JP2012009690A5 - - Google Patents
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以上の課題を解決するため、本発明の第1の態様によれば、第一電極と、前記第一電極の表面に成膜され、所定の波長の光を吸収することにより導電性が変化する光導電性膜と、前記光導電性膜の表面に成膜され、前記所定の波長の光を透過する第二電極と、前記第一電極に電気的に接続された第一の引き出し線と、前記第二電極に電気的に接続された第二の引き出し線と、を備え、前記第1の引き出し線及び前記第二の引き出し線は遮光性を有していることを特徴とする光センサーが提供される。
前記光導電性膜は、MgxZn1−xO(0<x<1)、ZnO、ダイヤモンド、Ga2O3、AlxGa1―xN(0<x<1)、β−Ga2O3のいずれかからなることが好ましい。
前記光導電性膜は、非結晶であることが好ましい。
前記第二電極は、Pt,Al、Au、導電性ポリマーのいずれかからなることが好ましい。
前記第二電極の表面を被覆し、前記所定の波長の光を透過する絶縁性保護膜をさらに備えることが好ましい。
前記絶縁性保護膜はSiNであることが好ましい。
前記第一電極の前記光導電性膜が形成された面の一部または全部が球面であってもよい。
あるいは、前記第一電極の前記光導電性膜が形成された面の一部または全部が平面であってもよい。
前記第一電極と前記第二電極との間のインピーダンスを測定するインピーダンス測定器をさらに備えることが好ましい。
前記光導電性膜は、非結晶であることが好ましい。
前記第二電極は、Pt,Al、Au、導電性ポリマーのいずれかからなることが好ましい。
前記第二電極の表面を被覆し、前記所定の波長の光を透過する絶縁性保護膜をさらに備えることが好ましい。
前記絶縁性保護膜はSiNであることが好ましい。
前記第一電極の前記光導電性膜が形成された面の一部または全部が球面であってもよい。
あるいは、前記第一電極の前記光導電性膜が形成された面の一部または全部が平面であってもよい。
前記第一電極と前記第二電極との間のインピーダンスを測定するインピーダンス測定器をさらに備えることが好ましい。
本発明の第3の態様によれば、第一電極の表面に、所定の波長の光を吸収することにより導電性が変化する光導電性膜を成膜し、次に、前記光導電性膜の表面に、前記所定の波長の光を透過する第二電極を成膜し、前記第一電極に遮光性を有する第一の引き出し線を電気的に接続するとともに、前記第二電極に遮光性を有する第二の引き出し線を電気的に接続することを特徴とする光センサーの製造方法が提供される。
前記光導電性膜を非結晶となるように成膜することが好ましい。
スプレー法、スパッタ法、ミストCVD法、減圧CVD法、常圧CVD法、ゾルゲル法、MOVPE法、HVPE法、MBE法及びマイクロ波プラズマCVD法のうち何れかにより前記光導電性膜の成膜を行うことが好ましい。
前記第一電極の前記光導電性膜が形成された面の一部または全部が球面であってもよい。
あるいは、前記第一電極の前記光導電性膜が形成された面の一部または全部が平面であってもよい。
前記第二電極の成膜後、前記第一電極の一部を露出させる第一コンタクトホールをエッチングにより形成することが好ましい。
前記第一コンタクトホールの形成後、
前記所定の波長の光を透過する絶縁性保護膜を、前記第二電極と、前記光導電性膜、前記第一電極及び前記第二電極の前記第一コンタクトホールによって露出された領域とを被覆するように成膜し、
次に、前記第一コンタクトホール内において前記第一電極を露出させる第二コンタクトホールと、前記第一コンタクトホール外において前記第二電極を露出させる第三コンタクトホールとを、前記絶縁性保護膜をエッチングすることで形成することが好ましい。
前記第二コンタクトホール及び前記第三コンタクトホールを同時に形成することが好ましい。
前記第二コンタクトホールを介して前記第一電極に前記第一の引き出し線を接続するとともに、前記第三コンタクトホールを介して前記第二電極に前記第二の引き出し線を接続することが好ましい。
前記第一コンタクトホールを介して前記第一電極に第一の引き出し線を接続することが好ましい。
前記第一電極と前記第二電極の間のインピーダンスを計測するインピーダンス測定器を接続することが好ましい。
スプレー法、スパッタ法、ミストCVD法、減圧CVD法、常圧CVD法、ゾルゲル法、MOVPE法、HVPE法、MBE法及びマイクロ波プラズマCVD法のうち何れかにより前記光導電性膜の成膜を行うことが好ましい。
前記第一電極の前記光導電性膜が形成された面の一部または全部が球面であってもよい。
あるいは、前記第一電極の前記光導電性膜が形成された面の一部または全部が平面であってもよい。
前記第二電極の成膜後、前記第一電極の一部を露出させる第一コンタクトホールをエッチングにより形成することが好ましい。
前記第一コンタクトホールの形成後、
前記所定の波長の光を透過する絶縁性保護膜を、前記第二電極と、前記光導電性膜、前記第一電極及び前記第二電極の前記第一コンタクトホールによって露出された領域とを被覆するように成膜し、
次に、前記第一コンタクトホール内において前記第一電極を露出させる第二コンタクトホールと、前記第一コンタクトホール外において前記第二電極を露出させる第三コンタクトホールとを、前記絶縁性保護膜をエッチングすることで形成することが好ましい。
前記第二コンタクトホール及び前記第三コンタクトホールを同時に形成することが好ましい。
前記第二コンタクトホールを介して前記第一電極に前記第一の引き出し線を接続するとともに、前記第三コンタクトホールを介して前記第二電極に前記第二の引き出し線を接続することが好ましい。
前記第一コンタクトホールを介して前記第一電極に第一の引き出し線を接続することが好ましい。
前記第一電極と前記第二電極の間のインピーダンスを計測するインピーダンス測定器を接続することが好ましい。
Claims (21)
- 第一電極と、
前記第一電極の表面に成膜され、所定の波長の光を吸収することにより導電性が変化する光導電性膜と、
前記光導電性膜の表面に成膜され、前記所定の波長の光を透過する第二電極と、
前記第一電極に電気的に接続された第一の引き出し線と、
前記第二電極に電気的に接続された第二の引き出し線と、
を備え、
前記第1の引き出し線及び前記第二の引き出し線は遮光性を有していることを特徴とする光センサー。 - 前記光導電性膜は、MgxZn1−xO(0<x<1)、ZnO、ダイヤモンド、Ga2O3、AlxGa1―xN(0<x<1)、β−Ga2O3のいずれかからなることを特徴とする請求項1に記載の光センサー。
- 前記光導電性膜は、非結晶であることを特徴とする請求項1または2に記載の光センサー。
- 前記第二電極は、Pt,Al、Au、導電性ポリマーのいずれかからなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の光センサー。
- 前記第二電極の表面を被覆し、前記所定の波長の光を透過する絶縁性保護膜をさらに備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の光センサー。
- 前記絶縁性保護膜はSiNであることを特徴とする請求項5に記載の光センサー。
- 前記第一電極の前記光導電性膜が形成された面の一部または全部が曲面であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の光センサー。
- 前記第一電極の前記光導電性膜が形成された面の一部または全部が平面であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の光センサー。
- 前記第一電極と前記第二電極との間のインピーダンスを測定するインピーダンス測定器をさらに備えることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の光センサー。
- 請求項9に記載の光センサーと、
前記光センサーのインピーダンス測定器により計測されるインピーダンスの変化から火災か否かを判定する火災検知判定回路と、
前記火災検知判定回路が火災と判定した場合に警報を出力する警報回路と、を備え、
前記火災検知判定回路は、前記光センサーのインピーダンスが不規則に変化する場合に火災と判定することを特徴とする火災報知機。 - 第一電極の表面に、所定の波長の光を吸収することにより導電性が変化する光導電性膜を成膜し、
次に、前記光導電性膜の表面に、前記所定の波長の光を透過する第二電極を成膜し、
前記第一電極に遮光性を有する第一の引き出し線を電気的に接続するとともに、前記第二電極に遮光性を有する第二の引き出し線を電気的に接続することを特徴とする光センサーの製造方法。 - 前記光導電性膜を非結晶となるように成膜することを特徴とする請求項11に記載の光センサーの製造方法。
- スプレー法、スパッタ法、ミストCVD法、減圧CVD法、常圧CVD法、ゾルゲル法、MOVPE法、HVPE法、MBE法及びマイクロ波プラズマCVD法のうち何れかにより前記光導電性膜の成膜を行うことを特徴とする請求項11または12に記載の光センサーの製造方法。
- 前記第一電極の前記光導電性膜が形成された面の一部または全部が曲面であることを特徴とする請求項11〜13のいずれか一項に記載の光センサーの製造方法。
- 前記第一電極の前記光導電性膜が形成された面の一部または全部が平面であることを特徴とする請求項11〜13のいずれか一項に記載の光センサーの製造方法。
- 前記第二電極の成膜後、前記第一電極の一部を露出させる第一コンタクトホールをエッチングにより形成することを特徴とする請求項11〜15のいずれか一項に記載の光センサーの製造方法。
- 前記第一コンタクトホールの形成後、
前記所定の波長の光を透過する絶縁性保護膜を、前記第二電極と、前記光導電性膜、前記第一電極及び前記第二電極の前記第一コンタクトホールによって露出された領域とを被覆するように成膜し、
次に、前記第一コンタクトホール内において前記第一電極を露出させる第二コンタクトホールと、前記第一コンタクトホール外において前記第二電極を露出させる第三コンタクトホールとを、前記絶縁性保護膜をエッチングすることで形成することを特徴とする請求項16に記載の光センサーの製造方法。 - 前記第二コンタクトホール及び前記第三コンタクトホールを同時に形成することを特徴とする請求項17に記載の光センサーの製造方法。
- 前記第二コンタクトホールを介して前記第一電極に前記第一の引き出し線を接続するとともに、前記第三コンタクトホールを介して前記第二電極に前記第二の引き出し線を接続することを特徴とする請求項17または18に記載の光センサーの製造方法。
- 前記第一コンタクトホールを介して前記第一電極に前記第一の引き出し線を接続することを特徴とする請求項16に記載の光センサーの製造方法。
- 前記第一電極と前記第二電極の間のインピーダンスを計測するインピーダンス測定器を接続することを特徴とする請求項11〜20のいずれか一項に記載の光センサーの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010145290A JP2012009690A (ja) | 2010-06-25 | 2010-06-25 | 光センサー、それを用いた火災報知機及び光センサーの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010145290A JP2012009690A (ja) | 2010-06-25 | 2010-06-25 | 光センサー、それを用いた火災報知機及び光センサーの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012009690A JP2012009690A (ja) | 2012-01-12 |
JP2012009690A5 true JP2012009690A5 (ja) | 2013-08-08 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010145290A Pending JP2012009690A (ja) | 2010-06-25 | 2010-06-25 | 光センサー、それを用いた火災報知機及び光センサーの製造方法 |
Country Status (1)
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JPH0792025A (ja) * | 1993-09-21 | 1995-04-07 | Ube Ind Ltd | 赤外線センサ |
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2010
- 2010-06-25 JP JP2010145290A patent/JP2012009690A/ja active Pending
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