JP2012025026A - 射出成形金型 - Google Patents

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Abstract

【課題】新たな機構によるコアを用いてアンダーカット部を成形する射出成形金型である。
【解決手段】回動可能な回動コア15と中コア12と外コア18が配置してあり、アンギュラー20の外形状によって中コア12が往復動し、アンギュラーの外形状に対応して形成の誘導垂直部30aと誘導傾斜部30bからなる誘導溝30によって外コア18が往復動し、アンダーカット部に対応する可動コア15をリンク体19を介して回動可能であり、アンギュラー20の上昇により、外コア18は中コア12より遅く移動可能に垂直部20aと誘導垂直部30aが形成してある。
【選択図】図3

Description

本願発明は、スライドコアを用いてアンダーカット部を成形する射出成形金型に関する。
従来、成形品のアンダーカット部を一体成形する方式として、特許文献1がある。この特許文献1には、2重のアンダーカット部を一体成形するために、スライドコア内に小型で簡便な構造の中スライドコアを内臓の射出成形用金型がある。
特開昭62-240522号公報
アンダーカット部を成形する金型には、前記文献に開示の機構がある。しかし、アンダーカット部を成形するに当たって、製品におけるアンダーカット部の形状や成形位置等、種々のものがあり、それらに対応するために、新たな射出成形金型が望まれている。
そこで、本願発明は、アンダーカット部を有する成形品に対して、新たな機構を備える射出成形金型を提供する。
請求項1の射出成形金型は、基台上で回動可能な回動コアを設け、その回動コアの右側に、中コアと外コアが配置してある。また、前記基台と中コアの双方を挿通するアンギュラーが設けてあり、前記アンギュラーの外形状は垂直部と傾斜部を有し、前記傾斜部によって前記中コアは基台の長手方向に往復動可能である。また、前記アンギュラーには、前記垂直部と傾斜部に対応する誘導垂直部と誘導傾斜部からなる誘導溝が形成してあり、前記外コアは前記誘導溝に挿入のピンによって基台の長手方向に往復動可能である。
また、リンク体は、前記外コアに設けた基軸と、前記中コアに設けた中軸と、前記回動コアに設けた金型軸において回動可能に取り付けてある。また、前記前記アンギュラーの上昇により、外コアは中コアより遅く移動可能に前記垂直部と誘導垂直部が形成してある。
前記構成の射出成形金型の作用は、樹脂の注入が終了した後に、アンギュラーの上昇により、外コアは中コアより遅く移動可能に垂直部と誘導垂直部が形成してあるので、中コアは往動を開始するが、垂直誘導溝によって外コアは停止している。そのため、停止している外コアの基軸を中心に可動コアは、リンク体を介して閉方向に回動する。
そして、更に、アンギュラーの上昇により、アンギュラーの傾斜部と誘導傾斜部によって、中コアと外コアは共に往動して、回動コアはアンダーカット部から離脱して、樹脂成形品を取り出すことができる。
一方、アンギュラーを下降させると、前記と逆動作となり、先ず、アンギュラーの傾斜部と誘導傾斜部によって、中コアと外コアは復動し、誘導垂直部に到ると外コアが停止するが、アンギュラーの傾斜部によって中コアは復動するので、回動コアは、停止している外コアの基軸を中心にリンク体を介して開方向に回動し、樹脂の注入が開始できる状態になる。
また、請求項2の射出成形金型は、中コアの先部と回動コアの端部が当接可能な傾斜状に形成してあるによって、回動コアの位置決めができる。
本願発明の射出成形金型は、簡便な機構で、アンダーカット部の樹脂成形ができる。
(A)はアンダーカット部を有する樹脂成形品の斜視図、(B)は樹脂成形品の正面断面図である。 (A)は内金型の平面図、(B)は内金型の正面図、(C)は内金型の側面図である。 (A)は、樹脂注入が開始できる状態の内金型で、リンク体の下と上の平面断面を示す図であり、(B)は内金型の正面断面図である。 (A)は平面断面、(B)は正面断面であり、共に、図3における回動コアが閉状態に変更されて、樹脂成形品を取り外すときの図である。
本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、上部に開口を有する容器1の斜視図であり、図2は容器1の正面断面図である。なお、この図1に示す容器は本発明の射出成形金型で成形するものである。
この容器1は、両側部に、内側から外側に突出のアンダーカット部5を有している。前記容器1は外金型(図示略)と内金型で成形されるが、ここでは内金型について、平面図である図2(A)、正面図である図2(B)、側面図である図2(C)、又、樹脂注入が開始できる状態の内金型でリンク体19の下と上の平面断面を示す図3(A)、内金型の正面断面を示す図3(B)を参照して説明する。
内金型を構成する略直方体状の基台10の前方上面(図2(A)の左端)には、後記で詳述する、前記基台10上で回動可能な一対の回動コア15が、基台10の長手方向の中心線に対して、対称に配置してある。また、前記回動コア15の右側で、且つ、基台10の短手方向の中央には、基台10上を長手方向に往復動可能な中コア12が配置してあり、その中コア12の両側には基台10に固定されている外コア18が配置してある。
また、前記中コア12と基台10には、金型の成形機(図示略)の動作により、昇降する断面四角状のアンギュラー20が挿通してあり、このアンギュラー20の昇降及び外形によって、前記中コア12は前記基台10上を往復動する。
即ち、このアンギュラー20の外形は、垂直方向の垂直部20aと、その垂直方向の垂直部20aから右下方向の傾斜部20bを備えていて、外形の全体形状はヘ字状であり、中コア12は、アンギュラー20の昇降による垂直部20aに対しては停止し、傾斜部20bに対しては往復動する。
また、前記アンギュラー20の両側部には、基台10及び外コア18の往復動のために、誘導溝30が形成してあり、これらの誘導溝30には、ピン33が挿入してある。そして、そのピン33は前記外コア18に固定してあり、外コア18及び基台10は、アンギュラー20の昇降によるピン33が誘導垂直部30aにあるときは停止し、誘導傾斜部30bにあるときは往復動する。
尚、アンギュラーを上昇させたとき、外コア18は中コア12より遅く移動可能に前記垂直部20aに対応して誘導垂直部30aが形成してある。
即ち、誘導垂直部30aは、垂直部20aに平行して形成してあるが、遅く移動可能にするため、更に、下方向まで誘導垂直部30aが形成してある(図3(B)参照)。
又、前記中コア12の先端部には、前記図1に示す楕円状のアンダーカット部5に対応する一対の回動コア15が配設してある。
また、この回動コア15は、前記中コア12に立設の中軸12a、外コア18に立設の基軸18a、前記回動コア15に立設の金型軸15aで回動可能に取り付けてある略3角形のリンク体19を介して回動可能である。尚、前記中軸12aと金型軸15aの回動孔19a、19bは細長孔であって、回動における他方の回動コア15との調整をしている。
又、中コア12の先部の傾斜部12cと、この傾斜部12cに当接する前記回動コア15の端部は、共に、当接可能な傾斜状に形成してある。このように、中コア12と回動コア15が当接する形状であるのは、回動コア15の回動後、樹脂を充填するとき、回動コア15の位置決めのためである。
次に、前記構成の射出成形金型についての作用について、図3、図4を参照して説明する。
尚、平面断面を示す図3(A)の上半分はリンク体19の下での平面断面であり、下半分はリンク体19の上での平面断面である。また、正面断面を示す図3(B)は、回動コア15が、リンク体19を介して、両側に開状態で、中コア12と回動コア15が傾斜部12cで当接の状態で位置決めされ、内金型の回動コア15と外金型(図示略)の間に樹脂注入が開始できる状態図である。又、図4は図3における回動コア15が閉状態に変更し、樹脂成形品を取り出すことができる状態図である。
樹脂注入が終了した後には、金型の成形機(図示略)の動作によって、アンギュラー20が上昇すると、アンギュラー20の傾斜部20bによって、中コア12は往動(図3の右方向に)するが、ピン33は誘導溝30の誘導垂直部30aを移動するので、外コア18及び基台10は動かない。
この動かない外コア18に対して、中コア12は往動するので、一対の回動コア15は、動かない基軸18aを中心に回動するリンク体19を介して、中コア12の中心線に向かう閉状態になる方向に回動する。
そして、更にアンギュラー20が上昇して、ピン33が誘導溝30の誘導垂直部30aの終端(誘導傾斜部30bとの交点)に到ると、前記一対の回動コア15は、回動が終了して、一対の回動コア15は共に閉状態になり、回動コア15はアンダーカット部から離脱し、回動コア15は外コア18より僅かに中コア12の中心側の位置となる(図4(A)参照)。
そして、更に、アンギュラー20が上昇して、ピン33が誘導溝30の誘導傾斜部30bに到ると、この誘導傾斜部30bとアンギュラー20の傾斜部20bは同じ傾斜であるので、以後、中コア12と外コア18及び基台10は同じ速度で往動する。
この結果、前記回動コア15は、図4に示す位置より往動した右方向に移動して、回動コア15は、前記樹脂成形されたアンダーカット部から離脱するので、樹脂成形品を取り出すことができる。
次に、前記樹脂成形品が取り出された後には、金型の成形機(図示略)の動作によって、前記とは逆操作を行い、アンギュラー20を下降させる。
このアンギュラー20の下降によって、誘導傾斜部30bと傾斜部20bによって、外コア18及び基台10と中コア12は共に復動し、ピン33が誘導溝30の誘導垂直部30aの位置に到ると、以後、外コア18及び基台10は動かなくなる。
即ち、誘導垂直部30aは、垂直方向にアンギュラー20に形成の垂直部20aより長く形成されているので、下降するピン33は、アンギュラー20の傾斜部20bより早く、誘導垂直部30bに到って、外コア18及び基台10の復動を停止する。
前記外コア18及び基台10は動かなくなるが、中コア12は傾斜部20bにより復動するので、リンク体19は、動かない基軸18aを中心軸に回動することによって、一対の回動コア15は中コア12の中心線からそれぞれ外側に回動し、一対の回動コア15は開状態になり、前記したアンダーカット部に樹脂注入を開始できる状態になる(図3)。
このように、アンギュラー20の昇降を繰り返すことによって、樹脂注入、成形品の取り出しの工程を繰り返して製品を製作する。
尚、前記した例では、回動コアは1対であり、両側にアンダーカット部を有する成形品に対するものであるが、アンダーカット部が1箇所である場合には、回動コアと外コアは、それぞれ1個の構成でよい。
1 容器
5 アンダーカット部
10 基台
12 中コア
12a 中軸
14 アンダーカット金型
15 回動コア
15a 金型軸
18 外コア
19 リンク体
20 アンギュラー
20a 垂直部
20b 傾斜部
30 誘導溝
30a 誘導垂直部
30b 誘導傾斜部
33 ピン

Claims (2)

  1. 基台上で回動可能な回動コアを設け、
    その回動コアの右側に、中コアと外コアを配置し、
    前記基台と中コアの双方を挿通するアンギュラーを設け、
    前記アンギュラーの外形状は垂直部と傾斜部を有し、前記傾斜部によって前記中コアは基台の長手方向に往復動可能であり、
    前記アンギュラーに、前記垂直部と傾斜部に対応して誘導垂直部と誘導傾斜部からなる誘導溝を形成し、
    前記外コアは前記誘導溝に挿入のピンによって基台の長手方向に往復動可能であり、
    リンク体を前記外コアに設けた基軸と、前記中コアに設けた中軸と、前記回動コアに設けた金型軸に対して回動可能に取り付け、
    前記アンギュラーの上昇により、外コアは中コアより遅く移動可能に前記垂直部と誘導垂直部を形成することを特徴とする射出成形金型。
  2. 中コアの先部と回動コアの端部を当接可能な傾斜状に形成してあることを特徴とする請求項1の射出成形金型。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR3035610A1 (fr) * 2015-04-30 2016-11-04 Faurecia Interieur Ind Moule de realisation d'une piece
KR20180040973A (ko) * 2016-10-13 2018-04-23 임영은 코어가이드세트
KR102465518B1 (ko) * 2022-07-14 2022-11-10 수창티피에스 주식회사 역구배 형상의 적층돌기 성형장치
CN115351952A (zh) * 2022-07-28 2022-11-18 中山市登盈精密注塑有限公司 具有连杆脱模结构的模具

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