JP2012003257A - 投写型画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光源の所望性能及び信頼性を確保しつつ、装置使用可能時間を延ばす光源切り替え機能と、画像の横長投写及び縦長投写を選べる投写形態選択機能とを併せ持つことができる、投写型画像表示装置を提供する。
【解決手段】複数の光源部は、放電ランプである光源とリフレクタとをそれぞれ有している。この複数の光源部は、全てのリフレクタ中心軸が互いに直交し、かつ、少なくとも1つのリフレクタ中心軸が投写光学系の光軸と直交する位置関係にある。入れ替え手段は、ある光源部の交換が必要になると、複数の光源部の位置を入れ替える。反射手段は、リフレクタ中心軸が重力方向と垂直な位置関係にある光源部の光を集光光学系に導く。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の光源を持ち、光源交換時期に使用光源を切り替えて装置使用可能時間を延ばす機能を備えた投写型画像表示装置に関し、画像を横長投写する使用形態に加えて画像を縦長投写する使用形態でも所定の光源寿命が得られる投写型画像表示装置の技術に関する。
一般にプロジェクタと呼ばれる投写型画像表示装置は、主に光源として高圧水銀灯等の放電ランプを用い、リフレクタによって光源で発生する光を一方向に集めて出射させている。この放電ランプ等の光源は、小さな発光体で高輝度を得られる一方で、電極間放電によってプラズマ状態を発生させるため1000度近い高温かつ200気圧近い高圧となることから、以下のような課題がある。
・明るさ半減を示す寿命は、1500〜3000時間と十分ではない。
・管球の温度分布が崩れると内圧に耐えられず、明るさ劣化や破裂する可能性がある。
・所望の性能を得るためには、光源の放電電極間を結ぶ軸(以下、放電電極軸という)、換言すればこの放電電極軸と一致するリフレクタによって集められる光の中心軸(以下、リフレクタ中心軸という)の傾きを、重力方向に垂直な方向に対しておおよそ10度以下に抑える必要がある。
上記のような理由から、投写型画像表示装置は、傾けて設置された場合にも投写可能とするため、画像をスクリーン上に投写するための投写レンズの光軸と、放電電極軸つまりリフレクタ中心軸とが、直交する位置関係にある。
本発明の第1の目的は、寿命が短い放電ランプを使用した装置であっても、装置使用可能時間を長くすることである。
この第1の目的については、光源を複数備えておき、光源を切り替えて連続使用することで装置使用可能時間を延ばす技術が、特許文献1で提案されている。この特許文献1で提案されている装置構造(図9)では、光源とリフレクタからなる光源部を2つ備え、2つ共に投写レンズの光軸160とリフレクタ中心軸161とが直交する位置関係に設けられている。そして、光源の切り替えは、ミラー162を回転させて行われる。
また、本発明の第2の目的は、画像の横長投写及び縦長投写のどちらの使用形態でも所定の光源寿命を得ることである。
通常、プロジェクタは横長投写された画像を得られるように設計されているが、近年では宣伝や広告用途で縦長投写された画像の使用が要望されている。しかし、従来の投写型画像表示装置は、画像を横長投写する使用形態しか想定しておらず、そのまま装置を90度回転させて画像の縦長投写を行うことは困難である。この場合、画像の縦長投写専用の装置を製作すればよいが(特許文献2を参照)、1台で横長投写及び縦長投写のどちらの使用形態も可能とする課題を解決するものではない。
特開2005−221762号公報 特開2006−295584号公報
上述した特許文献1で提案されている装置構造では、第1の目的は達成できるが第2の目的を同時に達成できない。つまり、図9の装置構造のように、全ての光源が投写レンズの光軸160とリフレクタ中心軸161とが直交する位置関係にあると、図示しているように重力方向に垂直な横向きに装置が設置されれば問題ないが、装置を90度回転させて縦向きに設置された場合、光源のリフレクタ中心軸161が重力方向と一致することになる。従って、上述した管球の温度分布が崩れるという課題が生じ、装置を動作させることができなくなる。
また、特許文献2には、画像の縦長投写を行う専用装置に関する記述はあるものの、画像の横長投写をも実現するための光源部に関する言及は一切ない。
それ故に、本発明の目的は、光源の所望性能及び信頼性を確保しつつ、装置使用可能時間を延ばす光源切り替え機能と、画像の横長投写及び縦長投写を選べる投写形態選択機能とを併せ持つことができる、投写型画像表示装置を提供することである。
本発明は、光源部が発生する光を導く集光光学系と、集光光学系から入射する光を外部信号によって変調し、当該変調によって生成された画像をスクリーン上に拡大投写する投写光学系と、を有する投写型画像表示装置に向けられている。そして、上記目的を達成するために、本発明の投写型画像表示装置は、放電ランプである光源とリフレクタとをそれぞれ有しており、全てのリフレクタ中心軸が互いに直交し、かつ、少なくとも1つのリフレクタ中心軸が投写光学系の光軸と直交する位置関係にある、複数の光源部と、複数の光源部の位置を入れ替える入れ替え手段と、リフレクタ中心軸が重力方向と垂直な位置関係にある光源部の光を集光光学系に導く反射手段とを備えている。
この複数の光源部の全てのリフレクタ中心軸と集光光学系の光軸とは、同一平面上にある。入れ替え手段は、複数の光源部を固定したベースをリフレクタ中心軸と同一平面上にある回転軸を中心に回転動作させることで、リフレクタ中心軸が重力方向と垂直な位置関係にある光源部を他の光源部と入れ替える。反射手段は、リフレクタ中心軸が集光光学系の光軸と一致する光源部からの光を遮断せずに集光光学系に導くために、回避動作可能なことが望ましい。この反射手段は、少なくとも片面に反射機能を備えている。
また、複数の光源部は、全てのリフレクタ中心軸が、互いに直交し、かつ、投写光学系の光軸と直交する位置関係にあってもよい。この場合、入れ替え手段は、複数の光源部を固定したベースをリフレクタ中心軸と同一平面上にある回転軸を中心に回転動作させることで、リフレクタ中心軸が重力方向と垂直な位置関係にある光源部を他の光源部と入れ替える。反射手段は、集光光学系の入射部近傍に配置され、集光光学系の光軸を中心に90度回転可能に設けられている。
入れ替え手段は、光源が所定の使用時間経過後に動作するか、光源が点灯しない場合に動作するとよい。また、反射手段は、投写型画像表示装置が備える姿勢感知センサの出力に応じて動作するか、画像の横長投写設定と縦長投写設定との切り替えが入力された場合に動作するとよい。
上記本発明によれば、放電ランプを用いる投写型画像表示装置において、装置使用可能時間を延ばす光源切り替え機能を備えた上に、画像の横長投写及び縦長投写を選べる投写形態選択機能も備えることができる。
本発明の第1の実施形態に係る投写型画像表示装置の構成図 光源を入れ替えた後の第1の実施形態に係る投写型画像表示装置の構成図 縦置きで使用する場合の第1の実施形態に係る投写型画像表示装置の構成図 本発明の第2の実施形態に係る投写型画像表示装置の構成図 光源を入れ替えた後の第2の実施形態に係る投写型画像表示装置の構成図 第3の実施形態に使用するロッドインテグレータの斜視図 第3の実施形態における第1の光源部の点灯状態を示す図 第3の実施形態における第2の光源部の点灯状態を示す図 従来の投写型画像表示装置の構成図
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態による投写型画像表示装置100の構成を示す図である。第1の光源部101は、管球内において電極間に放電を行うことでプラズマを生じせしめ高輝度な光を発する放電ランプ(光源)102と、楕円形状の反射面を備えたリフレクタ103とからなる。リフレクタ103は、一方の焦点が放電ランプ102の発光部に、他方の焦点104が可動ミラー105を介してロッドインテグレータ106の入射面107上にある。また、第2の光源部108も、第1の光源部101と同じ機能を備えた放電ランプ(光源)109及びリフレクタ110とからなり、リフレクタ110の他方の焦点104もロッドインテグレータ106の入射面107上にある。ロッドインテグレータ106は、入射面107から入射した光を内部反射を繰り返すことによって均一な光にして、出射面111から出射する。
ロッドインテグレータ106の出射面111から出射された光は、カラーホイールユニット112に入射される。カラーホイールユニット112は、複数の異なる特性を有しかつ透過する光を波長によって選択するダイクロイックフィルターを、円周上に配置したカラーホイール113と、これを回転せしめるモータ114とからなる。カラーホイール113を透過して出射される色光は、折り返しミラー115及び116を含むリレー光学系117、フィールドレンズ118、及び全反射プリズム119を経て、画像表示素子であるDMD(デジタルミラーデバイス)120に入射される。
DMD120は、2次元配置された複数の微小ミラーからなり、この各微小ミラーは入力信号に応じてその傾きを変化させる。白表示する画素に配置された微小ミラーは、光の入射角が小さくなる方向に傾きを変化させる。よって、この微小ミラーで反射して全反射プリズム119に再度戻される光は、全反射プリズム119内の空気間隙に入射する角が大きくなっているので、ここを透過して投写レンズ121を経て図にはないスクリーンに至って白表示となる。一方、黒表示する画素に配置された微小ミラーは、光の入射角が大きくなる方向に傾きを変化させる。よって、この微小ミラーで反射して全反射プリズム119に再度戻される光は、全反射プリズム119内の空気間隙に入射する角が小さく投写レンズ121の外に導かれることになるので、スクリーンに届かずスクリーン上では黒表示となる。
投写型画像表示装置100では、上述した機構を使用して、カラーホイール113の回転と同期を取って、赤、緑、及び青の全ての画像を1フィールド中に少なくとも1回表示する。また、図1では、投写型画像表示装置100を画像を横長投写する使用形態(横置き)にした場合の上面図を示している。
上述した光学ユニットは、筐体122に内包されており、この筐体122には吸気口123及び124と排気口125とが設けられている。吸気口123及び124の内側には、それぞれ吸気ファン126及び127が設けられている。また、排気口125の内側にも、筐体122内の熱を奪った空気を効率よく排出するための排気ファン128及び129が設けられている。
また、筐体122には、上述した構成の他に、光源駆動回路130、映像処理回路131、DMD駆動基板132、及び図にはない入出力端子を備えている。
この構成において、第1の光源部101及び第2の光源部108は、光源ユニットベース134に固定されている。この光源ユニットベース134には、上述した様々な光学部品を支持する光学ベース135の壁から延出する回転軸136を受けるための、軸受け腕137及び138が設けられている。この軸受け腕137及び138は、光源ユニットベース134が回転軸136を中心に回動可能にかつスラスト方向には位置がずれないよう規制されて構成されている。軸受け腕138には、ウオームホイール139が回転軸136とその回転対称軸が一致するように固定されている。ウオームホイール139には、ウオームギア140が螺合しており、ウオームギア140は、光学ベース135に固定されたモータ141により回転可能に結合されている。ここで、回転軸136の中心軸と第1の光源部101及び第2の光源部108のリフレクタ中心軸147及び148とは、同一面上にある関係にある。
このような構成により、光源ユニットベース134は、回転軸136を中心に回動するが、位置決め腕142によって180度の回転で止まるように規制されている。また、この位置決め腕142で規制された位置では、第1の光源部101及び第2の光源部108からの光はロッドインテグレータ106の入射面107の中央に集光されるようになっている。また、この位置では、光源ファン143及び144からの送風は、ダクト145及び146によりリフレクタ103及び110内に導かれて、放電ランプ102及び109を適切に冷却することができる。
また、このとき第1の光源部101及び第2の光源部108のリフレクタ中心軸147及び148は、互いに直交する位置関係にあり、第1の光源部101のリフレクタ中心軸147は、投写レンズ121の光軸149と直交する位置関係にある。
可動ミラー105は、少なくとも片面に反射機能を備え、ミラー枠150に固定されている。ミラー枠150は、光学ベース135から延出した支持腕151に回転可能に取り付けられている。可動ミラー105は、ミラー枠150の回転動作によって、第1の光源部101が出射する光を反射する位置と第1の光源部101及び第2の光源部108が出射する光を遮ることを回避する位置とを、選択できるように構成されている。
まず、本第1の実施形態では、第1の目的を以下のようにして達成する。
第1の光源部101の放電ランプ102が割れたり寿命が来たりした場合、光源ユニットベース134を位置決め腕142が光学ベース135の対向位置に当接して停止するまでウオームギア140、ウオームホイール139、及びモータ141を使用して回転させることで、図2に示すように第1の光源部101と第2の光源部108とが入れ替わって配置される。従って、第2の光源部108の放電ランプ109を点灯させることでプロジェクタの使用を継続することができる。
なお、この光源入れ替え動作は、例えば次のようにして行えばよい。投写型画像表示装置100のメインCPUが、光源使用時間を監視して、交換が望ましい時期、例えば予想されるランプ寿命の100時間前に至った時期を判断し、その判断に従って自動又は手動で光源入れ替え動作を行うことができる。手動による光源入れ替え動作の場合、メインCPUが切り替え時期に至った旨を利用者に画面表示や本体LED点灯等を介して通知し、利用者による手動の光源切り替え動作を促せばよい。また、メインCPUは、交換が望ましい時期を判断すると装置の使用を一旦終了させて、利用者が装置の電源を再投入する際に、自動的に光源切り替え動作を行うこともできる。また、メインCPUが、光源駆動回路から光源不点灯の信号を受けて、自動又は手動で光源入れ替え動作を行ってもよい。
次に、本第1の実施形態では、第2の目的を以下のようにして達成する。
投写型画像表示装置100が横置き(画像の横長投写)で使用される場合、すなわち図1の紙面が重力方向に垂直な平面となる場合、第1の光源部101及び第2の光源部108のいずれのリフレクタ中心軸147及び148も重力方向に垂直な方向に対しておおよそ10度以下に抑えられる。一方、投写型画像表示装置100が縦置き(画像の縦長投写)で使用される場合、すなわち図1や図2の紙面が重力方向に平行な平面となる場合、第2の光源部108のリフレクタ中心軸148が重力方向に垂直な方向に対しておおよそ10度以下に抑えられる。このため、投写型画像表示装置100が縦置きで使用される場合では、ミラー枠150を回動させることで可動ミラー105を図3に示す位置に移動させ、第2の光源部108が出射する光をロッドインテグレータ106に入射させる。この動作により、第1の実施形態に係る投写型画像表示装置100を横置きでも縦置きでも使用することが可能となる。
なお、この投写形態選択動作は、例えば使用者が手動で選択する場合の他に、投写型画像表示装置100のメインCPUが重力センサ等の姿勢感知センサを監視して、装置の姿勢が90度変化したことを判断して自動的に行ってもよい。また、メインCPUが、入力信号が横長映像か縦長映像かを判断して、自動的に行うことも可能である。
以上のように、本発明の第1の実施形態に係る投写型画像表示装置100によれば、光源の所望性能及び信頼性を確保しつつ、光源切り替え機能と投写形態選択機能とを、併せ持つことができる。
<第2の実施形態>
図4は、本発明の第2の実施形態による投写型画像表示装置100の構成を示す図である。この図4では、第2の実施形態に関連する光源ユニットベース134付近を拡大して示している。この第2の実施形態による投写型画像表示装置100では、可動ミラー105が固定されたミラー枠150を回転可能に取り付けた支持腕151が、光源ユニットベース134上に配置されていることが、上記第1の実施形態による投写型画像表示装置100と異なる。
本第2の実施形態では、第1の目的を以下のようにして達成する。
第1の光源部101の放電ランプ102が割れたり寿命が来たりした場合、光源ユニットベース134を回転軸136を中心に回転させることで、図5に示すように第1の光源部101と第2の光源部108とが入れ替わって配置される。このとき、可動ミラー105が光源ユニットベース134と共に動いて可動ミラー105の表裏が入れ替わる。従って、反射機能を片面にしか形成していない可動ミラー105である場合、第2の光源部108を使用する際には光源ユニットベース134を回転させた後の反射機能を有する面の位置ずれを考慮する必要がある。すなわち、第2の光源部108が点灯する場合、発生する光が、可動ミラー105の裏面から入射して反射面に至り、反射面で反射された後に可動ミラー105の裏面から出射し、ロッドインテグレータ106の入射面107に入射される。従って、第2の光源部108は、このずれ分を考慮した位置で源ユニットベース134に設置する必要がある。
なお、本第2の実施形態で第2の目的を達成する手法は、上記第1の実施形態と同様である。
以上のように、本発明の第2の実施形態に係る投写型画像表示装置100によれば、光源の所望性能及び信頼性を確保しつつ、光源切り替え機能と投写形態選択機能とを、併せ持つことができる。
<第3の実施形態>
本発明の第3の実施形態による投写型画像表示装置100の構成は、上記第1及び第2の実施形態と比べて、可動ミラー105を折り返しプリズム154に代えたこと、光源ユニットベース134に固定される第1の光源部156及び第2の光源部157の位置を変更したこと、及びロッドインテグレータ153の形状が、異なる。
第3の実施形態で用いるロッドインテグレータ153の形状を図6に示す。このロッドインテグレータ153の入射面には、折り返しプリズム154が近接して配置されている。この折り返しプリズム154は、ロッドインテグレータ153の光軸155を中心に90度回転可能に支持されている。
図7は、第1の光源部156、第2の光源部157、及びロッドインテグレータ153の位置関係を示す図である。図7に示す第1の光源部156は、図1に示す第1の光源部101と同様に、リフレクタ中心軸158が投写レンズ121の光軸149と直交する位置関係にある。一方、図7に示す第2の光源部157は、図1に示す第2の光源部108と異なり、リフレクタ中心軸159は、投写レンズ121の光軸149とも第1の光源部156のリフレクタ中心軸158とも直交する位置関係にある。また、第1の光源部156及び第2の光源部157は、それぞれ他方の焦点をロッドインテグレータ153の入射面上に持つ
本第3の実施形態では、第1の目的を以下のようにして達成する。
投写型画像表示装置100が横置き(画像の横長投写)で使用される場合、第3の実施形態では、第2の光源部157のリフレクタ中心軸159は、重量方向に一致している。第1の光源部156の光源が割れたり寿命が来たりした場合、光源ユニットベース134を回転軸を中心に回転させることで、第1の光源部156と第2の光源部157とが入れ替わって配置される。従って、第2の光源部157の光源を点灯させることでプロジェクタの使用を継続することができる。
次に、本第3の実施形態では、第2の目的を以下のようにして達成する。
図7に示す投写型画像表示装置100が横置き(画像の横長投写)で使用される場合、第1の光源部156のリフレクタ中心軸158が重力方向に垂直な方向に対しておおよそ10度以下に抑えられる。
一方、図8に示す投写型画像表示装置100が縦置き(画像の縦長投写)で使用される場合、第2の光源部157のリフレクタ中心軸159が重力方向に垂直な方向に対しておおよそ10度以下に抑えられる。このため、投写型画像表示装置100が縦置きで使用される場合では、折り返しプリズム154が90度回転した状態となって入射面が第2の光源部157の方向に向いて配置される。従って、第2の光源部157の光源が発光した光は、折り返しプリズム154、ロッドインテグレータ153、画像表示素子、及び投写レンズ121を経てスクリーンに至る。この動作により、第3の実施形態に係る投写型画像表示装置100を横置きでも縦置きでも使用することが可能となる。
以上のように、本発明の第3の実施形態に係る投写型画像表示装置100によれば、光源の所望性能及び信頼性を確保しつつ、光源切り替え機能と投写形態選択機能とを、併せ持つことができる。
なお、上記実施形態で説明した投写形態選択機能は、メニュー画面や本体に備えられた操作パネル上において投写型画像表示装置の設置状態の選択を行うか、信号源からの信号表示方向が切り替えられる際に自動的に行われることで可能である。第1及び第2の実施形態では、横長表示時には投写レンズ光軸と直交する方向にリフレクタ中心軸を持つ光源部が点灯しかつ可動ミラーを使用する状態に、縦長表示時には投写レンズ光軸と平行な方向にリフレクタ中心軸を持つ光源部が点灯しかつ可動ミラーを使用しない状態になる。第3の実施形態では、横長表示時及び縦長表示時共に、重力方向と直交する方向にリフレクタ中心軸を持つ光源部が点灯しかつロッドインテグレータに導かれるように切り替えプリズムが配置される。
また、上記各実施形態で示した第1及び第2の光源部及び可動ミラーを用いた光源利用形態は一例であって、ロッドインテグレータ以降の光学系の構成によって勿論異なる。例えば、第1の光源部が投写レンズの光軸と平行な位置関係にある場合には、第1の光源部から発生した光を可動ミラーを介さずに直接ロッドインテグレータに入射し、縦置きの場合には第2の光源部から発生した光を可動ミラーで反射してロッドインテグレータに入射してもよい。
本願発明は、予備光源を持った投写型画像表示装置に利用可能であり、特に画像を横長投写でも縦長投写でも使用した場合に適している。
100 投写型画像表示装置
101、156 第1の光源部
102、109 放電ランプ(光源)
103、110 リフレクタ
104 焦点
105、162 可動ミラー
106 ロッドインテグレータ
107 入射面
108、157 第2の光源部
111 出射面
112 カラーホイールユニット
113 カラーホイール
114 カラーホイールモータ
115、116 折り返しミラー
117 リレー光学系
118 フィールドレンズ
119 全反射プリズム
120 DMD(デジタルミラーデバイス)
121 投写レンズ
122 筐体
123、124 吸気口
125 排気口
126、127 吸気ファン
128、129 排気ファン
130 光源駆動回路
131 映像処理回路
132 DMD駆動基板
133 入出力端子
134 光源ユニットベース
135 光学ベース
136 回転軸
137、138 軸受け腕
139 ウオームホイール
140 ウオームギア
141 モータ
142 位置決め腕
143、144 光源ファン
145、146 ダクト
147、148、158,159 リフレクタ中心軸
149、160 投写レンズ光軸
150 ミラー枠
151 支持腕
152 仮想軸
153 ロッドインテグレータ
154 折り返しプリズム
155 ロッドインテグレータの光軸
161 光源部リフレクタ中心軸

Claims (16)

  1. 光源部が発生する光を導く集光光学系と、前記集光光学系から入射する光を外部信号によって変調し、当該変調によって生成された画像をスクリーン上に拡大投写する投写光学系と、を有する投写型画像表示装置であって、
    放電ランプである光源とリフレクタとをそれぞれ有しており、全てのリフレクタ中心軸が互いに直交し、かつ、少なくとも1つのリフレクタ中心軸が前記投写光学系の光軸と直交する位置関係にある、複数の光源部と、
    前記複数の光源部の位置を入れ替える入れ替え手段と、
    リフレクタ中心軸が重力方向と垂直な位置関係にある光源部の光を前記集光光学系に導く反射手段とを備えたことを特徴とする、投写型画像表示装置。
  2. 前記複数の光源部の全てのリフレクタ中心軸と前記集光光学系の光軸とは、同一平面上にあることを特徴とする、請求項1に記載の投写型画像表示装置。
  3. 前記入れ替え手段は、前記複数の光源部を固定したベースをリフレクタ中心軸と同一平面上にある回転軸を中心に回転動作させることで、前記リフレクタ中心軸が重力方向と垂直な位置関係にある光源部を他の光源部と入れ替えることを特徴とする、請求項1に記載の投写型画像表示装置。
  4. 前記反射手段は、リフレクタ中心軸が前記集光光学系の光軸と一致する光源部からの光を遮断せずに前記集光光学系に導くために、回避動作可能なことを特徴とする、請求項1に記載の投写型表示装置。
  5. 前記反射手段は、少なくとも片面に反射機能を備えることを特徴とする、請求項1に記載の投写型画像表示装置。
  6. 前記複数の光源部は、全てのリフレクタ中心軸が、互いに直交し、かつ、前記投写光学系の光軸と直交する位置関係にあることを特徴とする、請求項1に記載の投写型画像表示装置。
  7. 前記入れ替え手段は、前記複数の光源部を固定したベースをリフレクタ中心軸と同一平面上にある回転軸を中心に回転動作させることで、前記リフレクタ中心軸が重力方向と垂直な位置関係にある光源部を他の光源部と入れ替えることを特徴とする、請求項6に記載の投写型画像表示装置。
  8. 前記反射手段は、前記集光光学系の入射部近傍に配置され、前記集光光学系の光軸を中心に90度回転可能に設けられていることを特徴とする、請求項6に記載の投写型画像表示装置。
  9. 前記入れ替え手段は、前記光源が所定の使用時間経過後に動作することを特徴とする、請求項1に記載の投写型画像表示装置。
  10. 前記入れ替え手段は、前記光源が所定の使用時間経過後に動作することを特徴とする、請求項6に記載の投写型画像表示装置。
  11. 前記入れ替え手段は、前記光源が点灯しない場合に動作することを特徴とする、請求項1に記載の投写型画像表示装置。
  12. 前記入れ替え手段は、前記光源が点灯しない場合に動作することを特徴とする、請求項6に記載の投写型画像表示装置。
  13. 前記反射手段は、前記投写型画像表示装置が備える姿勢感知センサの出力に応じて動作することを特徴とする、請求項4に記載の投写型画像表示装置。
  14. 前記反射手段は、前記投写型画像表示装置が備える姿勢感知センサの出力に応じて動作することを特徴とする、請求項8に記載の投写型画像表示装置。
  15. 前記反射手段は、画像の横長投写設定と縦長投写設定との切り替えが入力された場合に動作することを特徴とする、請求項4に記載の投写型画像表示装置。
  16. 前記反射手段は、画像の横長投写設定と縦長投写設定との切り替えが入力された場合に動作することを特徴とする、請求項8に記載の投写型画像表示装置。
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