JP2012026483A - 配管接続構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】配管ラインの流体の停止(設備停止)することなく配管内の減肉などの劣化状態の確認を行うことができるばかりでなく、部品点数を少なくして配管施工を簡略化させ、配管ラインをコンパクトにすることができる配管接続構造を提供する。
【解決手段】上流側配管部1のフランジ継手13側に第一バタフライバルブ2をフランジ接続し、フランジ継手15に第三バタフライバルブ6をフランジ接続する。主直管部3の両端部にフランジ継手16、17を接続し、一方のフランジ継手16の側は第一バタフライバルブ2をフランジ接続し、他方のフランジ継手17の側は第二バタフライバルブ4にフランジ接続する。副直管部7には、主直管部3の直管と同じ長さの直管の両端部にフランジ継手18、19を接続し、一方のフランジ継手18の側を第三バタフライバルブ6にフランジ接続し、他方のフランジ継手19の側を第四バタフライバルブ8にフランジ接続する。
【選択図】図1

Description

本発明は、化学工場、上下水道、農業・水産などの配管ラインに好適に使用されるバイパス流路を形成した配管ラインの配管接続構造に関するものである。
配管ラインには流す流体の特性により配管内面の腐食や減肉などが生じることがあり、これを定期的に監視するための方法として、従来では図14に示すような腐食測定機能付配管構造弁があった(例えば、特許文献1参照)。その構成は、主配管101に、アノード側配管102とカソード側配管103とからなるガルバニック対(腐食測定部)を直列に介装するとともに、主配管101のガルバニック対の両側に主配管側開閉弁104、105を配置して腐食測定部を形成し、さらに、主配管101から分岐して、腐食測定部をバイパスし、バイパス側開閉弁106の介装されるバイパス配管107を配置し、アノード側配管102およびカソード側配管103に、基準電極が着脱される電極挿入部108を形成してなるものであった。このとき、アノード側配管102とカソード側配管103にはフランジ部109、110が形成され、主配管側開閉弁104、105から伸びたフランジ部111、112とフランジ接続により主配管101に接続されている。これにより、腐食測定機能付配管装置では、基準電極の劣化を引き起こすことなく、配管の腐食を容易に測定することができるものであった。
特開平5−107217号公報(図1)
しかしながら、前記従来の腐食測定機能付配管装置は、アノード側配管102とカソード側配管103とからなるガルバニック対をフランジ部で取り外し可能にする構成上、流体を停止させる主配管側開閉弁104、105と接続スペースが必要になるので配管装置が大きくなり、特に呼び径150mmを超える大口径の配管ラインになると主配管側開閉弁104、105及びバイパス側開閉弁106は一般的に面間が小さいバタフライバルブが用いられることになるが、通常のバタフライバルブは一次側と二次側をフランジで挟持してボルト・ナットで固定される構成であるため、配管ラインの終端にバタフライバルブのみを取り付けることができる構造にはなっていない。そのため、アノード側配管102とカソード側配管103とからなるガルバニック対をフランジ部で取り外し可能に配管接続を行う場合、図15に示すようにガルバニック対に該当する直管部113の両端に主配管側開閉弁となるバタフライバルブ114、115を配置させて配管接続する必要があり、直管部113とバタフライバルブ114、115とは各々フランジ短管116、117を間に挟んで接続しなければならず接続された配管接続構造の全長が長くなる問題や、部品点数が多くなり施工が煩雑で時間が掛かるという問題があった。
本発明は、以上のような従来技術の課題に鑑みなされたもので、その目的はバイパス流路を形成した配管ラインの配管接続構造において、配管ラインの流体の停止(設備停止)することなく配管内の減肉などの劣化状態の確認を行うことができるばかりでなく、部品点数を少なくして配管施工を簡略化させ、配管ラインをコンパクトにすることができる配管接続構造を提供することである。
本発明の構成について図面を参照して説明すると、本発明に係る配管接続構造は、主直管部を有する主流路と、該主直管部に並列する副直管部を有するバイパス流路が形成されてなる配管接続構造であって、前記主直管部は両端部にフランジ接続されたバルブを介して前記主流路にフランジ接続され、前記副直管部は両端部にフランジ接続されたバルブを介して前記バイパス流路にフランジ接続され、前記バルブは、中空筒状のバルブ本体と、その内周面に嵌着されるシートリングと、該シートリングの貫通孔を貫通してバルブ本体に支持される弁軸と、該弁軸を弁軸孔に取り付けて支承される円板状の弁体とを有し、前記弁軸の回動とともに弁体を回動させて開閉を行うバタフライバルブであり、前記バルブ本体にボルト孔が穿孔されたフランジ部が形成され、該ボルト孔内周に雌ネジ部が形成されていることを第1の特徴とする。
前記バタフライバルブのバルブ本体が樹脂製であり、前記ボルト孔の雌ねじ部がインサート金具で形成され、バルブ本体のボルト孔外周が該バルブ本体の面間の肉厚で形成されたことを第2の特徴とする。
主流路とバイパス流路に設けられたバルブのうち、一方の流路側のバルブが開位置に回動したときに他方の流路側のバルブが閉位置に回動する操作手段を有することを第3の特徴とする。
本発明は以上のような構造をしており、以下の優れた効果が得られる。
(1)配管ラインの流体の停止(設備停止)することなく配管内の減肉などの劣化状態の確認を行うことができる。
(2)バタフライバルブを一次側配管に直接取り付けたまま流体を止めておくことができ、且つ二次側配管の取り外しが可能であるため、バタフライバルブと主直管部又は副直管部との接続を仲介する部材が不用となり、部品点数を少なくして配管施工を簡略化させ、配管ラインをコンパクトにすることができる。
本発明の第一の実施形態である配管接続構造示す正面図である。 本発明の配管接続構造に用いたバタフライバルブを示す正面図である。 図2のA−A断面図である。 図2のバタフライバルブの一次側に配管をフランジ接続した状態を示す側面図である。 図2のバタフライバルブの一次側と二次側に配管をフランジ接続した状態を示す側面図である。 図1の配管接続構造から主直管部を取り外した状態を示す正面図である。 本発明の第二の実施形態である配管接続構造示す正面図である。 図7の断面図である。 図7の要部拡大図である。 本発明の第三の実施形態である配管接続構造示す正面図である。 本発明の第四の実施形態である配管接続構造示す正面図である。 本発明の第五の実施形態である配管接続構造示す正面図である。 本発明の第六の実施形態である配管接続構造示す正面図である。 従来の腐食測定機能付配管装置を示す模式図である。 従来の配管接続構造示す正面図である。
以下、本発明における第一の実施形態について図面を参照して説明するが、本発明が本実施形態に限定されないことは言うまでもない。
図1において、本発明の配管接続構造は、上流側配管部1、第一バタフライバルブ2、主直管部3、第二バタフライバルブ4、第三バタフライバルブ6、副直管部7、第四バタフライバルブ8、下流側配管部5からなる。
上流側配管部1は、流入側の配管ライン9にフランジ接続されるフランジ継手11と、フランジ継手11に短管を介して接続されるチーズ継手12と、チーズ継手12で分岐される一方には短管を介してフランジ継手13が接続されている。また、チーズ継手12で分岐される他方には短管を介してエルボ継手14と、エルボ継手14に短管を介してフランジ継手15が接続されている。上流側配管部1のフランジ継手13側には第一バタフライバルブ2がフランジ接続され、フランジ継手15には第三バタフライバルブ6がフランジ接続されている。
主直管部3は、直管の両端部にフランジ継手16、17が接続され、一方のフランジ継手16の側は前記第一バタフライバルブ2にフランジ接続され、他方のフランジ継手17の側は第二バタフライバルブ4にフランジ接続されている。
副直管部7は、主直管部3の直管と同じ長さの直管の両端部にフランジ継手18、19が接続され、一方のフランジ継手18の側は前記第三バタフライバルブ6にフランジ接続され、他方のフランジ継手19の側は第四バタフライバルブ8にフランジ接続されている。このとき、主直管部3と副直管部7が平行に並列して配置される。
下流側配管部5は、流出側の配管ライン10にフランジ接続されるフランジ継手22と、フランジ継手22に短管を介して接続されるチーズ継手21と、チーズ継手21で分岐される一方に短管を介してフランジ継手20が接続されている。また、チーズ継手21で分岐される他方に短管を介してエルボ継手23と、エルボ継手23に短管を介してフランジ継手24が接続されている。下流側配管部5のフランジ継手20側には第二バタフライバルブ4がフランジ接続され、フランジ継手24には第四バタフライバルブ8がフランジ接続されている。
以上の構成により、配管ライン9から流入する流体に対して主直管部3を流れる主流路と、主流路から分岐して副直管部7を流れてまた主流路に合流するバイパス流路とを有する配管接続構造が形成される。
ここで第一、第二、第三、第四バタフライバルブ2、4、6、8の構成について、代表して第一バタフライバルブ2を図2〜3を参照して説明する。第二、第三、第四バタフライバルブ4、6、8の構成は第一バタフライバルブ2と同様である。
中空筒状の塩化ビニル樹脂(以下、PVCと記す)製のバルブ本体31は、上部外周に突出した略円盤状のトップフランジ32が設けられており、バルブ本体31の内周面には後記シートリング38が嵌着されている。バルブ本体31の外周側にはフランジ部33が形成されており、フランジ部33には円周線に沿って等間隔に8個のボルト孔34(図示せず)が穿孔されている。このボルト孔34は、内周に雌ネジ部35を有する金属インサート36が埋め込まれて形成され、ボルト孔34外周はバルブ本体31の面間の肉厚で形成され、等間隔に設けられた8個のボルト孔34周辺部分は放射状に突起する突起部37として形成されている。
エチレン−プロピレン−ジエンゴム(EPDM)製のシートリング38は、中空筒状の本体部42とその両側面に鍔状のシール面43が一体的に形成されている。シートリング38の本体部42の外周の中央部には断面矩形状の環状突起が設けられバルブ本体31の内周面に設けられた嵌合用溝と嵌合され、シートリング38が移動しないようになっている。また、本体部42の後記弁軸39の軸線方向の上下には弁軸39が貫通するための貫通孔(図示せず)を有している。
SUS403製の弁軸39はバルブ本体31に支持されている。弁軸39の上端部は、バルブ本体31の上部に設けられたトップフランジ32中央から突出して配置されているトップフランジ32から突出した弁軸39の上端部には開度調節機構44を備えたハンドル41がボルト固定されている。また弁軸39中央部は、バルブ本体31及びシートリング38に回動可能の状態で密着貫通されている。
なお、本実施形態ではハンドル41の形状はレバー状であるが、大口径ではギアボックスを介在させてハンドルを接続させても良い(図示せず)。また、ハンドル41のレバーの方向は主流路、バイパス流路それぞれにおいて同一方向に向くような構成にしても良く、ハンドル41は誤操作防止のためにバルブ本体31から着脱可能に設けても良い。また、バタフライバルブはハンドル41による手動式以外にも電気式(図示せず)または空気式(図示せず)のアクチュエーターを設置することで弁体40を回動させても良い。
円形状のPP製の弁体40はバルブ本体31の内部中央に配置され、弁体40中央には貫通した弁軸孔が設けられ、弁軸39を弁軸孔に回動不能に貫通させ、弁軸39に支承されている。
次に、第一、第二、第三、第四バタフライバルブ2、4、6、8が接続された配管接続構造の詳細な構成を、第一バタフライバルブ2を代表にして図4〜5を参照して説明する。まず、上流側配管部1のフランジ継手13と第一バタフライバルブ2とを接続するときは、バルブ本体31のボルト孔34内周に雌ネジ部35が形成されているので、フランジ継手13にボルトを通してバルブ本体31の一方の面側のボルト孔34に直接ボルト締めを行うことでフランジ接続が行われる(図4の状態)。次に、主直管部3に接続されたフランジ継手16と第一バタフライバルブ2を接続するときは、フランジ継手16にボルトを通してバルブ本体31の他方の面側のボルト孔34に直接ボルト締めを行うことでフランジ接続が行われる(図5の状態)。これにより第一、第二バタフライバルブ2、4と主直管部3が接続され、第三、第四バタフライバルブ6、8と副直管部7が接続される。
次に第一の実施形態の作用について説明する。図1において、主流路に流体を流す場合は、第一バタフライバルブ2と第二バタフライバルブ4を全開とし、第三バタフライバルブ6と第四バタフライバルブ8が全閉とし、流入側の配管ライン9から流入した流体は上流側配管部1を通って主直管部3を流れ、下流側配管部5を通って流出側の配管ライン10から流出されるようになる。バイパス流路に流体を流す場合は、第一バタフライバルブ2と第二バタフライバルブ4が全閉で、第三バタフライバルブ6と第四バタフライバルブ8が全開とし、流入側の配管ライン9から流入した流体は上流側配管部1を通って副直管部7を流れ、下流側配管部5を通って流出側の配管ライン10から流出されるようになる。
このときのバタフライバルブ2、4、6、8の開閉作動は、第一、第二、第三、第四バタフライバルブ2、4、6、8が全開の状態から弁軸39を回動させると、それに伴い弁体40も回動し、弁体40の外周縁がシートリング38の内周に圧接されて全閉状態になり、シートリング38の内周と弁体40の外周縁により弁座がシールされる。バタフライバルブ2、4、6、8が全閉の状態から弁軸39を逆方向に回動させると、それに伴い弁体40も回動し、弁体40の外周縁がシートリング38の内周から離間されて全開の状態になる。
次に本実施形態の配管接続構造から主直管部3を取り外す手順について説明する。図1において、第一バタフライバルブ2と第二バタフライバルブ4を全閉とし、第三バタフライバルブ6と第四バタフライバルブ8が全開とする。第一バタフライバルブ2とフランジ継手16を接続するボルトを取り外し、第二バタフライバルブ4とフランジ継手17を接続するボルトを取り外し、主直管部3を配管ラインから取り外す。この配管接続構造は、通常は主流路に流体を流して使用するが、一定期間をもって主直管部3を取り外して配管内の減肉などの劣化状態を確認できるものである。このとき、バイパス流路に流体が流れるので、配管ラインの流体の停止(設備停止)を行う必要がない。また、配管内の確認を主直管部と副直管部で交互に交換しながら流体の流れを停止することなく定期的に配管内を確認することができる。
また、本発明の第一、第二、第三、第四バタフライバルブ2、4、6、8はボルト孔34が内周に雌ネジ部35を有する金属インサート36が埋め込まれて形成されると共に、ボルト孔34外周は厚肉に形成され突起部37となっていることから、バタフライバルブの一次側配管に取り付けたまま流体を止めておくことができる強度を有している。また、一次側の流体を閉止したままバタフライバルブの二次側配管の取り外しが可能であるため、主直管部3を配管ラインから取り外すときには第一バタフライバルブ2及び第二バタフライバルブ4と主直管部3とを接続したボルトを外すだけで取り外すことができる。そのため、図6に示すように第一、第二バタフライバルブ2、4を閉止して主直管部3を取り外した状態のまま流体を流すことができる(第一バタフライバルブ2から主直管部を取り外した状態は図4参照)。これにより、従来では図13に示すようにバタフライバルブが用いられる大口径の配管ラインにおいて、バタフライバルブを一次側のフランジ継手と二次側のフランジ継手の間にバルブ本体を挟持させて通しボルトを用いて接続する必要から直管部113を取り外し可能にするためにはフランジ短管116、117で仲介させる必要があり、配管ラインが大きくなると共に部品点数が多くなって配管施工が煩雑になるという問題があったが、本発明の構成のおけるバタフライバルブであればフランジ短管116、117の長さ分ほど配管接続構造の面管の長さを短くコンパクトにすることができるため、特に大口径の配管ラインではスペースを大きく取らなくてもバイパス流路を形成することが可能となり、部品点数が少なくなるので配管施工を簡略化させることができる。
また、主直管部3または副直管部7に流量計や圧力計などの各種計測器を設置させてもよく(図示せず)、計測器が破損したときに流体を停止することなく計測器の修理や交換を行うことができる。
次に、本発明における第二の実施形態について図7乃至図9を参照して説明する。
並列された2箇所の第一バタフライバルブ2及び第三バタフライバルブ6は各々のバルブ同士を連結して同時に回動操作させる操作手段51が設けられている。操作手段51は、ハンドルが取り外された第一バタフライバルブ2のトップフランジ32中央から突出した弁軸39上端部に取り付けられたアーム53と、ハンドルが取り外された第三バタフライバルブ6のトップフランジ52中央から突出した弁軸58上端部に取り付けられたアーム54と、アーム53とアーム54とをピン55、56を介して連結されたロッド57とで形成されている。このとき、ロッド57は第一バタフライバルブ2と第三バタフライバルブ6の間の距離を調整するために長さ調整可能に設けられている。
同様に、並列された2箇所の第二バタフライバルブ4及び第四バタフライバルブ8は各々のバルブ同士を連結して同時に回動操作させる操作手段59が設けられている。第二の実施形態の他の構成は第一の実施形態と同様なので説明を省略する。
ここで、本実施形態の弁体40a〜40dの形状は、各々のバルブが中間開度のときに第一、第二バタフライバルブ2、4の各々の弁体40a、40bが流路軸線に対して45度傾いた状態で設置されており、第三、第四バタフライバルブ6、8の各々の弁体40c、40dが流路軸線に対して−45度傾いた状態で設置されている(図8参照)。
次に第二の実施形態の作用について説明する。操作手段51は弁体40aと弁体40bの互いの傾きの差が90度の状態で各々の開度が逆になるように回動するため、第一バタフライバルブ2が全開のときには第三バタフライバルブ6は全閉となる状態で連結されている。操作手段59は弁体40cと弁体40dの互いの傾きの差が90度の状態で各々の開度が逆になるように回動するため、第二バタフライバルブ4が全開のときには第四バタフライバルブ8は全閉となる状態で連結されている。このとき、第一バタフライバルブ2と第二バタフライバルブ4、第三バタフライバルブ6と第四バタフライバルブ8の開閉状態は同じになるようにしている。
次に、第一バタフライバルブ2、第二バタフライバルブ4を回動して全閉にすると、第一バタフライバルブ2に連結された操作手段51により駆動が伝達されて第三バタフライバルブ6が回動して全開になり、第二バタフライバルブ4に連結された操作手段59により駆動が伝達されて第四バタフライバルブ8が回動して全開になる。次に、第一バタフライバルブ2、第二バタフライバルブ4を回動して全開にすると、第一バタフライバルブ2に連結された操作手段51により駆動が伝達されて第三バタフライバルブ6が回動して全閉になり、第二バタフライバルブ4に連結された操作手段59により駆動が伝達されて第四バタフライバルブ8が回動して全閉になる。
以上の作用によりバルブの開閉の切り替え操作を、誤操作を起こすことなく連動させて行うことができる。なお、操作手段51、59は並列して隣り合う各々のバタフライバルブに連結して同時に回動操作可能であればその構成は特に限定されず、例えば操作手段51と操作手段59を連結して第一、第二、第三、第四バタフライバルブ2、4、6、8を同時に連動させても良い。また。例えば操作手段51、59に伸縮するシリンダロッドを有するシリンダを用いて連結しても良く、シリンダを連結する2つのバルブの中間位置に固定して、双方のバルブのアームに連結したシリンダロッドをそれぞれ伸縮させてバルブを回動させても良い。
上流側配管部1、主直管部3、副直管部7、下流側配管部5及びバタフライバルブのバルブ本体31の材質は、バルブとして必要な強度を有していれば良く、PVC、ポリスチレン、ABS樹脂、ポリプロピレン、ポリビニリデンフルオライド、ポリジシクロペンタジエン、ポリテトラフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体、ポリクロロトリフルオロエチレン、エポキシアクリレート樹脂などの樹脂、鉄、銅、銅合金、真鍮、アルミニウム、ステンレスなどの金属、または磁器などのセラミックなど、特に限定されない。
また、配管接続構造は、主直管部を有する主流路と主直管部に並列する副直管部を有するバイパス流路が形成されていればその構成は限定されない。図1の直線状の主流路にコの字状にバイパス流路を設けた構成のほかに、図10に示すような上流側配管部71及び下流側配管部72から等しく流路を分配して主直管部73及び副直管部74を連結しても良く、図11や図12に示すように直線状に配置されずに平行した配管ラインに対して上流側配管部75、79及び下流側配管部76、80を各々の配管ラインに合わせて主直管部77、81及び副直管部78、82を連結しても良く、図13に示すようにコの字状の主流路にコの字状にバイパス流路を設けても良い。
1…上流側配管部
2…第一バタフライバルブ
3…主直管部
4…第二バタフライバルブ
5…下流側配管部
6…第三バタフライバルブ
7…副直管部
8…第四バタフライバルブ
9…配管ライン
10…配管ライン
11…フランジ継手
12…チーズ継手
13…フランジ継手
14…エルボ継手
15…フランジ継手
16…フランジ継手
17…フランジ継手
18…フランジ継手
19…フランジ継手
20…フランジ継手
21…チーズ継手
22…フランジ継手
23…エルボ継手
24…フランジ継手
31…バルブ本体
32…トップフランジ
33…フランジ部
34…ボルト孔
35…雌ネジ部
36…金属インサート
37…突起部
38…シートリング
39…弁軸
40…弁体
41…ハンドル
42…本体部
43…シール面
44…開度調節機構
51…操作手段
52…トップフランジ
53…アーム
54…アーム
55…ピン
56…ピン
57…ロッド
58…弁軸
59…操作手段

Claims (4)

  1. 主直管部を有する主流路と、該主直管部に並列する副直管部を有するバイパス流路が形成されてなる配管接続構造であって、
    前記主直管部は両端部にフランジ接続されたバルブを介して前記主流路にフランジ接続され、
    前記副直管部は両端部にフランジ接続されたバルブを介して前記バイパス流路にフランジ接続され、
    前記バルブは、中空筒状のバルブ本体と、その内周面に嵌着されるシートリングと、該シートリングの貫通孔を貫通してバルブ本体に支持される弁軸と、該弁軸を弁軸孔に取り付けて支承される円板状の弁体とを有し、前記弁軸の回動とともに弁体を回動させて開閉を行うバタフライバルブであり、前記バルブ本体にボルト孔が穿孔されたフランジ部が形成され、該ボルト孔内周に雌ネジ部が形成されていることを配管接続構造。
  2. 前記バタフライバルブのバルブ本体が樹脂製であり、前記ボルト孔の雌ねじ部がインサート金具で形成され、バルブ本体のボルト孔外周が該バルブ本体の面間の肉厚で形成されたことを第2の特徴とする請求項1記載の配管接続構造。
  3. 主流路とバイパス流路に設けられたバルブのうち、一方の流路側のバルブが開位置に回動したときに他方の流路側のバルブが閉位置に回動する操作手段を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の配管接続構造。
  4. 前記バタフライバルブが手動式、空気式、電気式によって回動されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の配管接続構造。
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