、最大値表示窓43、及び測定条件表示窓44を表示する。CPU2は、測定値表示窓42に、そのときの測定条件で測定された測定値を表示すると共に測定条件を絵表示で表示する。又、CPU2は、測定値表示窓42に、測定値が許容上限値以下であり確認用閾値以上であったときに、測定値が正常であることを示す「PASS」の文字を表示する。
CPU2は、測定値が測定上限値を超えたと判定したときには、図7(a)に測定値表示窓42を拡大して示すように、測定値が異常であることを示す「UPPER−FAIL」の文字を表示する。又、CPU2は、測定値が確認用閾値よりも小さいと判定したときには、図7(b)に測定値表示窓42を拡大して示すように、測定値が異常であることを示す「LOWER−FAIL」の文字を表示する。このように、測定値が許容上限値を超えているときと、確認用閾値よりも小さいときとで表示を変えていることから、測定者は、通電体の状態が悪いのか、測定値自体(測定対象機器100)が悪いのかを知ることができる。
又、CPU2は、図6に示すように、最大値表示窓43に、それまでに測定された測定値のうちの最大の測定値を測定条件と共に表示する。又、CPU2は、最大値表示窓43に、その最大の測定値の判定結果を表示する。
CPU2は、測定条件表示窓44に、その測定条件における許容上限値45を数値で表示すると共に、確認用閾値46を数値で表示する。更にCPU2は、その測定条件において、確認用閾値と測定値との比較を判定手段が行うか否かを設定するためのONボタン47及びOFFボタン48を表示する。ONボタン47は、CPU2(判定手段)が通電確認を行う状態に設定されていることを示すように、色つき(図では斜線で示す)で表示されている。
測定条件や測定対象機器100によっては、一部の測定条件で漏れ電流が小さな値になり、一律に設定された確認用閾値よりも測定値のほうが小さくなってしまい、測定値が異常であると誤判定されてしまう場合がある。このような場合には、操作者はOFFボタン48を押すことで、その測定条件の場合だけ、確認用閾値と測定値との比較を行わないようにすることができる。例えば測定条件7のときに、測定者がOFFボタン48を押した場合、CPU2は、図8に示すように、フラッシュROM4の測定条件7の確認用閾値の欄に「OFF」を設定する。これにより、CPU2は、測定条件7のときに、確認用閾値と測定値との比較は行わず、許容上限値と測定値との比較のみを行って測定値の良否を判定する。OFFボタン48が押されたときには、CPU2は、OFFボタン48を色つきで表示(図示せず)してONボタン47を色なし表示にすると共に、測定条件表示窓44に確認用閾値の表示は行わない。再度、ONボタン47が押されたときには、CPU2は確認用閾値を再演算して、フラッシュROM4に記憶させる。このような選択は、測定条件ごとに行うことができる。なお、このONボタン47、及びOFFボタン48が本発明における選択手段の一例に相当する。
一方、図3でOFFボタン33が押されたときには、全ての測定条件の確認用閾値の欄に「OFF」が設定されているので、CPU2は、測定条件1〜8の全てにおいて許容上限値と比較値との比較だけ行い、測定値の良否を判定する。この場合、特に通電確認を行いたい測定条件でONボタン47を押すことで、その測定条件だけで通電確認を行うことができる。
なお、CPU2(判定手段)は、複数の測定条件1〜8のうち、確認用閾値と測定値との比較が既に終了している測定条件と同じ通電体を介して測定値を測定する測定条件については、確認用閾値と測定値との比較を行わないようにすることもできる。
このようにする場合、漏れ電流試験装置1は、図3に示す確認用閾値設定画面31で、変換率が入力されて設定ボタン37が押されたときに、図4のフローチャートに換えて、一例として図9に示すフローチャートを算出手段が実行して確認用閾値を算出する。
具体的には、図9に示すフローチャートでは、最初にCPU2は、図2に示す測定条件1で、既に同様の通電体を介して測定を行う測定条件で確認用閾値を算出(記憶)したか否かを判別する(ステップ11)。この場合、何れの測定条件でも確認用閾値を算出していないので、CPU2は、ステップ12に進み、許容上限値に変換率を乗算して確認用閾値を算出し、ステップ13で、確認用閾値を測定条件1の確認用閾値欄に記憶させる。CPU2は、全ての許容上限値について確認用閾値を記憶させたか否かを判別し(ステップ14)、この場合、測定条件2〜8についてまだ算出が終了していないので、ステップ11に戻る。
測定条件2では、ステップ11で、CPU2は、測定条件2と同様の通電体で測定を行う測定条件1で確認用閾値を既にフラッシュROM4に設定していることを判別して、ステップ15に進む。ステップ15でCPU2は、フラッシュROM4の測定条件2の確認用閾値欄に「OFF」を設定し、ステップ14、11に進む。CPU2は、測定条件3〜8では、ステップ11〜14を繰り返し、測定条件3〜8の確認用閾値を算出してフラッシュROM4に記憶させる。このようにして設定されたフラッシュROM4の概要を図10に図示する。
同図に示すように、測定条件2の確認用閾値欄に「OFF」が設定されることで、CPU2は、測定条件2において測定値と確認用閾値との比較を行わない。つまり、同様の通電体を介して測定を行う測定条件では、確認用閾値と測定値との比較が1度だけ行われるので、複数の測定条件での測定時間を短縮することができる。
なお、上記では本発明を漏れ電流試験装置1に適用した例について説明したが、本発明は耐電圧試験装置にも好適に適用することができる。又、本発明の適用範囲はこれに限られず、通電体を介して測定値を測定して検査用許容値と比較する試験装置であれば、電流測定装置、電圧測定装置、電力測定装置、容量測定装置などの種々の試験装置に本発明を適用することができる。更に、検査用許容値を測定値の許容上限値とする例について説明したが、検査用許容値を測定値の許容下限値とする絶縁抵抗試験装置にも本発明を好適に適用することもできる。この場合、変換率として、最小でも100%(1)よりも大きな値を設定する。変換率の入力画面では、100%以下の変換率が入力されたときには、CPU2は表示部にエラーである旨を表示し、100%以下の値で設定できないようにすることが好ましい。最適な変換率は、測定対象機器や測定条件等によって異なるが、通電体の何れか一つでもオープン状態となったときに測定値が異常(確認用閾値以上)であると判定でき、正常な測定値のときには正常(確認用閾値以下)であると判定できるような値である。一例として変換率として、200%(2)〜10000%(100)程度の値で設定する。この場合、絶縁抵抗試験装置は、測定値が許容下限値以上であり、確認用閾値以下である場合に測定値が正常であると判定する。また、絶縁抵抗試験装置は、測定値が許容下限値よりも小さいときに測定値が異常であると判定し、測定値が確認用閾値よりも大きいときに異常であると判定する。
又、変換率を百分率で入力する例を示したが、入力する変換率は、例えば5%の場合0.05や200%の場合2のように乗算する数値そのままを入力する構成としてもよいし、分数や千分率で入力する構成としてもよい。又、変換率を測定者が入力して設定する例について示したが、フラッシュROM4やROM3に予め記憶されている一つの固定値を用いてもよいし、予め記憶されている幾つかの固定値の中から選択できるようにしてもよい。
又、測定条件ごとの確認用閾値と測定値との比較の実行の有無を、図6に示す測定画面41のONボタン47及びOFFボタン48で設定する例について示したが、例えば、表示部6に図8に示したような一覧表を表示させて、その一覧表でOFFを設定できるようにしてもよい。
更に、CPU2(算出部)が、検査用許容値から確認用閾値を算出して測定前にフラッシュROM4に予め記憶させる例について示したが、例えば、入力手段から入力された変換率をフラッシュROM4に記憶させておいて、各測定条件で測定を行う都度、CPU2がフラッシュROM4から変換率を読み込んでその際に測定条件における確認用閾値を算出してもよい。
1は漏れ電流試験装置、2はCPU、3はROM、4はフラッシュROM、5はRAM、6は表示部、7は操作部、8は漏れ電流測定部、9はアナログ/デジタル変換器、10は電圧検出部、11は人体模擬インピーダンス回路、12は交流信号源、13は接続切換器、15は電源ケーブル、31は確認用閾値設定画面、32はONボタン、33はOFFボタン、34は変換率入力画面、35は表示窓、36は数値設定用ボタン、37は設定ボタン、41は測定画面、42は測定値表示窓、43は最大値表示窓、44は測定条件表示窓、45は許容上限値、46は確認用閾値、47はONボタン、48はOFFボタン、100は測定対象機器、101は電源ケーブル、L・Nは電源線、Gは接地線、S1〜S3・S11〜S14はフローチャートにおける各ステップ、T1〜T3はテストプローブである。

Claims (7)

  1. 複数の測定条件に対応する複数の検査用許容値を記憶する記憶部と、
    各々の該測定条件に応じた通電体を介して電気的な測定値を測定する測定部と、
    該複数の検査用許容値の各々に所定の変換率を乗算して一律に複数の確認用閾値を算出する算出手段と、
    該複数の測定条件に対応する該検査用許容値と該測定値とを比較してその測定値の良否を判定すると共に、該複数の測定条件のうちの一部又は全部の該測定条件については、更に該測定条件に対応する該確認用閾値と該測定値とを比較してその測定値の良否を判定する判定手段とを備えることを特徴とする試験装置。
  2. 前記変換率を入力するための入力手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の試験装置。
  3. 前記確認用閾値と前記測定値との比較を前記判定手段が行うか否かを、前記測定条件ごとに設定可能な選択手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の試験装置。
  4. 前記判定部が、前記複数の測定条件のうち、前記確認用閾値と前記測定値との比較が既に終了している測定条件と同じ通電体を介して測定値を測定する測定条件については、該確認用閾値と該測定値との比較を行わないことを特徴とする請求項1に記載の試験装置。
  5. 前記検査用許容値が前記測定値の許容上限値であり、前記変換率が最大でも100%未満の値であることを特徴とする請求項1に記載の試験装置。
  6. 前記検査用許容値が前記測定値の許容下限値であり、前記変換率が最小でも100%よりも大きな値であることを特徴とする請求項1に記載の試験装置。
  7. 漏れ電流試験装置、耐電圧試験装置、又は絶縁抵抗試験装置であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の試験装置。
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