JP2012007477A - 遠心圧縮機 - Google Patents

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JP2012007477A JP2010141254A JP2010141254A JP2012007477A JP 2012007477 A JP2012007477 A JP 2012007477A JP 2010141254 A JP2010141254 A JP 2010141254A JP 2010141254 A JP2010141254 A JP 2010141254A JP 2012007477 A JP2012007477 A JP 2012007477A
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末吉 杉山
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Abstract

【課題】遠心圧縮機において、ベーン翼とそれを差し込んだスリットとの隙間からの空気漏れを可及的に抑制する技術を提供する。
【解決手段】スリット11に差し込まれてディフューザプレート6の内部からディフューザ通路に出没自在なベーン翼8の翼部10と、ディフューザプレート6の内部側に配置され、スリット11と同様にベーン翼8の翼部10を差し込んだスリット13を有するシールプレート12と、を備え、ベーン翼8の翼部10とそれを差し込んだスリット11とで形成される隙間S1と、ベーン翼8とそれを差し込んだスリット13とで形成される隙間S2とを、ベーン翼8の翼部10に関し互いの反対側に位置させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、ディフューザ通路に出没するベーン翼を備える遠心圧縮機に関する。
ディフューザ通路の通路幅を運転状態に応じて変更することが可能である、出没式のベーン翼として案内羽根を備える遠心圧縮機の技術が開示されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1の技術では、案内羽根の先端側にディフューザ通路壁を構成するクラウンプレートを設けている。クラウンプレートにより、案内羽根の突出時と埋没時とでディフューザ通路の通路幅を変更する。また、案内羽根の埋没時に、案内羽根を差し込んだディフューザ通路壁のスリットをクラウンプレートで塞ぎ、案内羽根とそれを差し込んだスリットとの隙間から空気漏れが発生することを抑制する。
特開2003−293996号公報 特開2008−095678号公報
上記した特許文献1では、案内羽根の先端側にクラウンプレートを設けているので、案内羽根を埋没させた時でも、クラウンプレートがディフューザ通路に露出し、ディフューザ通路の通路幅を狭めてしまう。
また、特許文献1の構成とは別に、ベーン翼とベーン翼を差し込んだスリットとの隙間からの空気漏れを防ぐためには、その隙間を狭めることが考えられる。しかし、製造時の組み付けや、部品の加工誤差等を考慮すると、この隙間を狭めるには限界があり、この隙間を狭めて空気漏れしないようにすることは困難である。
本発明は上記問題点に鑑みたものであり、本発明の目的は、遠心圧縮機において、ベーン翼とそれを差し込んだスリットとの隙間からの空気漏れを可及的に抑制する技術を提供することにある。
本発明にあっては、以下の構成を採用する。すなわち、本発明は、
通路壁スリットに差し込まれて通路壁の内部からディフューザ通路に出没自在なベーン翼と、
前記通路壁の内部側に配置され、前記通路壁スリットと同様に前記ベーン翼を差し込んだプレートスリットを有するプレートと、
を備え、
前記ベーン翼とそれを差し込んだ前記通路壁スリットとで形成される隙間と、前記ベーン翼とそれを差し込んだ前記プレートスリットとで形成される隙間とを、前記ベーン翼に関し互いの反対側に位置させることを特徴とする遠心圧縮機である。
本発明によると、ベーン翼とそれを差し込んだ通路壁スリットとで形成される隙間と、ベーン翼とそれを差し込んだプレートスリットとで形成される隙間とが、重ならない。すなわち、ベーン翼とそれを差し込んだ通路壁スリットとで形成される隙間は、プレートで塞がれる。一方、ベーン翼とそれを差し込んだプレートスリットとで形成される隙間は、
通路壁で塞がれる。よって、製造時の組み付けや部品の加工誤差等を考慮して、ベーン翼とそれを差し込んだスリットとの隙間が広くても、通路壁及びプレートを用い、ベーン翼とそれを差し込んだスリットとで形成される隙間を2重に形成し、これら隙間を重ねないようにすることで、各隙間を塞ぐことができる。したがって、ベーン翼とそれを差し込んだスリットとの隙間からの空気漏れを可及的に抑制することができる。
前記ベーン翼に、前記ベーン翼が出没する際に所定方向の力を付与する力付与手段と、
前記プレートを、所定方向に付勢する第1付勢手段と、
を更に備え、
前記ベーン翼とそれを差し込んだ前記通路壁スリットとで形成される隙間は、前記力付与手段によって前記ベーン翼が出没する際に所定方向の力を付与され前記ベーン翼が前記通路壁スリットの所定方向側の内面に摺動することにより、前記ベーン翼に関し所定方向とは反対方向側に形成され、
前記ベーン翼とそれを差し込んだ前記プレートスリットとで形成される隙間は、前記第1付勢手段によって前記プレートが所定方向に付勢され前記プレートスリットの所定方向とは反対方向側の内面が前記ベーン翼に摺動することにより、前記ベーン翼に関し所定方向側に形成されるとよい。これによると、ベーン翼とそれを差し込んだ通路壁スリットとで形成される隙間と、ベーン翼とそれを差し込んだプレートスリットとで形成される隙間とを、ベーン翼に関し互いの反対側に位置させることができる。
前記プレートを、所定方向に付勢する第1付勢手段を更に備え、
前記ベーン翼とそれを差し込んだ前記通路壁スリットとで形成される隙間は、前記第1付勢手段によって前記プレートが所定方向に付勢されその付勢力が前記ベーン翼にも付与され前記ベーン翼が前記通路壁スリットの所定回転方向側の内面に摺動することにより、前記ベーン翼に関し所定方向とは反対方向側に形成され、
前記ベーン翼とそれを差し込んだ前記プレートスリットとで形成される隙間は、前記第1付勢手段によって前記プレートが所定方向に付勢され前記プレートスリットの所定方向とは反対方向側の内面が前記ベーン翼に摺動することにより、前記ベーン翼に関し所定方向側に形成されるとよい。これによると、ベーン翼とそれを差し込んだ通路壁スリットとで形成される隙間と、ベーン翼とそれを差し込んだプレートスリットとで形成される隙間とを、ベーン翼に関し互いの反対側に位置させることができる。
前記プレートを、前記通路壁に接触させるように付勢する第2付勢手段を更に備えるとよい。これによると、プレートを通路壁に接触させ、プレートと通路壁との間に隙間が発生することを抑制し、プレートと通路壁との間に発生する隙間からの空気漏れを可及的に抑制することができる。
本発明によると、遠心圧縮機において、ベーン翼とそれを差し込んだスリットとの隙間からの空気漏れを可及的に抑制することができる。
本発明の実施例1に係る遠心圧縮機の概略構成を示す図である。 実施例1に係る遠心圧縮機の要部構成を示す図である。 実施例1に係るベーン翼の翼部とスリットとの関係を示す図である。 実施例1に係るベーン翼の出没状態を示す図である。
以下に本発明の具体的な実施例を説明する。
<実施例1>
(遠心圧縮機の構成)
図1は、本発明の実施例1に係る遠心圧縮機の概略構成を示す図である。図1に示す遠心圧縮機1は、内燃機関に搭載されるものである。遠心圧縮機1は、スクロールケーシング2を備え、スクロールケーシング2内の軸中心に羽根車3を備えている。遠心圧縮機1に流入した気体としての空気は、羽根車3の周方向に等間隔に設けられた羽根4にガイドされて、羽根車3の外周側に設けられたディフューザ通路5に流入する。
ディフューザ通路5は、スクロールケーシング2の一部であるディフューザ通路壁に挟まれている。図1右側の一方のディフューザ通路壁は、板状のディフューザプレート6で構成されており、ケーシング本体とは別体である。ディフューザプレート6が、本発明の通路壁に対応する。ディフューザプレート6は、ケーシング本体にネジで固定されている。ディフューザプレート6の配置されたディフューザ通路壁内には、ディフューザプレート6で覆うことのできる空間7が設けられている。空間7は、中空円筒状であり、ディフューザ通路5内に出没自在なベーン翼8を収納可能である。空間7が、本発明の通路壁の内部に対応する。
ベーン翼8は、土台としての円環状のディスク9と、ディスク9に一端が固定され周方向に間隔を空けて配置された複数の翼部10と、を備える。ディフューザプレート6には、ベーン翼8の翼部10が差し込まれるスリット11が形成されている。スリット11が、本発明の通路壁スリットに対応する。これにより、ベーン翼8のディスク9をディフューザプレート6に近付けると、ベーン翼8の翼部10がスリット11からディフューザ通路5に突出する。一方、ベーン翼8のディスク9をディフューザプレート6(ディフューザ通路5)から離すと、翼部10がスリット11にガイドされて空間7に収納されディフューザ通路壁内部にベーン翼8が埋没する。
図2は、本実施例に係る遠心圧縮機1の要部構成を示す図である。図2に示すように、ディフューザプレート6の背面のベーン翼8が収納される空間7には、シールプレート12、ディスク9、カムリング16が順に収納されている。
シールプレート12は、円環状であり、ディフューザプレート6の背面、すなわち空間7側に配置され、スリット11と同様にベーン翼8の翼部10を差し込んだスリット13が形成されている。シールプレート12が、本発明のプレートに対応し、スリット13が、本発明のプレートスリットに対応する。シールプレート12には、当該シールプレート12を図2に示す図示矢印の所定回転方向に付勢するバネ14が2つ設けられている。バネ14が、本発明の第1付勢手段に対応する。なお、第1付勢手段としては、バネ等以外にもゴム状弾性体や樹脂等の弾性体であってもよい。所定回転方向が、本発明の所定方向に対応する。シールプレート12とディスク9との間には、シールプレート12をディフューザプレート6に接触させるように付勢するバネ15が3つ設けられている。バネ15が、本発明の第2付勢手段に対応する。なお、第2付勢手段としては、バネ等以外にもゴム状弾性体や樹脂等の弾性体であってもよい。
ディスク9は、ベーン翼8の翼部10を、シールプレート12のスリット13及びディフューザプレート6のスリット11に差し込ませて配置される。翼部10と、2つのスリット11,13との間には、製造時の組み付けや部品の加工誤差等を考慮して十分広い隙間が形成される。
カムリング16は、ディスク9の外周部との間でカム機構を構成する。カムリング16は、不図示の外部アクチュエータの駆動を受けた駆動アーム17によって回転し、ディスク9を図2に示す図示矢印の所定回転方向に移動しようとする力を付与しつつ軸方向に移
動させる。カムリング16の付与する所定回転方向は、シールプレート12が付勢される所定回転方向と同じである。すなわち、カムリング16が所定回転方向に回転することにより、ディスク9はカムリング16から所定回転方向の力を付与されつつ、ディスク9が軸方向に移動し、ベーン翼8の翼部10がディフューザ通路5に出没する。カムリング16が、本発明の力付与手段に対応する。
(ベーン翼の翼部とスリットとの関係)
図3は、ディフューザ通路5側から見たベーン翼8の翼部10とスリット11,13との関係を示す図である。上述したように、ベーン翼8の翼部10は、ディフューザプレート6のスリット11及びシールプレート12のスリット13に差し込まれている。
ここで、ベーン翼8は、図3に示す矢印C1のようにベーン翼8の出没時にディスク9がカムリング16から所定回転方向に力を付与されることから、ディフューザプレート6のスリット11の所定回転方向側の内面に摺動しながら出没することになる。このため、ベーン翼8の翼部10とそれを差し込んだディフューザプレート6のスリット11とで形成される隙間S1は、ベーン翼8の翼部10に関し所定回転方向とは反対方向側に形成される。
一方、シールプレート12は、図3の示す矢印C2のようにバネ14によって所定回転方向に付勢されている。図3の示す矢印C2は、矢印C1と同じ方向である。このため、シールプレート12のスリット13の所定回転方向とは反対方向側の内面がベーン翼8の翼部10に摺動することになる。このため、ベーン翼8の翼部10とそれを差し込んだシールプレート12のスリット13とで形成される隙間S2は、ベーン翼8の翼部10に関し所定回転方向側に形成される。
図3に示すように上記の関係が成立し、ベーン翼8の翼部10とそれを差し込んだディフューザプレート6のスリット11とで形成される隙間S1と、ベーン翼8の翼部10とそれを差し込んだシールプレート12のスリット13とで形成される隙間S2とが、ベーン翼8の翼部10に関し互いの反対側に位置することになる。
このような関係を有すると、ベーン翼8の翼部10とそれを差し込んだディフューザプレート6のスリット11とで形成される隙間S1と、ベーン翼8の翼部10とそれを差し込んだシールプレート12のスリット13とで形成される隙間S2とが、重ならない。すなわち、隙間S1は、シールプレート12で塞がれ、一方、隙間S2は、ディフューザプレート6で塞がれる。よって、製造時の組み付けや部品の加工誤差等を考慮して、ベーン翼8の翼部10とそれを差し込んだスリットとの隙間が広くても、ディフューザプレート6及びシールプレート12を用い、ベーン翼8の翼部10とそれを差し込んだスリットとで形成される隙間を2重に形成し、これら隙間を重ねないようにすることで、各隙間を塞ぐことができる。したがって、ベーン翼8の翼部10とそれを差し込んだスリットとの隙間からの空気漏れを可及的に抑制することができる。これによって、上記隙間の下流側から空間に流入した空気が、上記隙間の上流側からディフューザ通路5の低圧部分に還流してしまい、空気の圧縮性能を大幅に損なうことを防止できる。また、シールプレート12がバネ14で付勢されて上記の関係を構成しているので、上記隙間をフレキシブルに変更でき、ベーン翼8の翼部10を出没させる際の抵抗は大きくならない。また、上記隙間をゴム状弾性体製のシールで塞ぐ訳ではないので、耐久性や信頼性が高い。
(遠心圧縮機の動作)
図4は、図1A−A断面であり、本実施例に係るベーン翼8の出没状態を示す図であり、図4(a)はベーン翼8の翼部10がディフューザ通路5に最も突出した突出状態を示し、図4(b)はベーン翼8がディフューザ通路壁に埋没した埋没状態を示す。
遠心圧縮機1が空気を低流量かつ低過給圧にさせるよう運転する場合には、外部アクチュエータに駆動されて回転したカムリング16でディスク9に所定回転方向に力を付与しつつディスク9を軸方向に移動させてベーン翼8の翼部10をディフューザ通路5に最大限突出させ、図4(a)に示すようにベーン翼8の翼部10がスリット11からディフューザ通路5に突出させた突出状態にする。このとき、ベーン翼8の翼部10の先端は、ディフューザ通路壁に当接する。図4(a)に示す突出状態でも、図3に示す隙間S1と隙間S2とが、ベーン翼8の翼部10に関し互いの反対側に位置する関係を満たす。
一方、遠心圧縮機1が空気を高流量かつ高過給圧にさせるよう運転する場合には、外部アクチュエータに駆動されて回転したカムリング16でディスク9に所定回転方向に力を付与しつつディスク9を軸方向に移動させてベーン翼8の翼部10をディフューザ通路壁に埋没させ、図4(b)に示すようにベーン翼8の翼部10がディフューザ通路壁に埋没した埋没状態にする。図4(b)に示す埋没状態でも、図3に示す隙間S1と隙間S2とが、ベーン翼8の翼部10に関し互いの反対側に位置する関係を満たす。
ここで、図4(a)の突出状態及び図4(b)の埋没状態の両方で、ディスク9とシールプレート12とが離間しているが、ディスク9とシールプレート12との間に介在するバネ15が、シールプレート12をディフューザプレート6に接触させるように付勢する。これにより、シールプレート12をディフューザプレート6に接触させ、シールプレート12とディフューザプレート6との間に隙間が発生することを抑制し、シールプレート12とディフューザプレート6との間に発生する隙間からの空気漏れを可及的に抑制することができる。
<その他>
本発明に係る遠心圧縮機は、上述の実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えてもよい。
上記実施例では、ディスク9は、ベーン翼8の出没時にカムリング16から所定回転方向の力を付与されるものであった。しかしこれに限られない。ディスク9自体は軸方向に移動可能なものであればよい。そして、バネ14によって所定回転方向に付勢されたシールプレート12の付勢力が、シールプレート12のスリット13に差し込まれたベーン翼8の翼部10にも付与されて、ベーン翼8の翼部10が、図3に示すように、ディフューザプレート6のスリット11の所定回転方向側の内面に摺動するようになっていてもよい。この場合でも、ベーン翼8の翼部10とそれを差し込んだディフューザプレート6のスリット11とで形成される隙間S1は、ベーン翼8の翼部10に関し所定回転方向とは反対方向側に形成される。
上記実施例では、ベーン翼8の翼部10とそれを差し込んだスリットとの隙間は2つであり、これらの隙間が重ならないようにしていた。しかし更に他のシールプレートを用い、上記隙間を3つ以上として隣接する隙間どうしが重ならない多重構造にしてもよい。
1:遠心圧縮機、2:スクロールケーシング、3:羽根車、4:羽根、5:ディフューザ通路、6:ディフューザプレート(通路壁)、7:空間、8:ベーン翼、9:ディスク、10:翼部、11:スリット(通路壁スリット)、12:シールプレート(プレート)、13:スリット(プレートスリット)、14:バネ(第1付勢手段)、15:バネ(第2付勢手段)、16:カムリング(力付与手段)、17:駆動アーム、S1:隙間、S2:隙間

Claims (4)

  1. 通路壁スリットに差し込まれて通路壁の内部からディフューザ通路に出没自在なベーン翼と、
    前記通路壁の内部側に配置され、前記通路壁スリットと同様に前記ベーン翼を差し込んだプレートスリットを有するプレートと、
    を備え、
    前記ベーン翼とそれを差し込んだ前記通路壁スリットとで形成される隙間と、前記ベーン翼とそれを差し込んだ前記プレートスリットとで形成される隙間とを、前記ベーン翼に関し互いの反対側に位置させることを特徴とする遠心圧縮機。
  2. 前記ベーン翼に、前記ベーン翼が出没する際に所定方向の力を付与する力付与手段と、
    前記プレートを、所定方向に付勢する第1付勢手段と、
    を更に備え、
    前記ベーン翼とそれを差し込んだ前記通路壁スリットとで形成される隙間は、前記力付与手段によって前記ベーン翼が出没する際に所定方向の力を付与され前記ベーン翼が前記通路壁スリットの所定方向側の内面に摺動することにより、前記ベーン翼に関し所定方向とは反対方向側に形成され、
    前記ベーン翼とそれを差し込んだ前記プレートスリットとで形成される隙間は、前記第1付勢手段によって前記プレートが所定方向に付勢され前記プレートスリットの所定方向とは反対方向側の内面が前記ベーン翼に摺動することにより、前記ベーン翼に関し所定方向側に形成されることを特徴とする請求項1に記載の遠心圧縮機。
  3. 前記プレートを、所定方向に付勢する第1付勢手段を更に備え、
    前記ベーン翼とそれを差し込んだ前記通路壁スリットとで形成される隙間は、前記第1付勢手段によって前記プレートが所定方向に付勢されその付勢力が前記ベーン翼にも付与され前記ベーン翼が前記通路壁スリットの所定回転方向側の内面に摺動することにより、前記ベーン翼に関し所定方向とは反対方向側に形成され、
    前記ベーン翼とそれを差し込んだ前記プレートスリットとで形成される隙間は、前記第1付勢手段によって前記プレートが所定方向に付勢され前記プレートスリットの所定方向とは反対方向側の内面が前記ベーン翼に摺動することにより、前記ベーン翼に関し所定方向側に形成されることを特徴とする請求項1に記載の遠心圧縮機。
  4. 前記プレートを、前記通路壁に接触させるように付勢する第2付勢手段を更に備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の遠心圧縮機。
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