JP2012012490A - ウレタン樹脂複合材およびその硬化物 - Google Patents
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Abstract
【課題】作業性および施工性に優れ、耐水性、強度および弾性に優れ、温度による影響を受け難く、塗膜層の仕上りが良好なウレタン樹脂複合材およびその硬化物を提供する。
【解決手段】本発明のウレタン樹脂複合材は、酸化マグネシウム、および、イソシアネート基を分子中に2個以上有するポリイソシアネート化合物を含むウレタン樹脂組成物と、水と乳化剤で乳化されたエマルション、ラテックスおよびアスファルト乳剤より選択される少なくとも1種と、を少なくとも含有してなり、水の含有量は、ウレタン樹脂組成物100質量部に対して、5〜300質量部であることを特徴とする。
【選択図】なし
【解決手段】本発明のウレタン樹脂複合材は、酸化マグネシウム、および、イソシアネート基を分子中に2個以上有するポリイソシアネート化合物を含むウレタン樹脂組成物と、水と乳化剤で乳化されたエマルション、ラテックスおよびアスファルト乳剤より選択される少なくとも1種と、を少なくとも含有してなり、水の含有量は、ウレタン樹脂組成物100質量部に対して、5〜300質量部であることを特徴とする。
【選択図】なし
Description
本発明は、土木建築を含む各種構造物の外壁用の塗材やコンクリート・モルタルの混和材、さらに、防水材や止水材およびシール材や接着材などの用途に用いられるウレタン樹脂複合材およびその硬化物に関する。
従来、エマルション樹脂やラテックス樹脂およびアスファルト乳剤やウレタン樹脂は、土木建築を含む各種構造物の外壁用の塗材やコンクリート・モルタルの混和材、さらに、防水材や止水材およびシール材や接着材などの用途に用いられている。
界面活性剤によって乳化されたエマルション樹脂を配合した高分子ラテックスに、加熱溶融したアスファルトを添加し、混合してなる全固形分が60〜90質量%のゴムアスファルト乳剤は、JIS A6021「建築用塗膜防水材」に制定されている。また、社団法人日本建築学会、2008年2月5日発行の「建築工事標準仕様書・同解説 JASS8 防水工事」には、ゴムアスファルト乳剤の室内防水仕様および地下外壁防水仕様として、L−GIとL−GUの2つの仕様が制定されている。また、社団法人公共建設協会、平成19年3月6日発行の「公共建設工事標準仕様書(建築工事編)平成19年度版」には、ゴムアスファルト系塗膜防水の種別および工程として、Y−1とY−2の2つの仕様が制定されている。
アスファルトと高分子ラテックスを主成分とするゴムアスファルト乳剤は、特に乾燥硬化速度が遅いため、施工作業性が悪いばかりでなく、下地への密着性も低い。
そこで、ゴムアスファルト乳剤の乾燥硬化速度を上げるため、ゲル化剤を添加したゴムアスファルト乳剤を施工面に吹付けて、ゴムアスファルト塗膜層を形成する防水工法や、ゴムアスファルト乳剤と凝固剤を別々のノズルから噴出し、空中でこれらを接触混合させながら施工面に吹き付けて、ゴムアスファルト塗膜層を形成する防水工法が開示されている。これらの防水工法は、ゴムアスファルト塗膜層を形成するにあたり、専用の施工機械が必要となるため、現場の規模による制約や吹付けミストの飛散などの問題があった。
また、ゴムアスファルト乳剤に、セメントなどの水硬化性無機材料を添加して、常温で自硬する自硬型のゴムアスファルト乳剤とし、このゴムアスファルト乳剤を用いてゴムアスファルト塗膜層を形成する防水工法も開示されている。これは、アスファルト乳剤中の水分を、水硬化性無機材料の水和凝固反応に利用し、ゴムアスファルト塗膜層を形成する防水工法である。
さらに、ゴムアスファルト乳剤に、0.5〜15.0質量%のポリイソシアネート化合物を含有する成分を添加し、ポリイソシアネート化合物と水を反応させて、ゴムアスファルト塗膜層を形成する防水工法や、全固形分が60〜90質量%のゴムアスファルト乳剤100質量部(固形分)に対して、ポリイソシアネート化合物0.05〜40質量部を添加し、そのゴムアスファルト乳剤により、ゴムアスファルト塗膜層を形成する防水工法などが挙げられる。
これらの防水工法では、ゴムアスファルト乳剤にポリイソシアネート化合物を添加することによって、ゴムアスファルト乳剤の硬化性が改善され、作業性および施工性に優れ、耐水性、強度および弾性が向上した、温度による影響を受け難いゴムアスファルト塗膜層が形成される。
これらの防水工法では、ゴムアスファルト乳剤にポリイソシアネート化合物を添加することによって、ゴムアスファルト乳剤の硬化性が改善され、作業性および施工性に優れ、耐水性、強度および弾性が向上した、温度による影響を受け難いゴムアスファルト塗膜層が形成される。
しかしながら、これらの防水工法では、ポリイソシアネート化合物によるゴムアスファルト乳剤の改質効果は高いものの、ポリイソシアネート化合物は、水と反応すると炭酸ガスを発生することから、ポリイソシアネート化合物の混合量が一定量を超えると、ゴムアスファルト塗膜層に、炭酸ガスに起因する気泡やピンホールが発生することが知られている。
そこで、炭酸ガスに起因する気泡やピンホールの発生を抑制するために、ゴムアスファルト乳剤に対して、セメントなどの水硬化性無機材料とポリイソシアネート化合物を添加し、そのゴムアスファルト乳剤により、ゴムアスファルト塗膜層を形成する防水工法が検討されている。ところが、このようなゴムアスファルト乳剤は、揺変性が増加してセルフレベリング性が低下し、塗膜層の仕上りが悪くなるという問題があった。そこで、作業性および施工性に優れ、耐水性、強度および弾性が向上し、温度による影響を受け難く、かつ、塗膜層の仕上りが良好なゴムアスファルト塗膜材の開発が強く望まれていた。
JIS A 6021 建築用塗膜防水材 2006
建築工事標準仕様書・同解説 JASS8 防水工事 第6版
公共建築工事標準仕様書(建築工事編)平成19年
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、作業性および施工性に優れ、耐水性、強度および弾性に優れ、温度による影響を受け難く、塗膜層の仕上りが良好なウレタン樹脂複合材およびその硬化物を提供することを目的とする。
本発明のウレタン樹脂複合材は、酸化マグネシウム、および、イソシアネート基を分子中に2個以上有するポリイソシアネート化合物を含むウレタン樹脂組成物と、水と乳化剤で乳化されたエマルション、ラテックスおよびアスファルト乳剤より選択される少なくとも1種と、を少なくとも含有してなり、前記水の含有量は、前記ウレタン樹脂組成物100質量部に対して、5〜300質量部であることを特徴とする。
前記ウレタン樹脂組成物は、水酸基を1分子中に2個以上有するポリオール化合物と、ポリイソシアネート化合物とを反応させてなるウレタンプレポリマー;水酸基を1分子中に2個以上有するポリオール化合物と、ポリイソシアネート化合物のモノマーとを含む混合物;水酸基を1分子中に2個以上有するポリオール化合物と、ポリイソシアネート化合物のプレポリマーとを含む混合物からなる群より選択される少なくとも1種を含むことが好ましい。
前記酸化マグネシウムは、BET法による比表面積が30m2/g以上、ヨウ素吸着量が30ヨードmg/g以上であることが好ましい。
前記ウレタン樹脂組成物における前記酸化マグネシウムの含有量は、前記ポリイソシアネート化合物のイソシアネート基1モルに対して、1モル以上となる割合であることが好ましい。
前記エマルション、前記ラテックスおよび前記アスファルト乳剤は、充填材を含有することが好ましい。
前記エマルション、前記ラテックスおよび前記アスファルト乳剤の含有量は、前記ウレタン樹脂組成物100質量部に対して、10〜600質量部であることが好ましい。
前記アスファルト乳剤は、ストレートアスファルトを、アニオン系、ノニオン系、カチオン系およびクレー系からなる群より選択される少なくとも1種の乳化剤で乳化したものであることが好ましい。
前記アスファルト乳剤は、スチレン−ブタジエン−スチレン、スチレン−イソプレン−スチレンおよびスチレン−エチレン/ブチレン−スチレンからなる群より選択される少なくとも1種のエラストマーもしくはポリオレフィンで改質したアスファルトを、アニオン系、ノニオン系、カチオン系およびクレー系からなる群より選択される少なくとも1種の乳化剤で乳化したものであることが好ましい。
前記エマルションは、酢酸ビニル・ホモエマルション、酢酸ビニル・コポリエマルション、エチレン・酢酸ビニルエマルション、アクリルエマルション、アクリル・スチレンエマルション、塩化ビニリデンエマルション、水性ビニルウレタンエマルション、ウレタン系エマルションおよびエポキシ系エマルションからなる群より選択される少なくとも1種であることが好ましい。
前記ラテックスは、スチレン・ブタジエン・ラバー・ラテックス、ポリブタジエン・ラバー・ラテックス、ニトリル・ブタジエン・ラバー・ラテックス、ブタジエン・スチレン・ビニル・ピリジン・ラテックス、メタクリレート・ブタジエン・ラバー・ラテックス、ポリクロロプレン・ラバー・ラテックスおよびイソプレン・ラテックスバー・ラテックスからなる群より選択される少なくとも1種であることが好ましい。
本発明のウレタン樹脂複合材硬化物は、本発明のウレタン樹脂複合材を硬化させてなることを特徴とする。
本発明のウレタン樹脂複合材は、酸化マグネシウム、および、イソシアネート基を分子中に2個以上有するポリイソシアネート化合物を含むウレタン樹脂組成物と、水と乳化剤で乳化されたエマルション、ラテックスおよびアスファルト乳剤より選択される少なくとも1種と、を少なくとも含有してなるので、塗工可能な時間(可使時間)を確保しながら、発泡のない均一なエラストマーとして硬化し、高温多湿下での塗工や湿潤面への塗工も可能であり、しかも、物性に優れた硬化物が得られる。したがって、土木建築を含む各種構造物の防水材や止水材およびシール材などを含む幅広い用途に適用することができる。
本発明のウレタン樹脂複合材の実施の形態について説明する。
なお、この実施の形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するものではない。
なお、この実施の形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するものではない。
本発明のウレタン樹脂複合材は、酸化マグネシウム、および、イソシアネート基を分子中に2個以上有するポリイソシアネート化合物を含むウレタン樹脂組成物と、水と乳化剤で乳化されたエマルション、ラテックスおよびアスファルト乳剤より選択される少なくとも1種と、を少なくとも含有してなり、水の含有量が、ウレタン樹脂組成物100質量部に対して、5〜300質量部であるものである。
ウレタン樹脂組成物は、(1)水酸基を1分子中に2個以上有するポリオール化合物と、ポリイソシアネート化合物とを反応させてなるウレタンプレポリマー、(2)水酸基を1分子中に2個以上有するポリオール化合物と、ポリイソシアネート化合物のモノマーとを含む混合物、(3)水酸基を1分子中に2個以上有するポリオール化合物と、ポリイソシアネート化合物のプレポリマーとを含む混合物からなる群より選択される少なくとも1種を含むものである。
すなわち、本発明のウレタン樹脂複合材では、上記のウレタン樹脂組成物に含まれる、イソシアネート基を分子中に2個以上有するポリイソシアネート化合物は、ポリイソシアネート化合物のポリマー、ポリイソシアネート化合物のプレポリマー、または、ポリイソシアネート化合物のモノマーである。
すなわち、本発明のウレタン樹脂複合材では、上記のウレタン樹脂組成物に含まれる、イソシアネート基を分子中に2個以上有するポリイソシアネート化合物は、ポリイソシアネート化合物のポリマー、ポリイソシアネート化合物のプレポリマー、または、ポリイソシアネート化合物のモノマーである。
イソシアネート基を分子中に2個以上有するポリイソシアネート化合物としては、例えば、ヘキサメチレンジイソシアネート、リジンメチルエステルジイソシアネートなどの脂肪族ポリイソシアネート類;水添ジフェニルメタンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、水添トリレンジイソシアネート、ノルボルナンジイソシアネート(NBDI)などなどの脂環式ポリイソシアネート類;トリレンジイソシアネート(TDI)、ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、p−フェニレンジイソシアネートなどの芳香族ポリイソシアネート類;上記各ポリイソシアネートをカルボジイミド変性またはイソシアヌレート変性したものなどが挙げられ、これらは単独または二種以上を混合して用いられる。これらの中でも、取り扱い易さの点からトリレンジイソシアネート(TDI)、ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)などの芳香族ポリイソシアネート類が好適に用いられる。
水酸基を1分子中に2個以上有するポリオール化合物としては、例えば、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコールなどのポリエーテルグリコール、ポリエチレンアジペートグリコールなどのポリエステルグリコールなどが挙げられる。
本発明のウレタン樹脂複合材におけるウレタンプレポリマーは、上記の水酸基を1分子中に2個以上有するポリオール化合物と、上記のポリイソシアネート化合物(イソシアネート基を分子中に2個以上有するポリイソシアネート化合物)とを反応させることで得られ、分子末端に少なくとも2個のイソシアネート基を有するものである。
酸化マグネシウムとしては、BET法による比表面積が30m2/g以上、かつ、ヨウ素吸着量が30ヨードmg/g以上であるものが好ましい。また、酸化マグネシウムとしては、BET法による比表面積が60m2/g以上であるものがより好ましく、取り扱い易さ、反応性、作業性、貯蔵安定性などの点から、BET法による比表面積が60〜150m2/g以上であるものが特に好ましい。
BET法による比表面積が30m2/g以上の酸化マグネシウムは、水と、ポリイソシアネート化合物のイソシアネート基との反応による発泡などを防止するという活性を有している。
BET法による比表面積が30m2/g以上の酸化マグネシウムは、水と、ポリイソシアネート化合物のイソシアネート基との反応による発泡などを防止するという活性を有している。
ウレタン樹脂組成物における酸化マグネシウムの含有量は、ポリイソシアネート化合物のイソシアネート基1モルに対して、1モル以上となる割合であることが好ましく、0.8〜15モルとなる割合であることがより好ましく、1〜5モルとなる割合であることがさらに好ましい。
酸化マグネシウムの含有量がこの範囲内であれば、ウレタン樹脂複合材を硬化させて、その硬化物(ウレタン樹脂複合材硬化物)を形成する際、ウレタン樹脂複合材硬化物が発泡することを抑制できるとともに、機械的強度に優れたウレタン樹脂複合材硬化物が得られる。また、ウレタン樹脂複合材の粘度が適切な範囲となり、ウレタン樹脂複合材は塗工性に優れたものとなる。
酸化マグネシウムの含有量がこの範囲内であれば、ウレタン樹脂複合材を硬化させて、その硬化物(ウレタン樹脂複合材硬化物)を形成する際、ウレタン樹脂複合材硬化物が発泡することを抑制できるとともに、機械的強度に優れたウレタン樹脂複合材硬化物が得られる。また、ウレタン樹脂複合材の粘度が適切な範囲となり、ウレタン樹脂複合材は塗工性に優れたものとなる。
酸化マグネシウムの含有量が、ポリイソシアネート化合物のイソシアネート基1モルに対して1モル未満となる割合、すなわち、イソシアネート基に対する酸化マグネシウムのモル当量比(MgO/NCO)が1未満では、ウレタン樹脂複合材を硬化させて、その硬化物(ウレタン樹脂複合材硬化物)を形成する際、ウレタン樹脂複合材硬化物が発泡するおそれがある。一方、ポリイソシアネート化合物のイソシアネート基1モルに対する酸化マグネシウムの含有量が多くなり過ぎると、ウレタン樹脂複合材の粘度が大きくなり、ウレタン樹脂複合材の塗工性が悪くなるおそれがある。
本発明のウレタン樹脂複合材における水の含有量は、ウレタン樹脂組成物100質量部に対して、5〜300質量部であり、5〜100質量部であることが好ましい。
水の含有量が300質量部を超えると、ウレタン樹脂複合材硬化物の強度が低下するとともに、硬化後の収縮が大きくなる。
水の含有量が300質量部を超えると、ウレタン樹脂複合材硬化物の強度が低下するとともに、硬化後の収縮が大きくなる。
本発明のウレタン樹脂複合材では、ウレタン樹脂組成物以外の成分として、水と乳化剤で乳化されたエマルション、ラテックスおよびアスファルト乳剤より選択される少なくとも1種が含まれている。
エマルションとしては、全固形分が5〜90質量%であり、固形分以外の成分が水であるものが用いられる。
このようなエマルションとしては、酢酸ビニル・ホモエマルション、酢酸ビニル・コポリエマルション、エチレン・酢酸ビニルエマルション、アクリルエマルション、アクリル・スチレンエマルション、塩化ビニリデンエマルション、水性ビニルウレタンエマルション、ウレタン系エマルションおよびエポキシ系エマルションからなる群より選択される少なくとも1種が挙げられる。
アクリルエマルションとしては、具体的には、昭和高分子社製のポリゾールAP−1785(商品名、全固形分50.0%)が用いられる。
アクリル・スチレンエマルションとしては、具体的には、昭和高分子社製のポリゾールAE−850(商品名、全固形分55.0%)が用いられる。
エチレン・酢酸ビニルエマルションとしては、具体的には、電気化学工業社製のEVAテックス♯55N(商品名、全固形分55.0%)が用いられる。
エポキシ系エマルションとしては、具体的には、アデカ社製のEM1−60L(商品名、全固形分65.0%)が用いられる。
このようなエマルションとしては、酢酸ビニル・ホモエマルション、酢酸ビニル・コポリエマルション、エチレン・酢酸ビニルエマルション、アクリルエマルション、アクリル・スチレンエマルション、塩化ビニリデンエマルション、水性ビニルウレタンエマルション、ウレタン系エマルションおよびエポキシ系エマルションからなる群より選択される少なくとも1種が挙げられる。
アクリルエマルションとしては、具体的には、昭和高分子社製のポリゾールAP−1785(商品名、全固形分50.0%)が用いられる。
アクリル・スチレンエマルションとしては、具体的には、昭和高分子社製のポリゾールAE−850(商品名、全固形分55.0%)が用いられる。
エチレン・酢酸ビニルエマルションとしては、具体的には、電気化学工業社製のEVAテックス♯55N(商品名、全固形分55.0%)が用いられる。
エポキシ系エマルションとしては、具体的には、アデカ社製のEM1−60L(商品名、全固形分65.0%)が用いられる。
ラテックスとしては、全固形分が5〜90質量%であり、固形分以外の成分が水であるものが用いられる。
このようなラテックスとしては、スチレン・ブタジエン・ラバー・ラテックス(SBRラテックス)、ポリブタジエン・ラバー・ラテックス(BRラテックス)、ニトリル・ブタジエン・ラバー・ラテックス(NBRラテックス)、ブタジエン・スチレン・ビニル・ピリジン・ラテックス(VPラテックス)、メタクリレート・ブタジエン・ラバー・ラテックス(MBRラテックス)、ポリクロロプレン・ラバー・ラテックス(CRラテックス)およびイソプレン・ラテックスバー・ラテックス(IRラテックス)からなる群より選択される少なくとも1種が挙げられる。
具体的には、日本ゼオン社製のNipol LX438C(商品名、全固形分45.0%)が用いられる。
このようなラテックスとしては、スチレン・ブタジエン・ラバー・ラテックス(SBRラテックス)、ポリブタジエン・ラバー・ラテックス(BRラテックス)、ニトリル・ブタジエン・ラバー・ラテックス(NBRラテックス)、ブタジエン・スチレン・ビニル・ピリジン・ラテックス(VPラテックス)、メタクリレート・ブタジエン・ラバー・ラテックス(MBRラテックス)、ポリクロロプレン・ラバー・ラテックス(CRラテックス)およびイソプレン・ラテックスバー・ラテックス(IRラテックス)からなる群より選択される少なくとも1種が挙げられる。
具体的には、日本ゼオン社製のNipol LX438C(商品名、全固形分45.0%)が用いられる。
アスファルト乳剤としては、全固形分が5〜90質量%であり、固形分以外の成分が水であるものが用いられる。
このようなアスファルト乳剤としては、ストレートアスファルトを、アニオン系、ノニオン系、カチオン系およびクレー系からなる群より選択される少なくとも1種の乳化剤で乳化したものが挙げられる。
また、アスファルト乳剤としては、スチレン−ブタジエン−スチレン、スチレン−イソプレン−スチレンおよびスチレン−エチレン/ブチレン−スチレンからなる群より選択される少なくとも1種のエラストマーもしくはポリオレフィンで改質したアスファルトを、アニオン系、ノニオン系、カチオン系およびクレー系からなる群より選択される少なくとも1種の乳化剤で乳化したものが挙げられる。
このようなアスファルト乳剤としては、ストレートアスファルトを、アニオン系、ノニオン系、カチオン系およびクレー系からなる群より選択される少なくとも1種の乳化剤で乳化したものが挙げられる。
また、アスファルト乳剤としては、スチレン−ブタジエン−スチレン、スチレン−イソプレン−スチレンおよびスチレン−エチレン/ブチレン−スチレンからなる群より選択される少なくとも1種のエラストマーもしくはポリオレフィンで改質したアスファルトを、アニオン系、ノニオン系、カチオン系およびクレー系からなる群より選択される少なくとも1種の乳化剤で乳化したものが挙げられる。
このようなアスファルト乳剤としては、具体的には、ニチレキ社製のストレートアスファルトのクレー乳剤品(商品名、全固形分55.0%)、ニチレキ社製のストレートアスファルトのアニオン乳剤品(商品名、全固形分57.0%)、ニチレキ社製のストレートアスファルトのノニオン乳剤品(商品名、全固形分57.0%)、ニチレキ社製のストレートアスファルトのカチオン乳剤品(商品名、全固形分50.0%)などが用いられる。
これらのエマルション、ラテックスおよびアスファルト乳剤の含有量は、ウレタン樹脂組成物100質量部に対して、10〜600質量部であることが好ましく、20〜300質量部であることがより好ましい。
さらに、エマルション、ラテックスおよびアスファルト乳剤は、炭酸カルシウム、タルクなどの充填材を含有していてもよい。
本発明のウレタン樹脂複合材硬化物は、本発明のウレタン樹脂複合材を硬化させてなる硬化物である。
このウレタン樹脂複合材硬化物は、発泡のない均一なエラストマーであり、機械的強度などの物性に優れたものである。
このウレタン樹脂複合材硬化物は、発泡のない均一なエラストマーであり、機械的強度などの物性に優れたものである。
次に、本発明のウレタン樹脂複合材の使用例を説明する。
図1は、本発明のウレタン樹脂複合材を用いて防水塗装されたコンクリート屋根を示す概略断面図である。
図1中、符号1は屋根部コンクリート、2はプライマー、3は防水層、4はトップコートを示す。
防水層3は、屋根部コンクリート1の表面に、プライマー2を介して、本発明のウレタン樹脂複合材を塗装し、その塗膜を硬化されて形成されたものである。
図1は、本発明のウレタン樹脂複合材を用いて防水塗装されたコンクリート屋根を示す概略断面図である。
図1中、符号1は屋根部コンクリート、2はプライマー、3は防水層、4はトップコートを示す。
防水層3は、屋根部コンクリート1の表面に、プライマー2を介して、本発明のウレタン樹脂複合材を塗装し、その塗膜を硬化されて形成されたものである。
図2は、本発明のウレタン樹脂複合材を用いて防水塗装されたコンクリート構造物の地下外壁を示す概略断面図である。
図2中、符号11は土留壁、12は不織布、13は防水層、14は躯体コンクリートを示す。
防水層13は、土留壁11の表面に、不織布12を介して、本発明のウレタン樹脂複合材を塗装し、その塗膜を硬化されて形成されたものである。
図2中、符号11は土留壁、12は不織布、13は防水層、14は躯体コンクリートを示す。
防水層13は、土留壁11の表面に、不織布12を介して、本発明のウレタン樹脂複合材を塗装し、その塗膜を硬化されて形成されたものである。
以下、実施例または比較例により本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
「ウレタンプレポリマー液の調製」
数平均分子量が1000のポリプロピレングリコール(商品名:サンニックスPP−1000、OH価112、三洋化成社製)と数平均分子量が1500のポリプロピレングリコール(商品名:サンニックスGP−1500、OH価110.7、三洋化成社製)を7:3(質量比)の割合で混合したものと、トリレンジイソシアネート(TDI−80)とを、モル当量比(NCO/OH)が2.05となるよう混合して混合液とし、この混合液を攪拌しながら加熱し、90℃で4時間反応させて、常温で流動性のあるウレタンプレポリマーを調製した。
このウレタンプレポリマーは、ポリプロピレングリコールにトリレンジイソシアネートが付加したものであって、イソシアネート基を6.47%含んでいた。
数平均分子量が1000のポリプロピレングリコール(商品名:サンニックスPP−1000、OH価112、三洋化成社製)と数平均分子量が1500のポリプロピレングリコール(商品名:サンニックスGP−1500、OH価110.7、三洋化成社製)を7:3(質量比)の割合で混合したものと、トリレンジイソシアネート(TDI−80)とを、モル当量比(NCO/OH)が2.05となるよう混合して混合液とし、この混合液を攪拌しながら加熱し、90℃で4時間反応させて、常温で流動性のあるウレタンプレポリマーを調製した。
このウレタンプレポリマーは、ポリプロピレングリコールにトリレンジイソシアネートが付加したものであって、イソシアネート基を6.47%含んでいた。
「高活性酸化マグネシウムペーストの調製」
可塑剤(商品名:DINA、田岡化学社製)67質量部と、微粉末の高活性酸化マグネシウム33質量部とを混合して混合物とし、この混合物を回転数1000rpmで3分間高速攪拌し、高活性酸化マグネシウムペーストを調製した。
なお、高活性酸化マグネシウムとは、BET法による比表面積が145m2/gである酸化マグネシウムのことである。
可塑剤(商品名:DINA、田岡化学社製)67質量部と、微粉末の高活性酸化マグネシウム33質量部とを混合して混合物とし、この混合物を回転数1000rpmで3分間高速攪拌し、高活性酸化マグネシウムペーストを調製した。
なお、高活性酸化マグネシウムとは、BET法による比表面積が145m2/gである酸化マグネシウムのことである。
「ウレタン樹脂組成物(I)の調製」
上記のウレタンプレポリマー100質量部に、上記の高活性酸化マグネシウムペーストを添加して攪拌し、ウレタン樹脂組成物(I)を調製した。
ただし、高活性酸化マグネシウムペーストを、ウレタンプレポリマーのイソシアネート基に対する高活性酸化マグネシウムのモル当量比(MgO/NCO)が1.0となるように添加した。
このウレタン樹脂組成物は、その総量中、ウレタンプレポリマーを約85質量%含み、ウレタン樹脂組成物100質量部に対するイソシアネート基の含有量が5.50質量部であり、ウレタンプレポリマー100質量部に対して、4.95質量部の高活性酸化マグネシウムを含むものであった。
このウレタン樹脂組成物を容器に入れて、23℃で1月間放置したが、容器内の底に高活性酸化マグネシウムの沈殿は殆ど認められず、保存安定性に優れていた。
上記のウレタンプレポリマー100質量部に、上記の高活性酸化マグネシウムペーストを添加して攪拌し、ウレタン樹脂組成物(I)を調製した。
ただし、高活性酸化マグネシウムペーストを、ウレタンプレポリマーのイソシアネート基に対する高活性酸化マグネシウムのモル当量比(MgO/NCO)が1.0となるように添加した。
このウレタン樹脂組成物は、その総量中、ウレタンプレポリマーを約85質量%含み、ウレタン樹脂組成物100質量部に対するイソシアネート基の含有量が5.50質量部であり、ウレタンプレポリマー100質量部に対して、4.95質量部の高活性酸化マグネシウムを含むものであった。
このウレタン樹脂組成物を容器に入れて、23℃で1月間放置したが、容器内の底に高活性酸化マグネシウムの沈殿は殆ど認められず、保存安定性に優れていた。
「ウレタン樹脂組成物(II)の調製」
上記のウレタンプレポリマー100質量部に、可塑剤(商品名:DINA、田岡化学社製)を添加して攪拌し、高活性酸化マグネシウムを含まないウレタン樹脂組成物(II)を調製した。
このウレタン樹脂組成物は、その総量中、ウレタンプレポリマーを約85質量%含み、ウレタン樹脂組成物100質量部に対するイソシアネート基の含有量が5.50質量部であり、15質量%の可塑剤を含むものであった。
上記のウレタンプレポリマー100質量部に、可塑剤(商品名:DINA、田岡化学社製)を添加して攪拌し、高活性酸化マグネシウムを含まないウレタン樹脂組成物(II)を調製した。
このウレタン樹脂組成物は、その総量中、ウレタンプレポリマーを約85質量%含み、ウレタン樹脂組成物100質量部に対するイソシアネート基の含有量が5.50質量部であり、15質量%の可塑剤を含むものであった。
以下に示す試験方法により、ウレタン樹脂組成物(I)またはウレタン樹脂組成物(II)と、水、エマルション、ラテックス、アスファルト乳剤およびアクリル系外壁材との硬化性を評価した。
「比較例A」
ウレタン樹脂組成物(I)100質量部に対して、水を50〜400質量部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(I)と水の混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(I)と水の混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、下記の評価基準に従って表1に示した。
なお、下記の評価基準において、泡とは直径が約0.1mm以上のものをいう。
ウレタン樹脂組成物(I)100質量部に対して、水を50〜400質量部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(I)と水の混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(I)と水の混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、下記の評価基準に従って表1に示した。
なお、下記の評価基準において、泡とは直径が約0.1mm以上のものをいう。
(混合性)
◎:均一混合された。
○:増粘したが均一混合された。
△:攪拌時には均一混合されたが硬化後水が分離した。
×:徐々に組成物を添加したり、回転速度数を変えるなどの策を講じても混合時に余剰水が分離した。
◎:均一混合された。
○:増粘したが均一混合された。
△:攪拌時には均一混合されたが硬化後水が分離した。
×:徐々に組成物を添加したり、回転速度数を変えるなどの策を講じても混合時に余剰水が分離した。
(硬化性)
◎:内部、表層とも硬化し、表面にタックが全くない。
○:内部、表層とも硬化している。
△:表層は硬化しているが、内部は未硬化。
×:未硬化。
◎:内部、表層とも硬化し、表面にタックが全くない。
○:内部、表層とも硬化している。
△:表層は硬化しているが、内部は未硬化。
×:未硬化。
(発泡性)
◎:内部、表層とも発泡がなく、また、表面にタックが全くない。
○:内部、表層とも発泡が見られない。
△:内部に部分的な発泡が見られる。
×:全体的に発泡が見られる。
◎:内部、表層とも発泡がなく、また、表面にタックが全くない。
○:内部、表層とも発泡が見られない。
△:内部に部分的な発泡が見られる。
×:全体的に発泡が見られる。
表1の結果から、比較例Aでは、ウレタン樹脂組成物(I)と水の混合比(質量比)が2.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、硬化性および発泡性に優れるものの、混合性が劣ることが確認された。
「実施例B」
ウレタン樹脂組成物(I)100質量部に対して、アクリル樹脂エマルション(商品名:AP−1785、全固形分50.0%、昭和高分子製ポリゾール)を25〜400質量部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(I)とアクリル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(I)とアクリル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表2に示した。
ウレタン樹脂組成物(I)100質量部に対して、アクリル樹脂エマルション(商品名:AP−1785、全固形分50.0%、昭和高分子製ポリゾール)を25〜400質量部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(I)とアクリル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(I)とアクリル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表2に示した。
「比較例B」
ウレタン樹脂組成物(II)100質量部に対して、アクリル樹脂エマルション(商品名:AP−1785、全固形分50.0%、昭和高分子製ポリゾール)を25〜400質量部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(II)とアクリル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(II)とアクリル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表2に示した。
ウレタン樹脂組成物(II)100質量部に対して、アクリル樹脂エマルション(商品名:AP−1785、全固形分50.0%、昭和高分子製ポリゾール)を25〜400質量部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(II)とアクリル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(II)とアクリル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表2に示した。
表2の結果から、実施例Bでは、ウレタン樹脂組成物(I)と、アクリル樹脂エマルションの混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、ウレタン樹脂組成物(I)と、アクリル樹脂エマルションの混合性が優れることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(I)と、アクリル樹脂エマルションの混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/1.0の範囲では、硬化性に優れるものの、混合比(質量比)が1.0/2.0〜1.0/4.0の範囲では、硬化性に劣ることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(I)と、アクリル樹脂エマルションの混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、発泡性に優れることが確認された。
一方、比較例Bでは、ウレタン樹脂組成物(II)とアクリル樹脂エマルションの混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、ウレタン樹脂組成物(II)とアクリル樹脂エマルションの混合性が優れることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(II)とアクリル樹脂エマルションの混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/1.0の範囲では、硬化性に優れるものの、混合比(質量比)が1.0/2.0〜1.0/4.0の範囲では、硬化性に劣ることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(II)と、アクリル樹脂エマルションの混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、発泡性に劣ることが確認された。
一方、比較例Bでは、ウレタン樹脂組成物(II)とアクリル樹脂エマルションの混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、ウレタン樹脂組成物(II)とアクリル樹脂エマルションの混合性が優れることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(II)とアクリル樹脂エマルションの混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/1.0の範囲では、硬化性に優れるものの、混合比(質量比)が1.0/2.0〜1.0/4.0の範囲では、硬化性に劣ることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(II)と、アクリル樹脂エマルションの混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、発泡性に劣ることが確認された。
「実施例C」
ウレタン樹脂組成物(I)100質量部に対して、スチレン・アクリル樹脂エマルション(商品名:ポリゾールAE−850、全固形分55.0%、昭和高分子製)を25〜400部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(I)とスチレン・アクリル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(I)とスチレン・アクリル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表3に示した。
ウレタン樹脂組成物(I)100質量部に対して、スチレン・アクリル樹脂エマルション(商品名:ポリゾールAE−850、全固形分55.0%、昭和高分子製)を25〜400部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(I)とスチレン・アクリル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(I)とスチレン・アクリル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表3に示した。
「比較例C」
ウレタン樹脂組成物(II)100質量部に対して、スチレン・アクリル樹脂エマルション(商品名:ポリゾールAE−850、全固形分55.0%、昭和高分子製)を25〜400部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(II)とスチレン・アクリル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(II)とスチレン・アクリル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表3に示した。
ウレタン樹脂組成物(II)100質量部に対して、スチレン・アクリル樹脂エマルション(商品名:ポリゾールAE−850、全固形分55.0%、昭和高分子製)を25〜400部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(II)とスチレン・アクリル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(II)とスチレン・アクリル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表3に示した。
表3の結果から、実施例Cでは、ウレタン樹脂組成物(I)と、スチレン・アクリル樹脂エマルションの混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、ウレタン樹脂組成物(I)と、スチレン・アクリル樹脂エマルションの混合性が優れることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(I)と、スチレン・アクリル樹脂エマルションの混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/1.0の範囲では、硬化性に優れるものの、混合比(質量比)が1.0/2.0〜1.0/4.0の範囲では、硬化性に劣ることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(I)と、スチレン・アクリル樹脂エマルションの混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、発泡性に優れることが確認された。
一方、比較例Cでは、ウレタン樹脂組成物(II)とスチレン・アクリル樹脂エマルションの混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、ウレタン樹脂組成物(II)とスチレン・アクリル樹脂エマルションの混合性が優れることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(II)とスチレン・アクリル樹脂エマルションの混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/1.0の範囲では、硬化性に優れるものの、混合比(質量比)が1.0/2.0〜1.0/4.0の範囲では、硬化性に劣ることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(II)と、スチレン・アクリル樹脂エマルションの混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、発泡性に劣ることが確認された。
一方、比較例Cでは、ウレタン樹脂組成物(II)とスチレン・アクリル樹脂エマルションの混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、ウレタン樹脂組成物(II)とスチレン・アクリル樹脂エマルションの混合性が優れることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(II)とスチレン・アクリル樹脂エマルションの混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/1.0の範囲では、硬化性に優れるものの、混合比(質量比)が1.0/2.0〜1.0/4.0の範囲では、硬化性に劣ることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(II)と、スチレン・アクリル樹脂エマルションの混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、発泡性に劣ることが確認された。
「実施例D」
ウレタン樹脂組成物(I)100質量部に対して、エチレン酢酸ビニル樹脂エマルション(商品名:EVAテックス#55N、全固形分55.0%、電気化学工業社製)を25〜400部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表4に示した。
ウレタン樹脂組成物(I)100質量部に対して、エチレン酢酸ビニル樹脂エマルション(商品名:EVAテックス#55N、全固形分55.0%、電気化学工業社製)を25〜400部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表4に示した。
「比較例D」
ウレタン樹脂組成物(II)100質量部に対して、スチレン・アクリル樹脂エマルション(商品名:ポリゾールAE−850、全固形分55.0%、昭和高分子製)を25〜400部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(II)とスチレン・アクリル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表4に示した。
ウレタン樹脂組成物(II)100質量部に対して、スチレン・アクリル樹脂エマルション(商品名:ポリゾールAE−850、全固形分55.0%、昭和高分子製)を25〜400部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(II)とスチレン・アクリル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表4に示した。
表4の結果から、実施例Dでは、ウレタン樹脂組成物(I)と、エチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、ウレタン樹脂組成物(I)と、エチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合性が優れることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(I)と、エチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/1.0の範囲では、硬化性に優れるものの、混合比(質量比)が1.0/2.0〜1.0/4.0の範囲では、硬化性に劣ることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(I)と、エチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、発泡性に優れることが確認された。
一方、比較例Dでは、ウレタン樹脂組成物(II)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、ウレタン樹脂組成物(II)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合性が優れることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(II)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/1.0の範囲では、硬化性に優れるものの、混合比(質量比)が1.0/2.0〜1.0/4.0の範囲では、硬化性に劣ることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(II)と、エチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、発泡性に劣ることが確認された。
一方、比較例Dでは、ウレタン樹脂組成物(II)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、ウレタン樹脂組成物(II)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合性が優れることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(II)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/1.0の範囲では、硬化性に優れるものの、混合比(質量比)が1.0/2.0〜1.0/4.0の範囲では、硬化性に劣ることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(II)と、エチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、発泡性に劣ることが確認された。
「実施例E」
ウレタン樹脂組成物(I)100質量部に対して、スチレン・ブタジエン系ラテックス(商品名:Nipol LX438C、全固形分45.0%、日本ゼオン社製)を25〜400部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表5に示した。
ウレタン樹脂組成物(I)100質量部に対して、スチレン・ブタジエン系ラテックス(商品名:Nipol LX438C、全固形分45.0%、日本ゼオン社製)を25〜400部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表5に示した。
「比較例E」
ウレタン樹脂組成物(II)100質量部に対して、スチレン・ブタジエン系ラテックス(商品名:Nipol LX438C、全固形分45.0%、日本ゼオン社製)を25〜400部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(II)とスチレン・アクリル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表5に示した。
ウレタン樹脂組成物(II)100質量部に対して、スチレン・ブタジエン系ラテックス(商品名:Nipol LX438C、全固形分45.0%、日本ゼオン社製)を25〜400部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(II)とスチレン・アクリル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表5に示した。
表5の結果から、実施例Eでは、ウレタン樹脂組成物(I)と、スチレン・ブタジエン系ラテックスの混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、ウレタン樹脂組成物(I)と、スチレン・ブタジエン系ラテックスの混合性が優れることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(I)と、スチレン・ブタジエン系ラテックスの混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/1.0の範囲では、硬化性に優れるものの、混合比(質量比)が1.0/2.0〜1.0/4.0の範囲では、硬化性に劣ることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(I)と、スチレン・ブタジエン系ラテックスの混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、発泡性に優れることが確認された。
一方、比較例Eでは、ウレタン樹脂組成物(II)とスチレン・ブタジエン系ラテックスの混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、ウレタン樹脂組成物(II)とスチレン・ブタジエン系ラテックスの混合性が優れることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(II)とスチレン・ブタジエン系ラテックスの混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/1.0の範囲では、硬化性に優れるものの、混合比(質量比)が1.0/2.0〜1.0/4.0の範囲では、硬化性に劣ることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(II)と、スチレン・ブタジエン系ラテックスの混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、発泡性に劣ることが確認された。
一方、比較例Eでは、ウレタン樹脂組成物(II)とスチレン・ブタジエン系ラテックスの混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、ウレタン樹脂組成物(II)とスチレン・ブタジエン系ラテックスの混合性が優れることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(II)とスチレン・ブタジエン系ラテックスの混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/1.0の範囲では、硬化性に優れるものの、混合比(質量比)が1.0/2.0〜1.0/4.0の範囲では、硬化性に劣ることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(II)と、スチレン・ブタジエン系ラテックスの混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、発泡性に劣ることが確認された。
「実施例F」
ウレタン樹脂組成物(I)100質量部に対して、エポキシ樹脂エマルション(商品名:EM1−60L、全固形分65.0%、アデカ社製)を25〜400部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表6に示した。
ウレタン樹脂組成物(I)100質量部に対して、エポキシ樹脂エマルション(商品名:EM1−60L、全固形分65.0%、アデカ社製)を25〜400部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表6に示した。
「比較例F」
ウレタン樹脂組成物(II)100質量部に対して、エポキシ樹脂エマルション(商品名:EM1−60L、全固形分65.0%、アデカ社製)を25〜400部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(II)とスチレン・アクリル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表6に示した。
ウレタン樹脂組成物(II)100質量部に対して、エポキシ樹脂エマルション(商品名:EM1−60L、全固形分65.0%、アデカ社製)を25〜400部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(II)とスチレン・アクリル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表6に示した。
表6の結果から、実施例Fでは、ウレタン樹脂組成物(I)と、エチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、ウレタン樹脂組成物(I)と、エチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合性が優れることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(I)と、エチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合比(質量比)が4.0/1.0〜2.0/1.0の範囲では、硬化性に優れるものの、混合比(質量比)が1.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、硬化性に劣ることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(I)と、エチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、発泡性に優れることが確認された。
一方、比較例Fでは、ウレタン樹脂組成物(II)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、ウレタン樹脂組成物(II)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合性が優れることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(II)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/1.0の範囲では、硬化性に優れるものの、混合比(質量比)が1.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、硬化性に劣ることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(II)と、エチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、発泡性に劣ることが確認された。
一方、比較例Fでは、ウレタン樹脂組成物(II)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、ウレタン樹脂組成物(II)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合性が優れることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(II)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/1.0の範囲では、硬化性に優れるものの、混合比(質量比)が1.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、硬化性に劣ることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(II)と、エチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、発泡性に劣ることが確認された。
「実施例G」
ウレタン樹脂組成物(I)100質量部に対して、アスファルト乳剤(ストレートアスファルトのクレー乳剤品、全固形分55.0%、ニチレキ社製)を25〜400部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表7に示した。
ウレタン樹脂組成物(I)100質量部に対して、アスファルト乳剤(ストレートアスファルトのクレー乳剤品、全固形分55.0%、ニチレキ社製)を25〜400部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表7に示した。
「比較例G」
ウレタン樹脂組成物(II)100質量部に対して、アスファルト乳剤(ストレートアスファルトのクレー乳剤品、全固形分55.0%、ニチレキ社製)を25〜400部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(II)とスチレン・アクリル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表7に示した。
ウレタン樹脂組成物(II)100質量部に対して、アスファルト乳剤(ストレートアスファルトのクレー乳剤品、全固形分55.0%、ニチレキ社製)を25〜400部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(II)とスチレン・アクリル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表7に示した。
表7の結果から、実施例Gでは、ウレタン樹脂組成物(I)と、クレー系アスファルト乳剤の混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、ウレタン樹脂組成物(I)と、クレー系アスファルト乳剤の混合性が優れることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(I)と、クレー系アスファルト乳剤の混合比(質量比)が4.0/1.0〜2.0/1.0の範囲では、硬化性に優れるものの、混合比(質量比)が1.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、硬化性に劣ることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(I)と、クレー系アスファルト乳剤の混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、発泡性に優れることが確認された。
一方、比較例Gでは、ウレタン樹脂組成物(II)とクレー系アスファルト乳剤の混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、ウレタン樹脂組成物(II)とクレー系アスファルト乳剤の混合性が優れることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(II)とクレー系アスファルト乳剤の混合比(質量比)が4.0/1.0〜2.0/1.0の範囲では、硬化性に優れるものの、混合比(質量比)が1.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、硬化性に劣ることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(II)と、クレー系アスファルト乳剤の混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/2.0の範囲では、発泡性に劣るものの、混合比(質量比)が1.0/3.0〜1.0/4.0の範囲では、発泡性に優れることが確認された。
一方、比較例Gでは、ウレタン樹脂組成物(II)とクレー系アスファルト乳剤の混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、ウレタン樹脂組成物(II)とクレー系アスファルト乳剤の混合性が優れることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(II)とクレー系アスファルト乳剤の混合比(質量比)が4.0/1.0〜2.0/1.0の範囲では、硬化性に優れるものの、混合比(質量比)が1.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、硬化性に劣ることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(II)と、クレー系アスファルト乳剤の混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/2.0の範囲では、発泡性に劣るものの、混合比(質量比)が1.0/3.0〜1.0/4.0の範囲では、発泡性に優れることが確認された。
「実施例H」
ウレタン樹脂組成物(I)100質量部に対して、アスファルト乳剤(ストレートアスファルトのアニオン乳剤品、全固形分57.0%、ニチレキ社製)を25〜400部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表8に示した。
ウレタン樹脂組成物(I)100質量部に対して、アスファルト乳剤(ストレートアスファルトのアニオン乳剤品、全固形分57.0%、ニチレキ社製)を25〜400部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表8に示した。
「比較例H」
ウレタン樹脂組成物(II)100質量部に対して、アスファルト乳剤(ストレートアスファルトのアニオン乳剤品、全固形分57.0%、ニチレキ社製)を25〜400部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(II)とスチレン・アクリル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表8に示した。
ウレタン樹脂組成物(II)100質量部に対して、アスファルト乳剤(ストレートアスファルトのアニオン乳剤品、全固形分57.0%、ニチレキ社製)を25〜400部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(II)とスチレン・アクリル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表8に示した。
表8の結果から、実施例Hでは、ウレタン樹脂組成物(I)と、アニオン系アスファルト乳剤の混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、ウレタン樹脂組成物(I)と、アニオン系アスファルト乳剤の混合性が優れることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(I)と、アニオン系アスファルト乳剤の混合比(質量比)が4.0/1.0〜2.0/1.0の範囲では、硬化性に優れるものの、混合比(質量比)が1.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、硬化性に劣ることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(I)と、アニオン系アスファルト乳剤の混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、発泡性に優れることが確認された。
一方、比較例Hでは、ウレタン樹脂組成物(II)とアニオン系アスファルト乳剤の混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、ウレタン樹脂組成物(II)とアニオン系アスファルト乳剤の混合性が優れることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(II)とアニオン系アスファルト乳剤の混合比(質量比)が4.0/1.0〜2.0/1.0の範囲では、硬化性に優れるものの、混合比(質量比)が1.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、硬化性に劣ることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(II)と、アニオン系アスファルト乳剤の混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/2.0の範囲では、発泡性に劣るものの、混合比(質量比)が1.0/3.0〜1.0/4.0の範囲では、発泡性に優れることが確認された。
一方、比較例Hでは、ウレタン樹脂組成物(II)とアニオン系アスファルト乳剤の混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、ウレタン樹脂組成物(II)とアニオン系アスファルト乳剤の混合性が優れることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(II)とアニオン系アスファルト乳剤の混合比(質量比)が4.0/1.0〜2.0/1.0の範囲では、硬化性に優れるものの、混合比(質量比)が1.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、硬化性に劣ることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(II)と、アニオン系アスファルト乳剤の混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/2.0の範囲では、発泡性に劣るものの、混合比(質量比)が1.0/3.0〜1.0/4.0の範囲では、発泡性に優れることが確認された。
「実施例I」
ウレタン樹脂組成物(I)100質量部に対して、アスファルト乳剤(ストレートアスファルトのノニオン乳剤品、全固形分57.0%、ニチレキ社製)を25〜400部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表9に示した。
ウレタン樹脂組成物(I)100質量部に対して、アスファルト乳剤(ストレートアスファルトのノニオン乳剤品、全固形分57.0%、ニチレキ社製)を25〜400部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表9に示した。
「比較例I」
ウレタン樹脂組成物(II)100質量部に対して、アスファルト乳剤(ストレートアスファルトのノニオン乳剤品、全固形分57.0%、ニチレキ社製)を25〜400部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(II)とスチレン・アクリル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表9に示した。
ウレタン樹脂組成物(II)100質量部に対して、アスファルト乳剤(ストレートアスファルトのノニオン乳剤品、全固形分57.0%、ニチレキ社製)を25〜400部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(II)とスチレン・アクリル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表9に示した。
表9の結果から、実施例Iでは、ウレタン樹脂組成物(I)と、ノニオン系アスファルト乳剤の混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、ウレタン樹脂組成物(I)と、ノニオン系アスファルト乳剤の混合性が優れることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(I)と、ノニオン系アスファルト乳剤の混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/1.0の範囲では、硬化性に優れるものの、混合比(質量比)が1.0/2.0〜1.0/4.0の範囲では、硬化性に劣ることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(I)と、ノニオン系アスファルト乳剤の混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、発泡性に優れることが確認された。
一方、比較例Iでは、ウレタン樹脂組成物(II)とノニオン系アスファルト乳剤の混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、ウレタン樹脂組成物(II)とノニオン系アスファルト乳剤の混合性が優れることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(II)とノニオン系アスファルト乳剤の混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/1.0の範囲では、硬化性に優れるものの、混合比(質量比)が1.0/2.0〜1.0/4.0の範囲では、硬化性に劣ることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(II)と、ノニオン系アスファルト乳剤の混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/2.0の範囲では、発泡性に劣るものの、混合比(質量比)が1.0/3.0〜1.0/4.0の範囲では、発泡性に優れることが確認された。
一方、比較例Iでは、ウレタン樹脂組成物(II)とノニオン系アスファルト乳剤の混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、ウレタン樹脂組成物(II)とノニオン系アスファルト乳剤の混合性が優れることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(II)とノニオン系アスファルト乳剤の混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/1.0の範囲では、硬化性に優れるものの、混合比(質量比)が1.0/2.0〜1.0/4.0の範囲では、硬化性に劣ることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(II)と、ノニオン系アスファルト乳剤の混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/2.0の範囲では、発泡性に劣るものの、混合比(質量比)が1.0/3.0〜1.0/4.0の範囲では、発泡性に優れることが確認された。
「実施例J」
ウレタン樹脂組成物(I)100質量部に対して、アスファルト乳剤(ストレートアスファルトのカチオン乳剤品、全固形分50.0%、ニチレキ社製)を25〜400部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表10に示した。
ウレタン樹脂組成物(I)100質量部に対して、アスファルト乳剤(ストレートアスファルトのカチオン乳剤品、全固形分50.0%、ニチレキ社製)を25〜400部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表10に示した。
「比較例J」
ウレタン樹脂組成物(II)100質量部に対して、アスファルト乳剤(ストレートアスファルトのカチオン乳剤品、全固形分50.0%、ニチレキ社製)を25〜400部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(II)とスチレン・アクリル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表10に示した。
ウレタン樹脂組成物(II)100質量部に対して、アスファルト乳剤(ストレートアスファルトのカチオン乳剤品、全固形分50.0%、ニチレキ社製)を25〜400部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(II)とスチレン・アクリル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表10に示した。
表10の結果から、実施例Jでは、ウレタン樹脂組成物(I)と、カチオン系アスファルト乳剤の混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、ウレタン樹脂組成物(I)と、カチオン系アスファルト乳剤の混合性が優れることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(I)と、カチオン系アスファルト乳剤の混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/1.0の範囲では、硬化性に優れるものの、混合比(質量比)が1.0/2.0〜1.0/4.0の範囲では、硬化性に劣ることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(I)と、カチオン系アスファルト乳剤の混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、発泡性に優れることが確認された。
一方、比較例Jでは、ウレタン樹脂組成物(II)とカチオン系アスファルト乳剤の混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、ウレタン樹脂組成物(II)とカチオン系アスファルト乳剤の混合性が優れることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(II)とカチオン系アスファルト乳剤の混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/1.0の範囲では、硬化性に優れるものの、混合比(質量比)が1.0/2.0〜1.0/4.0の範囲では、硬化性に劣ることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(II)と、カチオン系アスファルト乳剤の混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/2.0の範囲では、発泡性に劣るものの、混合比(質量比)が1.0/3.0〜1.0/4.0の範囲では、発泡性に優れることが確認された。
一方、比較例Jでは、ウレタン樹脂組成物(II)とカチオン系アスファルト乳剤の混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、ウレタン樹脂組成物(II)とカチオン系アスファルト乳剤の混合性が優れることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(II)とカチオン系アスファルト乳剤の混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/1.0の範囲では、硬化性に優れるものの、混合比(質量比)が1.0/2.0〜1.0/4.0の範囲では、硬化性に劣ることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(II)と、カチオン系アスファルト乳剤の混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/2.0の範囲では、発泡性に劣るものの、混合比(質量比)が1.0/3.0〜1.0/4.0の範囲では、発泡性に優れることが確認された。
「実施例K」
ウレタン樹脂組成物(I)100質量部に対して、アクリル系外壁材(商品名:ラバートR、全固形分62.5%、ダイフレックス社製)を25〜400部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表11に示した。
ウレタン樹脂組成物(I)100質量部に対して、アクリル系外壁材(商品名:ラバートR、全固形分62.5%、ダイフレックス社製)を25〜400部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表11に示した。
「比較例K」
ウレタン樹脂組成物(II)100質量部に対して、アクリル系外壁材(商品名:ラバートR、全固形分62.5%、ダイフレックス社製)を25〜400部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(II)とスチレン・アクリル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表11に示した。
ウレタン樹脂組成物(II)100質量部に対して、アクリル系外壁材(商品名:ラバートR、全固形分62.5%、ダイフレックス社製)を25〜400部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(II)とスチレン・アクリル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表11に示した。
表11の結果から、実施例Kでは、ウレタン樹脂組成物(I)と、アクリル系外壁材の混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、ウレタン樹脂組成物(I)と、アクリル系外壁材の混合性が優れることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(I)と、アクリル系外壁材の混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/2.0の範囲では、硬化性に優れるものの、混合比(質量比)が1.0/3.0〜1.0/4.0の範囲では、硬化性に劣ることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(I)と、アクリル系外壁材の混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、発泡性に優れることが確認された。
一方、比較例Kでは、ウレタン樹脂組成物(II)とアクリル系外壁材の混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、ウレタン樹脂組成物(II)とアクリル系外壁材の混合性が優れることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(II)とアクリル系外壁材の混合比(質量比)が4.0/1.0〜2.0/1.0の範囲では、硬化性に優れるものの、混合比(質量比)が1.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、硬化性に劣ることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(II)と、アクリル系外壁材の混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、発泡性に劣ることが確認された。
一方、比較例Kでは、ウレタン樹脂組成物(II)とアクリル系外壁材の混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、ウレタン樹脂組成物(II)とアクリル系外壁材の混合性が優れることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(II)とアクリル系外壁材の混合比(質量比)が4.0/1.0〜2.0/1.0の範囲では、硬化性に優れるものの、混合比(質量比)が1.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、硬化性に劣ることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(II)と、アクリル系外壁材の混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、発泡性に劣ることが確認された。
「実施例L」
ウレタン樹脂組成物(I)100質量部に対して、アクリル系外壁材(商品名:SPタイル、全固形分79.1%、ダイフレックス社製)を25〜400部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表12に示した。
ウレタン樹脂組成物(I)100質量部に対して、アクリル系外壁材(商品名:SPタイル、全固形分79.1%、ダイフレックス社製)を25〜400部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表12に示した。
「比較例L」
ウレタン樹脂組成物(II)100質量部に対して、アクリル系外壁材(商品名:SPタイル、全固形分79.1%、ダイフレックス社製)を25〜400部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(II)とスチレン・アクリル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表12に示した。
ウレタン樹脂組成物(II)100質量部に対して、アクリル系外壁材(商品名:SPタイル、全固形分79.1%、ダイフレックス社製)を25〜400部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物(II)とスチレン・アクリル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物(I)とエチレン酢酸ビニル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表12に示した。
表12の結果から、実施例Lでは、ウレタン樹脂組成物(I)と、アクリル系外壁材の混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、ウレタン樹脂組成物(I)と、アクリル系外壁材の混合性が優れることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(I)と、アクリル系外壁材の混合比(質量比)が4.0/1.0〜2.0/1.0の範囲では、硬化性に優れるものの、混合比(質量比)が1.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、硬化性に劣ることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(I)と、アクリル系外壁材の混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、発泡性に優れることが確認された。
一方、比較例Kでは、ウレタン樹脂組成物(II)とアクリル系外壁材の混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、ウレタン樹脂組成物(II)とアクリル系外壁材の混合性が優れることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(II)とアクリル系外壁材の混合比(質量比)が4.0/1.0〜3.0/1.0の範囲では、硬化性に優れるものの、混合比(質量比)が2.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、硬化性に劣ることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(II)と、アクリル系外壁材の混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、発泡性に劣ることが確認された。
一方、比較例Kでは、ウレタン樹脂組成物(II)とアクリル系外壁材の混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、ウレタン樹脂組成物(II)とアクリル系外壁材の混合性が優れることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(II)とアクリル系外壁材の混合比(質量比)が4.0/1.0〜3.0/1.0の範囲では、硬化性に優れるものの、混合比(質量比)が2.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、硬化性に劣ることが確認された。また、ウレタン樹脂組成物(II)と、アクリル系外壁材の混合比(質量比)が4.0/1.0〜1.0/4.0の範囲では、発泡性に劣ることが確認された。
また、以下に示す試験方法により、ウレタン樹脂組成物に用いる酸化マグネシウムの活性度およびモル当量比(MgO/NCO)による硬化性を評価した。
比較例として、実施例で用いた酸化マグネシウムとは異なる種類のフィラーを用いた場合の硬化性を評価した。
比較例として、実施例で用いた酸化マグネシウムとは異なる種類のフィラーを用いた場合の硬化性を評価した。
なお、実施例M、比較例Mに用いたフィラーの特性を以下に示す。
高活性MgO:BET比表面積が145m2/gである酸化マグネシウム。
中活性MgO:BET比表面積が50m2/gである酸化マグネシウム。
低活性MgO:BET比表面積が10m2/gである酸化マグネシウム。
低活性MgO:BET比表面積が2m2/gである酸化マグネシウム。
Mg(OH)2:BET比表面積が75m2/gである水酸化マグネシウム。
CaO:微粉末の酸化カルシウム。
高活性MgO:BET比表面積が145m2/gである酸化マグネシウム。
中活性MgO:BET比表面積が50m2/gである酸化マグネシウム。
低活性MgO:BET比表面積が10m2/gである酸化マグネシウム。
低活性MgO:BET比表面積が2m2/gである酸化マグネシウム。
Mg(OH)2:BET比表面積が75m2/gである水酸化マグネシウム。
CaO:微粉末の酸化カルシウム。
高活性酸化マグネシウムは、マグネサイト(MgCO3)または水酸化マグネシウム[Mg(OH)2]を1200℃以下で焼成し、微粉砕することにより得られたものである。
一方、1200℃より高い温度、特に1500℃以上の温度で焼成して得られた酸化マグネシウムは、1200℃以下で焼成して得られた酸化マグネシウムは、1200℃以下で焼成して得られた酸化マグネシウムと比較して活性に劣る。ここでは、上記の中活性MgO、低活性MgOおよびMgOがこれに相当する。
酸化マグネシウムの活性を評価する試験法としては、BET法が一般的に用いられ、数値が高いほど、酸化マグネシウムの活性度が高いことを示す。BET法は、粉体の比表面積を吸着法で測定する方法であり、BET法による酸化マグネシウムの比表面積は、酸化マグネシウム1g当たりに吸着する窒素ガスの量から求めることができる。
一方、1200℃より高い温度、特に1500℃以上の温度で焼成して得られた酸化マグネシウムは、1200℃以下で焼成して得られた酸化マグネシウムは、1200℃以下で焼成して得られた酸化マグネシウムと比較して活性に劣る。ここでは、上記の中活性MgO、低活性MgOおよびMgOがこれに相当する。
酸化マグネシウムの活性を評価する試験法としては、BET法が一般的に用いられ、数値が高いほど、酸化マグネシウムの活性度が高いことを示す。BET法は、粉体の比表面積を吸着法で測定する方法であり、BET法による酸化マグネシウムの比表面積は、酸化マグネシウム1g当たりに吸着する窒素ガスの量から求めることができる。
「マグネシウムペーストの調製」
可塑剤(商品名:DINA、田岡化学社製)67質量部と、高活性、中活性または低活性の微粉末酸化マグネシウム33質量部とを混合して混合物とし、この混合物を回転数1000rpmで3分間高速攪拌し、高活性、中活性または低活性の酸化マグネシウムペーストを調製した。
可塑剤(商品名:DINA、田岡化学社製)67質量部と、高活性、中活性または低活性の微粉末酸化マグネシウム33質量部とを混合して混合物とし、この混合物を回転数1000rpmで3分間高速攪拌し、高活性、中活性または低活性の酸化マグネシウムペーストを調製した。
「ウレタン樹脂組成物(III)の調製」
上記のウレタンプレポリマー100質量部に、上記の高活性、中活性または低活性の酸化マグネシウムペーストを添加して攪拌し、ウレタン樹脂組成物(III)を調製した。
ただし、高活性酸化マグネシウムペーストを、ウレタンプレポリマーのイソシアネート基に対する高活性酸化マグネシウムのモル当量比(MgO/NCO)が0.5、1.0、5.0、10.0、15.0、20.0、30.0となるように添加した。
中活性酸化マグネシウムペーストを、ウレタンプレポリマーのイソシアネート基に対する中活性酸化マグネシウムのモル当量比(MgO/NCO)が1.0、2.0となるように添加した。
低活性酸化マグネシウムペーストを、ウレタンプレポリマーのイソシアネート基に対する低活性酸化マグネシウムのモル当量比(MgO/NCO)が1.0、5.0となるように添加した。
上記のウレタンプレポリマー100質量部に、上記の高活性、中活性または低活性の酸化マグネシウムペーストを添加して攪拌し、ウレタン樹脂組成物(III)を調製した。
ただし、高活性酸化マグネシウムペーストを、ウレタンプレポリマーのイソシアネート基に対する高活性酸化マグネシウムのモル当量比(MgO/NCO)が0.5、1.0、5.0、10.0、15.0、20.0、30.0となるように添加した。
中活性酸化マグネシウムペーストを、ウレタンプレポリマーのイソシアネート基に対する中活性酸化マグネシウムのモル当量比(MgO/NCO)が1.0、2.0となるように添加した。
低活性酸化マグネシウムペーストを、ウレタンプレポリマーのイソシアネート基に対する低活性酸化マグネシウムのモル当量比(MgO/NCO)が1.0、5.0となるように添加した。
「フィラーペーストの調製」
可塑剤(商品名:DINA、田岡化学社製)67質量部と、酸化マグネシウム(MgO)、水酸化マグネシウム(Mg(OH)2)または酸化カルシウム(CaO)の微粉末フィラー33質量部とを混合して混合物とし、この混合物を回転数1000rpmで3分間高速攪拌し、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウムまたは酸化カルシウムの微粉末フィラーペーストを調製した。
可塑剤(商品名:DINA、田岡化学社製)67質量部と、酸化マグネシウム(MgO)、水酸化マグネシウム(Mg(OH)2)または酸化カルシウム(CaO)の微粉末フィラー33質量部とを混合して混合物とし、この混合物を回転数1000rpmで3分間高速攪拌し、酸化マグネシウム、水酸化マグネシウムまたは酸化カルシウムの微粉末フィラーペーストを調製した。
「ウレタン樹脂組成物(IV)の調製」
上記のウレタンプレポリマー100質量部に、上記の酸化マグネシウム、水酸化マグネシウムまたは酸化カルシウムの微粉末フィラーペーストを添加して攪拌し、ウレタン樹脂組成物(IV)を調製した。
ただし、酸化マグネシウムペーストを、ウレタンプレポリマーのイソシアネート基に対する酸化マグネシウムのモル当量比(MgO/NCO)が1.0となるように添加した。
水酸化マグネシウムペーストを、ウレタンプレポリマーのイソシアネート基に対する水酸化マグネシウムのモル当量比(Mg(OH)2/NCO)が1.0となるように添加した。
酸化カルシウムペーストを、ウレタンプレポリマーのイソシアネート基に対する酸化カルシウムのモル当量比(CaO/NCO)が1.0となるように添加した。
上記のウレタンプレポリマー100質量部に、上記の酸化マグネシウム、水酸化マグネシウムまたは酸化カルシウムの微粉末フィラーペーストを添加して攪拌し、ウレタン樹脂組成物(IV)を調製した。
ただし、酸化マグネシウムペーストを、ウレタンプレポリマーのイソシアネート基に対する酸化マグネシウムのモル当量比(MgO/NCO)が1.0となるように添加した。
水酸化マグネシウムペーストを、ウレタンプレポリマーのイソシアネート基に対する水酸化マグネシウムのモル当量比(Mg(OH)2/NCO)が1.0となるように添加した。
酸化カルシウムペーストを、ウレタンプレポリマーのイソシアネート基に対する酸化カルシウムのモル当量比(CaO/NCO)が1.0となるように添加した。
「実施例M」
上記のウレタン樹脂組成物(III)100質量部に対して、アクリル樹脂エマルション(商品名:AP−1785、全固形分50.0%、昭和高分子製ポリゾール)を50質量部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物とアクリル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物とアクリル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表13に示した。
上記のウレタン樹脂組成物(III)100質量部に対して、アクリル樹脂エマルション(商品名:AP−1785、全固形分50.0%、昭和高分子製ポリゾール)を50質量部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物とアクリル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物とアクリル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表13に示した。
「比較例M」
上記のウレタン樹脂組成物(IV)100質量部に対して、アクリル樹脂エマルション(商品名:AP−1785、全固形分50.0%、昭和高分子製ポリゾール)を50質量部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物とアクリル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物とアクリル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表13に示した。
上記のウレタン樹脂組成物(IV)100質量部に対して、アクリル樹脂エマルション(商品名:AP−1785、全固形分50.0%、昭和高分子製ポリゾール)を50質量部の割合で添加し、攪拌機および金ヘラにて数分間、均一になるよう混合し、ウレタン樹脂組成物とアクリル樹脂エマルションの混合性を確認した。
その後、ウレタン樹脂組成物とアクリル樹脂エマルションの混合物を、厚さ約10mmとなるようにカップに流し込み、気温23℃、湿度50%、または、気温50℃の環境下にて24時間養生した後、硬化物を縦(厚さ)方向に切断して、その内部と表面の硬化具合および発泡の有無を目視にて確認した。
この結果を、実施例Aと同様の評価基準に従って表13に示した。
表13の結果から、実施例Mでは、高活性酸化マグネシウムペーストを、ウレタンプレポリマーのイソシアネート基に対する高活性酸化マグネシウムのモル当量比(MgO/NCO)が1.0以上となるように添加すれば、ウレタン樹脂組成物(III)と、アクリル樹脂エマルションの発泡性が優れることが確認された。また、中活性酸化マグネシウムペーストを、ウレタンプレポリマーのイソシアネート基に対する中活性酸化マグネシウムのモル当量比(MgO/NCO)が2.0以上となるように添加すれば、ウレタン樹脂組成物(III)と、アクリル樹脂エマルションの発泡性が優れることが確認された。さらに、低活性酸化マグネシウムペーストを、ウレタンプレポリマーのイソシアネート基に対する低活性酸化マグネシウムのモル当量比(MgO/NCO)が5.0以上となるように添加すれば、ウレタン樹脂組成物(III)と、アクリル樹脂エマルションの発泡性が優れることが確認された。
一方、比較例Mでは、一般的な酸化マグネシウム、水酸化マグネシウムまたは酸化カルシウムを用いた場合、ウレタン樹脂組成物(IV)と、アクリル樹脂エマルションの発泡性が劣ることが確認された。
一方、比較例Mでは、一般的な酸化マグネシウム、水酸化マグネシウムまたは酸化カルシウムを用いた場合、ウレタン樹脂組成物(IV)と、アクリル樹脂エマルションの発泡性が劣ることが確認された。
本発明のウレタン樹脂複合材は、塗工可能な時間(可使時間)を確保しながら硬化時間の短縮が図れ、厚塗りしても、発泡のない均一なエラストマーとして硬化し、高温多湿下での塗工や湿潤面への塗工も可能である。しかも、物性に優れた硬化物を得ることができるので、土木建築を含む各種構造物の防水材や止水材およびシール材などを含む幅広い用途に用いられる。
1・・・屋根部コンクリート、2・・・プライマー、3・・・防水層、4・・・トップコート、11・・・土留壁、12・・・不織布、13・・・防水層、14・・・躯体コンクリート。
Claims (11)
- 酸化マグネシウム、および、イソシアネート基を分子中に2個以上有するポリイソシアネート化合物を含むウレタン樹脂組成物と、水と乳化剤で乳化されたエマルション、ラテックスおよびアスファルト乳剤より選択される少なくとも1種と、を少なくとも含有してなり、前記水の含有量は、前記ウレタン樹脂組成物100質量部に対して、5〜300質量部であることを特徴とするウレタン樹脂複合材。
- 前記ウレタン樹脂組成物は、水酸基を1分子中に2個以上有するポリオール化合物と、ポリイソシアネート化合物とを反応させてなるウレタンプレポリマー;水酸基を1分子中に2個以上有するポリオール化合物と、ポリイソシアネート化合物のモノマーとを含む混合物;水酸基を1分子中に2個以上有するポリオール化合物と、ポリイソシアネート化合物のプレポリマーとを含む混合物からなる群より選択される少なくとも1種を含むことを特徴とする請求項1に記載のウレタン樹脂複合材。
- 前記酸化マグネシウムは、BET法による比表面積が30m2/g以上、ヨウ素吸着量が30ヨードmg/g以上であることを特徴とする請求項1または2に記載のウレタン樹脂複合材。
- 前記ウレタン樹脂組成物における前記酸化マグネシウムの含有量は、前記ポリイソシアネート化合物のイソシアネート基1モルに対して、1モル以上となる割合であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のウレタン樹脂複合材。
- 前記エマルション、前記ラテックスおよび前記アスファルト乳剤は、充填材を含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のウレタン樹脂複合材。
- 前記エマルション、前記ラテックスおよび前記アスファルト乳剤の含有量は、前記ウレタン樹脂組成物100質量部に対して、10〜600質量部であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のウレタン樹脂複合材。
- 前記アスファルト乳剤は、ストレートアスファルトを、アニオン系、ノニオン系、カチオン系およびクレー系からなる群より選択される少なくとも1種の乳化剤で乳化したものであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のウレタン樹脂複合材。
- 前記アスファルト乳剤は、スチレン−ブタジエン−スチレン、スチレン−イソプレン−スチレンおよびスチレン−エチレン/ブチレン−スチレンからなる群より選択される少なくとも1種のエラストマーもしくはポリオレフィンで改質したアスファルトを、アニオン系、ノニオン系、カチオン系およびクレー系からなる群より選択される少なくとも1種の乳化剤で乳化したものであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のウレタン樹脂複合材。
- 前記エマルションは、酢酸ビニル・ホモエマルション、酢酸ビニル・コポリエマルション、エチレン・酢酸ビニルエマルション、アクリルエマルション、アクリル・スチレンエマルション、塩化ビニリデンエマルション、水性ビニルウレタンエマルション、ウレタン系エマルションおよびエポキシ系エマルションからなる群より選択される少なくとも1種であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のウレタン樹脂複合材。
- 前記ラテックスは、スチレン・ブタジエン・ラバー・ラテックス、ポリブタジエン・ラバー・ラテックス、ニトリル・ブタジエン・ラバー・ラテックス、ブタジエン・スチレン・ビニル・ピリジン・ラテックス、メタクリレート・ブタジエン・ラバー・ラテックス、ポリクロロプレン・ラバー・ラテックスおよびイソプレン・ラテックスバー・ラテックスからなる群より選択される少なくとも1種であることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載のウレタン樹脂複合材。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載のウレタン樹脂複合材を硬化させてなることを特徴とするウレタン樹脂複合材硬化物。
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JP2010150205A JP2012012490A (ja) | 2010-06-30 | 2010-06-30 | ウレタン樹脂複合材およびその硬化物 |
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CN112759986A (zh) * | 2021-01-19 | 2021-05-07 | 浙江欣苗化工有限公司 | 一种集装箱地板双组分水性沥青涂料及其制备方法 |
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2010
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