JP2012021417A - 点火プラグの燻り判定装置 - Google Patents
点火プラグの燻り判定装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012021417A JP2012021417A JP2010158102A JP2010158102A JP2012021417A JP 2012021417 A JP2012021417 A JP 2012021417A JP 2010158102 A JP2010158102 A JP 2010158102A JP 2010158102 A JP2010158102 A JP 2010158102A JP 2012021417 A JP2012021417 A JP 2012021417A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spark plug
- current
- predetermined value
- equal
- determination
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
【解決手段】イグニッションコイルの1次電流通電時の電流検出信号が所定値以上となっている期間が所定期間以上となっている場合に、現在のエンジン運転領域が飛火発生領域であるか否かをエンジン回転及び負荷率をパラメータとして判定する。エンジン運転領域が飛火発生領域である場合、イオン電流消滅後における電流検出信号(ドリフト電圧値)が所定値以上である場合には「燻り有り」と判定し、所定値未満である場合には「燻り無し」と判定する。
【選択図】図3
Description
上記の目的を達成するために講じられた本発明の解決原理は、点火プラグへの通電期間における通電出力の検出と、イオン電流の発生期間以外の期間(イオン電流消滅後の期間)における通電出力の検出との併用により点火プラグの燻り度合いを判定するようにしている。特に、上記飛火が発生する運転領域においてのみ上記2種類の判定動作を併用するようにしている。
具体的に、本発明は、内燃機関に備えられた点火プラグの電極間に流れる電流に基づいて燻り判定を行う点火プラグの燻り判定装置を前提とする。この点火プラグの燻り判定装置に対し、上記点火プラグへの通電時に検出される電流値が所定値以上で、且つドリフト電流量が所定値以上であるときに点火プラグに燻りが発生していると判定する構成としている。
図1は本実施形態における点火装置を示す概略構成図である。この点火装置は、車両に搭載されたエンジンの点火装置であって、点火プラグ1、イグニッションコイル2、イグナイタ3、バッテリ4、電流検出回路5、及び、エンジンECU(Electronic Control Unit)6などによって構成されている。
次に、図3を参照して、電流検出回路5の出力(電流検出信号:電圧V)に表れるイオン電流及びドリフト電流について説明する。図3は、点火装置の点火指令信号及び電流検出回路5から出力される電流検出信号の波形図であって、図3(a)は点火プラグ1に燻りが無いときの波形図であり、図3(b)は点火プラグ1に燻りが有るときの波形図である。
次に、本実施形態の特徴である燻り判定動作について説明する。この燻り判定動作の概略について説明すると、上記「飛火」が発生するエンジン運転領域(以下、「飛火発生領域」と呼ぶ)にあっては、上記イグニッションコイル2の1次電流通電時の電流検出信号(電圧値)が所定値以上となっている期間の検出による燻り判定(以下、「第1の燻り判定」と呼ぶ場合もある)と、イオン電流消滅後における電流検出信号(ドリフト電流の検出信号:電圧値)の検出による燻り判定(以下、「第2の燻り判定」と呼ぶ場合もある)とを併用する。そして、第1の燻り判定においてイグニッションコイル2の1次電流通電時の電流検出信号が所定値以上となっている期間が所定期間以上であり、且つ第2の燻り判定においてイオン電流消滅後における電流検出信号(電圧値)が所定値以上である場合には、点火プラグ1に燻りが発生していると判定する。また、エンジン運転領域が「飛火発生領域」にある場合において、第1の燻り判定においてイグニッションコイル2の1次電流通電時の電流検出信号が所定値以上となっている期間が所定期間以上であったとしても、第2の燻り判定においてイオン電流消滅後における電流検出信号が所定値未満である場合には、点火プラグ1に燻りが発生していないと判定する。
以上説明した実施形態は、自動車用ガソリンエンジンに備えられた点火プラグの燻り判定装置として本発明を適用した場合について説明した。本発明はこれに限らず、自動車用以外のエンジンに適用することも可能である。
13 中心電極
14 接地電極
2 イグニッションコイル
21 1次コイル
22 2次コイル
5 電流検出回路
6 エンジンECU
Claims (6)
- 内燃機関に備えられた点火プラグの電極間に流れる電流に基づいて燻り判定を行う点火プラグの燻り判定装置において、
上記点火プラグへの通電時に検出される電流値が所定値以上で、且つドリフト電流量が所定値以上であるときに点火プラグに燻りが発生していると判定することを特徴とする点火プラグの燻り判定装置。 - 内燃機関に備えられた点火プラグの電極間に流れる電流に基づいて燻り判定を行う点火プラグの燻り判定装置において、
上記内燃機関の運転領域が飛火運転領域であるか否かを判定し、飛火運転領域であって且つ上記点火プラグへの通電時に検出される電流値が所定値以上である場合にのみドリフト電流量が所定値以上であるか否かを判定し、このドリフト電流量が所定値以上であるときに点火プラグに燻りが発生していると判定することを特徴とする点火プラグの燻り判定装置。 - 請求項2記載の点火プラグの燻り判定装置において、
上記内燃機関の運転領域が飛火運転領域で無く且つ上記点火プラグへの通電時に検出される電流値が所定値以上である場合には、ドリフト電流量が所定値以上であるか否かの判定を行うこと無しに点火プラグに燻りが発生していると判定することを特徴とする点火プラグの燻り判定装置。 - 請求項1、2または3記載の点火プラグの燻り判定装置において、
上記点火プラグへの通電時に検出される電流検出信号の値が所定値以上となっている期間が所定期間以上である場合に、この点火プラグへの通電時に検出される電流値が所定値以上であると判断することを特徴とする点火プラグの燻り判定装置。 - 請求項1、2または3記載の点火プラグの燻り判定装置において、
内燃機関の燃焼室内での混合気の燃焼に伴って発生するイオン電流の発生期間の終了後の所定期間として設定された燻り判定期間において検出される電流検出信号の値が所定の燻り判定閾値以上である場合に、ドリフト電流量が所定値以上であると判断することを特徴とする点火プラグの燻り判定装置。 - 請求項4または5記載の点火プラグの燻り判定装置において、
上記内燃機関の回転数が所定回転数以上で且つ負荷率が所定値以下である場合に、内燃機関の運転領域が飛火運転領域であると判定することを特徴とする点火プラグの燻り判定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010158102A JP2012021417A (ja) | 2010-07-12 | 2010-07-12 | 点火プラグの燻り判定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010158102A JP2012021417A (ja) | 2010-07-12 | 2010-07-12 | 点火プラグの燻り判定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012021417A true JP2012021417A (ja) | 2012-02-02 |
Family
ID=45775884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010158102A Pending JP2012021417A (ja) | 2010-07-12 | 2010-07-12 | 点火プラグの燻り判定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012021417A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014165020A1 (en) * | 2013-03-12 | 2014-10-09 | Mcalister Technologies, Llc | Methods for varnish removal and prevention in an internal combustion engine |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1113620A (ja) * | 1997-06-27 | 1999-01-19 | Denso Corp | 内燃機関の点火プラグ異常検出装置 |
JP2010090882A (ja) * | 2008-10-13 | 2010-04-22 | Denso Corp | 内燃機関の制御装置 |
-
2010
- 2010-07-12 JP JP2010158102A patent/JP2012021417A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1113620A (ja) * | 1997-06-27 | 1999-01-19 | Denso Corp | 内燃機関の点火プラグ異常検出装置 |
JP2010090882A (ja) * | 2008-10-13 | 2010-04-22 | Denso Corp | 内燃機関の制御装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014165020A1 (en) * | 2013-03-12 | 2014-10-09 | Mcalister Technologies, Llc | Methods for varnish removal and prevention in an internal combustion engine |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1138940B1 (en) | Control system for an internal combustion engine and method carried out by the same | |
JP2007146814A (ja) | 内燃機関の点火装置 | |
JP4975054B2 (ja) | 内燃機関の点火診断装置 | |
JP2009299662A (ja) | 内燃機関の燃焼制御装置 | |
JP4483708B2 (ja) | 内燃機関の点火系異常検出装置 | |
JP3506583B2 (ja) | 内燃機関のノック検出装置 | |
WO2009116303A1 (ja) | 内燃機関の燃焼状態判定方法 | |
JP4573048B2 (ja) | 内燃機関の失火検出装置 | |
JP2003021034A (ja) | 内燃機関の燃焼状態判別装置 | |
JP2012021417A (ja) | 点火プラグの燻り判定装置 | |
JPH1113620A (ja) | 内燃機関の点火プラグ異常検出装置 | |
JP2010025039A (ja) | 燃焼異常状態判別装置 | |
JP7391770B2 (ja) | 失火検出装置 | |
JP2009203864A (ja) | 燃焼状態検出装置及び点火制御システム | |
JP4180298B2 (ja) | 失火検出装置 | |
JP2008261304A (ja) | 内燃機関のイオン電流検出装置 | |
WO2016063430A1 (ja) | 内燃機関用失火検出方法 | |
JP2007309274A (ja) | 内燃機関の燃焼状態判定装置 | |
JP3577217B2 (ja) | 内燃機関の点火プラグくすぶり検出装置 | |
JP2019049214A (ja) | 失火発生判定装置、失火発生判定システム、失火発生判定方法、および、プログラム | |
JP7554821B2 (ja) | 内燃エンジンの不点火検出システム | |
JP2010090882A (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
JP4169266B2 (ja) | 内燃機関用点火装置 | |
JP3860994B2 (ja) | 内燃機関の失火検出装置 | |
JP2007303373A (ja) | 内燃機関の制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120926 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130625 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130808 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131224 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20140507 |