JP2012004999A - 無線通信システム、無線基地局、及び通信制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】無線基地局の消費電力の削減を図りつつ、無線端末に良好なサービスを提供できるようにする。
【解決手段】無線基地局eNB#2は、無線基地局eNB#1が自局の消費電力を低下させる非活性状態に切り替えることを示すDeactivation Indication IEを含むeNB Configuration Updateメッセージを無線基地局eNB#1から受信した後、無線基地局eNB#2に接続している無線端末UEの状況に応じて、無線基地局eNB#1を活性状態に切り替えるためのCell Activation Requestメッセージを無線基地局eNB#1に送信する。
【選択図】図5
【解決手段】無線基地局eNB#2は、無線基地局eNB#1が自局の消費電力を低下させる非活性状態に切り替えることを示すDeactivation Indication IEを含むeNB Configuration Updateメッセージを無線基地局eNB#1から受信した後、無線基地局eNB#2に接続している無線端末UEの状況に応じて、無線基地局eNB#1を活性状態に切り替えるためのCell Activation Requestメッセージを無線基地局eNB#1に送信する。
【選択図】図5
Description
本発明は、SON技術が適用される無線通信システム、無線基地局、及び通信制御方法に関する。
無線通信システムの標準化団体である3GPP(3rd Generation Partnership Project)で標準化されているLTE(Long Term Evolution)では、人手を介さずに、無線基地局に係る設定を無線基地局自身が変更可能なSON(Self Organizing Network)技術が適用される。
SON技術の一つとして、消費電力を低下させる非活性状態へ無線基地局の状態を切り替えることにより、無線基地局の消費電力の削減を図る技術であるエナジーセービング技術がある(非特許文献1参照)。
エナジーセービング技術においては、無線基地局は、自局が非活性状態に切り替えることを他の無線基地局へ通知したり、他の無線基地局に対して活性状態に切り替えることを要求したりすることが可能である(非特許文献2参照)。
3GPP TR36.902 V9.1.0
3GPP TS36.423 V9.2.0
しかしながら、非特許文献1及び2においては、エナジーセービング技術に関し、無線基地局間での通知や要求を行う判断基準について明確な定義が存在しない。したがって、エナジーセービング技術には、無線基地局の消費電力の削減を図りつつ、無線端末に良好なサービスを提供する点において、改善の余地があった。
そこで、本発明は、無線基地局の消費電力の削減を図りつつ、無線端末に良好なサービスを提供できる無線通信システム、無線基地局、及び通信制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は以下のような特徴を有している。まず、本発明に係る無線通信システム(無線通信システム1A又は1B)の特徴は、活性状態から前記活性状態よりも自局の消費電力の低下した非活性状態に切り替え可能な第1無線基地局(無線基地局eNB#1又はRRH#1)と、前記第1無線基地局に隣接する第2無線基地局(無線基地局eNB#2又はRRH#2)と、前記第1無線基地局が前記非活性状態である場合に、前記第2無線基地局に接続している無線端末の状況に応じて、前記第1無線基地局を前記非活性状態から前記活性状態に切り替えるよう制御する制御部(制御部220又は制御装置300)とを備えることを要旨とする。
このような特徴によれば、第1無線基地局の消費電力を低下させつつ、第2無線基地局に接続している無線端末が第1無線基地局に接続先を切り換える可能性を考慮して第1無線基地局を非活性状態から活性状態に切り替えることができる。したがって、無線基地局の消費電力の削減を図りつつ、無線端末に良好なサービスを提供することができる。
本発明に係る無線通信システムの他の特徴は、上記の特徴に係る無線通信システムにおいて、前記第1無線基地局は、自局が前記非活性状態に切り替えることを示す非活性情報(Deactivation Indication IE)を前記第2無線基地局に送信し、前記第2無線基地局は、前記制御部と、前記非活性情報を前記第1無線基地局から受信する受信部(ネットワーク通信部240)と、前記第1無線基地局を前記活性状態に切り替えるための活性化要求(Cell Activation Request)を前記第1無線基地局に送信可能な送信部(ネットワーク通信部240)とを備え、前記制御部は、前記受信部が前記非活性情報を受信した後、前記第2無線基地局に接続している無線端末の状況に応じて、前記活性化要求を前記第1無線基地局に送信するよう前記送信部を制御することを要旨とする。
本発明に係る無線通信システムの他の特徴は、上記の特徴に係る無線通信システムにおいて、前記制御部は、前記受信部が前記非活性情報を受信した後、前記第2無線基地局に接続している1又は複数の無線端末が前記第1無線基地局へ接続先を切り替え得ることを示す条件が満たされた場合に、前記活性化要求を前記第1無線基地局に送信するよう前記送信部を制御することを要旨とする。
本発明に係る無線通信システムの他の特徴は、上記の特徴に係る無線通信システムにおいて、前記制御部は、前記受信部が前記非活性情報を受信した後、前記第2無線基地局に接続し且つ前記第1無線基地局から所定範囲内に位置する無線端末の数が所定数を超えた場合に、前記活性化要求を前記第1無線基地局に送信するよう前記送信部を制御することを要旨とする。
本発明に係る無線通信システムの他の特徴は、上記の特徴に係る無線通信システムにおいて、前記制御部は、前記受信部が前記非活性情報を受信した後、前記第2無線基地局に接続し且つ前記第1無線基地局に向けて移動する無線端末の数が所定数を超えた場合に、前記活性化要求を前記第1無線基地局に送信するよう前記送信部を制御することを要旨とする。
本発明に係る無線通信システムの他の特徴は、上記の特徴に係る無線通信システムにおいて、前記制御部は、前記受信部が前記非活性情報を受信した後、前記第2無線基地局に接続し且つ前記第2無線基地局からの受信電力レベルが閾値を下回る無線端末の数が所定数を超えた場合に、前記活性化要求を前記第1無線基地局に送信するよう前記送信部を制御することを要旨とする。
本発明に係る無線基地局(無線基地局eNB#2)の特徴は、自局に隣接する他の無線基地局(無線基地局eNB#1)が消費電力を低下させる非活性状態に切り替えることを示す非活性情報(Deactivation Indication IE)を前記他の無線基地局から受信する受信部(ネットワーク通信部240)と、前記他の無線基地局を前記非活性状態から活性状態に切り替えるための活性化要求(Cell Activation Request)を前記他の無線基地局に送信可能な送信部(ネットワーク通信部240)と、前記受信部が前記非活性情報を受信した後、自局に接続している無線端末(無線端末UE)の状況に応じて、前記活性化要求を前記他の無線基地局に送信するよう前記送信部を制御する制御部(制御部220)とを備えることを要旨とする。
本発明に係る通信制御方法の特徴は、第1無線基地局が、自局の消費電力を低下させる非活性状態に切り替えることを示す非活性情報を自局に隣接する第2無線基地局に送信するステップと、前記第2無線基地局が、前記非活性情報を前記第1無線基地局から受信するステップと、前記第2無線基地局が、前記非活性情報を受信した後、自局に接続している無線端末の状況に応じて、前記第1無線基地局を前記非活性状態から活性状態に切り替えるための活性化要求を前記第1無線基地局に送信するステップとを有することを要旨とする。
本発明によれば、無線基地局の消費電力の削減を図りつつ、無線端末に良好なサービスを提供できる無線通信システム、無線基地局、及び通信制御方法を提供できる。
図面を参照して、本発明の第1実施形態〜第3実施形態、及びその他の実施形態を説明する。以下の各実施形態における図面において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付す。
(1)第1実施形態
本発明の第1実施形態について、(1.1)LTEシステムの概要、(1.2)無線通信システムの構成、(1.3)無線基地局の構成、(1.4)無線通信システムの動作、(1.5)第1実施形態の効果の順に説明する。
本発明の第1実施形態について、(1.1)LTEシステムの概要、(1.2)無線通信システムの構成、(1.3)無線基地局の構成、(1.4)無線通信システムの動作、(1.5)第1実施形態の効果の順に説明する。
(1.1)LTEシステムの概要
図1は、LTEシステムの概要を説明するための図である。
図1は、LTEシステムの概要を説明するための図である。
図1に示すように、複数の無線基地局eNBはE−UTRAN(Evolved-UMTS Terrestrial Radio Access Network)を構成する。複数の無線基地局eNBのそれぞれは、無線端末UEにサービスを提供すべき通信エリアであるセルを形成する。無線端末UEは、ユーザが所持する無線通信装置であり、ユーザ装置とも称される。
隣接する各無線基地局eNBは、基地局間通信を提供する論理的な通信路であるX2インターフェースを介して互いに通信可能である。複数の無線基地局eNBのそれぞれは、S1インターフェースを介して、EPC(Evolved Packet Core)、具体的には、MME(Mobility Management Entity)/S−GW(Serving Gateway)と通信可能である。
(1.2)無線通信システムの構成
図2は、第1実施形態に係る無線通信システム1Aの概略構成を示す概略構成図である。
図2は、第1実施形態に係る無線通信システム1Aの概略構成を示す概略構成図である。
図2に示すように、無線通信システム1Aは、セルC#1を形成する無線基地局eNB#1と、無線基地局eNB#1に隣接し、セルC#2を形成する無線基地局eNB#2とを有する。第1実施形態において、無線基地局eNB#1は第1無線基地局に相当し、無線基地局eNB#2は第2無線基地局に相当する。
また、無線通信システム1Aは、セルC#2内で無線基地局eNB#2に接続する複数の無線端末UEを有する。無線基地局eNB#2は、無線基地局eNB#2に接続する無線端末UEと無線通信を行う。ここで、無線基地局eNB#2に対する無線端末UEの「接続」とは、無線端末UEが無線基地局eNB#2を介して通信先と通信実行中の状態(Connected状態)を想定しているが、無線端末UEが無線基地局eNB#2に対して待ち受けを行っている状態(Idle状態)も含む概念としてもよい。
無線基地局eNB#1と無線基地局eNB#2とは、上述したX2インタフェースを使用して基地局間通信を行うことができる。
(1.3)無線基地局の構成
次に、無線基地局の構成について、(1.3.1)無線基地局eNB#1の構成、(1.3.2)無線基地局eNB#2の構成の順に説明する。
次に、無線基地局の構成について、(1.3.1)無線基地局eNB#1の構成、(1.3.2)無線基地局eNB#2の構成の順に説明する。
(1.3.1)無線基地局eNB#1の構成
図3は、無線基地局eNB#1の構成を示すブロック図である。
図3は、無線基地局eNB#1の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、無線基地局eNB#1は、アンテナ101、無線通信部110、制御部120、記憶部130、及びネットワーク通信部140を有する。
アンテナ101は、無線信号の送受信に用いられる。無線通信部110は、例えば無線周波数(RF)回路やベースバンド(BB)回路等を用いて構成され、アンテナ101を介して、無線基地局eNB#1に接続する無線端末UEと無線信号の送受信を行う。また、無線通信部110は、送信信号の変調と受信信号の復調とを行う。
制御部120は、例えばCPUを用いて構成され、無線基地局eNB#1が備える各種の機能を制御する。記憶部130は、例えばメモリを用いて構成され、無線基地局eNB#1の制御等に用いられる各種の情報を記憶する。ネットワーク通信部140は、X2インタフェースを使用して無線基地局eNB#2との基地局間通信を行う。電源部150は、無線基地局eNB#1の各ブロックへ電力を供給する。
制御部120は、接続端末判定部121、非活性状態通知部122、及び消費電力制御部123を有する。
接続端末判定部121は、無線基地局eNB#1に接続する無線端末UEが存在するか否か判定する。当該判定は、周波数リソースあるいは無線ベアラの使用状況や、MMEからの情報に基づいて行われる。接続端末判定部121による判定結果の情報は、非活性状態通知部122に入力される。
非活性状態通知部122は、接続端末判定部121によって、無線基地局eNB#1に接続する無線端末UEが存在しないと判定された場合に、自局の消費電力を低下させる非活性状態に切り替えることを示すDeactivation Indication IE(非活性情報)を含むeNB Configuration Updateメッセージを生成する。ここで、非活性状態とは、無線基地局eNB#1の少なくとも一部のブロックの電源をオフ(電力供給を停止)した状態や、無線基地局eNB#1の少なくとも一部のブロックへの供給電力を低下させた状態を意味する。非活性状態においては、少なくとも、消費電力の大きいブロックである無線通信部110に対する電力供給を停止することが好ましい。Deactivation Indication IE(非活性情報)を含むeNB Configuration Updateメッセージは、ネットワーク通信部140に入力される。
ネットワーク通信部140は、eNB Configuration Updateメッセージを、X2インタフェースを使用して無線基地局eNB#2に送信する。また、ネットワーク通信部140は、eNB Configuration Updateメッセージに対する応答であるeNB Configuration Update AcknowledgeメッセージをX2インタフェースを使用して受信する。
消費電力制御部123は、ネットワーク通信部140がeNB Configuration Update Acknowledgeメッセージを受信した場合に、非活性状態に切り替えるように電源部150を制御する。例えば、消費電力制御部123は、無線基地局eNB#1の少なくとも一部のブロックの電源をオフする、あるいは、無線基地局eNB#1の少なくとも一部のブロックへの供給電力を低下させるように電源部150を制御する。
また、ネットワーク通信部140は、無線基地局eNB#1を活性状態に切り替えるためのCell Activation RequestメッセージをX2インタフェースを使用して無線基地局eNB#2から受信する。そして、ネットワーク通信部140は、Cell Activation Requestメッセージに対する応答であるCell Activation ResponseメッセージをX2インタフェースを使用して無線基地局eNB#2に送信する。
消費電力制御部123は、ネットワーク通信部140がCell Activation Requestメッセージを送信する場合に、非活性状態から活性状態に切り換えるように電源部150を制御する。例えば、消費電力制御部123は、電源オフにしていたブロックへの電力の供給を再開する、あるいは、供給電力を低下させていたブロックへの供給電力を元に戻すように電源部150を制御する。
(1.3.2)無線基地局eNB#2の構成
図4は、第1実施形態に係る無線基地局eNB#2の構成を示すブロック図である。
図4は、第1実施形態に係る無線基地局eNB#2の構成を示すブロック図である。
図4に示すように、無線基地局eNB#2は、アンテナ201、無線通信部210、制御部220、記憶部230、及びネットワーク通信部240を有する。
アンテナ201は、無線信号の送受信に用いられる。無線通信部210は、例えば無線周波数(RF)回路やベースバンド(BB)回路等を用いて構成され、アンテナ201を介して無線端末UEと無線信号の送受信を行う。また、無線通信部210は、送信信号の変調と受信信号の復調とを行う。
制御部220は、例えばCPUを用いて構成され、無線基地局eNB#2が備える各種の機能を制御する。記憶部230は、例えばメモリを用いて構成され、無線基地局eNB#2の制御等に用いられる各種の情報を記憶する。ネットワーク通信部240は、X2インタフェースを使用して無線基地局eNB#1との基地局間通信を行う。電源部250は、無線基地局eNB#2の各ブロックへ電力を供給する。
ネットワーク通信部240は、Deactivation Indication IE(非活性情報)を含むeNB Configuration UpdateメッセージをX2インタフェースを使用して無線基地局eNB#1から受信する。このようにネットワーク通信部240は、非活性情報を無線基地局eNB#1(第1無線基地局)から受信する受信部に相当する。また、ネットワーク通信部240は、eNB Configuration Update AcknowledgeメッセージをX2インタフェースを使用して無線基地局eNB#1に送信する。
制御部220は、位置情報取得部221A、接続端末判定部222、及び活性化要求部223を有する。
位置情報取得部221Aは、無線基地局eNB#2に接続する各無線端末UEについて位置情報を取得する。なお、位置情報取得部221Aは、eNB Configuration Update Acknowledgeメッセージをネットワーク通信部240が送信した場合にのみ、位置情報の取得を行うとしてもよい。
位置情報取得部221Aによる位置情報取得方法としては、例えば以下の技術が利用できる。
(位置情報取得方法1)無線基地局eNB#2に接続する無線端末UEがGPS(Global Positioning System)による測位機能を有している場合、位置情報取得部221Aは、GPSを用いて生成される位置情報を無線端末UE毎に取得する。
(位置情報取得方法2)無線基地局eNB#2に接続する無線端末UEがGPSによる測位機能を有していない場合、位置情報取得部221Aは、コアネットワーク側に設けられる位置管理サーバ(E-SLMC: Evolved Serving Mobile Location Center)から位置情報を無線端末UE毎に取得する。なお、位置管理サーバ(E-SLMC)の詳細については、3GPP TS36.305を参照されたい。
(位置情報取得方法3)無線基地局eNB#2に接続する各無線端末UEから受信するメジャメントレポートに基づいて、無線端末UEが複数の無線基地局それぞれから受信する無線信号の状態から無線端末UEの位置を推定する。
(位置情報取得方法4)無線基地局eNB#2が形成するセルC#2がセクタ分割されている場合には、無線基地局eNB#1の方向と対応するセクタにおける無線端末UEと無線基地局eNB#2との間のパスロス等の情報から無線端末UEの大まかな位置情報を取得できる。
接続端末判定部222は、Deactivation Indication IEを含むeNB Configuration Updateメッセージをネットワーク通信部240が受信した後、位置情報取得部221Aによって取得された位置情報に基づいて、無線基地局eNB#2に接続し且つ無線基地局eNB#1から所定範囲内に位置する無線端末UEの数が所定数を超えたか否かを判定する。ここで所定範囲とは、例えば、無線基地局eNB#1が形成するセルC#1の範囲を意味する。当該所定範囲を示す情報は記憶部230に予め記憶されているものとする。また、所定数は、0以上の値とすることができる。
なお、無線基地局eNB#2に接続し且つ無線基地局eNB#1から所定範囲内に位置する無線端末UEの数が所定数を超えるという条件が満たされることは、無線基地局eNB#2に接続する1又は複数の無線端末UEが無線基地局eNB#1へ接続先を切り替え得ることを示す。
活性化要求部223は、接続端末判定部222によって、無線基地局eNB#2に接続し且つ無線基地局eNB#1から所定範囲内に位置する無線端末UEの数が所定数を超えたと判定された場合に、無線基地局eNB#1を活性状態に切り替えるためのCell Activation Requestメッセージ(活性化要求)を生成する。
ネットワーク通信部240は、生成されたCell Activation RequestメッセージをX2インタフェースを使用して無線基地局eNB#1に送信する。このようにネットワーク通信部240は、活性化要求を無線基地局eNB#1(第1無線基地局)に送信する送信部に相当する。そして、ネットワーク通信部240は、Cell Activation Requestメッセージに対する応答であるCell Activation ResponseメッセージをX2インタフェースを使用して無線基地局eNB#1から受信する。
(1.4)無線通信システムの動作
図5は、第1実施形態に係る無線通信システム1Aの動作を示す動作シーケンス図である。
図5は、第1実施形態に係る無線通信システム1Aの動作を示す動作シーケンス図である。
ステップS101において、無線基地局eNB#1の接続端末判定部121は、無線基地局eNB#1に接続する無線端末UEが存在するか否か判定する。無線基地局eNB#1に接続する無線端末UEが存在しない場合、処理がステップS102に進む。
ステップS102において、無線基地局eNB#1の非活性状態通知部122は、Deactivation Indication IEを含むeNB Configuration Updateメッセージを生成する。無線基地局eNB#1のネットワーク通信部140は、生成されたeNB Configuration Updateメッセージを、X2インタフェースを使用して無線基地局eNB#2に送信する。無線基地局eNB#2のネットワーク通信部240は、Deactivation Indication IEを含むeNB Configuration Updateメッセージを受信する。
ステップS103において、無線基地局eNB#2のネットワーク通信部240は、eNB Configuration Updateメッセージに対する応答であるeNB Configuration Update AcknowledgeメッセージをX2インタフェースを使用して無線基地局eNB#1に送信する。無線基地局eNB#1のネットワーク通信部140は、eNB Configuration Update Acknowledgeメッセージを受信する。
ステップS104において、無線基地局eNB#1の消費電力制御部123は、非活性状態に切り替えるように電源部150を制御する。例えば、消費電力制御部123は、無線基地局eNB#1の少なくとも一部のブロックの電源をオフする、あるいは、無線基地局eNB#1の少なくとも一部のブロックへの供給電力を低下させるように電源部150を制御する。
ステップS105において、無線基地局eNB#2の位置情報取得部221Aは、上記の(位置情報取得方法1)〜(位置情報取得方法4)の何れかを用いて、無線基地局eNB#2に接続する無線端末UEの位置を示す位置情報を無線端末UE毎に取得する。
ステップS106において、無線基地局eNB#2の接続端末判定部222は、位置情報取得部221Aによって取得された位置情報に基づいて、無線基地局eNB#2に接続し且つ無線基地局eNB#1から所定範囲内に位置する無線端末UEの数が所定数を超えたか否かを判定する。無線基地局eNB#2に接続し且つ無線基地局eNB#1から所定範囲内に位置する無線端末UEの数が所定数を超えた場合、処理がステップS107に進む。
ステップS107において、無線基地局eNB#2の活性化要求部223は、無線基地局eNB#1を活性状態に切り替えるためのCell Activation Requestメッセージ(活性化要求)を生成する。そして、ネットワーク通信部140は、生成されたCell Activation RequestメッセージをX2インタフェースを使用して無線基地局eNB#1に送信する。無線基地局eNB#1のネットワーク通信部140は、Cell Activation Requestメッセージを受信する。
ステップS108において、無線基地局eNB#1のネットワーク通信部140は、Cell Activation ResponseメッセージをX2インタフェースを使用して無線基地局eNB#2に送信する。無線基地局eNB#2のネットワーク通信部240は、Cell Activation Responseメッセージを受信する。
ステップS109において、無線基地局eNB#1の消費電力制御部123は、非活性状態から活性状態に切り換えるように電源部150を制御する。例えば、消費電力制御部123は、電源オフにしていたブロックへの電力の供給を再開する、あるいは、供給電力を低下させていたブロックへの供給電力を元に戻すように電源部150を制御する。
(1.5)第1実施形態の効果
以上説明したように、第1実施形態に係る無線基地局eNB#2は、Deactivation Indication IEを含むeNB Configuration Updateメッセージを受信した後、無線基地局eNB#2に接続し且つ無線基地局eNB#1から所定範囲内に位置する無線端末UEの数が所定数を超えた場合に、無線基地局eNB#1を活性状態に切り替えるためのCell Activation Requestメッセージを無線基地局eNB#1に送信する。
以上説明したように、第1実施形態に係る無線基地局eNB#2は、Deactivation Indication IEを含むeNB Configuration Updateメッセージを受信した後、無線基地局eNB#2に接続し且つ無線基地局eNB#1から所定範囲内に位置する無線端末UEの数が所定数を超えた場合に、無線基地局eNB#1を活性状態に切り替えるためのCell Activation Requestメッセージを無線基地局eNB#1に送信する。
これにより、無線基地局eNB#1の消費電力を低下させつつ、無線基地局eNB#2に接続する無線端末UEが無線基地局eNB#1に接続先を切り換える可能性を考慮して無線基地局eNB#1を活性状態に切り替えることができ、無線基地局eNB#2に接続する無線端末UEのサービス品質の劣化を抑制できる。
したがって、第1実施形態によれば、無線基地局eNB#1の消費電力の削減を図りつつ、無線基地局eNB#2に接続する無線端末UEに良好なサービスを提供することができる。
(2)第2実施形態
次に、本発明の第2実施形態について、(2.1)無線基地局の構成、(2.2)無線通信システムの動作、(2.3)第2実施形態の効果の順に説明する。ただし、第1実施形態と異なる点を主として説明し、重複する説明を省略する。
次に、本発明の第2実施形態について、(2.1)無線基地局の構成、(2.2)無線通信システムの動作、(2.3)第2実施形態の効果の順に説明する。ただし、第1実施形態と異なる点を主として説明し、重複する説明を省略する。
(2.1)無線基地局の構成
第2実施形態では、無線基地局eNB#2の構成が第1実施形態と異なっており、無線基地局eNB#1の構成は第1実施形態と同様である。よって、無線基地局eNB#2の構成を説明する。図6は、第2実施形態に係る無線基地局eNB#2の構成を示すブロック図である。
第2実施形態では、無線基地局eNB#2の構成が第1実施形態と異なっており、無線基地局eNB#1の構成は第1実施形態と同様である。よって、無線基地局eNB#2の構成を説明する。図6は、第2実施形態に係る無線基地局eNB#2の構成を示すブロック図である。
図6に示すように、第2実施形態に係る無線基地局eNB#2は、第1実施形態で説明した位置情報取得部221Aに代えて、移動方向推定部221Bを有する。
移動方向推定部221Bは、無線基地局eNB#2に接続する無線端末UEの移動方向を無線端末UE毎に推定する。移動方向推定部221Bによる移動方向推定方法としては、例えば以下の技術が利用できる。
(移動方向推定方法1)無線端末UEがGPS(Global Positioning System)による測位機能を有している場合、移動方向推定部221Bは、GPSを用いて生成される、各無線端末UEの少なくとも2地点の位置情報に基づき、各無線端末UEの移動方向を推定する。
(移動方向推定方法2)無線端末UEがGPSによる測位機能を有していない場合、移動方向推定部221Bは、コアネットワーク側に設けられる位置管理サーバ(E-SLMC: Evolved Serving Mobile Location Center)から、各無線端末UEの少なくとも2地点の位置情報を取得して各無線端末UEの移動方向を推定する。
(移動方向推定方法3)自局に接続する各無線端末UEから受信するメジャメントレポートに基づいて、無線端末UEが複数の無線基地局それぞれから受信する無線信号の状態から、無線端末UEの少なくとも2地点の位置を推定して各無線端末UEの移動方向を推定する。
(移動方向推定方法4)無線基地局eNB#2が形成するセルC#2がセクタ分割されている場合には、無線基地局eNB#1の方向と対応するセクタにおける無線端末UEと無線基地局eNB#2との間のパスロスの情報から無線基地局eNB#1に向けて移動する無線端末UEを特定できる。
接続端末判定部222は、Deactivation Indication IEを含むeNB Configuration Updateメッセージをネットワーク通信部240が受信した後、移動方向推定部221Bによって推定された各無線端末UEの移動方向に基づいて、無線基地局eNB#2に接続し且つ無線基地局eNB#1(具体的には無線基地局eNB#1が形成するセルC#1)に向けて移動する無線端末UEの数が所定数を超えたか否かを判定する。ここで所定数は、0以上の値とすることができる。なお、無線基地局eNB#1(具体的にはセルC#1)の方向についての情報は記憶部230に予め記憶されているものとする。
なお、無線基地局eNB#2に接続し且つ無線基地局eNB#1に向けて移動する無線端末UEの数が所定数を超えるという条件が満たされることは、無線基地局eNB#2に接続する1又は複数の無線端末UEが無線基地局eNB#1へ接続先を切り替え得ることを示す。
活性化要求部223は、接続端末判定部222によって、無線基地局eNB#2に接続し且つ無線基地局eNB#1に向けて移動する無線端末UEの数が所定数を超えたと判定された場合に、無線基地局eNB#1を活性状態に切り替えるためのCell Activation Requestメッセージを生成する。
ネットワーク通信部240は、生成されたCell Activation RequestメッセージをX2インタフェースを使用して無線基地局eNB#1に送信する。そして、ネットワーク通信部240は、Cell Activation Requestメッセージに対する応答であるCell Activation ResponseメッセージをX2インタフェースを使用して無線基地局eNB#1から受信する。
(2.2)無線通信システムの動作
図7は、第2実施形態に係る無線通信システム1Aの動作を示す動作シーケンス図である。
図7は、第2実施形態に係る無線通信システム1Aの動作を示す動作シーケンス図である。
ステップS201において、無線基地局eNB#1の接続端末判定部121は、無線基地局eNB#1に接続する無線端末UEが存在するか否か判定する。無線基地局eNB#1に接続する無線端末UEが存在しない場合、処理がステップS202に進む。
ステップS202において、無線基地局eNB#1の非活性状態通知部122は、Deactivation Indication IEを含むeNB Configuration Updateメッセージを生成する。無線基地局eNB#1のネットワーク通信部140は、生成されたeNB Configuration Updateメッセージを、X2インタフェースを使用して無線基地局eNB#2に送信する。無線基地局eNB#2のネットワーク通信部240は、Deactivation Indication IEを含むeNB Configuration Updateメッセージを受信する。
ステップS203において、無線基地局eNB#2のネットワーク通信部240は、eNB Configuration Updateメッセージに対する応答であるeNB Configuration Update AcknowledgeメッセージをX2インタフェースを使用して無線基地局eNB#1に送信する。無線基地局eNB#1のネットワーク通信部140は、eNB Configuration Update Acknowledgeメッセージを受信する。
ステップS204において、無線基地局eNB#1の消費電力制御部123は、非活性状態に切り替えるように電源部150を制御する。例えば、消費電力制御部123は、無線基地局eNB#1の少なくとも一部のブロックの電源をオフする、あるいは、無線基地局eNB#1の少なくとも一部のブロックへの供給電力を低下させるように電源部150を制御する。
ステップS205において、無線基地局eNB#2の移動方向推定部221Bは、上記の(移動方向推定方法1)〜(移動方向推定方法4)の何れかを用いて、無線基地局eNB#2に接続する各無線端末UEの移動方向を推定する。
ステップS206において、無線基地局eNB#2の接続端末判定部222は、移動方向推定部221Bによって推定された移動方向に基づいて、無線基地局eNB#2に接続し且つ無線基地局eNB#1に向けて移動する無線端末UEの数が所定数を超えたか否かを判定する。無線基地局eNB#2に接続し且つ無線基地局eNB#1に向けて移動する無線端末UEの数が所定数を超えた場合、処理がステップS207に進む。
ステップS207において、無線基地局eNB#2の活性化要求部223は、無線基地局eNB#1を活性状態に切り替えるためのCell Activation Requestメッセージを生成する。そして、ネットワーク通信部140は、生成されたCell Activation RequestメッセージをX2インタフェースを使用して無線基地局eNB#1に送信する。無線基地局eNB#1のネットワーク通信部140は、Cell Activation Requestメッセージを受信する。
ステップS208において、無線基地局eNB#1のネットワーク通信部140は、Cell Activation ResponseメッセージをX2インタフェースを使用して無線基地局eNB#2に送信する。無線基地局eNB#2のネットワーク通信部240は、Cell Activation Responseメッセージを受信する。
ステップS209において、無線基地局eNB#1の消費電力制御部123は、非活性状態から活性状態に切り換えるように電源部150を制御する。例えば、消費電力制御部123は、電源オフにしていたブロックへの電力の供給を再開する、あるいは、供給電力を低下させていたブロックへの供給電力を元に戻すように電源部150を制御する。
(2.3)第2実施形態の効果
以上説明したように、第2実施形態に係る無線基地局eNB#2は、Deactivation Indication IEを含むeNB Configuration Updateメッセージを受信した後、無線基地局eNB#2に接続し且つ無線基地局eNB#1に向けて移動する無線端末UEの数が所定数を超えた場合に、無線基地局eNB#1を活性状態に切り替えるためのCell Activation Requestメッセージを無線基地局eNB#1に送信する。
以上説明したように、第2実施形態に係る無線基地局eNB#2は、Deactivation Indication IEを含むeNB Configuration Updateメッセージを受信した後、無線基地局eNB#2に接続し且つ無線基地局eNB#1に向けて移動する無線端末UEの数が所定数を超えた場合に、無線基地局eNB#1を活性状態に切り替えるためのCell Activation Requestメッセージを無線基地局eNB#1に送信する。
これにより、無線基地局eNB#1の消費電力を低下させつつ、無線基地局eNB#2に接続する無線端末UEが無線基地局eNB#1に接続先を切り換える可能性を考慮して無線基地局eNB#1を活性状態に切り替えることができ、無線基地局eNB#2に接続する無線端末UEのサービス品質の劣化を抑制できる。
したがって、第2実施形態によれば、無線基地局eNB#1の消費電力の削減を図りつつ、無線基地局eNB#2に接続する無線端末UEに良好なサービスを提供することができる。
(3)第3実施形態
次に、本発明の第3実施形態について、(3.1)無線基地局の構成、(3.2)無線通信システムの動作、(3.3)第3実施形態の効果の順に説明する。ただし、第1実施形態と異なる点を主として説明し、重複する説明を省略する。
次に、本発明の第3実施形態について、(3.1)無線基地局の構成、(3.2)無線通信システムの動作、(3.3)第3実施形態の効果の順に説明する。ただし、第1実施形態と異なる点を主として説明し、重複する説明を省略する。
(3.1)無線基地局の構成
第3実施形態では、無線基地局eNB#2の構成が第1実施形態と異なっており、無線基地局eNB#1の構成は第1実施形態と同様である。よって、無線基地局eNB#2の構成を説明する。
第3実施形態では、無線基地局eNB#2の構成が第1実施形態と異なっており、無線基地局eNB#1の構成は第1実施形態と同様である。よって、無線基地局eNB#2の構成を説明する。
図8は、第3実施形態に係る無線基地局eNB#2の構成を示すブロック図である。
図8に示すように、第3実施形態に係る無線基地局eNB#2は、第1実施形態で説明した位置情報取得部221Aに代えて、受信電力レベル取得部221Cを有する。
受信電力レベル取得部221Cは、無線基地局eNB#2に接続する各無線端末UEについて、無線基地局eNB#2からの受信電力レベルを取得する。無線端末UEは、無線基地局eNBから受信する参照信号の受信電力レベル(RSRP: Reference Signal Received Power)を測定し、受信電力レベルの測定値を含む報告(メジャメントレポート)を接続先の無線基地局eNBに送信する。よって、受信電力レベル取得部221Cは、無線基地局eNB#2に接続する各無線端末UEから無線通信部210が受信するメジャメントレポートに基づき、無線基地局eNB#2からの受信電力レベルを無線端末UE毎に取得できる。
接続端末判定部222は、Deactivation Indication IEを含むeNB Configuration Updateメッセージをネットワーク通信部240が受信した後、受信電力レベル取得部221Cによって取得された、無線端末UE毎の受信電力レベルを閾値と比較し、無線基地局eNB#2に接続し且つ無線基地局eNB#2からの受信電力レベルが閾値を下回る無線端末UEの数が所定数を超えたか否かを判定する。なお、閾値は記憶部230に予め記憶されているものとする。
なお、無線基地局eNB#2に接続する無線端末UEについて無線基地局eNB#2からの受信電力レベルが閾値を下回るという条件が満たされることは、当該無線端末UEが無線基地局eNB#1へ接続先を切り替え得ることを示す。
活性化要求部223は、接続端末判定部222によって、無線基地局eNB#2に接続し且つ無線基地局eNB#2からの受信電力レベルが閾値を下回る無線端末UEの数が所定数を超えたと判定された場合に、無線基地局eNB#1を活性状態に切り替えるためのCell Activation Requestメッセージを生成する。
ネットワーク通信部240は、生成されたCell Activation RequestメッセージをX2インタフェースを使用して無線基地局eNB#1に送信する。そして、ネットワーク通信部240は、Cell Activation Requestメッセージに対する応答であるCell Activation ResponseメッセージをX2インタフェースを使用して無線基地局eNB#1から受信する。
(3.2)無線通信システムの動作
図9は、第3実施形態に係る無線通信システム1Aの動作を示す動作シーケンス図である。
図9は、第3実施形態に係る無線通信システム1Aの動作を示す動作シーケンス図である。
ステップS301において、無線基地局eNB#1の接続端末判定部121は、無線基地局eNB#1に接続する無線端末UEが存在するか否か判定する。無線基地局eNB#1に接続する無線端末UEが存在しない場合、処理がステップS302に進む。
ステップS302において、無線基地局eNB#1の非活性状態通知部122は、Deactivation Indication IEを含むeNB Configuration Updateメッセージを生成する。無線基地局eNB#1のネットワーク通信部140は、生成されたeNB Configuration Updateメッセージを、X2インタフェースを使用して無線基地局eNB#2に送信する。無線基地局eNB#2のネットワーク通信部240は、Deactivation Indication IEを含むeNB Configuration Updateメッセージを受信する。
ステップS303において、無線基地局eNB#2のネットワーク通信部240は、eNB Configuration Updateメッセージに対する応答であるeNB Configuration Update AcknowledgeメッセージをX2インタフェースを使用して無線基地局eNB#1に送信する。無線基地局eNB#1のネットワーク通信部140は、eNB Configuration Update Acknowledgeメッセージを受信する。
ステップS304において、無線基地局eNB#1の消費電力制御部123は、非活性状態に切り替えるように電源部150を制御する。例えば、消費電力制御部123は、無線基地局eNB#1の少なくとも一部のブロックの電源をオフする、あるいは、無線基地局eNB#1の少なくとも一部のブロックへの供給電力を低下させるように電源部150を制御する。
ステップS305において、無線基地局eNB#2の受信電力レベル取得部221Cは、メジャメントレポートに基づき、無線基地局eNB#2に接続する各無線端末UEについて、無線基地局eNB#2からの受信電力レベルを取得する。
ステップS306において、無線基地局eNB#2の接続端末判定部222は、受信電力レベル取得部221Cによって取得された受信電力レベルに基づいて、無線基地局eNB#2に接続し且つ無線基地局eNB#2からの受信電力レベルが閾値を下回る無線端末UEの数が所定数を超えたか否かを判定する。無線基地局eNB#2に接続し且つ無線基地局eNB#2からの受信電力レベルが閾値を下回る無線端末UEの数が所定数を超えた場合、処理がステップS307に進む。
ステップS307において、無線基地局eNB#2の活性化要求部223は、無線基地局eNB#1を活性状態に切り替えるためのCell Activation Requestメッセージを生成する。そして、ネットワーク通信部140は、生成されたCell Activation RequestメッセージをX2インタフェースを使用して無線基地局eNB#1に送信する。無線基地局eNB#1のネットワーク通信部140は、Cell Activation Requestメッセージを受信する。
ステップS308において、無線基地局eNB#1のネットワーク通信部140は、Cell Activation ResponseメッセージをX2インタフェースを使用して無線基地局eNB#2に送信する。無線基地局eNB#2のネットワーク通信部240は、Cell Activation Responseメッセージを受信する。
ステップS309において、無線基地局eNB#1の消費電力制御部123は、非活性状態から活性状態に切り換えるように電源部150を制御する。例えば、消費電力制御部123は、電源オフにしていたブロックへの電力の供給を再開する、あるいは、供給電力を低下させていたブロックへの供給電力を元に戻すように電源部150を制御する。
(3.3)第3実施形態の効果
以上説明したように、第3実施形態に係る無線基地局eNB#2は、Deactivation Indication IEを含むeNB Configuration Updateメッセージを受信した後、無線基地局eNB#2に接続し且つ無線基地局eNB#2からの受信電力レベルが閾値を下回る無線端末UEの数が所定数を超えた場合に、無線基地局eNB#1を活性状態に切り替えるためのCell Activation Requestメッセージを無線基地局eNB#1に送信する。
以上説明したように、第3実施形態に係る無線基地局eNB#2は、Deactivation Indication IEを含むeNB Configuration Updateメッセージを受信した後、無線基地局eNB#2に接続し且つ無線基地局eNB#2からの受信電力レベルが閾値を下回る無線端末UEの数が所定数を超えた場合に、無線基地局eNB#1を活性状態に切り替えるためのCell Activation Requestメッセージを無線基地局eNB#1に送信する。
これにより、無線基地局eNB#1の消費電力を低下させつつ、無線基地局eNB#2に接続する無線端末UEが無線基地局eNB#1に接続先を切り換える可能性を考慮して無線基地局eNB#1を活性状態に切り替えることができ、無線基地局eNB#2に接続する無線端末UEのサービス品質の劣化を抑制できる。
したがって、第3実施形態によれば、無線基地局eNB#1の消費電力の削減を図りつつ、無線基地局eNB#2に接続する無線端末UEに良好なサービスを提供することができる。
(4)その他の実施形態
上記のように、本発明は各実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
上記のように、本発明は各実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
(4.1)無線基地局eNB#1における制御の変更例
上述した各実施形態において、無線基地局eNB#1の接続端末判定部121は、無線基地局eNB#1に接続する無線端末UEが存在するか否かを判定していたが、このような判定方法に限らず、次のような判定方法を使用できる。例えば、接続端末判定部121は、無線基地局eNB#1に接続する無線端末UEの数が所定数以下であって、且つ当該無線端末UEが他の無線基地局から受信する参照信号の受信電力レベルが閾値以上であるか否かを判定してもよい。ここで、受信電力レベルは、メジャメントレポートに基づくものである。そして、非活性状態通知部122は、接続端末判定部121によって、無線基地局eNB#1に接続する無線端末UEの数が所定数以下であって、且つ当該無線端末UEが他の無線基地局から受信する参照信号の受信電力レベルが閾値以上であると判定された場合に、非活性状態に切り替えることを示すDeactivation Indication IE(非活性情報)を含むeNB Configuration Updateメッセージを生成する。
上述した各実施形態において、無線基地局eNB#1の接続端末判定部121は、無線基地局eNB#1に接続する無線端末UEが存在するか否かを判定していたが、このような判定方法に限らず、次のような判定方法を使用できる。例えば、接続端末判定部121は、無線基地局eNB#1に接続する無線端末UEの数が所定数以下であって、且つ当該無線端末UEが他の無線基地局から受信する参照信号の受信電力レベルが閾値以上であるか否かを判定してもよい。ここで、受信電力レベルは、メジャメントレポートに基づくものである。そして、非活性状態通知部122は、接続端末判定部121によって、無線基地局eNB#1に接続する無線端末UEの数が所定数以下であって、且つ当該無線端末UEが他の無線基地局から受信する参照信号の受信電力レベルが閾値以上であると判定された場合に、非活性状態に切り替えることを示すDeactivation Indication IE(非活性情報)を含むeNB Configuration Updateメッセージを生成する。
(4.2)無線通信システムの変更例
上述した各実施形態では、無線通信部及び制御部が一体的に設けられた無線基地局について説明したが、制御部を外部に設けた無線基地局(RRH: Remote Radio Head)を使用してもよい。
上述した各実施形態では、無線通信部及び制御部が一体的に設けられた無線基地局について説明したが、制御部を外部に設けた無線基地局(RRH: Remote Radio Head)を使用してもよい。
図10は、その他の実施形態に係る無線通信システム1Bの概略構成を示す概略構成図である。
図10に示すように、無線通信システム1Bは、セルC#1を形成する無線基地局RRH#1と、無線基地局RRH#1に隣接し、セルC#2を形成する無線基地局RRH#2と、無線基地局RRH#1及びRRH#2を制御する制御装置300とを有する。第1実施形態において、無線基地局RRH#1は第1無線基地局に相当し、無線基地局RRH#2は第2無線基地局に相当し、制御装置300は制御部に相当する。
無線基地局RRH#1は、アンテナ101、無線通信部110及び電源部150を有する。アンテナ101は、無線信号の送受信に用いられる。無線通信部110は、例えば無線周波数(RF)回路等を用いて構成され、アンテナ101を介して、無線基地局RRH#1に接続する無線端末UEと無線信号の送受信を行う。電源部150は、無線基地局RRH#1の活性状態において無線通信部110に電力を供給し、非活性状態において無線通信部110に対する電力供給を停止する。
無線基地局RRH#2は、アンテナ201、無線通信部210及び電源部250を有する。アンテナ201は、無線信号の送受信に用いられる。無線通信部210は、例えば無線周波数(RF)回路等を用いて構成され、アンテナ201を介して、無線基地局RRH#2に接続する無線端末UEと無線信号の送受信を行う。電源部250は、無線基地局RRH#2の活性状態において無線通信部210に電力を供給し、非活性状態において無線通信部210に対する電力供給を停止する。
制御装置300は、上述した制御部120及び制御部220と同様の機能を有する。制御装置300は、無線基地局RRH#1が非活性状態である場合に、無線基地局RRH#2に接続している無線端末の状況に応じて、無線基地局RRH#1を活性状態に切り替えるよう制御する。
第1実施形態に従うと、制御装置300は、無線基地局RRH#1が非活性状態である場合であって、無線基地局RRH#2に接続し且つ無線基地局RRH#1から所定範囲内に位置する無線端末UEの数が所定数を超えた場合に、無線基地局RRH#1を活性状態に切り替えるよう制御する。
第2実施形態に従うと、制御装置300は、無線基地局RRH#1が非活性状態である場合であって、無線基地局RRH#2に接続し且つ無線基地局RRH#1(セルC#1)に向けて移動する無線端末UEの数が所定数を超えた場合に、無線基地局RRH#1を活性状態に切り替えるよう制御する。
第3実施形態に従うと、制御装置300は、無線基地局RRH#1が非活性状態である場合であって、無線基地局RRH#2に接続し且つ無線基地局RRH#2からの受信電力レベルが閾値を下回る無線端末UEの数が所定数を超えた場合に、無線基地局RRH#1を活性状態に切り替えるよう制御する。
(4.3)実施形態の応用例
上述した各実施形態では、LTE(3GPP Release 8又は9)に基づく無線通信システムについて説明したが、LTEを高度化したLTE Advanced(3GPP Release 10)では、送信電力の異なる複数種類の無線基地局が混在するヘテロジーニアスネットワークの提供が予定されており、当該ヘテロジーニアスネットワークに本発明を適用してもよい。また、LTE Advancedでは、バックホールを無線により構成する無線基地局であるリレーノードの提供が予定されており、当該リレーノードを本発明に係る無線基地局としてもよい。
上述した各実施形態では、LTE(3GPP Release 8又は9)に基づく無線通信システムについて説明したが、LTEを高度化したLTE Advanced(3GPP Release 10)では、送信電力の異なる複数種類の無線基地局が混在するヘテロジーニアスネットワークの提供が予定されており、当該ヘテロジーニアスネットワークに本発明を適用してもよい。また、LTE Advancedでは、バックホールを無線により構成する無線基地局であるリレーノードの提供が予定されており、当該リレーノードを本発明に係る無線基地局としてもよい。
さらに、上述した各実施形態では、LTEシステムについて説明したが、モバイルWiMAX(IEEE 802.16e)に基づく無線通信システム等、他の無線通信システムに対して本発明を適用してもよい。
このように本発明は、ここでは記載していない様々な実施形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によってのみ限定されるものである。
UE…無線端末、eNB,RRH…無線基地局、1A,1B…無線通信システム、101…アンテナ、110…無線通信部、120…制御部、121…接続端末判定部、122…非活性状態通知部、123…消費電力制御部、130…記憶部、140…ネットワーク通信部、150…電源部、201…アンテナ、210…無線通信部、220…制御部、221A…位置情報取得部、221B…移動方向推定部、222…接続端末判定部、223…活性化要求部、230…記憶部、240…ネットワーク通信部、250…電源部
Claims (8)
- 活性状態から前記活性状態よりも自局の消費電力の低下した非活性状態に切り替え可能な第1無線基地局と、
前記第1無線基地局に隣接する第2無線基地局と、
前記第1無線基地局が前記非活性状態である場合に、前記第2無線基地局に接続している無線端末の状況に応じて、前記第1無線基地局を前記非活性状態から前記活性状態に切り替えるよう制御する制御部と
を備える無線通信システム。 - 前記第1無線基地局は、
自局が前記非活性状態に切り替えることを示す非活性情報を前記第2無線基地局に送信し、
前記第2無線基地局は、
前記制御部と、
前記非活性情報を前記第1無線基地局から受信する受信部と、
前記第1無線基地局を前記活性状態に切り替えるための活性化要求を前記第1無線基地局に送信可能な送信部と
を備え、
前記制御部は、
前記受信部が前記非活性情報を受信した後、前記第2無線基地局に接続している無線端末の状況に応じて、前記活性化要求を前記第1無線基地局に送信するよう前記送信部を制御する請求項1に記載の無線通信システム。 - 前記制御部は、
前記受信部が前記非活性情報を受信した後、前記第2無線基地局に接続している1又は複数の無線端末が前記第1無線基地局へ接続先を切り替え得ることを示す条件が満たされた場合に、前記活性化要求を前記第1無線基地局に送信するよう前記送信部を制御する請求項2に記載の無線通信システム。 - 前記制御部は、
前記受信部が前記非活性情報を受信した後、前記第2無線基地局に接続し且つ前記第1無線基地局から所定範囲内に位置する無線端末の数が所定数を超えた場合に、前記活性化要求を前記第1無線基地局に送信するよう前記送信部を制御する請求項2又は3に記載の無線通信システム。 - 前記制御部は、
前記受信部が前記非活性情報を受信した後、前記第2無線基地局に接続し且つ前記第1無線基地局に向けて移動する無線端末の数が所定数を超えた場合に、前記活性化要求を前記第1無線基地局に送信するよう前記送信部を制御する請求項2又は3に記載の無線通信システム。 - 前記制御部は、
前記受信部が前記非活性情報を受信した後、前記第2無線基地局に接続し且つ前記第2無線基地局からの受信電力レベルが閾値を下回る無線端末の数が所定数を超えた場合に、前記活性化要求を前記第1無線基地局に送信するよう前記送信部を制御する請求項2又は3に記載の無線通信システム。 - 自局に隣接する他の無線基地局が消費電力を低下させる非活性状態に切り替えることを示す非活性情報を前記他の無線基地局から受信する受信部と、
前記他の無線基地局を前記非活性状態から活性状態に切り替えるための活性化要求を前記他の無線基地局に送信可能な送信部と、
前記受信部が前記非活性情報を受信した後、自局に接続している無線端末の状況に応じて、前記活性化要求を前記他の無線基地局に送信するよう前記送信部を制御する制御部と
を備える無線基地局。 - 第1無線基地局が、自局の消費電力を低下させる非活性状態に切り替えることを示す非活性情報を自局に隣接する第2無線基地局に送信するステップと、
前記第2無線基地局が、前記非活性情報を前記第1無線基地局から受信するステップと、
前記第2無線基地局が、前記非活性情報を受信した後、自局に接続している無線端末の状況に応じて、前記第1無線基地局を前記非活性状態から活性状態に切り替えるための活性化要求を前記第1無線基地局に送信するステップと
を有する通信制御方法。
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