JP2012020674A - 車両用カーテンエアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 乗員頭部の保護エリアを犠牲にすることなくAピラーガーニッシュの細幅化に有利な車両用カーテンエアバッグ装置の提供。
【解決手段】カーテンエアバッグ10が、(a)車両のルーフ30の車幅方向の端部で車両前後方向に延びる前後方向延設部11と、(b)前後方向延設部11の、車両のAピラーガーニッシュ40よりも車両後側に位置する車両前側の端部11aから、車幅方向内側に折れ曲って車幅方向内側に延びる車幅方向延設部12と、を有する。そのため、カーテンエアバッグ10は、車両のAピラーとAピラーガーニッシュ40との間に収納されていない。そのため、カーテンエアバッグ10がAピラーとAピラーガーニッシュ40との間に収納される場合に比べて、Aピラーガーニッシュ40の細幅化に有利である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両用のカーテンエアバッグ装置に関する。
特許文献1には、カーテンエアバッグが開示されている。カーテンエアバッグは、折り畳まれてフロントピラー(Aピラー)からルーフサイドレール及びリヤピラー(Cピラー)に跨って取付けられ、Aピラーガーニッシュとルーフヘッドライニング及びCピラーガーニッシュで覆われている。そして、カーテンエアバッグにおける膨張部の前部が、AピラーとAピラーガーニッシュとの間に収納されている。
しかし、特許文献1に開示された車両用カーテンエアバッグには、つぎの問題点がある。
運転者の視界はAピラーガーニッシュを含むAピラーの幅分遮られ、Aピラーの幅の増大は運転者の視界を低下させるため、Aピラーの幅は細くされていることが望ましい。しかし、上記特許文献1に開示された車両用カーテンエアバッグでは、AピラーとAピラーガーニッシュの間にカーテンエアバッグ自体(特に、膨張部の前部)の収納スペースを必要とするため、Aピラーガーニッシュを細幅化することが困難である。
カーテンエアバッグのAピラーとAピラーガーニッシュとの間に収納される前部を無くし、カーテンエアバッグの車両前側端をAピラーガーニッシュよりも車両後側に配置することにより、Aピラーガーニッシュの細幅化を図ることも考えられる。しかしながら、この場合、カーテンエアバッグの膨張部前部によりAピラーガーニッシュを押し開くことができず、エアバッグの下方への展開が遅くなる。さらに、カーテンエアバッグによる乗員頭部の保護エリアが狭くなってしまう。
特開2001−80446号公報
本発明の目的は、乗員頭部の保護エリアを犠牲にすることなくAピラーガーニッシュの細幅化に有利な車両用カーテンエアバッグ装置を提供することにある。
上記目的を達成する本発明はつぎの通りである。
(1) 〔実施例1,2〕
本発明の車両用カーテンエアバッグ装置は、膨張部を備えるカーテンエアバッグが、(a)車両のルーフの車幅方向の端部で車両前後方向に延びる前後方向延設部と、(b)前記前後方向延設部の、車両のAピラーガーニッシュよりも車両後側に位置する車両前側の端部から、車幅方向内側に折れ曲って車幅方向内側に延びる車幅方向延設部と、を有する。
(2)〔実施例1,2〕
上記(1)において、前記車幅方向延設部は、車両のルーフのルーフヘッドライニングに車幅方向に延びて設けられる見切り部であってルーフヘッドライニングに設けられるサンバイザ収納凹部の車両後側の端部を通る見切り部から、車室内に展開する。
(3)〔実施例1,2〕
上記(1)において、前記車幅方向延設部の車幅方向内側端部は、該車幅方向内側端部より車両後側にある車両のルーフとテザーで繋がれている。
(4)〔実施例1,2〕
上記(1)において、前記カーテンエアバッグは、車両の幅方向一側に設けられる第1のエアバッグと、車両の幅方向他側に設けられる第2のエアバッグと、を有する。
前記第1、第2のエアバッグのそれぞれが、前記前後方向延設部と前記車幅方向延設部を有している。
(5)〔実施例1〕
上記(4)において、前記第1のエアバッグと前記第2のエアバッグとは互いにそれぞれ独立して設けられている。
(6)〔実施例2〕
上記(4)において、前記第1のエアバッグと前記第2のエアバッグとは、それぞれの前記車幅方向延設部の車幅方向内側端部で、互いに繋がれている。
上記(1)の車両用カーテンエアバッグ装置によれば、膨張部を備えるカーテンエアバッグが、(a)車両のルーフの車幅方向の端部で車両前後方向に延びる前後方向延設部と、(b)前後方向延設部の、車両のAピラーガーニッシュよりも車両後側に位置する車両前側の端部から、車幅方向内側に折れ曲って車幅方向内側に延びる車幅方向延設部と、を有するため、つぎの効果を得ることができる。
カーテンエアバッグが車両のAピラーとAピラーガーニッシュとの間に収納されない構成である。そのため、カーテンエアバッグがAピラーとAピラーガーニッシュとの間に収納される場合に比べて、Aピラーガーニッシュの細幅化に有利である。
また、膨張部を備えるカーテンエアバッグが車幅方向延設部を有するため、前後方向延設部だけが設けられ車幅方向延設部が設けられていない場合に比べて、カーテンエアバッグによる乗員頭部の保護エリアを広くすることができる。そのため、側面衝突時(側突時)だけでなく斜突時(斜め衝突時)と前突時(前面衝突時)にも、車両前席に着座している乗員の頭部を効果的に保護することができる。
上記(2)の車両用カーテンエアバッグ装置によれば、車幅方向延設部が、車両のルーフのルーフヘッドライニングに車幅方向に延びて設けられる見切り部であってルーフヘッドライニングに設けられるサンバイザ収納凹部の車両後側の端部を通る見切り部から、車室内に展開するため、つぎの効果を得ることができる。
車幅方向延設部が乗員の頭部に比較的近い位置から車室内に展開するため、前突時に車幅方向延設部で乗員の頭部を比較的早期に保護(拘束)できる。
また、サンバイザ収納凹部の車両後側の端部は乗員から比較的見え難い部分である。そのため、見切り部がサンバイザ収納凹部の車両後側の端部を通らない場合に比べて、見切り部によるルーフヘッドライニングの意匠への影響を抑えることができる。
上記(3)の車両用カーテンエアバッグ装置によれば、車幅方向延設部の車幅方向内側端部が、該車幅方向内側端部より車両後側にある車両のルーフとテザーで繋がれているため、つぎの効果を得ることができる。
車幅方向延設部がルーフとテザーで繋がれていない場合に比べて、前突時または斜突時であって車幅方向延設部で乗員の頭部を保護する際に、車幅方向延設部が乗員によって押されて車両前側に移動することを抑制できる。そのため、車幅方向延設部がルーフとテザーで繋がれていない場合に比べて、前突時または斜突時に車幅方向延設部によって効果的に乗員の頭部を保護できる。
上記(4)の車両用カーテンエアバッグ装置によれば、カーテンエアバッグが、車両の幅方向一側に設けられる第1のエアバッグと、車両の幅方向他側に設けられる第2のエアバッグと、を有し、第1、第2のエアバッグのそれぞれが、前後方向延設部と車幅方向延設部を有しているため、つぎの効果を得ることができる。
運転席側と助手席側の両方で、上記(1)の車両用カーテンエアバッグ装置によって得られる効果を得ることができる。
上記(5)の車両用カーテンエアバッグ装置によれば、第1のエアバッグと第2のエアバッグとが互いにそれぞれ独立して設けられているため、つぎの効果を得ることができる。
第1のエアバッグと第2のエアバッグとが互いに繋がれている場合に比べて、カーテンエアバッグが小型化され、カーテンエアバッグの車両への組付け(搭載)を簡易に行なうことができる。
上記(6)の車両用カーテンエアバッグ装置によれば、第1のエアバッグと第2のエアバッグとが、それぞれの車幅方向延設部の車幅方向内側端部で、互いに繋がれているため、つぎの効果を得ることができる。
第1のエアバッグと第2のエアバッグとの間の隙間を無くすことができ、前突時に、運転席に着座している乗員と助手席に着座している乗員の両方を、確実にカーテンエアバッグで保護することができる。
また、1つのインフレータ(ガス供給源)で第1、第2のエアバッグの両方にガスを供給することができ、第1、第2のエアバッグのそれぞれに応じてインフレータ及びインフレータに繋がるワイヤハーネスをそれぞれ設ける場合に比べて、インフレータ及びインフレータに繋がるワイヤハーネスを半分(の個数)にでき、大幅なコストダウンを図ることができる。
本発明実施例1の車両用カーテンエアバッグ装置が収納状態にあるときの、車室内乗員の概略目線視図である。 本発明実施例1の車両用カーテンエアバッグ装置が展開状態にあるときの、車室内乗員の概略目線視図である。 図1のA−A線拡大断面図である。 図1のB−B線拡大断面図である。 本発明実施例1の車両用カーテンエアバッグ装置のテザーがルーフヘッドライニングの下面に沿って配置される場合の、図1のB−B線に相当する線における断面図である。 図1のC−C線拡大断面図である。 本発明実施例2の車両用カーテンエアバッグ装置が収納状態にあるときの、車室内乗員の概略目線視図である。 本発明実施例2の車両用カーテンエアバッグ装置が展開状態にあるときの、車室内乗員の概略目線視図である。
以下に、本発明実施例の車両用カーテンエアバッグ装置を、図面を参照して説明する。なお、図において、UPは上方を示し、FRは車両前方を示し、INは車幅方向内側を示し、OUTは車幅方向外側を示す。
図1〜図6は、本発明実施例1のカーテンエアバッグ装置を示しており、図7、図8は、本発明実施例2のカーテンエアバッグ装置を示している。
本発明実施例1と実施例2にわたって共通する部分には、本発明実施例1と実施例2にわたって同じ符号を付してある。
〔実施例1〕(図1〜図6)
本発明実施例1について説明する。
まず、カーテンエアバッグ装置1が搭載される車両20について説明する。
車両20は、1列シート車両であってもよく、2列以上の複数列のシート車両であってもよい。車両20は、図1に示すように、ルーフ30と、Aピラー(フロントピラー)ガーニッシュ40と、サンバイザ50と、フロントウインドシールド(フロントガラス)60と、を備える。
また、ルーフ30は、図3に示すように、外板31と、内板32と、を備え、図6に示すように、ルーフサイドレール33と、ルーフヘッドライニング(ルーフライナー、天井材)34と、を備える。
外板31は、図3に示すように、鋼板(金属板)で製作される。外板31は、一枚構成であってもよく、互いに溶接等で固定される複数枚構成であってもよい。外板31の車両前側の端部には、下方に折れ曲り、下方に所定量延びた後、車両前側に折れ曲り、車両前側に延びる、折れ曲り部31aが設けられている。折れ曲り部31aの上面には、ウエザストリップ31bを介してフロントウインドシールド60が取付けられている。
内板32は、ルーフ30の車両前側の端部とその近傍で、車幅方向に延びて設けられている。内板32は、外板31とルーフヘッドライニング34との上下方向間に設けられる。内板32は、車両前側の端部に設けられる前方フランジ部32aで、溶接(スポット溶接)、マスチック(接着剤)等により、外板31の折れ曲り部31aの下面に接合されている。内板32は、車両後側の端部に設けられる後方フランジ部32bで、溶接(スポット溶接)、マスチック(接着剤)等により、外板31の折れ曲り部31aより車両後側に位置する一般部31cの下面に接合されている。車両前後方向で内板32の、前方フランジ部32aと後方フランジ部32bとの間の部分の少なくとも一部は、外板31と上下方向に間隔をおいて設けられている。
外板31と内板32とで閉断面を形成している。その結果、ルーフ30の車両前側の端部とその近傍の剛性が高められている。
ルーフサイドレール33は、ルーフ30の車幅方向の両端部で車両前後方向に延びて設けられている。ルーフサイドレール33は、車両のAピラーの車両後側端から車両後側に延びている。ルーフサイドレール33は、図6に示すように、ルーフサイドインナーパネル(以下、単にインナーパネルともいう)33aとルーフサイドアウターパネル33b(以下、単にアウターパネルともいう)と、を備える。
インナーパネル33aは、ルーフヘッドライニング34の車幅方向の端部とアウターパネル33bとの間に設けられる。インナーパネル33bは、車幅方向の両フランジ部33c、33dで、溶接(スポット溶接)、マスチック(接着剤)等により、アウターパネル33bに接合されている。車幅方向で両フランジ部33c、33dの間の部分の少なくとも一部は、アウターパネル33bと間隔をおいて設けられている。
インナーパネル33aとアウターパネル33bとで閉断面を形成している。その結果、ルーフ30の車幅方向の端部の剛性が高められている。
アウターパネル33bは、インナーパネル33aと、外板31の車幅方向の端部に溶接等で接合されるサイドアウターパネル31dとの間に設けられる。アウターパネル33bは、サイドアウターパネル31dに、溶接(スポット溶接)、マスチック(接着剤)等により、接合される。アウターパネル33bとサイドアウターパネル31dとの間には、ルーフ30の車幅方向の端部の剛性を高めるために、リインホースメント33eが設けられている。
ルーフサイドレール33の下端部には、図示略のサイドドアとのシール用のウエザストリップ33fが設けられている。ウエザストリップ33fは、ルーフヘッドライニング34を保持する保持部33gを備えている。
ルーフヘッドライニング34は、可撓性を有する樹脂製である。ルーフヘッドライニング34は、外板31の車室側面の略全体を覆っている。ルーフヘッドライニング34の車幅方向の端部は、ウエザストリップ33fの保持部33gに、カーテンエアバッグ10が展開膨張した際に容易に外れるように保持されている。
図1に示すように、ルーフヘッドライニング34の車両前側の端部には、不使用時のサンバイザ50が収納されるサンバイザ収納凹部34aが、図示略の運転席と助手席の車両前側となる位置に設けられている。サンバイザ収納凹部34aは、上方に凹となる部分である。図3に示すように、サンバイザ収納凹部34aの車両後側の端部34bは、サンバイザ収納凹部34aとサンバイザ収納凹部34aより車両後側にあるルーフヘッドライニング34の一般部分とをつなぐ、車両後側かつ下方に傾斜する傾斜部となっている。
また、図4に示すように、ルーフヘッドライニング34の車両前側の端部で車幅方向中央部とその近傍には、光源34iとレンズ34jを備える(マップランプを備える)マップランプ装置(オーバーヘッドコンソール装置)34kが配設されている。
ルーフヘッドライニング34は、車両前後方向で内板32の後側にある外板31との間に、上下方向の空間S1を形成しており、この空間S1にカーテンエアバッグ装置1の後述する車幅方向延設部12が収納(搭載、収容)される。ルーフヘッドライニング34は、また、図6に示すように、上下方向でルーフサイドレール33との間に空間S2を形成しており、この空間S2にカーテンエアバッグ装置1の後述する前後方向延設部11が収納(搭載、収容)される。
ルーフヘッドライニング34には、図3に示すように、サンバイザ収納凹部34aの車両後側の端部34bを通って車幅方向に延びる見切り部34cが設けられている。見切り部34cは、上下方向から見たとき、車幅方向に直線状(略直線状を含む)に延びている。見切り部34cは、図1に示すように、ルーフヘッドライニング34の車幅方向の全体にわたって連続して設けられている。見切り部34cは、図3に示すように、ルーフヘッドライニング34に設けられるスリットである。ルーフヘッドライニング34の、見切り部34cより車両前側と車両後側にある部分34d、34eは、互いに接触し合っていてもよく、互いに非接触であってもよい。
Aピラー(フロントピラー)ガーニッシュ40は、樹脂製である。Aピラーガーニッシュ40は、フロントウインドシールド60の車幅方向両側にあり車両後側かつ上方に延びる車両のAピラー(金属製のボデー骨格部材)に取付けられる。図1に示すように、Aピラーガーニッシュ40は、ルーフヘッドライニング34の車両前側の端部かつ車幅方向の各端部から、車両前側かつ下方に延びている。Aピラーガーニッシュ40内には(Aピラーガーニッシュ40とAピラーとの間には)、収納状態にある(非展開状態にある)カーテンエアバッグ10は収納(配置)されていない。
つぎに、カーテンエアバッグ装置1について、説明する。
カーテンエアバッグ装置1は、カーテンエアバッグ(以下、単にエアバッグともいう)10と、車両の金属製のボデー骨格部材に取付けられるインフレータ(ガス供給源)14と、を有する。
カーテンエアバッグ10は、車両のルーフ30に折り畳まれて収納されており、側面衝突時(側突時)、前面衝突時(前突時)および斜め衝突時(斜突時)の衝突時、またはこれらの衝突予知時に、図6に示すインフレータ14から供給されるガスによりカーテン状に下方に展開し、乗員の頭部を保護する。
エアバッグ10は、図1に示すように、前後方向延設部11と、車幅方向延設部12と、を有する。エアバッグ10が展開膨張するとき、前後方向延設部11と車幅方向延設部12の両方が同時に展開膨張する。
前後方向延設部11は、上下方向から見た時に、ルーフ30の車幅方向の端部(その近傍を含む)で車両前後方向に延びる部分である。前後方向延設部11の車両後側の端部は、ルーフヘッドライニング33の車両後側の端部またはその近傍に位置していてもよく、ルーフヘッドライニング33の車両後側の端部を越えて該後側端部から車両後側に延びる図示略のピラー(Cピラー、Dピラー等)部位に位置していてもよい。前後方向延設部11の車両前側の端部11aは、Aピラーガーニッシュ40より車両後側(Aピラーガーニッシュ40の手前)にある。
前後方向延設部11は、図6に示すように、展開時に車幅方向に膨張する膨張部11bを備えている。前後方向延設部11は、ルーフサイドレール33の車内側に(空間S2内に)折り畳まれて収納(搭載)されている。前後方向延設部11は、上下方向に折り畳まれて空間S2内に収納されている。
前後方向延設部11の上下方向(上方)への折り畳み方は、車幅方向の外側から内側へと巻き上げるロール折りとされている。これは、エアバッグ10の展開時に、前後方向延設部11を車両のサイドウインドシールド(サイドガラス)に沿って展開し易くさせ、前後方向延設部11を乗員とサイドウインドシールドとの間に入り込ませることを容易にするためである。ただし、前後方向延設部11の上下方向(上方)への折り畳み方は、車幅方向内側から外側へと巻き上げるロール折りとされていてもよく、蛇腹折りとされていてもよく、その他の折りとされていてもよい。
車幅方向延設部12は、図1に示すように、上下方向から見た時に、前後方向延設部11の車両前側の端部11aから、車幅方向内側(中央側)に折れ曲って車幅方向内側に直線状または略直線状に延びる部分である。車幅方向延設部12の車幅方向内側端部は、車両の車幅方向の中央部またはその近傍に位置しており、車幅方向で運転席(運転席乗員)と助手席(助手席乗員)の間にある。
エアバッグ10を上下方向から見た時の形状は、「L」字形状または略「L」字形状となる。
車幅方向延設部12は、図3に示すように、展開時に車両前後方向に膨張する膨張部12aを備えている。車幅方向延設部12は、前後方向延設部11と一体に作製されていてもよく、前後方向延設部11と別体に作製されて前後方向延設部11に縫合等により取外し不能に取付けられていてもよい。車幅方向延設部12は、ルーフヘッドライニング34の裏側に(空間S1内に)折り畳まれて収納(搭載)されている。車幅方向延設部12は、上下方向に折り畳まれて空間S1内に収納されている。
車幅方向延設部12の上下方向(上方)への折り畳み方は、車両前後方向の前側から後側へと巻き上げるロール折りとされている。これは、エアバッグ10の展開時に、車幅方向延設部12をフロントウインドシールド60に沿って展開し易くさせ、車幅方向延設部12を乗員とフロントウインドシールド60との間に入り込ませることを容易にするためである。ただし、車幅方向延設部12の上下方向(上方)への折り畳み方は、車両前後方向の後側から前側へと巻き上げるロール折りとされていてもよく、蛇腹折りとされていてもよく、その他の折りとされていてもよい。
車幅方向延設部12の車幅方向内側端部(その近傍を含む)の展開状態における下端部(その近傍を含む)は、図2に示すように、該車幅方向内側端部と車幅方向で同じかまたは略同じ位置にあり該車幅方向内側端部より車両後側にある車両のルーフ30と、伸縮不能または伸縮しても無視できる程度の材料で構成されるテザー13で繋がれている(連結されている)。ただし、テザー13は、必須の構成要件ではない。
テザー13は、車幅方向で、運転席と助手席との間にある。テザー13は、車幅方向の幅が狭く、車幅方向と直交する方向を長手方向とする、可撓性を有する紐である。
テザー13は、エアバッグ10が収納状態にあるとき、図4に示すように、長手方向の一端部(車両前側の端部)で車幅方向延設部12に取外し不能に繋がれており、ルーフヘッドライニング34の裏側(上側)を通って、長手方向の他端部(車両後側の端部)でルーフ30の外板31に溶接、マスチック等により固定されるリインホース31fに、ボルト、ねじ、クリップ等31gを用いて繋がれている。
ただし、テザー13は、図5の変形例に示すように、長手方向の一端部(車両前側の端部)で車幅方向延設部12に取外し不能に繋がれており、見切り部34cからルーフヘッドライニング34の車内側(下側)に出て、ルーフヘッドライニング34の下面に沿って車両後側に延び、ルーフヘッドライニング34に設けられる凹部34f内に入り、凹部34fの奥壁を介してリインホース31fに、ボルト、ねじ、クリップ等31gを用いて繋がれていてもよい。この場合、エアバッグ10が収納状態にあるときにテザー13が目立つことを抑制してテザー13によってルーフ30の意匠性が低下することを抑制するために、テザー13はルーフヘッドライニング34の意匠面を構成する材料、色と同一の材料、色で構成されていることが望ましい。なお、図5における符号34hは、凹部34fを塞ぎルーフ30の意匠性を向上させるための蓋である。
エアバッグ10が展開膨張する時、図6に示すように、ルーフヘッドライニング34の車幅方向の端部とその近傍は、前後方向延設部11によって押され、ウエザストリップ33fの保持部33gから外れて下方に変形する(撓む)。このため、ルーフヘッドライニング34の車幅方向の端部とウエザストリップ33fとの間に間隔(隙間)が形成される。この間隔を通って、前後方向延設部11が車室内に展開する。
また、エアバッグ10が展開膨張する時、図3に示すように、ルーフヘッドライニング34の、見切り部34cより車両後側の部分34eは、車幅方向延設部12によって押されて下方に変形する(撓む)。このため、見切り部34cの車幅方向と直交する方向の間隔が拡がる(見切り部34cの前後のルーフヘッドライニング部分34d、34e間の間隔が拡がる)。この拡がった見切り部34cを通って、車幅方向延設部12が車室内に展開する。
エアバッグ10は、図1に示すように、車両の幅方向一側と幅方向他側にそれぞれ1つずつ、車両の車幅方向中央を通り車幅方向と直交する面に対して対称となるようにして設けられている(左右一対からなる)。すなわち、エアバッグ10は、車両の幅方向一側に設けられる第1のエアバッグ10aと、車両の幅方向他側に設けられる第2のエアバッグ10bと、を備えている。この第1、第2のエアバッグ10a、10bのそれぞれが、前後方向延設部11と車幅方向延設部12を有している。
以上の構成は、本発明実施例2にも適用可能である。
本発明実施例1では、さらに、つぎの特有な構成を有する。
第1のエアバッグ10aと第2のエアバッグ10bとは、図1、図2に示すように、互いに繋がれておらず(連結されておらず)それぞれ独立して設けられている。第1のエアバッグ10aの車幅方向延設部12とルーフ30をつなぐテザー13と、第2のエアバッグ10bの車幅方向延設部12とルーフ30をつなぐテザー13とは、図1、図2においては別体であるが、部品点数削減およびカーテンエアバッグ10の収納状態におけるルーフ30の意匠性向上のため、一体とされていてもよい。
つぎに、本発明実施例1の作用を説明する。
(A)エアバッグ10が、(a)車両のルーフ30の車幅方向の端部で車両前後方向に延びる前後方向延設部11と、(b)前後方向延設部11の、Aピラーガーニッシュ40より車両後側に位置する車両前側の端部11aから、車幅方向内側に折れ曲って車幅方向内側に延びる車幅方向延設部12と、を有するため、つぎの作用を得ることができる。
(i)エアバッグ10がAピラーガーニッシュ40内に収納されない構成である。そのため、エアバッグ10がAピラーガーニッシュ40内に収納される場合に比べて、Aピラーガーニッシュ40の細幅化に有利である。
(ii)また、膨張部12aを備える車幅方向延設部12を有するため、前後方向延設部11だけが設けられ車幅方向延設部12が設けられていない場合に比べて、エアバッグ10による乗員頭部の保護エリアを広くすることができる。そのため、車両前方に対する90度方向(真横)からの側突時だけでなく斜突時(斜め衝突時、斜め前方からの衝突時)と前突時(前面衝突時)にも、車両前席に着座している乗員の頭部を効果的に保護することができる。
(iii)また、前突時に、車幅方向延設部12で車両前席に着座している乗員の頭部を効果的に保護することができるため、車両前席に着座している乗員の頭部を、前突時に、運転席エアバッグまたは助手席エアバッグ(車両のインストルメントパネル等に設けられるエアバッグ)で保護する必要がない。言い換えれば、運転席エアバッグまたは助手席エアバッグで前突時に乗員の胸部のみ(腹部を含んでいてもよい)を保護すればよい。そのため、運転席エアバッグまたは助手席エアバッグで前突時に乗員の胸部だけでなく頭部も保護する場合に比べて、運転席エアバッグまたは助手席エアバッグの小型化を図ることができ、コスト削減を図ることができる。
(B)車幅方向延設部12が、展開する時、車両のルーフ30のルーフヘッドライニング34に車幅方向に延びて設けられる見切り部34cであってルーフヘッドライニング34に設けられるサンバイザ収納凹部34aの車両後側の端部34bを通る見切り部34cから、車室内に展開するため、つぎの作用を得ることができる。
(i)車幅方向延設部12が乗員の頭部に比較的近い位置から車室内に展開するため、前突時に車幅方向延設部12で乗員の頭部を比較的早期に保護(拘束)できる。
(ii)また、サンバイザ収納凹部34aの車両後側の端部34bを通る部分は、車両後側かつ下方に傾斜しているため、車室内の乗員から比較的見え難い部分である。そのため、見切り部34cがサンバイザ収納凹部34aの車両後側の端部34bを通らない場合に比べて、見切り部34cによるルーフヘッドライニング34の意匠への影響を抑えることができる。
(C)車幅方向延設部12の車幅方向内側端部が、該車幅方向内側端部より車両前後方向の後側にある車両のルーフ30とテザー13で繋がれているため、つぎの作用を得ることができる。
車幅方向延設部12がルーフ30とテザー13で繋がれていない場合に比べて、前突時または斜突時であって展開膨張した車幅方向延設部12で乗員の頭部を保護する際に、車幅方向延設部12が乗員によって押されて車両前側に移動することを抑制できる。そのため、車幅方向延設部12がルーフ30とテザー13で繋がれていない場合に比べて、前突時または斜突時に車幅方向延設部12によって乗員の頭部を効果的に保護できる。
(D)エアバッグ10が、車両の幅方向一側に設けられる第1のエアバッグ10aと、車両の幅方向他側に設けられる第2のエアバッグ10bと、を有し、第1、第2のエアバッグ10a、10bのそれぞれが、前後方向延設部11と車幅方向延設部12を有しているため、つぎの作用を得ることができる。
車両幅方向の運転席側と助手席側の両方で、上記(A)〜(C)で説明した作用を得ることができる。
上記(A)〜(D)の作用は、本発明実施例1だけでなく本発明実施例2にも適用される。
本発明実施例1では、また、第1のエアバッグ10aと第2のエアバッグ10bとが互いに繋がれておらずそれぞれ独立して設けられているため、つぎの作用を得ることができる。
第1のエアバッグ10aと第2のエアバッグ10bとが互いに繋がれている場合に比べて、エアバッグ10が小型化され、エアバッグ10の車両への組付け(搭載)を簡易に行なうことができる。
〔実施例2〕(図7、図8)
つぎに、本発明実施例2の、主に本発明実施例1と異なる部分を説明する。
本発明実施例2では、第1のエアバッグ10aと第2のエアバッグ10bとが、図7、図8に示すように、それぞれの車幅方向延設部12,12の車幅方向内側端部で、互いに繋がれている(連結されている)。
第1のエアバッグ10aの車幅方向延設部12とルーフ30をつなぐテザー13と、第2のエアバッグ10bの車幅方向延設部12とルーフ30をつなぐテザー13とは、同一の一本のテザー13である。
本発明実施例2では、第1のエアバッグ10aと第2のエアバッグ10bとが、それぞれの車幅方向延設部12,12の車幅方向内側端部で互いに繋がれているため、つぎの特有な作用を得ることができる。
第1のエアバッグ10aと第2のエアバッグ10bとの間の車幅方向の隙間を無くすことができ、前突時に、運転席に着座している乗員と助手席に着座している乗員の両方を、確実にカーテンエアバッグ10の車幅方向延設部12で保護することができる。
また、1つのインフレータ14で第1、第2のエアバッグ10a、10bの両方にガスを供給することができる。この場合、第1、第2のエアバッグ10a、10bのそれぞれに応じてインフレータ及びインフレータに繋がるワイヤハーネスをそれぞれ設ける場合に比べて、インフレータ14及びインフレータ14に繋がるワイヤハーネスを半分(の個数)にでき、大幅なコストダウンを図ることができる。なお、図7、図8に示すように、単一のインフレータ14をルーフ30の車幅方向中央部またはその近傍に車両前後方向に延びる姿勢で配置することにより、乗員のヘッドクリアランスの減少を抑制することができる。
また、第1のエアバッグ10aの車幅方向延設部12とルーフ30をつなぐテザー13と、第2のエアバッグ10bの車幅方向延設部12とルーフ30をつなぐテザー13とを、第1のエアバッグ10aと第2のエアバッグ10bとが互いに繋がれておらずそれぞれ独立して設けられる場合と異なり、容易に単一化することができる(テザー13が一本で済む)。そのため、第1、第2のエアバッグ10a、10bのそれぞれにテザー13を設ける場合(計2本設ける場合)に比べて、部品点数削減およびカーテンエアバッグ10の収納状態におけるルーフ30の意匠性向上を図ることができる。
1 カーテンエアバッグ装置
10 カーテンエアバッグ
10a 第1のエアバッグ
10b 第2のエアバッグ
11 前後方向延設部
11b 前後方向延設部の膨張部
12 車幅方向延設部
12a 車幅方向延設部の膨張部
13 テザー
14 インフレータ
20 車両
30 ルーフ
31 外板
32 内板
33 ルーフサイドレール
34 ルーフヘッドライニング
34a サンバイザ収納凹部
34b サンバイザ収納凹部の車両後側の端部
34c 見切り部
40 Aピラー(フロントピラー)ガーニッシュ
50 サンバイザ
60 フロントウインドシールド(フロントガラス)

Claims (6)

  1. 膨張部を備えるカーテンエアバッグが、(a)車両のルーフの車幅方向の端部で車両前後方向に延びる前後方向延設部と、(b)前記前後方向延設部の、車両のAピラーガーニッシュよりも車両後側に位置する車両前側の端部から、車幅方向内側に折れ曲って車幅方向内側に延びる車幅方向延設部と、を有する、車両用カーテンエアバッグ装置。
  2. 前記車幅方向延設部は、車両のルーフのルーフヘッドライニングに車幅方向に延びて設けられる見切り部であってルーフヘッドライニングに設けられるサンバイザ収納凹部の車両後側の端部を通る見切り部から、車室内に展開する、請求項1記載の車両用カーテンエアバッグ装置。
  3. 前記車幅方向延設部の車幅方向内側端部は、該車幅方向内側端部より車両後側にある車両のルーフとテザーで繋がれている、請求項1記載の車両用カーテンエアバッグ装置。
  4. 前記カーテンエアバッグは、車両の幅方向一側に設けられる第1のエアバッグと、車両の幅方向他側に設けられる第2のエアバッグと、を有し、
    前記第1、第2のエアバッグのそれぞれが、前記前後方向延設部と前記車幅方向延設部を有している、請求項1記載の車両用カーテンエアバッグ装置。
  5. 前記第1のエアバッグと前記第2のエアバッグとは互いにそれぞれ独立して設けられている、請求項4記載の車両用カーテンエアバッグ装置。
  6. 前記第1のエアバッグと前記第2のエアバッグとは、それぞれの前記車幅方向延設部の車幅方向内側端部で、互いに繋がれている、請求項4記載の車両用カーテンエアバッグ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015020508A (ja) * 2013-07-17 2015-02-02 トヨタ自動車株式会社 車両用ルーフ付けエアバッグ装置

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