JP2012003295A - プラント系統表示・制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】プラント系統図やプラント監視トレンドグラフなどの表示不良を迅速に且つ正確に検出し、プラントシステム運転状態の誤認識や誤制御を未然に防ぐプラント系統表示・制御システムを提供を提供する。
【解決手段】プラント系統を制御するための映像表示を行うとともに映像表示に基づいてプラント系統の制御を行うプラント系統表示・制御システムにおいて、
映像表示を行うための映像データ2の同期信号24の異常の検出を行い、当該異常検出に基づいてプラント系統の制御を行うものである。
【選択図】図1

Description

この発明は、一般プラント・電力プラント関連施設などプラントの監視・制御に使用されるプラント系統表示・制御システムに関し、特に、プラント系統図などの表示不良を迅速に且つ正確に検出し、プラントシステム運転状態の誤認識や誤制御を未然に防ぐことできるものである。
従来のプラント系統表示・制御システムは、図21に示すように、プラント系統表示・制御装置1と、タッチ機能付き映像表示装置3とにて構成されている。そして、プラント系統表示・制御装置1は、演算処理部12から送信される表示データを表示用メモリ11Bに書き込み、表示用メモリ11Bに書き込まれた表示データを映像データに変換し外部へ出力する表示制御部11A、および、1画面分の表示データを蓄える表示用メモリ11Bを備え、プラント系統図やプラント監視トレンドグラフの表示データに基づいて映像データを出力するグラフィック表示制御部11と、各種プラント機器からの入力情報を演算処理部12へ転送するプラント監視部14とを備える。
さらに、タッチ機能付き映像表示装置3から送信されるタッチ座標データを受信し、演算処理部12へタッチ座標データを転送するタッチデータ受信部13と、タッチ座標データに基づいて対応するプラント系統図の表示データの生成や、プラント監視部14から入力されるプラント監視データに基づいてプラント監視トレンドグラフの表示データを生成し、各表示データをグラフィック表示制御装置11に送信するとともに、タッチデータ受信部13から送信されるタッチ座標データに基づいてプラント制御情報を生成する演算処理部12と、演算処理部12によって生成されたプラント制御情報に基づいて、各プラント機器を制御するプラント制御部15とを備えている。
そして、プラント系統表示・制御装置1からは映像データ2が送信される。この映像データ2は、映像信号(赤)21と、映像信号(緑)22と、映像信号(青)23と、映像同期信号24とにて構成されている。タッチ機能付き映像表示装置3はプラント系統表示・制御装置1から送信される映像データ2に基づいて、画面上に映像データを表示し、画面上で運転員によってタッチされたタッチ座標データをプラント系統表示・制御装置1へ送信するものであり、映像データ2に基づいて、画面上に映像データを表示する映像表示部31と、画面上の運転員によるタッチを検出し、タッチ座標データを生成するタッチパネル制御部32と、タッチパネル制御部32で生成されたタッチ座標データをタッチデータ受信部13へ送信するタッチデータ送信部33とを備えている。
次に上記のように構成された従来のプラント系統表示・制御システムの動作について図22および図23を交えて説明する。まず、プラント系統表示・制御装置1の表示制御部11Aは、表示用メモリ11Bに書き込まれたプラント系統図やプラント監視トレンドグラフの表示データを映像データに変換して映像データ2としてタッチ機能付き映像表示装置3へ送信する(図22のステップS7)。次に、タッチ機能付き映像表示装置3の映像表示部31は、映像データ2を受信して、プラント系統図やプラント監視トレンドグラフの映像データを表示する(図23のステップS8)。次に、映像表示部31に表示されたプラント系統図やプラント監視トレンドグラフの画面上の操作ボタンを運転員が必要に応じてタッチする。次に、運転員によってタッチされたタッチ座標をタッチパネル制御部32によって検出し、タッチ座標データが生成される(図23のステップS9)。次に、タッチ座標データは、タッチデータ送信部33によって、プラント系統表示・制御装置1へ送信される(図23のステップS10)。
次に、タッチ座標データは、プラント系統表示・制御装置1のタッチデータ受信部13で受信され、演算処理部12へ転送される。次に、演算処理部12はタッチ座標データから、プラント系統図やプラント監視トレンドの表示データのどの操作ボタンが押されたかを判断する。この判断結果に基づいて、対象のプラント機器のプラント制御情報を生成し(図22のステップS1)、プラント制御部15へ送信する(図22のステップS2)。次に、プラント制御情報を受信したプラント制御部15は、各種プラント機器の制御を行う(図22のステップS3)。次に、演算処理部12は、プラント監視部14にて受信される各種プラント機器からの入力情報からプラント監視トレンドの表示データを生成し、表示制御部11Aを経由して、表示用メモリ11Bに書き込む(図22のステップS4)。
これと同時に、演算処理部12は、タッチ座標データやプラント監視部14から送信される各種プラント機器からの入力情報から、新しいプラント系統図やプラント監視トレンドグラフの表示データを生成し(図22のステップS5)、グラフィック表示制御部11の表示制御部11Aを経由して表示用メモリ11Bに書き込む(図22のステップS6)。次に、表示用メモリ11Bに書き込まれた、新しいプラント系統図やプラント監視トレンドグラフの表示データは、表示制御部11Aによって映像データ2に変換され、タッチ機能付き映像表示装置3へ送信され(図22のステップS7)、プラント系統図やプラント監視トレンドグラフが新しい表示に入れ替わり上記動作が繰り返される。
従来のプラント系統表示・制御システムは、以上のように構成されているので、プラント系統図やプラント監視トレンドグラフの表示異常があった場合、運転員の目視確認で異常を認識していたため、運転員がすぐに気付くことができないような画面フリーズや画面誤表示などが発生した場合は、誤ったプラント制御やプラント運転状態の誤認識を引き起こす可能性があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたものであり、プラント系統図やプラント監視トレンドグラフなどの表示不良を迅速に且つ正確に検出し、プラントシステム運転状態の誤認識や誤制御を未然に防ぐプラント系統表示・制御システムを提供することを目的とする。
この発明は、プラント系統を制御するための映像表示を行うとともに映像表示に基づいてプラント系統の制御を行うプラント系統表示・制御システムにおいて、
映像表示を行うための映像データの同期信号の異常の検出を行い、当該異常検出に基づいてプラント系統の制御を行うものである。
また、この発明は、プラント系統を制御するための映像表示を行うとともに映像表示に基づいてプラント系統の制御を行うプラント系統表示・制御システムにおいて、
映像表示を行うための映像データに映像診断用の診断表示領域を複数箇所設定し、各診断表示領域へ一定の映像表示を行い、各診断領域の映像データの異常の検出を行い、当該異常検出に基づいてプラント系統の制御を行うものである。
また、この発明は、プラント系統を制御するための映像表示を行うとともに映像表示に基づいてプラント系統の制御を行うプラント系統表示・制御システムにおいて、
映像表示を行うための映像データに映像診断用の診断表示領域を1箇所設定し、診断表示領域へ定周期で変化する映像表示を行い、診断領域の映像データの異常の検出を行い、当該異常検出に基づいてプラント系統の制御を行うものである。
また、この発明は、プラント系統を制御するための映像表示を行うとともに映像表示に基づいてプラント系統の制御を行うプラント系統表示・制御システムにおいて、
映像表示を行うための映像データに映像診断用の診断表示領域を動的に設定し、診断表示領域の移動に合わせて診断映像表示を行い、逐次変化する診断領域の映像データの異常の検出を行い、当該異常検出に基づいてプラント系統の制御を行うものである。
また、この発明は、2系統にてプラント系統を制御するための映像表示を行うとともに、2系統にて映像表示に基づいてプラント系統の制御を行うプラント系統表示・制御システムであって、
2系統の映像表示を行うための映像データを同一とし、2系統の映像データの各表示領域の全ての映像比較を行い異常を検出して、当該異常検出に基づいてプラント系統の制御を行うものである。
この発明のプラント系統表示・制御システムは、プラント系統を制御するための映像表示を行うとともに映像表示に基づいてプラント系統の制御を行うプラント系統表示・制御システムにおいて、
映像表示を行うための映像データの同期信号の異常の検出を行い、当該異常検出に基づいてプラント系統の制御を行うので、プラント系統の表示不良を迅速に且つ正確に検出することにより、故障によるプラントシステム運転状態の誤認識やプラントの誤制御を未然に防ぎ、信頼性を向上させることができる。
また、この発明のプラント系統表示・制御システムは、プラント系統を制御するための映像表示を行うとともに映像表示に基づいてプラント系統の制御を行うプラント系統表示・制御システムにおいて、
映像表示を行うための映像データに映像診断用の診断表示領域を複数箇所設定し、各診断表示領域へ一定の映像表示を行い、各診断領域の映像データの異常の検出を行い、当該異常検出に基づいてプラント系統の制御を行うので、プラント系統の表示不良を迅速に且つ正確に検出することにより、故障によるプラントシステム運転状態の誤認識やプラントの誤制御を未然に防ぎ、信頼性を向上させることができる。
また、この発明のプラント系統表示・制御システムは、プラント系統を制御するための映像表示を行うとともに映像表示に基づいてプラント系統の制御を行うプラント系統表示・制御システムにおいて、
映像表示を行うための映像データに映像診断用の診断表示領域を1箇所設定し、診断表示領域へ定周期で変化する映像表示を行い、診断領域の映像データの異常の検出を行い、当該異常検出に基づいてプラント系統の制御を行うので、プラント系統の表示不良を迅速に且つ正確に検出することにより、故障によるプラントシステム運転状態の誤認識やプラントの誤制御を未然に防ぎ、信頼性を向上させることができる。
また、この発明のプラント系統表示・制御システムは、プラント系統を制御するための映像表示を行うとともに映像表示に基づいてプラント系統の制御を行うプラント系統表示・制御システムにおいて、
映像表示を行うための映像データに映像診断用の診断表示領域を動的に設定し、診断表示領域の移動に合わせて診断映像表示を行い、逐次変化する診断領域の映像データの異常の検出を行い、当該異常検出に基づいてプラント系統の制御を行うので、プラント系統の表示不良を迅速に且つ正確に検出することにより、故障によるプラントシステム運転状態の誤認識やプラントの誤制御を未然に防ぎ、信頼性を向上させることができる。
また、この発明のプラント系統表示・制御システムは、2系統にてプラント系統を制御するための映像表示を行うとともに、2系統にて映像表示に基づいてプラント系統の制御を行うプラント系統表示・制御システムであって、
2系統の映像表示を行うための映像データを同一とし、2系統の映像データの各表示領域の全ての映像比較を行い異常を検出して、当該異常検出に基づいてプラント系統の制御を行うので、プラント系統の表示不良を迅速に且つ正確に検出することにより、故障によるプラントシステム運転状態の誤認識やプラントの誤制御を未然に防ぎ、信頼性を向上させることができる。
この発明の実施の形態1のプラント系統表示・制御システムの構成を示す図である。 図1に示したプラント系統表示・制御システムの映像信号検出装置の動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示したプラント系統表示・制御システムのプラント系統表示・制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示したプラント系統表示・制御システムのタッチ機能付き映像表示装置の動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態2のプラント系統表示・制御システムの構成を示す図である。 図5に示したプラント系統表示・制御システムの映像信号検出装置の動作を説明するためのフローチャートである。 図5に示したプラント系統表示・制御システムのプラント系統表示・制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。 図5に示したプラント系統表示・制御システムのタッチ機能付き映像表示装置の動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態3のプラント系統表示・制御システムの構成を示す図である。 図9に示したプラント系統表示・制御システムの映像信号検出装置の動作を説明するためのフローチャートである。 図9に示したプラント系統表示・制御システムのプラント系統表示・制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。 図9に示したプラント系統表示・制御システムのタッチ機能付き映像表示装置の動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態4のプラント系統表示・制御システムの構成を示す図である。 図13に示したプラント系統表示・制御システムの映像信号検出装置の動作を説明するためのフローチャートである。 図13に示したプラント系統表示・制御システムのプラント系統表示・制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。 図13に示したプラント系統表示・制御システムのタッチ機能付き映像表示装置の動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態5のプラント系統表示・制御システムの構成を示す図である。 図17に示したプラント系統表示・制御システムの映像信号検出装置の動作を説明するためのフローチャートである。 図17に示したプラント系統表示・制御システムのプラント系統表示・制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。 図17に示したプラント系統表示・制御システムのタッチ機能付き映像表示装置の動作を説明するためのフローチャートである。 従来のプラント系統表示・制御システムの構成を示す図である。 図22に示したプラント系統表示・制御システムのプラント系統表示・制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。 図22に示したプラント系統表示・制御システムのタッチ機能付き映像表示装置の動作を説明するためのフローチャートである。
実施の形態1.
以下、本願発明の実施の形態について説明する。図1はこの発明の実施の形態1におけるプラント系統表示・制御システムの構成を示すブロック図、図2は図1に示したプラント系統表示・制御システムの映像信号検出装置の動作を説明するためのフローチャート、図3は図1に示したプラント系統表示・制御システムのプラント系統表示・制御装置の動作を説明するためのフローチャート、図4は図1に示したプラント系統表示・制御システムのタッチ機能付き映像表示装置の動作を説明するためのフローチャートである。
図において、プラント系統表示・制御システムは、図1に示すように、プラント系統表示・制御装置1と、タッチ機能付き映像表示装置3と、映像信号検出装置100とにて構成されている。そして、プラント系統表示・制御装置1は、演算処理部12から送信される表示データを表示用メモリ11Bに書き込み、表示用メモリ11Bに書き込まれた表示データを映像データに変換し外部へ出力する表示制御部11A、および、1画面分の表示データを蓄える表示用メモリ11Bを備え、プラント系統図やプラント監視トレンドグラフの表示データに基づいて映像データを出力するグラフィック表示制御部11と、各種プラント機器からの入力情報を演算処理部12へ転送するプラント監視部14とを備える。
さらに、タッチ機能付き映像表示装置3から送信されるタッチ座標データを受信し、演算処理部12へタッチ座標データを転送するタッチデータ受信部13と、タッチ座標データに基づいて対応するプラント系統図の表示データの生成や、プラント監視部14から入力されるプラント監視データに基づいてプラント監視トレンドグラフの表示データを生成し、各表示データをグラフィック表示制御装置11に送信するとともに、タッチデータ受信部13から送信されるタッチ座標データに基づいてプラント制御情報を生成する演算処理部12と、演算処理部12によって生成されたプラント制御情報に基づいて、各プラント機器を制御するプラント制御部15とを備えている。
そして、プラント系統表示・制御装置1からは映像データ2が送信される。この映像データ2は、映像信号(赤)21と、映像信号(緑)22と、映像信号(青)23と、映像同期信号24とにて構成されている。タッチ機能付き映像表示装置3はプラント系統表示・制御装置1から送信される映像データ2に基づいて、画面上に映像データを表示し、画面上で運転員によってタッチされたタッチ座標データをプラント系統表示・制御装置1へ送信するものであり、映像データ2に基づいて、画面上に映像データを表示する映像表示部31と、画面上の運転員によるタッチを検出し、タッチ座標データを生成するタッチパネル制御部32と、タッチパネル制御部32で生成されたタッチ座標データをタッチデータ受信部13へ送信するタッチデータ送信部33とを備えている。
映像信号検出装置100は、映像同期信号24の周期計測を行い、周期異常を検出した時にプラント系統表示・制御装置1に対して異常信号を送信するもので、映像同期信号24の周期を計測するための基準クロック101と、基準クロック101で計測される1周期分の映像同期信号24をカウントするパルスカウント部102と、映像同期信号の1周期分のカウントされると期待する期待値を設定するカウント設定部103と、パルスカウント部102でカウントされた映像同期信号24の1周期分のカウント値とカウント設定部103で設定された期待値との比較を行い異常を検出して、異常信号を演算処理部12に送信するカウント異常検出部104とを備えている。
次に、上記のように構成された実施の形態1のプラント系統表示・制御システムの動作について図2ないし図4を交えて説明する。まず、異常が検出されていない正常時には、プラント系統表示・制御装置1の表示制御部11Aは、表示用メモリ11Bに書き込まれたプラント系統図やプラント監視トレンドグラフの表示データを映像データに変換して映像データ2としてタッチ機能付き映像表示装置3へ送信する(図3のステップS17)。次に、タッチ機能付き映像表示装置3の映像表示部31は、映像データ2を受信して、プラント系統図やプラント監視トレンドグラフの映像データを表示する(図4のステップS18)。次に、映像表示部31に表示されたプラント系統図やプラント監視トレンドグラフの画面上の操作ボタンを運転員が必要に応じてタッチする。次に、運転員によってタッチされたタッチ座標をタッチパネル制御部32によって検出し、タッチ座標データが生成される(図4のステップS19)。次に、タッチ座標データは、タッチデータ送信部33によって、プラント系統表示・制御装置1へ送信される(図4のステップS20)。
次に、タッチ座標データは、プラント系統表示・制御装置1のタッチデータ受信部13で受信され、演算処理部12へ転送される。次に、演算処理部12はタッチ座標データから、プラント系統図やプラント監視トレンドの表示データのどの操作ボタンが押されたかを判断する。この判断結果に基づいて、対象のプラント機器のプラント制御情報を生成し(図3のステップS11)、プラント制御部15へ送信する(図3のステップS12)。次に、プラント制御情報を受信したプラント制御部15は、各種プラント機器の制御を行う(図3のステップS13)。次に、演算処理部12は、プラント監視部14にて受信される各種プラント機器からの入力情報からプラント監視トレンドの表示データを生成し、表示制御部11Aを経由して、表示用メモリ11Bに書き込む(図3のステップS14)。
これと同時に、演算処理部12は、タッチ座標データやプラント監視部14から送信される各種プラント機器からの入力情報から、新しいプラント系統図やプラント監視トレンドグラフの表示データを生成し(図3のステップS15)、グラフィック表示制御部11の表示制御部11Aを経由して表示用メモリ11Bに書き込む(図3のステップS16)。次に、表示用メモリ11Bに書き込まれた、新しいプラント系統図やプラント監視トレンドグラフの表示データは、表示制御部11Aによって映像データ2に変換され、タッチ機能付き映像表示装置3へ送信され(図3のステップS17)、プラント系統図やプラント監視トレンドグラフが新しい表示に入れ替わり上記動作が繰り返される。
次に、異常が発生した場合について、映像信号検出装置100の処理フロー(図2)とプラント系統表示・制御装置1の処理フロー(図3)に基づいて説明する。まず、映像信号検出装置100のカウント設定部103に映像同期信号24の1周期分のカウントすると期待されるカウント数を期待値として設定する(図2のステップS21)。次に、パルスカウント部102は、基準クロック101のクロックに基づいて、映像同期信号24の1周期分を計りカウントする(図2のステップS22)。次に、パルスカウント部102でカウントされた映像同期信号24の1周期分のカウント値と、カウント設定部103で設定された期待値との比較を、カウント異常検出部104にて行い(図2のステップS23)、一致の場合(Yes)には、再びステップS21に戻り上記に示した動作を繰り返す。また、不一致の場合(No)には、カウント異常検出部04は、映像異常と判断し、映像異常信号をプラント系統表示・制御装置1に送信する(図2のステップS24)。
次に、プラント系統表示・制御装置1の演算処理部12は、映像異常信号が入力されるか否かを常に監視しており(図3のステップS25)、検出されない場合(No)には、上記に示した正常の場合の動作を行う。そして、検出された場合(Yes)には、プラント誤制御を防ぐために、演算処理部12がタッチ座標データ受信部13から送信されるタッチ座標データの処理を停止する(図3のステップS26)。さらに、演算処理部12は、プラント系統図やプラント監視トレンドグラフの表示消去のため、ブラックアウトデータ(全面黒色)をグラフィック表示制御部11の表示制御部11Aを経由して表示用メモリ11Bに書き込む(図3のステップS27)。次に、表示用メモリ11Bに書き込まれた、ブラックアウトデータの表示データは、表示制御部11Aによって映像データ2に変換され、タッチ機能付き映像表示装置3へ送信され(図3のステップS17)、ブラックアウト映像が新しく表示される。
尚、期待値とは、映像データが表示される画面の解像度によって異なるものであり、例えば、表示画面の解像度が640×480、リフレッシュレートが60Hzの場合は、800×525が期待値となる。また、異常検出を行う場合のカウント値と期待値との比較であるが、同一の値以外を異常と判断する場合もあるが、もちろんのことながら、誤差範囲を含む場合も考えられる。この場合の誤差とは、基準クロックと同期信号との関係により決定される要素である。
また、異常検出においては、静止画および動画のいずれにおいても同様に行うことができる。また、異常の原因が映像データを送信する側に発生した場合、ブラックアウト表示が正しく表示されない場合も考えられるが、ブラックアウト表示に近い状態には表示される。これらのことは、以下の実施の形態においても同様であるためその説明は適宜省略する。
上記のように構成された実施の形態1のプラント系統表示・制御システムは、映像同期信号の異常に起因する、プラント系統表示・制御システムのプラント系統図やプラント監視トレンドグラフなどの表示不良を迅速に且つ正確に検出でき、タッチ座標データの抑止でプラントの誤制御を未然に防ぐことができる。また、タッチ機能付き映像表示装置へのブラックアウト映像を表示することで映像異常が発生していることを、運転員に迅速に気付かせることで、プラントシステム運転状態の誤認識も未然に防ぎ、プラント系統表示・制御システムの信頼性を向上させることができる。
実施の形態2.
図5はこの発明の実施の形態2におけるプラント系統表示・制御システムの構成を示すブロック図、図6は図5に示したプラント系統表示・制御システムの映像信号検出装置の動作を説明するためのフローチャート、図7は図5に示したプラント系統表示・制御システムのプラント系統表示・制御装置の動作を説明するためのフローチャート、図8は図5に示したプラント系統表示・制御システムのタッチ機能付き映像表示装置の動作を説明するためのフローチャートである。
図において、上記実施の形態と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。本実施の形態2は、映像信号(赤)21と、映像信号(緑)22と、映像信号(青)23とに基づいて映像データと期待値とを比較することにより映像異常を検出する方式である。映像同期信号24と、映像信号(赤)21と、映像信号(緑)22と、映像信号(青)23とに基づいて、1画面の四隅の映像データを映像診断用の診断表示領域として抽出し、期待する映像データとの比較を行い、映像異常を検出する映像信号検出装置200は、映像同期信号24と、映像信号(赤)21と、映像信号(緑)22と、映像信号(青)23とに基づいて、1画面分の映像データを抽出する映像データ抽出部201と、映像データ抽出部201で抽出した1画面分の映像データを格納する映像データ格納メモリ202と、映像データ格納メモリ202に格納された映像データから、1画面の四隅の映像データのみを抜き出すメモリスキャン部203と、メモリスキャン部203で抜き出された四隅の映像データと期待値との比較を行い異常を検出して、異常信号を演算処理部12に送信する映像データ照合部204とを備えている。
次に上記のように構成された実施の形態2のプラント系統表示・制御システムの動作について図6ないし図8を交えて説明する。まず、異常が検出されていない正常時には、プラント系統表示・制御装置1の表示制御部11Aは、表示用メモリ11Bに書き込まれたプラント系統図やプラント監視トレンドグラフの表示データを映像データに変換して映像データ2としてタッチ機能付き映像表示装置3へ送信する(図7のステップS17)。次に、タッチ機能付き映像表示装置3の映像表示部31は、映像データ2を受信して、プラント系統図やプラント監視トレンドグラフの映像データを表示する(図8のステップS38)。この際、映像診断用の診断表示領域である1画面の四隅には、一定の映像表示である診断用映像データ(R、G、B、R)が表示される。次に、映像表示部31に表示されたプラント系統図やプラント監視トレンドグラフの画面上の操作ボタンを運転員が必要に応じてタッチする。次に、運転員によってタッチされたタッチ座標をタッチパネル制御部32によって検出し、タッチ座標データが生成される(図8のステップS19)。次に、タッチ座標データは、タッチデータ送信部33によって、プラント系統表示・制御装置1へ送信される(図8のステップS20)。
次に、タッチ座標データは、プラント系統表示・制御装置1のタッチデータ受信部13で受信され、演算処理部12へ転送される。次に、演算処理部12はタッチ座標データから、プラント系統図やプラント監視トレンドの表示データのどの操作ボタンが押されたかを判断する。この判断結果に基づいて、対象のプラント機器のプラント制御情報を生成し(図7のステップS11)、プラント制御部15へ送信する(図7のステップS12)。次に、プラント制御情報を受信したプラント制御部15は、各種プラント機器の制御を行う(図7のステップS13)。次に、演算処理部12は、プラント監視部14にて受信される各種プラント機器からの入力情報からプラント監視トレンドの表示データを生成し、表示制御部11Aを経由して、表示用メモリ11Bに書き込む(図7のステップS14)。
これと同時に、演算処理部12は、タッチ座標データやプラント監視部14から送信される各種プラント機器からの入力情報から、新しいプラント系統図やプラント監視トレンドグラフの表示データを生成し(図7のステップS15)、グラフィック表示制御部11の表示制御部11Aを経由して表示用メモリ11Bに書き込む(図7のステップS16)。次に、映像診断用の診断表示領域である1画面の四隅に診断用映像データ(R、G、B、R)を、グラフィック表示制御部11の表示制御部11Aを経由して、表示用メモリ11Bに付加して書き込む(図7のステップS37)。次に、表示用メモリ11Bに書き込まれた、新しいプラント系統図やプラント監視トレンドグラフの表示データは、表示制御部11Aによって映像データ2に変換され、タッチ機能付き映像表示装置3へ送信され(図7のステップS17)、プラント系統図やプラント監視トレンドグラフが新しい表示に入れ替わり上記動作が繰り返される。
次に、異常が発生した場合について、映像信号検出装置200の処理フロー(図6)とプラント系統表示・制御装置1の処理フロー(図7)に基づいて説明する。まず、映像信号検出装置200の映像データ抽出部201で映像信号(赤)21と、映像信号(緑)22と、映像信号(青)23と、映像同期信号24とに基づいて、表示座標原点0、0から映像データを抽出し(図6のステップS31)、映像データ格納メモリ202に格納し、座標カウンタをインクリメントする(図6のステップS32)。次に、座標カウンタ値が最終座標より大きいか否かを判断する(図6のステップ33)。大きくない(No)と判断されると、再びステップS31に戻り上記に示した動作を繰り返す。
そして、大きい(Yes)と判断されると、映像データ格納メモリ202に1画面分の映像データが格納されたため、次に、この映像データ格納メモリ202に格納された映像データから、1画面分の表示画面の四隅の診断用映像データをメモリスキャン部203で抽出し、映像データ照合部204へ送信する(図6のステップS34)。次に、四隅の診断用映像データと診断領域の映像データの期待値(R、G、B、R)との比較を行い(図6のステップS35)、一致の場合(Yes)には、再びステップS31に戻り上記に示した動作を繰り返す。また、不一致の場合(No)には、映像データ照合部204は、映像異常と判断し、映像異常信号をプラント系統表示・制御装置1に送信する(図6のステップS36)。
次に、プラント系統表示・制御装置1の演算処理部12は、映像異常信号が入力されるか否かを常に監視しており(図7のステップS25)、検出されない場合(No)には、上記に示した正常の場合の動作を行う。そして、検出された場合(Yes)には、プラント誤制御を防ぐために、演算処理部12がタッチ座標データ受信部13から送信されるタッチ座標データの処理を停止する(図7のステップS26)。さらに、演算処理部12は、プラント系統図やプラント監視トレンドグラフの表示消去のため、ブラックアウトデータ(全面黒色)をグラフィック表示制御部11の表示制御部11Aを経由して表示用メモリ11Bに書き込む(図7のステップS27)。次に、表示用メモリ11Bに書き込まれた、ブラックアウトデータの表示データは、表示制御部11Aによって映像データ2に変換され、タッチ機能付き映像表示装置3へ送信され(図7のステップS17)、ブラックアウト映像が新しく表示される。
上記のように構成された実施の形態2のプラント系統表示・制御システムは、映像同期信号および診断領域(表示画面の四隅)における各映像信号の固定色の異常に起因する、プラント系統表示・制御システムのプラント系統図やプラント監視トレンドグラフなどの表示不良を迅速に且つ正確に検出でき、タッチ座標データの抑止でプラントの誤制御を未然に防ぐことができる。また、タッチ機能付き映像表示装置へのブラックアウト映像を表示することで映像異常が発生していることを、運転員に迅速に気付かせることで、プラントシステム運転状態の誤認識も未然に防ぎ、プラント系統表示・制御システムの信頼性を向上させることができる。
尚、上記実施の形態2では表示画面の四隅に診断領域を設定する場合について示したが、これに限られることはなく、プラント制御における表示において差し障りのない箇所であればよく、例えば、上下端または左右端のいずれかの複数箇所を診断領域として設定して、上記実施の形態2と同様に異常を検出することも可能である。
実施の形態3.
図9はこの発明の実施の形態3におけるプラント系統表示・制御システムの構成を示すブロック図、図10は図9に示したプラント系統表示・制御システムの映像信号検出装置の動作を説明するためのフローチャート、図11は図9に示したプラント系統表示・制御システムのプラント系統表示・制御装置の動作を説明するためのフローチャート、図12は図9に示したプラント系統表示・制御システムのタッチ機能付き映像表示装置の動作を説明するためのフローチャートである。
図において、上記実施の形態と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。本実施の形態3は、任意の座標の映像データを変化(R→G→B)させ、期待値とを比較することにより映像異常を検出する方式である。映像同期信号24と、映像信号(赤)21と、映像信号(緑)22と、映像信号(青)23とに基づいて、1画面の映像診断用の診断表示領域として任意の映像データを変化の都度抽出し、期待する映像データとの比較を行い、映像異常を検出する映像信号検出装置300は、映像同期信号24と、映像信号(赤)21と、映像信号(緑)22と、映像信号(青)23とに基づいて、1画面分の映像データを抽出する映像データ抽出部301と、映像データ抽出部301で抽出した1画面分の映像データを格納する映像データ格納メモリ302と、映像データ格納メモリ302に格納された映像データから、1画面中の診断領域の映像データのみ(任意の座標の映像データ)を抜き出すメモリスキャン部303と、メモリスキャン部303で抜き出された診断領域の映像データ(任意の座標の映像データ)と期待値との比較を行い異常を検出して、異常信号を演算処理部12に送信する映像データ照合部304とを備えている。
次に上記のように構成された実施の形態3のプラント系統表示・制御システムの動作について図10ないし図12を交えて説明する。まず、異常が検出されていない正常時には、プラント系統表示・制御装置1の表示制御部11Aは、表示用メモリ11Bに書き込まれたプラント系統図やプラント監視トレンドグラフの表示データを映像データに変換して映像データ2としてタッチ機能付き映像表示装置3へ送信する(図11のステップS17)。次に、タッチ機能付き映像表示装置3の映像表示部31は、映像データ2を受信して、プラント系統図やプラント監視トレンドグラフの映像データを表示する(図12のステップS58)。この際、映像診断用の診断表示領域である任意の座標には、診断用映像データ(R→G→B)が表示される。次に、映像表示部31に表示されたプラント系統図やプラント監視トレンドグラフの画面上の操作ボタンを運転員が必要に応じてタッチする。次に、運転員によってタッチされたタッチ座標をタッチパネル制御部32によって検出し、タッチ座標データが生成される(図12のステップS19)。次に、タッチ座標データは、タッチデータ送信部33によって、プラント系統表示・制御装置1へ送信される(図12のステップS20)。
次に、タッチ座標データは、プラント系統表示・制御装置1のタッチデータ受信部13で受信され、演算処理部12へ転送される。次に、演算処理部12はタッチ座標データから、プラント系統図やプラント監視トレンドの表示データのどの操作ボタンが押されたかを判断する。この判断結果に基づいて、対象のプラント機器のプラント制御情報を生成し(図11のステップS11)、プラント制御部15へ送信する(図11のステップS12)。次に、プラント制御情報を受信したプラント制御部15は、各種プラント機器の制御を行う(図11のステップS13)。次に、演算処理部12は、プラント監視部14にて受信される各種プラント機器からの入力情報からプラント監視トレンドの表示データを生成し、表示制御部11Aを経由して、表示用メモリ11Bに書き込む(図11のステップS14)。
これと同時に、演算処理部12は、タッチ座標データやプラント監視部14から送信される各種プラント機器からの入力情報から、新しいプラント系統図やプラント監視トレンドグラフの表示データを生成し(図11のステップS15)、グラフィック表示制御部11の表示制御部11Aを経由して表示用メモリ11Bに書き込む(図11のステップS16)。次に、映像診断用の診断表示領域である1画面中の任意の座標に診断用映像データを、R→G→Bの順に、グラフィック表示制御部11の表示制御部11Aを経由して、表示用メモリ11Bに付加して書き込む(図11のステップS57)。次に、表示用メモリ11Bに書き込まれた、新しいプラント系統図やプラント監視トレンドグラフの表示データは、表示制御部11Aによって映像データ2に変換され、タッチ機能付き映像表示装置3へ送信され(図11のステップS17)、プラント系統図やプラント監視トレンドグラフが新しい表示に入れ替わり上記動作が繰り返される。
次に、異常が発生した場合について、映像信号検出装置300の処理フロー(図10)とプラント系統表示・制御装置1の処理フロー(図11)に基づいて説明する。まず、映像信号検出装置300の映像データ抽出部301で映像信号(赤)21と、映像信号(緑)22と、映像信号(青)23と、映像同期信号24とに基づいて、表示座標原点0、0から映像データを抽出し(図10のステップS51)、映像データ格納メモリ302に格納し、座標カウンタをインクリメントする(図10のステップS52)。次に、座標カウンタ値が最終座標より大きいか否かを判断する(図10のステップ53)。大きくない(No)と判断されると、再びステップS51に戻り上記に示した動作を繰り返す。
そして、大きい(Yes)と判断されると、映像データ格納メモリ302に1画面分の映像データが格納されたため、次に、この映像データ格納メモリ302に格納された映像データから、表示画面上の任意の座標の診断用映像データをメモリスキャン部303で抽出し、映像データ照合部304へ送信する(図10のステップS54)。次に、任意の座標の診断用映像データと診断領域の映像データの期待値(R→G→B)との比較を行い(図10のステップS55)、一致の場合(Yes)には、再びステップS51に戻り上記に示した動作を繰り返す。また、不一致の場合(No)には、映像データ照合部304は、映像異常と判断し、映像異常信号をプラント系統表示・制御装置1に送信する(図10のステップS56)。
次に、プラント系統表示・制御装置1の演算処理部12は、映像異常信号が入力されるか否かを常に監視しており(図11のステップS25)、検出されない場合(No)には、上記に示した正常の場合の動作を行う。そして、検出された場合(Yes)には、プラント誤制御を防ぐために、演算処理部12がタッチ座標データ受信部13から送信されるタッチ座標データの処理を停止する(図11のステップS26)。さらに、演算処理部12は、プラント系統図やプラント監視トレンドグラフの表示消去のため、ブラックアウトデータ(全面黒色)をグラフィック表示制御部11の表示制御部11Aを経由して表示用メモリ11Bに書き込む(図11のステップS27)。次に、表示用メモリ11Bに書き込まれた、ブラックアウトデータの表示データは、表示制御部11Aによって映像データ2に変換され、タッチ機能付き映像表示装置3へ送信され(図11のステップS17)、ブラックアウト映像が新しく表示される。
上記のように構成された実施の形態3のプラント系統表示・制御システムは、映像同期信号および診断領域(任意の座標)における各映像信号の映像変化の異常に起因する、プラント系統表示・制御システムのプラント系統図やプラント監視トレンドグラフなどの表示不良を迅速に且つ正確に検出でき、タッチ座標データの抑止でプラントの誤制御を未然に防ぐことができる。また、タッチ機能付き映像表示装置へのブラックアウト映像を表示することで映像異常が発生していることを、運転員に迅速に気付かせることで、プラントシステム運転状態の誤認識も未然に防ぎ、プラント系統表示・制御システムの信頼性を向上させることができる。
実施の形態4.
図13はこの発明の実施の形態4におけるプラント系統表示・制御システムの構成を示すブロック図、図14は図13に示したプラント系統表示・制御システムの映像信号検出装置の動作を説明するためのフローチャート、図15は図13に示したプラント系統表示・制御システムのプラント系統表示・制御装置の動作を説明するためのフローチャート、図16は図13に示したプラント系統表示・制御システムのタッチ機能付き映像表示装置の動作を説明するためのフローチャートである。
図において、上記実施の形態と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。本実施の形態4は、原点座標[0、0]から、1画面毎に3座標分の映像データ(R、G、B)を診断領域とし、映像更新周期毎に診断領域を3座標ずつ移動させて、各々の期待値との比較で、表示画面の全座標の映像異常を検出する方式である。映像同期信号24と、映像信号(赤)21と、映像信号(緑)22と、映像信号(青)23とに基づいて、原点座標[0、0]から、1画面毎に3座標分の映像データ(R、G、B)を診断領域とし、映像更新周期毎に診断領域を3座標ずつ移動させて、各々の期待値との比較で、表示画面の全座標の映像異常を検出する映像信号検出装置400は、映像同期信号24と、映像信号(赤)21と、映像信号(緑)22と、映像信号(青)23とに基づいて、1画面分の映像データを抽出する映像データ抽出部401と、映像データ抽出部401で抽出した1画面分の映像データを格納する映像データ格納メモリ402と、映像データ格納メモリ402に格納された映像データから、1画面中の診断領域の映像データのみを抜き出すメモリスキャン部403と、メモリスキャン部403で抜き出された診断領域の映像データと期待値との比較を行い異常を検出して、異常信号を演算処理部12に送信する映像データ照合部404とを備えている。
次に上記のように構成された実施の形態4のプラント系統表示・制御システムの動作について図14ないし図16を交えて説明する。まず、異常が検出されていない正常時には、プラント系統表示・制御装置1の表示制御部11Aは、表示用メモリ11Bに書き込まれたプラント系統図やプラント監視トレンドグラフの表示データを映像データに変換して映像データ2としてタッチ機能付き映像表示装置3へ送信する(図15のステップS17)。次に、タッチ機能付き映像表示装置3の映像表示部31は、映像データ2を受信して、プラント系統図やプラント監視トレンドグラフの映像データを表示する(図16のステップS69)。この際、映像診断用の診断表示領域である3座標には、診断用映像データ(R→G→B)が表示される。次に、映像表示部31に表示されたプラント系統図やプラント監視トレンドグラフの画面上の操作ボタンを運転員が必要に応じてタッチする。次に、運転員によってタッチされたタッチ座標をタッチパネル制御部32によって検出し、タッチ座標データが生成される(図16のステップS19)。次に、タッチ座標データは、タッチデータ送信部33によって、プラント系統表示・制御装置1へ送信される(図16のステップS20)。
次に、タッチ座標データは、プラント系統表示・制御装置1のタッチデータ受信部13で受信され、演算処理部12へ転送される。次に、演算処理部12はタッチ座標データから、プラント系統図やプラント監視トレンドの表示データのどの操作ボタンが押されたかを判断する。この判断結果に基づいて、対象のプラント機器のプラント制御情報を生成し(図15のステップS11)、プラント制御部15へ送信する(図15のステップS12)。次に、プラント制御情報を受信したプラント制御部15は、各種プラント機器の制御を行う(図15のステップS13)。次に、演算処理部12は、プラント監視部14にて受信される各種プラント機器からの入力情報からプラント監視トレンドの表示データを生成し、表示制御部11Aを経由して、表示用メモリ11Bに書き込む(図15のステップS14)。
これと同時に、演算処理部12は、タッチ座標データやプラント監視部14から送信される各種プラント機器からの入力情報から、新しいプラント系統図やプラント監視トレンドグラフの表示データを生成し(図15のステップS15)、グラフィック表示制御部11の表示制御部11Aを経由して表示用メモリ11Bに書き込む(図15のステップS16)。次に、座標[0,0]を初期値として、映像診断用の診断表示領域である3座標に、診断用映像データのR、G、Bを、グラフィック表示制御部11の表示制御部11Aを経由して、表示用メモリ11Bに付加して書き込む(図15のステップS67)。次に、座標カウンタをカウントアップ(+3)する(図15のステップS68)。次に、表示用メモリ11Bに書き込まれた、新しいプラント系統図やプラント監視トレンドグラフの表示データは、表示制御部11Aによって映像データ2に変換され、タッチ機能付き映像表示装置3へ送信され(図11のステップS17)、プラント系統図やプラント監視トレンドグラフが新しい表示に入れ替わり上記動作が繰り返される。
次に、異常が発生した場合について、映像信号検出装置400の処理フロー(図14)とプラント系統表示・制御装置1の処理フロー(図15)に基づいて説明する。まず、映像信号検出装置400の映像データ抽出部401で映像信号(赤)21と、映像信号(緑)22と、映像信号(青)23と、映像同期信号24とに基づいて、表示座標原点[0、0]から映像データを抽出し(図14のステップS61)、映像データ格納メモリ402に格納し、座標カウンタをインクリメントする(図14のステップS62)。次に、座標カウンタ値が最終座標より大きいか否かを判断する(図14のステップ63)。大きくない(No)と判断されると、再びステップS61に戻り上記に示した動作を繰り返す。
そして、大きい(Yes)と判断されると、映像データ格納メモリ402に1画面分の映像データが格納されたため、次に、この映像データ格納メモリ402に格納された映像データから、診断用座標カウンタ値(初期値を[0、0]とする)と等しい座標から3座標分の診断用映像データをメモリスキャン部403で抽出し、映像データ照合部404へ送信するとともに、診断用座標カウンタをインクリメントする(図10のステップS54)。次に、3座標の診断用映像データと診断領域の映像データの期待値(R、G、B)との比較を行い(図10のステップS55)、一致の場合(Yes)には、再びステップS51に戻り上記に示した動作を繰り返す。また、不一致の場合(No)には、映像データ照合部304は、映像異常と判断し、映像異常信号をプラント系統表示・制御装置1に送信する(図10のステップS56)。
次に、プラント系統表示・制御装置1の演算処理部12は、映像異常信号が入力されるか否かを常に監視しており(図15のステップS25)、検出されない場合(No)には、上記に示した正常の場合の動作を行う。そして、検出された場合(Yes)には、プラント誤制御を防ぐために、演算処理部12がタッチ座標データ受信部13から送信されるタッチ座標データの処理を停止する(図15のステップS26)。さらに、演算処理部12は、プラント系統図やプラント監視トレンドグラフの表示消去のため、ブラックアウトデータ(全面黒色)をグラフィック表示制御部11の表示制御部11Aを経由して表示用メモリ11Bに書き込む(図15のステップS27)。次に、表示用メモリ11Bに書き込まれた、ブラックアウトデータの表示データは、表示制御部11Aによって映像データ2に変換され、タッチ機能付き映像表示装置3へ送信され(図15のステップS17)、ブラックアウト映像が新しく表示される。尚、上記実施の形態1においては、3座標にて移動する例を示したがこれに限られることはなく、1座標を移動して、移動毎に映像データをR→G→Bと変更する場合、他の複数座標を移動する場合も考えられ、上記実施の形態4と同様の効果を奏することができる。
上記のように構成された実施の形態4のプラント系統表示・制御システムは、映像同期信号および診断領域(表示領域の全座標)における各映像信号の異常に起因する、プラント系統表示・制御システムのプラント系統図やプラント監視トレンドグラフなどの表示不良を迅速に且つ正確に検出でき、タッチ座標データの抑止でプラントの誤制御を未然に防ぐことができる。また、タッチ機能付き映像表示装置へのブラックアウト映像を表示することで映像異常が発生していることを、運転員に迅速に気付かせることで、プラントシステム運転状態の誤認識も未然に防ぎ、プラント系統表示・制御システムの信頼性を向上させることができる。
尚、上記実施の形態1ないし実施の形態4は適宜組み合わせて実施することも可能であり、上記各実施の形態と同様の効果を奏することができる。
実施の形態5.
図17はこの発明の実施の形態5におけるプラント系統表示・制御システムの構成を示すブロック図、図18は図17に示したプラント系統表示・制御システムの映像信号検出装置の動作を説明するためのフローチャート、図19は図17に示したプラント系統表示・制御システムのプラント系統表示・制御装置の動作を説明するためのフローチャート、図20は図17に示したプラント系統表示・制御システムのタッチ機能付き映像表示装置の動作を説明するためのフローチャートである。
図において、上記実施の形態と同様の部分は同一符号を付して説明を省略する。また、プラント系統表示・制御装置1’、タッチ機能付き映像表示装置3’、映像データ2’などは、プラント系統表示・制御装置1’、タッチ機能付き映像表示装置3’、映像データ2’と同様に構成されているものであり、それぞれの内部に存在する、映像表示部31’、タッチパネル制御部32’、タッチデータ送信部33’、グラフィック表示制御部11’、表示制御部11A’、表示用メモリ11B’、演算処理部12’、タッチデータ受信部13’、プラント監視部14’、プラント制御部15’などの部分は図示では省略しているものの同様に構成されているものである。
本実施の形態5では、2系統の同一表示画面の映像データを比較して映像異常を検出する方式である。映像同期信号24、24’と、映像信号(赤)21、21’と、映像信号(緑)22、22’と、映像信号(青)23、23’とに基づいて、2系統の同一画面の全ての映像データを都度抽出し、各映像データの比較を行い、映像異常を検出する映像信号検出装置500は、映像同期信号24、24’と映像信号(赤)21、21’と、映像信号(緑)22、22’と、映像信号(青)23、23’に基づいて各系統の1画面分の映像データを抽出する映像データ抽出部501、501’と、映像データ抽出部501、501’で抽出した、各系統の1画面分の映像データを格納する映像データ格納メモリ502、502’と、映像データ格納メモリ502、502’の映像データと格納メモリ502、502’の映像データとの比較を行い異常を検出して、異常信号を演算処理部12、12’に送信する映像データ照合部503とを備えている。
次に上記のように構成された実施の形態5のプラント系統表示・制御システムの動作について図18ないし図20を交えて説明する。まず、異常が検出されていない正常時には、プラント系統表示・制御装置1、1’の表示制御部11A、11A’は、表示用メモリ11B、11B’に書き込まれたプラント系統図やプラント監視トレンドグラフの表示データを映像データに変換して映像データ2、2’としてタッチ機能付き映像表示装置3、3’へ送信する(図19のステップS170)。次に、タッチ機能付き映像表示装置3、3’の映像表示部31、31’は、映像データ2、2’を受信して、プラント系統図やプラント監視トレンドグラフの映像データを表示する(図20のステップS180)。次に、映像表示部31、31’に表示されたプラント系統図やプラント監視トレンドグラフの画面上の操作ボタンを運転員が必要に応じてタッチする。次に、運転員によってタッチされたタッチ座標をタッチパネル制御部32、32’によって検出し、タッチ座標データが生成される(図20のステップS190)。次に、タッチ座標データは、タッチデータ送信部33、33’によって、プラント系統表示・制御装置1、1’へ送信される(図20のステップS200)。
次に、タッチ座標データは、プラント系統表示・制御装置1、1’のタッチデータ受信部13、13’で受信され、演算処理部12、12’へ転送される。次に、演算処理部12、12’はタッチ座標データから、プラント系統図やプラント監視トレンドの表示データのどの操作ボタンが押されたかを判断する。この判断結果に基づいて、対象のプラント機器のプラント制御情報を生成し(図19のステップS110)、プラント制御部15、15’へ送信する(図19のステップS120)。次に、プラント制御情報を受信したプラント制御部15、15’は、各種プラント機器の制御を行う(図15のステップS130)。次に、演算処理部12、12’は、プラント監視部14、14’にて受信される各種プラント機器からの入力情報からプラント監視トレンドの表示データを生成し、表示制御部11A、11A’を経由して、表示用メモリ11B、11B’に書き込む(図15のステップS140)。
これと同時に、演算処理部12、12’は、タッチ座標データやプラント監視部14、14’から送信される各種プラント機器からの入力情報から、新しいプラント系統図やプラント監視トレンドグラフの表示データを生成し(図19のステップS150)、グラフィック表示制御部11、11’の表示制御部11A、11A’を経由して表示用メモリ11B、11B’に書き込む(図19のステップS160)。次に、表示用メモリ11B、11B’に書き込まれた、新しいプラント系統図やプラント監視トレンドグラフの表示データは、表示制御部11A、11A’によって映像データ2、2’に変換され、タッチ機能付き映像表示装置3、3’へ送信され(図19のステップS170)、プラント系統図やプラント監視トレンドグラフが新しい表示に入れ替わり上記動作が繰り返される。
次に、異常が発生した場合について、映像信号検出装置500の処理フロー(図18)とプラント系統表示・制御装置1、1’の処理フロー(図19)に基づいて説明する。まず、映像信号検出装置500の映像データ抽出部501、501’で映像信号(赤)21、21’と、映像信号(緑)22、22’と、映像信号(青)23、23’と、映像同期信号24、24’とに基づいて、表示座標原点[0、0]から映像データを抽出し(図18のステップS310、S310’)、映像データ格納メモリ502、502’に格納し、座標カウンタをインクリメントする(図18のステップS320、S320’)。次に、座標カウンタ値が最終座標より大きいか否かを判断する(図18のステップS330、330’)。大きくない(No)と判断されると、再びステップS310、S310’に戻り上記に示した動作を繰り返す。
そして、大きい(Yes)と判断されると、映像データ格納メモリ402、402’に1画面分の映像データが格納されたため、次に、この映像データ格納メモリ502と映像データ格納メモリ502’に格納された映像データとの比較を行い(図18のステップS350)、一致の場合(Yes)には、再びステップS310、S310’に戻り上記に示した動作を繰り返す。また、不一致の場合(No)には、映像データ照合部503は、映像異常と判断し、映像異常信号をプラント系統表示・制御装置1、1’に送信する(図18のステップS360)。
次に、プラント系統表示・制御装置1、1’の演算処理部12、12’は、映像異常信号が入力されるか否かを常に監視しており(図19のステップS250)、検出されない場合(No)には、上記に示した正常の場合の動作を行う。そして、検出された場合(Yes)には、プラント誤制御を防ぐために、演算処理部12、12’がタッチ座標データ受信部13、13’から送信されるタッチ座標データの処理を停止する(図18のステップS260)。さらに、演算処理部12、12’は、プラント系統図やプラント監視トレンドグラフの表示消去のため、ブラックアウトデータ(全面黒色)をグラフィック表示制御部11、11’の表示制御部11A、11A’を経由して表示用メモリ11B、11B’に書き込む(図19のステップS270)。次に、表示用メモリ11B、11B’に書き込まれた、ブラックアウトデータの表示データは、表示制御部11A、11A’によって映像データ2、2’に変換され、タッチ機能付き映像表示装置3、3’へ送信され(図19のステップS170)、ブラックアウト映像が新しく表示される。
上記のように構成された実施の形態5のプラント系統表示・制御システムは、映像同期信号およびプラント系統図やプラント監視トレンドグラフなどの全表示映像の異常に起因する、不良を迅速に且つ正確に検出でき、タッチ座標データの抑止でプラントの誤制御を未然に防ぐことができる。また、タッチ機能付き映像表示装置へのブラックアウト映像を表示することで映像異常が発生していることを、運転員に迅速に気付かせることで、プラントシステム運転状態の誤認識も未然に防ぎ、プラント系統表示・制御システムの信頼性を向上させることができる。
1,1’ プラント系統表示・制御装置、11,11’ グラフィック表示制御部、
12,12’ 演算処理部、13,13’ タッチデータ受信部、
14,14’ プラント監視部、15,15’ プラント制御部、
2,2’ 映像データ(RGBC)、21,21’ 映像信号(赤)、
22,22’ 映像信号(緑)、23,23’ 映像信号(青)、
24,24’ 映像同期信号(同期信号または同期クロック)、
3 タッチ機能付き映像表示装置、31 映像表示部、32 タッチパネル制御部、
33 タッチデータ送信部、100 映像信号検出装置、101 基準クロック、
102 パルスカウント部、103 カウント設定部、104 カウント異常検出部、
200,300,400,500 映像信号検出装置、
201,301,402 映像データ抽出部、
202,302,402 映像データ格納メモリ、
203,303,403 メモリスキャン部、
204,304,404,503 映像データ照合部。

Claims (6)

  1. プラント系統を制御するための映像表示を行うとともに上記映像表示に基づいて上記プラント系統の制御を行うプラント系統表示・制御システムにおいて、
    上記映像表示を行うための映像データの同期信号の異常の検出を行い、当該異常検出に基づいて上記プラント系統の制御を行うことを特徴とするプラント系統表示・制御システム。
  2. プラント系統を制御するための映像表示を行うとともに上記映像表示に基づいて上記プラント系統の制御を行うプラント系統表示・制御システムにおいて、
    上記映像表示を行うための映像データに映像診断用の診断表示領域を複数箇所設定し、上記各診断表示領域へ一定の映像表示を行い、上記各診断領域の映像データの異常の検出を行い、当該異常検出に基づいて上記プラント系統の制御を行うことを特徴とするプラント系統表示・制御システム。
  3. プラント系統を制御するための映像表示を行うとともに上記映像表示に基づいて上記プラント系統の制御を行うプラント系統表示・制御システムにおいて、
    上記映像表示を行うための映像データに映像診断用の診断表示領域を1箇所設定し、上記診断表示領域へ定周期で変化する映像表示を行い、上記診断領域の映像データの異常の検出を行い、当該異常検出に基づいて上記プラント系統の制御を行うことを特徴とするプラント系統表示・制御システム。
  4. プラント系統を制御するための映像表示を行うとともに上記映像表示に基づいて上記プラント系統の制御を行うプラント系統表示・制御システムにおいて、
    上記映像表示を行うための映像データに映像診断用の診断表示領域を動的に設定し、上記診断表示領域の移動に合わせて診断映像表示を行い、逐次変化する上記診断領域の映像データの異常の検出を行い、当該異常検出に基づいて上記プラント系統の制御を行うことを特徴とするプラント系統表示・制御システム。
  5. 2系統にてプラント系統を制御するための映像表示を行うとともに、2系統にて上記映像表示に基づいて上記プラント系統の制御を行うプラント系統表示・制御システムであって、
    上記2系統の映像表示を行うための映像データを同一とし、上記2系統の映像データの各表示領域の全ての映像比較を行い異常を検出して、当該異常検出に基づいて上記プラント系統の制御を行うことを特徴とするプラント系統表示・制御システム。
  6. 上記異常検出されると、上記映像表示にブラックアウトデータを表示することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のプラント系統表示・制御システム。
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