JP2012022035A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コストアップすることなく転写ベルトの負荷トルクの上昇を抑え、転写ベルトの使用可能時間を長くすること。
【解決手段】1次転写バイアス回路205により転写シート132に電圧を印加せずにメインモータ電流検知部203により検知したメインモータ201の消費電流(S503)と、1次転写バイアス回路205により転写シート132に電圧を印加してメインモータ電流検知部203により検知したメインモータ201の消費電流(S505)との差分(S506)に基づき、1次転写ベルト131の劣化度を判断し、劣化度に応じて1次転写バイアス回路205により転写シート132に印加する電圧を制御する(S507〜S515)CPU200を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、転写部で未定着画像を記録材に転写し、定着部で未定着画像を記録材に定着する電子写真方式の画像形成装置に関する。
図9は電子写真方式のカラー画像形成装置の一例であり、中間転写体を採用したタンデム方式の4色(イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K))のカラー画像形成装置の転写装置における断面図である。転写手段としての転写部は、1次転写シート911、913、915、917に適当なバイアス電圧(以降、1次転写バイアス)を印加する。これとともに各色カートリッジ内の感光ドラム910、912、914、916の表面速度と1次転写ベルト918の表面速度に差をつけることにより、効率良く単色トナー像を1次転写ベルト918上に転写する。これを1次転写という。1次転写バイアスを決定する方式としては、ATVC(Active Transfer Voltage Control)方式とよばれる方式がある。例えば、特許文献1記載のATVC方式では、記録材(紙、印刷紙、転写材シート、OHTシート、光沢紙、光沢フィルム、エレクトロファックス紙、静電記録紙等)が転写領域に到達する前に転写部全体のインピーダンス検知を定電流制御で行う。そして、その検出結果に基づいて、記録材が転写部に突入し現像剤を転写する際の1次転写シートのバイアス電圧を定電圧制御する。
このような1次転写シート911、913、915、917を利用した転写方式は、装置の小型化や低コスト化には有利に働く一方、次のような課題がある。1次転写シート911、913、915、917は、長期間駆動することにより1次転写ベルト918との間で磨耗し、1次転写ベルト918の静電吸着力と負荷トルクが増大していく。そして、テンションローラ922が1次転写ベルト918から受ける力も増し、テンションローラ922のバネ力もそれに対応するため、バネ長が短くなる方向へとテンションローラ922の位置が移動する。1次転写ベルト918の長さは変わらないため、2次転写ローラ920に対向する位置にあるベルト駆動ローラ919と感光ドラム910との間で、1次転写ベルト918がたわみ、1次転写ユニット900に湾曲部(ループ形状)925が形成される。このループ形状925の発生により、色ずれや、ループした1次転写ベルト918がメカ部材に接触することに起因した画像不良並びに1次転写ユニット900のキズ印加及び破損が発生し、画像形成装置の製品寿命が低減するおそれがある。そこで例えば、ベルト駆動ローラ919と感光ドラム910の間で湾曲の度合い(以下、ループ量)を検知するセンサを設ける。そして、そのセンサにより所定以上のループ形状925のループ量を検知した場合は、ループ量を減らすように1次転写バイアスを制御する(例えば、特許文献2参照)。
特開平02−123385号公報 特開2009−210994号公報
しかしながら従来例では、発生したループ形状925を解消することを目的としている。このため、1次転写シート911、913、915、917が1次転写ベルト918に吸着することで発生する1次転写ベルト918の負荷トルクの上昇を抑えることができず、1次転写ベルト918の使用可能時間を長くすることができないおそれがある。また、ループ量を検知するために、センサを必要とするためコストアップにつながるおそれがある。
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、コストアップすることなく転写ベルトの負荷トルクの上昇を抑え、転写ベルトの使用可能時間を長くすることを目的とする。
前述の課題を解決するために、本発明は以下の構成を備える。
(1)像担持体上に形成されたトナー像が転写される転写ベルトと、前記転写ベルトを駆動するモータと、前記像担持体上に形成されたトナー像を前記転写ベルト上に転写する転写手段と、前記転写手段に電圧を印加する印加手段と、前記モータの消費電流を検知する検知手段と、を備える画像形成装置であって、前記印加手段により前記転写手段に電圧を印加せずに前記検知手段により検知した前記モータの消費電流と、前記印加手段により前記転写手段に電圧を印加して前記検知手段により検知した前記モータの消費電流との差分に基づき、前記転写ベルトの劣化度を判断し、前記劣化度に応じて前記印加手段により前記転写手段に印加する電圧を制御する制御手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
(2)像担持体上に形成されたトナー像が転写される転写ベルトと、前記転写ベルトを駆動するモータと、前記モータを制御信号により制御するモータ制御手段と、前記像担持体上に形成されたトナー像を前記転写ベルト上に転写する転写手段と、前記転写手段に電圧を印加する印加手段と、を備える画像形成装置であって、前記モータ制御手段が出力する制御信号に基づき前記モータの出力を推定する推定手段と、前記印加手段により前記転写手段に電圧を印加せずに前記推定手段により推定した前記モータの出力と、前記印加手段により前記転写手段に電圧を印加して前記推定手段により推定した前記モータの出力との差分に基づき、前記転写ベルトの劣化度を判断し、前記劣化度に応じて前記印加手段により前記転写手段に印加する電圧を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、コストアップすることなく転写ベルトの負荷トルクの上昇を抑え、転写ベルトの使用可能時間を長くすることができる。
実施例1の画像形成装置の構成図と1次転写部の拡大図 実施例1の1次転写ユニット駆動モータの制御ブロック構成図 実施例1のメインモータの回路構成図 実施例1の1次転写ユニット負荷、メインモータ電流の関係を示すグラフ 実施例1の1次転写ユニットの状態に応じた制御処理を示すフローチャート 実施例1の1次転写ユニット負荷の時間変化を従来例と比較するグラフ 実施例2の1次転写ユニットの状態に応じた制御処理を示すフローチャート 実施例2のメインモータの出力状態を説明するグラフ 従来例の1次転写ユニットの概略図
以下、本発明を実施するための形態を、実施例により図面を参照しながら詳しく説明する。
(1)画像形成装置
図1(a)に実施例1の画像形成装置の概略構成図、図1(b)に1次転写部の拡大図を示す。本実施例のカラー画像形成装置は、電子写真方式を用いて、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の4色のトナー像を重ね合わせることでフルカラー画像を得る。尚、各色個別の説明をする場合を除き、以下、Y、M、C、Kの符号を省略する。画像形成部100は、給紙部121、感光ドラム122、一次帯電手段としての注入帯電器123、トナー容器125、現像手段としての現像器126、1次転写体である1次転写ユニット127、2次転写ローラ141、定着装置130を備える。感光ドラム122、注入帯電器123、トナー容器125、現像器126は、Y、M、C、K各々ひとつの容器にまとめられており、オールインワンカートリッジ101となっている。
Y、M、C、K各色において、注入帯電器123により帯電された感光ドラム122上(像担持体上)に、画像処理部(不図示)が変換した露光時間に基づいてスキャナ部124から露光光を照射し、感光ドラム122上に静電潜像を形成する。この静電潜像を、トナー容器125からのトナーを使って、現像器126により感光ドラム122上に単色トナー像を形成し、これを1次転写ユニット127に4色重ね合わせることで多色トナー像を形成する。1次転写ユニット127に形成された多色トナー像を2次転写ローラ141とで挟み込み、加圧することで、給紙部121から給紙ローラ143により給紙された記録紙111へ多色トナー像を転写する。そして、記録紙111上の多色トナー像を定着装置130により定着し、記録紙111は排出トレイ(非図示)に排出される。1次転写ユニット127上に残ったトナーはクリーナ129によりクリーニングされ、クリーニングされた廃トナーはクリーナ容器(非図示)に蓄えられる。
(2)1次転写ユニット127
1次転写ユニット127は、1次転写ベルト131、1次転写シート132(Y、M、C、K各色)(固定転写部材)、1次転写ユニット駆動ローラ136、テンションローラ135、従動ローラ133、134を備える。1次転写シート132には高圧バイアスが印加され、感光ドラム122上に形成された多色トナー画像を1次転写ベルト131上(転写ベルト上)に転写する。1次転写ユニット駆動ローラ136は、図示しないモータ等(後に詳細は説明する)により回転駆動され、1次転写ベルト131の搬送駆動を行う。テンションローラ135は弾性体により1次転写ベルト131に圧を与えている。従動ローラ133、134は、1次転写ベルト131の回動に伴い回転するローラである。
(3)1次転写ユニット駆動モータ電流検知
図2は1次転写ユニット駆動モータ(以下、メインモータと呼ぶ)の制御ブロック構成を示す図である。CPU200はメインモータ201の駆動とともに、図示しない画像形成装置全体の制御を行う。メインモータ201は1次転写ユニット駆動ローラ136を回転駆動し、DCブラシレスモータからなる。メインモータ制御部202はメインモータ201の駆動制御を行い、メインモータ201からの回転状態信号であるFGOUT信号を受け、画像形成に適した回転数になるよう制御する。メインモータ電流検知部203はメインモータ201の消費電流を検知し、その出力はCPU200内のA/D変換部200bに入力される。1次転写バイアス値決定部200aは、A/D変換部200bから入力されたメインモータ電流検知部203の検知結果を受け、1次転写バイアス値を決定し、決定されたバイアス値になるよう1次転写バイアス回路205を制御する。
次に、図3を参照してメインモータ201の電流検知について具体的に説明する。図3は、メインモータ201の回路構成を示す図である。3相(LU、LV、LW)のDCブラシレスモータ301は、ロータマグネット直下のFGパターンよりFG信号を出力する。FG信号は、モータドライバIC308に入力され、モータドライバIC308内部に設けられている不図示のFGアンプにより増幅・コンパレートされ、FGOUT信号としてメインモータ制御部202に出力される。ホール素子310〜312は、DCブラシレスモータ301の各相へのスイッチングタイミングを検出するためのものである。ハイサイド駆動FET302〜304は、そのドレイン端子がモータ駆動電源(VM)に接続され、ゲート端子がモータドライバIC308に接続され、そのソース端子が各相に接続される。ローサイド駆動FET305〜307は、そのドレイン端子が各相に接続され、ゲート端子がモータドライバIC308に接続され、そのソース端子がモータドライバIC308と抵抗RS及びメインモータ電流検知部203に接続される。抵抗RSは、DCブラシレスモータ301に流れる電流を検出するための抵抗であり、モータドライバIC308は、この抵抗RSによりIV変換された電圧を検出しモータ巻き線に流れる電流に制限をかけている。
モータドライバIC308内のチャージポンプ回路309は、メインモータ制御部202からの出力信号であるACC(加速)信号、DEC(減速)信号によりトルク指定電圧コンデンサ313に電荷をチャージ又はディスチャージする回路部である。メインモータ201は、このトルク指定電圧コンデンサ313の電圧により出力が決定される。例えば、メインモータ201の印字時の回転数がFG信号周期で1msec(ミリ秒)だったと仮定する。ある時刻において、得られたFG信号間隔が0.9msecだったとすると、このときにはメインモータ201は速く回りすぎていることになる。メインモータ201からFGOUT信号を入力されたメインモータ制御部202は、速度差分に相当する0.1msec分だけDEC信号をメインモータ201のチャージポンプ回路309に出力する。そして、DEC信号を入力されたチャージポンプ回路309は、トルク指定電圧コンデンサ313の電荷をディスチャージする。こうすることで、メインモータ制御部202は、メインモータ201の出力を低下させ、回転数を下げるような制御を行う。メインモータ201が遅く回っているときにはこの逆で、メインモータ制御部202は、ACC(加速)信号をチャージポンプ回路309に出力する。そして、ACC信号を入力されたチャージポンプ回路309は、トルク指定電圧コンデンサ313に電荷をチャージしてメインモータ201の出力を上昇させ、回転数を上げる制御を行う。
メインモータ電流検知部203は、主に抵抗322とコンデンサ323及びオペアンプ321からなり、抵抗RSに流れるメインモータ電流をIV変換した電圧を平均化すると同時に増幅してCPU200のA/D変換部200bに出力する。CPU200は、A/D変換部200bでデジタル値に変換されたデータによりメインモータ電流を認識する。
1次転写ベルト131の速度は、画像形成のプロセススピード(画像形成速度)になるよう予め決められており、この速度になるようにメインモータ201の回転数が決まっている。そのため、1次転写ユニット127の負荷に応じてメインモータ201の駆動電流も変化する。図4(a)に示すように、1次転写ユニット127の負荷F(以降、1次転写ユニット負荷F)とメインモータ201の消費電流Im(以降、メインモータ電流Im)とは、ほぼ比例の関係にある。図4(b)は、横軸を時間T、縦軸を1次転写ユニット負荷Fとし、1次転写バイアスオン(1次転写ON)時(実線)及びオフ(1次転写OFF)時(破線)の関係を示す図である。1次転写バイアスオフ時では時間が経過するにつれ、1次転写シート132及び1次転写ベルト131の長期間使用による消耗により1次転写ユニット負荷Fはゆるやかに増加していく。また、1次転写バイアスオン時では時間が経過するにつれ、1次転写シート132の抵抗値が上昇することで1次転写バイアスも上昇し静電吸着力が上がることで、1次転写バイアスオフ時に比べて1次転写ユニット負荷Fのグラフの傾きが大きくなる。
図4(c)は、横軸を時間T、縦軸をメインモータ電流Imとしたときの1次転写バイアスオン時(実線)及びオフ時(破線)の関係を示す図である。図4(c)のメインモータ電流Imは図4(b)に示す1次転写ユニット負荷Fと同じ特性になっている。尚、図4(c)の詳細は図5のフローチャートと併せて説明する。
(4)1次転写ユニットの状態に応じた制御
図5は本実施例の1次転写ユニット127の状態に応じた制御の動作を説明するフローチャートである。ユーザによる電源投入やジャム処理(紙詰まり等の搬送不良の処理)、カートリッジ交換、プリント指示等がなされると、ステップ(以下、単にSとする)501で、CPU200はATVC制御を実行する。S501でCPU200は、ATVC制御を実行して1次転写バイアス値Vaを算出する。ATVC制御は従来の技術で説明しているためここでの説明は省略する。S502でCPU200は、1次転写バイアス回路205により一旦1次転写バイアスをオフにする。S503でメインモータ電流検知部203はメインモータ201の電流を検知する。メインモータ201の電流は、すでに説明したように、アナログ電圧としてA/D変換部200bに入力されるが、S503で得られた電圧値をV1とする。S504でCPU200は、1次転写バイアス回路205により1次転写バイアスをオン状態にする。CPU200は、1次転写バイアス値としてS501で算出した電圧値Vaを出力する。S505でメインモータ電流検知部203は、再びメインモータ201の電流を検知する。S505で得られた電圧値についてはV2とする。S506でCPU200は、S503とS505で得られた電圧値V1、V2の差分を差分値ΔV=V2−V1として算出する。
S507でCPU200は、得られた差分値ΔVが閾値V5よりも小さいか否かを判断する。ここで、閾値V5について説明する。図4(c)において、1次転写バイアスオン時のメインモータ電流値と1次転写バイアスオフ時のメインモータ電流値とは傾きが異なる。そのため、同一時間での両者の差分に関しては、時間が経過するほど大きくなる。時間T1は、1次転写ユニット127の負荷が増え、これ以降になると色ずれが発生する時間を示す。このときの1次転写バイアスオン時のメインモータ電流値と1次転写バイアスオフ時のメインモータ電流値との差分を差分値ΔI1としている。閾値V5は、この電流の差分値ΔI1を電圧変換した値であり、色ずれ発生時の差分値ΔVの閾値である。
S507でCPU200は、差分値ΔVがV5よりも小さいと判断した場合には、1次転写ユニット127の負荷の上昇が色ずれを発生させるまでには至っていないと判断する。S508でCPU200は、1次転写バイアス値決定部200aにより1次転写バイアスV0をATVC制御で得られた電圧値Vaに設定し、本シーケンスを終了する。S507でCPU200は、差分値ΔVがV5以上であると判断した場合には、S509で差分値ΔVが閾値V6よりも小さいか否かを判断する。ここで、閾値V6について説明する。図4(c)において、時間T2は、1次転写ユニット127の負荷が増え1次転写ベルト131のループが大きくなり、これ以降になるとメカ部材等に接触し、画像不良を引き起こすおそれのある時間を示す。このときの1次転写バイアスオン時のメインモータ電流値と1次転写バイアスオフ時のメインモータ電流値との差分を差分値ΔI2としている。閾値V6は、この電流の差分値ΔI2を電圧変換した値であり、1次転写ベルト131に形成された湾曲部すなわちループが大きくなったときの差分値ΔVの閾値である。差分値ΔVが閾値V6よりも小さいときには、色ずれ発生のおそれがある。そのため、S510でCPU200は、1次転写バイアス値決定部200aにより1次転写バイアスV0を低減した値Vbに設定する。電圧値Vbは、時間T1に想定されるATVC制御時の電圧値Vaに対して低い値(Vb<Va)として定められる。1次転写バイアスをATVC制御の演算結果よりも低く出力することで、1次転写静電吸着力及び1次転写負荷トルクが低減し、結果として1次転写ユニット負荷トルクが低減する。
S509でCPU200は、差分値ΔVが閾値V6以上であると判断した場合には、S511で差分値ΔVが閾値V7よりも小さいか否かを判断する。ここで、閾値V7について説明する。図4(c)において、時間T3は、1次転写ユニット127の負荷Fが増え、1次転写ベルト131のループが大きくなりメカ部材等に接触し、この状況が進み1次転写ベルト131のキズ印加及び破損を引き起こすおそれのある時間を示す。このときの1次転写バイアスオン時のメインモータ電流値と1次転写バイアスオフ時のメインモータ電流値との差分を差分値ΔI3としている。閾値V7は、この電流値の差分値ΔI3を電圧変換した値であり、1次転写ベルト131の交換を指示するときの差分値ΔVの閾値である。差分値ΔVが閾値V7よりも小さいときには、画像不良を引き起こすおそれがある。そのため、S511でCPU200は、差分値ΔVが閾値V7よりも小さいと判断すると、S512で1次転写ベルト131の劣化が進んだことをユーザに知らしめるべく、1次転写ユニット127の寿命を報知する。ここで報知手段としては、表示パネル上に行ってもよいし、LEDを点滅、あるいはホストコンピュータ上などに報知を行ってもよい。尚、S512で報知したタイミングで1次転写ユニット127の交換を指示してもよい。S515でCPU200は、可能な限りは印字動作を継続できるように印字スピード(画像形成速度)を低減させ、1次転写バイアスV0をさらに低減した値Vcに設定する。印字スピードを低減させることで、1次転写バイアス自体を下げることができ、1次転写バイアスV0を電圧値Vcに低減させても画像への影響を許容範囲に留めることができる。また、電圧値Vcは、電圧値Vbよりも低い値(Vc<Vb)として定められる。
S511でCPU200は、差分値ΔVが閾値V7以上であると判断した場合には、1次転写ベルト131のキズ印加及び破損が起きている又は起きる直前の状態であると判断し、S513で1次転写ユニット127の交換を指示する。CPU200による指示は、表示パネル上に行ってもよいし、ホストコンピュータ上に行ってもよい。S514でCPU200は、動作継続を要求されているか否かを判断する。S514でCPU200は、1次転写ユニット交換を行わずに、動作継続を選択された(継続要求された)場合には、S515に遷移し、1次転写ユニット交換が選択された(継続要求されなかった)場合には、本シーケンスを終了する。このように、差分値ΔVと閾値V5〜V7とを比較することにより、1次転写ベルト131の劣化度合いを推定することができる。
図6は本実施例の長期間駆動に伴う1次転写ユニット127の負荷トルク変動を説明する図である。横軸を時間T、縦軸を1次転写ユニット負荷Fとする。破線は1次転写バイアスオフ時、細い実線は従来例の1次転写バイアスオン時、太い実線は本実施例の1次転写バイアスオン時を示す。1次転写バイアス値決定部200aは、メインモータ電流検知部203によるメインモータ電流検知結果に基づいて、1次転写バイアスをATVC制御の結果である電圧値Va及び低減用1次転写バイアスVb、Vcのいずれかに切り替える。その結果、1次転写ユニット127の負荷トルク上昇時間を遅らせることができ、1次転写ベルト131の使用可能時間を長くすることができる、すなわち1次転写ベルト131の寿命を長くすることができる。尚、1次転写ベルト131の使用可能時間は、新品の状態からの使用時間を表し、例えばCPU200内の不図示のクロックをカウントしたり、印字総枚数をカウントしたりすることにより計測する。
本実施例では、1次転写バイアスとして低減用1次転写バイアスが選択された場合、従来技術で説明したATVC制御の結果と異なる転写バイアスを出力するため、環境条件等の種々の条件によっては1次転写に起因する程度の低い画像不良が発生する。一方、本発明が解決しようとする課題で説明した、中間転写体である1次転写ユニットのループ発生に起因する色ずれや画像不良は、ユーザの許容範囲を超える大きなものである。従って、本発明の実施に伴う画像不良の低減の効果は大きい。
以上のように、本実施例では、1次転写バイアスオン時とオフ時のメインモータ電流値の差分値により、1次転写ベルト131の劣化度合いを判断し、劣化度合いに応じて1次転写バイアスを低減させ、また印字速度を低下させる構成とする。このため、ループ量検知のためのセンサを必要としない。これにより、本実施例によれば、画像不良を精度よく低減し、1次転写ベルトの寿命を向上させることができる。すなわち、コストアップすることなく1次転写ベルトの負荷トルクの上昇を抑え、1次転写ベルトの使用可能時間を長くすることができる。
実施例1では、メインモータ電流検知部203によりメインモータ201の電流を検知することで1次転写ベルト131の劣化度合いを判断した。本実施例ではメインモータ201の制御信号を用いてメインモータ出力を推測することにより、1次転写ベルト131の劣化度合いを推定する。メインモータ201の制御信号は、ACC信号、DEC信号、FG信号などがあるが、本実施例では、チャージポンプ回路309のトルク指定電圧コンデンサ313の電圧を用いた制御について説明する。実施例1で説明した図3において、メインモータ電流検知部203へは抵抗RSから出力していたが、本実施例の構成では、トルク指定電圧コンデンサ313からメインモータ電流検知部203へ出力する。その他については実施例1と同様であり、詳細な説明は省略する。
(5)1次転写ユニットの状態に応じた制御
図7のフローチャートを参照しつつ実施例1と異なる本実施例の制御について説明する。S601、S602は図5のS501、S502と同じであるため説明を省略する。S603でCPU200は、メインモータ電流検知部203によりトルク指定電圧コンデンサ313の電圧Vchのモニタを行う。トルク指定電圧コンデンサ313の電圧はアナログ電圧としてA/D変換部200bに入力されるが、S603で得られた電圧値をVch1とする。S604でCPU200は、1次転写バイアス回路205により1次転写バイアスをオン状態にする。1次転写バイアス値としてはVaを出力する。S605でCPU200は、メインモータ電流検知部203によりトルク指定電圧コンデンサ313の電圧Vchのモニタを行う。S605で得られた電圧値についてはVch2とする。S606でCPU200は、S603で得られた電圧値Vch1とS605で得られた電圧値Vch2の差分をΔVch=Vch2−Vch1として算出する。
ここでトルク指定電圧コンデンサ313の電圧Vchについて説明する。電圧Vchはトルク指定電圧コンデンサ313の電圧であるが、特性としては、図8のようになる。図8(a)は、一定回転数におけるメインモータ201にかかる負荷を横軸、縦軸を電圧Vchとした図である。負荷が大きくなると電圧Vchも大きくなる関係にある。つまり、電圧Vchが大きくなればモータ出力も上がることを意味しており、電圧Vchはモータ出力を推定できるパラメータとなっている。図8(b)は横軸を時間T、縦軸を電圧Vchとした図である。時間Taにて1次転写バイアスをオンにしている。時間Ta前では電圧Vchは電圧値Vch1であり、時間Taからは電圧Vchは上昇する。1次転写バイアスをオンにしたことにより1次転写ユニット127の負荷が増えたため、電圧Vchが電圧値Vch1ではモータ出力不足で回転数を維持できない。回転数が維持できなくなると、FG信号周期が遅くなり、メインモータ制御部202は、モータドライバIC308から出力されたFGOUT信号によりメインモータ201の回転数が遅くなったことを検知する。そしてメインモータ制御部202は、それに応じてメインモータ201のチャージポンプ回路309にACC信号を出力する。チャージポンプ回路309は、メインモータ制御部202から入力されたACC信号に応じてトルク指定電圧コンデンサ313に電荷をチャージすることで電圧Vchが上昇しメインモータ201の回転数が上がり出力が増す。メインモータ201の出力と負荷の釣り合いがとれるようになると(時間Tb)、電圧Vchが安定する(モータ出力安定)(電圧値Vch2)。従って、本実施例では、差分ΔVchを1次転写バイアスオフ時とオン時のメインモータ出力差を表すパラメータとして捉えている。
S607でCPU200は、得られた差分ΔVchが閾値Vch3よりも小さいか否かを判定する。閾値Vch3は、実施例1における閾値V5同様、色ずれ発生時の1次転写バイアスオフ状態からオン状態にしたときのトルク指定電圧コンデンサ313の電圧差の閾値である。CPU200はΔVchが閾値Vch3よりも小さいと判断した場合には、1次転写ユニット127の負荷の上昇が色ずれを発生させるまでには至っていないと判断する。そしてS608でCPU200は、1次転写バイアス値決定部200aにより1次転写バイアスV0をS601のATVC制御で得られたVaに決定(設定)し、本シーケンスを終了する。
S607でCPU200は、差分ΔVchが閾値Vch3以上であると判断した場合には、S609で差分ΔVchが閾値Vch4よりも小さいか否かを判断する。閾値Vch4は、実施例1における閾値V6と同様である。すなわち、1次転写ユニット127の負荷が増え1次転写ベルト131のループが大きくなり、これ以降になるとメカ部材等に接触し、画像不良を引き起こすおそれのある場合の閾値である。閾値Vch4も、1次転写バイアスオフ状態からオン状態にしたときのトルク指定電圧コンデンサ313の電圧差の閾値である。S609でCPU200は、差分ΔVchが閾値Vch4よりも小さいと判断したときには、色ずれ発生のおそれがある。そのため、S610でCPU200は、1次転写バイアス値決定部200aにより1次転写バイアスV0を低減した値Va×αに設定する。αは低減係数であり、1次転写静電吸着力を低減するため、1次転写静電吸着力をATVC制御時の1次転写静電吸着力よりも低減する0<α<1.0の範囲内で任意に設定可能である。本実施例では一例として、α=0.8とし、低減用1次転写バイアスV0はATVC制御で得られたVaの80%の値とする。1次転写バイアスをATVC制御の演算結果よりも低く出力することで、1次転写静電吸着力及び1次転写負荷トルクが低減し、結果として1次転写ユニット負荷トルクが低減する。
S609でCPU200は、差分ΔVchが閾値Vch4以上であると判断した場合には、S611で差分ΔVchが閾値Vch5よりも小さいか否かを判断する。ここで、閾値Vch5は、実施例1における閾値V7と同様である。すなわち、1次転写ユニット127の負荷が増え1次転写ベルト131のループが大きくなりメカ部材等に接触し、この状況が進み1次転写ベルト131のキズ印加及び破損を引き起こすおそれのある場合の閾値である。また、1次転写バイアスオフ状態からオン状態にしたときのトルク指定電圧コンデンサ313の電圧差の閾値でもある。差分ΔVchが閾値Vch5よりも小さいときには、画像不良を引き起こすおそれがある。そのため、S612でCPU200は、1次転写ベルト131の劣化が進んだことをユーザに知らしめるべく、1次転写ユニット127の寿命を報知する。報知手段としては、表示パネル上に行っても良いし、LEDを点滅、あるいはホストコンピュータ上などに行っても良い。尚、S612で報知したタイミングで1次転写ユニット127の交換を指示してもよい。S615でCPU200は、印字スピードを低減させ、1次転写バイアス値決定部200aにより1次転写バイアスV0をさらに低減した値Va×βに設定する。ここでβは低減係数であり、1次転写静電吸着力を低減するため、1次転写静電吸着力をATVC制御時の1次転写静電吸着力よりも低減する0<β<αの範囲内で任意に設定可能である。印字スピードを低減させることで、1次転写バイアス自体を下げることができ、1次転写バイアスV0をVa×βに低減させても画像への影響を許容範囲に留めることができる。S611でCPU200が、差分ΔVchが閾値Vch5以上であると判断した場合のS613、S614の処理は、図5のS513、S514の処理と同じであるため説明を省略する。
以上のように、1次転写バイアスオフ時とオン時のトルク指定電圧コンデンサ313の電圧差を求めることで、この間に生じた負荷変動によるメインモータ201に供給される電力量(出力)を推定する。これによりコストアップ無しに1次転写ベルト131の劣化度合いを判断することができる。そして、1次転写ベルト131の劣化度合いに応じて1次転写バイアスを低減させ、また画像形成速度を低下させることで、画像不良を低減し、1次転写ベルトの寿命を向上させることができる。すなわち、コストアップすることなく1次転写ベルトの負荷トルクの上昇を抑え、1次転写ベルトの使用可能時間を長くすることができる。
131 1次転写ベルト
132 1次転写シート
200 CPU
201 メインモータ
203 メインモータ電流検知部
205 1次転写バイアス回路

Claims (6)

  1. 像担持体上に形成されたトナー像が転写される転写ベルトと、前記転写ベルトを駆動するモータと、前記像担持体上に形成されたトナー像を前記転写ベルト上に転写する転写手段と、前記転写手段に電圧を印加する印加手段と、前記モータの消費電流を検知する検知手段と、を備える画像形成装置であって、
    前記印加手段により前記転写手段に電圧を印加せずに前記検知手段により検知した前記モータの消費電流と、前記印加手段により前記転写手段に電圧を印加して前記検知手段により検知した前記モータの消費電流との差分に基づき、前記転写ベルトの劣化度を判断し、前記劣化度に応じて前記印加手段により前記転写手段に印加する電圧を制御する制御手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 像担持体上に形成されたトナー像が転写される転写ベルトと、前記転写ベルトを駆動するモータと、前記モータを制御信号により制御するモータ制御手段と、前記像担持体上に形成されたトナー像を前記転写ベルト上に転写する転写手段と、前記転写手段に電圧を印加する印加手段と、を備える画像形成装置であって、
    前記モータ制御手段が出力する制御信号に基づき前記モータの出力を推定する推定手段と、
    前記印加手段により前記転写手段に電圧を印加せずに前記推定手段により推定した前記モータの出力と、前記印加手段により前記転写手段に電圧を印加して前記推定手段により推定した前記モータの出力との差分に基づき、前記転写ベルトの劣化度を判断し、前記劣化度に応じて前記印加手段により前記転写手段に印加する電圧を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記転写手段は、固定転写部材であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記転写ベルトの劣化度が色ずれを発生する度合いであると判断した場合には、前記印加手段により前記転写手段に印加する電圧を、前記色ずれが発生しない度合いであると判断した場合の電圧に比べて低減させることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記転写ベルトの劣化度が画像不良を発生する度合いであると判断した場合には、前記印加手段により前記転写手段に印加する電圧を、前記色ずれが発生する度合いであると判断した場合の電圧に比べて低減させ、かつ画像形成速度を前記画像不良が発生しない度合いであると判断した場合の画像形成速度に比べて低減させることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記転写ベルトの劣化度が前記転写ベルトの交換を指示する度合いであると判断した場合には、前記転写ベルトの交換を指示することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
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