JP2012006236A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012006236A5 JP2012006236A5 JP2010143784A JP2010143784A JP2012006236A5 JP 2012006236 A5 JP2012006236 A5 JP 2012006236A5 JP 2010143784 A JP2010143784 A JP 2010143784A JP 2010143784 A JP2010143784 A JP 2010143784A JP 2012006236 A5 JP2012006236 A5 JP 2012006236A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filtration layer
- filtration
- nonwoven fabric
- thickness
- metal fiber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Description
上記本発明の課題は以下の製造装置及び製造方法によって達成される。すなわち、
熱可塑性樹脂フィルムの製造装置において、溶融熱可塑性樹脂を濾過する濾過層が下記( 1)〜(4)の条件を同時に満たす濾過層であることを特徴とする熱可塑性樹脂フィルムの製造装置。
(1)捕集効率95%での濾過精度が0.6〜15μmであり、
(2)金属繊維不織布からなる濾過層を少なくとも1層持ち、
(3)該金属繊維不織布からなる濾過層のうち最もファインな濾過層における繊維の交点数が2.5〜5.3×10 11 の範囲に有り、
(4)該金属繊維不織布からなる濾過層のうち最もファインな濾過層の厚みが200μm 以上ある。
ここで、繊維の交点数C(点/m2 )は下記(1)式により算出され、
C = 4w2/[π3 r3 ρ 2 (T-2r)] × 1012 (1)
w:目付量(g/m2 )、r:線半径(μm)、ρ:密度(g/cm3 )、T:濾過層厚さ(μm)で、濾過層厚さT(mm)は、下記式(2)により算出される。
T=w/ρ/(1-ε)/1000 (2)
ここで、ε:空隙率を表す。
及び、
熱可塑性樹脂フィルムの製造に際し、溶融熱可塑性樹脂を濾過する濾過層として下記(1 )〜(4)の条件を同時に満たす濾過層を使用することを特徴とする熱可塑性樹脂フィルムの製造方法。
(1)捕集効率95%での濾過精度が0.6〜15μmであり、
(2)少なくとも金属繊維不織布からなる濾過層を1層持ち、
(3)該金属繊維不織布からなる濾過層のうち最もファインな濾過層における繊維の交点数が2.5〜5.3×10 11 の範囲に有り、
(4)該金属繊維不織布からなる濾過層のうち最もファインな濾過層の厚みが200μm 以上ある。
ここで、繊維の交点数C(点/m2 )は下記(1)式により算出され、
C = 4w2/[π3 r3 ρ 2 (T-2r)] × 1012 (1)
w:目付量(g/m2 )、r:線半径(μm)、ρ:密度(g/cm3 )、T:濾過層厚さ(μm)で、濾過層厚さT(mm)は、下記式(2)により算出される。
T=w/ρ/(1-ε)/1000 (2)
ここで、ε:空隙率を表す。
熱可塑性樹脂フィルムの製造装置において、溶融熱可塑性樹脂を濾過する濾過層が下記( 1)〜(4)の条件を同時に満たす濾過層であることを特徴とする熱可塑性樹脂フィルムの製造装置。
(1)捕集効率95%での濾過精度が0.6〜15μmであり、
(2)金属繊維不織布からなる濾過層を少なくとも1層持ち、
(3)該金属繊維不織布からなる濾過層のうち最もファインな濾過層における繊維の交点数が2.5〜5.3×10 11 の範囲に有り、
(4)該金属繊維不織布からなる濾過層のうち最もファインな濾過層の厚みが200μm 以上ある。
ここで、繊維の交点数C(点/m2 )は下記(1)式により算出され、
C = 4w2/[π3 r3 ρ 2 (T-2r)] × 1012 (1)
w:目付量(g/m2 )、r:線半径(μm)、ρ:密度(g/cm3 )、T:濾過層厚さ(μm)で、濾過層厚さT(mm)は、下記式(2)により算出される。
T=w/ρ/(1-ε)/1000 (2)
ここで、ε:空隙率を表す。
及び、
熱可塑性樹脂フィルムの製造に際し、溶融熱可塑性樹脂を濾過する濾過層として下記(1 )〜(4)の条件を同時に満たす濾過層を使用することを特徴とする熱可塑性樹脂フィルムの製造方法。
(1)捕集効率95%での濾過精度が0.6〜15μmであり、
(2)少なくとも金属繊維不織布からなる濾過層を1層持ち、
(3)該金属繊維不織布からなる濾過層のうち最もファインな濾過層における繊維の交点数が2.5〜5.3×10 11 の範囲に有り、
(4)該金属繊維不織布からなる濾過層のうち最もファインな濾過層の厚みが200μm 以上ある。
ここで、繊維の交点数C(点/m2 )は下記(1)式により算出され、
C = 4w2/[π3 r3 ρ 2 (T-2r)] × 1012 (1)
w:目付量(g/m2 )、r:線半径(μm)、ρ:密度(g/cm3 )、T:濾過層厚さ(μm)で、濾過層厚さT(mm)は、下記式(2)により算出される。
T=w/ρ/(1-ε)/1000 (2)
ここで、ε:空隙率を表す。
フィルターはゲルをトラップするが、同じ濾過精度のフィルターでも、ゲルは変形や分断、結合が起こるので、フィルム中の異物の発生量は異なってくる。また、目詰まりによる経時昇圧や、異物個数の経時増加、異物サイズ分布の様相も異なってくる。我々は種々の濾材を用いてテストし鋭意検討した結果、金属繊維不織布からなる濾過層のうち最もフ ァインな濾過層について、後記(1)式で求める交点数が2.5〜5.3×10 11 の範囲に有り、式(2)で求める厚みが200μm以上の物が取り分け良好である事を見出した。交点数の算出については特開2003-247198号公報を参照した。
Claims (2)
- 熱可塑性樹脂フィルムの製造装置において、溶融熱可塑性樹脂を濾過する濾過層が下記(1)〜(4)の条件を同時に満たす濾過層であることを特徴とする熱可塑性樹脂フィルムの製造装置。
(1)捕集効率95%での濾過精度が0.6〜15μmであり、
(2)金属繊維不織布からなる濾過層を少なくとも1層持ち、
(3)該金属繊維不織布からなる濾過層のうち最もファインな濾過層における繊維の交点数が2.5〜5.3×10 11 の範囲に有り、
(4)該金属繊維不織布からなる濾過層のうち最もファインな濾過層の厚みが200μm 以上である。
ここで、繊維の交点数C(点/m2 )は下記(1)式により算出され、
C = 4w2/[π3 r3 ρ 2 (T-2r)] × 1012(1)
w:目付量(g/m2 )、r:線半径(μm)、ρ:密度(g/cm3 )、T:濾材厚さ(μm)で、濾材厚さT(mm)は、下記式(2)により算出される。
T=w/ρ/(1-ε)/1000 (2)
ここで、ε:空隙率を表す。 - 熱可塑性樹脂フィルムの製造に際し、溶融熱可塑性樹脂を濾過する濾過層として下記(1)〜(4)の条件を同時に満たす濾過層を使用することを特徴とする熱可塑性樹脂フィルムの製造方法。
(1)捕集効率95%での濾過精度が0.6〜15μmであり、
(2)少なくとも金属繊維不織布からなる濾過層を1層持ち、
(3)該金属繊維不織布からなる濾過層のうち最もファインな濾過層における繊維の交点数が2.5〜5.3×10 11 の範囲に有り、
(4)該金属繊維不織布からなる濾過層のうち最もファインな濾過層の厚みが200μm 以上ある。
ここで、繊維の交点数C(点/m2 )は下記(1)式により算出され、
C = 4w2/[π3 r3 ρ 2 (T-2r)] × 1012 (1)
w:目付量(g/m2 )、r:線半径(μm)、ρ:密度(g/cm3 )、T:濾過層厚さ(μm)で、濾過層厚さT(mm)は、下記式(2)により算出される。
T=w/ρ/(1-ε)/1000 (2)
ここで、ε:空隙率を表す。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010143784A JP5752897B2 (ja) | 2010-06-24 | 2010-06-24 | 熱可塑性樹脂フィルムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010143784A JP5752897B2 (ja) | 2010-06-24 | 2010-06-24 | 熱可塑性樹脂フィルムの製造方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012006236A JP2012006236A (ja) | 2012-01-12 |
JP2012006236A5 true JP2012006236A5 (ja) | 2014-01-23 |
JP5752897B2 JP5752897B2 (ja) | 2015-07-22 |
Family
ID=45537371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010143784A Active JP5752897B2 (ja) | 2010-06-24 | 2010-06-24 | 熱可塑性樹脂フィルムの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5752897B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5937374B2 (ja) * | 2012-02-08 | 2016-06-22 | 帝人デュポンフィルム株式会社 | 熱可塑性樹脂フィルムの製造装置及び製造方法 |
CN106007108A (zh) * | 2016-08-02 | 2016-10-12 | 四川拓璞环保科技有限公司 | 一种小型太阳能一体式净水器 |
JP6793054B2 (ja) * | 2017-02-10 | 2020-12-02 | 住友化学株式会社 | ポリマーフィルタおよびポリマーフィルムの製造方法 |
WO2023013689A1 (ja) * | 2021-08-05 | 2023-02-09 | グンゼ株式会社 | 熱収縮性フィルム及びその製造方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3267824B2 (ja) * | 1995-02-16 | 2002-03-25 | 帝人株式会社 | 積層再生フイルム |
JP3449050B2 (ja) * | 1995-06-26 | 2003-09-22 | 東レ株式会社 | 熱可塑性樹脂フィルムの製造方法 |
JP3601728B2 (ja) * | 1995-08-03 | 2004-12-15 | 東レ株式会社 | 熱可塑性樹脂フィルムの製造方法 |
JP2008238535A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Konica Minolta Opto Inc | 樹脂フィルムの製造方法、セルロースアシレートフィルム、偏光板及び液晶表示装置 |
JP5018372B2 (ja) * | 2007-09-22 | 2012-09-05 | コニカミノルタアドバンストレイヤー株式会社 | 樹脂フィルムの製造方法 |
-
2010
- 2010-06-24 JP JP2010143784A patent/JP5752897B2/ja active Active
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5784458B2 (ja) | エアフィルタ濾材 | |
CN105709501B (zh) | 液体过滤介质 | |
RU2414950C1 (ru) | Фильтрующий материал | |
JP2008518780A5 (ja) | ||
JP2010510875A5 (ja) | ||
JP2020500694A5 (ja) | ||
BRPI0517587B1 (pt) | meio de filtração, processo para a filtração da matéria particulada da corrente de ar e processo de formação de um meio de filtração | |
JP2012006236A5 (ja) | ||
JP2017532457A5 (ja) | ||
JP2018523588A5 (ja) | ||
JP2013040412A (ja) | 混繊長繊維不織布 | |
ATE551108T1 (de) | Filterelement und verfahren zu seiner herstellung | |
JP2000300921A (ja) | エアフィルタ濾材およびそれを用いたエアフィルタユニット | |
JP2016121426A (ja) | 吸音材 | |
TWI685379B (zh) | 油脂吸附用奈米纖維聚集體 | |
JP3761172B2 (ja) | エアフィルタ用濾材、その使用方法、エアフィルタユニットおよび通気性支持材 | |
WO2021132402A1 (ja) | スパンボンド不織布、フィルター積層濾材、集塵機プリーツフィルター用濾材、集塵機プリーツフィルターおよび中風量パルスジェットタイプ集塵機 | |
JP2014151299A (ja) | フィルター用濾材およびエアフィルター | |
JP7356971B2 (ja) | フィルタ濾材とこれを備えるフィルタユニット | |
WO2015028531A3 (de) | Filtermaterial, filterelement und verfahren sowie vorrichtung zum herstellen eines filtermaterials | |
JP2015039662A (ja) | フィルター濾材 | |
JP2014069115A (ja) | フィルター用ろ材およびその製造方法 | |
JP2006526503A5 (ja) | ||
JP2013139661A (ja) | フッ素樹脂繊維の製造方法、エアフィルター用ろ材およびその製造方法 | |
JP2002346319A (ja) | タービン用吸気フィルタ濾材 |