JP2012012164A - 画像形成システム、及び封筒への封入方法 - Google Patents

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慎吾 松下
Kiichiro Goto
貴一郎 後藤
Junichi Iida
淳一 飯田
Takeshi Sasaki
剛 佐々木
Satoshi Saito
敏 齋藤
Ikuhisa Okamoto
育久 岡本
Junichi Tokita
淳一 土岐田
Akira Kunieda
晶 國枝
Kenhiro Watanabe
賢裕 渡邉
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Abstract

【課題】封筒への印字と封入物への印字をオンラインで可能とし、かつ、封筒と封入物の紐付けを簡単なシステム構成で実現できるようにする。
【解決手段】封入物又は封筒に画像形成する画像形成手段と、封筒に封入物を封入する封入手段と、を有する画像形成システムにおいて、封筒と封入物を選択してそれぞれに対する画像設定を行い(S201〜206)、封入物に画像形成した後、封入物積載手段に排紙して積載し(ステップ207〜219)、次いで、封筒に対して画像形成を行い、封筒と紐付けされた封入物を順次封入する(S220〜231)。
【選択図】図22

Description

封筒の内部に折り処理された封入物を封入する封入する機能を有する画像形成システム、及び封入物を封筒へ封入する封入方法に関する。
封筒に封入物を封入し、封緘する紙処理において、既に画像形成された封入物を用いて、画像形成装置とはオフラインにて決められた封入物、封筒によってそれらの処理を大量に行う封入封緘装置は既に知られている。しかし、これまでの封入封緘装置は画像形成装置とはオフラインであったため、小ロットの封入、封緘処理においては、封入物を作成する工程と、封入、封緘を行う工程が別の装置で実行されると、処理時間のロスが大きくなる。そこで小ロットの封入封緘を行う際に時間のロスをなくすために画像形成装置と封入封緘装置をオンラインで接続し、1つのシステム、すなわち1つの封入封緘システムで前記作業を全て行うことが要求されている。
この要求に応えたものとして、例えば、特許文献1(特許第3666284号公報)記載の発明が公知である。この発明は、封入物に対して識別コードを印字しておき、識別コード毎に宛名単位で封入物の名寄せを行ことによって宛名毎に封入封緘を行うため、整列状態にして順次移送する複数の区分けポケットを有し、区分けポケットを移動させながら用紙などの丁合物を受け入れる搬送ラインと、この搬送ラインを移動する区分けポケットに、単位用紙を宛先毎に必要な用紙を供給する単位用紙供給部と、前記搬送ラインを移動する区分けポケットに、連続状態で予め宛先順に印字された連続用紙を宛先単位に切断してなる切断用紙を供給する切断用紙供給部と、前記搬送ラインを移動する区分けポケット毎に該区分けポケットの単位用紙と切断用紙とからなる丁合物を丁合又は袋綴じする集合処理部と、が配置されるとともに、宛先単位に単位用紙と切断用紙を供給するためのデータベースと、前記データベースに基づいて、宛先順に移動する前記区分けポケットへ単位用紙と切断用紙の供給タイミングをコントロールして丁合又は袋綴じするように搬送ラインと単位用紙供給部と切断用紙供給部と集合処理部とを制御する制御部とを備え、前記宛先順に印字された連続用紙に宛先単位毎に区分け識別するための識別コードを付与する識別コード付与装置を前記切断用紙供給部に設けたものである。
従来のオフラインで封入封緘を行うシステムでは、宛名などが印字された封筒に、宛名毎に指定された封入物を封筒に封入する際に、封筒、封入それぞれ別々印刷し、封入封緘装置で封入及び封緘を行うので、封筒と封入物の紐付けを行う必要があった。また、検品を行う必要があることからシステムの規模が大きくなり、あるいは、複雑になってしまっていた。
また、オンラインで封入封緘を行う前記特許文献1記載の発明では、識別コード付与装置あるいはコード読み取り装置などが必要であり、システムの複雑化は避けられなかった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、封筒への印字と封入物への印字をオンラインで可能とし、かつ、封筒と封入物の紐付けを簡単なシステム構成で実現できるようにすることにある。
前記課題を解決するため、第1の手段は、封入物又は封筒に画像形成する画像形成手段と、封筒に封入物を封入する封入手段と、を有する画像形成システムにおいて、前記封筒を選択する封筒選択手段と、前記封入物を選択する封入物選択手段と、前記封筒に対して画像形成に関する設定を行う封筒設定手段と、前記封入物に対して画像形成に関する設定を行う封入物設定手段と、前記選択された封筒に前記封筒設定手段によって設定された画像を形成させ、前記選択された封入物に封入物設定手段によって設定された画像を形成させ、前記封筒選択手段によって選択された封筒に、前記封入物選択手段によって選択された封入物を前記封入手段によって封入する制御手段と、を備えていることを特徴とする。
この場合、前記封筒設定手段は前記封筒に宛名情報に関する画像を設定する。また、操作表示装置を設け、前記宛名情報は、郵便番号、住所、送り先名とし、当該宛名情報は前記操作表示装置から入力されるようにすると良い。
さらに、画像形成された封入物を積載する積載手段と、前記積載手段に積載された封入物を前記封入手段へ給紙する給紙搬送手段と、を設け、封入される封筒が複数部の場合には、前記制御手段が、複数部の封入物に対して画像形成して前記積載手段に積載し、その後、前記封筒に画像形成し、前記封入物を前記積載手段から前記給紙搬送手段を使用して封入手段へ搬送して封入するようにする。
その際、前記封筒に封入する封入物の枚数をカウントするカウント手段をさらに備え、前記制御手段はカウント手段によってカウントした枚数だけ封筒に封入するようにする。 封入においては、前記制御手段は、入力された封入物設定手段の画像情報の順番と逆の順番で封入物に対して画像形成させ、あるいは、入力された封筒設定手段の画像情報の順番と逆の順番で封入物に対して画像形成させ、あるいは、1つの封筒に複数枚の封入物を封入する場合、入力された封入物設定手段の画像情報の画像形成を最終頁から開始するようにすると良い。
なお、前記画像形成手段を画像形成装置から、前記封入手段を封入装置からそれぞれ構成し、両者をオンラインで接続して1つの画像形成システムを構成することもできる。
第2の手段は、封入物又は封筒に画像形成する画像形成手段と、封筒に封入物を封入する封入手段と、を有する画像形成システムの封入物の封筒への封入方法において、前記封筒を選択する封筒選択工程と、前記内容物を選択する内容物選択工程と、前記封筒に対して画像形成に関する設定を行う封筒設定工程と、前記封入物に対して画像形成に関する設定を行う封入物設定工程と、前記選択された封筒に前記封筒設定工程で設定された画像を形成させ、前記選択された封入物に封入物設定工程で設定された画像を形成させ、前記封筒選択工程で選択された封筒に、前記内容物選択工程で選択された内容物を前記封入手段によって封入する封入工程と、を備えていることを特徴とする。
なお、後述の実施形態では、画像形成手段は画像形成装置1内部の画像形成要素に、封入手段はパックユニット19若しくは封入装置3に、封入物は封入物若しくは用紙Pに、封筒は符号Pfに、封筒選択手段は封筒選択ボタンa13に、封入物選択手段は封入物(用紙)選択ボタンa12に、封筒設定手段は封筒設定ボタンa2に、封入物設定手段は封入物設定ボタンa3に、制御手段はCPU1U及びCPU3Uに、操作表示装置は操作パネル1−A若しくは操作表示画面aに、積載手段は封入物積載手段46に、給紙搬送手段は給紙手段47及び搬送手段48に、カウント手段はCPU1Uに、画像形成装置は符号1に、封入装置は符号3に、それぞれ対応する。
本発明によれば、選択された封筒に封筒設定手段によって設定された画像を形成させ、選択された封入物に封入物設定手段によって設定された画像を形成させ、封筒選択手段によって選択された封筒に、封入物選択手段によって選択された封入物を封入手段によって封入するので、封筒への印字と封入物への印字をオンラインで可能とし、かつ、封筒と封入物の紐付けを簡単なシステム構成で実現することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成システムのシステム構成を示す図である。 図1に示した画像形成システムの制御構成を示す図である。 図1に示した画像形成システムの封入装置の内部構造を示す図である。 図1に示した画像形成システムの画像形成装置の給紙段の各給紙カセットと用紙サイズ検知手段及び封筒サイズ検知手段を共に兼ねるサイズ検知系を示す斜視図である。 画像形成装置の給紙段の各給紙カセットと用紙サイズ検知手段及び封筒サイズ検知手段を共に兼ねるサイズ検知系の他の例を示す斜視図である。 図5の横断面図である。 封入装置における封筒チャック部の構成を示す要部断面図である。 封筒チャック部において封筒が開口部を開封マイラの下端よりも下側で保持された状態を示す要部断面図である。 封筒チャック部において封筒内に開封マイラの下端が入り込んだ状態を示す要部断面図である。 チャックコロの逆回転を停止させ、封筒の上昇動作が停止するときの状態を示す斜視図である。 封入装置のパックユニットの構成を示す正面図である。 画像形成装置の上部に設置される操作パネルの正面図である。 図12に示した操作パネルの操作表示画面の表示例を示す図である。 封筒設定の場合の操作パネルの操作表示画面の表示例を示す図である。 封筒の外形を示す図である。 封入物設定の場合の操作表示パネルの操作表示画面の表示例を示す図である。 封入物である用紙の外形を示す図である。 封入印刷時の処理手順を示すフローチャートである。 封筒の宛名情報の印字部分を示す説明図である。 図13の封筒設定ボタンを押下したときの操作表示パネルの宛名入力画面を示す図である。 封入物を一時的にスタックしておき、封入処理時に再給紙するスタック給紙手段を有する封入装置を示す図である。 画像形成装置の封筒の出力順を変更することにより前記ずれが生じないようにしたときの制御手順を示すフローチャートである。 封筒の順序を基準として処理するときの制御手順を示すフローチャートである。 封入物が複数枚あった場合の処理の制御手順を示すフローチャートである。
本発明は、画像形成装置と封入装置が接続されている画像形成システムにおいて、使用者が封筒と封入物を画像形成装置にて印字を行い、封入処理を可能としたもので、その際、封筒と封入物をそれぞれ指定して画像形成し、封筒と封入物の出力順を規定することにより、封筒と封入物の紐付けを容易にし、封入物を確実に対応する封筒内に封入できるようにしたものである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成システムのシステム構成を示す図である。同図において、本実施形態に係る画像形成システムは、画像形成装置1と封入装置3とから基本的に構成され、画像形成装置1の上部には自動原稿給送装置(以下、ADF[Automatic Document Feeder]と称す。)と表示装置付きの操作パネル1−Aが、下部には複数の給紙段1−Bがそれぞれ設置されている。封入装置3は画像形成装置1の排紙側に連結され、最下流に封入された封筒を積載する積載トレイ3−Aが設けられている。なお、画像形成装置1としては例えばMFP(Multi Function Peripheral)などの画像形成機能を有する装置が使用される。
封入を行う封筒、封入物は画像形成装置1にある給紙段1−Bにそれぞれセットされており、画像形成装置1から封入装置3へそれぞれ搬送され、封入装置3内で封入された後に積載トレイ3−Aに排出される。
図2は、図1に示した画像形成システムの制御構成を示す図である。図2において、オンラインの画像形成システムは、画像形成装置1に対して封入装置3が接続されている。画像形成装置1及び封入装置3はそれぞれCPU1U,3Uと通信ポート1P,3Pを備え、画像形成装置1と封入装置3は通信ポート1Pと3Pにより相互に通信可能となっている。操作パネル1−Aは画像形成装置1に図示しないI/Fにより接続され、画像形成装置1のCPU1Uからの表示指示により後述の表示が実行され、操作パネル1−Aからのキー入力若しくはタッチ入力により画像形成装置1に対してユーザから操作入力が行われる。
図3は本実施形態における封入装置3の内部構造を示す図である。
画像形成装置1の給紙段1−Bにセットされた封筒は画像形成装置1内部の画像形成要素に給紙され、宛名等を画像形成(印字)され、封入装置3へ搬送されてくる。封筒は入口搬送路5から搬入され、入口センサ4によって検知された後、各搬送ローラが駆動されて封筒の搬送が開始される。図3では、上搬送分岐爪6は下搬送路9に導く位置(上搬送路7を封鎖し、下搬送路9を開放する位置)へ回動しており、封筒は下搬送路9へ導かれ、搬送されていく。下搬送路9の縦搬送路11と封入物搬送路12の分岐位置には下搬送分岐爪10が設けられ、下搬送分岐爪10は縦搬送路11に封筒を導く位置(図3において図示反時計方向に回動し、縦搬送路11側を開放した位置)へ移動している。これにより、封筒は縦搬送路11へ搬送されていく。縦搬送路11の最下流側にはチャックコロ対20が設けられ、封筒のまち部を噛んだ状態で保持し、封入物が封入されてくるのを待つ。このとき揺動コロ対22は矢印の方向へ退避しており、封筒とは接しない位置に位置している。
画像形成装置1では、ADF2から搬送された原稿を読み取った後、読み取った原稿サイズに対応したサイズの用紙が給紙段1−Bから画像形成装置1内に給紙され、画像形成された後に封入装置3へ搬送される。封入物が入口搬送路5に搬入され、入口センサ4によって検知されると、各搬送ローラが駆動され、封入物の搬送が開始される。
上搬送分岐爪6は下搬送路9に封入物を導く位置へ移動しており、封入物は下搬送路9へ搬送されていく。さらに下搬送分岐爪51は封入物搬送路12に導く位置(図3に示した位置)へ移動しており、封入物は封入物搬送路12へ搬送されていく。封入物は封入物排紙センサ13を通過し、中間トレイ15へ排出される。封入物が中間トレイ15に排出された後、戻しコロ14は中間トレイ15に接する位置へ移動し、封入物を後端ストッパ18の方向へ搬送する。搬送完了後、サイドジョガー対17によって整合動作を行い、封入物の搬送方向と直交する方向から当接して、所謂幅方向の揃え動作を行う。この動作を封筒に封入する全ての封入物が揃うまで繰り返す。
封入物が全て中間トレイ15上に積載された後、後端ストッパ18は矢印の方向へ退避する。退避後先端ストッパ16は矢印の方向へ移動を開始し、封入物束をパックユニット19内へ搬送し、封入物束はパックユニット19内の後述の上下のコロ42,43にニップされる(図11参照)。封入物のパックユニット19への搬送完了後、パックユニット19は支軸49を回動支点として矢印の方向へ移動し、封入物束は、チャックコロ対20で保持された封筒へパックユニット19内の前記コロ42,43によって搬送され、封筒内に封入される。封入完了後、揺動コロ対22は矢印と逆方向に移動し、封筒の排紙搬送路23への搬送を開始する。封筒は排紙搬送路23内を搬送され、封筒排紙センサ24を通過し、封筒積載トレイ26へ排紙される。
なお、上搬送分岐爪6は上排紙トレイ25側の上搬送路507と下搬送路509の分岐部に設けられ、図3に示した位置とは逆側の分岐位置(図3の位置から時計方向に回動し、上搬送路7側が開放される位置)に位置した場合には、封筒あるいは封入物は上搬送路7から上排紙トレイ25に排出される。なお、符号8は上排紙トレイ25に排紙される封筒や封入物を検知する排紙センサである。
図4は画像形成装置1の給紙段1−Bの各給紙カセットと用紙サイズ検知手段及び封筒サイズ検知手段を共に兼ねるサイズ検知系の構成を示す斜視図である。同図において、給紙段1−Bの各給紙カセットには、収納する各用紙サイズ又は封筒サイズにそれぞれ対応させて形成したサイズ指示板27が取り付けてある。給紙カセットを装置本体にセットすると本体側にそのサイズ指示板27に対応させて設けてあるサイズ検知センサ28がそのサイズ指示板27を検知してカセット内に入っている用紙又は封筒(図4では封筒Pfがセットされている。)のサイズを検知する。なお、給紙カセットの各側面には、サイズシール29が貼着され、ユーザがカセット内の収納物のサイズを一目でわかるようにしてある。
図5は画像形成装置1の給紙段1−Bの各給紙カセットと用紙サイズ検知手段及び封筒サイズ検知手段を共に兼ねるサイズ検知系の他の例を示す斜視図、図6は図5の横断面図である。
図5及び図6に示すように本実施形態における給紙段1−Bでは、底板30上に用紙あるいは封筒Pfを載置し、それを図6に示すガイドロッド33に沿って矢示A方向にスライド可能な一対のサイドガイド31,32によって挟んで底板30の中央位置にセットする。その底板30の下側には、サイドガイド32の位置を検知することにより底板30上の用紙サイズを検知するサイズ検知装置34を配設し、それによって検知した値を予め記憶させてあるサイズデータと比較して、底板30上にセットされている用紙又は封筒Pfのサイズを認知することができるようにしている。サイズ検知装置34としては、例えば可変抵抗型位置センサが使用される。用紙サイズはこの可変抵抗型位置センサから出力される抵抗値若しくは抵抗値の変化からCPU1Uで容易に検出することができる。
図7は、封入装置3における封筒チャック部の構成を示す要部断面図である。同図において、封筒チャック部38は、縦搬送路11の最下流に設けられ、上下方向に互いに圧接して回転可能な一対のチャックコロ20,36(ローラでも良い)とからなる。チャックコロ20,36の上流側の縦搬送路11には、チャックコロ20,36のニップ部に封筒Pfを案内する封筒ガイド35,39と、封筒検知用センサ37とが設けられ、下側のチャックコロ20の一部に弾性変形可能なシート状の開封部材となる開封マイラ21の一部が当接している。封筒検知用センサ37はニップ部の搬送上流側に設けられ、開封マイラ21は、チャックコロ20,36によって保持される封筒Pfの開口部内に一部を挿入させることによって封筒を開封し得る位置に配設されている。
チャックコロ20,36は、略垂直方向に並んで配置され、互いに圧接している。また、封筒ガイド35,39は、封筒Pfを縦搬送路11から用紙が移送される位置へ案内してチャックコロ20,36のニップ部へ導くと共に、チャックコロ20,36に達した封筒Pfをさらに下方へ導き、その際に封筒を下側のチャックコロ20に略沿わせて案内する。
開封マイラ21は、例えば薄いフィルム状の樹脂材で形成され、チャックコロ20に近接して配設されている。開封マイラ21の上端側は固定されており、通常は下端部より少し上側の部分が下側のチャックコロ20に材料自身の持つ弾性力によって所定の加圧力で当接している。
図8は封筒チャック部38において封筒が開口部Ponを開封マイラ21の下端よりも下側で保持された状態を示す要部断面図、図9は封筒チャック部38において封筒内に開封マイラ21の下端が入り込んだ状態を示す要部断面図である。
この封筒チャック部38は、封筒Pfが下方へ向けて搬送されてくると、それを封筒ガイド35,39によってチャックコロ20,36間に案内する。次にその封筒Pfは、それぞれ回転するチャックコロ20,36の搬送力によってチャックコロ20と開封マイラ21の間へ送られる。用紙を封筒内へ案内する際には、封筒Pfのフラップ(封筒代)Pfcの部分が図8に示すようにチャックコロ20,36によって互いに挟持される位置で停止させる。この位置は、センサ37がフラップPfcの端部の通過を検知した位置であり、CPU3Uは、チャックコロ20,36を回転駆動する図示しない駆動モータの回転を停止させる。これにより、封筒Pfは停止する。このとき、封筒Pfの開口部Ponは同図に示すように開封マイラ21の下端21aよりも下側に位置する。
次に、CPU3Uはチャックコロ20,36を逆回転させる(矢示E方向)。これにより、封筒Pfがスイッチバックして縦搬送路11を上方向に搬送される。その際、開封マイラ21は自己の弾性力によって下端側が封筒のフラップPfcの部分に接しているので、その開封マイラの下端21aが図9に示すように封筒の開口部Pon内に入り込む。この状態で、チャックコロ20,36の逆回転を停止させることにより、封筒Pfの上昇動作が止まる。図10は、このときの状態を示す斜視図であり、封筒Pfは、同図に示すように開封マイラ21の下端21aが封筒Pfの開口部Pon内に挿入された開封状態にセットされる。
図11は封入装置3のパックユニット19の構成を示す正面図である。同図において、パックユニット19は、上パック部40と下パック部41とからなり、その上パック部40に上コロ42が、下パック部に下コロ43がそれぞれ回転可能に取り付けられている。また、前記上下のパック部40,41の右端側には挿入ガイド44,45が取り付けられている。挿入ガイド44,45は、基端側が上下のバック部40,41に回動可能に支持され、両者は弱いバネによって先端側が互いに接近するように付勢されている。これにより、束状の封入物が挿入ガイド44,45間を通過する際には、両挿入ガイド44,45が押し開かれ、封入物(用紙)は大きな抵抗を受けることなく搬送される。
パックユニット19は、パックユニット19を回動可能に支持する支軸49を支点に回動し、図10に示した状態で待機した開封マイラ21とフラップPfcとの間に両挿入ガイド44,45が挿入される。この状態で前述のように退避後先端ストッパ16が矢印の方向へ移動し、上下のコロ42,43が駆動され、封入物は、両挿入ガイド44,45間を通って封筒内に搬送される。
図12は画像形成装置1の上部に設置されている操作パネル1−Aの正面図である。同図において、操作パネル1−Aは、操作表示画面a、テンキーb、ストップキーc、スタートキーd、電源キーe、機能選択キー群fを備えている。操作表示画面aにメッセージや入力キーが階層表示され、テンキーbは数字入力を行う。ストップキーcは処理の停止を入力し、スタートキーdは画像形成開始のトリガー信号を付与する。電源キーeは電源のON/OFFを制御する。機能選択キー群fは、コピー、プリンタ、スキャナなどの各機能を選択するためキーが複数設置されたものである。
図13は図12に示した操作パネル1−Aの操作表示画面aの表示例を示す図である。同図の表示例は、画像形成装置1の給紙段1−Bの1段目にA4Yの用紙、2段目にはA4Yサイズの用紙が入る封筒がセットされているときの状態の例である。図13では、自動用紙選択ボタンa11、封入物(用紙)選択ボタンa12、封筒選択ボタンa13が設けられ、自動用紙選択ボタンa11が選択され、選択された用紙と封筒が表示されている。なお、ここでは、封入物(用紙)及び封筒がそれぞれ1種類しか表示されていないので、選択の余地はないが、複数種の封入物(用紙)及び封筒が給紙段1−Bにセットされていれば、それらが表示され、その中から選択することになる。
封筒への封入処理を行うため、図13の操作表示画面aにある「封入」のタブの封入ボタンa1を押下する。「封入」のタブには「封筒設定」と「封入物設定」のボタンa2,a3があり、封筒、封入物それぞれに対して画像形成に関する設定を行うことができる。
以下、図13の設定を例にとる。図14は封筒設定の場合の操作パネル1−Aの操作表示画面aの表示例を示す図である。
図13の操作表示画面aにおいて、「封筒設定」ボタンa2が押下されると、図13の下の階層の図14の設定画面に切り替る。図14の設定画面では、封筒に対する画像形成に対して次のような設定を行うことができる。なお、通常の画像形成装置と同じように詳細は設定(例えば、印字濃度、印字倍率等)が可能であるが、ここでは代表的なもののみ設定する。
(1)用紙設定
給紙段1−Bにセットされた用紙P(図17参照)から、使用する用紙Pを選択する。ただし、封筒設定では用紙Pは封筒Pfからしか選択することはできない。
(2)画像設定
封筒Pfに印字する画像を設定する。「封入」タブ内の「画像取り込み」ボタンa4を押下し、封筒Pfに印字する画像の取り込みを行う。取り込みを行う手段として、ADF2に原稿をセットして、スキャナによる画像取り込み、又はパーソナルコンピュータ(PC)からの入力でも良い。ただし、封筒1枚分の画像しか取り込むことはできない。これは、封筒Pfは1枚しか使用できないからである。
(3)設定終了
全ての設定が完了したら、「封入」タブにある「設定終了」ボタンa5を押下することにより、封筒Pfの画像形成に関する設定を完了させることができる。
図15は封筒Pfの外形を示す図である。斜線で示している部分が封筒印字部Pf1である。「封筒設定」で設定された画像は、この封筒印字部Pf1の範囲内に形成される。図15では、例として片面となっているが、設定によっては両面に印字(画像形成)することも可能である。
図16は封入物設定の場合の操作表示パネル1−Aの操作表示画面aの表示例を示す図である。
図13の操作表示画面aにおいて、「封入物設定」ボタンa3が押下されると、図13の下の階層の図16の設定画面に切り替る。図16の設定画面では、封入物(本実施形態では用紙P)に対する画像形成に対して次のような設定を行うことができる。なお、通常の画像形成装置と同じように詳細は設定(例えば、印字濃度、印字倍率等)が可能であるが、ここでは代表的なもののみ設定する。
(1)用紙設定
給紙段1−Bにセットされた用紙Pから、使用する用紙Pを選択する。
(2)画像設定
封入物に印字する画像を設定する。「封入」タブ内の「画像取り込み」ボタンa4を押下し、封入物に印字する画像の取り込みを行う。取り込みを行う手段として、ADF2に原稿をセットして、スキャナによる画像取り込み、又はパーソナルコンピュータ(PC)からの入力でも良い
(3)設定終了
全ての設定が完了したら、「封入」タブにある「設定終了」ボタンa5を押下することにより、封入物の画像形成に関する設定を完了させることができる。
図17は封入物である用紙Pの外形を示す図である。斜線で示している部分が封入物印字部P1である。「封入物設定」にて設定された画像は、この封入物印字部P1の範囲内に画像形成される。図17では、例として片面となっているが、設定によっては両面に印字することも可能である。封入物の画像形成は画像入力された枚数分だけ行われる。
図18は封入印刷時の処理手順を示すフローチャートである。
封入印刷を行う場合、初めに「封筒設定」及び「封入物設定」を実行する(ステップS101,S102)。「封筒設定」及び「封入物設定」はどちらを先に設定を行っても良い。設定が完了したら、操作パネル1−A上にあるスタートボタンdを押下し、封入印刷を開始させる(ステップS103)。
封入印刷が開始されると、「封筒設定」によって設定された給紙段1−Bから封筒が給紙され、「封筒設定」にて設定された画像を封筒に対して形成し(ステップS104)、封筒Pfは封入装置3のチャックコロ対20まで搬送される。
「封入物設定」にて設定された給紙段からは用紙Pが給紙され、「封入物設定」によって設定された画像を用紙Pに形成し(ステップS105)、封入装置3の中間トレイ15まで搬送される。用紙は、設定された枚数分給紙され、1枚ずつ画像形成され、中間トレイ15まで搬送されるという工程を繰り返し、設定された枚数の用紙Pに画像形成が完了すると、封入処理が行われる(ステップS106)。封入処理が完了した封筒Pfは封筒積載トレイ26へ排紙される。
図19は封筒Pfの宛名情報の印字部分を示す説明図である。封筒Pfに印字する画像は宛名情報であり、宛名情報は、「郵便番号」、「住所」、「送り先名」から成り立っている。図19では、郵便番号印字部Pfa、住所印字部Pfb、及び送り先名印字部Pfcが設定されている。このように「封筒設定」で「画像設定」が行われる際、入力された情報は対応した各印字部Pfa,b,cへ印字される。そのため、画像設定で入力される情報は、「郵便番号」、「住所」、「送り先名」であり、これらをそれぞれ入力する必要がある。
図20は、図13の封筒設定ボタンa2を押下し、下の階層の図示しない画像設定を選択したときの操作表示パネルの宛名入力画面を示す図である。宛名入力画面a6では、「郵便番号」入力欄a7、「住所」入力欄a8、「送り先名」入力欄a9からそれぞれの入力を行う。この入力では、「郵便番号」入力欄a7にタッチすると、数字入力のためのテンキーが表示され、このテンキーから郵便番号を入力すると「郵便番号」入力欄a7に郵便番号が入力される。同様に「住所」入力欄a8にタッチすると、テンキー及び50音及びABCキーを含む文字入力キーが表示され、この文字入力キーから入力すると、「住所」入力欄a8に入力される。「送り先名」入力欄a9からの入力も同様である。一旦入力されると、登録の是非が確認され、登録すると、例えば次回からいずれかを入力すると、他の欄も自動的に入力される。この入力されたデータに基づいて、前記図19の各印字部Pfa,b,cに郵便番号、住所、及び送り先名が印字される。
図21は、封入物を一時的にスタックしておき、封入処理時に再給紙するスタック給紙手段を有する封入装置を示す図である。この封入装置3’は図3の封入装置3に対して封入物をスタックしておく封入物積載手段46と、この封入物積載手段46から中間トレイ15へ給紙する給紙手段47及び搬送手段48を備えたものである。
封入物積載手段46は、画像形成装置1で画像形成された封入物が排紙され、積載する機能を有し、傾斜した積載トレイを備えている。給紙手段47は、この積載トレイの下端部から封入物搬送路12に封入物を給紙するための給紙ローラを備え、搬送手段48は給紙手段47によってピックアップした封入物を封入物搬送路12に搬送する。
封入物積載手段46は生産性の低下を防止するために設けられている。すなわち、封筒Pfと封入物の紙種や紙厚等の違いにより、画像形成する際の定着温度等の違いが発生する場合がある。その場合、複数部の封入物を作成する際には、封筒と封入物を交互に印刷すると、それぞれの設定に合わせた温度に調整する度に時間を消費し、生産性が低下する。そこで、封入物積載手段46、給紙手段47及び搬送手段48を設けると、初めに封入物について全て画像形成を行い、封入物積載手段46に積載し、その後、封筒に対して順次画像形成し、封入処理を行うことができる。これにより、温度調整は最小で済み、生産性の低下を招くこともなくなる。
ところで、封入物を封入物積載手段46に一次スタックし、封入処理を行う際、
(1)封筒に何枚封入物を挿入すれば良いか封入装置は判断できない。
(2)封入物と封筒の出力順に矛盾が発生する。
などの問題が生じる場合がある。
この問題に対処するには、前記(1)については、画像形成装置1のCPU1Uによって該当する封筒に封入する封入物の枚数をカウントし、封入装置3’にそのカウント数を通知する。これにより封入装置3’は何枚の封入物を封筒Pfに封入すれば良いか判断でき、枚数分だけ封入物積載手段46から給紙することによって前記問題を解決することができる。なお、この判断は、図2に示した封入装置3のCPU3Uと同等のCPUが実行する。
また、前記(2)については、封入物積載手段46に積載される封入物は、画像形成装置1から出力された順に上へ積まれていくが、給紙手段47によって給紙される際には一番上の封入物から給紙されていく。以下、封入物が3枚、封筒が3枚、各封筒に1枚ずつ封入物が封入される場合を例にとり説明する。なお、以下の説明では、各番号の封入物がその番号の封筒に封入されるものとしている。
・画像形成装置による封入物印刷順番:封入物(1)→封入物(2)→封入物(3)
・封入物積載部から給紙される順番:封入物(3)→封入物(2)→封入物(1)
この場合、封筒Pfの順序が封入物の印刷順と同じにしてしまうと、
・封筒印刷順番:封筒(1)→封筒(2)→封筒(3)
となり、封筒と封入物の組み合わせが、
封筒(1):封入物(3)
封筒(2):封入物(2)
封筒(3):封入物(1)
のようになる。そこで、本実施形態では、画像形成装置の封筒Pfの出力順を変更することにより前記ずれが生じないようにしている。
図22は、このときの制御手順を示すフローチャートである。
同図において、各番号(1)〜(3)の封筒Pfと封入物の設定を完了した後(ステップS201〜S206)、スタートボタンdが押下されると(ステップS207)、封入物(1)の画像形成を行い(ステップS208)、封入物(1)の枚数をカウントする(ステップS209)。この処理を封入物(1)の全枚数の画像形成を終了するまで繰り返し(ステップS210)、終了すると、封入物(2)及び(3)について同様の処理を実行する(ステップS211〜ステップS216)。そして、封入物(1)から(3)の封入物積載手段46への排紙が完了すると(ステップS217〜S219)、封筒(3)への画像形成を実行する(ステップS220)。
次いで、封入物(3)の枚数のカウント値を封入装置3’へ通知し(ステップS221)、封入物積載手段46から枚数カウント値の枚数を中間トレイ15側へ給紙する(ステップS222)。そして、中間トレイ15から封入物(3)の封筒(3)に対する封入処理を実行する(ステップS223)。同様の処理を封筒(2)及び封入物(2)、封筒(1)及び封入物(1)に対して実行し、封入物(1)の封筒(1)に対する封入処理が終了した時点で(ステップS224〜S231)処理を終える。
このように処理することにより、封筒Pfと封入物との対応を取った上で封入処理が可能となる。
しかし、図22の制御手順では、封入後の封筒の順序が利用者の意図した順番(設定した順番)と逆の順序で出力され、封筒積載トレイ26に排出されてしまう。このことが利用者に対して不便さを感じさせることになる。そこで、封筒Pfの順序を基準として処理するようにすれば、利用者の指定したとおりの順番で封入後の封筒Pfが封筒積載トレイ26へ積載させることができる。図23は、このように処理するときの制御手順を示すフローチャートである。この図23のフローチャートでは、図22のフローチャートに対して異なるステップについて「′」を付して説明する。
図23において、ステップS201からステップS206までは、図22と同じ処理を実行し、ステップS207でスタートボタンdが押下されると、封入物(3)の画像形成を行い(ステップS208’)、封入物(3)の枚数をカウントする(ステップS209’)。この処理を封入物(3)の全枚数の画像形成を終了するまで繰り返し(ステップS210’)、終了すると、封入物(2)及び(1)について同様の処理を実行する(ステップS211,S212,S213、ステップS214’,S215’,S216’)。
そして、封入物(3)、(2)、(1)の封入物積載手段46への排紙が完了すると(ステップS217’〜S219’)、封筒(1)への画像形成を実行する(ステップS220’)。
次いで、封入物(1)の枚数のカウント値を封入装置3’へ通知し(ステップS221’)、封入物積載手段46から枚数カウント値の枚数を中間トレイ15側へ給紙する(ステップS222)。そして、中間トレイ15から封入物(1)の封筒(1)に対する封入処理を実行する(ステップS223’)。同様の処理を封筒(2)及び封入物(2)、封筒(3)及び封入物(3)に対して実行し、封入物(3)の封筒(3)に対する封入処理が終了した時点で(ステップS224,S225,S226、S227、ステップS228’、S229’、S230、S231’)処理を終える。
このように処理することにより、封筒Pfと封入物との対応を取った上、利用者の指定した順序での封入処理が可能となる。
一方、封入物が複数枚あった場合、封入物を封入物積載手段46に一次スタックし、封入処理を行う際、前述の(2)で説明したように、封入物の順序が利用者の意図した順番(設定した順番)と逆の順序で出力され封筒に封入されてしまう。すなわち、封入物(1)がA〜Cまであるとすると、
画像形成装置による封入物印刷順番:封入物(1):A→封入物(2):B→封入物(3):C
封入物積載手段から給紙される順番:封入物(3):C→封入物(2):B→封入物(1):A
となる。そこで、これを防ぐために、封入物(1):A〜Cの画像形成順を最終頁(図24の場合は封入物(1):C)から行うように処理する。
図24はこのときの処理の制御手順を示すフローチャートである。同図において、番号(1)の封筒Pfと番号(1)封入物の設定を完了した後(ステップS301〜S302)、スタートボタンdが押下されると(ステップS303)、封入物(1)の1頁分の画像形成を行い(ステップS305)、封入物(1)の枚数をカウントする(ステップS306)。この処理を封入物(1)の全枚数の画像形成を終了するまで繰り返し(ステップS307)、終了した後、封入物(1)の封入物積載手段46への排紙が完了し(ステップS308)、封筒(1)への画像形成を実行する(ステップS309)。
次いで、封入物(1)の枚数カウント値を封入装置3’に通知し(ステップS310)、封入物載置手段46から枚数カウント値の枚数の封入物を中間トレイ15に搬送し(ステップS311)、中間トレイ15から封筒(1)への封入処理を実行する(ステップS312)。これにより、封入物は最終頁から画像形成され、最初の頁から封入されるので、利用者の意図した通りの順序で封入処理されることになる。
以上のように、本実施形態によれば、
(1)画像形成装置1と封入装置3をオンラインで接続したシンプルな構成で、封入物の名寄せや封筒と封入物の紐付けが容易に行える。
(2)複雑な装置や特別な装置が不要なので、高い信頼性を確保することができる。
(3)封筒Pfと封入物Pの画像形成の順序を変更することにより、生産性の向上を図ることができる。
(4)操作パネル1−Aからのタッチ入力という簡単な操作で封入物の名寄せや封筒と封入物の紐付けが可能となる。
等の効果を奏する。
なお、本発明は以上に述べた本実施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能であり、特許請求の範囲に記載された発明の技術思想に含まれる技術的事項の全てが本発明の対象となる。
1 画像形成装置
1−A 操作パネル
1U (画像形成装置の)CPU
3 封入装置
3U (封入装置の)CPU
19 パックユニット
46 封入物積載手段
47 給紙手段
48 搬送手段
a 操作表示画面
a2 封筒設定ボタン
a3 封入物設定ボタン
a12 封入物(用紙)選択ボタン
a13 封筒選択ボタン
P 用紙(封入物)
Pf 封筒
特許第3666284号公報

Claims (10)

  1. 封入物又は封筒に画像形成する画像形成手段と、
    封筒に封入物を封入する封入手段と、
    を有する画像形成システムにおいて、
    前記封筒を選択する封筒選択手段と、
    前記封入物を選択する封入物選択手段と、
    前記封筒に対して画像形成に関する設定を行う封筒設定手段と、
    前記封入物に対して画像形成に関する設定を行う封入物設定手段と、
    前記選択された封筒に前記封筒設定手段によって設定された画像を形成させ、前記選択された封入物に封入物設定手段によって設定された画像を形成させ、前記封筒選択手段によって選択された封筒に、前記封入物選択手段によって選択された封入物を前記封入手段によって封入する制御手段と、
    を備えていることを特徴とする画像形成システム。
  2. 請求項1記載の画像形成システムにおいて、
    前記封筒設定手段は、前記封筒に宛名情報に関する画像を設定すること
    を特徴とする画像形成システム。
  3. 請求項2記載の画像形成システムにおいて、
    操作表示装置をさらに備え、
    前記宛名情報は、郵便番号、住所、送り先名であり、当該宛名情報は前記操作表示装置から入力されること
    を特徴とする画像形成システム。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像形成システムにおいて、
    画像形成された封入物を積載する積載手段と、
    前記積載手段に積載された封入物を前記封入手段へ給紙する給紙搬送手段と、
    をさらに備え、
    前記制御手段は、封入される封筒が複数部の場合、複数部の封入物に対して画像形成して前記積載手段に積載し、その後、前記封筒に画像形成し、前記封入物を前記積載手段から前記給紙搬送手段を使用して封入手段へ搬送して封入すること
    を特徴とする画像形成システム。
  5. 請求項4記載の画像形成システムにおいて、
    前記封筒に封入する封入物の枚数をカウントするカウント手段をさらに備え、
    前記制御手段はカウント手段によってカウントした枚数だけ封筒に封入すること
    を特徴とする画像形成システム。
  6. 請求項4記載の画像形成システムにおいて、
    前記制御手段は入力された封入物設定手段の画像情報の順番と逆の順番で封入物に対して画像形成させること
    を特徴とする画像形成システム。
  7. 請求項4記載の画像形成システムにおいて、
    前記制御手段は入力された封筒設定手段の画像情報の順番と逆の順番で封入物に対して画像形成させること
    を特徴とする画像形成システム。
  8. 請求項4記載の画像形成システムにおいて、
    前記制御手段は、1つの封筒に複数枚の封入物を封入する場合、入力された封入物設定手段の画像情報の画像形成を最終頁から開始すること
    を特徴とする画像形成システム。
  9. 請求項1ないし8のいずれか1項に記載の画像形成システムにおいて、
    前記画像形成手段が画像形成装置から、前記封入手段が封入装置からそれぞれ構成され、両者がオンラインで接続されていること
    を特徴とする画像形成システム。
  10. 封入物又は封筒に画像形成する画像形成手段と、
    封筒に封入物を封入する封入手段と、
    を有する画像形成システムの封入物の封筒への封入方法において、
    前記封筒を選択する封筒選択工程と、
    前記内容物を選択する内容物選択工程と、
    前記封筒に対して画像形成に関する設定を行う封筒設定工程と、
    前記封入物に対して画像形成に関する設定を行う封入物設定工程と、
    前記選択された封筒に前記封筒設定工程で設定された画像を形成させ、前記選択された封入物に封入物設定工程で設定された画像を形成させ、前記封筒選択工程で選択された封筒に、前記内容物選択工程で選択された内容物を前記封入手段によって封入する封入工程と、
    を備えていることを特徴とする封筒への封入方法。
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