JP2012020330A - バーリング加工方法及びバーリング加工具 - Google Patents

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弘平 村元
Yasuhiro Nishida
康弘 西田
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    • B21J5/063Friction heat forging
    • B21J5/066Flow drilling

Abstract

【課題】鋼板などの板状の被加工材にフランジを形成するバーリング加工において、より均一な肉厚のフランジを成形するための技術を提供することを目的とする。
【解決手段】バーリングパンチ20を、先端側の小径部21と、基部側の大径部23と、小径部21の外径から大径部23の外径まで連続的に径を拡大させながら小径部21と大径部23を滑らかに接続する拡径部22とを有する先細りの円柱棒状に形成する。拡径部22の作用面は曲率半径12mm以上18mm以下の外側に膨らむ曲線である。このパンチ20を、被加工材9に形成された下孔91に押し込んでフランジ92を形成するに際し、パンチ20から被加工材9に与える力の拡径方向成分が大きくなるようにして、下孔91の周縁の材料を板厚方向への伸びを抑える。
【選択図】図3

Description

本発明は、平板等の被加工材に下孔を穿けて、この下孔の周縁にフランジ(中空筒状の突起)を成形するバーリング加工方法、及びこの加工方法に適したバーリングパンチに関する。
従来、平板等の被加工材にフランジを形成するために、バーリング加工が用いられている。バーリング加工は、プレス金型を用いた打ち出し成形加工の一種である。バーリング加工は、大きく分けて、被加工材から材料を打ち抜いて下孔を形成するステップと、下孔の周縁の材料を変形させてフランジを形成するステップとから成る。フランジを成形するステップでは、パンチを下孔と同心状に押し込むことにより、下孔の周縁の材料が板厚方向に伸ばされてフランジの高さ(軸方向長さ)が拡大するとともに、孔の径を拡げる方向(以下、「拡径方向」という)に押し広げられてフランジの内径が拡大する。このようなバーリング加工で形成されたフランジの先端部分の肉厚(フランジの壁の厚み)は、材料が伸びることから、被加工材の元の板厚よりも減少している。一般に、バーリング加工により形成されたフランジは、基部から先端に向けて肉厚が減少しており、フランジが高いほど肉厚偏差が大きくなる傾向がある。
バーリング加工で使用されるパンチの先端形状には様々なものがある。例えば、砲弾形状、円錐(円錐台)形状、面取りされた円柱形状、及び半球形状などの先端形状を有するパンチが知られている。特許文献1に開示されたバーリング加工用のパンチの先端は、尖端から徐々に拡径していく弾頭(砲弾)形状を有している。また、特許文献2に開示されたバーリング加工用のパンチの先端部分は、外側に凸の円弧を回転して成る回転体であるテーパ部と、下孔径とほぼ同径の半球形を成しテーパ部の先端に設けられた突出部とを有している。さらに、特許文献3に開示されたバーリング加工用のパンチの先端部分は、下孔径とほぼ同径の小径部と、パンチ径とほぼ同径の大径部と、小径部と大径部との間において拡径しその軸方向の断面が曲線状に形成された拡径部とを有している。
特開平5−38531号公報 特開2004−141896号公報 特開2009−279642号公報
上記のようにバーリング加工で形成されたフランジの利用形態の一つとして、薄板材へのネジ加工がある。薄板材はネジを加工するために十分な厚みがないが、バーリング加工により薄板材にフランジを成形し、このフランジの内周にタップ等の工具を用いてネジ山を形成することによって、薄板材に直接にネジを加工することが可能となる。このように直接にネジが加工された板材は、例えば、軽薄化が求められている家電製品等の筐体に使用されている。
上記のように直接にネジが加工された板材を利用した製品において、板材を薄くすれば、同じ外形であっても更なる軽量化が可能である。しかし、板材の板厚が不十分であると、この板材に直接に加工されたネジ山にネジを螺入したときに、十分な締め付けトルクが得られないことがある。従来のバーリング加工で形成されるフランジの肉厚は被加工材の板厚に依拠することから、被加工材の板厚を小さくすればフランジの肉厚(特に、フランジの先端部の肉厚)が小さくなる。例えば、電気亜鉛めっき鋼板(SECC)にM5ネジ(5mm径のメートル並目ネジ)に対応するネジ山を成形する場合に、鋼板の最小の板厚は0.8mmであることは業界の常識である。これよりも小さい板厚の電気亜鉛めっき鋼板にバーリング加工でフランジを成形し、該フランジにM5ネジに対応するネジ山を成形しても、十分な締め付けトルク(4.9N・m以上)が得られないからである。
一方で、バーリング加工で形成されるフランジを高くすれば、フランジに形成されるネジ山の条数を多くすることができるが、前述の通りフランジの肉厚偏差が大きくなり、さらに、ネジのために必要となる空間が増大して製品の軽薄化を阻害する。
上記に鑑み、本発明は鋼板などの板状の被加工材にフランジを形成するバーリング加工において、より均一な肉厚のフランジを成形するための技術を提供することを目的とする。ひいては、バーリング加工により被加工材に成形されたフランジの内周にネジを加工する場合に、従来と比較して薄い被加工材を使用可能とすることを目的とする。
本発明に係るバーリング加工方法は、板厚が0.5mm以上1.2mm以下の被加工材に下孔を形成する第1のステップと、前記下孔よりも小径の小径部と、前記下孔よりも大径の大径部と、前記小径部の外径から前記大径部の外径まで連続的に径を拡大させながら前記小径部と前記大径部とを滑らかに接続する拡径部とを有するパンチの、前記小径部を前記下孔へ挿入する第2のステップと、前記パンチから前記被加工材へ与える力を板厚方向成分と拡径方向成分とに分解したときに、板厚方向成分と拡径方向成分との比を、50+k:50−k(但し、kは−10以上10以下の数)から0:100まで連続的に変化させながら、前記パンチの前記拡径部を前記下孔へ押し込む第3のステップと、前記パンチから前記被加工材へ拡径方向に力を加えながら、前記パンチの前記大径部を前記下孔へ押し込む第4のステップとを含み、前記被加工材の前記下孔の縁に内径が2.50mm以上5.50mm以下であって高さが0.70mm以上3.20mm以下のフランジを形成するものである。
上記方法によれば、バーリング加工具(パンチ)を被加工材に形成された下孔に押し込むことにより、下孔周縁の材料は、大部分が拡径方向に押圧されて圧縮されながら拡径方向に移動してフランジの内径を拡大し、一部分が板厚方向へ逃げて板厚方向に移動してフランジの高さを拡大する。つまり、下孔周縁の材料を極力伸ばさないようにして、フランジが形成される。このように、従来のバーリング加工と比較して材料の伸びを小さくすることで、フランジの肉厚偏差が小さくなり、より均一な肉厚のフランジを成形できる。これに加え、フランジの肉厚と被加工材の肉厚との差異を小さくすることができる。さらには、被加工材の板厚材料は拡径方向に圧縮されるので、フランジの肉厚を被加工材の板厚以上とすることもできる。よって、被加工材に成形されたフランジの内周にネジを加工する場合に、従来と比較して薄い被加工材を利用することが可能となる。
前記バーリング加工方法において、前記第3のステップにおいて、前記板厚方向成分よりも前記拡径方向成分が大きいことがよい。
また、前記バーリング加工方法において、前記フランジは前記被加工材へネジを加工するために利用されるものであって、前記第3のステップにおいて、前記フランジが2〜3条のネジ山を形成できる高さとなるまで前記下孔の周縁の材料を板厚方向へ移動させることがよい。
さらに、前記バーリング加工方法において、前記パンチの前記拡径部は、その軸方向の断面において、作用面が曲率半径12mm以上18mm以下の外側に膨らむ曲線で形成されてなることがよい。
また、本発明に係るバーリング加工具は、被加工材に設けられた下孔に押し込んでバーリング加工を行うための加工具であって、先端側の小径部と、基部側の大径部と、前記小径部の外径から前記大径部の外径まで連続的に径を拡大させながら前記小径部と前記大径部を滑らかに接続する拡径部とを有する先細りの円柱棒状をなし、前記拡径部の軸方向の断面において、該拡径部の作用面は曲率半径12mm以上18mm以下の外側に膨らむ曲線であるものである。
本発明によれば、従来のバーリング加工と比較して材料の伸びを小さくすることで、フランジの肉厚偏差が小さくなり、より均一な肉厚のフランジを成形できる。さらに、フランジの肉厚と被加工材の肉厚との差異を小さくすることができるので、被加工材に成形されたフランジの内周にネジを加工する場合に、従来と比較して薄い被加工材を利用することが可能となる。
本発明の実施の形態に係るバーリングパンチを備えたプレス金型の概略構成を示す図である。 プレス金型の一部拡大図である。 バーリングパンチの先端部分を示す図である。 バーリングパンチの先端部分の変形例1を示す図である。 バーリングパンチの先端部分の変形例2を示す図である。 (a)はバーリング加工により被加工材に成形されたフランジの断面図であり、(b)はフランジに加工されたネジを説明するためのフランジの断面図である。 バーリング加工のフローチャートである。 バーリング加工において被加工材からフランジが成形される様子を説明する図である。 バーリングパンチが被加工材に与える力の拡径方向成分の割合とバーリングパンチの拡径部の曲率半径との関係を示すグラフである。 (a)は実施例1に係るバーリングパンチの先端部分を示す図であり、(b)は比較例1に係るバーリングパンチの先端部分を示す図である。 実施例1に係るバーリングパンチと比較例1に係るバーリングパンチとの作用径とパンチストロークの関係を示すグラフである。 バーリングパンチが被加工材に与える力の拡径方向成分の割合とパンチストロークとの関係を示すグラフである。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら、詳細に説明する。なお、以下では全ての図を通じて同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。
まず、本発明の実施の形態に係るバーリングパンチ(バーリング加工具)が取り付けられたプレス金型10の概略構成から説明する。図1は本発明の実施の形態に係るバーリングパンチを備えたプレス金型の概略構成を示す図であり、図2はプレス金型の一部拡大図である。図2では、ストリッパ14とダイ13に挟まれた被加工材9にバーリングパンチ(以下では、単にパンチ20という)が押し込まれている状態を、理解を平易とするために一部断面で示している。
図1及び図2に示すように、プレス金型10は、上下に対向する上型11及び下型12を備えている。上型11及び下型12はプレス機(図示せず)に取り付けられて、固定された下型12に対し上型11が上下動できる。上型11と下型12との間には、上面に開口するバーリング穴13a(凹部)が形成されたダイ13と、このダイ13に載置された被加工材9を介して対向するように配置されたストリッパ14と、バーリング穴13aに挿入可能な形状を有するパンチ20とを備えている。ダイ13は下型12に固定されている。一方、パンチ20とストリッパ14は、上型11の下部に固定された上型ベース17に取り付けられている。パンチ20はストリッパ14を上下方向に貫通している。ストリッパ14は、上型ベース17を上下方向に貫通するガイドポスト15に案内されて、上型11に対して近接及び離反する方向に移動できる。ストリッパ14と上型11との間には、ストリッパ14を上型11から離反する方向へ付勢する圧縮コイルバネ16が設けられている。パンチ20はストリッパ14を上下方向に貫通している。
プレス金型10は、上記構成に限定されるものではなく、例えば、下型12にパンチ20が設けられて上型11にダイ13が設けられていたり、ストリッパ14が下型12に設けられていたりしてもかまわない。プレス金型10は、パンチ20とダイ13を除いて公知の一般的な態様のものが採用されうる。上記の通り、パンチ20とダイ13を除く余のプレス金型10の構造は公知のものと特別な差異がないので、プレス金型10に関してこれ以上の詳細な説明は省略する。
次に、パンチ20について、詳細に説明する。図3はバーリングパンチの先端部分を示す図である。図3に示すように、パンチ20の先端部分は、先端側の小径部21と、基部側の大径部23と、小径部21の外径から大径部23の外径まで連続的に径を拡大させながら小径部21と大径部23とを滑らかに接続する拡径部22とを有している。このようなパンチ20は、全体として先細りの円柱棒状を成している。なお、パンチ20は複数部材で構成されていてもよい。
パンチ20の小径部21の外径は、被加工材9に設けられる下孔91の外径D1よりも小さい。つまり、パンチ20の小径部21は、被加工材9に設けられた下孔91へ挿入可能である。また、パンチ20の大径部23の外径D2は、被加工材9に設けられる下孔91の内径D1よりも大きく、被加工材9に形成されるフランジ92の内径とほぼ等しい。そして、パンチ20をその中心軸29を含む平面で軸方向(上下方向)に切断したときに、パンチ20の拡径部22の作用面(被加工材9と接触する面)は曲率半径Raの外側に膨らむ曲線で形成されている。換言すれば、拡径部22は曲率半径Raの外側に膨らむ曲線を中心軸29を軸として回転させて成る回転体形状を有する。拡径部22の曲率半径Raは12mm以上18mm以下である。望ましくは、拡径部22の曲率半径Raは14mm以上16mm以下である。このような拡径部22は、小径部21の外径から大径部23の外径に向かって、外径の変化率が次第に小さくなっている。
本実施の形態において、被加工材9に設けられる下孔91の内径D1は極めて小さいことから、パンチ20の小径部21は尖った先端である。したがって、小径部21、拡径部22、及び大径部23を含むパンチ20の先端部分は全体として砲弾形状を成している。但し、図4に変形例1として示すように、パンチ20の小径部21は、砲弾形状のパンチ20の先端の一部分を中心軸29と直交する平面で切り取って成る円形の端面であってもよい。或いは、図5に変形例2として示すように、パンチ20の小径部21は、パンチ20の先端において突起状に形成されていてもかまわない。
続いて、上記プレス金型10を用いて行うバーリング加工方法を説明する。加工方法の説明に先だって、バーリング加工の被加工材9と、この被加工材9に形成されるフランジ92について説明する。図6(a)はバーリング加工により被加工材に成形されたフランジの断面図であり、図6(b)はフランジに加工されたネジを説明するためのフランジの断面図である。図6(a)に示すように、板厚t1の被加工材9に形成するフランジ92の内径d2と、外径d3と、肉厚t2と、高さh1とを設定する。被加工材9は、一般的に流通している鋼板、化粧鋼板、及びステンレス板などの板材から選択され、その板厚t1は、0.3mm以上1.2mm以下である。図6(b)に示すように、バーリング加工により被加工材9に形成されたフランジ92の内周には、ネジ93(雌ネジ)が加工される。つまり、フランジ92は被加工材9にネジ93を加工するための下地として利用される。被加工材9に形成されたネジ93に螺入されるネジ94は、M3〜M6のいずれかのメートル並目ネジを想定している。但し、ネジ94はメートル細目ネジ、メートル並目ネジ、又はインチネジであってよい。想定しうるネジ94を次の表1に示す。
Figure 2012020330
フランジ92の内径d2は、被加工材9に形成されたネジ93に螺入されるネジ94の種類と、被加工材9の板厚t1及び組成とに基づいて、2.50mm以上5.50mm以下の範囲内で定められる。フランジ92の高さh1は、ネジ93として2〜3条のネジ山を設けることができる値であり、ネジ94のピッチに基づいて定められる。なお、被加工材9に直接に形成されたネジ93のネジ山は2〜3条あれば、締め付けトルクの80%以上を発揮することがわかっている。締め付けトルクは、被加工材9に直接に形成されたネジ93にワッシャ95を通したネジ94を螺入して測定する。必要な締め付けトルクの大きさは、ネジ93や被加工材9の板厚t1により異なる。
フランジ92の肉厚t2は、被加工材9の板厚t1及び組成、フランジ92の内径d2、及び加工されるネジ93の径との関係から定められる。このフランジ92の肉厚t2は、パンチ20の大径部23の外径D2とダイ13のバーリング穴13aの内径D3(図2を参照)とのクリアランスとして設定され、このクリアランスに基づいて、ダイ13のバーリング穴13aの内径D3が定められる。下孔91の内径D1は、フランジ92の内径d2、高さh1、及び肉厚t2に基づいて、1.20mm以上3.00mm未満の範囲で定められる。
図7はバーリング加工のフローチャートであり、図8はバーリング加工において被加工材からフランジが成形される様子を説明する図である。図8では、紙面上から下に向けて被加工材9にフランジが形成されていく様子を段階的に示している。図7及び図8に示すように、バーリング加工に際し、先ず、被加工材9に下孔91を形成する(ステップS1)。下孔91は、例えば、プレス機を用いて、被加工材9から下孔91となる部分の材料を打ち抜くことにより形成することができる。
下孔91が形成された被加工材9を、プレス金型10においてダイ13の上にバーリング穴13aと下孔91とが同心となるように載置する(ステップS2)。そして、プレス機を作動させて上型11を下降させる。上型11が下降し始めると、被加工材9のフランジ92が形成される部位よりも外周側が、ダイ13とストリッパ14との間で板厚方向に挟まれることによって拘束される。上型11をさらに下降させて、パンチ20の小径部21を被加工材9の下孔91内に同心状に挿入する(ステップS3)。以下では、パンチ20の小径部21が下孔91に挿入されたときのパンチ20の上下方向の位置を、パンチストローク(移動量)の原点とする。
上型11をさらに下降させて、パンチ20の拡径部22の側面を被加工材9の下孔91の縁に接触させながら、パンチ20を下孔91へ押し込む(ステップS4)。ここでは、成形されるフランジ92の肉厚偏差を小さくする、即ち、肉厚t2を均一とするために、下孔91の周縁の材料を、板厚方向への伸びを極力抑えながら拡径方向へ移動させる。これにより、被加工材9の下孔91の周縁の材料は板厚方向へ徐々にまくられて、下孔91の径が拡大するとともにフランジ92が高くなる。このバーリング加工では、被加工材9に形成されるフランジ92の高さh1はネジ山2〜3条分と比較的小さく設定されているので、下孔91の周縁の材料を板厚方向へ伸ばさなくとも、材料をまくることによりフランジ92の高さh1を出すことができる。そして、被加工材9の下孔91の周縁の材料を板厚方向への伸びが極力抑えられているので、成形されたフランジ92の肉厚t2と被加工材9の板厚t1との差異は小さい。さらに、被加工材9の下孔91の周縁の材料は、拡径方向に押圧されて圧縮されるので、フランジ92の肉厚t2と被加工材9の板厚t1よりも大きくすることも可能である。
上記のように、下孔91の周縁の材料の板厚方向への伸びを極力抑えるようにパンチ20を被加工材9に作用させるために、パンチ20の拡径部22の曲率半径Raは、従来のバーリングパンチの肩部の曲率半径と比較して極端に大きい。従来のバーリングパンチの肩部の曲率半径は、一般に、1〜4mm程度である。ここで、肩部とは、下孔91の縁と接触して材料を板厚方向に伸ばす力を与える部分のことをいう。
上記の通り拡径部22の曲率半径Raが比較的大きいことから、パンチ20のパンチストロークに対する作用径の増加割合が、従来のバーリングパンチと比較して小さい。ここで「作用径」とは、バーリングパンチにおいて被加工材9と接触している作用面の径の大きさをいい、バーリングパンチの先端部分の形状が砲弾状、円錐状、及び半球状である場合に作用径はパンチストロークとともに増大する。パンチ20の作用径の増加割合が従来のバーリングパンチと比較して小さいことは、後述する実施例1で明らかとなる。
また、上記の通り拡径部22の曲率半径Raが比較的大きいことから、パンチ20から被加工材9へ加える力の拡径方向成分f1の割合は、パンチストロークが小さいうちから比較的大きく、そこから徐々に増大する。パンチ20の拡径部22と被加工材9が接触しているときにパンチ20から被加工材9へ与える力を板厚方向成分f2と拡径方向成分f1とに分解すると、パンチストロークの増大に伴って拡径方向成分f1の割合が増加する。
図9に示すグラフは、拡径部22が被加工材9の下孔91に接触し始めた或パンチストロークでの、パンチ20から被加工材9へ加える力の拡径方向成分f1の割合と拡径部22の曲率半径Raとの関係を示している。力の拡径方向成分f1の割合は、パンチ20から被加工材9へ加える力を板厚方向成分f2と拡径方向成分f1とに分解し、板厚方向成分f2と拡径方向成分f1との和が100となるように表している。図9に示すグラフから明らかなように、拡径部22の曲率半径Raが1mmから20mmの範囲では、全体として曲率半径Raの増大に伴って拡径方向成分f1の割合も増大しているが、曲率半径Raが小さいときは増加率が大きく、曲率半径Raが12mmとなるあたりから増加率が小さくなっている。パンチ20の拡径部22の曲率半径Raは12mm以上18mm以下である。拡径部22の曲率半径Raが12mmよりも小さくなれば、パンチ20が被加工材9へ与える力の板厚方向成分f2の割合が高まり、また、材料が板厚方向に打ち出されて、材料の板厚方向の伸びが大きくなる。一方、拡径部22の曲率半径Raが18mmよりも大きくなれば、加工に必要以上の時間と力を要するので効率的でない。
上記のようにパンチ20の拡径部22によって下孔91が拡径されるとともにフランジ92の高さh1が形成されたところで、さらに上型11を下降させて、パンチ20の大径部23の側面を被加工材9の下孔91の縁に接触させながら、パンチ20を下孔91へ押し込む(ステップS5)。パンチ20の大径部23が下孔91の縁に接触するまでは、パンチ20の拡径部22の形状に沿ってフランジ92の先端部は基部よりも内径が小さく成っている。そこで、パンチ20の大径部23がフランジ92内を通過することにより、フランジ92(特に、先端部)が拡径方向に押し広げられて、内径が均一に整えられる。そして、パンチ20の大径部23がフランジ92を貫通したあとで、上型11を上昇させてパンチ20をフランジ92から引き抜いて、バーリング加工を終了する(ステップS6)。
以上のステップS1〜S6から成るバーリング加工では、ステップS4においてパンチ20の拡径部22の被加工材9に対する作用が特徴的である。パンチ20の拡径部22が被加工材9に作用することにより、下孔91周縁の材料は、大部分が拡径方向に押圧されて圧縮されながら拡径方向に移動して、フランジ92の内径を拡大する。これと同時に、下孔91周縁の材料の一部分は板厚方向へ逃げて板厚方向に移動してフランジ92の高さを拡大する。これにより、下孔周縁の材料を極力伸ばさずに移動させてフランジを形成することができる。従来のバーリング加工と比較して材料の伸びが極めて小さいので、フランジ92の肉厚偏差が小さい。しかも、下孔91の周縁の材料は拡径方向に圧縮されるので、最大では被加工材9の板厚以上となることも可能である。このようにフランジ92の肉厚がより均一であり且つナットの下地となるために十分な肉厚を確保することができれば、このフランジ92の内周にねじ加工をしてナットとして利用する場合に、十分な締め付けトルクを得ることができる。
(実施例1)
ここで、図10及び図11を参照しながら、パンチ20の作用径の増加割合が従来のバーリングパンチと比較して小さいことを具体的な数値例を挙げて説明する。図10(a)は実施例1に係るバーリングパンチの先端部分を示す図であり、図10(b)は比較例1に係るバーリングパンチの先端部分を示す図である。実施例1に係るバーリングパンチ20Aの拡径部22の曲率半径Raは12mm以上18mm以下であり、比較例1に係る従来のバーリングパンチ20Xの拡径部22の曲率半径Raは1mm以上4mm以下である。図11は実施例1に係るバーリングパンチと比較例1に係るバーリングパンチとの作用径とパンチストロークの関係を示すグラフである。このグラフでは、縦軸に作用径をとり、横軸にパンチストロークをとり、実線で実施例1に係るバーリングパンチ20Aの作用径とパンチストロークとの関係を示し、鎖線で比較例1に係るバーリングパンチ20Xの作用径とパンチストロークとの関係を示している。実施例1に係るバーリングパンチ20Aのパンチストロークに対する作用径の増加割合は、比較例1に係るバーリングパンチ20Xのパンチストロークに対する作用径の増加割合と比較して緩やかである。そして、同じ作用径(例えば、大径部23の外径D2と同じ径)に達するまでに、実施例1に係るバーリングパンチ20Aの方が、多くのパンチストロークを必要としている。換言すれば、実施例1に係るバーリングパンチ20Aを使用する場合は、比較例1に係るバーリングパンチ20Xを使用する場合と比較して、被加工材9の下孔91の周縁の材料が時間をかけてゆっくりと拡径方向に押し広げられることとなる。
図12はバーリングパンチが被加工材に与える力の拡径方向成分の割合とパンチストロークとの関係を示すグラフである。このグラフでは、縦軸にパンチ20から被加工材9へ加える力の拡径方向成分f1の割合をとり、横軸にパンチストロークをとり、実線で図10に示す実施例1に係るバーリングパンチ20Aから被加工材へ与える力の拡径方向成分f1の割合とパンチストロークの関係を示し、鎖線で比較例1に係るバーリングパンチ20Xから被加工材へ与える力の拡径方向成分f1の割合とパンチストロークの関係を示している。拡径部22が被加工材9と接触し始めた時点で、被加工材9へ与える力の拡径方向成分f1の割合は、実施例1に係るバーリングパンチ20Aでは既に40〜50%であるのに対し、比較例1に係るバーリングパンチ20Xでは10〜20%である。したがって、実施例1に係るバーリングパンチ20Aは、比較例1に係るバーリングパンチ20Xと比較して、パンチストロークが小さいうちから被加工材9に対して拡径方向に大きな力を与えていることとなる。また、パンチストロークの増大に伴って被加工材9へ与える力の拡径方向成分f1の割合は、実施例1に係るバーリングパンチ20Aでは緩やかな曲線を描いて100%まで増加するのに対し、比較例1に係るバーリングパンチ20Xでは直線的に100%まで増加する。したがって、実施例1に係るバーリングパンチ20Aは、比較例1に係るバーリングパンチ20Xと比較して、ゆっくりと力の拡径方向成分の割合が増大することとなる。
なお、実施例1に係るバーリングパンチ20Aでは、拡径部22が下孔91の周縁に接触し始めたときのパンチ20が被加工材9に与える力を板厚方向成分f2と拡径方向成分f1に分解したときに、板厚方向成分f2と拡径方向成分f1との比は50+k:50−k(但し、kは−10以上10以下)で表す値に収まる。ここから、パンチストロークが増大するに従って、拡径方向成分f1の割合が緩やかな曲線を描いて増加する一方で板厚方向成分f2の割合が減少し、やがて、板厚方向成分f2と拡径方向成分f1との比が0:100となる。
一般に、被加工材9に設けられる下孔91の内径D1が小さすぎると下孔91にパンチ20を押し込んだときに塑性変形量が大きく且つその変形が急激に起こるので、下孔91の周縁が破断する。そこで、下孔91の内径D1は、下孔91の周縁、すなわち、フランジの先端に破断が生じない程度の大きさに定められる。これに対し、実施例1に係るバーリングパンチ20Aを用いれば、比較例1に係るバーリングパンチ20Xを用いる場合と比較して、ゆっくりと力の拡径方向成分f1の割合が増大し、且つ、被加工材9の下孔91の周縁の材料が時間をかけてゆっくりと拡径方向に押し広げられる。よって、実施例1に係るバーリングパンチ20Aを用いれば、下孔91の塑性変形量が同じであっても時間をかけて変形させるので、下孔91の内径D1を従来と比較して小さくすることができる。下孔91の内径D1を小さくすることにより増えた材料はフランジ92の肉厚となり、フランジの肉厚の低減を抑えることができる。
(実施例2)
続いて、本発明に係るバーリング加工の実施例(実施例2)を説明する。実施例2において、被加工材9は、板厚が0.6mmの電気亜鉛めっき鋼板(SECC:材料硬度は80〜100HV)である。この被加工材9にM5ネジ(ネジ部の直径が5mmのメートル並目ネジ)に対応するネジ93を一体的に形成すべく、被加工材9にフランジ92をバーリング加工する。被加工材9に直接に形成されたネジ93には、4.9N・m以上の締め付けトルクが要求される。このような条件に基づいて、フランジ92の内径は4.20〜4.70mm、外径は5.20〜5.70mm、肉厚は0.5〜0.6mm、高さは1.60〜2.40mmと定められる。このように定められた形状のフランジ92を被加工材9に成形するために、パンチ20の大径部23の外径D2は4.20〜4.70mm、拡径部22の曲率半径Raは14mm以上16mm以下、ダイ13のバーリング穴13aの内径(ダイ径)は5.20〜5.70mm、ダイ13のバーリング穴13aの縁の曲率半径Rb(図2を参照)は0.1〜0.5mm、下孔91の内径D1は0.8〜1.8mmと設定される。
上記条件にて、前述のバーリング加工方法に則ってバーリング加工を行い、被加工材9にフランジ92を成形した。なお、プレス機の加工速度は60〜80spm(spmは、プレス機が1分間で連続して行うパンチストローク数の単位)であり、プレス能力は250〜300tであった。さらに、成形されたフランジ92の内周にタップを用いておよそ2.5条のネジ93を加工した。ネジ93を加工した後のフランジ92の内径はバーリング加工後のフランジ92の内径より小さく、ネジ93を加工した後のフランジ92の外径はバーリング加工後のフランジ92の外径よりも大きく、フランジ92の肉厚はバーリング加工後よりも大きかった。このように被加工材9に直接に形成されたネジ93に、M5ネジに対応する規格のワッシャ95を通したM5ネジを螺入したところ、6.0N・m以上の締め付けトルクが得られた。この締め付けトルクの値は、M5ネジに要求される締め付けトルク(4.9N・m)を十分に満足していた。
従来は、電気亜鉛めっき鋼板(SECC)にバーリング加工でフランジを成形し当該フランジにM5ネジを螺入するネジを成形する場合に、鋼板の板厚が0.8mmよりも薄い場合には十分な締め付けトルクが得られないというのが通常の概念であった。この概念は本発明により覆された。すなわち、本発明に係るバーリング加工方法によれば、板厚が0.6mmの電気亜鉛めっき鋼板(SECC)であっても、被加工材9に成形されたフランジ92にネジ93を加工してM5ネジを螺入しても、十分な締め付けトルクを得ることができた。
以上の通り、図面を参照しながら好適な実施例を説明したが、当業者であれば、本件明細書を見て自明な範囲内で種々の変更及び修正を容易に想定するであろう。したがって、そのような変更および修正は、請求の範囲から定まる発明の範囲内のものと解釈される。
本発明のバーリング加工方法及び加工具によれば、比較的薄い板厚の被加工材であっても肉厚が均一であってナットとしての利用に十分に耐えうる肉厚を有するフランジを形成することができる。よって、薄板状の被加工材にフランジを形成するための技術として有用である。
a 曲率半径
9 被加工材
91 下孔
92 フランジ
10 プレス金型
11 上型
12 下型
13 ダイ
13a バーリング穴
14 ストリッパ
15 ガイドポスト
16 圧縮コイルバネ
17 上型ベース
20 バーリングパンチ(バーリング加工具)
21 小径部
22 拡径部
23 大径部

Claims (5)

  1. 板厚が0.5mm以上1.2mm以下の被加工材に下孔を形成する第1のステップと、
    前記下孔よりも小径の小径部と、前記下孔よりも大径の大径部と、前記小径部の外径から前記大径部の外径まで連続的に径を拡大させながら前記小径部と前記大径部とを滑らかに接続する拡径部とを有するパンチの、前記小径部を前記下孔へ挿入する第2のステップと、
    前記パンチから前記被加工材へ与える力を板厚方向成分と拡径方向成分とに分解したときに、板厚方向成分と拡径方向成分との比を、50+k:50−k(但し、kは−10以上10以下の数)から0:100まで連続的に変化させながら、前記パンチの前記拡径部を前記下孔へ押し込む第3のステップと、
    前記パンチから前記被加工材へ拡径方向に力を加えながら、前記パンチの前記大径部を前記下孔へ押し込む第4のステップとを含み、
    前記被加工材の前記下孔の縁に内径が2.50mm以上5.50mm以下であって高さが0.70mm以上3.20mm以下のフランジを形成する、バーリング加工方法。
  2. 前記第3のステップにおいて、前記板厚方向成分よりも前記拡径方向成分が大きい、請求項1に記載のバーリング加工方法。
  3. 前記フランジは前記被加工材へネジを加工するために利用されるものであって、
    前記第3のステップにおいて、前記フランジが2〜3条のネジ山を形成できる高さとなるまで前記下孔の周縁の材料を板厚方向へ移動させる、請求項1又は請求項2に記載のバーリング加工方法。
  4. 前記パンチの前記拡径部は、その軸方向の断面において、作用面が曲率半径12mm以上18mm以下の外側に膨らむ曲線で形成されてなる、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のバーリング加工方法。
  5. 被加工材に設けられた下孔に押し込んでバーリング加工を行うための加工具であって、
    先端側の小径部と、基部側の大径部と、前記小径部の外径から前記大径部の外径まで連続的に径を拡大させながら前記小径部と前記大径部を滑らかに接続する拡径部とを有する先細りの円柱棒状をなし、
    前記拡径部の軸方向の断面において、該拡径部の作用面は曲率半径12mm以上18mm以下の外側に膨らむ曲線である、バーリング加工具。
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