JP2012026751A - 車両用表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】個々のユーザに適した地点の名称で分岐方面を視認し、かつ、この地点までの所要時間も視認できるようにする。
【解決手段】自車両の走行履歴に基づいて、分岐案内画面に表示させる案内分岐点の分岐方面に、自車両が頻繁に走行した地点が含まれることを判定した場合、この地点を表す名称を案内分岐点の分岐方面の名称として決定し(S204)、更に、この地点に至る所要時間を予測し(S208)、案内分岐点の分岐方面の名称とともに予測した所要時間を分岐案内画面に表示させる(S212)。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両が進入する分岐点における分岐案内画面を表示することが可能な車両用表示装置に関するものである。
従来、車両が分岐路に近接すると、この分岐路の通過後に最も車両が進行する確率の高い方向の市町村区名、あるいはこの分岐路の通過後に最も交通量の多い方向の市町村区名等を、表示するようにした方向看板を作成して表示するナビゲーション装置がある(例えば、特許文献1参照)。
また、交通情報センタより提供される交通情報を受信して、渋滞等の交通情報を上記方向看板のような簡易地図上に表示させる機能(例えば、VICS情報のレベル2)を備えたものもある。
特開2008−45925号公報
上記特許文献1に記載された発明は、一般車両が走行した経路に基づいて分岐路の各方向の地名を決定する構成となっているので、例えば、自車両が頻繁に走行した地点やユーザがよく認識している地点等、個々のユーザに適した地点の名称で分岐方面を視認することができない。また、個々のユーザに適した地点までの所要時間を視認することもできない。
また、上記した交通情報センタより提供される交通情報を受信して、渋滞等の交通情報を方向看板のような簡易地図上に表示させる装置においても、渋滞区間を認識することは可能であるが、個々のユーザに適した地点の名称で分岐方面を視認することや、個々のユーザに適した地点までの所要時間を視認することはできない。
本発明は上記問題に鑑みたもので、個々のユーザに適した地点の名称で分岐方面を視認し、かつ、この地点までの所要時間も視認できるようにすることを目的とする。

上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、自車両が進入する案内分岐点における分岐案内画面を表示することが可能な車両用表示装置であって、自車両の走行履歴を収集して記憶媒体に蓄積記憶させる処理を実施する走行履歴記憶処理手段と、記憶媒体に記憶された走行履歴に基づいて、分岐案内画面に表示させる案内分岐点の分岐方面に、自車両が頻繁に走行した地点が含まれることを判定した場合、当該自車両が頻繁に走行した地点を表す名称を案内分岐点の分岐方面の名称として決定する方面名称決定手段と、方面名称決定手段により決定された地点に至る所要時間を予測する所要時間予測手段と、方面名称決定手段により決定された案内分岐点の分岐方面の名称とともに所要時間予測手段により予測された所要時間を分岐案内画面に表示させる分岐案内画面表示手段と、を備えたことを特徴としている。
このような構成によれば、記憶媒体に記憶された走行履歴に基づいて、分岐案内画面に表示させる案内分岐点の分岐方面に、自車両が頻繁に走行した地点が含まれることを判定した場合、当該自車両が頻繁に走行した地点を表す名称を案内分岐点の分岐方面の名称として決定する方面名称決定手段と、方面名称決定手段により決定された地点に至る所要時間を予測する所要時間予測手段と、方面名称決定手段により決定された案内分岐点の分岐方面の名称とともに所要時間予測手段により予測された所要時間が分岐案内画面に表示されるので、個々のユーザに適した地点の名称で分岐方面を視認し、かつ、この地点までの所要時間も視認することができる。
また、上記目的を達成するため、請求項2に記載の発明は、自車両が進入する案内分岐点における分岐案内画面を表示することが可能な車両用表示装置であって、ユーザ操作による検索履歴を収集して記憶媒体に蓄積記憶させる処理を実施する検索履歴記憶処理手段と、記憶媒体に記憶された検索履歴に基づいて、分岐案内画面に表示させる案内分岐点の分岐方面に、ユーザの認識の度合いの高い地点が含まれることを判定した場合、当該ユーザの認識の度合いの高い地点を表す名称を案内分岐点の分岐方面の名称として決定する方面名称決定手段と、方面名称決定手段により決定された地点に至る所要時間を予測する所要時間予測手段と、方面名称決定手段により決定された案内分岐点の分岐方面の名称とともに所要時間予測手段により予測された所要時間を分岐案内画面に表示させることを特徴としている。
このような構成によれば、検索履歴に基づいて、分岐案内画面に表示させる案内分岐点の分岐方面に、ユーザの認識の度合いの高い地点が含まれることを判定した場合、当該ユーザの認識の度合いの高い地点を表す名称を案内分岐点の分岐方面の名称として決定する方面名称決定手段と、方面名称決定手段により決定された地点に至る所要時間を予測する所要時間予測手段と、方面名称決定手段により決定された案内分岐点の分岐方面の名称とともに所要時間予測手段により予測された所要時間が分岐案内画面に表示されるので、個々のユーザに適した地点の名称で分岐方面を視認し、かつ、この地点までの所要時間も視認することができる。
また、請求項3に記載の発明は、無線信号を受信する受信手段と、受信手段を介して交通情報を取得する交通情報取得手段を備え、所要時間予測手段は、交通情報取得手段により取得された交通情報に基づいて方面名称決定手段により決定された地点までの区間で渋滞が発生していることを判定した場合、当該渋滞による影響を考慮して所要時間を予測することを特徴としている。
このような構成によれば、交通情報に基づいて方面名称決定手段により決定された地点までの区間で渋滞が発生していることを判定した場合、当該渋滞による影響を考慮して所要時間が予測されるので、ユーザは、方面名称決定手段により決定された地点までの渋滞を考慮した所要時間を容易に認識することができる。
また、請求項4に記載の発明は、分岐案内画面表示手段は、所要時間予測手段により渋滞による影響を考慮して所要時間が予測された場合、当該渋滞による影響を考慮して所要時間を予測したことがユーザに認識可能となるように所要時間の表示形態を渋滞による影響を考慮しない場合の表示形態と異ならせて表示することを特徴としている。
このような構成によれば、渋滞による影響を考慮して所要時間が予測された場合、当該渋滞による影響を考慮して所要時間を予測したことがユーザに認識可能となるように所要時間の表示形態が渋滞による影響を考慮しない場合の表示形態と異なるように表示されるので、ユーザは、渋滞を考慮した所要時間を容易に認識することが可能である。
また、方面名称決定手段は、請求項5に記載の発明のように、分岐案内画面に表示させる案内分岐点の分岐方面に、自車両の走行回数が予め定められた閾値以上の道路リンクが検索された場合、当該自車両の走行回数が予め定められた閾値以上の道路リンクに対応する地点の名称を案内分岐点の分岐方面の名称として決定することができる。
また、方面名称決定手段は、請求項6に記載の発明のように、分岐案内画面に表示させる案内分岐点の分岐方面に、目的地として予め定められた閾値以上検索された地点が含まれることを判定した場合、当該目的地として予め定められた閾値以上検索された地点に対応する地点の名称を案内分岐点の分岐方面の名称として決定することもできる。
また、請求項7に記載の発明では、分岐案内画面表示手段は、地図画面とともに分岐案内画面を表示するようになっており、地図画面の表示縮尺が広域となるのに伴って案内分岐点の分岐方面の名称も広域の地名を表す名称となるように分岐案内画面を表示することを特徴としている。
このように、地図画面の表示縮尺が広域となるのに伴って案内分岐点の分岐方面の名称も広域の地名を表す名称となるように分岐案内画面を表示することができる。
本発明の第1実施形態に係る車両用表示装置の構成を示す図である。 第1実施形態に係る制御部による走行履歴記憶処理のフローチャートである。 第1実施形態に係る制御部による分岐案内画面処理のフローチャートである。 案内分岐点の分岐方面の名称の決定について説明するための図である。 (a)は、次回分岐点の右折方向に「DD市」が表示される場合の分岐案内画面の表示例、(b)は、次回分岐点の右折方向に「CC町」が表示される場合の分岐案内画面の表示例である。 第1実施形態に係る制御部による検索履歴記憶処理のフローチャートである。 (a)は、次回分岐点の右折方向に「DD市」が表示される場合の分岐案内画面の表示例、(b)は、次回分岐点の右折方向に「CC町」が表示される場合の分岐案内画面の表示例である。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係る車両用表示装置の構成を図1に示す。本車両用表示装置は、自車両が進入する案内分岐点における各分岐方面の名称を表した分岐案内画面を表示することが可能なナビゲーション装置1として構成されている。
本ナビゲーション装置1は、入力操作部10、GPS受信機11、車速センサ12、ジャイロスコープ13、情報記憶部14、通信制御部15、表示装置16、制御部17、ROM18、RAM19を備えている。
入力操作部10は、表示装置16の表示部の前面に重ねて設けられたタッチスイッチ、表示装置16の表示部の周囲に配置されたメカニカルスイッチ等の各種スイッチにより構成されており、ユーザのスイッチ操作に応じた信号を制御部17へ出力する。
GPS受信機11、車速センサ12およびジャイロスコープ13は、それぞれ車両の現在位置を特定するための情報を制御部17へ出力する。
情報記憶部14は、地図データ、走行履歴、操作履歴等の各種情報の記憶および読み出しを行うための装置である。本実施形態における情報記憶部14は、ハードディスクドライブ駆動装置により構成されている。地図データには、各リンクの識別情報(リンクID)、始点座標、終点座標、距離、道路種別、道路幅員、道路形状、道路名、車線数等を表す道路データ、位置検出精度を向上するためのいわゆるマップマッチングデータ、川、湖、海、鉄道、施設などの位置、形状、名称を表す背景データ、各地の施設の名称、所在位置、施設種類、電話番号等
を示す施設データ等が含まれる。
通信制御部15は、外部と双方向の無線通信行うための装置である。制御部17は、この通信制御部15を介して情報センタより無線送信される交通情報を受信することが可能となっている。
表示装置16は、液晶ディスプレイ等の表示部を有し、制御部17より入力される映像信号に応じた映像を表示部に表示させる。
制御部17は、CPUおよびこのCPUの周辺回路(いずれも図示せず)を有するコンピュータとして構成されている。RAM10は、データを一時記憶するためのメモリであり、ROM18は制御部17により実施される各種プログラムを記憶するためのメモリである。制御部17のCPUは、ROM18に記憶されたプログラムに従って各種処理を実施する。
制御部17の処理としては、GPS受信機11、車速センサ12およびジャイロスコープ13より入力される車両の現在位置を特定するための情報に基づいて自車両の現在位置を特定する現在位置特定処理、自車両の現在位置周辺の地図上に自車位置マークを重ねて表示する地図表示処理、ユーザ操作に応じて目的地を検索する目的地検索処理、出発地から目的地に至る案内経路を探索する経路探索処理、案内経路に従って経路案内を行う経路案内処理、自車両が進入する案内分岐点における各分岐方面の名称を表した分岐案内画面を表示する分岐案内画面表示処理等がある。
また、本実施形態係る制御部17は、自車両の走行履歴を収集して情報記憶部15に蓄積記憶させる走行履歴記憶処理を実施する。この走行履歴記憶処理のフローチャートを図2に示す。本車両用表示装置は、自車両のイグニッションスイッチがオン状態になると動作状態となり、制御部17は、現在位置特定処理、地図表示処理等の処理と並行して、図2に示す処理を開始する。なお、制御部17は、自車両が走行中、S100〜S106を繰り返し実施する。
まず、自車両の現在位置を特定する(S100)。具体的には、現在位置特定処理により特定された現在位置情報に基づいて現在位置および自車両が位置する道路リンクを特定する。
次に、自車両が位置する道路リンクと前回自車両が位置していた道路リンクの間に差分があるか否かを判定する(S102)。ここで、例えば、車両が停車しており、前回特定した道路リンクと今回特定した道路リンクの間に差分がない場合、S102の判定はNOとなり、S102の判定へ戻る。
また、車両が走行を開始して別の道路リンクに移動すると、S102の判定はYESとなり、次に、該当地点の走行履歴情報(走行回数)を読み込む(S104)。具体的には、自車両が位置する道路リンクにおける過去の走行回数を情報記憶部14から読み込む。
次に、該当地点の走行履歴情報を更新する(S106)。具体的には、S104にて読み込まれた走行回数に1を加えて自車両が位置する道路リンクの走行回数として情報記憶部14に記憶させる。
上記した処理を繰り返し実施し、自車両が走行した道路リンクの走行回数が更新され、情報記憶部14に記憶される。
本実施形態係る制御部17は、自車両の走行先に存在し、予め定められた条件に該当する案内分岐点における各分岐方面の名称を表した分岐案内画面を表示する分岐案内画面処理を実施する。
図3に、この分岐案内画面処理のフローチャートを示す。制御部17は、図2に示した走行履歴記憶処理と並行して図3に示す処理を実施する。
まず、現在位置特定処理により特定された現在位置情報を取得し(S200)、次に、次回案内分岐点を決定する(S202)。本実施形態では、県道×県道、国道×国道、国道×県道、県道×国道といったように、交差する道路格が県道以上の主要交差点で、車両の走行先の最も近くに存在する主要交差点を次回案内分岐点として決定する。
次に、次回案内交差点に接続する分岐に対する案内表示名を決定する(S204)。本実施形態では、情報記憶部14に記憶された走行履歴に基づいて、分岐案内画面に表示させる案内分岐点の分岐方面に、自車両が頻繁に走行した地点が含まれることを判定した場合、当該自車両が頻繁に走行した地点を表す名称を案内分岐点の分岐方面の名称として決定する。
具体的には、分岐案内画面に表示させる案内分岐点の分岐方面に、自車両の走行回数が予め定められた閾値以上の道路リンクが検索された場合、当該自車両の走行回数が予め定められた閾値以上の道路リンクに対応する地点の名称を案内分岐点の分岐方面の名称として決定する。
例えば、図4に示すように、次回分岐点の右折方向に、自車両の走行回数が予め定められた閾値以上の道路リンクに対応する地点が存在しない「CC町」と、自車両の走行回数が予め定められた閾値以上の道路リンクに対応する地点が存在する「DD市」がある場合、「CC町」ではなく「DD市」を案内分岐点の分岐方面の名称として決定する。
なお、分岐案内画面に表示させる案内分岐点の分岐方面に、自車両の走行回数が予め定められた閾値以上の道路リンクが検索されない場合は、一般ユーザ向けに予め定められている地点の名称を案内分岐点の分岐方面の名称として決定する。
次に、通信制御部15により受信された交通情報を取得する(S206)。なお、本実施形態における交通情報には、渋滞発生地点、渋滞終了地点、渋滞により発生する渋滞区間全体の予想遅延時間が含まれるものとする。
次に、案内分岐点の分岐方面として決定した地点までの所要時間を算出する(S208)。本実施形態では、現在位置から案内分岐点の距離と、案内分岐点から案内分岐点の分岐方面として決定した地点までの距離を加算し、この加算した距離を、道路種別に応じて予め設定された車速(例えば、県道および国道は、時速50キロメートル)で除算することにより現在位置から案内分岐点の分岐方面として決定した地点までの所要時間を算出する。
ここで、S206にて取得した交通情報に基づいて案内分岐点の分岐方面として決定した地点までの区間で渋滞が発生していることを判定した場合、当該渋滞による影響を考慮して所要時間を算出する。ここで、渋滞区間の途中に案内分岐点の分岐方面として決定した地点が含まれる場合には、その渋滞区間の全長と、その渋滞区間に含まれる案内分岐点の分岐方面として決定した地点までの区間長の比に応じて渋滞により発止する遅延を反映させるように所要時間を算出する。例えば、渋滞区間の中間に案内分岐点の分岐方面として決定した地点が存在するような場合には、渋滞により発生すると予想される渋滞区間全体の遅延時間の1/2を、渋滞が発生しない場合の所要時間に加算するようにして所要時間を算出する。
次に、方向案内画像を生成する(S210)。次回案内分岐点の形状を示す表示体(分岐矢印)と、この表示体の各分岐方面に、S204にて決定した案内分岐点の分岐方面の名称とともに、S208にて算出した各所要時間を配置した画像を生成する。
次に、S210にて生成した方向案内画像を分岐案内画面に表示させる(S212)。本実施形態では、この分岐案内画面を地図画面の一部に表示させる。
図5(a)に、分岐案内画面の表示例を示す。図に示すように、次回分岐点の右折方向に、自車両の走行回数が予め定められた閾値以上の道路リンクに対応する地点が存在する「DD市」の名称が表示される。
なお、図4において、次回分岐点の右折方向に、自車両の走行回数が予め定められた閾値以上の道路リンクに対応する地点が存在しない場合には、例えば、図5(b)に示すように、一般ユーザ向けに予め定められている地点の名称「CC町」が表示される。
また、渋滞による影響を考慮して所要時間を予測した場合、当該渋滞による影響を考慮して所要時間を予測したことがユーザに認識可能となるように所要時間の表示形態を渋滞による影響を考慮しない場合の表示形態と異ならせて表示する。例えば、渋滞による影響を考慮しない場合は、黒色、白色、緑色等の色で所要時間を表示し、渋滞による影響を考慮した場合には、赤色、橙色、黄色等の色で所要時間を表示することができる。また、渋滞による影響を考慮した場合には、「渋滞あり」等の文字を表示させることもできる。
また、ユーザ操作により地図画面の表示縮尺が広域となると、これに伴い案内分岐点の分岐方面の名称も広域の地名を表す名称となるように分岐案内画面を表示する。反対に、ユーザ操作により地図画面の表示縮尺が狭域となると、これに伴い案内分岐点の分岐方面の名称も狭域の地名を表す名称となるように分岐案内画面を表示する。
上記した構成によれば、情報記憶部15に記憶された走行履歴に基づいて、分岐案内画面に表示させる案内分岐点の分岐方面に、自車両が頻繁に走行した地点が含まれることを判定した場合、当該自車両が頻繁に走行した地点を表す名称を案内分岐点の分岐方面の名称として決定するとともに、この地点に至る所要時間を予測し、決定した案内分岐点の分岐方面の名称とともにこの地点に至る所要時間が分岐案内画面に表示されるので、個々のユーザに適した地点の名称で分岐方面を視認し、かつ、この地点までの所要時間も視認することができる。したがって、案内分岐点の分岐方面に表示された地点へ走行するような場合には、目的地設定や経路探索等の操作を実施することなく、その地点までの所要時間を視認することが可能である。
また、交通情報に基づいて、分岐案内画面に表示させる案内分岐点の分岐方面として決定された地点までの区間で渋滞が発生していることを判定した場合、当該渋滞による影響を考慮して所要時間が予測されるので、ユーザは、分岐案内画面に表示させる案内分岐点の分岐方面として決定された地点までの渋滞を考慮した所要時間を容易に認識することができる。
また、渋滞による影響を考慮して所要時間が予測された場合、当該渋滞による影響を考慮して所要時間を予測したことがユーザに認識可能となるように所要時間の表示形態が渋滞による影響を考慮しない場合の表示形態と異なるように表示されるので、ユーザは、渋滞を考慮した所要時間を容易に認識することが可能である。
(第2実施形態)
上記第1実施形態では、自車両の走行履歴を収集して情報記憶部15に蓄積記憶させる処理を実施し、情報記憶部15に記憶された走行履歴に基づいて、自車両が頻繁に走行した地点が含まれることを判定した場合、当該自車両が頻繁に走行した地点を表す名称を案内分岐点の分岐方面の名称として決定したが、本実施形態では、ユーザ操作による目的地の検索履歴を収集して情報記憶部15に蓄積記憶させる処理を実施し、情報記憶部15に記憶された検索履歴に基づいて、ユーザの認識の度合いの高い地点が含まれることを判定した場合、当該ユーザの認識の度合いの高い地点を表す名称を案内分岐点の分岐方面の名称として決定する。本実施形態に係るナビ装置1の構成は、図1に示したものと同じである。なお、上記第1実施形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下、異なる部分を中心に説明する。
図6に、ユーザ操作による目的地の検索履歴を収集して情報記憶部15に蓄積記憶させる検索履歴記憶処理のフローチャートを示す。制御部17は、ユーザにより目的地検索の開始を指示する操作が実施されると、図6に示す処理を開始する。
まず、検索キーワードの入力を受け付ける(S300)。具体的には、検索キーワードの入力画面を表示させ、この入力画面に従って入力された検索キーワードを検索条件として確定する。
次に、地点情報を検索する(S302)。例えば、S300にて、各地の施設の名称、施設種類、電話番号等が検索キーワードとして各確定された場合には、この検索キーワードに該当する地点を施設データから検索する。
次に、検索キーワードに該当する地点が施設データから検索されたか否かに基づいて該当地点があるか否かを判定する(S304)。
ここで、検索キーワードに該当する地点が検索されない場合、S304の判定はNOとなり、検索キーワードに該当する地点が検索されなかった旨を示すメッセージを表示部に表示させ、S300へ戻る。
また、検索キーワードに該当する地点が検索された場合、S304の判定はYESとなり、検索された地点を表示部に表示させるとともに、この検索された地点を目的地情報として情報記憶部14に蓄積記憶させ、本処理を終了する。
本実施形態に係る制御部17は、情報記憶部14に蓄積記憶された検索履歴に基づいて、分岐案内画面に表示させる案内分岐点の分岐方面に、ユーザの認識の度合いの高い地点が含まれることを判定した場合、当該ユーザの認識の度合いの高い地点を表す名称を案内分岐点の分岐方面の名称として決定する。
具体的には、図3に示した第1実施形態と同様の処理を実施し、図3のS204において、情報記憶部14に記憶された検索履歴に基づいて、分岐案内画面に表示させる案内分岐点の分岐方面に、ユーザの認識の度合いの高い地点が含まれることを判定した場合、当該ユーザの認識の度合いの高い地点が含まれる地点を表す名称を案内分岐点の分岐方面の名称として決定することにより実現することができる。
具体的には、分岐案内画面に表示させる案内分岐点の分岐方面に、目的地として予め定められた閾値以上検索された地点が含まれることを判定した場合、当該目的地として予め定められた閾値以上検索された地点に対応する地点の名称を案内分岐点の分岐方面の名称として決定することができる。
例えば、図7に示すように、次回分岐点の右折方向に、目的地として予め定められた閾値以上検索されない「CC町」と、目的地として予め定められた閾値以上検索された地点が存在する「DD市」がある場合、「CC町」ではなくユーザの認識度合いの高い「DD市」を案内分岐点の分岐方面の名称として決定する。
上記した構成によれば、検索履歴に基づいて、分岐案内画面に表示させる案内分岐点の分岐方面に、ユーザの認識の度合いの高い地点が含まれることを判定した場合、当該ユーザの認識の度合いの高い地点を表す名称を案内分岐点の分岐方面の名称として決定するとともに、この地点に至る所要時間を予測し、決定した案内分岐点の分岐方面の名称とともに、予測した所要時間が分岐案内画面に表示されるので、個々のユーザに適した地点の名称で分岐方面を視認し、かつ、この地点までの所要時間も視認することができる。
(その他の実施形態)
上記第1実施形態では、分岐案内画面に表示させる案内分岐点の分岐方面に、自車両の走行回数が予め定められた閾値以上の道路リンクが検索された場合、当該自車両の走行回数が予め定められた閾値以上の道路リンクに対応する地点を自車両が頻繁に走行した地点として案内分岐点の分岐方面の名称を決定したが、このような構成に限定されるものではなく、例えば、分岐案内画面に表示させる案内分岐点の分岐方面に、自車両の走行終了地点が予め定められた閾値以上の地点が検索された場合、当該自車両の走行終了地点が予め定められた閾値以上の地点を自車両が頻繁に走行した地点として案内分岐点の分岐方面の名称を決定するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、交差する道路格が県道以上の交差点で、車両の走行先の最も近くに存在する交差点を次回案内分岐点として決定したが、このような例に限定されるものではなく、例えば、次回案内分岐点の条件の入力を促し、ユーザにより入力された条件に該当する交差点を次回案内分岐点として決定するようにしてもよい。
また、上記第1実施形態では、S206にて取得した交通情報に基づいて案内分岐点の分岐方面として決定した地点までの区間で渋滞が発生していることを判定した場合、当該渋滞による影響を考慮して所要時間を算出するようにしたが、例えば、プローブカーにより収集された走行データを交通情報として取得し、走行データに基づいて所要時間を求めるようにしてもよい。
なお、上記実施形態における構成と特許請求の範囲の構成との対応関係について説明すると、図2の走行履歴記憶処理が走行履歴記憶処理手段に相当し、情報記憶部15が記憶媒体に相当し、S204が方面名称決定手段に相当し、S206が所要時間予測手段に相当し、S212が分岐案内画面表示手段に相当し、図6の検索履歴記憶処理が検索履歴記憶処理手段に相当し、通信制御部15が受信手段に相当し、S206が交通情報取得手段に相当する。
1 ナビゲーション装置
10 入力操作部
11 GPS受信機
12 車速センサ
13 車速センサ
14 ジャイロスコープ
15 情報記憶部
16 表示装置
17 制御部
18 ROM
19 RAM

Claims (7)

  1. 自車両が進入する案内分岐点における分岐案内画面を表示することが可能な車両用表示装置であって、
    前記自車両の走行履歴を収集して記憶媒体に蓄積記憶させる処理を実施する走行履歴記憶処理手段と、
    前記記憶媒体に記憶された前記走行履歴に基づいて、前記分岐案内画面に表示させる前記案内分岐点の分岐方面に、前記自車両が頻繁に走行した地点が含まれることを判定した場合、当該自車両が頻繁に走行した地点を表す名称を前記案内分岐点の分岐方面の名称として決定する方面名称決定手段と、
    前記方面名称決定手段により決定された前記地点に至る所要時間を予測する所要時間予測手段と、
    前記方面名称決定手段により決定された前記案内分岐点の分岐方面の名称とともに前記所要時間予測手段により予測された所要時間を前記分岐案内画面に表示させる分岐案内画面表示手段と、を備えたことを特徴とする車両用表示装置。
  2. 自車両が進入する案内分岐点における分岐案内画面を表示することが可能な車両用表示装置であって、
    ユーザ操作による検索履歴を収集して記憶媒体に蓄積記憶させる処理を実施する検索履歴記憶処理手段と、
    前記記憶媒体に記憶された前記検索履歴に基づいて、前記分岐案内画面に表示させる前記案内分岐点の分岐方面に、ユーザの認識の度合いの高い地点が含まれることを判定した場合、当該ユーザの認識の度合いの高い地点を表す名称を前記案内分岐点の分岐方面の名称として決定する方面名称決定手段と、
    前記方面名称決定手段により決定された前記地点に至る所要時間を予測する所要時間予測手段と、
    前記方面名称決定手段により決定された前記案内分岐点の分岐方面の名称とともに前記所要時間予測手段により予測された所要時間を前記分岐案内画面に表示させる分岐案内画面表示手段と、を備えたことを特徴とする車両用表示装置。
  3. 無線信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段を介して交通情報を取得する交通情報取得手段を備え、
    前記所要時間予測手段は、前記交通情報取得手段により取得された前記交通情報に基づいて前記方面名称決定手段により決定された前記地点までの区間で渋滞が発生していることを判定した場合、当該渋滞による影響を考慮して前記所要時間を予測することを特徴とする請求項1または2に記載の車両用表示装置。
  4. 前記分岐案内画面表示手段は、前記所要時間予測手段により前記渋滞による影響を考慮して前記所要時間が予測された場合、当該渋滞による影響を考慮して前記所要時間を予測したことがユーザに認識可能となるように前記所要時間の表示形態を渋滞による影響を考慮しない場合の表示形態と異ならせて表示することを特徴とする請求項3に記載の車両用表示装置。
  5. 前記方面名称決定手段は、前記分岐案内画面に表示させる前記案内分岐点の分岐方面に、前記自車両の走行回数が予め定められた閾値以上の道路リンクが検索された場合、当該自車両の走行回数が予め定められた閾値以上の道路リンクに対応する地点の名称を前記案内分岐点の分岐方面の名称として決定することを特徴とする請求項1、3、4のいずれか1つに記載の車両用表示装置。
  6. 前記方面名称決定手段は、前記分岐案内画面に表示させる前記案内分岐点の分岐方面に、前記目的地として予め定められた閾値以上検索された地点が含まれることを判定した場合、当該目的地として予め定められた閾値以上検索された地点に対応する地点の名称を前記案内分岐点の分岐方面の名称として決定することを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1つに記載の車両用表示装置。
  7. 前記分岐案内画面表示手段は、地図画面とともに前記分岐案内画面を表示するようになっており、前記地図画面の表示縮尺が広域となるのに伴って前記案内分岐点の分岐方面の名称も広域の地名を表す名称となるように前記分岐案内画面を表示することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載の車両用表示装置。
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