JP2012014086A - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】現像ローラの回転方向において現像剤規制部材に隣り合う上流側域での現像剤溜まり量を、現像剤構成粒子個々のストレスを抑制しつつ低減でき、それにより、上流側域での現像剤ストレスを低減できる2成分現像装置を提供する。
【解決手段】現像装置4は現像ローラ41の回転方向において現像剤規制部材43より上流側域で現像ローラ41と現像ハウジング40の内面との間に配置された現像剤ガイド部材45を含んでいる。ガイド部材45は、現像ローラ41との間に現像剤案内通路46を、現像ハウジング内面401との間に現像剤還流通47を提供している。通路46と47を連通させる連通路48も形成されている。ガイド部材45の上流側端451は、低磁力域LMに最も近い磁界発生体42の磁極S2の磁束密度ピーク位置上又はそれより上流側に位置している。画像形成装置の少なくとも一つの現像装置は現像装置4である。
【選択図】図2

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ機、或いはこれらのうち2以上を組み合わせた複合機等の画像形成装置に関係しており、特に、画像形成装置に用いる現像装置、さらに特に、画像形成装置において静電潜像担持体に形成される静電潜像をトナーと磁性キャリアを含む現像剤で現像してトナー像を形成することができる2成分現像装置に関係している。
複写機、プリンタ、ファクシミリ機、或いはこれらのうち2以上を組み合わせた複合機等の画像形成装置において静電潜像担持体に形成される静電潜像をトナーと磁性キャリアを含む現像剤で現像してトナー像を形成することができる2成分現像装置は、現像剤を収容する現像ハウジングと、現像ハウジングに設けられた回転駆動可能の現像ローラと、現像ローラに内蔵され、現像ハウジング内の現像に供する現像剤を現像ローラ表面上に吸着する一方、現像に供されずに現像ローラ上に吸着されたまま現像ハウジング内へ戻ってくる現像剤を現像ローラから分離させる低磁力域を提供するための、複数の磁極を有する磁界発生体と、前記磁界発生体の磁力により前記現像ローラ表面に吸着され、前記現像ローラの回転により静電潜像現像域へ搬送される現像剤の量を規制する、前記現像ローラに現像剤量規制間隙をおいて臨む現像剤規制部材とを含むものが一般的である。
図5はそのような従来現像装置の1例を示している。
図5に示す2成分現像装置4’は、現像剤Dを収容する現像ハウジング40’と、現像ハウジング40’に設けられた回転駆動可能の現像ローラ41’と、現像ローラ41’に内蔵された磁界発生体42’と、現像ローラ41’に臨む現像剤規制部材43’を含んでいる。
現像装置4’はさらに、現像ハウジング40’内の現像剤Dを搬送しつつ現像ローラ41’へ全体的に分配する、回転駆動される現像剤搬送部材401’を含んでいる。
現像剤搬送部材401’は図5に示すように現像ローラ41’に回転中心軸線を並べて配置されるのが一般的である。
もう一本の現像剤搬送部材(図示省略)を配置し、このもう一本の搬送部材と前記搬送部材401’とで現像剤を往復循環搬送しつつ現像ローラ41’へ分配する現像装置も広く知られている。
磁界発生体42’は、現像ハウジング40’内の現像に供する現像剤を現像ローラ41’表面上に吸着する一方、現像に供されずに現像ローラ41’上に吸着されたまま現像ハウジング40’内へ戻ってくる現像剤を現像ローラ41’から分離させる低磁力域LM’を提供するための、複数の磁極を有する磁界発生体である。
磁界発生体42’における磁極は、それとは限定されないが図5の例では、現像剤Dを現像ローラ41’へ吸い上げるキャッチ極S2、規制部材43’に対応する位置にある規制極N2、規制部材43’を通過した現像剤を静電潜像担持体1’上の静電潜像を現像する現像域Da’へ向け搬送するための搬送極S1、現像域Da’に対応する現像極N1及び前記キャッチ極S2との間に反撥磁界を形成して前記低磁力域LM’を形成する現像剤分離極S3を有している。
磁界発生体42’の磁力により現像ローラ41’表面に吸着される現像剤は、現像ローラ41’の回転により摩擦力の作用下に現像剤規制部材43’が現像ローラ41’に臨む現像剤量規制間隙へ搬送され,そこで所定量に規制されて静電潜像現像域Da’へ搬送され、静電潜像担持体1’上の静電潜像の現像に供される。
現像域Da’で消費されずに現像ローラ41’に保持されたまま現像ハウジング40’へ戻ってくる現像剤は、低磁力域LM’で現像ローラから剥落する。低磁力域LM’は現像ローラ41’表面での磁束密度が例えば5mT以下である。
なお、いずれにしても、現像ローラの回転による現像剤搬送のための前記摩擦力を発生させる垂直抗力は、主として、現像ローラに内蔵された磁界発生体から発生する磁界による磁力の現像ローラ半径方向成分である。現像剤搬送のために要求されるこの垂直抗力、換言すれば磁界発生体の磁力の現像ローラ半径方向成分を得るため、一般的に用いられている磁界発生体を内蔵した現像ローラの表面の磁束密度分布は数十〜百mT程度である。
この点に関しては、特開2008−15197号公報に次の現像装置が記載されている。すなわち、現像ローラによる現像剤の搬送性を向上させるために、現像剤規制部材の上流側域に現像ローラに間隔をおいて臨む現像剤スリップ規制部材を配置し、この部材により現像剤を現像ローラへ押さえ付けて現像剤の現像ローラに対するスリップを抑制し、換言すれば、現像剤を現像ローラへ押さえ付けて現像ローラと現像剤間の、現像剤搬送に要求される摩擦力を確保することが記載されている。
以上説明したような従来の2成分現像装置では、特開2008−15197号公報に記載されているような現像装置を別にすれば、磁界発生体の磁力により現像ローラに吸着される現像剤の量は、現像剤の嵩の変動や、2成分現像装置に設けられているのが一般的である前記の現像剤搬送部材401’のような現像剤搬送部材の位置や現像剤搬送ムラなどにより変動し、この現像ローラ上の現像剤量の変動により現像形成される画像品質が低下することがある。
そこで現像ローラ上に吸着される現像剤量の変動に左右されずに、現像領域へ搬送する現像剤量を均一化するのに有効な手法として、現像領域へ搬送すべき量よりも多くの現像剤を現像ローラへ供給し(現像ローラ上に吸着させ)、現像剤規制部材にて一定以上の圧力下で現像剤量を規制する方法が多くの現像装置で採用されている。
特開2008−15197号公報
しかしながら、現像剤規制部材による規制部で現像剤に作用する高い圧力は現像剤へのストレスとなり、長期にわたる現像装置の使用では現像剤の劣化を招く。このことから規制部で現像剤に作用する圧力を低く設定することが求められる。
さらに説明すると、現像剤規制部材で現像領域への移動が規制された現像剤は、磁力によって現像ローラ近くに拘束されるため、現像ローラ回転方向における現像剤規制部材の上流側域(図5の装置4’では上流側域Ar)に現像剤の溜まり部が発生し、そこでは現像剤へのストレスが大きくなる。
現像ローラへの現像剤吸着量を減らせば、規制しなければならない現像剤の量も減らすことができるが、現像剤の規制部材での溜まり量は、現像剤規制部付近の構造状態や磁力によって決まるので、規制部で量規制を行う以上、
規制部材通過前の現像ローラ上現像剤量>規制部材を通過した現像剤量
となることから、結局現像剤の溜まり量を減らすことはできず、現像剤のストレスを減らすことは困難である。
図6に示す現像装置4”は図5に示す現像装置4’において、現像剤規制部材43’の上流側の空間を狭くAr’に設定したものであるが、このように現像剤規制部材43’の上流側の空間を狭く設定すれば、規制部材より上流側に現像剤の溜まり部は発生し難くなり、規制前でストレスを受ける現像剤の量は減るが、逆に現像剤が詰め込まれる恰好となり、一つあたりの(個々の)現像剤構成粒子が受けるストレスは高くなってしまう。
特開2008−15197号公報に記載されたタイプの現像装置であれば、スリップ規制部材と現像剤規制部材とが離隔されており、それにより圧力を解放することで規制部における現像剤ストレスの抑制が可能である。しかしながら、スリップ規制部材の上流側端(現像ローラ回転方向において上流側の端)のところで、そこへ供給される現像剤の量を規制することになるので、その部分で現像剤の溜りが生じ、現像剤ストレスが発生する。このように現像剤ストレスが発生することに変わりはない。
そこで本発明は、静電潜像担持体に形成される静電潜像をトナーと磁性キャリアを含む現像剤で現像してトナー像を形成することができる2成分現像装置であり、前記現像剤を収容する現像ハウジングと、前記現像ハウジングに設けられた回転駆動可能の現像ローラと、前記現像ローラに内蔵され、前記現像ハウジング内の現像に供する現像剤を前記現像ローラ表面上に吸着する一方、現像に供されずに前記現像ローラ上に吸着されたまま前記現像ハウジング内へ戻ってくる現像剤を前記現像ローラから分離させる低磁力域を提供するための、複数の磁極を有する磁界発生体と、前記磁界発生体の磁力により前記現像ローラ表面に吸着され、前記現像ローラの回転により静電潜像現像域へ搬送される現像剤の量を規制する、前記現像ローラに現像剤量規制間隙をおいて臨む現像剤規制部材とを含む2成分現像装置であって、前記現像ローラ回転方向において前記現像剤規制部材に隣り合う上流側域での現像剤溜まり量を、現像剤構成粒子個々のストレスを抑制しつつ低減でき、それにより、前記現像剤規制部材に隣り合う上流側域での現像剤ストレスを低減できる2成分現像装置を提供することを課題とする。
また本発明は、静電潜像担持体に目的とする画像に応じた静電潜像を形成し、該静電潜像を現像装置で現像してトナー像を形成できる画像形成装置であって、少なくとも一つの現像装置において現像剤ストレスを抑制して、それだけ良好な画像を形成することができる画像形成装置を提供することを第2の課題とする。
本発明は前記第1の課題を解決するため、
静電潜像担持体に形成される静電潜像をトナーと磁性キャリアを含む現像剤で現像してトナー像を形成することができる2成分現像装置であって、前記現像剤を収容する現像ハウジングと、前記現像ハウジングに設けられた回転駆動可能の現像ローラと、前記現像ローラに内蔵され、前記現像ハウジング内の現像に供する現像剤を前記現像ローラ表面上に吸着する一方、現像に供されずに前記現像ローラ上に吸着されたまま前記現像ハウジング内へ戻ってくる現像剤を前記現像ローラから分離させる低磁力域を提供するための、複数の磁極を有する磁界発生体と、前記磁界発生体の磁力により前記現像ローラ表面に吸着され、前記現像ローラの回転により静電潜像現像域へ搬送される現像剤の量を規制する、前記現像ローラに現像剤量規制間隙をおいて臨む現像剤規制部材とを含む2成分現像装置であり、
前記現像ローラの回転方向において前記現像剤規制部材より上流側域で前記現像ローラと前記現像ハウジングの内面との間に配置された現像剤ガイド部材を含んでおり、前記ガイド部材は、前記現像ローラとの間に、前記現像剤量規制間隙へ現像剤を導くための現像剤案内通路を提供しているとともに、前記現像ハウジング内面との間に、前記現像ローラ回転方向におけるガイド部材上流側端へ向け現像剤を還流させる現像剤還流通路を提供しており、前記現像ローラ回転方向におけるガイド部材下流側端部において前記現像剤案内通路と前記現像剤還流通路とを連通させる連通路を提供しており、さらに前記ガイド部材の前記現像ローラ回転方向における上流側端は、前記低磁力域より下流側において該低磁力域に最も近い前記磁界発生体磁極の磁束密度のピーク位置上又はそれより上流側且つ前記低磁力域より下流側に位置している2成分現像装置を提供する。
また本発明は前記第2の課題を解決するため、
静電潜像担持体に目的とする画像に応じた静電潜像を形成し、該静電潜像を現像装置で現像してトナー像を形成できる画像形成装置であり、少なくとも一つの現像装置が本発明に係る2成分現像装置である画像形成装置を提供する。
本発明に係る2成分現像装置によると、現像ローラへの現像剤供給量が前記現像剤ガイド部材の、前記現像ローラ回転方向において上流側の端によって制限される。ガイド部材の上流側端は、前記低磁力域より下流側において該低磁力域に最も近い前記磁界発生体磁極の磁束密度のピーク位置上に(換言すれば、該磁束密度のピークに対応する位置に)又はそれより上流側且つ前記低磁力域より下流側に位置しているため、該ガイド部材上流側端を含む領域での現像ローラへの現像剤吸着力はあまり強くなく、該領域での現像剤のストレスは小さく抑制される。
さらにガイド部材によって、現像剤規制部材による現像剤量規制部前の現像剤流れ経路として以下の二つの経路が形成される。
経路1:現像ローラとガイド部材との間に形成される空間(現像剤案内通路)。 この経路1では現像ローラ回転方向と同方向に現像剤が搬送される。
経路2:ガイド部材と現像ハウジングとの間に形成される空間(現像剤還流通路)。
この経路2では現像ローラ回転方向とは逆向きに現像剤が移動する。現像剤規 制部材により現像領域への搬送が規制された現像剤が現像剤案内通路と現像剤 還流通路とを連通させる連通路からこの現像剤還流通路へ流入し、この通路を 移動する。
経路1は、ガイド部材によって現像ローラ表面との間隔が制限されているので、この経路1を搬送されてくる現像剤の現像剤規制部での溜まり量はガイド部材が無い場合と比べると少ない。
さらに、、現像剤規制部前の現像剤圧力は、経路1(現像剤案内通路)と経路2(現像剤還流通路)とを連通させる連通路により解放され、現像剤規制部前の現像剤は経路2を通じてガイド部材の上流側端(現像剤の供給部)へ向け返されるので、現像剤規制部前の現像剤圧力が高まりすぎることを防げる。
かくして、現像ローラ回転方向において現像剤規制部材に隣り合う上流側域での現像剤溜まり量を、現像剤構成粒子個々のストレスを抑制しつつ低減でき、それにより、現像剤規制部材に隣り合う上流側域での現像剤ストレスを低減できる。
また、本発明に係る画像形成装置では少なくとも一つの現像装置に、本発明に係る2成分現像装置が採用されているので、その現像装置での現像剤ストレスが抑制され、現像剤ストレスが大きいと発生する現像剤の劣化、それによる画像不良発生等が抑制され、それだけ良好な画像を形成でき、画像形成装置全体としてもそれだけ良好な画像を形成することができる。
本発明に係る2成分現像装置においては、前記現像剤還流通路は、例えば自身に流れ込んでくる現像剤を重力で前記ガイド部材の上流側端へ向け還流させる通路とすることができる。しかし、現像剤還流通路は自身に流れ込んでくる現像剤をガイド部材上流側端へ向け送ることができる例えば回転パドルのような現像剤送り部材を備えていてもよい。
以上説明したように本発明によると、静電潜像担持体に形成される静電潜像をトナーと磁性キャリアを含む現像剤で現像してトナー像を形成することができる2成分現像装置であり、前記現像剤を収容する現像ハウジングと、前記現像ハウジングに設けられた回転駆動可能の現像ローラと、前記現像ローラに内蔵され、前記現像ハウジング内の現像に供する現像剤を前記現像ローラ表面上に吸着する一方、現像に供されずに前記現像ローラ上に吸着されたまま前記現像ハウジング内へ戻ってくる現像剤を前記現像ローラから分離させる低磁力域を提供するための、複数の磁極を有する磁界発生体と、前記磁界発生体の磁力により前記現像ローラ表面に吸着され、前記現像ローラの回転により静電潜像現像域へ搬送される現像剤の量を規制する、前記現像ローラに現像剤量規制間隙をおいて臨む現像剤規制部材とを含む2成分現像装置であって、前記現像ローラ回転方向において前記現像剤規制部材に隣り合う上流側域での現像剤溜まり量を、現像剤構成粒子個々のストレスを抑制しつつ低減でき、それにより、前記現像剤規制部材に隣り合う上流側域での現像剤ストレスを低減できる2成分現像装置を提供することができる。
また本発明によると、静電潜像担持体に目的とする画像に応じた静電潜像を形成し、該静電潜像を現像装置で現像してトナー像を形成できる画像形成装置であって、少なくとも一つの現像装置において現像剤ストレスを抑制して、それだけ良好な画像を形成することができる画像形成装置を提供することができる。
本発明に係る画像形成装置例の構成の概略を示す図である。 図1の画像形成装置に採用されている本発明に係る2成分現像装置例の概略断面図である。 実施例現像装置及び従来例現像装置のそれぞれにおける現像ローラ回転トルクを調べた結果を両者対比させて示す図である。 現像剤ガイド部材と現像ローラ間の間隔(クリアランス)のうち、ガイド部材上流側端の間隔(クリアランス)と下流側端の間隔(クリアランス)とが現像ローラ回転トルクに与える影響を調べた結果を示す図である。 2成分現像装置の従来例を示す図である。 図5の現像装置の改良例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明に係る画像形成装置の例及び本発明に係る現像装置の例について説明する。
図1は本発明に係る画像形成装置例の構成の概略を示している。
図1に示す画像形成装置10はモノクロ画像を記録紙等の記録シートS上に形成する電子写真方式の画像形成装置である。
画像形成装置10は、ドラム型感光体1を含んでおり、感光体1の周囲に帯電器2、画像露光装置3、現像装置4、転写ローラ5及びクリーニング装置6がこの順序で配置されている。画像形成装置10はこれらのほか、図示省略の記録シート供給部を備えているとともに、該記録シート供給部から供給されてくるシートSの搬送方向において転写ローラ5より下流側に定着装置7及びシート排出トレイ(図示省略)等を備えている。
感光体1は負帯電性の感光体であり、帯電器2によりその表面を一様に所定負電位に帯電させることができる。 画像露光装置3は帯電器2による感光体帯電域に画像露光を施すことで形成しようとする画像に応じた静電潜像を形成するものであり、図示省略の画像読み取り装置、コンピュータ、外部ファクシミリ機等から提供される画像情報に応じて画像露光を施すものである。
現像装置4はトナーと磁性キャリアを含む2成分現像剤を用いて感光体1上の静電潜像を現像する2成分現像装置であり、負に帯電したトナーで反転現像により静電潜像を可視トナー像とするものである。現像装置4については後ほどさらに説明する。
画像形成装置10によると次のようにしてシートSにトナー画像を形成することができる。
図示省略の感光体駆動モータにより図中時計方向に回転駆動される感光体1の表面を、図示省略の帯電用電源から帯電用電圧が印加された帯電器2により一様に所定電位に帯電させる。その帯電域に画像露光装置3から画像露光して、形成しようとする画像に応じた静電潜像を形成し、この静電潜像を2成分現像装置4で現像してトナー像を形成する。
一方、図示省略の記録シート供給部から記録シートSをタイミングローラTRへ供給し、タイミングローラTRにて記録シートSを、その画像形成対象域にトナー像が転写されるタイミングで感光体1と転写ローラ5との間の転写部に突入、通過させる。このとき、転写ローラ5には図示省略の転写電源から転写電圧を印加し、感光体1上のトナー像をシートSへ転写する。
このようにしてトナー像が転写された記録シートSは定着装置7を通過することで加熱加圧下にトナー像が定着され、シート排出トレイへ排出される。
トナー像転写後の感光体1表面はクリーニング装置6により清掃され、次の画像形成に備えられる。
2成分現像装置4についてさらに説明する。
図2は図1の画像形成装置に採用されている2成分現像装置4の概略断面構造を示している。
現像装置4はトナーと磁性キャリアを含む所謂2成分現像剤Dを収容する現像ハウジング40と、現像ハウジング40に回転可能に取り付けられた現像ローラ41と、現像ローラ41に内蔵された磁界発生体42と、現像ローラ41に現像剤量規制間隙g1をあけて臨設された現像剤規制部材43とを含んでいる。
現像ローラ41はスリーブの形態の非磁性部材であり、現像スリーブとも称されており、表面はブラスト処理等により現──Dを搬送するのに適度の粗さを有している。それとは限定されないが、本例では外径16mmである。
現像剤規制部材43は磁性材料から形成されている。
現像ローラ41は、現像ハウジング40の感光体1に向かって開かれた開口部から感光体1に現像間隙Daをおいて臨み、図示省略の現像モータにより図2において時計方向CWまわりに回転駆動可能である。現像ローラ41は画像形成する記録シートSの搬送方向に直角な方向の幅に対応できるように、回転中心線CLの方向に長く形成されている。
現像装置4はさらに、現像剤を攪拌しつつ(それによりトナーを摩擦帯電させつつ)現像ローラ41の長手方向(回転中心線CLの方向)に沿って搬送し、現像ローラ41の現像剤を保持すべき各部に現像剤を分配するための一対の現像剤搬送部材441、442を含んでいる。
現像剤搬送部材441、442は現像ローラ41と並行に、現像ハウジング40内に回転可能に配置されている。現像剤搬送部材441、442は本例ではスクリューコンベアであり、図示省略の前記現像モータにより伝動機構を介して回転駆動できる。
図2において、現像剤Dは一方の搬送部材441により手前側から奥側へ搬送され、両搬送部材間に設けられた仕切り壁400の奥側部位に形成された開口(図示省略)から他方の搬送部材442へ移動し、搬送部材442により奥側から手前側へ搬送され、仕切り壁400の手前側部位に形成された開口(図示省略)から搬送部材441へ移動するというように循環搬送される。
現像ローラ41に臨む搬送部材441は現像剤Dを現像ローラ41の長手方向に沿って搬送しつつ現像ローラ各部へ現像剤を分配する。補給トナーは、例えば搬送部材442の奥側部位に供給することができる。
磁界発生体42は、現像ハウジング4内の現像に供する現像剤Dを現像ローラ41表面に吸着する一方、現像に供されずに現像ローラ41上に吸着されたまま現像ハウジング4内へ戻ってくる現像剤Dを現像ローラ41から分離させる低磁力域LMを提供するものである。
さらに説明すると、磁界発生体42は、それとは限らないが、本例では永久磁石を組み合わせ配列してロール状に形成したもので、周面に磁極であるS極及びN極を有するものである。
磁界発生体42は磁極として、現像剤Dを現像ローラ41へ吸い上げるキャッチ極S2、規制部材43に対応する位置にある規制極N2、規制部材43による現像剤量規制間隙g1を通過した現像剤を感光体1上の静電潜像を現像する現像域Daへ向け搬送するための搬送極S1、現像域Daに対応する現像極N1及び前記キャッチ極S2との間に反撥磁界を形成して前記低磁力域LMを形成する現像剤分離極S3を有している。
なお、磁界発生体42における磁極配置はこれに限定されるものではない。静電潜像現像に支障のない範囲で他の磁極配置の採用も可能である。
現像剤Dを構成するトナーは、それとは限定されないが本例では、重合法により作られた平均粒径6μmの、負帯電させて用いるトナーであり、磁性キャリアは平均粒径33μmのキャリアである。
現像装置4は、さらに、現像ローラ41の回転方向において現像剤規制部材43より上流側域に配置された現像剤のガイド部材45を含んでいる。ガイド部材45は非磁性材料で形成されており、現像ローラ41と現像ハウジング40の内面401との間に配置されている。
ガイド部材45は現像ローラ41との間に間隙g2を開けて配置され、現像ローラ41との間に、現像剤量規制間隙g1へ現像剤Dを導く現像剤案内通路46を提供している。
ガイド部材45は、また、現像ハウジング内面401との間に間隙g6をおいて配置されており、現像ハウジング内面401との間に、現像ローラ回転方向におけるガイド部材上流側端451へ向け現像剤Dを還流させる現像剤還流通路47を提供している。
ガイド部材45の現像ローラ回転方向において下流側端部、さらに言えば、現像剤規制部材43に近い部位(本例では規制部材43から上流側へ距離P戻った位置)には、現像剤案内通路46から現像剤還流通路47へ連通する、間隙寸法g5の連通路48が形成されている。
ガイド部材45の現像ローラ回転方向における上流側端451は、前記低磁力域LMより下流側で該低磁力域LMに最も近い、ここではキャッチ極S2の磁束密度のピーク位置上に(換言すれば磁極S2の磁束密度のピークに対応する位置に)位置している。
ガイド部材45の現像ローラ41に向けられた面は例えばフッソ系樹脂のコーティング等により潤滑性良好な面としておくことが望ましい。
なお、本例では、キャッチ極S2の現像ローラ半径方向磁束密度Brは現像ローラ41表面上で45mTである。
それとは限定されないが、ここでは、
現像剤量規制間隙g1=0.5mm、
ガイド部材45と現像ローラ41との間隙g2=1.5mm、
ガイド部材451とハウジング内面401との間隙g6=2.0mm、
連通路48が形成されている、規制部材43から上流側へ戻った部位までの距離P=3mm、
連通路48の間隙g5=1.5mmである。
現像装置4によると、磁界発生体42のキャッチ極S2の磁力により現像ローラ41表面に吸着される現像剤は現像ローラ41の回転により摩擦力の作用下に現像剤量規制間隙g1へ向け搬送され、そこで所定量に規制されて現像剤の穂の態様で現像域Daへ搬送され、感光体1上の静電潜像の現像に供される。
現像域Daで消費されずに現像ローラ41に保持されたまま現像ハウジング40へ戻ってくる現像剤は、低磁力域LMで現像ローラ41から剥落する。
ここで注目すべきは、現像装置4によると、現像ローラ41への現像剤供給量がガイド部材45の上流側端451によって過剰にならないように制限される。また、ガイド部材45の上流側端451は、低磁力域LMより下流側において該低磁力域に最も近い磁極S2の磁束密度のピークに対応して位置しているため、上流側端451を含む領域での現像ローラ41への現像剤吸着力はそれほど強くなく、該領域での現像剤のストレスは小さく抑制される。
さらにガイド部材45によって、現像剤規制部材43による現像剤量規制部前の現像剤流れ経路として以下の二つの経路が形成される。
経路1:現像ローラ41とガイド部材45との間に形成される空間(現像剤案内通路4 6)。この経路1では現像ローラ回転方向と同方向に現像剤Dが搬送される。 経路2:ガイド部材45と現像ハウジング40との間に形成される空間(現像剤還流通 路47)。この経路2では現像ローラ回転方向とは逆向きに現像剤Dが移動す る。現像剤規制部材43により現像領域Daへの搬送が規制された現像剤Dが 現像剤案内通路46と現像剤還流通路47とを連通させる連通路48から現像 剤還流通路47へ流入し、この通路をガイド部材45の上流側端451へ向け 重力で移動する。
経路1は、ガイド部材45によって現像ローラ表面との間隔が制限されているので、この経路1を搬送されてくる現像剤の現像剤規制部での溜まり量はガイド部材45が無い場合と比べると少ない。
さらに、現像剤規制部前の現像剤圧力は、経路1(現像剤案内通路46)と経路2(現像剤還流通路47)とを連通させる連通路48により解放され、現像剤規制部前の現像剤は経路2を通じてガイド部材45の上流側端451(現像剤の供給部)へ向け返されるので、現像剤規制部前の現像剤圧力が高まりすぎることを防げる。
かくして、現像ローラ回転方向において現像剤規制部材43に隣り合う上流側域での現像剤溜まり量を、現像剤構成粒子個々のストレスを抑制しつつ低減でき、それにより、現像剤規制部材43に隣り合う上流側域での現像剤ストレスを低減できる。
また、画像形成装置10の立場からすると、かかる2成分現像装置4が採用されているので、現像剤ストレスが抑制され、現像剤ストレスが大きいと発生する現像剤Dの劣化、それによる画像不良発生等が抑制され、それだけ良好な画像を形成できる。
またこの現像装置4によると、現像剤規制部材43の上流側域における現像剤溜まり量を少なく抑制できるので、規制部材43により進行を妨げられた現像剤の現像ローラ41による摺擦(換言すれば、現像ローラ41に加わる摺擦反力)を抑制することもでき、それだけ現像ローラ41の回転トルクを低く抑制することができる利点もある。
以上説明した例では、ガイド部材上流側端451の位置を磁極S2の磁束密度のピークに対応する位置に設定したが、ガイド部材上流側端451はそれより上流側に、しかし、低磁力域LMより下流側に位置していてもよい。いずれにしても、現像剤供給が確保できる範囲内の位置とすることができる。
また、前記の例ではガイド部材45と現像ローラ41との間隙g2を1.5mmに設定しているが、この間隙g2は通路46の全体にわたって均一である必要はない。例えば、現像剤の詰め込みを抑制するために、上流側部分の間隙寸法を下流側部分の間隙寸法より狭くしてもよい。
次に、図2に示す現像装置4と、図5に示す従来現像装置4’とについて行った現像ローラ回転トルク調査について説明する。
現像装置4と4’とにおいて、現像ローラ、磁界発生体、現像剤規制部材等は同じものを採用した。現像ローラ周速はいずれも302mm/秒とした。
現像剤規制部材の上流側域の現像剤溜まり量が多くなると、現像ローラによる現像剤の摺擦力が増加し、現像ローラの回転トルクが増加してくるところ、図4に示すように、現像装置4では従来現像装置4’より現像ローラ回転トルクが低減され(2割り程度低減され)、現像剤規制部材上流側域での現像剤溜まり量が少なく抑制されていること(ひいてはそれだけ現像剤ストレスが抑制されていること)が分かる。
また、ガイド部材45の下流側端部と現像ローラとの間隙(クリアランス)を1.5mm、2.0mm、3.0mmと変化させるとともに、その各間隙についてガイド部材上流側端部と現像ローラとの間隙を変化させたときの現像ローラ回転トルク変動について測定したところ、図4に示す結果が得られた。
図4から分かるように、ガイド部材45と現像ローラ41との間隙g1は概ね2mmより小さく設定すればよいことが分かる。
なお、ガイド部材45は現像ハウジング40と一体的に構成して現像装置部品点数を減らしてもよい。
以上説明した画像形成装置はモノクロ画像を形成するものであったが、本発明はカラー画像を形成する画像形成装置にも適用でき、そのとき、カラー画像形成のための、それぞれが担当色トナーを収容している複数の現像装置のうち1又は2以上について本発明に係る2成分現像装置を採用してもよい。
本発明は、現像ローラ回転方向において現像剤規制部材に隣り合う上流側域での現像剤ストレスを低減できる2成分現像装置を提供すること及びこの2成分現像装置を少なくとも一つ備えることでそれだけ良好な画像形成を行える画像形成装置を提供することに利用できる。
10 画像形成装置
S 記録シート
1 感光体
2 帯電器
3 画像露光装置
5 転写ローラ
6 クリーニング装置
7 定着装置
TR タイミングローラ
4 2成分現像装置4
40 現像ハウジング
401 現像ハウジング内面
41 現像ローラ
42 磁界発生体
43 現像剤規制部材
441、442 現像剤搬送部材
400 搬送部材間の仕切り壁
D 現像剤
S2 キャッチ極
N2 規制極
S1 搬送極
N1 現像極
S3 分離極
LM 低磁力域
Da 現像域
45 ガイド部材
451 ガイド部材の上流側端
452 ガイド部材の下流側の端部
46 現像剤案内通路
47 現像剤還流通路
48 連通路
g1 現像剤量規制間隙
g2 ガイド部材と現像ローラとの間の間隙
g5 連通路の間隙
g6 ガイド部材と現像ハウジング内面との間の間隙

Claims (3)

  1. 静電潜像担持体に形成される静電潜像をトナーと磁性キャリアを含む現像剤で現像してトナー像を形成することができる2成分現像装置であって、前記現像剤を収容する現像ハウジングと、前記現像ハウジングに設けられた回転駆動可能の現像ローラと、前記現像ローラに内蔵され、前記現像ハウジング内の現像に供する現像剤を前記現像ローラ表面上に吸着する一方、現像に供されずに前記現像ローラ上に吸着されたまま前記現像ハウジング内へ戻ってくる現像剤を前記現像ローラから分離させる低磁力域を提供するための、複数の磁極を有する磁界発生体と、前記磁界発生体の磁力により前記現像ローラ表面に吸着され、前記現像ローラの回転により静電潜像現像域へ搬送される現像剤の量を規制する、前記現像ローラに現像剤量規制間隙をおいて臨む現像剤規制部材とを含む2成分現像装置であり、
    前記現像ローラの回転方向において前記現像剤規制部材より上流側域で前記現像ローラと前記現像ハウジングの内面との間に配置された現像剤ガイド部材を含んでおり、前記ガイド部材は、前記現像ローラとの間に、前記現像剤量規制間隙へ現像剤を導くための現像剤案内通路を提供しているとともに、前記現像ハウジング内面との間に、前記現像ローラ回転方向におけるガイド部材上流側端へ向け現像剤を還流させる現像剤還流通路を提供しており、前記現像ローラ回転方向におけるガイド部材下流側端部において前記現像剤案内通路と前記現像剤還流通路とを連通させる連通路を提供しており、前記ガイド部材の前記現像ローラ回転方向における上流側端は、前記低磁力域より下流側において該低磁力域に最も近い前記磁界発生体磁極の磁束密度のピーク位置上又はそれより上流側且つ前記低磁力域より下流側に位置していることを特徴とする2成分現像装置。
  2. 前記現像剤還流通路は自身に流れ込んでくる現像剤を重力で前記ガイド部材の上流側端へ向け還流させる通路である請求項1記載の2成分現像装置。
  3. 静電潜像担持体に目的とする画像に応じた静電潜像を形成し、該静電潜像を現像装置で現像してトナー像を形成できる画像形成装置であり、少なくとも一つの現像装置が請求項1又は2記載の2成分現像装置であることを特徴とする画像形成装置。
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